JP4981531B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、出力対象の画像を出力する画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
従来、一部の色味が見えない色覚異常、色覚障害、色覚特性を有するユーザには、色が正しく見えないので、製品の表示部や印刷物は見えづらい。
また、それらの色が見えないユーザでないとしても、苦手な色合い等の物が存在している。これらに対応するために、以下の方法が従来考えられている。
1つは、表示する際に、色変換を施す部位と施さない部位とを決め、決められた色変換を施す部位にのみ色変換を行い、実際に見えている表示に近い状態で表示する色覚障害者用の表示システムが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
また、色覚障害者用の色変換システムにおいて、色変換の情報を、障害タイプと障害程度とを情報として入力することによって、障害に応じて色変換するシステムが提案されている(たとえば、特許文献2参照。)。
特開2002−55671号公報 特開2003−289430号公報
しかし、特許文献1記載の方法は、色変換を施す部位と施さない部位とが予め決められ、また、施す部位に関しても、その色変換がユーザにとって見えやすい補正をかけるように設定することが簡単ではないという問題がある。また、その特性は、個人特有であり、その色変換を一意に決めることは困難であるという問題がある。
また、特許文献2記載の方法は、操作部を介して、ユーザが障害の程度を入力する方法である。しかし特許文献2の方法では、自分がどのような見た目になって欲しいかを明示的にせず、障害の内容に関してのみ入力するので、障害レベルを認知できないユーザや、障害レベルの低いユーザにとっては、簡便ではないという問題がある。このために、画像処理装置で実際に使用する色について、見難いものを変更指定することができないという問題がある。
上記の課題を鑑みて本発明は、ユーザが見難い色の使用を適切に制限して、出力対象の画像を出力することができる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、ユーザにより選択可能な画像であって、互いに異なる色を示す複数パターンの画像を出力する第1の出力手段と、上記第1の出力手段により出力された上記複数パターンの画像に基づくユーザの指示に応じて、上記複数パターンの画像からユーザにより選択された画像を特定し、ユーザにより選択された当該画像に対応する色を、出力対象の画像において使用が制限される色として決定する決定手段と、出力対象の画像を解析することによって、当該出力対象の画像のうちの上記決定手段により決定された色を有する部分を特定し、当該出力対象の画像のうちの特定された当該部分の色を、他の色に変換する変換手段と、上記変換手段により上記部分の色が変換された上記出力対象の画像を出力する第2の出力手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが見難い色の使用を適切に制限して、出力対象の画像を出力することができる。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
画像処理装置100は、本体の内容や操作項目を表示する表示手段と、操作する操作手段と、原稿や写真やシート等を印刷する印刷手段と、表示や印刷色変換を行う色変換手段と、上記印刷手段で印刷を行ったシートを読み取ることができる読取手段とを有する。
つまり、画像処理装置100は、CPU1と、ROM2と、RAM3と、画像メモリ4と、データ変換部5と、読取制御部6と、読取部7と、CPUバス8と、通信制御部9と、解像度変換処理部10と、符号復号化処理部11とを有する。さらに、画像処理装置100は、記録制御部12と、記録部13と、給紙部14と、USBファンクション制御部15と、データ蓄積部16と、USBホスト制御部17と、操作、表示部20とを有する。しかも、画像処理装置100は、メモリカード18と、デジタルカメラ19と、通信回線Lとに接続されている。
CPU1は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
ROM2は、CPU1が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。実施例1では、ROM2に格納されている各制御プログラムは、ROM2に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
RAM3は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
画像メモリ4は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。
データ変換部5は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データの変換を行う。
