JP3875689B2 - 木材の加工方法および加工品 - Google Patents

木材の加工方法および加工品 Download PDF

Info

Publication number
JP3875689B2
JP3875689B2 JP2004011799A JP2004011799A JP3875689B2 JP 3875689 B2 JP3875689 B2 JP 3875689B2 JP 2004011799 A JP2004011799 A JP 2004011799A JP 2004011799 A JP2004011799 A JP 2004011799A JP 3875689 B2 JP3875689 B2 JP 3875689B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
compression
convex
grain
concave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004011799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005205618A (ja
Inventor
達哉 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2004011799A priority Critical patent/JP3875689B2/ja
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to PCT/JP2005/000797 priority patent/WO2005068141A1/en
Priority to EP05704018A priority patent/EP1706247B1/en
Priority to CN2005800025455A priority patent/CN1910024B/zh
Priority to DE602005010046T priority patent/DE602005010046D1/de
Priority to US11/061,172 priority patent/US20050172475A1/en
Publication of JP2005205618A publication Critical patent/JP2005205618A/ja
Priority to HK06111533.5A priority patent/HK1090881A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP3875689B2 publication Critical patent/JP3875689B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27MWORKING OF WOOD NOT PROVIDED FOR IN SUBCLASSES B27B - B27L; MANUFACTURE OF SPECIFIC WOODEN ARTICLES
    • B27M1/00Working of wood not provided for in subclasses B27B - B27L, e.g. by stretching
    • B27M1/02Working of wood not provided for in subclasses B27B - B27L, e.g. by stretching by compressing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25GHANDLES FOR HAND IMPLEMENTS
    • B25G3/00Attaching handles to the implements
    • B25G3/34Attaching handles to the implements by pressing the handle on the implements; using cement or molten metal, e.g. casting, moulding, by welding or the like
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/49Method of mechanical manufacture

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
  • Finished Plywoods (AREA)

Description

本発明は、木材の加工方法および加工品に関する。特に、装飾性に富んだ木材外装材として好適な木材の加工方法および加工品に関する。
カメラや携帯電話、ICレコーダ、PDA、テレビやビデオデッキ、エアコン、プロジェクタ等の家電製品のリモコン等、手に持って操作する機器の外装材は、成形性や堅牢性、耐腐食性といった機能的側面、および見栄えの良さやデザイン性といった意匠的側面を考慮して工業的に大量生産されるため、専ら合成樹脂(ABS、ポリカーボネイト、アクリル等)や軽金属(アルミニウム、ステンレス、チタン、マグネシウム等)といった大量生産に適した材料で製造されるのが一般的である。
