JP4294560B2 - 空調機監視システム、および空調機監視方法 - Google Patents

空調機監視システム、および空調機監視方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4294560B2
JP4294560B2 JP2004247007A JP2004247007A JP4294560B2 JP 4294560 B2 JP4294560 B2 JP 4294560B2 JP 2004247007 A JP2004247007 A JP 2004247007A JP 2004247007 A JP2004247007 A JP 2004247007A JP 4294560 B2 JP4294560 B2 JP 4294560B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
temperature
temperature sensor
monitoring
influence degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004247007A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006064283A (ja
Inventor
洋介 三野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Facilities Inc
Original Assignee
NTT Facilities Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Facilities Inc filed Critical NTT Facilities Inc
Priority to JP2004247007A priority Critical patent/JP4294560B2/ja
Publication of JP2006064283A publication Critical patent/JP2006064283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4294560B2 publication Critical patent/JP4294560B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、通信装置や情報処理装置等、発熱密度の比較的大きい機器(PC(パーソナルコンピュータ)、サーバ、ルータ、ネットワークハブ、データストレージ、データバックアップ機器等)、それらを冷却する空調機、それらを収容する、いわゆるコンピュータルーム、iDC(インターネット・データセンタ)、通信機械室等における、空調機監視システム、および空調機監視方法に関する。
通信装置や情報処理装置等は、コンピュータルーム、iDC、通信機械室等に収容されており(本明細書では、コンピュータルーム、iDC、通信機械室等の空調が行なわれる場所または領域をゾーンと呼ぶ)、発熱密度の比較的大きい機器が含まれているため、それらを冷却する空調機がゾーン内に設備され、通信装置や情報処理装置等が無理なく安定に動作するように配慮されている。
この場合、現状では、図10の従来の空調機と情報処理装置等の監視状態の説明図に示されるように、通信装置や情報処理装置等はラック23に収容され、ラック列24を配置して通信システムや情報処理システム等が構成されている。また、これらの通信装置や情報処理装置等は、主にEthernet(登録商標)等のネットワーク配線22で接続されている。また、通信装置や情報処理装置等はSNMP等で監視されている。
一方、空調機1〜5は(上記とは別に)独自系統にて空調監視・制御配線31で接続され、通信装置や情報処理装置等とは別に監視されている。
また、空調機から出力される運転データを所定のサンプリングタイムで取得すると、その運転データに基づいて空調機の運転状態が正常か否かを推定して、各運転データ毎に所定時間内に含まれる複数サンプリングデータを処理して得られるデータを特徴量データとして纏めてデータセットとすると共に、順次取得した複数データセットから基準空間を構築した後、取得したデータセットが基準空間に対し正常であるか否かをマハラノビスの距離を用いて判定する空調運転監視システム、異常検出方法および異常検出装置が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、この空調運転監視システムは、現地空調システムの運転状態に基づいて基準空間を作成することで、異常状態を種類によらず幅広く推定し、早期異常検出が可能となるため、その報知を受けた監視者が素早く対応するためのものであった。
特開2004-232968号公報
このように、従来は、通信装置や情報処理装置等と、空調機は、それぞれ別個に監視、運用されており、両者を連携させた空調の制御は行われていなかったという問題があった。
このため現状では、被冷却装置(通信装置や情報処理装置等)と空調機との関連付けについては明確になっておらず、設計時の想定に従って設計者や管理者の経験や直感、または試行錯誤により手動で空調機の温度設定を行っていた。
