JP2015060275A - ログデータ収集装置、ログデータの管理方法、及び、プログラム - Google Patents

ログデータ収集装置、ログデータの管理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データ全体としての性質や傾向を維持しつつ記憶領域の逼迫を防ぐ。【解決手段】ログデータ取得部11は、空調機2からログデータを取得してログデータ記憶部15に格納する。統計データ作成部13は、ログデータ記憶部15に格納されているログデータの統計量を算出し、統計データを統計データ記憶部16に格納する。非標準データ特定部12は、統計データ記憶部16に格納されている統計データを参照して、ログデータ記憶部15に記憶されているログデータのなかから、他のログデータと傾向の異なる非標準データを特定して、非標準データ記憶部17に格納する。ログデータ削除部14は、統計量を算出済みのログデータをログデータ記憶部15から削除する。【選択図】図1

Description

本発明は、ログデータ収集装置、ログデータの管理方法、及び、プログラムに関する。
異常状態の監視や省エネ対策等に活用するために、空調機などの設備機器を管理するシステムでは、設備機器の設定値や運転状態に関するログデータが収集される。ここで、ログデータは時系列的に記憶され続けるデータであるため、将来的にログデータの保存領域が逼迫してしまうという問題がある。
この問題に対処するため、特許文献1には、時系列的なデータを格納する記憶領域が逼迫したときに、なるべく時系列の変化による特性が失われないように、データを間引きするログデータ収集装置について記載されている。
また、特許文献2には、ログ収集対象の機器との接続を切断するとログデータを別の記憶装置に移動するログ収集システムについて記載されている。
特開平06−282465号公報 特開2011−170701号公報
特許文献1に記載のログデータ収集装置では、記憶するデータの量が増えるに従って間引くデータの数が増え、データ全体としての性質や傾向が失われてしまう虞がある。また、特許文献2に記載のシステムでは、ログデータを別の記憶装置に移動させているだけであり、記憶するデータ量は変化せず、ログデータの記憶領域の逼迫を根本的に解決することはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、データ全体としての性質や傾向を維持しつつ記憶領域の逼迫を防ぐことができるログデータ収集装置、ログデータの管理方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のログ収集装置は、
ログデータを取得するログデータ取得手段と、
前記ログデータ取得手段が取得したログデータを記憶するログデータ記憶手段と、
前記ログデータ記憶手段に記憶されているログデータの統計量を算出する統計量算出手段と、
前記統計量算出手段が算出した統計量を示す統計データを記憶する統計データ記憶手段と、
前記統計量算出手段によって統計量が算出されたログデータを前記ログデータ記憶手段から削除するログデータ削除手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ログデータ全体の傾向を示す統計データが記憶されるとともに、統計量が算出されたログデータは削除される。従って、データ全体としての性質や傾向を維持しつつ記憶領域の逼迫を防ぐことができる。
本発明の実施形態1に係るログデータ収集装置の機能構成を示すブロック図である。 ログデータ記憶部に格納されているログデータの例を示す図である。 統計データ記憶部に格納されている統計データの例を示す図である。 非標準データ記憶部に格納されているログデータの例を示す図である。 実施形態1の日次処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の統計データ更新処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態1の非標準データ保存処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るログデータ収集装置の機能構成を示すブロック図である。 保守情報記憶部に格納されている保守情報の例を示す図である。 情報表示画面の例を示す図である。 情報表示画面の例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
