JP4981836B2 - 圧縮木製品の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、木材を所定の3次元形状に圧縮成形する圧縮木製品の製造方法に関する。
近年、自然素材である木材が注目されている。木材はさまざまな木目を有するため、原木から形取る箇所に応じて個体差が生じ、その個体差が製品ごとの個性となる。また、長期の使用によって生じる傷や色合いの変化自体も、独特の風合いとなって使用者に親しみを生じさせることがある。これらの理由により、合成樹脂や軽金属を用いた製品にはない、個性的で味わい深い製品を生み出すことのできる素材として木材が注目されており、その成形技術も飛躍的に進歩しつつある。
従来、かかる木材の成形技術として、吸水軟化した1枚の木材を圧縮し、その木材を圧縮方向と略平行にスライスして板状の一次固定品を得た後、この一次固定品を加熱吸水させながら所定の3次元形状に成形する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。また、軟化処理した状態で圧縮した1枚の木材を仮固定し、この木材を型に入れて回復させることによって型成形する技術も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特許第3078452号公報 特開平11−77619号公報
しかしながら、上述した従来技術において、圧縮した木材を切削する場合、その端面から水分が浸入しやすくなってしまうという問題があった。この問題を解決するには、端面に水分が浸入するのを防止する加工を施すことも考えられるが、この場合には工数が増えてしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、工数を増やすことなく圧縮後に切削した木材の端面に水分が浸入するのを防止することができる圧縮木製品の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、木材を圧縮成形することによって得られる圧縮木製品の製造方法であって、原木から形取った所定形状のブランク材を一対の金型によって挟持して圧縮力を加える圧縮工程と、前記圧縮工程で圧縮したブランク材を切削によって複数の部分へ分割する分割工程と、を有し、前記ブランク材のうち前記分割工程で分割される複数の部分の境界に対応する領域の前記圧縮工程における圧縮率は、該ブランク材の他の領域の前記圧縮工程における圧縮率よりも大きく、前記境界の幅は前記分割工程で前記ブランク材を切削する際の切削幅よりも大きいことを特徴とする。
本発明における圧縮率とは、圧縮による木材の肉厚の減少分ΔRとその木材の圧縮前の肉厚Rの比の値ΔR/Rを意味する。ここで、圧縮率の定義域は、0≦(ΔR/R)<1である。
また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記一対の金型の少なくとも一方は、前記圧縮工程でブランク材と当接する表面のうち前記複数の部分の境界に対応する位置に該表面から突起する突起部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記ブランク材は、前記複数の部分の境界に対応する領域が他の領域よりも厚く、前記一対の金型は、前記圧縮工程で前記ブランク材と当接する面が平滑面をなすことを特徴とする。
また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記圧縮工程で圧縮したブランク材を複数の部分へ分割する前に、大気中で加熱しながら所定の形状に整形する加熱整形工程を有することを特徴とする。
また、本発明に係る圧縮木製品の製造方法は、上記発明において、前記加熱整形工程は、前記所定の形状に対応する一対の加熱整形用金型を加熱し、この加熱した一対の加熱整形用金型によって前記木材を挟持することを特徴とする。
本発明によれば、ブランク材を圧縮する際、圧縮後に切削によって分割する複数の部分の境界に対応する領域の圧縮率を他の領域の圧縮率よりも大きくし、かつその境界の幅を切削幅よりも大きくするため、切削によって生じる端面の密度が他の部分の密度よりも高くなる。また、このような切削端面の高密度化を圧縮工程で行うため、切削端面への水分の浸入を防止する加工を別工程で行う必要がない。したがって、工数を増やすことなく圧縮後に切削した木材の端面に水分が浸入するのを防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以後、「実施の形態」と称する)を説明する。なお、以下の説明で参照する図面は模式的なものであって、同じ物体を異なる図面で示す場合には、寸法や縮尺等が異なる場合もある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の処理の概要を示すフローチャートである。まず、原木から所定の形状をなすブランク材を形取る(ステップS1)。図2は、形取工程の概要を模式的に示す図である。形取工程では、無圧縮状態にある無垢材などの原木1から、略皿状をなすブランク材2を切削等によって形取る。原木1は、ヒノキ、ヒバ、桐、杉、松、桜、欅、黒檀、紫檀、竹、チーク、マホガニー、ローズウッドなどの中から最適な素材を選択すればよい。
