JP6169293B1 - ロギング装置及びロギング方法 - Google Patents

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Abstract

外部装置からデータを時系列で取得するデータ取得部と、データを格納するためのロギングデータを記憶するロギングデータ記憶部と、データを時系列で分ける時期を定める条件であり、ユーザによって設定されたトリガ条件をエンジニアリングツールから受信するデータロギング部と、トリガ条件が満たされたか否かを判定するトリガ条件判定部と、を備える。データロギング部は、データをロギングデータに書き込み、トリガ条件判定部でトリガ条件が満たされたと判定されたら、データを新たなロギングデータに書き込む。

Description

本発明は、データを時系列に記憶するロギング装置及びロギング方法に関する。
産業用制御システムにおいて、データを様々な状況で収集し、データを状況毎に収集しておきたいという要望がある。特に、トラブル発生時には、トラブルを解決するために、データの収集は重要である。
下記の特許文献1には、CPU15は、光センサ14にトリガである光信号が入力されたことを検出すると、アンプ11,12の何れかに入力された信号の収録を開始し、光センサ14に次の光信号が入力されたことを検出すると、入力された信号の収録を停止する信号記録装置が記載されている(段落[0039])。
特開2005−274223号公報
しかしながら、特許文献1記載の信号記録装置では、信号の収録の開始及び停止のために、トリガである光信号が入力される必要がある。従って、特許文献1記載の信号記録装置は、生産現場で使用し難いという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、生産現場での使用が容易なロギング装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、外部からデータを時系列で取得するデータ取得部と、データを時系列に格納するためのロギングデータを記憶するロギングデータ記憶部と、データを時系列で分ける時期を定める条件であり、ユーザによって設定されたトリガ条件をエンジニアリングツールから受信するデータロギング部と、トリガ条件が満たされたか否かを判定するトリガ条件判定部と、を備える。データロギング部は、データをロギングデータに書き込み、トリガ条件判定部でトリガ条件が満たされたと判定されたら、データを新たなロギングデータに書き込む。
本発明にかかるロギング装置は、生産現場での使用が容易となるという効果を奏する。
実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムの構成を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのメイン基板のハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールのハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの動作を示すフローチャート 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの表示部の表示面に表示されるトリガ条件データ入力画面を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの動作を示すフローチャート 実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの表示部の表示面に表示されるロギング条件データ入力画面を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置のハードウェア構成を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置の機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかるロギング装置の動作を示すフローチャート 実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置の動作を説明する波形図 実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図 実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるロギング装置及びロギング方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのハードウェア構成を示す図である。産業システム1は、製品の製造で例示される産業工程を実行する機械3と、機械3を制御するプログラマブルコントローラ(JIS(日本工業規格、Japanese Industrial Standards) B 3502:2011、programmable controllers(PLC))2と、プログラマブルコントローラ2と通信するエンジニアリングツール4と、を含む。
プログラマブルコントローラ2は、メイン基板21と、メイン基板21とバスB1を介して接続された入出力ユニット22、ネットワークユニット23及びロギング装置24と、を含む。入出力ユニット22、ネットワークユニット23及びロギング装置24の各々は、プログラマブルコントローラ2のサブ基板である。
入出力ユニット22は、機械3に接続されており、メイン基板21から受信したデータを機械3に出力し、機械3から入力されたデータをメイン基板21に送信する、送受信機である。
メイン基板21は、バスB1及び入出力ユニット22を介して機械3とデータを送受信することで、機械3を制御する。
ネットワークユニット23は、ネットワークN1に接続されており、メイン基板21は、ネットワークユニット23を介して他の装置と通信を行う、送受信機である。
ロギング装置24は、ネットワークN2を経由してエンジニアリングツール4に接続されている。
ネットワークN1及びN2は、Ethernet(登録商標、IEEE 802.3)又は無線LAN(Local Area Network、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.) 802.11a/b/g/n/ac)が例示される。
図2は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのメイン基板のハードウェア構成を示す図である。メイン基板21は、CPU(Central Processing Unit)21aと、RAM(Random Access Memory)であるメモリ21bと、バスインタフェース21cと、記憶部21dと、を含む。CPU21a、メモリ21b、バスインタフェース21c及び記憶部21dは、バスB2を介して接続されている。
バスインタフェース21cは、バスB1とバスB2とを連絡するバスブリッジ回路である。
記憶部21dは、プロジェクトデータ21eを記憶する。記憶部21dは、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)又はeMMC(embedded Multi Media Card)が例示される。
プロジェクトデータ21eは、ラダー言語で例示されるプログラミング言語で記述された、機械3を制御するための制御プログラム21e1と、制御プログラム21e1の実行時に参照される制御パラメータ21e2と、を含む。
プロジェクトデータ21eは、制御プログラム21e1の実行時の作業領域であるデバイスをメモリ21b内に確保するメモリ確保記述がなされたデータである、デバイスメモリ21e3を含む。
プロジェクトデータ21eは、入出力ユニット22と機械3との接続関係の記述がなされたデータである、接続情報21e4と、を含む。
CPU21aは、制御パラメータ21e2を参照し及びメモリ21b内に確保された作業領域であるデバイスを使用しながら、制御プログラム21e1を実行することで、機械3を制御する。
メモリ21b内には、デバイスメモリ21e3内の記述に基づいて、複数の作業領域であるデバイスが確保される。機械3への出力用に確保されたメモリ領域であるデバイスに書き込まれたデータは、バスB2、バスインタフェース21c、バスB1及び入出力ユニット22を経由して、機械3へ出力される。また、機械3から入出力ユニット22に入力されたデータは、バスB1、バスインタフェース21c及びバスB2を経由して、機械3からの入力用に確保されたメモリ領域であるデバイスに書き込まれる。
実施の形態1では、メモリ21bは、機械3からの入力用に確保されたメモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4を含む。
「D1」、「D2」、「D3」及び「D4」は、デバイスの名称であり、プログラマブルコントローラ2のメーカ又はプログラマブルコントローラ2のユーザによって、各デバイスに付される。
実施の形態1では、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4には、初期値「0」が格納されている。
実施の形態1では、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1には、機械3から入出力ユニット22に入力される「センサ異常検出」のデータが格納される。メモリ領域であるデバイス「D1」21b1には、機械3でセンサ異常が検出されていなければ「0」が書き込まれ、機械3でセンサ異常が検出されていれば「1」が書き込まれる。
また、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2には、機械3から入出力ユニット22に入力される「電圧低下」のデータが格納される。メモリ領域であるデバイス「D2」21b2には、機械3で電圧低下が検出されていなければ「0」が書き込まれ、機械3で電圧低下が検出されていれば「1」が書き込まれる。
また、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3には、機械3から入出力ユニット22に入力される「緊急停止」のデータが格納される。メモリ領域であるデバイス「D3」21b3には、機械3が緊急停止していなければ「0」が書き込まれ、機械3が緊急停止していれば「1」が書き込まれる。
また、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4には、機械3から入出力ユニット22に入力される「刃具使用」のデータが格納される。メモリ領域であるデバイス「D4」21b4には、機械3が刃具を使用していなければ「0」が書き込まれ、機械3が刃具を使用していれば「1」が書き込まれる。