読取制御部6について説明する。読取部7が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取る。電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、実施例1では、読取制御部6は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
操作部20は、ホームキー、ナビキー、決定キー、戻るキー等を備え、ユーザが画像印刷データの決定や登録値の設定データ設定の登録動作を行うための操作部である。また、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成される。この結果オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行うことができる。
通信制御部9は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されている。実施例1では、通信制御部9は、アナログの通信回線(PSTN)Lに接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線Lに対する発呼と着呼等の回線制御を行っている。
解像度変換処理部10は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換処理部10において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
符号復号化処理部11は、画像処理装置100で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。
記録制御部12は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部13(後述)に出力する。また、記録部13を制御することによって、定期的に記録部13の状態情報を取得する役割も果たす。
記録部13は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等からなる印刷部であり、カラー画像データ、又はモノクロ画像データを印刷部材に印刷する。
給紙部14は、印刷のための用紙を保持することができる部位である。記録制御部12からの制御で給紙部14から給紙を行うことができる。特に、給紙部14は、複数種類の用紙を1つの画像処理装置に保持するために、複数の給紙部を用意することができる。そして記録制御部12によって、どの給紙部から給紙を行うかの制御を行うことができる。
USBファンクション制御部15は、USBインタフェースの通信制御を行うものである。USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU1が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行う。逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換してCPU1に対し送信を行ったりする。
データ蓄積部16はデータを蓄積するための部位である。画像メモリ4としてのDRAMではデータバックアップ用の領域を用意していないので、実施例1ではデータ蓄積部としてデータ保存領域を用意している。画像メモリ4と共有する場合もある。データ蓄積部16にデータのバックアップ等を行うことが出来る。実施例1ではDRAMを用いているが、ハードディスクや揮発性メモリ等を使用するようにしてもよい。
USBホスト制御部17は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことが出来る規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブ又はファンクション(スレーブ)を接続することが出来る。
メモリカード18は、データ記憶媒体であり、画像処理装置100に接続することが出来る。実施例1では、USBホスト制御部17とインタフェースで接続されているが、この限りではない。メモリカードには画像のデータやその他電子データはUSBホスト制御部17を通じて、メモリカード内のデータにアクセスすることが出来る。
実施例1においては、記録機能のUSB通信は1対1の接続形態を用いる。
上記構成要素1〜6、9〜17、20は、CPU1が管理するCPUバス8を介して、相互に接続されている。
実施例1においては、読取部7と読取制御部6において文書原稿を読み取り、解像度変換処理部10やデータ変換部5を経て、データ蓄積部16に文書データを保存することができる。そして操作部20からの操作によって、文書の検索ができる。なお、実施例1で想定している文書データは、上記方法による文書だけでない。メモリカード18からの転送によるデータ、通信制御部を通した場合におけるデータのように、データ蓄積部16にデータを保存している状態であり、文書がページ情報をもっている場合であれば、この限りではない。