ブランク材2は、略長方形の表面を有する平板状の主板部2aと、主板部2aの表面で対向する二つの長辺部の各々から主板部2aに対して湾曲して延在する二つの側板部2bと、主板部2aの表面で対向する二つの短辺部の各々から主板部2aに対して湾曲して延在する二つの側板部2cと、を備える。ブランク材2は、後述する圧縮工程によって減少する分の体積を予め加えた体積を有する。なお、図2では、ブランク材2の木目Gがブランク材2の繊維方向と略平行な柾目材である場合を示しているが、これは一例に過ぎない。すなわち、形取工程で形取る木材は、板目材や木口材などでもよい。
続いて、形取ったブランク材2を大気よりも高温高圧の水蒸気雰囲気中で所定時間放置して水分を過剰に吸収させることにより、ブランク材2を軟化させる(ステップS2)。水蒸気は、温度が100〜230℃程度であり、圧力が0.1〜3.0MPa(メガパスカル)程度である。このような水蒸気雰囲気は、例えば圧力容器を用いることによって実現することができる。圧力容器を用いる場合には、その圧力容器の中にブランク材2を放置することによって軟化させる。なお、水蒸気雰囲気中でブランク材2を放置して軟化させる代わりに、ブランク材2の表面に水分を供給した後、マイクロウェーブの如き高周波の電磁波によってブランク材2を加熱して軟化させてもよいし、ブランク材2を煮沸して軟化させてもよい。
この後、軟化させたブランク材2を圧縮する(ステップS3)。この圧縮工程では、軟化工程と同じ水蒸気雰囲気中で一対の金型によってブランク材2を挟持して圧縮力を加えることにより、ブランク材2を所定の3次元形状に変形させる。圧力容器の中でブランク材2を軟化させた場合には、引き続きその圧力容器の中でブランク材2を圧縮すればよい。
図3は、圧縮工程の概要を示すとともに、圧縮工程で使用する一対の金型の要部の構成を示す図である。図4は、図3のA−A線断面図である。図3および図4に示すように、ブランク材2は一対の金型11、12によって挟持され、所定の圧縮力が加えられる。
圧縮工程の際にブランク材2の上方から圧縮力を加える金型11は、ブランク材2の突出している外側面に当接する平滑面状の凹部111を備えたキャビティ金型である。主板部2aから側板部2cにかけて湾曲する部分の表面であって金型11と対向する側の表面の曲率半径をROとし、この表面に当接する凹部111の表面の曲率半径をRAとすると、二つの曲率半径RO,RAは、RO>RAという関係を満たす。
これに対して、圧縮工程の際にブランク材2の下方から圧縮力を加える金型12は、ブランク材2の窪んでいる内側面に当接する凸部121を備えたコア金型である。主板部2aから側板部2cにかけて湾曲する部分の表面であって金型12と対向する側の表面の曲率半径をRIとし、この表面に当接する凸部121の表面の曲率半径をRBとすると、二つの曲率半径RI,RBは、RI>RBという関係を満たす。
凸部121には、表面の短手方向に沿って線状をなして突起する第1突起部122と、表面の略中央部で円環状をなして突起する第2突起部123とが設けられている。第1突起部122および第2突起部123の幅は、後述する分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きい。また、第1突起部122および第2突起部123の突起量は同じである。なお、金型の表面に複数の突起部を設ける場合には、ブランク材の形状等の条件に応じて、各突起部の突起量を変えるようにしてもよい。
金型11、12は、ブランク材2を挟持した後、図示しない型締め装置によって型締めされる。図5は、型締めされた金型11、12がブランク材2に圧縮力を加えている状態を示す図であり、ブランク材2の変形がほぼ完了した状態を示す図である。図6は、第1突起部122の周辺の拡大図である。これらの図に示すように、ブランク材2は、金型11、12から圧縮力を受けることにより、金型11、12を型締めしたときの金型11と金型12との隙間に相当する3次元形状に変形する。圧縮工程では、図5に示す状態でブランク材2に所定時間(1〜数十分、より好ましくは5〜10分程度)圧縮力を加え続ける。この圧縮力を受ける際、ブランク材2の中で第1突起部122および第2突起部123と当接する領域はその周囲の領域よりも薄肉で高密度となる(図6を参照)。
