JP4985364B2 - テストパターン形成方法、プリンタ、及びテストパターン形成プログラム - Google Patents

テストパターン形成方法、プリンタ、及びテストパターン形成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、被記録媒体と被記録媒体に対して液体を吐出する液体吐出ヘッドとの相対位置のずれを検査するためのテストパターンを形成する方法、該テストパターンを形成するプリンタ、及びプリンタにおいて該テストパターンを形成するプログラムに関する。
ライン式のインクジェットプリンタに備えられるインクジェットヘッドとしては、インクを吐出する複数の吐出口を吐出面上にマトリクス状に配置したものが知られている。より詳細には、かかるインクジェットヘッドにおいては、吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ複数の行を構成する全ての吐出口を一方向に沿った仮想直線上に複数の行を含む面に平行で一方向に直交する直交方向から射影したときに吐出口の射影点が仮想直線上において等間隔に並ぶように、吐出口が配列される(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献2には、ヘッドユニットの複数のノズルから搬送されている記録用紙に対してインクを吐出することによって形成されるテストパターンが開示されている。すなわち、当該テストパターンは記録用紙の搬送方向に沿って延びる複数の直線で構成される。
特開2007−044967号公報 特開2006−123291号公報(図7)
ここで、上述のように複数の吐出口がマトリクス状に配置されたインクジェットヘッドにおいて、用紙の搬送方向である副走査方向とインクジェットヘッドの吐出面上に形成される複数の行に直交する直交方向とのずれを検査すべく、特許文献2に開示されているようなテストパターンを形成する場合について考える。このとき、テストパターンとして形成される複数の直線のうち互いに隣接する2本の直線が、互いに隣接する2つの行にそれぞれ属する2つの吐出口から吐出されたインクで描かれたものである場合には、該2つの吐出口の直交方向に関する離隔距離は非常に短い。したがって、副走査方向と直交方向とのずれの大きさに対する該2本の直線間距離の変化量が小さいので、ずれの検出精度は著しく低いものとなる。
そこで、本発明の目的は、一方向に沿って並べられた吐出口の行に直交する直交方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができるテストパターン形成方法、プリンタ、及びテストパターン形成プログラムを提供することである。
本発明のテストパターン形成方法は、液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、複数の前記吐出口が配列されている液体吐出ヘッドを備えたプリンタにおいて、前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンを形成するテストパターン形成方法であって、その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体を吐出してテストパターンを形成する。
また、本発明のプリンタは、液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、複数の前記吐出口が配列されている液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンを形成する際に、その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体が吐出されるように制御する吐出制御手段とを備えている。
さらに、本発明のテストパターン形成プログラムは、液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、前記複数の吐出口が配列されている液体吐出ヘッドを備えたプリンタにおいて、前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンの形成をコンピュータに実行させるテストパターン形成プログラムであって、その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体を吐出する処理をコンピュータに実行させる。
この構成によると、主吐出口対を構成する2つの吐出口が隣接する行に属している場合に比べて、該2つの吐出口の直交方向に対する離隔距離が大きい。したがって、副走査方向と直交方向とのずれの大きさに対する、該2つの吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化量が大きくなる。その結果、副走査方向と直交方向とのずれを高精度に検出することができる。
また、本発明のテストパターン形成方法では、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が、その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接する2つの前記吐出口のうち、該2つの前記吐出口が属する2つの行が前記直交方向に最も離れているものであるため、副走査方向と直交方向とのずれの大きさに対する、主吐出口対を構成する2つの吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化量が最も大きくなる。したがって、副走査方向と直交方向とのずれをより高精度に検出することができる。
本発明のテストパターン形成方法では、前記吐出口組が、前記主吐出口対、及びその射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対からなり、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等し
この構成によると、いずれも2つの吐出口で構成される主吐出口対と補助吐出口対との合計4つの吐出口のみから液体を吐出してテストパターンを形成するので、インクの消費量を抑えることができる。また、補助吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線を基準とすることで、主吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化を容易に感知することができる。
また、本発明のテストパターン形成方法では、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接してい。この構成によると、主吐出口対を構成する2つの吐出口から吐出された液体によって描かれる2本の直線の間隔と、補助吐出口対を構成する2つの吐出口から吐出された液体によって描かれる2本の直線の間隔とは、副走査方向と直交方向とのずれによって、一方の間隔が広がる際には他方の間隔が狭まる関係となる。したがって、主吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化を一層容易に感知することができる。
さらに、本発明のテストパターン形成方法では、前記液体吐出ヘッドの前記直交方向に関する中心位置が、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間における中心位置と一致してもよい。副走査方向と直交方向とのずれの中心は、液体吐出ヘッドの直交方向に関する中心位置上にあると考えることができる。したがって、上述の構成によると、主吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線のずれ量が等しくなる。また、補助吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線についても同様である。
また、本発明のテストパターン形成方法では、前記補助吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行が互いに隣接していてもよい。この構成によると、副走査方向と直交方向とのずれの大きさに対する、補助吐出口対を構成する2つの吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化量は、主吐出口対を構成する2つの吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化量に比べて十分小さい。よって、主吐出口対を構成する吐出口から吐出される液体により形成される2本の直線間距離の変化をさらに容易に感知することができる。