合成樹脂や軽金属といった材料は吸湿性をもたないために人の手にはなじみ難いという欠点がある。一方、木や竹といった自然素材は優れた吸湿性を備える。さらに、手になじみ易く人間の感性に訴えかける優しい風合いを備えている。特に、自然な木目が表面に露出される場合には、画一的な工業デザインの及ばない優れた視覚効果をもたらす。
そのため、そのような自然素材としての風合いを生かしつつ、工業製品としての意匠性を強調するために、木目模様に人工的な装飾性を加味する木材加工法が提案されている。
例えば、特許文献1には、平板状の木材の表面に基準面よりも窪んだ凹部または突出した凸部を切削により形成してから、プレスして表面を平滑にすることにより、凹部または凸部相当部に木目模様変化部を形成した装飾模様を有する圧縮板目材およびその製造方法が記載されている。
特開平11−226915号公報(第2−4頁、図1−7)
しかしながら、上記のような従来の木材の加工方法および加工品には、以下のような問題があった。
特許文献1に記載の技術では、プレスによる圧縮板目材を製造できるものの、そのような板目材を、例えば工業製品の外装材などの3次元形状を有する部分に用いる場合には、切削するなどの2次加工を施さなくてはならないため、手間がかかるという問題があった。また、そのような2次加工により板目材の模様が変形するため、製品表面の木目模様が予想できない変化を起こすという問題があった。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、例えば工業製品の外装材などの3次元形状を有する製品形状であっても、木目を変化させる装飾模様が容易に形成できる木材の加工方法および加工品を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、木材を切削加工して、被圧縮部材を形成し、3次元成形を行う成形金型により前記被圧縮部材を圧縮成形する木材の加工方法であって、前記被圧縮部材に、前記成形金型の金型面の凹凸に沿う湾曲面と、該湾曲面に対して突出もしくは陥没するとともに表面に木目線が露出された凸部または凹部とを形成し、かつ、該凸部に略重なる範囲に部分的な凹形状を、または該凹部に略重なる範囲に部分的な凸形状を形成して、圧縮成形することを特徴とする木材の加工方法とする。
この発明によれば、木目線を露出した凸部または凹部が金型面に沿って圧縮成形されることにより、金型の凹凸に沿う湾曲面と凸部または凹部とに金型面の3次元形状が転写される。そして凸部または凹部の範囲に湾曲面にない木目模様や、湾曲面の木目模様と連続するものの屈曲、湾曲などして変形された木目模様、すなわち自然な木目が変形された人工的な装飾木目模様が形成される。
したがって、表面に人工的な装飾木目模様を備えた3次元形状を有する木材の加工品を加工することができる。また、1回の圧縮工程で加工できるので製造が容易である。また、凸部または凹部に圧縮前に露出する木目模様を見て、それがどのように変形されるか容易に予想することができる。
また、凸部(凹部)が圧縮される際、凹形状(凸形状)により、圧縮量の軽減(増大)を図ることができる。したがって、1つの成形金型を用いて、装飾木目模様が形成される部分の圧縮率を制御することができる。例えば、凸部(凹部)の圧縮率を近傍の湾曲面の圧縮率と揃えることができる。また、被圧縮部材全体に亘って略均一な圧縮率とすることができる。
請求項に記載の発明では、木材を切削加工して、被圧縮部材を形成し、3次元成形を行う成形金型により前記被圧縮部材を圧縮成形する木材の加工方法であって、前記被圧縮部材に、前記成形金型の金型面の凹凸に沿う湾曲面と、該湾曲面に対して突出もしくは陥没するとともに表面に木目線が露出された凸部または凹部とを形成して、該凸部または凹部を圧縮する金型面が、部分的な平面、もしくは前記凸部または凹部に比べて緩やかな凹凸を有する面として設けられるとともに、前記凸部または凹部の裏面側を圧縮する他の金型面が、前記凸部に略重なる範囲で部分的な凹面に、または前記凹部に略重なる範囲で部分的な凸面に形成された成形金型により、圧縮成形することを特徴とする木材の加工方法とする。
この発明によれば、木目線を露出した凸部または凹部が金型面に沿って圧縮成形されることにより、金型の凹凸に沿う湾曲面と凸部または凹部とに金型面の3次元形状が転写される。そして凸部または凹部の範囲に湾曲面にない木目模様や、湾曲面の木目模様と連続するものの屈曲、湾曲などして変形された木目模様、すなわち自然な木目が変形された人工的な装飾木目模様が形成される。
したがって、表面に人工的な装飾木目模様を備えた3次元形状を有する木材の加工品を加工することができる。また、1回の圧縮工程で加工できるので製造が容易である。また、凸部または凹部に圧縮前に露出する木目模様を見て、それがどのように変形されるか容易に予想することができる。
また、表面側に凸部(凹部)が形成されている場合に、その裏面側の金型面が凹面(凸面)とされるので、表面側が金型に沿って圧縮される際に、凹面(凸面)の大きさを調整することにより凸部(凹部)での圧縮量の軽減(増大)を図ることができる。したがって装飾木目模様の部分の木材の圧縮率を制御することができる。例えば、凸部(凹部)の圧縮率を近傍の湾曲面の圧縮率と揃えることができる。