図2は、画像処理装置100における操作部20の具体例を示す図である。
操作部20は、LCD21と、電源キー22と、用紙切換キー23と、ナビキー24と、ホームキー25と、ホイールデバイス26と、OKキー27と、上下左右キー28と、+−キー29とを有する。また、操作部20は、モノクロスタートキー30と、カラースタートキー31と、ストップキー32と、ファンクションキー33と、戻るキー34とを有する。
LCD21は、メッセージやオペレーションプロンプト、メニュー画面、ホーム画面など各種情報を表示するディスプレイである。
電源キー22は、画像処理装置100の電源をON/OFFするキーである。用紙切換キー23は、給紙部14の給紙部が複数の給紙部位を持つ際に、使用する給紙部に切り換えるキーである。ナビキー24は、画像処理装置100の操作を簡単に行うナビモードへ入るキーである。
ホームキー25は、コピー、スキャン、カード印刷、DVD/CD印刷や設定等のジョブへ入るための入り口であるホーム画面に行くキーである。ホイールデバイス26は、右回りや左回りに回すことによって、値を多入力することのできるデバイスである。ホイールを回すことによって、画像を次々に選択し、数値を増減することができる。実施例1では、合成画像の位置移動や回転等にも使用する。
OKキー27は、たとえばLCD21に表示されたメニュー画面において、複数の選択肢の中から選択された項目について、決定するキーである。上下左右キー28は、項目をフォーカスする位置の移動や数値の変更等、上下左右で変更が可能なものを変更することができる。プラスキー、及びマイナスキー29は、メニューやユーザ登録等、ユーザが複数の選択肢から選択を行う際に使用されるキーである。マイナス、プラスは、それぞれ逆順、正順である。
モノクロスタートキー30は、白黒ファクシミリ送信、白黒コピー等を開始するキーである。カラースタートキー31は、カラーファクシミリ送信、カラーコピー、カラー写真印刷等を開始するキーである。ストップキー32は、ファクシミリ送受信、コピーやその他のオペレーション操作を停止させるキーである。
ファンクションキー33は、画面の表示と対応しているキーである。LCD21の下部にファンクションキー33に対応した項目が表示され、その表示に基づいて、ユーザがボタンを押す仕組みである。画面によって、その機能は変わる。
戻るキー34は、操作フロー等の動作の途中で戻る動作を実行する場合に押下するキーである。押下することによって、1つ前の動作に戻ることができる。
操作部20は、上記のようなキーやデバイスを持ち、ユーザが画像処理装置の操作を行うことができる。実施例1において、上記のような操作部を使用しているが、本件の効果を実現する手段であれば、操作部は、この限りではない。
図3は、第1の色補正用シートSH1の一例を示す図である。
実施例1では、図4に示すように、LCD21の表示内容の色補正を行うための第1の色補正用シートSH1を記録部13から印刷する。そして、ユーザに色補正の指示が記入された第1の色補正用シートSH1を読み取る。
第1の色補正用シートSH1は、色補正の際に、ユーザが使用するシートである。第1の色補正用シートSH1は、画像処理装置100の記録部13から印刷される。
構成要素E1は、本体の表示部20が表示するときに使用する背景色と文字色の組合せである。マークM1は、その背景色と文字色との組合せを選択するための四角のマークであり、四角のマークM1の中に、レ点をユーザが手書きするものである。構成要素E1とマークM1とを、1組とし、第1の色補正用シートSH1に、画像処理装置のLCD21で表示することが可能なパターンについて、全て並べて印刷してある。
また、絵P1は、画像処理装置での実際の表示内容の例として印刷されている絵である。構成要素E1とマークM1との色の組合せの具体的な例として、第1の色補正用シートSH1を塗る際に、ユーザが推測し易くする。本シートの使用方法については、図4で説明する。
実施例1においては、色の見易さ検証のために、構成要素E1のように、背景色と文字色とのパターンが印刷されているが、表示や印刷での色の見易さを検証できるものであれば、この限りではない。
図4は、第1の色補正用シートSH1を用いて行う印刷や表示の色補正の例を示す図である。
つまり、図4は、図3に示す第1の色補正用シートSH1を用いた実施例1の概要を示す図である。
まず、LCD21の表示内容の色補正を行う際に、第1の色補正用シートSH1は、記録部13から印刷される。
次に、ユーザが、第1の色補正用シートSH1のうちで、見難い色に関してマークする。マークした第1の色補正用シートSH1について、画像処理装置100の読取部7が読み取り、この読み取った第1の色補正用シートSH1から、ユーザが見難いパターンの情報を入手する。この入手した情報に基づいて、印刷物や表示内容に補正をかける。