また、設計者や管理者等の経験と直感、または試行錯誤によりデータベースが作成され、このデータベースを基に、空調機の設定温度を決めるようにしていた。
しかし、被冷却装置の配置や発熱量が変更されたり変化した場合には、データベースを修正する作業が発生するが、これについても、設計者や管理者等の経験と直感、または試行錯誤によりデータベースの更新を行なっていた。このため、マージン(余裕)を大きくとって、空調機の温度を設定する必要があり、無駄なエネルギーを消費することも多かった。
そこで、本発明では、上記問題点を解決するために、ゾーン内の所望の位置における各空調機の影響度を計測し、この計測結果を基に、各空調機の温度を最適に設定できるようにし、無駄なエネルギーの消費を低減できるようにするものである。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、その目的は、複数の空調機を設備して情報処理装置等の冷却を行なう場合に、ある位置における各空調機の影響度を計測することができ、特定の装置の温度を下げたい場合に、どの空調機を制御すればよいかが判断でき、また空調機の重要度等を把握できる、空調機監視システム、および空調機監視方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の空調機監視システムは、ゾーン内に配置された複数の空調機を管理する空調機監視システムであって、前記各空調機の運転状態の監視と制御を行なう空調機制御手段と、前記ゾーン内の任意の位置に配置され、温度を検出する温度センサと、前記各空調機について、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる設定温度変更手段と、前記設定温度変更手段により、設定温度が変更された空調機に対する前記温度センサの温度変化の情報を収集するセンサ温度変化情報収集手段と、前記センサ温度変化情報収集手段により収集された温度変化情報を基に、前記温度センサが配置された位置における、前記各空調機の影響度を求める影響度算出手段とを備えることを特徴とする。
これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。また、温度センサを移動させて影響度を計測すれば、影響度マップを作成できる。
また、本発明の空調機監視システムは、前記各空調機における設定温度の変化を、各空調機ごとに、x1、x2、…、xnとし、前記温度センサにおける温度変化を、y1、y2、…、ynとすると、その比率、y1/x1、y2/x2、…、yn/xnにより、前記温度センサが配置された位置への各空調機の影響度を求める影響度算出手段を備えることを特徴とする。
これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。
また、本発明の空調機監視システムは、前記温度センサは、ゾーン内に配置された冷却対象となる装置内の温度センサであることを特徴とする。
これにより、特定の装置(情報処理装置等)の温度を下げたいときにどの空調機を制御すればよいか分かる。
また、本発明の空調機監視システムは、前記影響度算出手段により求めた空調機と冷却対象となる装置との影響度の情報を、表形式またはグラフィック形式で画面表示する影響度画面表示手段を備えることを特徴とする。
これにより、空調機と冷却対象となる装置との関連性(冷却の影響度)を、視覚的に把握できる。
また、本発明の空調機監視システムは、前記各空調機の監視と制御、および前記冷却対象となる装置内の温度センサの温度情報の収集を、SNMP(Simple Network Management Protocol)を介して行なうと共に、前記影響度の算出結果を記憶する監視・制御装置を備えることを特徴とする。
これにより、装置や空調機に変化があった場合でも、常に最新の影響度テーブルが得られる。
また、本発明の空調機監視方法は、ゾーン内に配置された複数の空調機を管理する空調機監視システムにおける空調機監視方法であって、前記各空調機の運転状態の監視と制御を行なう空調機制御手順と、前記ゾーン内の任意の位置に配置された温度を検出する温度センサと、前記各空調機について、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる設定温度変更手順と、前記設定温度変更手順により、設定温度が変更された空調機に対する前記温度センサの温度変化の情報を収集するセンサ温度変化情報収集手順と、前記センサ温度変化情報収集手順により収集された温度変化情報を基に、前記温度センサが配置された位置における、前記各空調機の影響度を求める影響度算出手順とを含むことを特徴とする
これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。また、温度センサを移動させて影響度を計測すれば、影響度マップを作成できる。
また、本発明の空調機監視方法は、前記各空調機における設定温度の変化を、各空調機ごとに、x1、x2、…、xnとし、前記温度センサにおける温度変化を、y1、y2、ynとすると、その比率、y1/x1、y2/x2、…、yn/xnにより、前記温度センサが配置された位置への各空調機の影響度を求める影響度算出手順を含むことを特徴とする。
これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。
また、本発明の空調機監視方法は、前記温度センサは、ゾーン内に配置された冷却対象となる装置内の温度センサであることを特徴とする。
これにより、特定の装置(情報処理装置等)の温度を下げたいときにどの空調機を制御すればよいか分かる。
本発明によれば、空調機が設備されたゾーン内の所望の位置に温度センサを配置し、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる。そして、センサ温度の変化情報を収集し、この温度変化情報を基に、温度センサが配置された位置における各空調機の影響度を求めるようにしたので、これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。また、ある位置での温度を調整したい場合に、どの空調機の温度設定を、どの程度変更すればよいかが分かる。また、温度センサを移動させて順次影響度を計測すれば、影響度マップが作成できる。
また、本発明によれば、設定温度の変化を各空調機ごとに、x1、x2、…、xnとし、温度センサによる温度変化を、y1、y2、…、ynとすると、その比率、y1/x1、y2/x2、…、yn/xnにより、温度センサが配置された位置への空調機の影響度を求めるようにしたので、これにより、温度センサが配置された位置に対するそれぞれの空調機の影響度を定量的に計測できる。
また、本発明の空調機監視システムにおいては、ゾーン内の温度を検出する温度センサとして、ゾーン内に配置され冷却対象となる装置に内蔵された温度センサを使用するようにしたので、これにより、各空調機と装置の関連性に基づいて、特定の装置の温度を下げたいときにどの空調機を制御すればよいか分かる。さらに、この場合、温度センサを物理的に移動させる必要はなく、それぞれの温度センサについてソフトウェア上で順次切り替えることで、影響度マップを容易に作成できる。
また、本発明によれば、空調機と装置との影響度の情報を、画面表示するようにしたので、これにより、空調機と装置との冷却についての関連性(影響度)を、表形式や、機器配置図面上などに色の濃淡または色の違いで表示することができ、影響度の情報が視覚的に把握しやすくなり、ヒューマンエラーを防止することができる。
また、本発明によれば、各空調機の監視と制御、冷却対象となる装置内の温度センサ情報の収集を、SNMPを介して行なうと共に、影響度の算出処理と算出結果のデータを記録する監視・制御用装置を備えるようにしたので、これにより、各空調機の監視と制御と、冷却対象となる装置内の温度センサの温度情報の収集を、1台の監視・制御用装置内のプログラムを実行して行うことができ、装置に対する空調機の影響度のテーブルを作成することもできる。また、影響度の計測を常時行うことで、テーブルが常に更新され、装置や空調機に変化があった場合でも、常に最新の影響度テーブルが得られる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の空調機監視システムの構成を示す図である。図1において、10は空調を行うゾーン、1、2、…、5は前記ゾーン内に配置され、ゾーン内の空調を行う空調機である。また当該ゾーン内には、複数のラック23およびラック列24が配置されている。11は前記ゾーン内の任意の位置に配置され、その位置の温度を検出する温度センサである。100は、空調機1〜5の監視と制御を行なうと共に、温度センサ11の温度計測情報を収集する監視・制御用装置(例えばパーソナルコンピュータである。)である。
図1に示す例は、複数の空調機1〜5をゾーン10内に設備し、ゾーン10内の情報処理装置等(ラック23内に収容されている)を冷却する場合において、温度センサ11により、ゾーン10内の特定位置に対する空調機1〜5の影響度を計測する例である。
また、監視・制御用装置100は、監視・制御用装置100の全体を制御する制御部101、空調機1〜5および温度センサ11と通信接続する通信用インタフェース102、処理プログラム部110、およびデータベース120を有している。
また、処理プログラム部110には、以下の処理部が含まれている。
空調機制御処理部(空調機制御手段)111は、空調機監視部111aと空調機運転制御部111bとを有し、空調機監視部111aは各空調機1〜5の運転状態の情報を収集し、各空調機1〜5を監視する処理を行う。空調機運転制御部111bは、空調機1〜5の運転を制御(起動・停止、設定温度の変更、ファン風量の増減など)する。
設定温度変更処理部(設定温度変更手段)112は、各空調機1〜5について、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる処理を行う。
センサ温度変化情報収集処理部(センサ温度変化情報収集手段)113は、設定温度が変更された空調機に対する温度センサ11の温度変化の情報を収集する処理を行う。
影響度算出処理部(影響度算出手段)114は、センサ温度変化情報収集処理部113により収集された温度変化情報を基に、温度センサ11が配置された位置に対する、各空調機1〜5の影響度を求める処理を行う。