請求項に記載の発明では、請求項1または2に記載の木材の加工方法において、前記凸部または凹部、前記被圧縮部材に凸状の湾曲部または角部を形成してから、平面切削により部分的に除去加工して形成する加工方法とする。
この発明によれば、被圧縮部材の凸状の湾曲部または角部を形成してから平面切削により、装飾木目模様を形成するための凸部または凹部を形成するので、製造が容易となる。
請求項に記載の発明では、木材の加工品であって、請求項1〜のいずれかに記載の木材の加工方法により加工する。
この発明によれば、請求項1〜のいずれかに記載の発明と同様の作用効果を備える。
本発明の木材の加工方法および加工品によれば、被圧縮部材の木目模様を変形させる範囲に凸部または凹部を設けて、1回の圧縮工程によりそれを変形させて表面に人工的な装飾木目模様を有する3次元形状を形成するので、人工的な装飾木目模様を予測可能に容易に加工できるという効果を奏する。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。すべての図面において、実施形態が異なる場合であっても、同一または相当する部材には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る木材の加工品を外装材として用いたデジタルカメラの断面図である。図2(a)、(b)、(c)は、図1のデジタルカメラに用いる外装材の構成を説明するための平面図、そのP−P断面図およびQ−Q断面図である。なお、図1では省略しているが、図2では、概略の木目模様を模式的に描いている。
本発明の実施形態に係る木材の加工品について、図1に示すデジタルカメラ100(電子機器)に用いられる外装材10を一例として説明する。
デジタルカメラ100は、外装材10(木材の加工品)、内部機構12、フレーム11、撮像レンズ13、および撮像レンズ13の視野に収まった画像を表示する液晶モニタ14を備える。
外装材10は、内部機構12を収め、撮像レンズ13、液晶モニタ14などを外側に露出させたカバー部材であり、前カバー10a(木材の加工品)と後カバー10b(木材の加工品)とから構成されている。
前カバー10aの形状は、図1、図2(a)、(b)に示すように、略均一肉厚を有する平面視矩形状の函形とされ、その底部に撮像レンズ13を露出させるために円形の孔1cと、側部に画像記録媒体Cの挿入孔1dとが形成されている。
後カバー10bの形状は、前カバー10aと同様に略均一肉厚を有する平面視矩形状の函形とされ、図1に示すように、底部に液晶モニタ14を露出させるために矩形の窓部1eと、側部に外部パソコンとの接続ケーブルを差し込む挿入孔1fが形成されている。その他図示しないが、前カバー10aおよび後カバー10bには、レリーズボタンや各種操作ボタンを突出させる孔が形成されている。各孔には必要に応じて扉、キャップ、取付のための形状などが設けられる。
なお、図1、2は模式図のため、例えば外装材10において孔1c、窓部1eを設ける面などを平面的に描いている。平面であってもよいが、本実施形態では緩やかな湾曲を有する曲面とされている。
前カバー10aおよび後カバー10bには、圧縮によって強化された木材が使用されている。そして、外表面に木目模様が現れている。すなわち、外表面が木材表面自体から形成されるか、木材に透明または半透明の塗装やコーティングが施されるか、木目が表面に凹凸を形成するように加工されることなどにより、木目模様が現れるようになっている。
木目模様について、前カバー10aを例にとって簡単に説明する。
木目模様は、図2(a)に示すように、木材を切削したときに自然に露出する木目、例えば木目L、Lなどが当然に含まれる。ただし本実施形態の前カバー10aでは、領域T、U、Vなどに自然な木目とは異なる模様を描くように人工的に露出された木目、例えば木目L、L、L、L(木目線)などが存在する。
木目Lは、前カバー10aの角部の領域Tにおいて、領域T外からの木目が領域の境界で屈折するとともに、領域T内で人工的に歪められた湾曲を有する例である。
木目Lは、円状の領域Uにおいて同心円状の年輪に類似した模様を人工的に形成した例である。自然の木材からこのような部分的な年輪模様を得ようとすれば、枝の分岐部近傍のような限られた部位から板取りしなくてはならないので、大量に材料を用意することができない
木目Lは、長円状の領域Vにおいて、長軸方向に略平行線となるように形成された例である。
木目Lは、領域Vの境界で自然な木目Lが屈折され、領域V内で不自然に湾曲された例である。
内部機構12には、CCD等の撮像素子12a、撮像素子12aの駆動回路12b、液晶モニタの駆動回路12c、画像記録媒体Cに対する画像記録装置12d、外部パソコンとの接続端子12e等が含まれる。
フレーム11は、例えば、金属、合成樹脂などで製作され、内部機構12、前カバー10a、後カバー10bなどを保持する保持部材である。
本実施形態に係る木材の加工品である外装材10の加工方法について説明する。前カバー10aも後カバー10bも本質的に同様にして製造されるので、以下では、前カバー10aを例にとって説明する。
