JP2011199398A - 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データを出力する際の操作性を向上させる。
【解決手段】画像形成装置100は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンが埋め込まれた画像データを入力する入力制御部102と、画像データから、設定情報を抽出する抽出部105と、設定情報に従って、画像データの出力に必要な設定を行う設定部106と、設定部106により行われた設定に基づいて画像データを出力する出力制御部103と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システムに関する。
従来から、印刷する画像データに対して情報を埋め込む技術と、画像データから情報の抽出する技術と、が提案されている。これら技術はセキュリティ分野で主に用いられている。
セキュリティ分野では、デジタル複合機で、コピー禁止の情報を埋め込んだ印刷原稿のコピーを禁止したり、セキュリティ上の警告を出すなどの利用が提案されている。
セキュリティ以外の分野では、特許文献1に記載された技術がある。この特許文献1には、印刷原稿に埋め込んだ、ページ番号情報、総ページ数情報、印刷原稿特定情報を印刷原稿印刷時に埋め込む技術が提案されている。そして、複合機は、これら情報が埋め込まれた印刷原稿をスキャンする際、印刷原稿に埋め込まれた情報として読み取られたページ番号情報、総ページ数情報、印刷原稿特定情報に基づいて、印刷原稿単位でページ欠けの検出、ページ欠け箇所を表示して再読み取りの要求、複数種類の印刷原稿の連続読み取り、印刷時に埋め込んだ印刷原稿特定情報に基づく印刷原稿の分類、又は印刷原稿単位で電子ファイルの生成する技術が提案されている。
しかしながら、特許文献1に記載された技術は主に印刷原稿読み取り時に用いられ、電子データを生成する際のページ欠けを抑止する技術であり、印刷原稿を読み取った後は、ユーザの操作に従って自由に出力制御を行うことができる。しかしながら、読み取る前の印刷原稿を作成したユーザが、印刷原稿を受け渡されたユーザに対して、印刷設定をコントロールしたいという要求がある。また、印刷原稿を受け渡されたユーザ側でも、出力制御するための設定するのは操作負担が増大するだけの場合もある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザが画像データを出力する際の操作性を向上させる、画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる画像処理装置は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンが埋め込まれた画像データを入力する入力手段と、前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記設定情報に従って、前記画像データの出力に必要な設定を行う設定手段と、前記設定手段により行われた設定に基づいて画像データを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理方法は、画像処理装置で実行される画像処理方法であって、入力手段は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンが埋め込まれた画像データを入力する入力ステップと、抽出手段は、前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出ステップと、設定手段は、前記抽出ステップにより抽出された前記設定情報に従って、前記画像データの出力に必要な設定を行う設定ステップと、出力手段は、前記設定ステップにより行われた設定に基づいて画像データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかる画像処理システムは、第1の画像処理装置と第2の画像処理装置で構成される画像処理システムにおいて、前記第1の画像処理装置は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンを、画像データに埋め込む埋込手段と、前記ドットパターンを埋め込んだ前記画像データを出力するデータ出力手段と、を備え、第2の画像処理装置は、前記データ出力手段により出力された前記画像データを入力する入力手段と、前記入力手段により入力された前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された前記設定情報に従って、前記画像データを出力する際の設定を行う設定手段と、前記設定手段により行われた設定に基づいて画像データを出力する出力手段と、を備えること、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像データを出力制御する際の操作性を向上させるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、表示部がプリンタドライバの要求に従って表示する設定画面の例を示す図である。 図3は、画像形成装置における、画像データを印刷するまでを説明する図である。 図4は、複数の送信先それぞれに対して設定を行うために、表示部が表示する設定画面の例を示す図である。 