印刷例41、42は、ドキュメントに印刷された印刷例である。印刷例41は、色補正が必要と判断されたドキュメントである。印刷例42は、色補正されていないドキュメントである。実施例1では、ドキュメントに補正が必要な場合と必要でない場合とを分け、必要である場合にのみ、補正をかけて印刷する。表示例43は、色補正する前の状態を表示し、表示例44は、色補正後の状態を表示している。シート読み取り後に、色補正した内容については、表示例44のように、補正して表示する。シートが読み取られた後、LCD21の表示内容は表示例44のように色補正が実行される。
図5は、第2の色補正用シートSH2を使用して、ユーザが、色の設定値を変える場合の例を示す図である。
第2の色補正用シートSH2は、第1の色補正用シートSH1と基本的には同じであるが、ユーザが色設定をより変え易いシートである。
第2の色補正用シートSH2には、背景色と文字色との組合せ52と、数字記載欄53と、背景色と文字色との4つのパターン例54とが記載されている。
背景色と文字色との組合せ52は、第1の色補正用シートSH1における構成要素E1と同様であり、LCD21において表示で使用する背景色と文字色との組合せである。
数字記載欄53は、パターン例54の中から変更したい内容に対応する数字を記載する欄である。
背景色と文字色との4つのパターン例54は、背景色と文字色との組合せであり、数字1、2、3、4が付けられ、選択肢として使用される。つまり、背景色と文字色との組合せ52の中で、ユーザが見難いものを選び、この選ばれた組合せ52の横の数字記載欄53に、背景色と文字色とのパターン例54のうちで、そのユーザが見易いパターンの番号と同じ番号を記入する。
第2の色補正用シートSH2を使用する場合、第2の色補正用シートSH2の数字記載欄53に数字を書き、この書かれた数字を読み取るが、数字そのものを書く代わりに、数字と同じ数のマーク又は模様を書く等してもよい。これによって、変更したい背景色と文字色との組合せを、所望のパターンに置き換えるように指定するようにしてもよい。
次に、実施例1において、画像処理装置のLCD21の色を補正する具体的動作について説明する。
図6は、カラーパレットの変更による表示を変更する説明図である。
背景色と文字色とのBitmap画像ファイル61は、カラーパレット62を持つ画像データである。Bitmap画像ファイル61は、任意の決められたカラーパレットを元に、テーブル番号によって背景色や文字色を表示する仕組みのデータである。
カラーパレット62を変更すると、テーブルの参照するコード自体を変えずに中の色だけを変えることができる。たとえば、Bitmap画像ファイル61の背景色を、カラーパレット62で表示しているとする。
もしカラーパレット62からカラーパレット64に置き換えた場合、Bitmap画像ファイル61は、背景色が変わり、背景色63に変更する。この場合、Bitmap画像ファイル61で、背景色を、カラーパレット62の横1、縦0で示す色(太線で囲っている部位)67で示す色を使用しているとする。これが、カラーパレット64になった場合、参照する位置である横1、縦0は変わらないので、場所68の色を使用することになり、色が変更される。これをパレット変換と呼ぶ。またカラーパレット66に変更することによって、BMP65のように、背景色を変更することができる。同様に、カラーパレット66に変更した場合、色69を使用して、背景色の色が、Bitmap画像ファイル61とも背景色63とも違う色にすることができる。また、文字色についても、背景色と同じカラーパレットを使用して変更することによって、文字色も変更することができる。
第1の色補正用シートSH1や第2の色補正用シートSH2で印刷している背景色と文字色とのパターンは、ここで示すカラーパレットを示している。つまり、第1の色補正用シートSH1で見難いと判断され、マークされたパターンのカラーパレットを、他の見易いと判断されたカラーパレットに変更することによって、BMPの変更を行わずに、色を変更することができる。
なお、実施例1では、カラーパレット変更による色変換の方法を示しているが、見難いとされたパターンを、見易いパターンに変更する他の方法を使用するようにしてもよい。
図7は、第2の色補正用シートSH2を印刷し、読み込む動作を示すフローチャートである。
実施例1は、画像処理装置100で、第1の色補正用シートSH1や、第2の色補正用シートSH2を、読取部7が読み取り、画像処理装置に反映させる実施例である。
S1で、画像処理装置の電源がONされる。S2で、着荷状態であるかどうかを判別する。上記「着荷状態」は、製品を出荷してから、ユーザがはじめて電源を入れた状態である。つまりS2で、ユーザが実際に製品を購入/入手してから最初の電源立上げであるかどうかを判断する。ここで着荷状態(初めての電源立上げ)であれば、S3に進む。S2で着荷ではないと判断すると、S8へ進む。
S3で、シートの印刷の準備を促す。実施例1では、図3に示す第1の色補正用シートSH1と、図5に示す第2の色補正用シートSH2との2種類を使用するが、製品の仕様としてどちらが適切であるかを考慮すればよく、どちらのシートを使用してもよい。ここでは、第2の色補正用シートSH2を使用する場合について説明する。