図3は、外装材10の加工方法を説明するための概念図である。図4は、外装材10が圧縮加工される前の木材の原形を説明するための斜視部分断面図である。
前カバー10aは、図3に示したように前カバー10aの原形となる木材1(被圧縮部材)を概略凹状に設けられた下型枠A(成形金型)と、概略凸状に設けられた上型枠B(成形金型)により圧縮成形することにより製造される。符号A、Bは、それぞれ下型枠A、上型枠Bの金型面を示す。
前カバー10aの概略形状は、矩形の底部1aの周囲に壁部1bを有する函形に形成されている。金型圧縮される前の木材1は、ブロック状のムク材から削り出し加工(切削加工)されており、底部1aから壁部1bにかけては滑らかな曲面で繋がっている。木目は、底部1aでは長手方向に向かい、周囲の壁部1bでは壁部1bの厚さ方向に向かっている。
以下、木材1において、金型面Aが転写される面を外面1A、金型面Bが転写される面を内面1Bと称する。
木材1の外面1Aの形状と下型枠Aの形状との関係、ならびに木材1の内面1Bの形状と上型枠Bの形状との関係について説明する。
上述のように木材1の底部1aから壁部1bにかけて滑らかな曲面で繋がっているが、外面1Aのこの曲面の曲率半径をR、この裏面側の内面1Bの曲面の曲率半径をRとし、圧縮時に曲率半径Rの曲面に接する下型枠Aの曲面の曲率半径をR、同じく曲率半径Rの曲面に接する上型枠Bの曲面の曲率半径をRとすると、それぞれの関係は、R>R、R>Rとなっている。ただし、曲率半径の差が大きすぎると、圧縮時に過大な曲げ応力が生じて割れが発生するので、適宜の差にとどめられる。したがって、概略形状としては、下型枠A、上型枠Bの型面に沿う形状を有している。
なお、木材1の種類としては、例えば檜、檜葉、桐、チーク、マホガニー、杉、松、桜、竹等が挙げられる。また、ムクの木材だけではなく、廃材チップや木粉等を集めて固めた圧縮加工材料のような木質材を使用することも可能である。後者の場合、木目に代えて、異なる材質間の合わせ目を変化させることで人工的に木目模様に代わる模様を形成してもよい。この場合にはそれら合わせ目の連続性および規則性がムクの木材における自然な木目に相当することになる。
木材1の詳細形状は、図4に示した。圧縮後に領域U、V、Tなどにおいて、人工的な木目模様を形成するため、外面1A上に凸部2、凹部3、平面切削部4(凹部)が設けられている。また、凸部2の裏面側にこれと略重なる範囲において、凹面2a(凹部)が形成されている。これらの凸部、凹部は、切削加工により形成され、表面に木目が現れるように形成される。
なお、木材1上の凸部とは、特定範囲内を削り残して形成され、圧縮前には近傍の曲率と明らかに異なる範囲限定的な凸または凹形状を形成するものであって、圧縮後には近傍の面形状と滑らかに接続して圧縮前の凸または凹形状が解消されるものを意味する。また、木材1上の凹部とは、同様に、特定範囲内を削り込んで形成されたものである。
図5、6は、木材1の凸部、凹部について説明するための概念図である。
例えば、図5(a)のように、肉厚Tの湾曲部において、外面1Aの一部をなす曲率半径Rの面5a上に曲率半径R(ただし、R<R)の凸部6が形成されているとする。このとき、凸部6は、曲率半径r(ただし、R<r<R)の金型面Aで圧縮されて肉厚tとされると、凸部6の対応部分が曲率半径rに成形されて凸部6は解消される。
また、図5(b)のように、凸部6に代えて、面5aに対して曲率半径Rの凹みを形成した凹部8が形成されているとする。このとき、凹部8は、曲率半径rの金型面Aで圧縮されて肉厚tとされると、凹部8の対応部分が曲率半径rに成形されて凹部8は解消される。
また、図6には、図5(b)の凹部8に代えて面5aを最大高さHだけ除去して(削り込んで)平面切削部4が形成された場合を示した。平面切削部4は、このような場合には木材1の凹部をなしている。この場合、凸面を平面切削するだけでよいので、凹部の製作が容易となるという利点がある。
次に、凸部6に木目模様が形成される原理について単純な例で説明する。
図7は、本実施形態の木材の加工方法において木目模様を形成するための一例を説明するための概念図を示すもので、図7(a)、(b)は圧縮前の断面図および上面図、図7(c)、(d)は圧縮後の断面図および上面図である。図8は、同じく他例を説明するための概念図を示すもので、図8(a)、(b)は圧縮前の断面図および上面図、図8(c)、(d)は圧縮後の断面図および上面図である。図9は、同じく図7の変形例について説明するための概念図を示すもので、図9(a)、(b)は圧縮前の断面図および裏面図、図9(c)、(d)は圧縮後の断面図および裏面図である。
なお、板状部5の曲率は原理の説明において本質的ではないので、図7〜9では模式的に平板として図示した。
図7に示したのは、木目が板状部5の延在方向に延びる場合に、面5aから高さHの範囲に直径dの半球状の凸部6が形成された例である。
図7(a)、(b)において、厚さTの板状部5内には、面5aと略平行に木目Lが存在し、凸部6の表面には、平面視で同心円状の木目Lが露出される。