図5は、設定画面で設定された設定値に従って、画像形成装置が、自動的に複数の出力先へ出力処理する第1の例を説明する図である。 図6は、設定画面で設定された設定値に従って、画像形成装置が、自動的に複数の出力先へ出力処理する第2の例を説明する図である。 図7は、第1の実施の形態にかかるPCにおける、設定情報を埋め込んだ画像データの印刷の処理について説明する図である。 図8は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置における、読み込んだ印刷原稿を出力する場合の処理の手順を示すフローチャートである。 図9は、表示部が表示する、天地逆の警告画面の例を示す図である。 図10は、表示部が表示する、天地逆のページを回転させることを注意する注意画面の例を示す図である。 図11は、印刷原稿に埋め込まれている原稿IDを抽出した際に、原稿ID毎に異なる画像処理と編集処理と後処理とを行う例を示す図である。 図12は、印刷原稿に埋め込まれている、印刷物が異なる原稿IDを抽出した際に、マージした上で画像処理と編集処理と後処理とを行う例を示す図である。 図13は、プリンタドライバが、表示部を介して表示する、設定変更許可フラグを含めた設定画面の例を示す図である。 図14は、画像形成装置における、設定変更許可フラグを用いて、画像データを印刷するまでを説明する図である。 図15は、色補正処理に関する設定値の埋め込みと、印刷原稿を出力先に出力する際の色補正処理を示す図である。 図16は、範囲情報の埋め込みと、印刷原稿を出力先に出力する際の画像処理を示す図である。 図17は、第1〜5の実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理システムの一実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像処理システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像処理システム1においては、画像形成装置100と、PC150と、プリンタ180で構成されている。
PC150は、操作部151と、表示部152と、プリンタドライバ153と、で構成されている。
操作部151は、入力デバイスを介して、ユーザからの操作を受け付ける。このユーザから受け付けた操作により、画像データを印刷するための設定や、画像データのプリンタ180に対する印刷指示が行われる。
表示部152は、様々な情報を表示する。例えば、印刷対象となる画像データや、印刷するための設定画面や、印刷する際の確認画面、さらには警告画面の表示を行う。
プリンタドライバ153は、埋込部161と、印刷制御部162とを備え、画像データをプリンタ180から記録用紙に印刷する制御を行う。
埋込部161は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンを、画像データに埋め込む。
図2は、表示部152がプリンタドライバ153の要求に従って表示する設定画面の例を示した図である。図2に示すように、ユーザは、設定画面を参照して、画像データに埋め込む設定情報の入力を行う。
設定情報は、プリンタ180から印刷された後、画像データを出力処理する時に用いられる設定値とする。設定情報の例としては、出力先の情報、出力処理時に必要な設定等とする。
図2に示す例では、埋込情報として、出力先がコピーであること、部数が25部であること、実行する処理1,2の設定に必要な設定値1及び設定値2が埋め込まれる。なお、出力処理に関する設定は、出力する際に行われる複数の出力処理(例えば処理1及び処理2)に関する設定値として、埋め込み可能とする。
そして、埋込部161は、これら設定情報をドットパターンとして、画像データに埋め込む。埋込部161が、ドットパターンを埋め込む位置はどこであってもよいが、本実施の形態では、画像データの余白領域(図3の領域301)や、文字領域(図3の領域302)の行間に目立たない箇所に埋め込むものとする。さらには、画像領域に埋め込んでもよい。
また、本実施の形態にかかるPC150では、複数の送信先それぞれに対して、異なる設定情報を設定できる。
図4は、複数の送信先それぞれに対して設定を行うために、表示部152が表示する設定画面の例を示した図である。図4に示すように、設定欄401ではコピーに関する設定情報の入力が可能であり、設定欄402では配信に関する設定情報の入力が可能である。
そして、埋込部161は、複数の出力先毎に設定された設定情報を全て、ドットパターンとして、画像データに埋め込む。
印刷制御部162は、ドットパターンを埋め込んだ画像データを、プリンタ180に出力する。
プリンタ180は、PC150のプリンタドライバ153からの要求に従って、画像データを記録用紙に印刷する。
画像形成装置100は、操作表示部101と、入力制御部102と、出力制御部103と、埋込部104と、抽出部105と、設定部106と、変更部107と、を備えている。
操作表示部101は、操作部121と、表示部122と、を備え、画像形成装置100に対する操作と、様々な状態の表示とを行う。
操作部121は、ユーザからの操作を受け付ける。例えば、操作部121は、操作としては、記録用紙のスキャン、画像データの印刷、印刷する際の設定の変更などを受け付ける。