S3でシート印刷の準備をした後に、S4で、記録部13がシートを印刷する。S5で、シートを読み込む画面を、LCD21に表示し、待機する。S6で、シート読み込みを開始することを確認する。マークされた第2の色補正用シートSH2を、読取部7に置き、操作部20を介して、シート読み込みを操作すると、S7で、シートを読み込む。そして、シートに書かれたマーク等を読み込み、シートに書かれた情報を取得する。その情報に基づき、見難い色は見易い色に変更するように値を調整する。たとえば図6で62を64に変えるように値を調整する事を指している。
S7で読み込みと値の調整を行ったら、S8で、待機画面を表示する。待機画面の表示の詳細は、図9で後述する。
上記のようにして印刷されたシートを、ユーザがマークしたシートを読み込み、その結果をLCD21の表示画面を変更する。
実施例1は、第2の色補正用シートSH2に示す構成のシートを読み込み、色補正する実施例である。第2の色補正用シートSH2の構成を持たないシートであっても、同様の内容を取得できるシートであれば、第2の色補正用シートSH2の代わりに使用することができる。
図8は、画像処理装置100において第2の色補正用シートSH2を読み込む&値調整(S7)の処理を示すフローチャートである。
まず、S11で、読取部7が読み取り動作する。S12で、読み取った結果に、シートがあるかどうかを解析し、つまり、シートを認識できたかどうかを判別する。シートを認識できなければ、S17で、シート判別を失敗したとして、シート判別失敗エラーを、LCD21に表示する。S12でシートを認識できれば、S13で、データを解析する。
ここでは、図3に示す第1の色補正用シートSH1であれば、マークされている部位がどこであるかを解析し、図5に示す第2の色補正用シートSH2であれば、ユーザが書いた数字等を解析する。このデータの解析は、どのパターンが見難いものであるかを解析し、また、見易いパターンはどのパターンであるかを解析する。
解析が終われば、S14で、パターンの全てにチェックがあるかどうかを判別する。全てのパターンに、レ点、×印、マーク塗り等の変更の指示がされていた場合、本体で持っているパターン全てが見難いと判断し、S15へ進む。全てにチェックがされていなければ、S16へ移動する。S15で、白黒モードに変更する。これは、表示パーツや補正を有効にする印刷物を構成する画像において、白黒のみで表現することによって、見易さを向上させる。
また、白黒もできるだけ灰色の部位を無くし、白黒の二値化を行う。この方法によって、できるだけ見えやすい表示画面や印刷物を作成できるようにし、S18に進む。S16で、色変換を解析する。S13における見難いパターンと見易いパターンとの解析の結果によって、S16で、見難いパターンのBMPカラーパレットを、見易いカラーパレットに変更する処理を行う。
また、見難いパターンを解析し、どの色について見難い傾向があるのかを解析する。S18で、色変換モードを登録する。この「色変換モード」は、S15を経た白黒モード、S16を経たパレット変換モードである。上記色変換モードを、メニュー画面などの表示やレポートなどの印刷を行う際に判別するフラグとして、図9、10で使用する。
上記のようにすることによって、シートの読み込み及び読み込み結果から、解析することができる。
図9は、色補正を設定した場合における表示動作(S8)を詳細に示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートは、シートを読み取り、この読取結果を、画像処理装置100に保存する動作を示し、LCD21の表示画面を色補正する動作を詳細に示す。
まず、S21で、画面表示を行うかどうかを判別する。つまり、LCD21に表示する内容があり、表示する段階であるかどうかを判別する。S21で、画面表示を行うと判別されると、S22で、色変換モードが設定されているかどうかを判別する。上記「色変換モード」は、色変換モード登録(S18)において設定されたフラグである。このフラグが設定されていれば、S23へ進む。上記フラグが設定されていなければ、S31に進む。
S31で、通常の配色で表示し、動作を終了する。
S23で、パーツ番号Nを初期化する。この「パーツ番号N」は、LCD21に表示するパーツの順番である。この「パーツ番号N」は、表示部20に画面を表示するための構成要素であるパーツの順番である。たとえば表示例43の画面であれば、部数の数字やコピーイメージのBitmapなどが画面の構成要素のパーツである。Nmaxは、表示する画面で使用するパーツの総数である。S23で、初期化した後に、S25で、描画するパーツNについて、色変換が必要であるかどうかを判別する。
色変換が必要でなければ、S30で、通常の配色で表示し、S24に進む。S25で色変換が必要であると判別すると、S26で、色変換モードがどのように設定されているかを判別する。S26で白黒モードが設定されていると判別されれば、S27で、パーツNを白黒に変換した結果を、表示部20に表示し、S24でNを1増加し、S29に進む。