図3は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールのハードウェア構成を示す図である。エンジニアリングツール4は、コンピュータを利用して実現可能である。コンピュータは、CPU41と、RAM42と、ROM(Read Only Memory)43と、記憶部44と、入力部45と、表示部46と、通信インタフェース47と、を含む。CPU41、RAM42、ROM43、記憶部44、入力部45、表示部46及び通信インタフェース47は、バスB3を介して接続されている。
CPU41は、RAM42を作業領域として使用しながら、ROM43及び記憶部44に記憶されているプログラムを実行する。ROM43に記憶されているプログラムは、BIOS(Basic Input/Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)が例示される。記憶部44に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びエンジニアリングツールプログラムが例示される。記憶部44は、SSD又はHDDが例示される。
入力部45は、ユーザからの操作入力を受け付ける受信機である。入力部45は、キーボード又はマウスが例示される。表示部46は、文字及び画像を表示する。表示部46は、ディスプレイであり、液晶表示装置が例示される。通信インタフェース47は、ロギング装置24と通信を行う。
図4は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの機能ブロックを示す図である。
記憶部44は、トリガ条件データ作成プログラム44aを記憶する。トリガ条件データ作成プログラム44aは、ユーザからの入力に基づいて、メモリ領域であるデバイス内に格納されているデータを時系列で分ける時期を定める条件であるトリガ条件データ44cを作成してロギング装置24に送信するためのプログラムである。
CPU41がトリガ条件データ作成プログラム44aを実行することで、ユーザからの入力に基づいて、メモリ領域であるデバイス内に格納されているデータを時系列で分ける時期を定める条件であるトリガ条件データ44cを作成してロギング装置24に送信するトリガ条件データ作成部41aが実現される。
記憶部44は、ロギング条件データ作成プログラム44bを記憶する。ロギング条件データ作成プログラム44bは、ユーザからの入力に基づいて、メモリ領域であるデバイス内に格納されているデータが予め定められた値に変化した回数又はメモリ領域であるデバイス内に格納されているデータが予め定められた値を維持した累積時間をカウントする条件であるロギング条件データ44dを作成してロギング装置24に送信するためのプログラムである。
CPU41がロギング条件データ作成プログラム44bを実行することで、ユーザからの入力に基づいて、メモリ領域であるデバイス内に格納されているデータが予め定められた値に変化した回数又はメモリ領域であるデバイス内に格納されているデータが予め定められた値を維持した累積時間をカウントする条件であるロギング条件データ44dを作成してロギング装置24に送信するロギング条件データ作成部41bが実現される。
図5は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの動作を示すフローチャートである。
トリガ条件データ作成部41aは、ステップS100において、トリガ条件データを入力するためのトリガ条件データ入力画面を表示部46に表示する。
トリガ条件データ作成部41aは、ステップS102において、入力部45を介して、トリガ条件データの入力を受け付ける。
図6は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの表示部の表示面に表示されるトリガ条件データ入力画面を示す図である。
トリガ条件データ作成部41aは、トリガ条件データ入力画面49を、表示部46の表示面46aに表示する。
トリガ条件データ入力画面49は、単一の条件をトリガ条件にする場合に選択するための選択領域49aと、複数の条件の組み合わせをトリガ条件にする場合に選択するための選択領域49bと、を含む。
実施の形態1では、選択領域49aがユーザによって選択され、単一の条件をトリガ条件にするものとする。
トリガ条件データ入力画面49は、トリガ条件を入力するための入力欄49gを含む。入力欄49gは、トリガ条件の種別を入力するための第1項目49g1と、トリガ条件の設定内容を入力するための第2項目49g2と、を含む。トリガ条件の種別は、時間又はデバイスのデータの値が例示される。
単一の条件をトリガ条件にする場合には、ユーザは、入力部45を操作して、単一のトリガ条件を入力欄49gの第1行49g3内に入力する。
実施の形態1では、第1行49g3の第1項目49g1には、トリガ条件の種別「時間」が入力されている。第1行49g3の第2項目49g2には、トリガ条件の設定内容「1時間毎」が入力されている。従って、実施の形態1では、1時間毎にトリガ条件が満たされることになる。
トリガ条件データ入力画面49は、複数の条件のOR(論理和)をトリガ条件にする場合に選択する選択領域49cを含む。
複数の条件の組み合わせをトリガ条件にする場合は、ユーザは、複数の条件を入力欄49gの複数の行に入力する。
例えば、メモリ領域であるデバイス「D1」の値が「5」になるか又はメモリ領域であるデバイス「F1」の値が「ON」になるかをトリガ条件にする場合には、ユーザは、選択領域49b及び49cを選択する。更に、ユーザは、トリガ条件の種別「データ条件(比較)」を第1行49g3の第1項目49g1に入力し、トリガ条件の内容「D1=5」を第1行49g3の第2項目49g2に入力し、トリガ条件の種別「データ条件(比較)」を第2行49g4の第1項目49g1に入力し、トリガ条件の内容「F1=ON」を第2行49g4の第2項目49g2に入力する。
トリガ条件データ入力画面49は、複数の条件のAND(論理積)をトリガ条件にする場合に選択する選択領域49dを含む。
トリガ条件データ入力画面49は、条件成立の回数を設定して、条件が設定回数成立することをトリガ条件にする場合に選択する選択領域49eを含む。
トリガ条件データ入力画面49は、複数の条件が成立する順序を設定して、条件が設定順序で成立することをトリガ条件にする場合に選択する選択領域49fを含む。
ユーザは、トリガ条件の入力が終わったら、「完了」領域49hを選択する。
エンジニアリングツール4の動作の説明に戻る。
図5を参照すると、トリガ条件データ作成部41aは、ステップS104において、ユーザからの入力に基づいて、トリガ条件データ44cを記憶部44内に作成する。
図4を参照すると、トリガ条件データ44cは、トリガ条件の種別を格納する第1項目44c1と、トリガ条件の設定内容を格納する第2項目44c2と、を含む。第1項目44c1には、トリガ条件の種別「時間」が格納されており、第2項目44c2には、トリガ条件の内容「1時間毎」が格納されている。
図5を参照すると、トリガ条件データ作成部41aは、ステップS106において、トリガ条件データ44cを、ロギング装置24に送信し、処理を終了する。ロギング装置24は、トリガ条件データ44cをエンジニアリングツール4から受信する。
図7は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの動作を示すフローチャートである。
ロギング条件データ作成部41bは、ステップS110において、ロギング条件データを入力するためのロギング条件データ入力画面を表示部46に表示する。
ロギング条件データ作成部41bは、ステップS112において、入力部45を介して、ロギング条件データの入力を受け付ける。
図8は、実施の形態1にかかるロギング装置を含む産業システムのエンジニアリングツールの表示部の表示面に表示されるロギング条件データ入力画面を示す図である。
ロギング条件データ作成部41bは、ロギング条件データ入力画面48を、表示部46の表示面46aに表示する。
ロギング条件データ入力画面48は、ロギング条件を入力するための入力欄48aを含む。
入力欄48aは、メモリ領域であるデバイスをカウントする条件を入力するための第7項目48a7と、を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの先頭及び末尾を入力するための第1項目48a1を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスのデータ型を入力するための第2項目48a2を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスのサイズを入力するための第3項目48a3と、を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの値の出力値の意味内容を入力するための第4項目48a4を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスのスケーリングを入力するための第5項目48a5を含む。
入力欄48aは、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの出力形式を入力するための第6項目48a6を含む。
実施の形態1では、入力欄48aの第1行48a8から第4行48a11までの4つの行に、4つのロギング条件が夫々入力されている。
入力欄48aの第1行48a8の第1項目48a1には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの先頭及び末尾「D1」が入力されている。
入力欄48aの第1行48a8の第2項目48a2には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイス「D1」のデータ型「ワード(符号付き)」が入力されている。
入力欄48aの第1行48a8の第3項目48a3は、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイス「D1」のデータ型が「ワード(符号付き)」であるので、入力が省かれている。
入力欄48aの第1行48a8の第4項目48a4には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイス「D1」の意味内容「回数」が入力されている。
入力欄48aの第1行48a8の第5項目48a5は、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイス「D1」のスケーリングを行わないので、入力が省かれている。
入力欄48aの第1行48a8の第6項目48a6には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイス「D1」の出力形式「小数形式(桁数:0)」が入力されている。
入力欄48aの第1行48a8の第7項目48a7には、メモリ領域であるデバイス「D1」をカウントする条件「=1」が入力されている。従って、メモリ領域であるデバイス「D1」は、格納される値が「1」になったら、カウントされる。