表示部122は、様々な情報を表示する。表示する情報としては、例えば、画像形成装置100が提供する機能の設定画面や、画像データなどとする。
入力制御部102は、読取部111と、受信制御部112とを備え、画像データを入力する。入力する画像データは、設定情報を表したドットパターンが埋め込まれているか否かは問わない。ドットパターンが含まれていない画像データについては、通常通りの処理が行われるものとする。
読取部111は、画像形成装置100が備える(図示しない)スキャナを用いて、印刷原稿から、画像データの読み取り制御を行う。
受信制御部112は、画像形成装置100が備える(図示しない)通信インターフェースを介して接続されているネットワークを介して、画像データを受信する。
埋込部104は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンを、画像データに埋め込む。このように埋込部104を備えることで、画像形成装置100は、PC150と同様に、画像データにドットパターンを埋め込むことができる。なお、埋め込む際の手順は、PC150と同様とする。
抽出部105は、入力制御部102により入力された画像データにドットパターンが埋め込まれている場合に、画像データのドットパターンから、設定情報を抽出する。
設定部106は、抽出部105により抽出された設定情報に従って、画像データを出力する際の設定を自動で行う。
変更部107は、設定部106になされた画像データの出力設定を、操作部121による操作に従って変更する。
出力制御部103は、送信制御部113と、印刷制御部114とを備え、設定部106により行われた設定と、変更部107により変更された設定と、に基づいて、画像データを出力する。
図3は、画像形成装置100における、画像データを印刷するまでを説明した図である。図3に示すように、PC150がプリンタ180により出力された画像データには、余白領域301や、文字領域302の行間にドットパターンとして、上述した設定情報が埋め込まれている。
そして、画像形成装置100のスキャナが印刷原稿を読み取った時に、抽出部102が、埋め込まれていたドットパターンから設定情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した設定情報に基づいて、出力処理に関する設定値の自動設定を行う。設定画面303は、設定部106が自動設定により各設定値が設定された後の設定画面の例を示している。このように、図2で示したPC150の設定画面でなされた設定が、画像形成装置100の設定画面303で設定されることになる。なお、処理1及び処理2の例としては、ステープルやパンチ穴などがある。
そして、この設定画面303で示した設定値に対して、変更部107が、操作部121で受け付けた操作に従って、自動設定された設定値の一部変更を行う。そして、出力制御部103の印刷制御部114が、設定又は変更された設定値に従って、出力先に画像データを出力処理する。図3に示す例では、出力先がコピーであり、自動設定された設定に従って、ステープル304及びパンチ穴305の処理がなされた。
図3に示したように、PC150が、文字と絵柄の配置された画像をプリンタ180で印刷して印刷物を生成する際、図2に示したプリンタドライバ153の設定画面からの操作によって、出力処理に関する設定情報を埋め込む制御を行う。そして、プリンタドライバ153からの指示に従い、プリンタ180は、記録用紙に印字されている情報と干渉せず、人間が目視した際に目には目立たない箇所(例えば、記録用紙の余白部や文字部の行間など)に、ドットパターンで設定情報を埋め込む。
その後、画像形成装置100が、プリンタ180から出力した記録用紙を印刷原稿として、スキャナで読み取り、画像データを生成する。そして、抽出部105は、生成した画像データにドットパターンとして埋め込まれた設定情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した設定情報に従い、出力処理に関する設定を自動的に行い、表示部122が画面上に設定値を表示する。
そして、ユーザは、表示された画面で、出力処理に関する設定値の確認を行う。そして、所望の設定値であれば、操作部121のスタートボタンを押下して、画像データの出力を開始させる。一方、自動設定された設定値を変更したい場合、操作部121からの手動で、修正を要する設定値を変更する。
ところで、従来、ユーザは、印刷原稿を読み取って生成された画像データを出力する場合、操作部121からの操作で、出力先、出力部数、出力処理の設定など全ての設定を手動で行わなければならなかった。
これに対し、画像形成装置100においては、ドットパターンとして、出力処理に関する設定値の情報が埋め込まれている印刷原稿から、設定情報を抽出し、当該設定情報に従ってユーザが手動設定を行うことなく、出力処理に関する設定を自動で行うことができる。これにより、ユーザは手動操作を行わなくとも、出力結果として所望した出力結果を得ることができる。
また、画像形成装置100においては、コピーの部数の増加に伴い、後から再度印刷する際、操作部121からの設定を最初からやり直すことなく、同じ出力結果を得ることができる。また、手動設定を少なくすることで、操作ミスによる意図しない結果の出力を防止できる。また、自動設定のみならず、変更部107で変更できるため、ユーザが所望する出力結果を出力することができる。