圧縮後は、厚さtの圧縮板状部7が形成される(図7(c)参照)。そして、凸部6が圧縮板状部7内に陥没され、木目Lが面7a上の領域Sに同心円状の模様として現れる。一方、面7aの領域S外は、木目Lの端部が露出しないため、無地となる。その結果、圧縮後の面7aには無地の中に同心円状模様が形成される。
領域Sで圧縮率Cは、その近傍が圧縮率C=t/Tであるのに対して、最大で、C=t/(H+T)、したがって、C<Cとなり、より大きな圧縮を受けて高密度となる。
なお、図7の例では、凸部6を半球状に形成したが、凸部6に代えて断面半円状の半円柱状の凸部を設ければ、同心円状に代えて平行線模様が得られることになる。
図8に示したのは、木目が板状部5の板厚方向に延びる場合に、図7と同様な形状の凸部6が形成された例である。
図8(a)、(b)において、厚さTの板状部5内には、面5aと略直交する木目Lが存在し、凸部6の表面には、平面視で平行線状の木目Lが露出される。
圧縮後は、厚さtの圧縮板状部7が形成される(図8(c)参照)。そして、凸部6が圧縮板状部7内に陥没され、木目Lが面7a上の領域S内で屈曲したり、円弧状となったりすることにより、近傍の平行線状の模様が乱される。そのため、領域Sの境界の屈曲により、領域Sの範囲内が視覚的に強調される。
領域Sでの圧縮率は、図7の場合と同様である。圧縮板状部7の板厚方向では、木目L、Lが板厚方向にジグザグ状に折り畳まれる。
図9に示したのは、図7の場合の変形例である。
本例は、凸部6の裏面側に面5bから板状部5内部に直径dの領域Sの範囲に半球状に削り込まれた凹部8が形成された場合である(図9(a)参照)。この場合、面5b側では、凹部8内に露出した木目Lが同心円状に現れ(図9(b)参照)、圧縮後、領域S内の面7bに同心円状の木目模様が形成される。また図8の面5bに同様な凹部8を形成すれば、図8(d)に類似した木目模様が面7bに現れることは明らかである。
また、このように木材1の表面と裏面とに、適宜形状、大きさの凸部、凹部を設けてから圧縮することにより、圧縮後の密度を調整することができる。図10(a)、(b)にその圧縮前、圧縮中の様子を示した。
本例によれば、例えば、同じ金型であっても木材の種類や木目方向などに応じて木材1に適宜の凸部、凹部を組み合わせて設けることにより、圧縮後の圧縮板状部7の部分的な密度を変えることにより、必要に応じて部分的な強度を上げたり、強度を均一にしたりすることができるという利点がある。
例えば、電子機器などの外装材、特に手に持って利用する機器の外装材において、手に持つなどの機能を発揮するため、特定の部位が複雑な湾曲を備えるグリップ部とされたり、注目をひくデザインとされたりすることが多い。本実施形態によれば、このようなグリップ部などにおいて、堅牢性を増すとともに視覚的に目立つデザインとすることがきわめて容易となるという利点がある。
なお、このような木目模様部の密度、強度は、金型側に木材1を逃がしたり、押し込んだりするための凹面、凸面を形成することによって調整することもできる。例えば、図11(a)に示したように、面5aに設けられた凸部6の裏面側の上型枠Bに凹面9を設ける。すると、圧縮時に裏面5b側が凹面9内に逃げて凸形状が形成されるため、凹面9がない場合に比べて密度が小さくなる。
このように、本実施形態により形成される装飾木目模様は、板状部5の木目の向きと凸部、凹部の形状とに応じて、上記の単純な場合の模様が入り交じって形成される。例えば、前カバー10aの領域Uの木目L(図2(a)、(b)参照)は、上記の図9を参照して説明したものと同様にして形成される。同じく、例えば領域Vに形成された木目Lは、線状に延ばして形成された凹部3により、平行線状に形成されたものである。木目L、Lなどは、上記の単純な場合の複合として形成される。
そして、凸部、凹部に露出された木目線が分かれば、圧縮後にどのような木目模様が現れるか知ることは容易である。そしてそのような木目模様が希望と合わないものであれば、さらに凸部、凹部の形状を切削して、微調整を加えることが可能である。
次に、木材1の圧縮工程について説明する。
まず、木材1を高温高圧の水蒸気雰囲気中に配置する。木材1は、高温高圧の水蒸気雰囲気中に置かれることで過剰に水分を吸収し、軟化する。
次に、図3(a)に示すように、上記と同様の高温高圧の水蒸気雰囲気中において、下型枠Aの内側に木材1を置く。
そして、図3(b)に示すように、上型枠Bを下型枠Aの内側に嵌め込むように移動させ、上下の型枠A、B間で木材1を圧縮し、その状態のまま所定の時間放置する。上下の型枠A,Bに挟まれた木材1は、底部1a、壁部1bに圧縮力を加えられ、例えば当初の厚さの1/2から1/3程度にまで圧縮される。このとき、壁部1bの部分には、前記のような曲率半径の関係から、木目の方向に圧縮力が作用するのではなく、壁部1aの外側面を上方に擦るような上向きの摩擦力と壁部1aの内側面を下方に擦るような下向きの摩擦力とが作用するので、当初横向きであった壁部1bの木目が縦方向に屈曲したように変形する。
最後に、高温高圧の水蒸気雰囲気を解消して上下の型枠A、Bから木材1を取り出すと、木材1は、上下の型枠A、Bを合わせたときの内部空間の形に成形される。圧縮後の木材1は、底部1a、壁部1bともほぼ均一な厚さとなる。