入力欄48aの第2行48a9の第1項目48a1には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの先頭及び末尾「D2」が入力されている。
入力欄48aの第2行48a8の第2項目48a2から第7項目48a7までには、第1行48a8の第2項目48a2から第7項目48a7までと同じ値が入力されている。
入力欄48aの第3行48a10の第1項目48a1には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの先頭及び末尾「D3」が入力されている。
入力欄48aの第3行48a10の第2項目48a2から第7項目48a7までには、第1行48a8の第2項目48a2から第7項目48a7までと同じ値が入力されている。
入力欄48aの第4行48a11の第1項目48a1には、第7項目48a7に入力された条件を満たすように変化した回数及び第7項目48a7に入力された条件を満たすことを維持した累積時間のカウントの対象とする、メモリ領域であるデバイスの先頭及び末尾「D4」が入力されている。
入力欄48aの第4行48a11の第2項目48a2から第7項目48a7までには、第1行48a8の第2項目48a2から第7項目48a7までと同じ値が入力されている。
ユーザは、ロギング条件の入力が終わったら、「完了」領域48bを選択する。
エンジニアリングツール4の動作の説明に戻る。
図7を参照すると、ロギング条件データ作成部41bは、ステップS114において、ユーザからの入力に基づいて、ロギング条件データ44dを記憶部44内に作成する。
図4を参照すると、ロギング条件データ44dは、カウントの対象となるメモリ領域であるデバイスを格納する第1項目44d1と、カウントの対象となるメモリ領域であるデバイスをカウントする条件を格納する第2項目44d2と、を含む。
ロギング条件データ44dの第1行44d3の第1項目44d1には、デバイス名「D1」が格納され、第2項目44d2には、条件「=1」が格納されている。従って、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1は、格納される値が「1」に変化した回数及び「1」を維持した累積時間がカウントされる。
実施の形態1では、ロギング条件データ44dの第1行44d3に記述されたロギング条件を、第1ロギング条件と称する。
ロギング条件データ44dの第2行44d4の第1項目44d1には、デバイス名「D2」が格納され、第2項目44d2には、条件「=1」が格納されている。従って、メモリ領域であるデバイス「D2」は、格納される値が「1」に変化した回数及び「1」を維持した累積時間がカウントされる。
実施の形態1では、ロギング条件データ44dの第2行44d4に記述されたロギング条件を、第2ロギング条件と称する。
ロギング条件データ44dの第3行44d5の第1項目44d1には、デバイス名「D3」が格納され、第2項目44d2には、条件「=1」が格納されている。従って、メモリ領域であるデバイス「D3」は、格納される値が「1」に変化した回数及び「1」を維持した累積時間がカウントされる。
実施の形態1では、ロギング条件データ44dの第3行44d5に記述されたロギング条件を、第3ロギング条件と称する。
ロギング条件データ44dの第4行44d6の第1項目44d1には、デバイス名「D4」が格納され、第2項目44d2には、条件「=1」が格納されている。従って、メモリ領域であるデバイス「D4」は、格納される値が「1」に変化した回数及び「1」を維持した累積時間がカウントされる。
実施の形態1では、ロギング条件データ44dの第4行44d6に記述されたロギング条件を、第4ロギング条件と称する。
図7を参照すると、ロギング条件データ作成部41bは、ステップS116において、ロギング条件データ44dを、ロギング装置24に送信し、処理を終了する。ロギング装置24は、ロギング条件データ44dをエンジニアリングツール24から受信する。
図9は、実施の形態1にかかるロギング装置のハードウェア構成を示す図である。ロギング装置24は、バスインタフェース24aと、CPU24bと、不揮発性記憶部24cと、スロット24dに収納されたリムーバブルな不揮発性記憶媒体であるロギングデータ記憶部24eと、ネットワークインタフェース24fと、を含む。バスインタフェース24a、CPU24b、不揮発性記憶部24c、ロギングデータ記憶部24e及びネットワークインタフェース24fは、バスB3を介して接続されている。
バスインタフェース24aは、バスB1とバスB3とを連絡するバスブリッジ回路である。
ネットワークインタフェース24fは、ネットワークN2を介して、エンジニアリングツール4に接続されている。
不揮発性記憶部24cは、SSD、HDD又はeMMCが例示される。
ロギングデータ記憶部24eは、SDカード(登録商標)、CompactFlash(登録商標)、USBメモリ又はDVD(Digital Versatile Disc)が例示される。
ロギングデータ記憶部24eがリムーバブルな不揮発性記憶部であれば、データの可搬性が向上する。
なお、ロギングデータ記憶部24eは、非リムーバブルな不揮発性記憶部であっても良い。非リムーバブルな不揮発性記憶部は、SSD又はeMMCが例示される。
ロギングデータ記憶部24eが非リムーバブルな不揮発性記憶部であれば、スロット24dが不要になるので、部品点数の削減、実装面積の縮小又はコストの低減が図れる。
図10は、実施の形態1にかかるロギング装置の機能ブロックを示す図である。
不揮発性記憶部24cは、外部からデータを時系列で取得するデータ取得プログラム24c1を記憶する。
CPU24bがデータ取得プログラム24c1を実行することで、外部からデータを時系列で取得するデータ取得部24b1が実現される。
不揮発性記憶部24cは、データロギングプログラム24c2を記憶する。データロギングプログラム24c2は、トリガ条件データ44c及びロギング条件データ44dをエンジニアリングツール4から受信して不揮発性記憶部24cに書き込むためのプログラムである。また、データロギングプログラム24c2は、外部から取得したデータをロギングデータ記憶部24eに書き込むためのプログラムである。
CPU24bがデータロギングプログラム24c2を実行することで、トリガ条件データ44c及びロギング条件データ44dをエンジニアリングツール4から受信して不揮発性記憶部24cに書き込み、外部から取得したデータをロギングデータ記憶部24eに書き込むデータロギング部24b2が実現される。
不揮発性記憶部24cは、トリガ条件が満たされたか否かを判定するトリガ条件判定プログラム24c3を記憶する。
CPU24bがトリガ条件判定プログラム24c3を実行することで、トリガ条件が満たされたか否かを判定するトリガ条件判定部24b3が実現される。
不揮発性記憶部24cは、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれかが満たされたか否かを判定するロギング条件判定プログラム24c4を記憶する。
CPU24bがロギング条件判定プログラム24c4を実行することで、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれかが満たされたか否かを判定するロギング条件判定部24b4が実現される。
不揮発性記憶部24cは、エンジニアリングツール4から受信したトリガ条件データ44c及びロギング条件データ44dを記憶する。
ロギング装置24の動作について説明する。
図11は、実施の形態1にかかるロギング装置の動作を示すフローチャートである。なお、実施の形態1では、ロギング装置24が図11に示すフローチャートの実行を開始する時刻を14時00分00秒とする。
データロギング部24b2は、ステップS200において、停電からの復帰であるか否かを判定する。データロギング部24b2は、停電からの復帰ではないと判定したら(No)、処理をステップS202に進め、停電からの復帰であると判定したら(Yes)、処理をステップS206に進める。
データロギング部24b2は、ステップS202において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの各々毎に、回数カウンタ及び累積時間カウンタを作成する。
再び図10を参照すると、データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1内の「センサ異常検出」のデータが第1ロギング条件「=1」に変化した回数をカウントするための「センサ異常検出」回数カウンタ24c5のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「センサ異常検出」回数カウンタ24c5に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1内の「センサ異常検出」のデータが第1ロギング条件「=1」を維持した累積時間をカウントするための「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2内の「電圧低下」のデータが第2ロギング条件「=1」に変化した回数をカウントするための「電圧低下」回数カウンタ24c7のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「電圧低下」回数カウンタ24c7に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2内の「電圧低下」のデータが第2ロギング条件「=1」を維持した累積時間をカウントするための「電圧低下」累積時間カウンタ24c8のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「電圧低下」累積時間カウンタ24c8に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3内の「緊急停止」のデータが第3ロギング条件「=1」に変化した回数をカウントするための「緊急停止」回数カウンタ24c9のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「緊急停止」回数カウンタ24c9に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3内の「緊急停止」のデータが第3ロギング条件「=1」を維持した累積時間をカウントするための「緊急停止」累積時間カウンタ24c10のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「緊急停止」累積時間カウンタ24c10に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4内の「刃具使用」のデータが第4ロギング条件「=1」に変化した回数をカウントするための「刃具使用」回数カウンタ24c11のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「刃具使用」回数カウンタ24c11に格納する。