図5は、画像形成装置100における、画像データを複数の出力先に出力するまでを説明した図である。図5に示す例では、余白領域301や、文字領域302の行間にドットパターンとして、上述した設定情報が埋め込まれている。
図5は、設定画面で設定された設定値に従って、画像形成装置100が、自動的に複数の出力先へ出力処理する第1の例を説明する図である。
図5に示すように、プリンタ180で印刷された画像データは、プリンタドライバ153の設定画面による設定に従って、ドットパターンによる設定情報が埋め込まれている。この設定情報は、コピー出力や配信先への出力を行う際の出力処理に関する設定値である。また、印刷原稿を特定するID情報、印刷原稿の天地(上下)を特定する天地情報が、設定情報として含まれていてもよい。さらには、画像処理設定、編集処理設定、後処理設定といった出力処理に関する設定値も含まれていてよい。
そして、図5に示すように、出力先として、コピー出力と配信出力との、複数の出力先が設定されているものとする。このように複数の出力先同時に出力するよう、設定することもできる。なお、上述したように、コピー出力または配信出力のいずれか一方のみ設定だけ行うこともできる。
設定可能な画像処理設定の例について説明する。まず、カラー又はモノクロで出力するかを設定するカラーモード選択がある。さらには、最適な画像処理を行うために、文字、写真若しくは絵柄、又は文字と写真若しくは絵柄とが混在しているのか、を設定する印刷原稿種類設定がある。さらに、出力画像の濃淡を設定する濃度設定がある。
次に、編集処理設定の例について説明する。まず、片面印刷又は両面印刷で出力するかを設定する両面設定がある。また、1ページ出力する際に画像データ1ページ分のみ、又は複数の複数ページ分を集約するのかを設定する集約設定がある。さらには、ファイリングする際の綴じ代を作るために綴じ代の有無とその幅の設定を行う綴じ代設定などがある。
次に後処理設定の例について説明する。ステープルを付加するか否か、及び付加する位置を設定するステープル設定がある。ファイリングする目的でパンチ穴を開けるか否か、及びパンチ穴の位置を設定するパンチ穴設定などがある。
次に出力処理の設定の例について説明する。この出力処理は、出力先毎に設定することができる。例えば、出力先がコピー出力の場合、出力用紙のサイズとコピー部数がある。出力先が配信出力の場合、送信先がある。送信先としては、例えば、ネットワーク回線を介して配信できるメールアドレス、及び電話回線を介して配信できるFAX番号のうちいずれか一つ以上が設定されている。
そして、図5に示す例では、画像形成装置100に表示される設定画面501で示されるように、設定部106が、出力先毎に、コピーの設定502と、配信の設定503とを行う。このように複数の出力先それぞれに対して、設定がなされることになる。なお、これら設定は、変更部107により変更が行われてもよい。
そして、出力制御部103は、出力先毎に、それぞれなされた設定に従って、出力制御を行う。例えば、印刷制御部114が、コピー出力504として、コピーの設定502に従って印刷制御を行う。さらには、送信制御部113が、配信出力505として、配信の設定503に従って配信制御を行う。
図6は、設定画面で設定された設定値に従って、画像形成装置100が、自動的に複数の出力先へ出力処理する第2の例を説明する図である。図6に示す例では、出力先毎に、画像処理設定、編集処理設定、後処理設定を個別にされている点が、図5と異なる。
図6に示す例では、プリンタ180から印刷出力する際に、プリンタドライバ153の設定画面から、画像処理設定、編集処理設定、及び後処理設定を、複数の出力先(例えばコピー、及び配信)のそれぞれに対して個別に設定することができる。
そして、設定部106は、コピー出力と配信出力でそれぞれ個別に設定された設定情報に従って、画像データの設定を行う。つまり、コピー出力と配信出力とでは、それぞれ異なる画像処理、編集処理、及び後処理がなされる。
例えば、画像処理設定のカラーモードとして、コピー出力ではフルカラーで出力する一方、配信出力用では白黒で出力する。また、印刷原稿種類の設定として、コピー出力では文字写真を設定する一方、配信出力では文字を設定する。さらには、濃度設定においては、配信出力については、コピー出力より一段薄目の設定にする。このようにさまざまな設定が可能である。さらには、編集処理や後処理についても、出力先毎に設定情報を設定できる。このように、出力先毎にそれぞれ異なる出力処理を行宇ことで、各出力先に応じた出力結果を得ることができる。
例えば、図6に示す例では、コピー用の設定601において、ステープルとパンチ穴とが設定されているのに対し、配信用の設定602では、ステープルとパンチ穴とが設定されておらず、その代わりに集約設定“2ページ→1ページ”が設定されている。
このため、コピー出力603では、ステープルとパンチ穴とが後処理としてされているのに対し、配信出力604では、集約設定“2ページ→1ページ”が行われる。
次に、本実施の形態にかかるPC150における、設定情報を埋め込んだ画像データの印刷の処理について説明する。図7は、本実施の形態にかかるPC150における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、表示部152が設定画面を表示した場合に、操作部151が、設定情報の入力操作を受け付ける(ステップS701)。