本発明のテストパターン形成方法では、前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口が、同一の前記吐出口形成領域に属していてもよい。
また、本発明のテストパターン形成方法では、前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口のうち、互いに隣接する2つの前記吐出口形成領域にそれぞれ属する前記吐出口の個数が等しく、且つ前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が、互いに隣接する2つの前記吐出口形成領域にそれぞれ属していてもよい。
これらの構成によると、副走査方向と吐出口組を構成する吐出口が属する液体吐出ヘッドの直交方向とのずれを検出することができる。
さらに、本発明のテストパターン形成方法では、前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、前記プリンタが、前記直交方向に隣接して配置されていると共に、前記一方向に関して互いに反対方向に配置された前記吐出口形成領域同士が前記一方向に関して部分的に重なり合うように配置された複数の前記液体吐出ヘッドを備えていてもよい。そして、2つの前記液体吐出ヘッドの部分的に重なり合う前記吐出口形成領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じであり、前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口のうち、前記直交方向に隣接して配置された2つの前記液体吐出ヘッドにそれぞれ属する前記吐出口の個数が等しく、且つ前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が、前記直交方向に隣接して配置された2つの前記液体吐出ヘッドにそれぞれ属していてもよい。
この構成によると、1つの液体吐出ヘッド内の吐出口のみを用いてテストパターンを形成する場合に比べて、主吐出口対を構成する2つのノズルが属する行の直交方向に対する離隔距離を大きくすることができる。したがって、副走査方向と直交方向とのずれを一層高精度に検出することができる。さらに、2つの液体吐出ヘッド間の位置ずれも検出することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の実施の形態にかかるプリンタの全体的な構成を示す概略側面図である。図2は、図1に示すプリンタの要部の概略平面図である。図1及び図2に示すように、プリンタ1は、複数のインクジェットヘッド2を有するカラーインクジェットプリンタである。そして、プリンタ1には、インクジェットヘッド2の下方に配置されており、ピックアップローラ11aによって給紙トレイ11内から送り出された用紙を、図1中矢印で示す方向(図中左から右に向かう方向:以降、「搬送方向」と称する)に搬送する搬送機構12が設けられている。
搬送機構12は、二つのベルトローラ16、17と、ベルトローラ16、17間に架け渡されたエンドレスの搬送ベルト18とを備えている。図1に示すように、ベルトローラ16、17のうち搬送方向の下流側、すなわち図中右方に位置するベルトローラ16は、図示しない駆動モータにより、図中時計回りに回転駆動される。搬送ベルト18によって囲まれた領域内には、搬送ベルト18を内周面側から支持する略直方体形状のプラテン19が配置されている。また、給紙トレイ11のすぐ下流側には、搬送ベルト18と対向する位置に押さえローラ15が配置されており、給紙トレイ11から送り出された用紙を搬送ベルト18の搬送面18aに押さえ付けている。
搬送方向に沿って搬送機構12の下流側には、排紙トレイ13が設けられている。また、搬送ベルト18と排紙トレイ13との間には、剥離部材13aが設けられている。剥離部材13aは、搬送ベルト18の搬送面18aに保持されている用紙を搬送面18aから剥離して、排紙トレイ13へ向けて導くように構成されている。
図1及び図2に示すように、インクジェットヘッド2は、一方向に長尺な細長い直方体形状となっている。以降、平面視におけるインクジェットヘッド2の長手方及び短手方向を単に「長手方向」、「短手方向」と称する。本実施の形態のプリンタ1は、4色のインク(マゼンダ、イエロー、シアン、ブラック)にそれぞれ対応するインクジェットヘッド2を2つずつ、すなわち合計8個のインクジェットヘッド2を備えている。図2に示すように、8個のインクジェットヘッド2は、平面視において千鳥状になって2列に配置された状態で、枠状のフレーム4に固定されている。つまり、このプリンタ1は、ライン式プリンタである。
より詳細には、8個のインクジェットヘッド2がその短手方向に関して隣接するように配置されていると共に、同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッド2がその短手方向に関して隣り合っており、且つ長手方向端部同士が短手方向に関して部分的に重なり合うように配置されている。これにより、図2に示すように、同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッド2が、搬送ベルト18の搬送面18a上における用紙が載置される最大の領域(図中一点鎖線で示す直線により挟まれる領域)の全幅と対向するようになっている。
また、図1に示すように、インクジェットヘッド2は、その下端にヘッド本体3を有している。ヘッド本体3の底面は、搬送ベルト18の搬送面18aに対向しており、多数のインク吐出口8が配置された吐出口形成領域3aが形成されている(図6参照)。搬送ベルト18によって搬送される用紙が8個のヘッド本体3のすぐ下方を順に通過する際に、かかる用紙の上面すなわち印刷面に向けてインク吐出口8から各色のインク滴が吐出されることで、用紙の印刷面に所望のカラー画像を形成できるようになっている。
さらに、搬送方向に関してインクジェットヘッド2の下流側には、検査装置14が配置されている。検査装置14は、各インクジェットヘッド2が有する多数のインク吐出口8のうち、インク詰まり等によってインクが吐出されないものを検出するものである。すなわち、検査装置14は、その下方を通過する用紙に対して光線を出射する光源(図示せず)と、用紙からの反射光を受光するCIS(Contact Image Sensor)(図示せず)とを備えており、インクジェットヘッド2の各インク吐出口8から用紙上にインクを吐出することによって形成されたテストパターン画像に白抜け部分がないか否かを検出することができる。
また、図1に示すように、プリンタ1には、プリンタ1の動作を制御する制御装置60が備えられている。制御装置60は、例えば汎用のパーソナルコンピュータによって構成されている。かかるコンピュータは、CPU、ROM、RAM、ハードディスクなどのハードウェアが収納されており、ハードディスクには、例えば後述するテストパターンを形成するためのプログラム等、種々のソフトウェアが記憶されている。
次に、図3〜図5を参照しつつ、ヘッド本体3について説明する。図3は、ヘッド本体3の平面図である。図4は、図3の一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。なお、図4では説明の都合上、後述するアクチュエータユニット21の下方にあって破線で描くべきもの(後述するアパーチャ6、圧力室7及びインク吐出口8)を実線で描いている。図5は、ヘッド本体3の部分断面図である。
図3に示すように、ヘッド本体3は、平面視矩形状を有する流路ユニット20と流路ユニット20の上面に千鳥状に固定された4つの台形形状のアクチュエータユニット21とを含んでいる。より詳細には、4つのアクチュエータユニット21は、流路ユニット20の上面において、その上辺(台形の上底)及び下辺(台形の下底)が流路ユニット20の長手方向に一致すると共に、互いに隣接するアクチュエータユニット21の斜辺同士が平行で且つ長手方向に関する位置が同じになるように配置されている。なお、インクジェットヘッド2は、かかるヘッド本体3に、インクを供給するリザーバユニット(不図示)やアクチュエータユニット21を駆動させる駆動信号を生成するドライバIC(不図示)が組み付けられることによって形成される。
図4に示すように、流路ユニット20の下面におけるアクチュエータユニット21にそれぞれ対応する部分が、上述の吐出口形成領域3aとなっている。すなわち、インク吐出口8はアクチュエータユニット21と対向する領域に、マトリクス状に多数形成されている。流路ユニット20の上面には各インク吐出口8に連通する圧力室7が多数形成されており、1のアクチュエータユニット21は多数の圧力室7を覆うように配置されている。ここで、アクチュエータユニット21は、各圧力室7に対応した複数のアクチュエータを含んでおり、圧力室7内のインクに選択的に吐出エネルギーを付与する機能を有する。