影響度画面表示処理部(影響度画面表示手段)115は、影響度算出処理部114により求めた各空調機1〜5と温度センサ11が配置された位置との影響度の情報を、表示部116に表形式またはグラフィック形式で画面表示する処理を行う。
なお、データベース120には、機器状態監視情報121として、各空調機の運転状態の情報や、温度センサ11で計測した温度の情報が記録されている。また、温度変化情報122は空調機の設定温度の変更に対応する温度センサ11の温度変化情報を記録したものである。また、影響度テーブル123は、影響度算出処理部114により求めた空調機と温度センサ11が配置された位置との影響度の関係の情報を記録したテーブルである。
次に、図2を参照して、温度センサ11が配置された位置に対する各空調機の影響度(関連性)を探る手順について説明する。
最初に、空調機1の運転温度をx1℃さげる。また、他の空調機2〜5の冷却能力や運転温度は固定にする(ステップS1)。
所定の時間が経過した後に、温度センサ11の温度が、y1℃下がる。この値を記録する(ステップS2)。
温度センサ11の温度を計測したら、空調機1の運転温度を元に戻す(ステップS3)。
所定の時間の後、空調機2の運転温度をx2℃下げる(ステップS4)。
所定の時間が経過した後に、温度センサの温度がy2℃下がる。この値を記録する(ステップS5)。
温度センサ11の温度を計測したら、空調機2の運転温度を元に戻す(ステップS6)。
所定の時間の後、空調機3の運転温度をx3℃下げる(ステップS7)。
以上の手順を、空調機の台数だけ実施する(ステップS8)。
そして、y1/x1、y2/x2、・・・の比率により空調機1〜5の温度センサ11の位置への影響度を把握する(ステップS9)。
このように、複数台の空調機がある場合、ある位置に対するそれぞれの空調機の影響度は異なり、従来は定量的に把握する方法が無く、経験や直感に頼っていたが、図2に示すフローに従い、温度センサ11の位置に対するそれぞれの空調機1〜5の影響度を定量的に計測できる。また、温度センサ11を移動させて順次影響度を計測すれば、影響度マップが作成できる。
これにより、ある位置での温度を調整したい場合に、どの空調機の温度設定を、どの程度変更すればよいかが分かる。
また、一般に、運用温度に敏感な情報処理装置は温度センサを内蔵している場合が多い。このような場合は、ある装置(情報処理装置)に対する各空調機1〜5の影響度を調べることも可能である。
図3は、本発明の空調機監視システムの他の構成を示す構成図である。
図3においては、図1と比較して、温度の計測対象が温度センサ11から情報処理装置aに変わった点だけが異なる。
そして、監視・制御用装置100の処理プログラム部110内のセンサ温度変化情報収集処理部(センサ温度変化情報収集手段)113は、設定温度が変更された各空調機1〜5に対する情報処理装置aの内部温度の変化情報を収集する処理を行う。
影響度算出処理部(影響度算出手段)114は、センサ温度変化情報収集処理部113により収集された温度変化情報を基に、情報処理装置aに対する、各空調機1〜5の影響度を求める処理を行う。
影響度画面表示処理部(影響度画面表示手段)115は、影響度算出処理部114により求めた各空調機1〜5と情報処理装置aとの影響度の情報を、表示部116に表形式またはグラフィック形式で画面表示する処理を行う。
なお、データベース120には、機器状態監視情報121として、各空調機1〜5の運転状態の情報や、情報処理装置aの内部温度の情報が記録されている。また、温度変化情報122は空調機1〜5の設定温度の変更に対応する情報処理装置aの内部温度の変化情報を記録したものである。また、影響度テーブル123は、影響度算出処理部114により求めた空調機1〜5と情報処理装置aの影響度の関係の情報を記録したテーブルである。
なお、その他の部分については、図1と同じであり、その説明は省略する。
次に、図4を参照して、ある装置(情報処理装置a)と各空調機1〜5の影響度(関連性)を探る手順について説明する。
最初に、空調機1の運転温度をx1℃さげる。また、他の空調機2〜5の冷却能力や運転温度は固定にする(ステップS11)。
所定の時間が経過した後に、情報処理装置aの内部温度(内蔵温度センサにより計測される温度)が、y1℃下がる。この値を記録する(ステップS12)。
空調機1の運転温度を元に戻す(ステップS13)。
所定の時間の後、空調機2の運転温度をx2℃下げる(ステップS14)。
所定の時間が経過した後に、 情報処理装置aの温度がy2℃下がる。この値を記録する(ステップS15)。
空調機2の運転温度を元に戻す(ステップS16)。
所定の時間の後、空調機3の運転温度をx3℃下げる(ステップS17)。
以上の手順を、空調機の台数だけ実施する(ステップS18)。
そして、y1/x1、y2/x2、…の比率により空調機1〜5の情報処理装置aの位置への影響度を把握する(ステップS19)。
これにより、各空調機の関連性に基づいて、特定の装置の温度を下げたいときにどの空調機をどの程度制御すればよいか分かる。
以上の手順により、それぞれの装置について重要度に応じて重み付け係数を設定し、影響度と重み付け係数の積の合計を計算することで、空調機の重要度が決定できる。図5は、空調機と装置の関連性係数、空調機の重要度を監視・制御用装置100の表示部116(液晶ディスプレィ等)に画面に表示した例を示しており、テーブル(表形式)で表示した例である。