次に、埋込部161は、画像データに、設定情報を表したドットパターンを埋め込む(ステップS702)。
そして、印刷制御部114は、ドットパターンを埋め込んだ画像データを、記録用紙に印刷処理する(ステップS703)。
これにより、設定情報がドットパターンとして埋め込まれた画像データが記録用紙に印刷される。次に、画像形成装置100が、印刷された記録用紙を、印刷原稿として読み込んだ後、出力制御を行う場合について説明する。図8は、本実施の形態にかかる画像形成装置100における上述した処理の手順を示すフローチャートである。
まず、読取部111が、PC150により印刷された印刷原稿を読み取って、画像データを生成する(ステップS801)。
次に、抽出部105が、画像データに埋め込まれていたドットパターンから、設定情報を抽出する(ステップS802)。なお、ドットパターンから設定情報の抽出手法は、周知の手法など、様々な手法を用いてよい。
次に、設定部106が、抽出された設定情報に従って、画像データを出力するための設定を行う(ステップS803)。そして、設定された情報については、表示部122が、設定画面として表示する。
その後、変更部107は、操作部121から表示された設定情報を変更する操作を受け付けた場合に、受け付けた操作に従って、画像を出力するための設定情報を変更する(ステップS804)。
そして、出力制御部103が、設定部106による設定、及び変更部107による変更に従って、画像データの出力制御を行う(ステップS805)。
上述した処理手順により、ユーザが操作を行わなくとも画像データを出力するための設定が行われるとともに、当該設定と異なる設定で印刷したい場合には設定の変更も行うことができる。
本実施の形態にかかる画像形成装置100では、上述した構成を備えることで、ユーザが出力制御(例えば印刷制御)を行う際の操作性を向上させる。さらには、印刷原稿を作成したユーザの意図通りに出力されるように印刷制御を誘導できる。
本実施の形態にかかる画像形成装置100では、埋め込まれた設定情報に従って、画像処理設定、編集処理設定、後処理設定などの、出力処理に関する設定を、ユーザが操作部から設定することなく自動的に行うことで、ユーザが操作負担を軽減できるため、ユーザが使用する際の操作性を向上させることができる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態で示した例では、画像データを出力する際に、出力に関する設定を自動的に行う例について説明した。しかしながら、第1の実施の形態で示した設定の他に様々な設定を行うことが考えられる。第2の実施の形態では、天地情報が設定されている例について説明する。なお、画像形成装置100及びPC150の構成は同一のため説明を省略する。
第2の実施の形態においては、PC150が、天地を示す情報がドットパターンとして画像データに埋め込み、記録用紙に対して印刷している。
そして、画像形成装置100の読取部111が、印刷された記録用紙を印刷原稿として、読み込み制御を行う。この際、画像形成装置100がスキャナコンタクトガラス、又は自動原稿送り装置から、印刷原稿を読み取る際、印刷原稿のセットミスによって印刷原稿の天地が逆にセットされることがある。この場合、画像形成装置100で印刷する際も天地が逆になる可能性がある。
ところで、抽出部105は、ドットパターンから設定情報を抽出している。この設定情報に天地(上下)を識別する天地情報が含まれているため、抽出部105は、抽出した天地情報から、画像データの天地が逆であることを検出する。そして、抽出部105が、天地が逆であることを検出した時点で、表示部122に通知する。これに基づいて、表示部122は、画像データの天地が逆であること警告の表示を即座に行う。
図9は、表示部122が表示する警告画面の例を示した図である。図9の画像データ901の天地が逆のため、表示部122がその旨警告している。このように、ユーザに対して、印刷原稿の設置方向を修正するように注意喚起する。そして、画像形成装置100の表示部122は、印刷原稿のどのページが天地逆にセットされているのか確認させるために、当該警告画面で、天地が逆にセットされたページ及びその前後のページのプレビュー画像と、ページ数と、を表示する。
ユーザは、警告画面を見て、印刷原稿の設置方向について確認することができ、誤った状態のまま出力先に出力処理を行った画像データを出力するのを防ぐことができる。このように、表示部122が警告画面に表示し、ユーザに印刷原稿のセット方向の確認を促すことで、印刷原稿の天地が逆にセットされたような、誤った状態で出力されることを防ぐことができる。
また、天地情報を用いた処理として、表示部122が警告画面を表示することに制限するものではなく、抽出部105が天地逆である画像データを検出した場合に、設定部106が、天地が逆になっている画像データに対して、画像処理で回転処理するよう設定を行ってもよい。
図10は、表示部122が表示する、天地逆のページを回転させることを注意する注意画面の例を示した図である。図10に示すように、抽出部105が、が天地逆であることを検出した場合に、表示部122に対してその旨を通知する。これにより、表示部122が、領域1001において、設定部106が回転制御する設定を行うことを表示する。これにより、ユーザは、印刷原稿の設置方向について確認することができる。