さらに、図3に示すように、流路ユニット20の上面には、リザーバユニットのインク流出流路(不図示)に対応して、計10個のインク供給口20aが開口している。流路ユニット20の内部には、図3に示すように、インク供給口20aに連通するマニホールド流路5、及びマニホールド流路5から分岐し長手方向に延びる副マニホールド流路5a、そして図5に示すように、副マニホールド流路5aから絞りとして機能するアパーチャ6及び圧力室7を経てインク吐出口8に至る個別インク流路9が形成されている。これにより、リザーバユニットからのインクは、インク供給口20aを介してマニホールド流路5に供給され、さらに各圧力室7に分配される。そして、アクチュエータユニット21により圧力室7に選択的に吐出エネルギーが付与されると、圧力室7内のインクの圧力が上昇し、当該圧力室7に連通するインク吐出口8からインクが吐出される。
ここで、図4に示すように、長手方向に延びる副マニホールド流路5aは、アクチュエータユニット21と対向する領域において短手方向に関して等間隔に4本形成されている。また、アクチュエータユニット21と対向する領域には、等間隔で長手方向に並ぶ圧力室7によって圧力室列が形成されている。かかる圧力室列は、4本の副マニホールド流路5aに対向する領域に2本、かかる2本の両側にそれぞれ1本ずつ、すなわち合計16本配列されている。そして、各圧力室7に連通するインク吐出口8は、いずれも副マニホールド流路5aに対向しない領域に形成されている。
流路ユニット20は、図5に示すように、上から、キャビティプレート22、ベースプレート23、アパーチャプレート24、サプライプレート25、マニホールドプレート26、27、28、カバープレート29及びノズルプレート30が積層された積層構造を有している。すなわち、ノズルプレート30の下面に、多数のインク吐出口8が配列された吐出口形成領域3aが形成されている。各プレート22〜30は、ステンレス鋼等の金属プレートから構成されており、上述のように、マニホールド流路5、副マニホールド流路5a、及び副マニホールド流路5aの出口から、アパーチャ6及び圧力室7を経てインク吐出口8に至る、個別インク流路9が多数の形成されるように、互いに位置合わせしつつ積層される。
ここで、同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッド2がそれぞれ有するノズルプレート30の下面図である図6を参照しつつ、インク吐出口8の配列について説明する。なお、以下の説明において、搬送方向に関して下流側(図6中右方)に位置するインクジェットヘッド2のノズルプレート30を第1ノズルプレート、搬送方向に関して上流側(図6中左方)に位置するインクジェットヘッド2のノズルプレート30を第2ノズルプレートと称する。
図6に示すように各ノズルプレート30には、多数のインク吐出口8がマトリクス状に隣接配置された4つの吐出口形成領域3aが、長手方向に沿って千鳥状に2列になって形成されている。すなわち、4つの吐出口形成領域3aのうち2つは短手方向一方(図6中右方)側に、残りの2つは短手方向他方(図6中左方)側に若干ずれて配置されている。そして、インクジェットヘッド2は、図6に示すノズルプレート30の左方が用紙の搬送方向の上流側、右方が下流側となるような状態でプリンタ1に取り付けられる。なお、以下の説明において、用紙の搬送方向に関して下流側にずれて配置されている吐出口形成領域3aを第1吐出口形成領域、上流側にずれて配置されている吐出口形成領域3aを第2吐出口形成領域と称する。
また、上述のように、吐出口形成領域3aは、アクチュエータユニット21と対向する領域に位置している。すなわち、吐出口形成領域3aは、アクチュエータユニット21の平面形状とほぼ同じ台形形状を有しており、その上辺及び下辺が長手方向に沿うように配置されている。そして、隣接する吐出口形成領域3aの斜辺同士は、互いに平行であり且つ長手方向に関する位置が同じとなっている。
図6に示すように、第1及び第2ノズルプレートは、その長手方向に関して互いに反対方向に配置された吐出口形成領域3aの斜辺同士が、互いに平行で且つ長手方向に関する位置が同じとなるように部分的に重なり合うように配置されている。より詳細には、第1ノズルプレート(図6中右方)の第2吐出口形成領域と、第2ノズルプレート(図6中左方)の第1吐出口形成領域とが短手方向(図6中左右方向)に関して部分的に重なり合っている。なお、ここでは、第1及び第2ノズルプレートは、吐出口形成領域3aの下辺同士が背中合わせとなるように配置されている。
ここで、図6に示すように、第1及び第2ノズルプレートの下面を長手方向に並ぶ複数の領域に区切る。かかる領域は、領域A〜Dの4種類に分類することができる。領域Aは、1つの吐出口形成領域3aのインク吐出口8のみを含む領域である。領域B、Cは、いずれも1つのノズルプレート30内において互いに隣接する2つの吐出口形成領域3aのインク吐出口8を含む領域であり、領域Bは、隣接する吐出口形成領域3aの互いに平行な斜辺が図6中左上がりとなっており、領域Cは、隣接する吐出口形成領域3aの互いに平行な斜辺が図6中右上がりとなっている。領域Dは、第1及び第2ノズルプレートにそれぞれ配置されており短手方向に関して部分的に重なり合う2つの吐出口形成領域3aのインク吐出口8を含む領域である。
領域Bの近傍における拡大図である図7に示すように、吐出口形成領域3aには、多数のインク吐出口8によって長手方向(図中左右方向)に延在する行が形成されている。かかる行は、1つの吐出口形成領域3a内において短手方向(図中上下方向)に16個並んでおり、上述のように、副マニホールド流路5aと対向しない領域に配置されている。なお、以下の説明においては、図7中左方に位置する第1吐出口形成領域に配置された16個の行は、上方に位置するものから順に、第1−1行、第1−2行、・・・、第1−16行と称する。そして、図7中右方に位置する第2吐出口形成領域に配置された16個の行は、上方に位置するものから順に、第2―1行、第2−2行、・・・、第2−16行と称する。
インク吐出口8は、長手方向に関して37.5dpiに相当する距離ずつ等間隔に離隔して配置されている。また、各行に含まれるインク吐出口8の数は、吐出口形成領域3aの台形の形状に対応して、その長辺側から短辺側に向かって次第に少なくなるように配置されている。
ここで、各領域A〜Dにおいて、以下のように、インク吐出口8の特徴的な配置形態で規定した単位領域を想定する。各単位領域からは、その配置形態に基づいて、テストパターン形成用のインク吐出口8がその領域に適した形でそれぞれ決められることになる。
例えば、領域Aにおいて、第1−2行に属する複数のインク吐出口8のうち互いに隣接する2つのインク吐出口8と交差し、且つ短手方向に延びる2本の線により挟まれた領域を帯状領域R1とする。かかる帯状領域R1内には、第1−2行に属する2つのインク吐出口8に加えて、第1−2行を除く15個の行に属するインク吐出口8がそれぞれ1つずつ存在している。
また、領域Bにおいて、第1−1行に属する複数のインク吐出口8のうち互いに隣接する2つのインク吐出口8と交差し、且つ短手方向に延びる2本の線により挟まれた領域を帯状領域R2とする。かかる帯状領域R2内には、第1−1行に属する2つのインク吐出口8に加えて、第1吐出口形成領域に配置される第1−2行から第1−7行までの6個の行、及び第1−9行と、第2吐出口形成領域に配置される第2−8行、及び第2−10行から第2−16行までの7個の行との15個の行に属するインク吐出口8がそれぞれ1つずつ存在している。
図8は、1つの帯状領域R1内に位置する17個のインク吐出口8の位置関係を拡大して示した図である。なお、図8においては、縮尺は縦横で相違している。図8に示すように、これら17個のインク吐出口8を、長手方向(図8中左右方向)に延びる仮想直線上にこれと直交する短手方向から射影すると、隣接する射影点同士は、600dpiに相当する間隔で等間隔に離隔している。したがって、短手方向に一致する方向に用紙を搬送しつつアクチュエータユニット21を適宜駆動させると、600dpiの解像度で文字や図形等を描画することができる。
なお、1つの吐出口形成領域3aにおいては、多数のインク吐出口8は、帯状領域R1が有する幅で周期的に配列されている。つまり、帯状領域R1の境界線が交差するインク吐出口8の属する行が同じである限り、その内部におけるインク吐出口8の配列の様子は同じである。
図9は、1つの帯状領域R2に位置する17個のインク吐出口8の位置関係を拡大して示した図である。なお、図9においては、縮尺は縦横で相違している。図9に示すように、これら17個のインク吐出口8は、帯状領域R1に属する17個のインク吐出口8と同様に、仮想直線上においてそれらの射影点が600dpiに相当する間隔ずつ等間隔に離隔している。
また、図10に領域Cの近傍における拡大図を示す。領域Cにおいて、第1−2行に属する複数のインク吐出口8のうち互いに隣接するインク吐出口8と交差し、且つ短手方向に延びる2本の直線により挟まれた領域を帯状領域R3とする。かかる帯状領域R3内には、第1−2行に属する2つのインク吐出口8に加えて、第1吐出口形成領域に配置される第1−1行、第1−3行から第1−7行までの5行、及び第1−9行と、第2吐出口形成領域に配置される第2−8行、第2−10行から第2−16行までの7行との15個の行に属するインク吐出口8がそれぞれ1つずつ存在している。
図11は、1つの帯状領域R3に位置する17個のインク吐出口8の位置関係を拡大して示した図である。なお、図11においては、縮尺は縦横で相違している。図11に示すように、これら17個のインク吐出口8は、帯状領域R1及びR2に属する17個のインク吐出口8と同様に、仮想直線上においてそれらの射影点が600dpiに相当する間隔ずつ等間隔に離隔している。
さらに、図12に領域Dの拡大図を示す。領域Dにおいて、第2−7行に属する複数のインク吐出口8のうち互いに隣接する2つのインク吐出口8と交差し、且つノズルプレート30の短手方向に延びる2本の線により挟まれた領域を帯状領域R4とする。かかる帯状領域R4内には、第2−7行に属する2つのインク吐出口8に加えて、第1ノズルプレートの第2吐出口形成領域に配置される第2−6行、及び第2−8行から第2−16行までの9個の行と、第2ノズルプレートの第1吐出口形成領域に配置される第1−1行から第1−5行までの5個の行との15個の行に属するインク吐出口8がそれぞれ1つずつ存在している。
図13は、1つの帯状領域R4に属する17個のインク吐出口8の位置関係を拡大して示した図面である。なお、図13においては、縮尺は縦横で相違している。図13に示すように、これら17個のインク吐出口8は、帯状領域R1、R2、及びR3に属する17個のインク吐出口8と同様に、仮想直線上においてそれらの射影点が600dpiに相当する間隔ずつ離隔している。
上述のようなインクジェットヘッド2は、その短手方向が用紙の搬送方向である副走査方向に一致するようにプリンタ1に取り付けられる。しかしながら、インクジェットヘッド2が正しい位置に取り付けられていない場合や、搬送機構12による用紙の搬送方向がずれている場合等には、インクジェットヘッド2の短手方向と副走査方向とが一致しなくなる。このとき、形成画像に白抜け部分等が生じて画質が低下する。そこで、以下において、プリンタ1に取り付けられたインクジェットヘッド2の短手方向と副走査方向とのずれの検査方法について説明する。
まず、制御装置60の制御により、その射影点が仮想直線上で互いに隣接すると共に、隣接しない2つの行にそれぞれ属する少なくとも2つのインク吐出口8から、搬送機構12によって搬送されている用紙に向かってインクを吐出することで、少なくとも2本の直線からなるテストパターンを形成する。より詳細には、上述のように制御装置60のハードディスクに記憶されているテストパターンを形成するためのプログラムを起動し、テストパターンを形成すべくアクチュエータユニット21に含まれる所定のアクチュエータを駆動する。本実施の形態においては、該プログラムによって、図8において黒色で示されている2つのインク吐出口8(主吐出口対)と、網掛けで示されている2つのインク吐出口8(補助吐出口対)との合計4つのインク吐出口8(吐出口組)から、搬送されている用紙に向かってインクを吐出する処理が行われる。これにより、4本の直線からなるテストパターンが形成される。
図8に示すように、主吐出口対を構成する黒色で示す2つのインク吐出口8は、第1−1行及び第1−16行にそれぞれ属しているおり、仮想直線上における射影点が互いに隣接している。第1−1行及び第1−16行は、1つの吐出口形成領域3a内に形成された16個の行のうち最も外側に位置しており、短手方向に最も離隔する2つの行となっている。したがって、かかる2つのインク吐出口8から吐出されたインクにより描かれる2本の直線間の距離は、短手方向と副走査方向とのずれに応じて、比較的大きく変化する。
また、補助吐出口対を構成する網掛けで示される2つのインク吐出口8は、第1−8行及び第1−9行にそれぞれ属しており、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接している。すなわち、第1−8行に属するインク吐出口8の射影点は、第1−1行に属するインク吐出口8の射影点に隣接しており、第1−9行に属するインク吐出口8の射影点は、第1−16行に属するインク吐出口8の射影点に隣接している。ここで、第1−8行及び第1−9行は互いに隣接している。すなわち、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の短手方向に関する離隔距離は比較的短い。したがって、短手方向と副走査方向との間のずれに対する、かかる2つのインク吐出口8から吐出されたインクにより描かれる2本の直線間距離の変化量は比較的小さい。
さらに、短手方向一方側(図8中上方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8(すなわち第1−1行に属するインク吐出口8)、及び補助吐出口対を構成するインク吐出口8(すなわち第1−8行に属するインク吐出口8)の間隔は、他方側(図8中下方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8(すなわち第1−16行に属するインク吐出口8)、及び補助吐出口対を構成するインク吐出口8(すなわち第1−9行に属するインク吐出口8)の間隔と等しい。
ここで、上述のように第1−1行、第1−8行、第1−9行、及び第1−16行にそれぞれ属する4つのインク吐出口8からインクを吐出することで形成したテストパターンを図14に示す。図14(a)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合、図14(b)は、短手方向が副走査方向と一致している場合、図14(c)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合のテストパターンをそれぞれ示している。
図14(b)に示すように、短手方向が副走査方向と一致している場合には、4本の直線が等間隔に並んで形成される。ここで、4本の直線のうち内側にある2本の直線は、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8によって描かれており、それらの間の距離は、短手方向と副走査方向とのずれに応じて比較的大きく変化する。また、外側にある2本の直線は、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8によって描かれており、それらの間の距離は、短手方向と副走査方向との間にずれがある場合であっても殆ど変化しない。したがって、図14(a)に示すように、短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合には、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離は近くなるが、補助吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離は殆ど変化しないために、内側の2本の直線とその両側の2本の直線との間に白抜けが生じる。また、図14(c)に示すように、短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合には、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離が離れるので、内側の2本の直線の間に白抜けが生じる。
したがって、上述のようなテストパターンを観察することで、短手方向と副走査方向との間にずれがあるか否か、またずれがある場合にはその方向を知ることができる。すなわち、図14(a)や図14(c)に示すようなテストパターンが形成された場合には、短手方向と副走査方向とを一致させるべく、インクジェットヘッド2の取り付け位置や搬送機構12による搬送方向を修正する。
以上のように、本実施の形態のプリンタ1では、テストパターンを形成する際に、仮想直線上における射影点が互いに隣接していると共に、1つの吐出口形成領域3a内に形成された16個の行のうち最も外側に位置する第1−1行及び第1−16行にそれぞれ属する2つのインク吐出口8で構成される主吐出口対からインクを吐出する。ここで、インクジェットヘッド2の短手方向と副走査方向とのずれの大きさに対する、2つのインク吐出口8によって描かれる2本の直線間距離の変化量は、該2つのインク吐出口8の短手方向に関する距離が大きいほど大きくなる。したがって、短手方向に最も離れた行に属するインク吐出口8を用いて形成する本実施の形態のテストパターンにより、短手方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができる。
また、本実施の形態のプリンタ1では、テストパターンを形成する際に、主吐出口対に加えて、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接していると共に、短手方向に関して同じ側に位置する主吐出口対を構成するインク吐出口8との間隔が等しい2つのインク吐出口8で構成される補助吐出口対からインクを吐出する。したがって、補助吐出口対を構成するインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線を基準とすることで、主吐出口対から吐出されるインクにより形成される2本の直線間距離の変化を容易に感知することができる。また、テストパターンが、いずれも2つのインク吐出口8で構成される主吐出口対と補助吐出口対との合計4つのインク吐出口8のみからインクを吐出して形成されるので、インクの消費量を抑えることができる。
また、本実施の形態のプリンタ1では、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行が互いに隣接している。したがって、短手方向と副走査方向とのずれに対する、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線間距離の変化量は比較的小さい。よって、かかる2本の直線を基準とすることで、主吐出口対から吐出されるインクにより形成される2本の直線間距離の変化をさらに容易に感知することができる。
さらに、本実施の形態のプリンタ1では、テストパターンを形成する際にインクを吐出する主吐出口対及び補助吐出口対は、いずれもノズルプレート30に4つ形成される吐出口形成領域3aのうちの1つに属している。したがって、主吐出口対及び補助吐出口対が属する吐出口形成領域3aが形成されたインクジェットヘッド2の短手方向と搬送機構12による搬送方向とのずれを検出することができる。
次に、上述の実施の形態にかかる第1〜第3の変形例について説明する。該第1〜第3の変形例は、いずれもテストパターンを形成する際にインクを吐出するインク吐出口8の位置を除いて、上述の実施の形態と同様である。したがって、プリンタ1の構成については、上述の実施の形態と同じ符号を付してその説明を省略する。
<第1の変形例>
本変形例においては、図9において黒色で示されている2つのインク吐出口8(主吐出口対)と、網掛けで示されている2つのインク吐出口8(補助吐出口対)との合計4つのインク吐出口8(吐出口組)から、搬送機構12によって搬送されている用紙に向かってインクを吐出することで、4本の直線からなるテストパターンを形成する。すなわち、領域B(図6参照)に設けられた帯状領域R2内に位置するインク吐出口8を用いてテストパターンを形成する。
図9に示すように、主吐出口対を構成する黒色で示す2つのインク吐出口8は、第1−2行及び第2−15行にそれぞれ属しており、仮想直線上における射影点が互いに隣接している。第1−2行及び第2−15行は、帯状領域R2に位置するインク吐出口8がそれぞれ属する16個の行のうち最も外側から2番目に位置しており、短手方向に関する離隔距離が比較的大きい。したがって、かかる2つのインク吐出口8から吐出されたインクにより描かれる2本の直線間の距離は、短手方向と副走査方向とのずれに応じて、比較的大きく変化する。
また、補助吐出口対を構成する網掛けで示される2つのインク吐出口8は、第2−10行及第1−7行にそれぞれ属しており、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接している。すなわち、第2−10行に属するインク吐出口8の射影点は、第1−2行に属するインク吐出口8の射影点に隣接しており、第1−7行に属するインク吐出口8の射影点は、第2−15行に属するインク吐出口8の射影点に隣接している。第2−10行及び第1−7行は、主吐出口対がそれぞれ属する行である第1−2行と第2−15行との間に位置しているので、補助吐出口対によって描かれる2本の直線間距離の短手方向と副走査方向とのずれに応じた変化量は、主吐出口対により描かれる2本の直線間距離の変化量に比べて小さい。
さらに、本変形例においては、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8は、1つのノズルプレート30内で互いに隣接する2つの吐出口形成領域3aである第1吐出口形成領域、及び第2吐出口形成領域にそれぞれ属している。また、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8についても、第1吐出口形成領域、及び第2吐出口形成領域にそれぞれ属している。
さらに、第1の実施の形態と同様に、短手方向一方側(図9中上方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8、及び補助吐出口を構成するインク吐出口8の間隔は、他方側(図9中下方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8、及び補助吐出口を構成するインク吐出口8の間隔と等しい。また、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行、すなわち第1−2行及び第2−15行の間の中心位置は、ノズルプレート30の短手方向に関する中心位置(図9中一点鎖線Xで示す位置)に一致している。
加えて、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の一方側(図9中上方側)に位置するもの(すなわち第1−2行に属するインク吐出口8)、及び補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の他方側(図9中下方側)に位置するもの(すなわち第2−10行に属するインク吐出口8)の仮想直線上における射影点は、互いに隣接している。同様に、第2−15行に属するインク吐出口8及び第1−7行に属するインク吐出口8の仮想直線上における射影点についても、互いに隣接している。
ここで、上述のように第1−2行、第1−7行、第2−10行、及び第2−15行にそれぞれ属する4つのインク吐出口8からインクを吐出することで形成したテストパターンを図15に示す。図15(a)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合、図15(b)は、短手方向が副走査方向と一致している場合、図15(c)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合のテストパターンをそれぞれ示している。
図15に示すように、本変形例により描かれるテストパターンは、第1の実施の形態により描かれるテストパターンと同様に、短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合には(図15(a)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離は近くなるので、内側の2本の直線とその両側の2本の直線との間に白抜けが生じ、短手方向が副走査方向と一致している場合には(図15(b)に対応)、4本の直線が等間隔に並んで形成され、短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合には(図15(c)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離が離れるので、内側の2本の直線の間に白抜けが生じる。
以上のように、本変形例では、第1の実施の形態と同様に、短手方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができる。
また、本変形例では、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行の中心位置が、ノズルプレート30の短手方向に関する中心位置に一致している。ここで、ノズルプレート30の短手方向に関する中心位置上に、短手方向と副走査方向とのずれの中心があると考えると、主吐出口対を構成するインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線のずれ量は等しくなる。また、補助吐出口対を構成するインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線についても同様である。よって、主吐出口対を構成するインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線間距離の変化をなお容易に感知することができる。
さらに、本変形例では、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の一方側に位置するもの、及び補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の他方側に位置するものの仮想直線上における射影点が、互いに隣接している。したがって、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8から吐出されたインクによって描かれる2本の直線の間隔と、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8から吐出されたインクによって描かれる2本の直線の間隔とは、短手方向と副走査方向とのずれによって、一方の間隔が広がる際には他方の間隔が狭まる関係となる。よって、主吐出口対を構成するインク吐出口8から吐出されるインクにより形成される2本の直線間距離の変化を一層容易に感知することができる。
<第2の変形例>
本変形例において、図11に示すように、吐出口組が黒色で示されている2つのインク吐出口8(主吐出口対)と、網掛けで示されている2つのインク吐出口8(補助吐出口対)との合計4つのインク吐出口8から構成されている。この4つのインク吐出口8から、搬送機構12によって搬送されている用紙に向かってインクを吐出することで、4本の直線からなるテストパターンを形成する。すなわち、領域C(図6参照)に設けられた帯状領域R3内に位置するインク吐出口8を用いてテストパターンを形成する。
図11に示すように、主吐出口対を構成する黒色で示す2つのインク吐出口8は、第1−1行及び第2−16行にそれぞれ属しており、仮想直線上における射影点が互いに隣接している。かかる2つのインク吐出口8は、帯状領域R3内のインク吐出口8で、その射影点が仮想直線上で互いに隣接する2つのインク吐出口8のうち、該2つのインク吐出口8の属する2つの行が短手方向に関して最も離れているものとなっている。したがって、かかる2つのインク吐出口8から吐出されたインクにより描かれる2本の直線間の距離は、短手方向と副走査方向とのずれに応じて、比較的大きく変化する。
また、補助吐出口対を構成する網掛けで示される2つのインク吐出口8は、第1−9行及第2−8行にそれぞれ属しており、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接している。すなわち、第1−1行に属するインク吐出口8の射影点は、第2−8行に属するインク吐出口8の射影点に隣接しており、第2−16行に属するインク吐出口8の射影点は、第1−9行に属するインク吐出口8の射影点に隣接している。
さらに、第1の実施の形態当同様に、短手方向一方側(図11中上方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8、及び補助吐出口を構成するインク吐出口8の間隔は、他方側(図11中下方側)の主吐出口対を構成するインク吐出口8、及び補助吐出口を構成するインク吐出口8の間隔と等しい。また、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行の中心位置は、ノズルプレート30の短手方向に関する中心位置(図11中一点鎖線Xで示す位置)に一致している。
加えて、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の一方側に位置するもの、及び補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の他方側に位置するものの仮想直線上における射影点が、互いに隣接している。
ここで、上述のように第1−1行、第1−9行、第2−8行、及び第2−16行にそれぞれ属する4つのインク吐出口8からインクを吐出することで形成したテストパターンを図16に示す。図16(a)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合、図16(b)は、短手方向が副走査方向と一致している場合、図16(c)は、平面視においてインクジェットヘッド2の短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合のテストパターンをそれぞれ示している。
図16に示すように、本変形例により描かれるテストパターンは、短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合には(図16(a)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離が離れるので、内側の2本の直線の間に白抜けが生じ、短手方向が副走査方向と一致している場合には(図16(b)に対応)、4本の直線が等間隔に並んで形成され、短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合には(図16(c)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離が近づくので、内側の2本の直線とその両側の2本の直線との間に白抜けが生じる。
以上のように、本変形例では、第1の実施の形態と同様に、短手方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができる。
<第3の変形例>
変形例において、図13に示すように、吐出口組が黒色で示されている2つのインク吐出口8(主吐出口対)と、網掛けで示されている2つのインク吐出口8(補助吐出口対)との合計4つのインク吐出口8から構成されている。この4つのインク吐出口8から、搬送機構12によって搬送されている用紙に向かってインクを吐出することで、4本の直線からなるテストパターンを形成する。すなわち、領域D(図6参照)に設けられた帯状領域R4内に位置するインク吐出口8を用いてテストパターンを形成する。
図13に示すように、主吐出口対を構成する黒色で示す2つのインク吐出口8は、第2−8行及び第1−4行にそれぞれ属しており、仮想直線上における射影点が互いに隣接している。かかる2つのインク吐出口8は、帯状領域R4内のインク吐出口8で、その射影点が仮想直線上で互いに隣接する2つのインク吐出口8のうち、該2つのインク吐出口8の属する2つの行が短手方向に関して最も離れているものとなっている。したがって、かかる2つのインク吐出口8から吐出されたインクにより描かれる2本の直線間の距離は、短手方向と副走査方向とのずれに応じて、これまでの説明の中では一番大きく変化する。
また、補助吐出口対を構成する網掛けで示される2つのインク吐出口8は、第2−12行及第1−1行にそれぞれ属しており、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接している。すなわち、第2−12行に属するインク吐出口8の射影点は、第1−4行に属するインク吐出口8の射影点に隣接しており、第1−1行に属するインク吐出口8の射影点は、第2−8行に属するインク吐出口8の射影点に隣接している。
さらに、本実施の形態においては、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8は、第1ノズルプレートの第2吐出口形成領域、及び第2ノズルプレートの第1吐出口形成領域にそれぞれ属している。また、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8についても、第1ノズルプレートの第2吐出口形成領域、及び第2ノズルプレートの第1吐出口形成領域にそれぞれ属している。
ここで、上述のように第2−8行、第2−12行、第1−1行、及び第1−4行にそれぞれ属する4つのインク吐出口8からインクを吐出することで形成したテストパターンを図17に示す。図17(a)は、平面視において互いに隣接する2つのインクジェットヘッド2の短手方向が、いずれも搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合、図17(b)は、短手方向が副走査方向と一致している場合、図17(c)は、平面視において互いに隣接する2つのインクジェットヘッド2の短手方向が、いずれも搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合のテストパターンをそれぞれ示している。
図17に示すように、本実施の形態により描かれるテストパターンは、第1の実施の形態により描かれるテストパターンと同様に、短手方向が搬送方向に関して下流側で左方にずれている場合には(図17(a)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離は近くなるので、内側の2本の直線とその両側の2本の直線との間に白抜けが生じ、短手方向が副走査方向と一致している場合には(図17(b)に対応)、4本の直線が等間隔に並んで形成され、短手方向が搬送方向に関して下流側において右側にずれている場合には(図17(c)に対応)、主吐出口対によって描かれる2本の直線間の距離が離れるので、内側の2本の直線の間に白抜けが生じる。
以上のように、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、短手方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができる。
また、本実施の形態では、1つのインクジェットヘッド2のノズルプレートに形成されたインク吐出口8のみを用いてテストパターンを形成する場合に比べて、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する行の短手方向に対する離隔距離を大きくすることができる。したがって、短手方向と副走査方向とのずれを一層高精度に検出することができる。
さらに、領域Dのテストパターンを、領域A〜Cのテストパターンと比較することで、2つのインクジェットヘッド2の間の位置ずれを検出することができる。例えば、領域A〜Cのテストパターンには白抜けがなく、領域Dのテストパターンに白抜けがある場合には、組み合わせられているインクジェットヘッド2がずれていることになる。
<第2の実施の形態>
次に、図18を参照しつつ、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかるプリンタの構成が、第1の実施の形態にかかるプリンタ1の構成と主に異なる点は、図6に示すように、第1の実施の形態では同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッド2がそれぞれ有する第1及び第2ノズルプレートは、吐出口形成領域3aの下辺同士が背中合わせとなるように配置されているが、本実施の形態では、図18に示すように、上辺同士が背中合わせとなるように配置されている点である。なお、その他の構成については、第1の実施の形態のプリンタ1と同様であるので、第1の実施の形態と同じ符号を付して説明を省略する。
ここで、図18に示すように、第1及び第2ノズルプレートの表面を長手方向に並ぶ複数の領域に区切る。1つのノズルプレート30内は、第1の実施の形態と同様に領域A〜Cの3種類の領域を含む複数の領域に区切ることができる。そして、第1及び第2ノズルプレートにそれぞれ配置されており短手方向に関して部分的に重なり合う2つの吐出口形成領域3aのインク吐出口8を含む領域を領域Eとする。
図19に領域Eの近傍における拡大図を示す。領域Eにおいて、第1−2行に属する複数のインク吐出口8のうち互いに隣接するインク吐出口8と交差し、且つ短手方向に延びる2本の直線により挟まれた領域を帯状領域R5とする。かかる帯状領域R5内には、第1−2行に属する2つのインク吐出口8に加えて、第1吐出口形成領域に配置される第1−1行、第1−3行から第1−7行までの5行、及び第1−9行と、第2吐出口形成領域に配置される第2−8行、第2−10行から第2−16行までの7行との15個の行に属するインク吐出口8がそれぞれ1つずつ存在している。帯状領域R5に位置する17個のインク吐出口8は、第1の実施の形態の帯状領域R1、R2、及びR3に属する17個のインク吐出口8と同様に、仮想直線上においてそれらの射影点が600dpiに相当する間隔ずる等間隔に離隔している。
かかる領域Eに設けられた帯状領域R4内に位置するインク吐出口8を用いてテストパターンを形成する際には、第1−1行及び第2−16行に属する2つのインク吐出口8(主吐出口対)と、第1−9行及び第2−8行に属する2つのインク吐出口8(補助吐出口対)との合計4つのインク吐出口8(吐出口組)から、搬送機構12によって搬送されている用紙に向かってインクを吐出する。なお、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8は、仮想側線上における射影点が互いに隣接している。また、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8は、その仮想直線上における射影点が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の射影点にそれぞれ隣接する。
短手方向と副走査方向とのずれをなお一層高精度に検出するという観点から、第1の実施形態と同様に、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8は、互いに最も外側に離れて位置する行にそれぞれ属している。主吐出口対を構成する一方のインク吐出口8は、第1のノズルプレート(図19中上方)の第1吐出口形成領域に属し、他方のインク吐出口8は、第2ノズルプレート(図19中下方)の第2吐出口形成領域に属する。補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8についても、同様の配置関係を持っている。
上述の4つのインク吐出口8から吐出されたインクにより形成された4本の直線からなるテストパターンは、第1の実施の形態と同様に、短手方向と副走査方向とがずれている場合には、内側の2本の直線とその両側の2本の直線との間、または、内側の2本の直線の間に白抜けが生じる。
以上のように、本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、短手方向と副走査方向とのずれを高精度に検出することができる。
また、領域Eのテストパターンを、領域A〜Cのテストパターンと比較することで、2つのインクジェットヘッド2の間の位置ずれを検出することができる。例えば、領域A〜Cのテストパターンには白抜けがなく、領域Eのテストパターンに白抜けがある場合には、組み合わせられているインクジェットヘッド2がずれていることになる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。例えば、上述の第1の実施の形態及びその第1〜第3の変形例、並びに第2の実施の形態において、テストパターンを形成するインク吐出口8として挙げたものは一例であり、他のインク吐出口8を用いてもよい。具体的には、例えば領域Cにおいては、第1−1行、第1−9行、第2−8行、及び第2−16行に属するインク吐出口8を用いる場合について説明したが、第1−2行、第1−7行、第2−10行、及び第2−15行に属するインク吐出口8を用いてもよい。
また、上述の第1の実施の形態及びその第1〜第3の変形例、並びに第2の実施の形態では、テストパターンを形成する際に、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8、及び補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8の合計4つのインク吐出口8からインクを吐出する場合について説明したが、テストパターンは主吐出口対のみで形成してもよいし、また4つ以上のインク吐出口8を用いて形成してもよい。
さらに、上述の第1の実施の形態及びその第1〜第3の変形例、並びに第2の実施の形態では、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が、その射影点が仮想直線上で互いに隣接する2つのインク吐出口8のうち、該2つの行が短手方向に最も離れているものである場合について説明した。しかしながら、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する行は、上述のものには限定されず、短手方向に互いに隣接する行でなければよい。
加えて、第1の実施の形態にかかる第1及び第2の変形例では、インクジェットヘッド2の短手方向に関する中心位置が、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行の間における中心位置に一致する場合について説明したが、これらは一致していなくてもよい。
さらに、上述の第1の実施の形態では、補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8が属する2つの行が互いに隣接している場合について説明したが、これらの行は隣接していなくてもよい。
また、上述の第1の実施の形態にかかる第1〜第3の変形例、及び第2の実施の形態では、主吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の一方側に位置するもの、及び補助吐出口対を構成する2つのインク吐出口8のうち、短手方向の他方側に位置するものの仮想直線上における射影点が、互いに隣接している場合について説明した。しかしながら、主吐出口対及び補助吐出口対をそれぞれ構成するインク吐出口8は、上述のような関係を有していなくてもよい。
加えて、上述の第1の実施の形態及びその第1〜第3の変形例、並びに第2の実施の形態では、吐出口形成領域3aが台形形状である場合について説明したが、吐出口形成領域3aの形状はこれには限定されず、例えば平行四辺形、菱形、または三角形であってもよい。
本発明の第1の実施の形態にかかるプリンタの全体的な構成を示す概略側面図である。 図1に示すプリンタの要部の概略平面図である。 図1に示すヘッド本体の平面図である。 図3の一点鎖線で囲まれた領域の拡大図である。 図3に示すヘッド本体の部分断面図である。 図2に示す同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッドがそれぞれ有するノズルプレートの下面図である。 図6に示す領域Bの近傍における拡大図である。 図7に示す帯状領域R1内に位置するインク吐出口の位置関係を拡大して示した図である。 図7に示す帯状領域R2内に位置するインク吐出口の位置関係を拡大して示した図である。 図6に示す領域Cの近傍における拡大図である。 図10に示す帯状領域R3内に位置するインク吐出口の位置関係を拡大して示した図である。 図6に示す領域Dの近傍における拡大図である。 図10に示す帯状領域R4内に位置するインク吐出口の位置関係を拡大して示した図である。 本発明の第1の実施の形態で描かれるテストパターンを示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる第1の変形例で描かれるテストパターンを示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる第2の変形例で描かれるテストパターンを示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかる第3の変形例で描かれるテストパターンを示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかる同色のインクに対応する2つのインクジェットヘッドがそれぞれ有するノズルプレートの下面図である。 図18に示す領域Eの近傍における拡大図である。
符号の説明
1 プリンタ
2 インクジェットヘッド(液体吐出ヘッド)
3a 吐出口形成領域
8 インク吐出口(吐出口)

Claims (8)

  1. 液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、複数の前記吐出口が配列されている液体吐出ヘッドを備えたプリンタにおいて、前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンを形成するテストパターン形成方法であって、
    その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体を吐出してテストパターンを形成することを特徴とするテストパターン形成方法。
  2. 前記液体吐出ヘッドの前記直交方向に関する中心位置が、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間における中心位置と一致することを特徴とする請求項に記載のテストパターン形成方法。
  3. 前記補助吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行が互いに隣接していることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストパターン形成方法。
  4. 前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、
    前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口が、同一の前記吐出口形成領域に属していることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のテストパターン形成方法。
  5. 前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、
    前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口のうち、互いに隣接する2つの前記吐出口形成領域にそれぞれ属する前記吐出口の個数が等しく、且つ前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が、互いに隣接する2つの前記吐出口形成領域にそれぞれ属していることを特徴とする請求項1又は2に記載のテストパターン形成方法。
  6. 前記液体吐出ヘッドが、前記一方向に平行な上辺及び下辺を有する四角形状であると共に、複数の前記吐出口が実質的に全領域において配列される領域であり、互いに隣接する領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じとなるように前記一方向に複数配置された吐出口形成領域を有しており、
    前記プリンタが、前記直交方向に隣接して配置されていると共に、前記一方向に関して互いに反対方向に配置された前記吐出口形成領域同士が前記直交方向に関して部分的に重なり合うように配置された複数の前記液体吐出ヘッドを備えており、
    2つの前記液体吐出ヘッドの部分的に重なり合う前記吐出口形成領域の斜辺同士が平行で且つ前記一方向に関する位置が同じであり、
    前記吐出口組を構成する複数の前記吐出口のうち、前記直交方向に隣接して配置された2つの前記液体吐出ヘッドにそれぞれ属する前記吐出口の個数が等しく、且つ前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が、前記直交方向に隣接して配置された2つの前記液体吐出ヘッドにそれぞれ属していることを特徴とする請求項1記載のテストパターン形成方法。
  7. 液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、複数の前記吐出口が配列されている液体吐出ヘッドと、
    前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンを形成する際に、その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体が吐出されるように制御する吐出制御手段とを備えていることを特徴とするプリンタ。
  8. 液体を吐出する吐出口を吐出面上において一方向に沿って並べた互いに平行な複数の行が形成され、且つ前記複数の行を構成する全ての前記吐出口を前記一方向に沿った仮想直線上に前記複数の行を含む面に平行で前記一方向に直交する直交方向から射影したときに前記吐出口の射影点が前記仮想直線上において等間隔に並ぶように、前記複数の吐出口が配列されている液体吐出ヘッドを備えたプリンタにおいて、前記液体吐出ヘッド及び被記録媒体の相対移動の方向である副走査方向と前記直交方向とのずれを検査するためのテストパターンの形成をコンピュータに実行させるテストパターン形成プログラムであって、
    その射影点が前記仮想直線上で互いに隣接すると共に、前記直交方向に最も離れた2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される主吐出口対と、その射影点が前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口の射影点にそれぞれ隣接していると共に、前記主吐出口対を構成する2つの前記吐出口が属する2つの行の間に位置する2つの行にそれぞれ属する2つの前記吐出口で構成される補助吐出口対とからなる吐出口組であって、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔が、他方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び前記補助吐出口対に属する前記吐出口の間隔とほぼ等しく、前記直交方向に関して、一方側の前記主吐出口対に属する前記吐出口及び他方側の前記補助吐出口対に属する前記吐出口の射影点が互いに隣接しているような吐出口組から液体を吐出する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするテストパターン形成プログラム。
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