圧縮工程が終了した後、金型11、12を型締めした状態を保持したまま、上述した水蒸気よりさらに高温の水蒸気を金型11、12の周囲に加えることにより、ブランク材2の形状を固定化する(ステップS4)。この固定化処理を圧力容器中で行う場合には、圧縮工程における水蒸気よりもさらに高温の水蒸気を圧力容器へ吹き込めばよい。
続いて、金型11、12およびブランク材2を大気中へ開放し、ブランク材2を乾燥させる(ステップS5)。この際には、金型11、12の型締め状態を解除し、金型11または12をブランク材2から離間することによってブランク材2の乾燥を促進させるようにしてもよい。乾燥終了後のブランク材2の肉厚は、圧縮前のブランク材2の肉厚の30〜50%程度であれば好ましく、第1突起部122や第2突起部123と当接する領域の圧縮率は、その他の領域の圧縮率よりも1〜15%程度大きければより好ましい。これは、ブランク材2の圧縮率が0.50〜0.70程度であることに相当する。以下、乾燥工程まで終了したブランク材2を「木材3」という。
図7は、木材3の構成を示す斜視図である。同図に示す木材3は、主板部2aおよび側板部2b、2cにそれぞれ対応する主板部3aおよび側板部3b、3cを有する。主板部3aから側板部3bにかけてくぼんだ側の内側面には、木材3の短手方向に沿って線状に延びる第1溝部322が形成されている。また、主板部3aの内側面の略中央部には、円環状をなす第2溝部323が形成されている。第1溝部322および第2溝部323は、第1突起部122および第2突起部123にそれぞれ当接することによってその周囲よりも高い圧縮率で圧縮された箇所である。第1溝部322および第2溝部323を除く木材3の肉厚は、ほぼ均一である。
この後、大気中で木材3に熱を加えつつ木材3を整形する(ステップS6)。図8は、加熱整形工程の概要を模式的に示す図である。加熱整形工程では、一対の加熱整形用金型である金型51、52によって木材3を挟持する。
図8で木材3の上方に位置する金型51は、木材3の突出している側の表面に当接する平滑面状の凹部511を備える。一方、図8で木材3の下方に位置する金型52は、木材3の窪んでいる側の表面に当接する平滑面状の凸部521を備える。図9に示すように金型51、52を型締めして加熱整形しているときの金型51と金型52との隙間の形状は、木材3の整形後の形状に対応している。整形後の形状は、加熱整形工程前の木材3の形状をわずかに変形することによって得られる形状であることが望ましい。このように、加熱整形工程の前後で木材3の形状が大きく変化しないようにすることで、木材3を整形する際に割れ等の不具合が発生するのを防止することができる。
金型51、52の内部には、熱を発生するヒータ53、54がそれぞれ取り付けられている。ヒータ53、54は温度制御機能を有する制御装置55に接続されており、制御装置55の制御のもとで発熱し、金型51、52にそれぞれ熱を加える。制御装置55は、木材3を挟持している時の金型51、52の温度が150〜200℃程度で略一定となるようにヒータ53、54をそれぞれ制御する。
加熱整形工程においては、木材3の形状はほとんど変えずに肉厚を若干薄くする程度の圧縮を行う。その結果、加熱整形工程後の木材3は、表面硬度が増加する。また、木材3に加熱することにより、寸法安定性を向上させることができる。
続いて、第1溝部322および第2溝部323に沿って木材3を切削することにより、木材3を3つの木材に分割する(ステップS7)。その後、分割した3つの木材のうち第2溝部323に沿った切削によって得られる円柱状の木材を除いた2つの木材の端面を揃る処理を行うことによって、その2つの木材を最終形状への仕上げを行う(ステップS8)。図10は、木材3に対してステップS7〜S8の処理を行うことによって得られる2つの圧縮木製品の構成を示す図である。同図に示す2つの圧縮木製品4、5のうち大きい方の圧縮木製品4は、第2溝部323に沿った切削によって形成された開口部41を有する。第1溝部322および第2溝部323の溝幅は、第1突起部122および第2突起部123の幅に対応する。本実施の形態1では、第1突起部122および第2突起部123の幅を分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きくしているため、切削後の端面は他の部分よりも高密度になっている。この結果、端面に表出する導管または仮導管の断面がつぶれ、水分が浸入しにくくなっている。