データロギング部24b2は、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4内の「刃具使用」のデータが第4ロギング条件「=1」を維持した累積時間をカウントするための「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のメモリ領域を不揮発性記憶部24c内に確保し、初期値「0」を「刃具使用」累積時間カウンタ24c12に格納する。
再び図11を参照すると、データロギング部24b2は、ステップS204において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1内の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2内の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3内の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4内の「刃具使用」のデータを時系列に格納するための第1ロギングデータ24e1のファイルを、ロギングデータ記憶部24e内に作成する。
図12は、実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図である。
ロギングデータ記憶部24e内の第1ロギングデータ24e1は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータを時系列に格納するための第1行24e1aと、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータを時系列に格納するための第2行24e1bと、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータを時系列に格納するための第3行24e1cと、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータを時系列に格納するための第4行24e1dと、を含む。
なお、実施の形態1では、トリガ条件データ44cには、トリガ条件の種別「時間」及びトリガ条件の内容「1時間毎」が格納されている。従って、実施の形態1では、1時間毎にトリガ条件が満たされることになる。また、実施の形態1では、ロギング装置24のデータ取得周期は、1秒とする。
従って、第1ロギングデータ24e1は、現在時刻「14時00分00秒」から、1秒刻みで、59分59秒後の「14時59分59秒」までの3600個の項目を含む。
なお、データロギング部24b2は、ステップS200で停電からの復帰と判定したら(Yes)、ステップS202及びステップS204をスキップする。不揮発性記憶部24cは不揮発性であるので、停電直前の回数カウンタ及び累積時間カウンタが不揮発性記憶部24c内に残っているから、回数カウンタ及び累積時間カウンタを作成しなくても良いからである。また、ロギングデータ記憶部24eも不揮発性であるので、停電直前のロギングデータがロギングデータ記憶部24e内に残っているから、回数カウンタ及び累積時間カウンタを作成しなくても良いからである。
従って、データロギング部24b2は、停電から復帰する際に、停電直前までの回数カウンタ、累積時間カウンタ及びロギングデータを引き継いで、ロギングを行うことが可能である。
再び図11を参照すると、ロギング装置24は、ステップS206からステップS228までを、データ取得周期つまり1秒毎に繰り返し実行する。
データ取得部24b1は、ステップS206において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4のデータを取得する。
データ取得部24b1は、入出力ユニット22とメイン基板21との間のバス通信をスヌープ(snoop)することで、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4のデータを取得しても良い。また、データ取得部24b1は、メイン基板21とバス通信を行うことで、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4のデータをメイン基板21から取得しても良い。
データ取得部24b1は、ステップS208において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1、デバイス「D2」21b2、デバイス「D3」21b3及びデバイス「D4」21b4のデータを、現在のロギングデータに書き込む。
ロギング条件判定部24b4は、ステップS210において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれかが満たされたか否かを判定する。ロギング条件判定部24b4は、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれかが満たされたと判定したら(Yes)、処理をステップS212に進め、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれもが満たされていないと判定したら(No)、処理をステップS218に進める。
ロギング条件判定部24b4は、ステップS212において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの中のロギング条件が満たされたデバイスのデータが前回から変化したか否かを判定する。ロギング条件判定部24b4は、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの中のロギング条件が満たされたデバイスのデータが前回から変化したと判定したら(Yes)、処理をステップS214に進め、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの中のロギング条件が満たされたデバイスのデータが前回から変化していないと判定したら(No)、処理をステップS216に進める。
データロギング部24b2は、ステップS214において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの中のロギング条件が満たされたデバイスの回数カウンタをカウントアップする。
データロギング部24b2は、ステップS216において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までの中のロギング条件が満たされたデバイスの累積時間カウンタをカウントアップする。
トリガ条件判定部24b3は、ステップS218において、トリガ条件が満たされたか否かを判定する。トリガ条件判定部24b3は、トリガ条件が満たされたと判定したら(Yes)、処理をステップS220に進め、トリガ条件が満たされていないと判定したら(No)、処理をステップS228に進める。
データロギング部24b2は、ステップS220において、全回数カウンタ内の回数及び全累積時間カウンタ内の累積時間を、ロギングデータ記憶部24eに書き込む。
データロギング部24b2は、ステップS222において、全回数カウンタ及び全累積時間カウンタを、「0」にクリアする。
データロギング部24b2は、ステップS224において、現在のロギングデータのファイルをクローズする。
データロギング部24b2は、ステップS226において、新たなロギングデータのファイルをロギングデータ記憶部24e内に作成する。
データロギング部24b2は、ステップS228において、データ取得周期時間、つまり1秒だけ待機し、処理をステップS206に進める。
ロギング装置24の動作について、具体的な波形を参照して説明する。
図13は、実施の形態1にかかるロギング装置の動作を説明する波形図である。
時刻14時00分00秒において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「0」である。データ取得部24b1は、ステップS206において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1のデータ「0」を取得する。
時刻14時00分00秒において、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータは、「0」である。データ取得部24b1は、ステップS206において、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2のデータ「0」を取得する。
時刻14時00分00秒において、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータは、「0」である。データ取得部24b1は、ステップS206において、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3のデータ「0」を取得する。
時刻14時00分00秒において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。データ取得部24b1は、ステップS206において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4のデータ「0」を取得する。
データロギング部24b2は、ステップS208において、データ取得部24b1が取得した、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ「0」、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ「0」、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ「0」及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータ「0」を、第1ロギングデータ24e1に書き込む。
図14は、実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図である。
データロギング部24b2は、ステップS208において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ「0」を、第1行24e1aの時刻「14時00分00秒」の項目に書き込む。
データロギング部24b2は、ステップS208において、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ「0」を、第2行24e1bの時刻「14時00分00秒」の項目に書き込む。
データロギング部24b2は、ステップS208において、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ「0」を、第3行24e1cの時刻「14時00分00秒」の項目に書き込む。