上記のようにして圧縮して強化された木材1は、最終的に、金型面で平滑とされた表面に、図2に示すような人工的な装飾木目模様を備える3次元形状の前カバー10aの形状となる。したがって、木目模様を形成する工程と、3次元形状を形成する工程とが1工程で行われるから、電子機器やその他の工業製品の外装材などを木材の木目や表面の風合いを生かして製造するのに好適な木材の加工方法となる。
このような外装材10は、圧縮によって密度を増すことにより全体に高い強度が付与される。加えて、壁部1bの木目が縦方向に屈曲して壁部1bの強度を負担するので、壁部1bの強度をその他の部分と同等にまで向上させることができ、厚みのある木材を使用しなくても外装材10に十分な強度を確保することができる。
これにより、木や竹といった自然素材の優れた吸湿性、ならびに手になじみ易く人間の感性に訴えかける優しい風合いを備える高品質なデジタルカメラ100の量産が可能になる。
なお、上記の説明において、凸部、凹部の形状は、一例であって、これらに限定されるものではない。
本実施形態では、木材の加工品が、電子機器の一例であるデジタルカメラに利用できる例で説明したが、本発明は、例えば、図12に示す家電製品(例えばテレビやビデオデッキ、エアコン、プロジェクタ等)のリモコン101の外装材20や、図13に示すカメラ付携帯電話102の外装材21、22に利用してもよい。さらには、図示しないが、例えば、ICレコーダ、PDA等の手に持って操作する電子機器のすべてについて好適である。
本発明の実施形態に係る木材の加工品を外装材として用いたデジタルカメラの断面図である。 図1のデジタルカメラに用いる外装材の構成を説明するための平面図、そのP−P断面図およびQ−Q断面図である。 本発明の実施形態に係る木材の加工方法を説明するための概念図である。 本発明の実施形態に係る木材の加工品が圧縮加工される前の木材の原形を説明するための斜視部分断面図である。 本発明の実施形態に係る木材の加工方法により加工する木材の凸部、凹部について説明するための概念図である。 同じく他の凹部について説明するための概念図である。 本発明の実施形態に係る木材の加工方法において、木目模様を形成するための一例を説明する圧縮前後の断面視および上面視の概念図である。 同じく木目模様を形成するための他例を説明する圧縮前後の断面視および上面視の概念図である。 同じく図7に示す一例の変形例について説明する圧縮前後の断面視および下面視の概念図である。 図9に示す木材の圧縮前および圧縮中における様子を説明するための模式説明図である。 本発明の実施形態に係る木材の加工方法の一変形例における圧縮前および圧縮中における様子を説明するための模式説明図である。 本発明の他の適用例として、外装材に木材の加工品を使用した家電製品のリモコンを示す斜視図である。 本発明のその他の適用例として、外装材に木材の加工品を使用したカメラ付携帯電話について説明するための、開いた状態の斜視説明図、および閉じた状態の側面説明図である。
符号の説明
1 木材(被圧縮部材)
2、6 凸部
2a、 凹面(凹形状)
5 板状部
7 圧縮板状部
8 凹部
10、20、21、22 外装材(木材の加工品)
10a 前カバー(木材の加工品)
10b 後カバー(木材の加工品)
100 デジタルカメラ(電子機器)
101 リモコン
102 カメラ付携帯電話
A 下型枠(成形金型)
、B 金型面
B 上型枠(成形金型)
、L、L、L、L、L、L、L、L 木目(木目線)

Claims (4)

  1. 木材を切削加工して、被圧縮部材を形成し、3次元成形を行う成形金型により前記被圧縮部材を圧縮成形する木材の加工方法であって、
    前記被圧縮部材に、前記成形金型の金型面の凹凸に沿う湾曲面と、該湾曲面に対して突出もしくは陥没するとともに表面に木目線が露出された凸部または凹部とを形成し、かつ、該凸部に略重なる範囲に部分的な凹形状を、または該凹部に略重なる範囲に部分的な凸形状を形成して、圧縮成形することを特徴とする木材の加工方法。
  2. 木材を切削加工して、被圧縮部材を形成し、3次元成形を行う成形金型により前記被圧縮部材を圧縮成形する木材の加工方法であって、
    前記被圧縮部材に、前記成形金型の金型面の凹凸に沿う湾曲面と、該湾曲面に対して突出もしくは陥没するとともに表面に木目線が露出された凸部または凹部とを形成して、
    凸部または凹部を圧縮する金型面が、部分的な平面、もしくは前記凸部または凹部に比べて緩やかな凹凸を有する面として設けられるとともに、前記凸部または凹部の裏面側を圧縮する他の金型面が、前記凸部に略重なる範囲で部分的な凹面に、または前記凹部に略重なる範囲で部分的な凸面に形成された成形金型により、圧縮成形することを特徴とする木材の加工方法。
  3. 前記凸部または凹部、前記被圧縮部材に凸状の湾曲部または角部を形成してから、平面切削により部分的に除去加工して形成することを特徴とする請求項1または2に記載の木材の加工方法。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の木材の加工方法により加工されたことを特徴とする木材の加工品。