図11は、圧縮木製品4、5の適用例を示す図であり、圧縮木製品4、5を外装体の一部とするデジタルカメラの構成を示す斜視図である。同図に示すデジタルカメラ100は、圧縮木製品4、5を分割前の形状に組み合わせた前カバー6と、略椀状をなす後カバー7とによって外装されており、開口部41から表出する撮像部101と、後カバー7に形成された開口部から表出するシャッターボタン102とを有する。圧縮木製品5はデジタルカメラ100の本体に対して着脱自在であり、電池蓋としての機能を有している。圧縮木製品4と後カバー7は、端面同士が密着した態様で固定されている。また、圧縮木製品5の内側面には、デジタルカメラ100の本体に対して着脱自在とするための機構が設けられている。この場合の圧縮木製品4、5の肉厚は、0.8〜2.0mm程度であればより好ましい。後カバー7は、前カバー6と同様にを圧縮成形した木材を用いて実現してもよいし、他の材料を用いて実現してもよい。後カバー7を圧縮成形した木材によって実現する場合には、シャッターボタン102を表出する開口部の縁に対応する突起部を金型に設ければよい。
なお、本実施の形態1に係る圧縮木製品は、デジタルカメラ以外の電子機器用外装体としても適用可能である。また、本実施の形態1に係る圧縮木製品は、食器や各種筐体などにも適用可能である。
以上説明した本発明の実施の形態1によれば、一対の金型11、12のうち金型12の適当な位置に第1突起部122および第2突起部123を設けることにより、ブランク材2を圧縮する際、圧縮後に切削によって分割する複数の部分の境界に対応する第1溝部322および第2溝部323の圧縮率を他の領域の圧縮率よりも大きくし、かつ第1溝部322および第2溝部323の幅を切削幅よりも大きくするため、切削によって生じる端面の密度が他の部分の密度よりも高くなる。また、このような切削端面の高密度化を圧縮工程で行うため、切削端面への水分の浸入を防止する加工を別工程で行う必要がない。したがって、工数を増やすことなく圧縮後に切削した木材の端面に水分が浸入するのを防止することが可能となる。
また、本実施の形態1によれば、加熱整形工程を行うことにより、分割する複数の部分の境界が高密度化され、表面硬度が高くなり、寸法安定性が高まる。このため、切削時に切削用の刃物が入りやすく、加工時の毛羽立ち等の切削不良を防止し、加工精度を向上させることができる。加えて、切削面からの水分の浸入を防止することができるため、水分による木材の膨張や捩れなどの変形を防ぐことが可能となる。
なお、本実施の形態1では、コア金型である金型12の凸部121に第1突起部122および第2突起部123を設けていたが、図12に示すように、キャビティ金型である金型13の凹部131に第1突起部132および第2突起部133を設けてもよい。この場合には、コア金型である金型14の凸部141の表面は単なる平滑面でよいが、金型12と金型13を一対の金型として圧縮工程を行うことも可能である。
また、本実施の形態1において、加熱整形工程における金型の加熱方法は上述したものに限られるわけではない。例えば、加熱ヒータを取り付けたプレートで金型を挟んで加熱するようにしてもよいし、加熱炉を用いて金型を加熱するようにしてもよい。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、平板状をなすブランク材から複数の平板状の圧縮木製品を製造することを特徴とする。本実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の処理の流れは、上述した実施の形態1と同じである(図2を参照)。
図13は、圧縮工程(ステップS3)で使用する一対の金型およびブランク材の構成を示す図である。図14は、図13のB−B線断面図である。平板状をなすブランク材8の上方から圧縮力を加える金型15は、凸部151を備えたコア金型である。凸部151には、長手方向に沿って線状をなして突起した突起部152が短手方向に等間隔に形成されている。ブランク材8の下方から圧縮力を加える金型16は、凹部161を備えたキャビティ金型である。凹部161は、複数の突起部152の各々と対向する位置にそれぞれ形成された複数の突起部162を有する。突起部152および突起部162の幅は、後述する分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きい。