図5に示す例では、「空調機1と装置3の関連性は0.30」であり、「空調機1の温度を1℃下げると、装置3の位置での温度は0.30℃下がる」と予測される。また、「空調機1の重要度=0.66×3+0.64×2+0.30×1+…」となる。
このように、空調機の重要度に応じてメンテナンスの優先順位を決定することで、効率的なメンテナンスが可能となる。
また、図6は、空調機と情報処理装置を監視・制御用装置により統合的に監視・制御する例を示す図であり、情報処理装置21にSNMPを搭載し、ネットワーク配線22を監視・制御用装置100に接続すると共に、空調監視・制御装置30を監視・制御用装置100に接続した例である。なお、空調監視・制御装置30は、空調機1〜3と空調監視・制御配線31により接続され、空調機1〜3の監視と制御を行なう装置である。なお、この例では、監視・制御用装置100がSNMPマネージャとして機能し、情報処理装置21がSNMPクラアントとして機能する。また、監視・制御用装置100の内部構成については、図2に示す監視・制御用装置100と基本的に同じであり、センサ温度変化情報収集部113による情報処理装置aの内部温度の収集が、SNMPを介して行なわれる点が異なるだけであり、図6に示す監視・制御用装置100の詳細については省略する。
図6に示すような構成により、情報処理装置21と空調機1〜3とが1台の監視・制御用装置100で監視・制御できる場合には、監視・制御用装置100内のプログラムにより順次計測を行い、計測した結果をデータテーブルに書き込むことで、情報処理装置21に対する空調機1〜3の影響度のテーブルを作成できる。
これにより、影響度の計測を常時行うことで、テーブルが常に新しく更新される。そして、情報処理装置21や空調機1〜3に変化があった場合でも、常に最新の影響度テーブルが得られる。
また、図7は、空調機と情報処理装置を監視・制御用装置により統合的に監視制御する他の例を示す図であり、図7に示すように、空調監視・制御装置30にSNMPを搭載すれば、空調監視・制御装置30をネットワーク配線22に共通に接続することができ、より簡単なシステム構成を実現できる。
なお、この例では、監視・制御用装置100がSNMPマネージャとして機能し、情報処理装置21と空調機監視・制御装置30がSNMPクラアントとして機能する。また、監視・制御用装置100の内部構成については、図2に示す監視・制御用装置100と基本的に同じであり、空調機制御処理部111における空調機1〜3の監視・制御と、センサ温度変化情報収集部113による情報処理装置aの内部温度の情報収集が、SNMPを介して行なわれる点が異なるだけであり、図7に示す監視・制御用装置100の詳細については省略する。
また、影響度は図5に示す表形式で表示する他に、種々のグラフィック形式で表示できる。図8は、指定したラック(情報処理装置a)との関連性の高さを空調機ごとに色の濃淡で、監視・制御用装置100の表示部116(液晶ディスプレィ等)に画面表示する例を示す図である。
図8に示す例では、カーソルを情報処理装置a(ラック)に合わせることにより、情報処理装置aに関連性の高い空調機が色の濃淡であらわされ、この例では、空調機3が最も関連性の高い空調機であり、濃い色で表示され、空調機5がやや関連性のある空調機であり淡色で表示される。空調機4はその中間である。
また、情報処理装置aに合わせたカーソルを他の情報処理装置に合わせることにより、新たにカーソルを合わせた情報処理装置に関連性のある空調機が色の濃淡で表示される。
また、図9は、指定した空調機との関連性の高さをラックの色の濃淡で表示する例を示す図であり、図9に示すように、特定の空調機が影響を与えている装置(ラック)をその影響度の度合いに応じて色の濃淡で表現することも可能である。
図9に示す例では、カーソルを合わせた空調機3に対して、関連性の高いラック、関連性のやや高いラックなどを色の濃淡で表示するようにしたものである。また、空調機3に合わせたカーソルを、他の空調機の位置に移動すれば、新たにカーソルを合わせた空調機に関連性の高いラックが色の濃淡で表示される。
このように、空調機と情報処理装置の関連性を色の濃淡で表示することにより、視覚的に把握しやすく、ヒューマンエラーを防止することができる。
また、上述の監視・制御用装置100はCPU等の中央処理装置と記憶手段(ハードディスク、ROM、RAM等)を備えたコンピュータシステムである。そして、上述した処理に関する一連の処理の過程は、プログラムの形式で記憶手段に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。また、監視・制御用装置100の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、記憶手段に格納して実行することにより本発明に必要な処理を行ってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、DVD等の可搬媒体の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの(伝送媒体ないしは伝送波)、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