JP2004011799A 2004-01-20 2004-01-20 木材の加工方法および加工品 Expired - Fee Related JP3875689B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004011799A JP3875689B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 木材の加工方法および加工品
EP05704018A EP1706247B1 (en) 2004-01-20 2005-01-17 Method of processing wooden material
CN2005800025455A CN1910024B (zh) 2004-01-20 2005-01-17 木材加工方法以及木制加工件
DE602005010046T DE602005010046D1 (de) 2004-01-20 2005-01-17 Verfahren zur verarbeitung von holzmaterial
PCT/JP2005/000797 WO2005068141A1 (en) 2004-01-20 2005-01-17 Method of processing wooden material and processed piece of wood
US11/061,172 US20050172475A1 (en) 2004-01-20 2005-02-18 Method of processing wooden material and processed piece of wood
HK06111533.5A HK1090881A1 (en) 2004-01-20 2006-10-19 Method of processing wooden material

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004011799A JP3875689B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 木材の加工方法および加工品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005205618A JP2005205618A (ja) 2005-08-04
JP3875689B2 true JP3875689B2 (ja) 2007-01-31

Family

ID=34792348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004011799A Expired - Fee Related JP3875689B2 (ja) 2004-01-20 2004-01-20 木材の加工方法および加工品

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20050172475A1 (ja)
EP (1) EP1706247B1 (ja)
JP (1) JP3875689B2 (ja)
CN (1) CN1910024B (ja)
DE (1) DE602005010046D1 (ja)
HK (1) HK1090881A1 (ja)
WO (1) WO2005068141A1 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007018297A1 (en) * 2005-08-08 2007-02-15 Olympus Corporation Joining member and joining structure
JP2007069592A (ja) * 2005-08-08 2007-03-22 Olympus Corp 木材の加工方法および圧縮木製品
JP4766512B2 (ja) * 2005-12-14 2011-09-07 オリンパス株式会社 木材の加工方法
JP5141287B2 (ja) * 2008-02-18 2013-02-13 ヤマハ株式会社 鍵及び鍵盤装置
JP5248949B2 (ja) * 2008-08-08 2013-07-31 オリンパス株式会社 木材の成形方法
JP4981836B2 (ja) * 2009-04-02 2012-07-25 オリンパス株式会社 圧縮木製品の製造方法
JP2011189571A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Olympus Corp 圧縮木製品の製造方法
CN102229171A (zh) * 2011-06-27 2011-11-02 美克国际家私(天津)制造有限公司 三维弧形木质家具部件的制作方法
CN103072170A (zh) * 2013-01-18 2013-05-01 宁波大世界家具研发有限公司 一种无胶木粉模压制件的制作方法
CN103112070B (zh) * 2013-01-25 2014-12-03 中南林业科技大学 热解法木材表面成型加工装置
CN103934867B (zh) * 2014-05-16 2016-01-20 南京林业大学 大规格竹重组材连续成型的联合预热热压方法
CN104385416A (zh) * 2014-10-22 2015-03-04 李桂芳 手工艺品竹节材料的加工方法