図15は、図示しない型締め装置によって型締めされた金型15、16がブランク材8に圧縮力を加えている状態を示す図であり、ブランク材8の変形がほぼ完了した状態を示す図である。図15において、ブランク材8は、全体的に肉厚が薄くなっている。このうち、突起部152、162によって挟持されている領域は他の領域よりも薄肉であり高密度化されている。
以下、圧縮後のブランク材8に対し、上記実施の形態1と同様に固定化(ステップS4)、乾燥(ステップS5)および加熱整形(ステップS6)を施したブランク材8を「木材9」という。
図16は、木材9の分割工程(ステップS7)の概要を示す図である。木材9には、圧縮工程の際に突起部152、162の長手方向に沿って延びる溝部91が短手方向に等間隔に形成されている。この溝部91に沿って切削を行うことにより、複数の板状の木材10が形成される。本実施の形態2では、突起部152および162の幅を分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きくしているため、切削後の端面は他の部分よりも高密度になっている。この結果、端面に表出する導管または仮導管の断面がつぶれ、水分が浸入しにくくなっている。
この後、木材9に対して端面を揃える仕上げ工程(ステップS8)を行うことにより、圧縮木製品が完成する。
このようにして製造された圧縮木製品は、床材や壁材などの建材として適用することができる。
以上説明した本発明の実施の形態2によれば、一対の金型15、16に対し、互いに対向する位置に各々複数の突起部152、162を設けることにより、ブランク材8を圧縮する際、圧縮後に切削によって分割する複数の部分の境界に対応する溝部91の圧縮率を他の領域の圧縮率よりも大きくし、かつ溝部91の幅を切削幅よりも大きくするため、切削によって生じる端面の密度が他の部分の密度よりも高くなる。また、このような切削端面の高密度化を圧縮工程で行うため、切削端面への水分の浸入を防止する加工を別工程で行う必要がない。したがって、工数を増やすことなく圧縮後に切削した木材の端面に水分が浸入するのを防止することが可能となる。
また、本実施の形態2によれば、加熱整形工程を行うことにより、分割する複数の部分の境界が高密度化され、表面硬度が高くなり、寸法安定性が高まる。したがって、上記実施の形態1と同様に、切削不良を防止して加工精度を向上させることができるとともに、切削面からの水分の浸入を防止して水分による木材の膨張や捩れなどの変形を防ぐことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、ブランク材の側に突起を設けることによって複数の部分の境界に対応する領域を他の領域よりも高密度化することを特徴とする。本実施の形態3に係る圧縮木製品の製造方法の処理の流れは、上述した実施の形態1と同じである(図2を参照)。
図17は、ブランク材の構成を示すとともに、圧縮工程で使用する一対の金型の構成を示す図である。図18は、図17のC−C線断面図である。
ブランク材21は、ブランク材2と同様の略椀状をなしており、主板部21a、2つの側板部21bおよび2つの側板部21cを有する。主板部21aから側板部21bにかけての外側面には、短手方向に沿って線状に突起した第1突起部211が設けられている。また、主板部21aの外側面の略中央部には、円環状に突起した第2突起部212が設けられている。第1突起部211および第2突起部212の幅は、後述する分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きい。第1突起部211および第2突起部212の突起量は同じである。なお、ブランク材の表面に複数の突起部を設ける場合には、ブランク材の形状等の条件に応じて、各突起部の突起量を変えるようにしてもよい。
次に金型の構成を説明する。圧縮工程の際にブランク材21の上方から圧縮力を加える金型31は、ブランク材21の突出している外側面に当接する平滑面状の凹部311を備えたキャビティ金型である。主板部21aから側板部21cにかけて湾曲する部分の表面であって金型31と対向する側の表面の曲率半径をRO'とし、この表面に当接する凹部311の表面の曲率半径をRA'とすると、二つの曲率半径RO',RA'は、RO'>RA'という関係を満たす。
圧縮工程の際にブランク材21の下方から圧縮力を加える金型32は、ブランク材21の窪んでいる内側面に当接する平滑面状の凸部321を備えたコア金型である。主板部21aから側板部21cにかけて湾曲する部分の表面であって金型32と対向する側の表面の曲率半径をRI'とし、この表面に当接する凸部321の表面の曲率半径をRB'とすると、二つの曲率半径RI',RB'は、RI'>RB'という関係を満たす。