なお、上記実施の形態では、空調機制御処理部(空調機制御手段)111は、監視・制御用装置100の処理プログラム部110に含まれるものとして記載したが、各空調機1〜5が有する制御部が運転を制御するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、空調機監視システムは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明においては、複数の空調機を設備して情報処理装置等の冷却を行なう場合に、ある位置における各空調機の影響度を計測することができ、特定の装置の温度を下げたい場合に、どの空調機を制御すればよいかが判断でき、また空調機の重要度等を把握できる効果を奏するので、本発明は、空調機監視システム、および空調機監視方法等に有用である。
本発明の空調機監視システムの構成を示す図である。 温度センサが配置された位置に対する各空調機の関連性を探る手順を示すフローチャートである。 本発明の空調機監視システムの他の構成例を示す図である。 情報処理装置と各空調機の関連性を探る手順を示すフローチャートである。 空調機と装置の関連性係数等を画面に表示した例を示す図である。 空調機と情報処理装置を監視・制御用装置により統合的に監視・制御する例を示す図である。 空調機と情報処理装置を監視・制御用装置により統合的に監視・制御する他の例を示す図である。 指定したラックとの関連性の高さを空調機の色の濃淡で表示する例を示す図である。 指定した空調機との関連性の高さをラックの色の濃淡で表示する例を示す図である。 従来の空調機と情報処理装置等の監視状態の説明図である。
符号の説明
1、2、3、4、5 空調機
11 温度センサ
21 情報処理装置
22 ネットワーク配線
23 ラック
24 ラック列
30 空調監視・制御装置
31 空調監視・制御配線
100 監視・制御用装置
101 制御部
102 通信用インタフェース
110 処理プログラム部
111 空調機制御処理部
111a 空調機監視部
111b 空調機運転制御部
112 設定温度変更処理部
113 センサ温度変化情報収集処理部
114 影響度算出処理部
115 影響度画面表示処理部
116 表示部
120 データベース
121 機器状態監視情報
122 温度変化情報
123 影響度テーブル

Claims (8)

  1. ゾーン内に配置された複数の空調機を管理する空調機監視システムであって、
    前記各空調機の運転状態の監視と制御を行なう空調機制御手段と、
    前記ゾーン内の任意の位置に配置され、温度を検出する温度センサと、
    前記各空調機について、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる設定温度変更手段と、
    前記設定温度変更手段により、設定温度が変更された空調機に対する前記温度センサの温度変化の情報を収集するセンサ温度変化情報収集手段と、
    前記センサ温度変化情報収集手段により収集された温度変化情報を基に、前記温度センサが配置された位置における、前記各空調機の影響度を求める影響度算出手段と
    を備えることを特徴とする空調機監視システム。
  2. 前記各空調機における設定温度の変化を、各空調機ごとに、x1、x2、…、xnとし、前記温度センサにおける温度変化を、y1、y2、…、ynとすると、その比率、y1/x1、y2/x2、…、yn/xnにより、前記温度センサが配置された位置への各空調機の影響度を求める影響度算出手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載の空調機監視システム。
  3. 前記温度センサは、ゾーン内に配置された冷却対象となる装置内の温度センサであること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調機監視システム。
  4. 前記影響度算出手段により求めた空調機と冷却対象となる装置との影響度の情報を、表形式またはグラフィック形式で画面表示する影響度画面表示手段を
    備えることを特徴とする請求項3に記載の空調機監視システム。
  5. 前記各空調機の監視と制御、および前記冷却対象となる装置内の温度センサの温度情報の収集を、SNMP(Simple Network Management Protocol)を介して行なう監視・制御装置を備えること
    を特徴とする請求項3または請求項4に記載の空調機監視システム。
  6. ゾーン内に配置された複数の空調機を管理する空調機監視システムにおける空調機監視方法であって、
    前記各空調機の運転状態の監視と制御を行なう空調機制御手順と、
    前記ゾーン内の任意の位置に配置された温度センサにより温度を検出する手順と、
    前記各空調機について、1つの空調機ごとに順番に、その設定温度を所定の時間、所定の温度だけ変化させる設定温度変更手順と、
    前記設定温度変更手順により、設定温度が変更された空調機に対する前記温度センサの温度変化の情報を収集するセンサ温度変化情報収集手順と、
