JP5226676B2 - データ記録再生装置 - Google Patents
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Description
赤外線カメラは、様々な測定対象物の温度分布を熱画像として捉え、時系列でその変化を見ることができるので、様々な分野で幅広く利用されている。
従来は、これらセンサから得られる計測値と赤外線カメラから得られる熱画像データはそれぞれ別個独立した記録再生装置で記録され、再生されていたので、それらの計測値と熱画像データの相関性を目視確認することが極めて困難であった。
データ記録再生装置102には、測定対象物の物理的変化或は化学的変化等を計測する複数のセンサ103と、測定対象物の熱画像を撮影する赤外線カメラ104、そして必要に応じてCCDカメラ105等の一般的な動画像撮影装置が信号出力源として接続される。データ記録部106はこれらの信号出力源、すなわち
・センサ103からは計測値を、
・赤外線カメラ104からは熱画像データを、
・CCDカメラ105からは動画像データ
を取り込み、ハードディスク装置等の不揮発性ストレージ107へリアルタイムに記録する。
操作部112を操作すると、制御部111がデータ記録部106を制御することにより、データ記録部106は不揮発性ストレージ107へ各種データの記録を同時に開始する。不揮発性ストレージ107には、各センサ103やカメラ毎に、個別のデータファイル108が作成される。
データ記録部113には、複数の種類の赤外線カメラを取り扱うために、赤外線画像記録制御部113が内蔵されている。
データ再生部109によるデータファイル108の再生結果は、液晶ディスプレイである表示部110に表示される。
制御部111はタッチパネルよりなる操作部112から発される操作情報に基づいて、データ記録部106、不揮発性ストレージ107、データ再生部109をそれぞれ制御する。
データ記録再生装置102のハードウェアは、ディスプレイ一体型パソコンに各種インターフェースボードを追加することにより実現できる。
OSは一般的なパソコン用OSを用いる。一例としてはWindows(登録商標)である。OSはファイルシステムを備えているので、不揮発性ストレージ107に構成されるファイルシステム(後述)は、OSによってもたらされる機能である。
データ記録再生装置102は、以上に記した構成のハードウェアに、パソコン用OSをインストールした後、更にデータ記録再生装置102として稼動するためのアプリケーションプログラムがインストールされている。
センサ103のアナログ出力信号は図示しないインターフェースボードに導かれ、それぞれインターフェースボード上のアンプ202で増幅された後、インターフェースボード上に設けられているA/D変換器203に入力される。A/D変換器203はサンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックに基づいて、アナログの入力信号をデジタルデータに変換する。そして、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロック毎に不揮発性ストレージ107上に設けられるセンサデータファイル205にデータを記録する。
ここで、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックは例えば10msec程度の周期(100Hz)である。
・赤外線カメラ104が出力する熱画像データの各フレームの出力タイミングと、
・CCDカメラ105が出力する動画像データの各フレームの出力タイミングと
をそれぞれ計測し、それらの計測結果をファイルに記録する。このタイミングを計測するための機能ブロックが、累積カウンタ210と計時用クロック生成器211とオフセットカウンタ212及び214と加算器213及び215である。そして、計測結果を記録するファイルがフレームタイミングファイル216である。
オフセットカウンタ212は計時用クロック生成器211が生成する計時用クロックを計数し、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックでリセットされ、フレームバッファ206から来るフレームタイミング(後述)の計数値を出力する。高分解能クロックとも言える計時用クロックはサンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックよりも高い周波数が設定される。ここでは、例えば1msecの周期に相当する周波数(1kHz)に設定される。