これにより、出力制御部103が出力制御を行う際に、設定部106によりなされた設定に従って、天地が逆になっているページの画像データに対して、180度の回転処理が行われた後、出力処理がなされる。画像処理の回転処理によって、画像データを自動的に正しい天地方向に修正された後に出力することで、誤った状態のまま出力先に出力処理が行われるのを防ぐことができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、ID情報がドットパターンとして埋め込まれている例について説明する。なお、画像形成装置100及びPC150の構成は同一のため説明を省略する。
第3の実施の形態においては、PC150が、画像データ毎に、当該画像データ及び印刷物を識別するID情報(以下、原稿IDとも称す)を含めた設定情報をドットパターンとして画像データに埋め込み、記録用紙に対して印刷している。
そして、画像形成装置100では、当該画像データを読取部111が読み取った後、抽出部105が、原稿IDを含む設定情報を抽出する。そして、画像形成装置100では、抽出した原稿IDを利用して処理を行う。
図11は、印刷原稿に埋め込まれている原稿IDを抽出した際に、原稿ID毎に異なる画像処理と編集処理と後処理とを行う例を示した図である。
図11に示すように、抽出部105が原稿IDを抽出する。そして、画像形成装置100において、2種類以上の印刷物1101(それぞれ複数ページで構成されているものとする)が読み取られた場合に、抽出部105が、各画像データがどの印刷物に含まれているのか、原稿ID1102、1103に従って識別する。そして、設定部106が、分類された印刷物毎に、異なる画像処理と、編集処理と、後処理と、の設定を行う。これにより、各設定値に従った出力処理を行うことができる。さらに、原稿ID毎に異なる処理を施した出力結果1102、1103を出力できる。
このように、画像形成装置100では、原稿ID毎の出力設定を行うことで、出力先に応じた画像処理、編集処理、及び後処理がなされた出力画像を、各出力先に出力できる。
さらに、2種類以上の印刷物1101がある場合に、分類するのではなく、マージした上で印刷を行ってもよい。
図12は、印刷原稿に埋め込まれている、印刷物が異なる原稿IDを抽出した際に、マージした上で画像処理と編集処理と後処理とを行う例を示した図である。
図12に示すように、抽出部105が原稿IDを抽出する。そして、画像形成装置100において、2種類以上の印刷物1101(それぞれ複数ページで構成されているものとする)が読み取られた場合に、抽出部105が、各画像データがどの印刷物に含まれているのか、原稿ID1102、1103に従って識別する。そして、設定部106が、分類された印刷物毎に、異なる画像処理と、編集処理と、後処理と、の設定を行う。
そして、原稿ID毎に異なる設定が行われた後、変更部107が、ユーザの操作に従って、印刷物が異なる画像データ群を任意にマージする変更を行うことができる。
例えば、印刷物1と印刷物2は読取部111に読み取られた後、抽出部105が設定情報を抽出した後、印刷物1と印刷物2の画像データに含まれていた設定情報は、表示部122により画面上に自動的に設定される。
印刷物1と印刷物2とをマージした出力を行いたい場合に、マージするためのチェックボックス1201をチェックする。その際、変更部107は、マージした時に両立しない設定情報がある場合、ユーザからの操作に従って、印刷物1及び印刷物2のいずれか一つ以上について設定値を変更しなければならない。なお、マージした場合に異なる値でも両立する設定値は、それぞれ異なる設定値として設定されていてよい。
両立しない設定値としては、例えば、ステープル、パンチ穴などが挙げられる。マージして出力する場合は、ステープルやパンチ穴を実施するのか否か、どちらか一方を選ぶ必要がある。
一方、両立する設定値としては、印刷原稿種類や濃度設定などがある。印刷物1、印刷物2のそれぞれを印刷原稿として、それぞれ画像データに対して異なる設定で画像処理設定を行うことは可能であるので、それぞれ異なる設定値を設定可能である。なお、両立する設定値の場合でも、どちらか一方の設定値に統一して、マージした画像データ群を出力処理することもできる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態では、設定変更を許可するか否かを示すフラグがドットパターンとして埋め込まれている例について説明する。なお、画像形成装置100及びPC150の構成は同一のため説明を省略する。
ユーザは、PC150から印刷を行う際に、プリンタドライバ153において、処理毎に設定変更を許可するか否かのフラグ(以下、設定変更許可フラグと称す)を設定できる。
図13は、プリンタドライバ153が、表示部152を介して表示する、設定変更許可フラグを含めた設定画面の例を示した図である。処理1の設定変更許可フラグ1301及び処理2の設定変更許可フラグ1302により、PC150がプリンタ180を介して印刷した後の原稿について、ユーザの意図に従って、出力時の設定について変更を許可するか否かを設定できる。
図14は、画像形成装置100における、設定変更許可フラグを用いて、画像データを印刷するまでを説明した図である。図14においては、図3と同様に、余白領域301や、文字領域302の行間にドットパターンとして、設定変更許可フラグを含む設定情報が埋め込まれている。