≪実施形態1≫
本発明の実施形態1に係るログデータ収集装置1について、図1を参照して説明する。ログデータ収集装置1は、空調機2からログデータを収集して記憶管理するサーバや空調コントローラ等のコンピュータである。空調機2は、周辺環境計測用のセンサ等を備えており、自機に対する設定情報や制御内容に関する情報、周辺環境に関する情報を取得し、ログデータとしてログデータ収集装置1に随時送信する。
ログデータ収集装置1は、機能的には、ログデータ取得部11と、非標準データ特定部12と、統計データ作成部13と、ログデータ削除部14と、を備える。また、ログデータ収集装置1は、データの格納領域として、ログデータ記憶部15と、統計データ記憶部16と、非標準データ記憶部17と、を備える。
ログデータ取得部11は、空調機2からログデータを取得する。そして、ログデータ取得部11は、既に格納されているログデータに追加する形で、取得したログデータをログデータ記憶部15に格納する。
ここで、ログデータ記憶部15に格納されているログデータについて具体例を挙げて説明する。本実施形態では、観測履歴データ、制御履歴データ、及び操作履歴データの3種類のログデータが存在する。図2(A)〜(C)に示すように、ログデータ記憶部15には、ログデータが種類別に格納されている。
観測履歴データは、空調機2の設定情報や周辺の環境情報等を記録したログデータである。具体的には、観測履歴データは、図2(A)に示すように、日付、時刻、外気温度、設定温度、室内温度、消費電力、蒸発温度、及び、COP(Coefficient Of Performance)の各項目から構成される。空調機2は、30分毎に、観測履歴データを作成してログデータ収集装置1に送信する。ログデータ取得部11は、受信した観測履歴データをログデータ記憶部15に追加記録する。
制御履歴データは、空調機2が実行したサーモOFF、サーモON等の自動制御の内容を記録したログデータである。制御履歴データは、図2(B)に示すように、日付、時刻、制御内容を項目として有する。空調機2は、自動制御を実行した際に、その自動制御の内容を示す制御履歴データを作成してログデータ収集装置1に送信する。ログデータ取得部11は、受信した制御履歴データをログデータ記憶部15に追加記録する。
操作履歴データは、リモコン等を介して空調機2になされた操作の内容を記録したログデータである。操作履歴データは、図2(C)に示すように、日付、時刻、操作内容を項目として有する。空調機2は、自機が操作された際に、その操作内容を示す操作履歴データを作成してログデータ収集装置1に送信する。ログデータ取得部11は、受信した操作履歴データをログデータ記憶部15に追加記録する。
図1に戻り、統計データ作成部13は、ログデータ記憶部15に格納されているログデータから月毎のログデータ全体の傾向を数量的に表した統計量(平均、標準偏差)を算出し、算出した統計量を示す統計量データを統計データ記憶部16に格納する。
ここで、統計データ記憶部16に格納されている統計データについて具体的に説明する。本実施形態では、図3(A)〜(C)に示すように、観測履歴データ、制御履歴データ、及び操作履歴データの各ログデータに対して、各月の統計データが統計データ記憶部16に記憶されている。
例えば、図3(A)は、統計データ記憶部16に記憶されている観測履歴データの統計データを示した図である。統計データ記憶部16には、月の時間帯毎に、その月の時間帯に取得された観測履歴データの各項目(外気温度、設定温度、室内温度、消費電力、蒸発温度、COP)の平均と標準偏差とが記憶されている。
また、図3(B)は、統計データ記憶部16に記憶されている制御履歴データの統計データを示した図である。統計データ記憶部16には、月毎に、空調機2がサーモONしてからサーモOFFするまでの時間(運転継続時間)の平均と標準偏差、及び、空調機2が1時間当たりにサーモONまたはサーモOFFした回数(サーモON/OFF回数)の平均と標準偏差とが記憶されている。
また、図3(C)は、統計データ記憶部16に記憶されている操作履歴データの統計データを示した図である。統計データ記憶部16には、月毎に、空調機2でなされた1時間当たりの操作の回数の平均と標準偏差とが記憶されている。
図1に戻り、非標準データ特定部12は、統計データ記憶部16に記憶されている統計データに基づいて、ログデータ記憶部15に記憶されているログデータのなかから、他のログデータと傾向が異なる非標準データを特定する。そして、非標準データ特定部12は、特定した非標準データを含むログデータを非標準データ記憶部17に格納する。