S26で、色変換モードが図6に示すカラーパレットを変換するパレット変換であれば、S28では、S16で行った解析に基づいて、パレット変換した結果を表示する。
S24で、Nを1増加し、S29へ移動する。S29では、NがNmaxよりも大きいかどうかを判別する。大きくなければ、表示していないパーツがあるので、S25以降で、次のパーツを表示する動作を実行する。NがNmax以上であれば、処理を終了する。
実施例1によって、表示部20が表示する必要があれば、色変更して表示することができる。なお、上記色変換モードについて、変換するかどうかを判別ができるものであれば、上記以外の判別を行うようにしてもよい。
図10は、色補正を設定した場合における印刷動作を示すフローチャートである。
図8、9に示すフローチャートは、シートを読み取り、この読取結果を、画像処理装置100が保存し、この結果に応じて、LCD21の表示画面を色補正する動作であった。一方、図10に示す動作は、図8で設定された色変換モードについて、印刷物を色補正する動作である。
まず、S41で、印刷を行うかどうかを調べ、操作部20や他のIF(デジタルカメラ19や通信回線L等)から印刷の要求があれば、S42で、色変換モードが設定されているかどうかを調べる。
上記「色変換モード」は、S18で設定された色変換モードが登録された場合に設定されるものである。実際には、図8に示すように、S15またはS16で行った場合に設定する。「色変換モード」が設定されていれば、S43へ進む。上記フラグが設定されていなければ、S48に進む。S48で、通常の配色で表示し、S49で印刷し、処理を終了する。S43で、入力された印刷について色変換が必要であるかどうかを判別する。色変換が必要でないと判別されれば、S47で、通常の配色で印刷データを作成し、S49に進む。
また、S43で色変換が必要であると判別されれば、S44で、色変換モードがどのように設定されているかを判別する。S44で白黒モードが設定されていると判別されれば、S45で、白黒に変換した印刷データを作成し、S49で、印刷する。
S44で、色変換モードがパレット変換であると判断されると、S46では、S16で行った解析の結果に基づいて、パレット変換した結果で印刷データを作成する。ただし、印刷物がパレット変換で色変換ができない場合は、S16で解析した見易い色と見難い色との判断結果に応じて、印刷物を色解析し、印刷データを作成する。S49で、印刷動作を行う。
実施例1において、必要な場合、印刷動作に色変更したことを示す表示をすることができる。
図11は、補正する対象を設定する動作を示すフローチャートである。
S43で、補正する対象であるかどうかを判別するが、この補正対象であるかどうかを設定することができる。
S51で、補正対象設定が選択される。操作部20等を介して、補正対象設定が選択されたとする。選択された場合、S52で、補正する対象の候補をLCD21に表示する。補正対象が表示画面であれば、画面の種類や表示内容の種類を表示する。補正対象が印刷物であれば、コピーや写真補正であるのかを表示し、シートやレポート等のデータであるのかを表示する。
次に、S53では、S52で表示した中から、補正したい項目を選択する。選択が終わったら、S54では、S53で選択した項目について、補正する対象であることを登録する。このようにすることによって補正対象を、ユーザが自由に設定することができる。
画像処理装置は、色補正用のシートを用いて表示画面や印刷物の色補正方法を提供し、画像処理装置の表示内容や印刷物を見易いものに変更して提供することができる。これによって、ユーザビリティの高い製品を提供することができる。
本発明の実施例2は、印刷動作を行う際に、印刷の色補正を自動的に行う自動色補正機能がある場合に、図3、5で示す色の補正とを両立させる実施例である。
実施例2において、図1〜9、図11は、実施例1と同様である。
図12は、実施例2において、自動的に写真を補正する場合に、シートによる色補正を行う動作を示すフローチャートである。
図12に示すフローチャートは、図10と同様に、図8で設定された色変換モードについて、印刷をどのように変更するかを示す。
まず、S61で、印刷を行うかどうかを調べる。操作部20や他のIF(デジタルカメラ19や通信回線L等)から印刷の要求があれば、S62へ移動する。S62で、色変換モードが設定されているかどうかを調べる。
上記「色変換モード」は、S18で設定された色変換モードが登録された場合に設定されるものである。実際には、図8に示すS15またはS16の処理を行った場合、色変換モードを設定する。「色変換モード」が設定されていれば、S63へ進む。設定されていなければ、S70に進む。S70で、自動補正が設定されているかどうかを判別する。上記「自動補正」は、写真印刷を行う際に、赤目の補正や色味の補正等印刷結果に対する複数の補正を、印刷に際して自動的に実行する動作である。