CN108673704B (zh) * 2018-04-16 2021-03-23 临泉县强森木业有限公司 一种沙发内嵌式复合木板
CN115256575B (zh) * 2022-08-01 2023-07-14 久盛地板有限公司 一种基于密实化处理的仿影纹木材及其生产方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US904446A (en) * 1908-07-08 1908-11-17 Atwell J Blackford Method of changing the grain of wood.
US2488301A (en) * 1944-04-17 1949-11-15 Lundstrom Carl Brynolf Furniture component with hardened exposed surfaces
US2787306A (en) * 1952-12-19 1957-04-02 Helen W Lundstrom Shuttle block and method of forming same
CN1024264C (zh) * 1991-02-23 1994-04-20 丹麦技术协会 压缩木制样品的方法和装置
JP3968607B2 (ja) * 1997-09-10 2007-08-29 光彦 棚橋 木質材の三次元加工方法
JPH11226915A (ja) * 1998-02-18 1999-08-24 My Wood Kk 装飾模様を有する圧縮板目材およびその製造方法
JP2000153510A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Kisen Kk 圧縮木材及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005205618A (ja) 2005-08-04
EP1706247B1 (en) 2008-10-01
WO2005068141A1 (en) 2005-07-28
CN1910024A (zh) 2007-02-07
EP1706247A1 (en) 2006-10-04
US20050172475A1 (en) 2005-08-11
HK1090881A1 (en) 2007-01-05
DE602005010046D1 (de) 2008-11-13
CN1910024B (zh) 2010-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3875689B2 (ja) 木材の加工方法および加工品
JP4225884B2 (ja) 電子機器
JP4598727B2 (ja) 木材の加工方法
US20090101237A1 (en) Compressed Wood Product and Electronic Device Exterior Material
WO2006048971A1 (en) Compressed wood product and method of manufacturing compressed wood product
US20050229533A1 (en) Method of strengthening a wood piece
JP2008055641A (ja) 圧縮木製品の製造方法
JP2005205674A (ja) 圧縮木製品および電子機器用外装材
JP2005205676A (ja) 圧縮木製品および電子機器用外装材
JP2005205629A (ja) 外装材の製造方法、外装材用型部材、及び電子機器
JP4020901B2 (ja) 圧縮成形木材、その製造方法、およびそれを用いた電子機器の外装材
JP2007069592A (ja) 木材の加工方法および圧縮木製品
JP4217166B2 (ja) 圧縮木製品および電子機器用外装材
RU2336993C2 (ru) Продукт из прессованной древесины и внешний материал электронного устройства
JP2007253345A (ja) 圧縮木製品の製造方法
JP4674169B2 (ja) 圧縮木製品の製造方法
TWI317306B (en) Metallic cover and method for making the same
JP2005205678A (ja) 成形装置
JP2005205651A (ja) 木製外装材
US20050158516A1 (en) Compressed wood product and electronic device exterior material
JP2006068957A (ja) 外装材およびそれを用いた電子機器
JP2006321201A (ja) 木材の加工方法および圧縮木製品
CN2573200Y (zh) 一种加工双面浮雕混凝土门的模具
US20100076587A1 (en) Method of producing a display item of metalwork
JP2007118456A (ja) 圧縮木製品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees