JP4984158B2 - 測定データ記録装置 - Google Patents
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Description
A部はサンプリング時刻を表しており、この例では1sごとにサンプリングが行われている。B部はチャネルごとの測定データであり、左から1ch,2ch,3chと、3チャネル分を表している。
1行が1回のサンプリングの情報であり、これらの情報は、PC等の表示部に表示させたり、プリントアウトすることで確認することができる。
(1)測定対象から所定のサンプリング周期で測定データを記録する測定データ記録装置において、
メッセージ情報を入力する入力手段と、
前記測定データと前記メッセージ情報を関連付けて第1のサンプリング情報とする第1のデータ処理手段と、
前記第1のサンプリング情報からサンプリングごとのメッセージ数を算出するメッセージ数算出手段と、
前記第1のサンプリング情報と前記メッセージ数を関連付けて第2のサンプリング情報とする第2のデータ処理手段と、
を有することを特徴とする測定データ記録装置。
測定データのサンプリング時刻に対応してメッセージ情報を付加することができ、データ解析を効率よく行うことができる。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。前出の図と同一のものは同一符号を付ける。
レコーダ等の測定データ記録装置1において、直流電圧、直流電流、熱電対、接点ON/OFF、パルス等の入力をチャネルごとに測定回路10でAD変換等の処理をし、デジタルデータである測定データD10を得る。
Key21はキーによるメッセージ入力であり、ユーザがキー操作によりデータサンプリングしているときに文字列を入力する。Event22はイベント機能によるメッセージ入力であり、アラーム等のある事象が発生したときにその事象に対応してあらかじめ設定されているメッセージを発生させる。Network23はネットワークからのメッセージ入力であり、外部PC等で作成したメッセージ情報をネットワーク経由で入力する。Remote24はリモート機能による入力であり、リモート制御信号が入力されたときに対応したメッセージを発生させる。
その後、第1のデータ処理手段20で処理されたデータ(第1のサンプリング情報)は、第1の記憶手段31に順次記憶されていく。この際、第1のサンプリング情報のデータはバイナリ形式である。
第1の記憶手段31のデータはデータ変換手段50によりバイナリ形式からテキスト形式に所定の周期で変換され、第2のデータ処理手段60で第1のサンプリング情報とメッセージ数の関連付けが行われる(第2のサンプリング情報)。この第2のサンプリング情報のデータは、第2の記憶手段61に記憶されるが、この際、所定の形式にソートが行われて保存される。
メッセージ情報には、データシリアル番号(a部)、メッセージ文字列(b部)、メッセージの入力方法(c部)、メッセージを入力したユーザ名(d部)、メッセージを入力した時刻(e部)のそれぞれの情報を保持しており、入力手段20で入力されたメッセージの個数分存在する。
サンプリングデータの先頭のデータシリアル番号から処理を行う。(S1,S2)
まず、1回のサンプリングデータ(S3)に対し、メッセージ数がいくつあるかを算出するループに入る(S4)。
サンプリングデータのデータシリアル番号とメッセージ情報に付されたデータシリアル番号を比較する(S5)。等しいデータシリアル番号がある場合はメッセージ数を1加算し(S6)、メッセージの終わりになるまでサンプリングデータのデータシリアル番号とメッセージ情報に付されたデータシリアル番号を比較してメッセージ数を加算していく(S7)。
等しいデータシリアル番号がなくなると、そのときのメッセージ数を出力する(S8)。
このようにして、1回のサンプリングごとにメッセージ数を算出し、サンプリングデータの終わりまで同様の処理を実行する(S10)。
サンプリングデータの一覧とメッセージ情報の一覧がそれぞれ表されている。
A部はサンプリング時刻を表しており、この例では1sごとにサンプリングが行われている。B部はチャネルごとの測定データであり、左から1ch,2ch,3chと、3チャネル分を表している。C部はメッセージ数を表している。この例では、最初のサンプリング時刻ではメッセージ情報なし、次のサンプリング時刻では2個のメッセージ情報があることを示している。
このような処理により、ユーザはメッセージ情報を対応するサンプリング時刻から1つ1つ検索する必要がなくなり、メッセージ情報の詳細をすぐに確認することができるようになる。
この場合の情報としては、アラームが発生した回数、アラームを解除した回数、現在アラームが起こっているか起こっていないかのアラーム状態、アラームの発生したチャネル、アラームの種類等がある。
このようにすることで、アラームの発生状況の確認がし易く、アラーム管理、解析も効率よくすることができる。
20 入力手段
30 第1のデータ処理手段
40 メッセージ数算出手段
60 第2のデータ処理手段
70 記憶媒体
D10 測定データ
D20 メッセージ情報
Claims (7)
- 測定対象から所定のサンプリング周期で測定データを記録する測定データ記録装置において、
メッセージ情報を入力する入力手段と、
前記測定データと前記メッセージ情報を関連付けて第1のサンプリング情報とする第1のデータ処理手段と、
前記第1のサンプリング情報からサンプリングごとのメッセージ数を算出するメッセージ数算出手段と、
前記第1のサンプリング情報と前記メッセージ数を関連付けて第2のサンプリング情報とする第2のデータ処理手段と、
を有することを特徴とする測定データ記録装置。 - 前記入力手段は、キーによる入力、イベント機能による入力、ネットワークからの入力、リモート機能による入力の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載の測定データ記録装置。
- 前記第1のサンプリング情報はバイナリ形式で記憶され、前記第2のサンプリング情報はテキスト形式で記憶されることを特徴とする請求項1又は2記載の測定データ記録装置。
- 前記第1のデータ処理手段は、サンプリングごとに前記測定データと前記メッセージ情報に同一のシリアル番号を割り付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の測定データ記録装置。
- 前記メッセージ数算出手段は、前記メッセージ情報に割り付いている同一のシリアル番号の数からサンプリングごとのメッセージ数を算出することを特徴とする請求項4記載の測定データ記録装置。
- 前記第2のデータ処理手段は、前記測定データの隣に前記メッセージ数を配置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の測定データ記録装置。
- 前記第2のサンプリング情報を外部記憶媒体に出力することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の測定データ記録装置。
Priority Applications (1)
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JP2007250942A JP4984158B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 測定データ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007250942A JP4984158B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 測定データ記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009080075A JP2009080075A (ja) | 2009-04-16 |
JP4984158B2 true JP4984158B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=40654920
Family Applications (1)
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JP2007250942A Active JP4984158B2 (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 測定データ記録装置 |
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2007
- 2007-09-27 JP JP2007250942A patent/JP4984158B2/ja active Active
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