    前記センサ温度変化情報収集手順により収集された温度変化情報を基に、前記温度センサが配置された位置における、前記各空調機の影響度を求める影響度算出手順と
    を含むことを特徴とする空調機監視方法。
  7. 前記各空調機における設定温度の変化を、各空調機ごとに、x1、x2、…、xnとし、前記温度センサにおける温度変化を、y1、y2、…、ynとすると、その比率、y1/x1、y2/x2、…、yn/xnにより、前記温度センサが配置された位置への各空調機の影響度を求める影響度算出手順を
    含むことを特徴とする請求項6に記載の空調機監視方法。
  8. 前記温度センサは、ゾーン内に配置された冷却対象となる装置内の温度センサであること
    を特徴とする請求項6または請求項7に記載の空調機監視方法。

JP2004247007A 2004-08-26 2004-08-26 空調機監視システム、および空調機監視方法 Active JP4294560B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247007A JP4294560B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 空調機監視システム、および空調機監視方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004247007A JP4294560B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 空調機監視システム、および空調機監視方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006064283A JP2006064283A (ja) 2006-03-09
JP4294560B2 true JP4294560B2 (ja) 2009-07-15

Family

ID=36110919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004247007A Active JP4294560B2 (ja) 2004-08-26 2004-08-26 空調機監視システム、および空調機監視方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4294560B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10641512B2 (en) 2017-07-11 2020-05-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Air-conditioning operation condition generation apparatus, air-conditioning operation condition generation method and air-conditioning system

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4575977B2 (ja) 2008-09-25 2010-11-04 株式会社日立製作所 空調設備制御システム、空調設備制御方法、および、電算機室の電力管理システム、電力管理方法
SG178497A1 (en) 2009-08-21 2012-03-29 Vigilent Corp Method and apparatus for efficiently coordinating data center cooling units
JP5072945B2 (ja) * 2009-12-04 2012-11-14 三菱電機株式会社 制御装置、制御システム及びプログラム
JP5508940B2 (ja) * 2010-05-31 2014-06-04 株式会社Nttファシリティーズ 空調制御システムの運転制御方法
JP5601379B2 (ja) 2010-12-15 2014-10-08 富士通株式会社 空調制御システム
EP2746688B1 (en) * 2011-09-30 2019-11-13 Omron Corporation Control device, control method, program and recording medium
JP6052883B2 (ja) * 2013-03-26 2016-12-27 株式会社Nttファシリティーズ 冷水循環システム
JP6096560B2 (ja) * 2013-03-28 2017-03-15 株式会社Nttファシリティーズ 装置冷却システム
JP2014219234A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 日本電信電話株式会社 センサ情報補正システム
CN103543718B (zh) * 2013-10-16 2017-01-04 浪潮创新科技股份有限公司 基于物联网的idc机房智能监控系统
CN104090504A (zh) * 2013-12-29 2014-10-08 国家电网公司 基于单片机模块的机房综合环境检测系统