自動補正が設定されていれば、S71に移動する。自動補正が設定されていなければ、S72に移動する。S71で、自動補正機能で印刷データを補正し、印刷データを作成し、S73へ進む。また、S72で、通常の配色で印刷し、S73へ進む。S63で入力された印刷が、色変換を必要とするかどうかを判別する。S63で色変換が必要でないと判断されれば、S70に進む。S63で色変換が必要であると判断されると、S64に進む。
S64で、自動補正が設定されているかどうかを判別する。自動補正が設定されていれば、S66に移動する。設定されなければ、S65に移動する。
S66で、自動補正機能で、印刷データを補正し、印刷データを作成し、S67へ進む。S65で、通常の配色で印刷し、S67へ進む。
S67で、色変換モードがどのように設定されているかを判別する。S67で白黒モードが設定されていると判別されれば、S68で、印刷は白黒に変換した印刷データを作成し、S73で印刷する。S67で、色変換モードがパレット変換であれば、S69では、S16で解析した結果に基づいて、パレット変換した結果で、印刷データを作成する。ただし、印刷物が、パレット変換で色変換できなければ、S16で解析した見易い色と見難い色との判断結果に応じて、印刷物を色解析し、印刷データを作成する。S73で、印刷する。
上記方法を採用することによって、必要な場合、色変更を行った表示を、印刷することができる。また、印刷時に自動補正した他の補正とあわせて、上記色変更するようにしてもよい。
実施例2は、印刷時の補正とあわせて色補正する実施例である。実施例2によれば、印刷時の補正が行われた場合でも、色補正用シートの読み込みで設定された補正を、印刷物に実行することができる。
また上記実施例により、色覚障害等のユーザ、又は、見難い物があるユーザにとって、本体の表示内容と印刷とについて、見難い物から見易い物に変更することができる。したがって、障害の度合いや、色補正内容を、意識せずに、色変換の補正を画像処理装置に設定することができる。このようにして、表示内容や印刷において色補正することができる。また、色補正する場合としない場合との両方に対応することができる。
上記実施例は、画像処理装置における処理内容又は操作項目を表示する表示手段と、ユーザが操作する操作手段と、原稿、写真、シートを印刷する印刷手段と、表示又は印刷における色変換を行う色変換手段とを有する。また、上記実施例は、上記印刷手段が印刷したシートを読み取る読取手段と、ユーザが色を補正したいことを望む内容が記述されている色補正用シートを、上記印刷手段に印刷させる印刷制御手段とを有する画像処理装置の例である。
この場合、上記色補正用シートを、上記読取手段が読み取り、この読み取り結果に応じて、上記表示手段で表示する内容又は印刷する内容の色を補正する色補正手段を有する。
また、上記色補正用シートは、表示で使用する文字と背景のパターンとが掲載されているシートである。さらに、上記色補正用シートに印刷されている背景色と文字のパターンとを、マークシート形式で選択するシートを印刷し、また上記読取手段で読み取り解析する。
しかも、上記色補正用シートは、上記色補正用シートに印刷されている背景色と文字のパターンとに対応して記述欄が設けられ、上記記述欄に文字を記入可能なシートである。上記読取部が色補正用シートを読み取った後に、そのシートが解析される。そして、上記色補正用シートに印刷されている文字色と背景色とのパターンは、LCD21で使用することが可能な全てのパターンである。加えて、上記色補正用シートに掲載されているパターンに、ユーザが色変更を指定すると、LCD21の表示画面又は印刷物について、白黒の設定へ変更する。印刷時に自動的に複数の補正をまとめて実行すると、上記色補正も実行する。
上記実施例によれば、画像処理装置は、色補正用のシートを用いて表示や印刷の色補正方法を提供し、画像処理装置の表示や印刷物を見易いものに変更して提供することができる。更に印刷の色補正を自動的に行う自動色補正機能がある場合に、色の補正とを両立させることができる。これによって、ユーザビリティの高い製品を提供することができる。
本発明の実施例1である画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。 画像処理装置100における操作部20の具体例を示す図である。 第1の色補正用シートSH1の一例を示す図である。 第1の色補正用シートSH1を用いて行う印刷や表示の色補正の例を示す図である。 第2の色補正用シートSH2を使用して、ユーザが、色の設定値を変える場合の例を示す図である。 カラーパレットの変更による表示を変更する説明図である。 第2の色補正用シートSH2を印刷し、読み込む動作を示すフローチャートである。 画像処理装置100において第2の色補正用シートSH2を読み込む&値調整(S7)の処理を示すフローチャートである。 色補正を設定した場合における表示動作(S8)を詳細に示すフローチャートである。 色補正を設定した場合の印刷動作を示すフローチャートである。 補正する対象を設定する動作を示すフローチャートである。 実施例2において、自動的に写真を補正する場合に、色補正用シートによって色補正する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