つまり、オフセットカウンタ212からはサンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックが来たタイミングからフレームバッファ206に1フレーム分のデータの格納を完了した時までの経過時間を、計時用クロック生成器211で計測した結果、すなわちオフセット時間を出力する。
累積カウンタ210、オフセットカウンタ212、そして加算器213は、フレームバッファ206から得られるフレームデータの到着時間を、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックを基準に計時し、当該フレームデータのフレームタイミングとして出力する、フレーム時間生成部ともいえる。
つまり、オフセットカウンタ214からはサンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックが来たタイミングからフレームバッファ208に1フレーム分のデータの格納を完了した時までの経過時間を、計時用クロック生成器211で計測した結果、すなわちオフセット時間を出力する。
累積カウンタ210、オフセットカウンタ214、そして加算器215も、フレームバッファ208から得られるフレームデータの到着時間を、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックを基準に計時し、当該フレームデータのフレームタイミングとして出力する、フレーム時間生成部ともいえる。
熱画像データファイル207と動画像ファイル209は、フレーム単位のデータが記録されるので、フレームデータファイルとも言える。
フレームタイミングファイル216はプレーンテキストファイルであり、データは改行コードで区切られる。
一行目には熱画像データファイル207のファイル名が記録される。ファイル名を示すために、当該行には行末に「:」(コロン)が付される。
二行目以降は、熱画像データのフレーム毎の到着時間が、一行ずつ百分の一秒単位で記録されている。
熱画像データのフレーム毎の到着時間を示すデータの終端行には、空行、つまり改行コードのみの行が設けられる。この改行コードのみの行を挟んで、次に動画像ファイル209のファイル名が来る。
次の行以降は、動画像データのフレーム毎の到着時間が、一行ずつ百分の一秒単位で記録されている。
不揮発性ストレージ107に格納されているセンサデータファイル205は、ファイルシステム217を通じて描画処理部402によって読み出される。読み出しのタイミングは再生クロック生成器408によって決定される。
読み出し制御部502は、フレームタイミングファイル216から、一フレーム毎のフレームタイミングデータを取り出す。
比較器503は、加算器213の出力と読み出し制御部502から得られたフレームタイミングデータとを比較して、加算器213の出力がフレームタイミングデータの値と等しくなった時に論理値「真」を出力する。この比較器503から出力される、論理値「真」の出力は、読み出し制御部502に与えられ、次のフレームタイミングデータを読み出すトリガとなる。
累積カウンタ210から得られる経過時間データとオフセットカウンタ212から得られるオフセット時間は、加算器213で加算される。つまり、加算器213は、再生クロック生成器408が生成する再生クロックを基準とする、計時用クロック生成器211の分解能での時間情報を出力する。したがって、比較器503は、この時間情報をフレームタイミングファイル216から得られたフレームを出力するフレームタイミングデータの値と比較して、値が一致したら再生のためのトリガパルスを出力するのである。
また、タイミング生成部507は、動画像ファイル209を読み出すフレームバッファ208に再生タイミングパルスを与える。
このように、熱画像データファイルや動画像ファイルの数(記録時に接続されるカメラの数=チャンネル数)が増える毎に、対応するタイミング生成部が設けられる。
表示領域603aは、センサ103aから得られて記録された計測値の、時間軸上の変化を示す領域である。曲線604aはセンサ103aから得られて記録された計測値のレベルを示す。
同様に、表示領域603bは、センサ103bから得られて記録された計測値の、時間軸上の変化を示す領域である。曲線604bはセンサ103bから得られて記録された計測値のレベルを示す。
また同様に、表示領域603cは、センサ103cから得られて記録された計測値の、時間軸上の変化を示す領域である。曲線604cはセンサ103cから得られて記録された計測値のレベルを示す。