ここで、非標準データ記憶部17に記憶されているログデータ(観測履歴データ、制御履歴データ、操作履歴データ)の例を図4(A)〜(C)に示す。図4(A)は非標準データ記憶部17に格納されている観測履歴データを示した図である。図4(B)は非標準データ記憶部17に格納されている制御履歴データを示した図である。図4(C)は非標準データ記憶部17に格納されている操作履歴データを示した図である。
なお、非標準データ記憶部17に格納されている観測履歴データの各項目の値のうち、他の観測履歴データの値と傾向が異なる非標準値には、他の値と区別するための識別子が付されている。例えば、図4(A)に示すように、非標準データ記憶部17に格納されている2013年8月1日の12:30の観測履歴データの消費電力の値には、非標準値であることを示す★マークが付されている。
図1に戻り、ログデータ削除部14は、月が替わったタイミング等に、予め定めた条件に合致するログデータをログデータ記憶部15から削除する。本実施形態では、ログデータ削除部は、統計データ作成部13によって統計データが作成済みであり、且つ、予め定めた期間(例えば、1年以上)が経過したログデータをログデータ記憶部15から削除する。
(日次処理)
続いて、ログデータ収集装置1で毎日実施される日次処理の動作について説明する。ログデータ収集装置1は、バッチ処理等により、日付が替わったタイミングで、図5に示す日次処理を実行する。
まず、統計データ作成部13は、ログデータ記憶部15に記憶されている今月のログデータから統計量を算出して統計データを作成し、統計データ記憶部16を更新する統計データ更新処理を実行する(ステップS10)。
続いて、非標準データ特定部12は、統計データ記憶部16に記憶されている最も新しい月の統計データを参照して、前日分のログデータから非標準データを特定し、特定した非標準データを含む予め定めた期間のログデータを非標準データ記憶部17に格納する非標準データ保存処理を実行する(ステップS20)。以上で日次処理は終了する。
(統計データ更新処理)
続いて、上述した統計データ更新処理(ステップS10)の詳細について、図6のフローチャートを参照して説明する。
まず、統計データ作成部13は、ログデータ記憶部15から最も新しい月のログデータ(観測履歴データ、制御履歴データ、操作履歴データ)を取得する(ステップS11)。
続いて、統計データ作成部13は、ステップS11で取得した観測履歴データの各項目(外気温度、設定温度、室内温度、消費電力、蒸発温度、COP)の平均と標準偏差とを算出する(ステップS12)。
続いて、統計データ作成部13は、ステップS11で取得した制御履歴データが示す制御の履歴に基づいて、運転継続時間及び1時間当たりのサーモON/OFF回数の平均と標準偏差とを算出する(ステップS13)。
続いて、統計データ作成部13は、ステップS11で取得した操作履歴データが示す操作の履歴に基づいて、1時間当たりの操作回数の平均と標準偏差とを算出する(ステップS14)。
続いて、統計データ作成部13は、ステップS12〜ステップS14で算出した各ログデータに対応する統計量(平均、標準偏差)を示す統計データを作成し、統計データ記憶部16に格納されている最も新しい月の統計データを更新する(ステップS15)。なお、月が切り替わるタイミングで統計データ更新処理が実施された場合、統計データ作成部13は、統計データを更新する代わりに、切り替わった月の統計データを新たに統計データ記憶部16に新規登録する。以上で統計データ更新処理は終了する。
(非標準データ保存処理)
続いて、上述した非標準データ保存処理(ステップS20)の詳細について、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、非標準データ特定部12は、前日分のログデータをログデータ記憶部15から取得する(ステップS21)。
続いて、非標準データ特定部12は、統計データ記憶部16に記憶されている月別の統計データのなかから、最も新しい月の統計データを取得する(ステップS22)。なお、非標準データ特定部12は、最も新しい月の統計データの代わりに、前年同月の統計データを取得してもよい。
続いて、非標準データ特定部12は、ステップS22で取得した統計データを参照して、ステップS21で取得した前日分のログデータのなかから非標準データを特定する(ステップS23)。