そして、画像形成装置100のスキャナが印刷原稿を読み取った時に、抽出部102が、埋め込まれていたドットパターンから設定情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した設定情報に基づいて、出力処理に関する設定値の自動設定を行う。設定画面1401は、設定部106が自動設定により各設定値が設定された後の設定画面の例を示している。この設定画面1401においては、処理毎(処理1及び処理2)に、設定変更許可フラグ1402、1403が設定されている。例えば、処理1をステープルとし、処理2をパンチ穴とする。
そして、この設定画面303で示した設定値に対して、変更部107が、操作部121で受け付けた操作に従って、自動設定された設定値の一部変更を行う。ただし、設定変更許可フラグ1403に“禁止”が設定されている処理1については、設定変更を行うことができない。
このように、印刷原稿を出力処理する際、印刷原稿を作成したユーザが設定変更許可フラグを設定することで、設定値の変更を許可したくない処理に対する設定値を固定することができる。例えば、印刷原稿の内容に適した画像処理設定の情報の変更許可フラグを“禁止”と設定することで、印刷原稿をコピーする際に印刷原稿を作成したユーザの意図に反した設定での出力処理が抑止される。これにより、印刷原稿を作成したユーザの意図に反した出力結果を得ることができなるとともに、ユーザの所望する出力結果を得られる。
さらに、印刷原稿を作成したユーザが、PC150から出力制御を行う際に、印刷原稿に埋め込んだ画像処理設定、編集設定、後処理設定で変更を許したくない設定については、設定変更許可フラグを“禁止”に設定することで、出力後に当該印刷原稿を読み込んだ画像形成装置100において、印刷原稿を作成したユーザの意図通りに出力されるように誘導できる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、色補正を行うための設定値がドットパターンとして埋め込まれている例について説明する。なお、画像形成装置100及びPC150の構成は同一のため説明を省略する。
ユーザは、PC150から印刷を行う際に、プリンタドライバ153において、色補正を行うための設定情報を設定できる。これにより、色補正を行うための設定情報がドットパターンとして埋め込まれる。
図15は、色補正処理に関する設定値の埋め込みと、印刷原稿を出力先に出力する際の色補正処理を示した図である。
図15に示すように、PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502の印刷原稿の画像領域毎に出力色を指定する設定値をドットパターンとして埋め込む。
これにより、画像形成装置100の読取部111が印刷原稿をスキャナで読み取った後、抽出部105が、印刷原稿に埋め込まれた設定値を抽出し、設定部106が、抽出した設定値に従って、色補正処理を反映する。つまり印刷原稿の画像領域毎にPC150で指定された出力色が指定される。
これにより、画像データ1504の画像領域1505は、設定値に従って、画像領域毎に指定された出力色で色補正処理がなされる。そして、出力制御部103が、画像領域毎に指定された出力色で、出力制御を行う。これにより、印刷原稿作成時に指定した色で出力結果を得ることができる。
また、印刷原稿を出力する際、ユーザが、埋め込まれた設定値と異なる設定で色補正処理をして出力結果を得たい場合、操作部121を介して、変更部107が設定値の変更を行うことで、埋め込まれた設定値と異なる設定値に変更できる。
また、印刷原稿を作成したユーザが、印刷原稿作成時に色補正処理の設定値に対して、設定変更許可フラグを設定できる。そして、設定変更許可フラグとして“禁止”を設定した色補正処理の設定値については、印刷原稿を出力する時に、ユーザは色補正の設定値を変更できない。これにより、印刷原稿を作成したユーザの意図通りの色補正処理で出力結果を得ることができる。また、印刷原稿を出力する際に、印刷原稿の作成したユーザに意図に反した設定で色補正処理が行われることを抑止できる。
また、画像形成装置100が特色トナーや特色インクを備えている場合に備えて、特色を指定する設定値を埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502の印刷原稿の画像領域毎に出力色を指定する設定値をドットパターンとして埋め込む。
図15に示す例では、PC150において、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502の印刷原稿の画像領域毎に、特色での出力を指定する設定値をドットパターンとして埋め込む。
これにより、画像形成装置100の読取部111が印刷原稿をスキャナで読み取った後、抽出部105が、印刷原稿に埋め込まれた設定値を抽出する。そして、画像形成装置100に特色のインク又はトナーが存在するのであれば、コピー印刷を行う際に、設定部106が、抽出した設定値に従って、特色処理の設定を行う。
そして、印刷制御部114が設定に従って特色処理を行うことによって、特色指定箇所に特色のトナー又はインクが用いられた印刷原稿を出力する。なお、画像形成装置100が、特色トナー又は特色インクを備えていない場合、通常の色補正処理を行って、印刷原稿を出力する。