そして、表示領域603dは、センサ103a、センサ103b及びセンサ103cから得られて記録された計測値に、所定の演算処理を施した結果を時間軸上で示す領域である。曲線604dは演算結果の時間軸上の変化を示す。演算処理としては、例えば加減算、乗除算等の四則演算の他に、微分、積分等の演算処理等が挙げられる。このような演算処理は、画面合成処理部406にて行われる。
一方、カーソル607はこれら表示領域603a、603b、603c及び603d上を、再生する時間に応じて位置が左から右に移動する。カーソル607の描画は、描画処理部402が再生クロック生成器408からの再生クロックを受けることによって行われる。
熱画像表示領域606は、赤外線カメラ106から得られて記録された熱画像データを示す領域である。
一つの表示画面602の中に、各種の計測値の時間軸上の変化を示す領域603と、動画像を表示する動画像表示領域605と熱画像を表示する熱画像表示領域606が同時に表示され、更にカーソル607が領域603の再生時点を指し示している。
このように画面を構成することにより、動画像表示領域605に表示される動画像、或は熱画像表示領域606に表示される熱画像に見出される変化と、表示領域603a乃至603dの曲線604a乃至604dに見出される変化の相関の有無を、目視で確認することができる。
入力インターフェース702としては、図7に示す通り、USB、LAN、そしてIEEE1394が設けられている。接続検出部703は、これら入力インターフェース702に赤外線カメラが接続されたことを検出する。
機種判別部704は、機種判別手順テーブル705に記述されている機種判別手順に則って、入力インターフェース702に接続された赤外線カメラの機種を特定する。この例では、二つの種類の赤外線カメラ104a及び104bがあるものとする。
コマンド変換部706は、機種判別部704から得られた赤外線カメラの機種情報に基づき、機種別コマンドテーブル707から当該機種に応じたコマンド体系を選択する。そして、制御部111から受け取る赤外線カメラを操作するための各種命令を当該赤外線カメラに適合するコマンドに変換して、赤外線カメラへ送信する。
データ形式変換部708は、機種判別部704から得られた赤外線カメラの機種情報に基づき、赤外線カメラから受信して作成された「生の熱画像データファイル」(以下「生ファイル709」)を、適合するコンバータ710によって変換済みファイル711に変換する。
図8(a)に示す、機種判別手順テーブル705の「機種名」フィールドには、赤外線カメラの機種名を示す文字列が格納される。
「送信コマンド」フィールドには、赤外線カメラの機種を特定するために用いるコマンド文字列が格納される。
「リザルトコード」フィールドには、赤外線カメラが「送信コマンド」フィールドに格納されているコマンド文字列を受信した時、それが正しい場合に、赤外線カメラが返答する文字列が格納される。
「コンバータファイル名」フィールドには、赤外線カメラから得られる生ファイル709を変換済みファイル711に返還するためのコンバータの実行ファイル名が格納される。
「操作コマンド」フィールドは、接続される赤外線カメラをどのような状態にしたいのかを記す内部コマンドの文字列が、機種別毎に複数記録されている。
「送信コマンド」フィールドは、接続される赤外線カメラに対して送信するコマンドの文字列が、機種別毎に複数記録されている。
「リザルトコード」フィールドは、正常実行時に赤外線カメラから返送されるリザルトコード文字列である。
処理を開始すると(ステップS901)、図示しないカウンタ変数iを1に初期化する(ステップS902)。
これ以降はループ処理である。最初に、機種判別手順テーブル705のi番目のレコードに記録されている、機種判別手順を実行する(ステップS903)。そしてその直後、図示しないタイマを起動する(ステップS904)。そして、赤外線カメラからリザルトコードが来たか否かを(ステップS905)、タイムアウトになるまで(ステップS906のY)、繰り返し確認する。
処理を開始すると(ステップS1001)、操作部112はユーザからの操作を待つ(ステップS1002)。操作部112がユーザから操作を受けると、制御部111はその操作が録画コマンド(「REC」)であるか否かを確かめる(ステップS1003)。録画コマンドであれば(ステップS1003のY)、制御部111は録画フラグを上げて(ステップS1004)、現在接続している赤外線カメラに適合したコマンドに変換して送出し(ステップS1005)、処理を終了する(ステップS1006)。なお、このフローチャートの処理は、操作部112からコマンドの入力があった時に実行されるので、実質的に無限ループとなっている。