ステップS23で非標準データを特定できなかった場合(ステップS24;No)、非標準データ記憶部17に格納する前日のログデータは無く、非標準データ保存処理は終了する。一方、ステップS23で非標準データを特定できた場合(ステップS24;Yes)、非標準データ特定部12は、その非標準データを含み、非標準データであると判断した条件に応じた期間分のログデータをログデータ記憶部15から取得(コピー)して、非標準データ記憶部17に格納する(ステップS25)。以上で非標準データ保存処理は終了する。
ここで、ログデータの種類が観測履歴データである場合の、非標準データを特定して保存する処理(ステップS23〜ステップS25)について、より具体的に説明する。この場合、非標準データ特定部12は、ステップS21で取得した前日分の観測履歴データのうち、外気温度、消費電力、COP、蒸発温度が以下の条件a〜dの何れかを満たす観測履歴データを、非標準データとして特定する。なお、下記の条件a〜dに記載されている平均と標準偏差は、判別対象とする観測履歴データの取得時間に対応した時間帯の最新の月の統計データから取得すればよい。
・条件a:冷房運転時に外気温度が(平均値+2×標準偏差)以上、又は、暖房運転時に外気温度が(平均値−2×標準偏差)以下である場合(外気温度が非標準値の場合)。
・条件b:消費電力が(平均値+2×標準偏差)以上である場合(消費電力が非標準値の場合)。
・条件c:COPが(平均値−2×標準偏差)以下である場合(COPが非標準値である場合)。
・条件d:蒸発温度が、(平均値+2×標準偏差)以上、又は、(平均値−2×標準偏差)以下である場合(蒸発温度が非標準値である場合)。
そして、非標準データである観測履歴データを特定できた場合、非標準データ特定部12は、特定した非標準データを含み、その特定した条件に対応した期間分のログデータを非標準データ記憶部17に格納する。具体的には、非標準データ特定部12は、非標準データを特定した条件に応じて、非標準データが取得された日の1日分のログデータや非標準データが取得されるまでの直近数時間分のログデータ等を非標準データ記憶部17に格納する。
例えば、外気温度、又は消費電力が非標準値であることにより非標準データであると特定した場合、非標準データ特定部12は、ステップS21で取得した1日分の観測履歴データを全て非標準データ記憶部17に格納する。なお、非標準データ特定部12は、さらに、特定した非標準データの非標準値の値に応じて、非標準データ記憶部17に格納する観測履歴データの範囲を異ならせてもよい。例えば、非標準データ特定部12は、消費電力の値が(平均値+3×標準偏差)以上である場合は、直近2日分の観測履歴データを非標準データ記憶部17に格納してもよい。
また、例えば、COPが非標準値であることにより非標準データであると特定した場合、非標準データ特定部12は、この非標準データより前に取得された観測履歴データのうちでCOPが平均値以上である最新の観測履歴データの取得時からこの非標準データの取得時までに取得された観測履歴データを非標準データ記憶部17に格納する。
また、例えば、蒸発温度が非標準値であることにより非標準データであると特定した場合、非標準データ特定部12は、この非標準データより前に取得された観測履歴データのうちで蒸発温度が平均値である最新の観測履歴データの取得時からこの非標準データの取得時までに取得された観測履歴データを非標準データ記憶部17に格納する。
続いて、ログデータの種類が制御履歴データである場合の、非標準データを特定して保存する処理(ステップS23〜ステップS25)について、より具体的に説明する。この場合、非標準データ特定部12は、まず、ステップS21で取得した前日分の制御履歴データから、前日の運転継続時間と1時間当たりのサーモON/OFF回数とを算出する。なお、前日のログデータでサーモONとサーモOFFとが複数回繰り返されている場合、その繰り返しの数だけ運転継続時間は算出される。そして、非標準データ特定部12は、算出した前日の運転継続時間とサーモON/OFF回数が、以下の条件e,fの何れかを満たす場合に、前日分の制御履歴データ全てを非標準データ記憶部17に格納する。
・条件e:少なくとも1つの運転継続時間が、(平均値+2×標準偏差)以上、又は、(平均値−2×標準偏差)以下である場合(運転継続時間が非標準値である場合)。