図19は、図示しない型締め装置によって型締めされた金型31、32がブランク材21に圧縮力を加えている状態を示す図であり、ブランク材21の変形がほぼ完了した状態を示す図である。ブランク材21は、金型31、32から圧縮力を受けることにより、金型31、32を型締めしたときの金型31と金型32との隙間に相当する3次元形状に変形する。この3次元形状は、凹部311および凸部321ともに表面が平滑面をなしているため、第1突起部211および第2突起部212が形成されていた箇所は、その周囲よりも高い圧縮率で圧縮され、高密度化されている。
以下、圧縮後のブランク材21に対し、上記実施の形態1と同様に固定化(ステップS4)、乾燥(ステップS5)および加熱整形(ステップS6)を施したブランク材21を「木材22」という。
図20は、木材22の構成を示す斜視図である。同図に示す木材22は、主板部21a、側板部21bおよび21cにそれぞれ対応する主板部22a、側板部22bおよび22cを有する。第1突起部211が形成されていた領域は第1高密度部221となり、第2突起部212が形成されていた領域は第2高密度部222となっている。図20においては、これら2つの高密度部を模式的に太線で記載している。第1高密度部221および第2高密度部222の幅は、第1突起部211および第2突起部212の幅と同程度である。
ステップS6の後、木材22の第1高密度部221に沿って切削し、第2高密度部222に沿って切削することにより、木材22を2つの部分に分割する(ステップS7)。本実施の形態3では、第1突起部211および第2突起部212の幅を分割工程で切削する際の切削幅と同程度でありかつ若干大きくしている。このため、第1突起部211の圧縮後の領域に相当する第1高密度部221および第2突起部212の圧縮後の領域に相当する第2高密度部222の幅も切削幅と同程度でありかつ若干大きい。したがって、切削後の端面は他の部分よりも高密度になっている。この結果、端面に表出する導管または仮導管の断面がつぶれ、水分が浸入しにくくなっている。
この後、仕上げ工程(ステップS8)を経ることにより、図10に示す圧縮木製品4、5が完成する。
以上説明した本発明の実施の形態3によれば、ブランク材21の表面に第1突起部211および第2突起部212を設けることにより、ブランク材21を圧縮する際、圧縮後に切削によって分割する複数の部分の境界に対応する第1高密度部221および第2高密度部222の圧縮率を他の領域の圧縮率よりも大きくし、かつ第1高密度部221および第2高密度部222の幅を切削幅よりも大きくするため、切削によって生じる端面の密度が他の部分の密度よりも高くなる。また、このような切削端面の高密度化を圧縮工程で行うため、切削端面への水分の浸入を防止する加工を別工程で行う必要がない。したがって、工数を増やすことなく圧縮後に切削した木材の端面に水分が浸入するのを防止することが可能となる。
また、本実施の形態3によれば、加熱整形工程を行うことにより、分割する複数の部分の境界が高密度化され、表面硬度が高くなり、寸法安定性が高まる。したがって、上記実施の形態1と同様に、切削不良を防止して加工精度を向上させることができるとともに、切削面からの水分の浸入を防止して水分による木材の膨張や捩れなどの変形を防ぐことができる。
ここまで、本発明を実施するための最良の形態として、実施の形態1〜3を詳述してきたが、本発明はそれらの実施の形態によって限定されるべきものではない。例えば、本発明は、上記以外の形状を有するブランク材を圧縮成形する場合にも適用することができる。
また、本発明において、木材の形状や種類によっては、圧縮後の木材を乾燥させた後、加熱整形工程を行わずに分割工程から仕上げ工程を行うことも可能である。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態等を含みうるものであり、特許請求の範囲により特定される技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を施すことが可能である。