なお、ステップS1007で停止コマンドでないと判定された場合も(ステップS1007のN)、コマンド変換及び送出処理を行って(ステップS1009)、処理を終了する(ステップS1006)。
処理を開始すると(ステップS1101)、先ず機種別コマンドテーブル707に従って、該当機種名の操作コマンドに対応する送信コマンドを送出する(ステップS1102)。次に、当該送信コマンドがリザルトコードを必要とするものなのかを判断する(ステップS1103)。機種別コマンドテーブル707の「リザルトコード」フィールドが空であれば、リザルトコードは不要である(ステップS1103のN)ので、この時点で処理は終了する(ステップS1104)。
所定時間以内にリザルトコードが来たのであれば(ステップS1106のY)、受信したリザルトコードが機種別コマンドテーブル707の「リザルトコード」フィールドに記録されているものと同じものであるか否かを判断する(ステップS1108)。もし一致していれば(ステップS1108のY)、正常終了となる(ステップS1104)。
図12(a)に示す変換済みファイル711は、データ記録再生装置101が内部で取り扱うデータの形式(データフォーマット)を示す。この変換済みファイル711は、ヘッダ711aと本体711bで構成されている。ヘッダ711aには機種名、補正データ情報、本体部分のデータ長、記録開始日時が記録されている。本体711bには熱画像データを構成する各ピクセルのデータが1バイトずつ記録されている。
なお、補正データ情報とは、赤外線カメラがどの温度範囲で対象物の熱画像を撮影したのかを示す情報である。熱画像データを構成する一つのピクセルが表現できるデータの分解能を最大限有効に使うために、この補正データ情報が必要になる。
この生ファイル1203の特徴的な点は、本体部分の各ピクセルを表すデータの記録順が、変換済みファイル711のそれとは逆である。つまり、生ファイル1203から変換済みファイル711の形式に変換するには、本体1203bからデータを列データ長毎に読み出した後、データの格納順を逆にする並べ替え処理を行う必要がある。
図13は、データコンバートの流れの一例を示すフローチャートである。図12(b)の生ファイル1202から変換済みファイル711へ変換する処理を想定している。
処理を開始すると(ステップS1301)、先ずヘッダを取り出して所定の情報を読み出す(ステップS1302)。このヘッダから本体のデータサイズを取得した(ステップS1303)後、カウンタを初期化する(ステップS1304)。
次に、本体から1バイトのデータを読み込み、変換処理を行う(ステップS1305)。次に、カウンタの値と本体のデータサイズとを比較して、本体の終端に至ったか否かを判断する(ステップS1306)。このステップS1306で、未だ本体の終端に至っていないと判定された場合は(ステップS1306のN)、カウンタをインクリメントして(ステップS1307)、次のデータを読み込み、変換処理を続ける。
そして、ステップS1306で、本体の終端に到達したと判定された場合(ステップS1306のY)、つまりカウンタの値が本体のデータサイズと等しくなった場合には、本体のデータ変換処理を完遂したこととなるので、次にフッタを読み込み、所定のデータを取り出して(ステップS1308)、一連の処理を終了する(ステップS1309)。
処理を開始すると(ステップS1401)、先ずヘッダを取り出して所定の情報を読み出す(ステップS1402)。このヘッダから本体のデータサイズと列データ長を取得した(ステップS1403)後、カウンタを初期化する(ステップS1404)。
次に、本体から列データ長に基づいて一列分のデータを読み込み、変換処理を行う(ステップS1405)。次に、カウンタの値と本体のデータサイズとを比較して、本体の終端に至ったか否かを判断する(ステップS1406)。このステップS1406で、未だ本体の終端に至っていないと判定された場合は(ステップS1406のN)、カウンタを列データ長でインクリメントして(ステップS1407)、次の列データを読み込み、変換処理を続ける。
そして、ステップS1406で、本体の終端に到達したと判定された場合(S1406のY)、つまりカウンタの値が本体のデータサイズと等しくなった場合は、本体のデータ変換処理を完遂したこととなる。この場合、この生データにはフッタがないので、この時点で一連の処理を終了したこととされる(ステップS1408)。