・条件f:サーモON/OFF回数が、(平均値+2×標準偏差)以上、又は、(平均値−2×標準偏差)以下である場合(サーモON/OFF回数が非標準値である場合)。
このように、本実施形態によれば、複数のログデータから統計量が算出されて記憶され、統計量の算出に利用されたログデータはその後削除される。従って、ログデータ全体の性質や傾向を維持しつつ、記憶領域の逼迫を防ぐことができる。
また、本実施形態によれば、他のログデータと傾向が異なるログデータは、非標準データとして別領域に格納され、削除されることは無い。そのため、ユーザは、後で非標準データを参照して、故障発生時の原因の特定等に活用することが可能となる。
また、本実施形態によれば、非標準データを別領域に格納する際、その非標準データだけでなく、その非標準データを特定した条件に応じた期間分のログデータも併せて別領域に格納される。従って、ユーザは、非標準データが取得されるまでのログデータの推移等も後で確認することが可能となる。
≪実施形態2≫
続いて、本発明の実施形態2に係るログデータ収集装置10について説明する。ログデータ収集装置10は、図8に示すように、実施形態1に係るログデータ収集装置1に、保守情報記憶部18と、データ検索部19と、検索結果表示部20とが新たに追加された構成を有する。
保守情報記憶部18には、空調機2に対してなされた修理や点検等の保守作業に関する保守情報が格納される。具体的には、図9に示すように、保守情報記憶部18には、保守作業毎に、保守作業がなされた日付と、保守作業の担当者と、保守作業の内容とが対応付けられた保守情報が記憶される。なお、保守情報記憶部18に格納されている保守情報は、保守作業が実施された際に、保守作業の担当者や管理者等によって入力された情報である。なお、インターネット等を介して、外部のデータベースから保守情報を取得してもよい。
データ検索部19は、ユーザから空調機2に関する情報の表示を要求された際に、データ領域内の各記憶部15〜18を検索して、要求された情報や関連する情報を検出する。
検索結果表示部20は、データ検索部19が検出した情報を表示する情報表示画面の画面データを作成し、図示せぬ表示装置に表示する。なお、検索結果表示部20は、インターネットを介して、図示せぬ監視PC等に作成した画面データを送信し、監視PC上に情報表示画面を表示させてもよい。
ここで、データ検索部19と検索結果表示部20とによる処理について、例を挙げて説明する。例えば、ユーザが図示せぬ入力装置を操作して、8月1日〜8月7日の空調機2の消費電力の表示を指示すると、データ検索部19は、ログデータ記憶部15を検索して、8月1日〜8月7日に取得された観測履歴データから消費電力の値を取得する。また、データ検索部19は、非標準データ記憶部17を検索して、8月1日〜8月7日の間で消費電力の値が非標準値である時間帯を特定する。さらに、データ検索部19は、保守情報記憶部18を検索して、特定した消費電力が非標準値である時間帯になされた保守作業を示す保守情報を取得する。そして、検索結果表示部20は、データ検索部19が取得したこれらの情報に基づいて、図10に示すような情報表示画面を表示する。この情報表示画面では、観測履歴データから取得した消費電力の値がグラフで表示されるとともに、消費電力値が非標準値である時間帯は太線で強調表示されている。また、画面の下方には、取得した保守情報が表示されている。
また、例えば、データ検索部19が統計データ記憶部16から消費電力の平均値等の統計量を検出し、検索結果表示部20が、図11に示すような情報表示画面を表示してもよい。
このように、本実施形態によれば、収集したログデータや、作成した統計データや、特定した非標準データから必要な情報を取得して表示することができるため、空調機2の管理に有用な情報をユーザに提供することが可能となる。また、本実施形態によれば、非標準値を示した時間帯に関連した保守情報を併せて表示することができるため、ユーザは、非標準値を示した原因をより詳しく分析することが可能となる。
≪変形例・応用例≫
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない部分での変形や応用は勿論可能である。
例えば、上記各実施形態では、空調機2のログデータを収集するログデータ収集装置1,10について説明したが、本発明は、空調機2のログデータに限らず、あらゆる種類のログデータを収集するログ収集装置に適用可能である。