データロギング部24b2は、ステップS208において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータ「0」を、第4行24e1dの時刻「14時00分00秒」の項目に書き込む。
データロギング部24b2は、時刻14時00分00秒から時刻14時59分59秒までの間、データ取得周期つまり1秒毎に、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「0」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「0」のデータを取得して、第1ロギングデータ24e1に書き込む。
再び図13を参照すると、時刻14時00分00秒からタイミングtの直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、時刻14時00分00秒からタイミングtの直前までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータが「0」から「1」に変化するとともに、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第2ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「電圧低下」回数カウンタ24c7及び「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングtにおいて、「電圧低下」回数カウンタ24c7及び「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「1」になる。
タイミングtから、10分後のタイミングtの直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、第2ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第2ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングtにおいて、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は、「10分」になる。
一方、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8をカウントアップする。
タイミングtから、10分後のタイミングtの直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータは、「1」である。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8をカウントアップする。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは「0」から「1」に変化し、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータは「1」から「0」に変化し、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5及び「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5の値は「1」になり、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は「2」になる。
また、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8のカウントアップを行わない。従って、タイミングtにおいて、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8の値は、「20分」になる。
タイミングtから、10分後のタイミングtの直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6の値は「10分」になり、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は「20分」になる。
タイミングtからタイミングtの直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第1ロギング条件、第3ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5の値は「2」になり、「緊急停止」回数カウンタ24c9の値は「1」になり、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は「3」になる。
タイミングtから、10分後のタイミングtの直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、第1ロギング条件、第3ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtからタイミングtの直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングtにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtにおいて、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングtにおいて、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6の値は「20分」になり、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10の値は「10分」になり、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は「30分」になる。
タイミングtから時刻14時59分59秒までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングtから時刻14時59分59秒までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
時刻14時59分59秒になると、トリガ条件判定部24b3は、トリガ条件が満たされたと判定する(ステップS218でYes)。
従って、データロギング部24b2は、時刻14時59分59秒において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11内の回数と、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12内の累積時間と、をロギングデータ記憶部24eに書き込む。
図15は、実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図である。
第1ロギングデータ24e1には、時刻14時00分00秒から時刻14時59分59秒までの、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが、時系列に格納されている。
データロギング部24b2は、第1ロギングデータ24e1に、第1付帯データ24e2を付帯させる。第1付帯データ24e2は、「センサ異常検出」回数データ24e2aと、「センサ異常検出」累積時間データ24e2bと、「電圧低下」回数データ24e2cと、「電圧低下」累積時間データ24e2dと、「緊急停止」回数データ24e2eと、「緊急停止」累積時間データ24e2fと、「刃具使用」回数データ24e2gと、「刃具使用」累積時間データ24e2hと、を含む。
「センサ異常検出」回数データ24e2aの値は、「2」であり、「センサ異常検出」累積時間データ24e2bの値は、「20分」である。
「電圧低下」回数データ24e2cの値は、「1」であり、「電圧低下」累積時間データ24e2dの値は、「20分」である。
「緊急停止」回数データ24e2eの値は、「1」であり、「緊急停止」累積時間データ24e2fの値は、「10分」である。
「刃具使用」回数データ24e2gの値は、「3」であり、「刃具使用」累積時間データ24e2hの値は、「30分」である。
次に、データロギング部24b2は、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」回数カウンタ24c9、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10、「刃具使用」回数カウンタ24c11及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をクリアする(ステップS222)。
更に、データロギング部24b2は、第1ロギングデータ24e1のファイルをクローズし(ステップS224)、新たな第2ロギングデータ24e3のファイルをロギングデータ記憶部24e内に作成する(ステップS226)。
データロギング部24b2は、時刻15時00分00秒から時刻15時59分59秒までの間、データ取得周期つまり1秒毎に、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「0」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「0」のデータを取得して、第2ロギングデータ24e3に書き込む。
再び図13を参照すると、時刻15時00分00秒からタイミングt11の直前までにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、時刻15時00分00秒からタイミングt11までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングt11において、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータは「0」から「1」に変化するとともに、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt11において、第3ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt11において、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt11において、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「1」になる。