100…画像処理装置、
1…CPU、
2…ROM、
3…RAM、
4…画像メモリ、
5…データ変換部、
6…読取制御部、
7…読取部、
8…CPUバス
9…通信制御部、
10…解像度変換処理部、
11…符号復号化処理部、
12…記録制御部、
13…記録部、
14…給紙部、
15…USBファンクション制御部、
16…データ蓄積部、
17…USBホスト制御部、
18…メモリカード、
19…デジタルカメラ、
L…通信回線、
20…操作、表示部、
22…電源キー、
23…用紙切換キー、
24…ナビキー、
25…ホームキー、
26…ホイールデバイス、
27…OKキー、
28…上下左右キー、
29…プラスキー、マイナスキー、
30…モノクロスタートキー、
31…カラースタートキー、
32…STOPキー、
33…ファンクションキー、
34…戻るキー、
SH1…第1の色補正用シート、
SH2…第2の色補正用シート。

Claims (8)

  1. ユーザにより選択可能な画像であって、互いに異なる色を示す複数パターンの画像を出力する第1の出力手段と;
    上記第1の出力手段により出力された上記複数パターンの画像に基づくユーザの指示に応じて、上記複数パターンの画像からユーザにより選択された画像を特定し、ユーザにより選択された当該画像に対応する色を、出力対象の画像において使用が制限される色として決定する決定手段と;
    出力対象の画像を解析することによって、当該出力対象の画像のうちの上記決定手段により決定された色を有する部分を特定し、当該出力対象の画像のうちの特定された当該部分の色を、他の色に変換する変換手段と;
    上記変換手段により上記部分の色が変換された上記出力対象の画像を出力する第2の出力手段と;
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記第1の出力手段は、上記複数パターンの画像に加えて、出力対象の画像の色が変換されるときの、変換後の複数の候補色を示す画像を出力し、上記変換手段は、上記第1の出力手段により出力された画像に基づくユーザの指示に応じて、当該複数の候補色からユーザにより選択された候補色を特定し、上記決定手段により決定された色を、特定された当該候補色に変換することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または2において、
    上記第1の出力手段は、複数色を含む画像を出力し、上記決定手段は、ユーザにより選択された画像に含まれている複数色の組合せが出力対象の画像において制限されるように、当該出力対象の画像において使用が制限される色を決定することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
    上記第2の出力手段は、上記第1の出力手段により出力された複数パターンの画像の全てがユーザにより選択されたと判別した場合、白または黒を用いて配色された画像を出力することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
    上記第1の出力手段は、上記複数パターンの画像を含むシートに対応するシート画像を印刷装置に出力してシートに印刷させ、
    上記決定手段は、上記第1の出力手段により印刷されたシートを読取装置が読み取って得られた読取画像に基づき上記シートに含まれる複数パターンの画像のうちユーザにより選択された画像を判別することによって、出力対象の画像において使用が制限される色を決定することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項において、
    上記第2の出力手段は、出力対象の画像を印刷装置に印刷させる印刷制御処理と、出力対象の画像を表示装置に表示させる表示制御処理の両方が可能であり、当該印刷制御処理と、当該表示制御処理のいずれであっても、上記決定手段により決定された色が上記変換手段により変換された当該出力対象の画像を出力することを特徴とする画像処理装置。
  7. ユーザにより選択可能な画像であって、互いに異なる色を示す複数パターンの画像を出力する第1の出力工程と;
    上記第1の出力工程において出力された上記複数パターンの画像に基づくユーザの指示に応じて、上記複数パターンの画像からユーザにより選択された画像を特定し、ユーザにより選択された当該画像に対応する色を、出力対象の画像において使用が制限される色として決定する決定工程と;
    出力対象の画像を解析することによって、当該出力対象の画像のうちの上記決定工程において決定された色を有する部分を特定し、当該出力対象の画像のうちの特定された当該部分の色を、他の色に変換する変換工程と;
    上記変換工程において上記部分の色が変換された上記出力対象の画像を出力する第2の出力工程と;
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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