また、上記各実施形態では、日次処理で、統計データ更新処理と非標準データ保存処理とを実施しているが、これらの処理を実施するタイミングは任意であり、月次処理や週次処理で実施してもよい。また、ログデータ取得部11がログデータを取得したタイミングで、非標準データ特定部12が、そのログデータが非標準データであるか否かを判別して、非標準データである場合に非標準データ記憶部17に格納してもよい。
また、上記各実施形態では、統計データ作成部13は、月毎の統計データを作成して統計データ記憶部16に記憶したが、時間毎や日毎や週毎や季節(3ヶ月)毎の統計データを作成して記憶してもよい。
また、上記各実施形態では、統計データ作成部13が算出する統計量として、平均と標準偏差とを示した。しかしながら、ログデータ全体の傾向を把握できるあらゆる指標を統計量として採用可能である。例えば、統計データ作成部13は、統計量として、中央値や最頻値や四分位点等を算出してもよい。
また、例えば、上記各実施形態に係るログデータ収集装置1,10を、空調コントローラに組み込んで使用してもよい。
また、例えば、上記各実施形態に係るログデータ収集装置1,10の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を上記各実施形態に係るログデータ収集装置1,10として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
1,10 ログデータ収集装置、11 ログデータ取得部、12 非標準データ特定部、13 統計データ作成部、14 ログデータ削除部、15 ログデータ記憶部、16 統計データ記憶部、17 非標準データ記憶部、18 保守情報記憶部、19 データ検索部、20 検索結果表示部、 2 空調機

Claims (6)

  1. ログデータを取得するログデータ取得手段と、
    前記ログデータ取得手段が取得したログデータを記憶するログデータ記憶手段と、
    前記ログデータ記憶手段に記憶されているログデータの統計量を算出する統計量算出手段と、
    前記統計量算出手段が算出した統計量を示す統計データを記憶する統計データ記憶手段と、
    前記統計量算出手段によって統計量が算出されたログデータを前記ログデータ記憶手段から削除するログデータ削除手段と、
    を備えることを特徴とするログデータ収集装置。
  2. 前記統計データ記憶手段に記憶されている統計データに基づいて、前記ログデータ記憶手段に記憶されているログデータのうち、他のログデータとは傾向の異なる非標準データを特定する非標準データ特定手段と、
    前記非標準データ特定手段が特定した非標準データを記憶する非標準データ記憶手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のログデータ収集装置。
  3. 前記非標準データ記憶手段は、前記特定した非標準データを含み、該特定した条件に対応した期間分のログデータを記憶する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のログデータ収集装置。
  4. 前記ログデータを検索して、要求された情報を取得するデータ検索手段と、
    前記データ検索手段が取得した情報を表示する検索結果表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のログデータ収集装置。
  5. コンピュータによるログデータの管理方法であって、
    前記コンピュータが、ログデータ記憶手段に記憶されているログデータの統計量を算出し、
    前記コンピュータが、前記算出した統計量を記憶し、
    前記コンピュータが、統計量が記憶されたログデータを前記ログデータ記憶手段から削除する、
    ことを特徴とするログデータの管理方法。
  6. コンピュータを、
    ログデータを取得するログデータ取得手段、
    前記ログデータ取得手段が取得したログデータを記憶するログデータ記憶手段、
    前記ログデータ記憶手段に記憶されているログデータの統計量を算出する統計量算出手段、
    前記統計量算出手段が算出した統計量を示す統計データを記憶する統計データ記憶手段、
    前記統計量算出手段によって統計量が算出されたログデータを前記ログデータ記憶手段から削除するログデータ削除手段、
    として機能させるプログラム。
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