タイミングt11から、10分後のタイミングt12の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt11からタイミングt12の直前までの間において、第3ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt11からタイミングt12の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt12において、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt12において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt12において、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt12において、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は、「10分」になる。
タイミングt12からタイミングt13の直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt12からタイミングt13の直前までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングt13において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt13において、第1ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt13において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5をカウントアップする。従って、タイミングt13において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5の値は、「1」になる。
タイミングt13からタイミングt14の直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「1」である。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt13からタイミングt14の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6をカウントアップする。
タイミングt14において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt14において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt14において、「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt14において、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「2」になる。
タイミングt14から、タイミングt13の10分後であるタイミングt15の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt14からタイミングt15の直前までの間において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt14からタイミングt15の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt15において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt15において、第4ロギング条件が満たされていると判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt15において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6のカウントアップを行わない。従って、タイミングt15において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6の値は、「10分」になる。
一方、データロギング部24b2は、タイミングt15において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt14の10分後であるタイミングt16において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt16において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれもが満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt16において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt16において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は、「20分」になる。
タイミングt16からタイミングt17の直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt16からタイミングt17の直前までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングt17において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt17において、第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt17において、「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt17において、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「3」になる。
タイミングt17から、10分後であるタイミングt18の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt17からタイミングt18の直前までの間において、第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt17からタイミングt18の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt17の10分後であるタイミングt18において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt18において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt18において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt18において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は、「30分」になる。
タイミングt18から時刻15時59分59秒までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b1の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt18から時刻15時59分59秒までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
時刻15時59分59秒になると、トリガ条件判定部24b3は、トリガ条件が満たされたと判定する(ステップS218でYes)。
従って、データロギング部24b2は、時刻15時59分59秒において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11内の回数と、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12内の累積時間と、をロギングデータ記憶部24eに書き込む。
図16は、実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図である。
第2ロギングデータ24e3には、時刻15時00分00秒から時刻15時59分59秒までの、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが、時系列に格納されている。
データロギング部24b2は、第2ロギングデータ24e3に、第2付帯データ24e4を付帯させる。第2付帯データ24e4は、「センサ異常検出」回数データ24e4aと、「センサ異常検出」累積時間データ24e4bと、「電圧低下」回数データ24e4cと、「電圧低下」累積時間データ24e4dと、「緊急停止」回数データ24e4eと、「緊急停止」累積時間データ24e4fと、「刃具使用」回数データ24e4gと、「刃具使用」累積時間データ24e4hと、を含む。
「センサ異常検出」回数データ24e4aの値は、「1」であり、「センサ異常検出」累積時間データ24e4bの値は、「10分」である。
「電圧低下」回数データ24e4cの値は、「0」であり、「電圧低下」累積時間データ24e4dの値は、「0分」である。
「緊急停止」回数データ24e4eの値は、「1」であり、「緊急停止」累積時間データ24e4fの値は、「10分」である。
「刃具使用」回数データ24e4gの値は、「3」であり、「刃具使用」累積時間データ24e4hの値は、「30分」である。
次に、データロギング部24b2は、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」回数カウンタ24c9、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10、「刃具使用」回数カウンタ24c11及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をクリアする(ステップS222)。
更に、データロギング部24b2は、第2ロギングデータ24e3のファイルをクローズし(ステップS224)、新たな第3ロギングデータ24e5のファイルをロギングデータ記憶部24e内に作成する(ステップS226)。
データロギング部24b2は、時刻16時00分00秒から時刻16時59分59秒までの間、データ取得周期つまり1秒毎に、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「0」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「0」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「0」のデータを取得して、第3ロギングデータ24e5に書き込む。
再び図13を参照すると、時刻16時00分00秒からタイミングt21の直前までにおいて、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、時刻16時00分00秒からタイミングt21までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングt21において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt21において、第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt21において、「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt21において、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「1」になる。