(1)サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックの周期が短い場合は、計時用クロック生成器211が生成する計時用クロックを設けなくてもよい。この場合は、オフセットカウンタ212及び214、そして加算器213及び215は不要になり、フレームバッファ206から来るフレームタイミングを累積カウンタ210の値で出力するためのラッチ回路を、加算器213及び215の代わりに設けることとなる。
或は、計時用クロック生成器211が生成する計時用クロックの周波数が、サンプリングクロック生成器204が生成するサンプリングクロックの周波数と等しくてもよい。
また、フレームタイミングファイル216に記録されているフレームタイミングデータを逆順に読み出すことができるように、再生タイミング調整部403を構成することにより、データの逆方向再生もできるようになる。
デジタルで記録する複数の計測値のうち、最も周期が短いサンプリングクロックに基づき、他の周期が長いデータが来るタイミングのオフセット時間を計測して、サンプリングクロックに基づくフレームタイミングをファイルとして記録した。このフレームタイミングが記録されたファイルに基づいてデータを再生することで、記録時のフレームタイミングを正確に再現することができるようになる。
Claims (4)
- アナログ信号をデジタル変換するA/D変換器と、
前記A/D変換器にサンプリングクロックを供給するサンプリングクロック生成器と、
前記サンプリングクロック以上の周波数の高分解能クロックを発生する高分解能クロック生成器と、
前記サンプリングクロックを累積加算して経過時間を出力する累積カウンタと、前記高分解能クロックを計数して計数値を出力し前記サンプリングクロックでリセットされるオフセットカウンタと、前記累積カウンタの出力データと前記オフセットカウンタの出力データを加算する加算器とを備え、外部に接続される前記サンプリングクロックより低いフレームレートのデータを発生するフレームデータ発生源から来るフレームデータの到着時間を、前記サンプリングクロックを基準にして、フレームタイミングとして出力するフレーム時間生成部と、
前記A/D変換器のデジタルデータ出力をセンサデータファイルとして、前記フレームデータをフレームデータファイルとして、前記フレームタイミングをフレームタイミングファイルとして、不揮発性ストレージにそれぞれ記録するファイルシステムと
を備えるデータ記録再生装置。 - 更に、
前記センサデータファイルに記録されているデータを再生用クロックに基づいて描画処理を行う第一描画処理部と、
前記フレームタイミングファイルに記録されているフレームタイミングを読み込み、前記再生用クロックを用いて前記フレームデータファイル内の前記フレームデータの再生タイミングパルスを生成する再生タイミング調整部と、
前記再生タイミングパルスに基づいて前記フレームデータの描画処理を行う第二描画処理部と、
前記第一描画処理部及び前記第二描画処理部のそれぞれの出力画像を合成する画面合成処理部と、
前記画面合成処理部にて合成された合成出力画像を表示する表示部と、
を備える請求項1記載のデータ記録再生装置。 - 更に、
第一のフレームデータ発生源と第二のフレームデータ発生源の種別を識別するための機種判別手順が記憶されている機種判別手順テーブルと、
前記機種判別手順テーブルに記憶されている前記機種判別手順を一つ以上実行して、接続されているフレームデータ発生源が前記第一のフレームデータ発生源であるか或は前記第二のフレームデータ発生源であるかを判別する機種判別部と、
前記接続されているフレームデータ発生源を操作するための命令を送出する制御部と、
前記第一のフレームデータ発生源と前記第二のフレームデータ発生源のコマンドと前記制御部が発する命令とが対応付いて記憶されている機種別コマンドテーブルと、
前記命令を前記機種判別部の判別結果に基づいて前記機種別コマンドテーブルのレコードを選択して前記接続されているフレームデータ発生源に適合するコマンドに変換して前記接続されているフレームデータ発生源に前記コマンドを送信するコマンド変換部と
を備える請求項2記載のデータ記録再生装置。 - 更に、
前記機種判別部の判別結果に基づいて複数存在するコンバータの一を選択して実行し、前記接続されているフレームデータ発生源が生成した前記フレームデータファイルを別形式のファイルに変換するデータ形式変換部と
を備える請求項3記載のデータ記録再生装置。
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