本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の形取工程の概要を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程の概要および金型の構成を示す図である。 図3のA−A線断面図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程において木材の変形がほぼ完了した状態を示す断面図である。 図5における第1突起部の周辺の部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の乾燥工程終了後の木材の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱整形工程を行う前の状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の加熱整形工程を行っている状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法の整形工程終了後の圧縮木製品の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る圧縮木製品の製造方法によって製造された圧縮木製品を外装体として適用したデジタルカメラの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程で使用する金型の構成を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程の概要ならびにブランク材および金型の構成を示す図である。 図13のB−B線断面図である。 本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程において木材の変形がほぼ完了した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る圧縮木製品の製造方法の分割工程の概要を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程の概要なびにブランク材および金型の構成を示す図である。 図17のC−C線断面図である。 本発明の実施の形態3に係る圧縮木製品の製造方法の圧縮工程において木材の変形がほぼ完了した状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る圧縮木製品の製造方法の乾燥工程終了後の木材の構成を示す斜視図である。
1 原木
2、8、21 ブランク材
3、9、10、22 木材
4、5 圧縮木製品
6 前カバー
7 後カバー
2a、3a、21a、22a 主板部
2b、2c、3b、3c、21b、21c、22b、22c 側板部
4、5、6 圧縮木製品
11、12、13、14、15、16、31,32、51、52 金型
41 開口部
53、54 ヒータ
55 制御装置
91 溝部
100 デジタルカメラ
101 撮像部
102 シャッターボタン
111、131、161、311、511 凹部
121、141、151、321、521 凸部
122、132、211 第1突起部
123、133、212 第2突起部
152、162 突起部
221 第1高密度部
222 第2高密度部
322 第1溝部
323 第2溝部
G 木目

Claims (5)

  1. 木材を圧縮成形することによって得られる圧縮木製品の製造方法であって、
    原木から形取った所定形状のブランク材を一対の金型によって挟持して圧縮力を加える圧縮工程と、
    前記圧縮工程で圧縮したブランク材を切削によって複数の部分へ分割する分割工程と、
    を有し、
    前記ブランク材のうち前記分割工程で分割される複数の部分の境界に対応する領域の前記圧縮工程における圧縮率は、該ブランク材の他の領域の前記圧縮工程における圧縮率よりも大きく、
    前記境界の幅は前記分割工程で前記ブランク材を切削する際の切削幅よりも大きいことを特徴とする圧縮木製品の製造方法。
  2. 前記一対の金型の少なくとも一方は、前記圧縮工程でブランク材と当接する表面のうち前記複数の部分の境界に対応する位置に該表面から突起する突起部を有することを特徴とする請求項1記載の圧縮木製品の製造方法。
  3. 前記ブランク材は、前記複数の部分の境界に対応する領域が他の領域よりも厚く、
    前記一対の金型は、前記圧縮工程で前記ブランク材と当接する面が平滑面をなすことを特徴とする請求項1記載の圧縮木製品の製造方法。
  4. 前記圧縮工程で圧縮したブランク材を複数の部分へ分割する前に、大気中で加熱しながら所定の形状に整形する加熱整形工程を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の圧縮木製品の製造方法。
  5. 前記加熱整形工程は、
    前記所定の形状に対応する一対の加熱整形用金型を加熱し、この加熱した一対の加熱整形用金型によって前記木材を挟持することを特徴とする請求項4記載の圧縮木製品の製造方法。
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