WO2015190493A1 (ja) * 2014-06-09 2015-12-17 京セラ株式会社 制御装置、制御システム及び制御方法
WO2016199280A1 (ja) * 2015-06-11 2016-12-15 三菱電機株式会社 空気調和システム及び空気調和方法
JP6585403B2 (ja) * 2015-07-10 2019-10-02 株式会社Nttファシリティーズ 空調システム
CN105159814B (zh) * 2015-08-10 2018-04-20 北京百度网讯科技有限公司 温度监控方法和装置
JP2019002596A (ja) * 2017-06-12 2019-01-10 清水建設株式会社 温度分布計測システム、空調システム、冷却方法及びプログラム
JP6659896B2 (ja) * 2019-05-20 2020-03-04 株式会社Nttファシリティーズ 空調システム
CN114923268B (zh) * 2022-07-11 2023-05-12 南京群顶科技股份有限公司 基于空调负载和区域温度评估的机房空调调控方法及装置
WO2024080717A1 (ko) * 2022-10-14 2024-04-18 주식회사 씨드앤 대상 구역에 설치된 복수의 냉난방기의 열적 영향도를 산출하는 장치 및 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10641512B2 (en) 2017-07-11 2020-05-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Air-conditioning operation condition generation apparatus, air-conditioning operation condition generation method and air-conditioning system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006064283A (ja) 2006-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4294560B2 (ja) 空調機監視システム、および空調機監視方法
AU2021203457B2 (en) Devices, systems, and methods for assessing facility
US9069361B2 (en) Thermostat with set point range feedback
JP4073946B1 (ja) 情報処理装置
US8201028B2 (en) Systems and methods for computer equipment management
JP5199306B2 (ja) スプレッドシート内でデータを表示するためのシステムと方法
JP5800023B2 (ja) 冷却システム、冷却方法、および、冷却制御プログラム
JP2017518571A (ja) 仮想データセンタの環境監視システム
JP2009299933A (ja) 空調制御装置
CN103155734A (zh) 用于预测数据中心瞬态冷却性能的系统和方法
WO2011068948A1 (en) System and method for analyzing nonstandard facility operations within a data center
JP2009027917A (ja) 使用電力監視システム
US10248091B2 (en) Method and apparatus for providing equipment maintenance via a network
JP2016024562A (ja) 空調制御システム及び空調制御方法
JP6438124B2 (ja) 運用管理システム及び運用管理方法
US8352085B2 (en) Distribution of cooling resources using hierarchically identified cooling microgrids
CN103069353A (zh) 设备管理装置、画面显示方法以及记录介质
JP5360090B2 (ja) 多店舗型施設の設備運用システムとその処理方法とプログラム
US11816774B2 (en) Datacenter dashboard with temporal features
JPH11276194A (ja) 建物内または室内のカビの生育し易さを予測診断する方法、システム、およびこれらに使用される記録媒体
JP4899428B2 (ja) 情報共有度分析システム
JP6757915B2 (ja) 情報端末の制御方法および情報システム
JP2014085837A (ja) 施設監視装置および施設監視方法
JP7435047B2 (ja) 情報管理装置及びプログラム
KR102320878B1 (ko) 통합 관제 방법 및 통합 관제 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061030

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250