タイミングt21から、10分後のタイミングt22の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt21からタイミングt22の直前までの間において、第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt21からタイミングt22の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt22において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「0」から「1」に変化するとともに、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt22において、第1ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt22において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5をカウントアップする。従って、タイミングt22において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5の値は、「1」になる。
また、データロギング部24b2は、タイミングt22において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt22において、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は、「10分」になる。
タイミングt22から、10分後のタイミングt23の直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータは、「1」である。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt22からタイミングt23の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6をカウントアップする。
タイミングt23において、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt23において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt23において、「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt23において、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は、「2」になる。
タイミングt23から、10分後であるタイミングt24の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt23からタイミングt24の直前までの間において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt23からタイミングt24の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt24において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt24において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt24において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt24において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6の値は「20分」になり、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は「20分」になる。
タイミングt24からタイミングt25の直前までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt24からタイミングt25の直前までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
タイミングt25において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」から「1」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt25において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定し(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化したと判定する(ステップS212でYes)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt25において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5及び「刃具使用」回数カウンタ24c11をカウントアップする。従って、タイミングt25において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5の値は「2」になり、「刃具使用」回数カウンタ24c11の値は「3」になる。
タイミングt25から、10分後のタイミングt26の直前までの間は、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt25からタイミングt26の直前までの間において、第1ロギング条件及び第4ロギング条件が満たされたと判定するが(ステップS210でYes)、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが前回から変化していないと判定する(ステップS212でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt25からタイミングt26の直前までの間において、データ取得周期つまり1秒毎に、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をカウントアップする。
タイミングt26において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「1」から「0」に変化している。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt26において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
従って、データロギング部24b2は、タイミングt26において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12のカウントアップを行わない。従って、タイミングt26において、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6の値は「30分」になり、「刃具使用」累積時間カウンタ24c12の値は「30分」になる。
タイミングt26から時刻16時59分59秒までの間において、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータは、「0」である。
従って、ロギング条件判定部24b4は、タイミングt26から時刻16時59分59秒までの間において、第1ロギング条件から第4ロギング条件までのいずれも満たされていないと判定する(ステップS210でNo)。
時刻16時59分59秒になると、トリガ条件判定部24b3は、トリガ条件が満たされたと判定する(ステップS218でYes)。
従って、データロギング部24b2は、時刻16時59分59秒において、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「緊急停止」回数カウンタ24c9及び「刃具使用」回数カウンタ24c11内の回数と、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12内の累積時間と、をロギングデータ記憶部24eに書き込む。
図17は、実施の形態1にかかるロギング装置のロギングデータ記憶部の記憶内容を示す図である。
第3ロギングデータ24e5には、時刻16時00分00秒から時刻16時59分59秒までの、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1の「センサ異常検出」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D2」21b2の「電圧低下」のデータ、メモリ領域であるデバイス「D3」21b3の「緊急停止」のデータ及びメモリ領域であるデバイス「D4」21b4の「刃具使用」のデータが時系列に格納されている。
データロギング部24b2は、第3ロギングデータ24e5に、第3付帯データ24e6を付帯させる。第3付帯データ24e6は、「センサ異常検出」回数データ24e6aと、「センサ異常検出」累積時間データ24e6bと、「電圧低下」回数データ24e6cと、「電圧低下」累積時間データ24e6dと、「緊急停止」回数データ24e6eと、「緊急停止」累積時間データ24e6fと、「刃具使用」回数データ24e6gと、「刃具使用」累積時間データ24e6hと、を含む。
「センサ異常検出」回数データ24e6aの値は、「2」であり、「センサ異常検出」累積時間データ24e6bの値は、「30分」である。
「電圧低下」回数データ24e6cの値は、「0」であり、「電圧低下」累積時間データ24e6dの値は、「0分」である。
「緊急停止」回数データ24e6eの値は、「0」であり、「緊急停止」累積時間データ24e6fの値は、「0分」である。
「刃具使用」回数データ24e6gの値は、「3」であり、「刃具使用」累積時間データ24e6hの値は、「30分」である。
次に、データロギング部24b2は、「センサ異常検出」回数カウンタ24c5、「センサ異常検出」累積時間カウンタ24c6、「電圧低下」回数カウンタ24c7、「電圧低下」累積時間カウンタ24c8、「緊急停止」回数カウンタ24c9、「緊急停止」累積時間カウンタ24c10、「刃具使用」回数カウンタ24c11及び「刃具使用」累積時間カウンタ24c12をクリアする(ステップS222)。
更に、データロギング部24b2は、第3ロギングデータ24e5のファイルをクローズし(ステップS224)、新たな第4ロギングデータのファイルをロギングデータ記憶部24e内に作成する(ステップS226)。
なお、実施の形態1では、データロギング部24b2は、「センサ異常検出」回数データ24e2a、「センサ異常検出」累積時間データ24e2b、「電圧低下」回数データ24e2c、「電圧低下」累積時間データ24e2d、「緊急停止」回数データ24e2e、「緊急停止」累積時間データ24e2f、「刃具使用」回数データ24e2g及び「刃具使用」累積時間データ24e2hを含む第1付帯データ24e2を、第1ロギングデータ24e1に付帯させたが、これに限定されない。
データロギング部24b2は、第1のフォルダをロギングデータ記憶部24e内に作成し、第1ロギングデータ24e1、「センサ異常検出」回数データ24e2a、「センサ異常検出」累積時間データ24e2b、「電圧低下」回数データ24e2c、「電圧低下」累積時間データ24e2d、「緊急停止」回数データ24e2e、「緊急停止」累積時間データ24e2f、「刃具使用」回数データ24e2g及び「刃具使用」累積時間データ24e2hを、第1のフォルダ内に配置しても良い。
同様に、データロギング部24b2は、第2のフォルダをロギングデータ記憶部24e内に作成し、第2ロギングデータ24e3、「センサ異常検出」回数データ24e4a、「センサ異常検出」累積時間データ24e4b、「電圧低下」回数データ24e4c、「電圧低下」累積時間データ24e4d、「緊急停止」回数データ24e4e、「緊急停止」累積時間データ24e4f、「刃具使用」回数データ24e4g及び「刃具使用」累積時間データ24e4hを、第2のフォルダ内に配置しても良い。
同様に、データロギング部24b2は、第3のフォルダをロギングデータ記憶部24e内に作成し、第3ロギングデータ24e5、「センサ異常検出」回数データ24e6a、「センサ異常検出」累積時間データ24e6b、「電圧低下」回数データ24e6c、「電圧低下」累積時間データ24e6d、「緊急停止」回数データ24e6e、「緊急停止」累積時間データ24e6f、「刃具使用」回数データ24e6g及び「刃具使用」累積時間データ24e6hを、第3のフォルダ内に配置しても良い。
ロギング装置24は、次の効果を奏する。
データロギング部24b2は、トリガ条件データ44cに記述されたトリガ条件が満たされたタイミングで、メモリ領域であるデバイス「D1」21b1からメモリ領域であるデバイス「D4」21b4までのデータを分割し、第1ロギングデータ24e1、第2ロギングデータ24e3及び第3ロギングデータ24e5に書き込む。
従って、ロギング装置24は、外部からトリガ信号を入力する必要がないので、生産現場での使用が容易である。
また、例えば、14時00分00秒から14時59分59秒までのいずれかのタイミングで産業システム1にトラブルが発生した場合に、ユーザは、第1ロギングデータ24e1だけを調べれば良く、第2ロギングデータ24e3及び第3ロギングデータ24e5を調べなくても良い。
これにより、ロギング装置24は、ユーザがデータを調べることが容易になり、ユーザの作業工数を削減することができ、トラブルの早期解決を実現できる。
また、データロギング部24b2は、第1付帯データ24e2を第1ロギングデータ24e1に付帯させ、第2付帯データ24e4を第2ロギングデータ24e3に付帯させ、第3付帯データ24e6を第3ロギングデータ24e5に付帯させる。
従って、産業システム1にトラブルが発生した場合に、ユーザは、第1付帯データ24e2、第2付帯データ24e4又は第3付帯データ24e6をまず調べて、トラブルの絞り込みを行うことができる。
例えば、産業システム1に「電圧低下」のトラブルが発生した場合に、ユーザは、第1付帯データ24e2、第2付帯データ24e4又は第3付帯データ24e6をまず調べる。第1付帯データ24e2内の「電圧低下」回数データ24e2cの値は「1」であり、第2付帯データ24e4内の「電圧低下」回数データ24e4cの値は「0」であり、第3付帯データ24e6内の「電圧低下」回数データ24e6cの値は「0」である。従って、ユーザは、産業システム1に「電圧低下」のトラブルが発生したタイミングが14時00分00秒から14時59分59秒までの間であることまで、絞り込むことができる。従って、ユーザは、第1ロギングデータ24e1だけを調べれば良く、第2ロギングデータ24e3及び第3ロギングデータ24e5を調べなくても良い。
これにより、ロギング装置24は、ユーザがデータを調べることが容易になり、ユーザの作業工数を削減することができ、トラブルの早期解決を実現できる。
また、停電が発生した場合に、不揮発性記憶部24cは不揮発性であるので、停電直前の回数カウンタ及び累積時間カウンタが不揮発性記憶部24c内に残っている。また、ロギングデータ記憶部24eも不揮発性であるので、停電直前のロギングデータがロギングデータ記憶部24e内に残っている。
従って、データロギング部24b2は、停電から復帰する際に、停電直前までの回数カウンタ、累積時間カウンタ及びロギングデータを引き継いで、ロギングを行うことが可能である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 産業システム、2 プログラマブルコントローラ、3 機械、4 エンジニアリングツール、24 ロギング装置、24a バスインタフェース、24b CPU、24b1 データ取得部、24b2 データロギング部、24b3 トリガ条件判定部、24b4 ロギング条件判定部、24c 不揮発性記憶部、24d スロット、24e ロギングデータ記憶部、24f ネットワークインタフェース。

Claims (10)

  1. 外部からデータを時系列で取得するデータ取得部と、
    前記データを時系列に格納するためのロギングデータを記憶するロギングデータ記憶部と、
    前記データを時系列で分ける時期を定める条件であるトリガ条件、及び、前記データが予め定められた値に変化した回数をカウントする条件であるロギング条件を外部から受信するデータロギング部と、
    前記トリガ条件が満たされたか否かを判定するトリガ条件判定部と、
    前記ロギング条件が満たされたか否かを判定するロギング条件判定部と、
    を備え、
    前記データロギング部は、
    前記データを前記ロギングデータに書き込み、前記トリガ条件判定部で前記トリガ条件が満たされたと判定されたら、前記データを新たな前記ロギングデータに書き込み、前記時期毎に、前記データが前記予め定められた値に変化した回数をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とするロギング装置。
  2. 前記データ取得部は、
    外部から複数の前記データを取得し、
    前記ロギング条件判定部は、
    前記複数のデータに対して夫々定められた複数の前記ロギング条件が満たされたか否かを判定し、
    前記データロギング部は、
    前記複数のデータ毎に、前記予め定められた値に変化した回数をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載のロギング装置。
  3. 前記データロギング部は、
    前記データが前記予め定められた値を維持した累積時間をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項1に記載のロギング装置。
  4. 前記データ取得部は、
    外部から複数の前記データを取得し、
    前記ロギング条件判定部は、
    前記複数のデータに対して夫々定められた複数の前記ロギング条件が満たされたか否かを判定し、
    前記データロギング部は、
    前記複数のデータ毎に、前記データが前記予め定められた値を維持した累積時間をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項3に記載のロギング装置。
  5. 前記ロギングデータ記憶部は、
    不揮発性記憶部であり、
    前記データロギング部は、
    停電が発生した後停電から復帰する際に、前記ロギングデータ記憶部に記憶された前記データを引き継いで、前記データを前記ロギングデータに書き込むことを特徴とする請求項1に記載のロギング装置。
  6. 外部からデータを時系列で取得する第1のステップと、
    前記データを、ロギングデータ記憶部に記憶されている、前記データを時系列に格納するためのロギングデータに書き込む第2のステップと、
    前記データを時系列で分ける時期を定める条件であるトリガ条件、及び、前記データが予め定められた値に変化した回数をカウントする条件であるロギング条件を外部から受信する第3のステップと、
    前記トリガ条件が満たされたか否かを判定する第4のステップと、
    前記ロギング条件が満たされたか否かを判定する第5のステップと、
    前記トリガ条件が満たされたと判定されたら、前記データを新たな前記ロギングデータに書き込む第6のステップと、
    前記時期毎に、前記データが前記予め定められた値に変化した回数をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む第7のステップと、
    を備えることを特徴とするロギング方法。
  7. 前記第1のステップは、
    外部から複数の前記データを取得し、
    前記第5のステップは、
    前記複数のデータに対して夫々定められた複数の前記ロギング条件が満たされたか否かを判定し、
    前記第7のステップは、
    前記複数のデータ毎に、前記予め定められた値に変化した回数をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項6に記載のロギング方法。
  8. 前記第7のステップは、
    前記データが前記予め定められた値を維持した累積時間をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項6に記載のロギング方法。
  9. 前記第1のステップは、
    外部から複数の前記データを取得し、
    前記第5のステップは、
    前記複数のデータに対して夫々定められた複数の前記ロギング条件が満たされたか否かを判定し、
    前記第7のステップは、
    前記複数のデータ毎に、前記データが前記予め定められた値を維持した累積時間をカウントして、前記ロギングデータに付帯させて前記ロギングデータ記憶部に書き込む
    ことを特徴とする請求項8に記載のロギング方法。
  10. 前記ロギングデータ記憶部は、
    不揮発性記憶部であり、
    前記第1のステップは、
    停電が発生した後停電から復帰する際に、前記ロギングデータ記憶部に記憶された前記データを引き継いで、前記データを前記ロギングデータに書き込むことを特徴とする請求項6に記載のロギング方法。
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