また、PC150において、カラーコピー時のトナーやインク量の配分制御に関する設定値をドットパターンとして埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502にトナーやインク量の配分制御に関する設定値をドットパターンとして埋め込む。また、トナーやインク量の配分制御の例としては、カラー/モノクロ指定や、使用するインク量を低減させるエコ印刷などがある。
例えば、PC150において、印刷原稿の作成時に、印刷原稿の画像領域毎にカラー画像かモノクロ画像かを指定する設定値をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、カラー画像又はモノクロ画像を指定する設定値を抽出する。そして、設定部106が、抽出した設定値に従って、各色のトナーやインクの配分を設定する。そして、印刷制御部114が、指定された配分で印刷原稿を印刷する。このように、設定値に従いトナーやインクの配分を制御することで、印刷原稿を作成した時に指定した画像領域に適した狙いの色を印刷原稿上で再現できる。
また、PC150において、文字領域か、写真領域かを示す像域分離情報を含めた設定情報を、ドットパターンとして埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502及び文字領域1503に像域分離情報をドットパターンとして埋め込む。
図15に示す例では、PC150において、印刷原稿の作成時に、領域1502が写真領域であり、領域1503が文字領域であることを示す像域分離情報を含めた設定情報をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、各領域を示す像域分離情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した設定情報に従って、領域毎に設定されたフィルタ係数でフィルタ処理を行うよう設定する。そして、出力制御部103が、設定されたフィルタ処理を行った上で出力制御を行う。このように、印刷原稿を作成時に指定した像域分離情報をもとにして各画像領域に適したフィルタ処理を行うことができる。
さらに、PC150において、小さい字で記載された領域を識別する像域分離情報を含めた設定情報を、ドットパターンとして埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、文字領域1503に小さい字で記載された領域を識別する情報をドットパターンとして埋め込む。この小さい文字の判定手法としては、例えば8pt以下を小さい文字サイズとして判定するなどとする。
図15に示す例では、PC150において、印刷原稿の作成時に、文字領域1503に、所定のサイズ以下の小さい字で記載された領域を識別する情報をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、像域分離情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した像域分離情報に従って、小さい字で記載された領域を特定し、当該領域について設定されたフィルタ係数でフィルタ処理を行うよう設定する。そして、出力制御部103が、設定されたフィルタ処理を行った上で出力制御を行う。これにより、小さい字に特化したフィルタ処理を行い、出力結果を得ることができる。
さらに、PC150において、線画領域か網点領域かを識別する像域分離情報を含めた設定情報を、ドットパターンとして埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、画像領域1502及び文字領域1503について線画領域か網点領域かを識別する像域分離情報をドットパターンとして埋め込む。
図15に示す例では、PC150において、印刷原稿の作成時に、画像領域1502及び文字領域1503について線画領域か網点領域かを識別する像域分離情報をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、像域分離情報を抽出する。そして、設定部106が、抽出した像域分離情報に従って、画像領域1502及び文字領域1503について線画領域か網点領域かを特定し、線画領域と網点領域とでスムージング処理のON/OFFを切り替えてスムージング処理を行うよう設定する。なお、線画領域に対してはスムージング処理を行い、網点領域に対してはスムージング処理を行わないよう設定する。
そして、出力制御部103が、設定されたスムージング処理を行った上で出力制御を行う。これにより、線画領域及び網点領域について適切なフィルタ処理を行い、出力結果を得ることができる。これにより、スムージング処理によって網点領域の階調性が損なわれるのを防ぐことができる。
さらに、PC150において、画像が印字されている範囲を示す範囲情報を含めた設定情報を、ドットパターンとして埋め込むことができる。図16は、範囲情報の埋め込みと、印刷原稿を出力先に出力する際の画像処理を示した図である。図16に示すように、PC150は、印刷原稿1501を作成する時に、印刷物1601に対して、画像が印字されている範囲1602を示す範囲情報をドットパターンとして埋め込む。
このように、図16に示す例では、PC150において、印刷原稿の作成時に、画像が印字されている範囲1601を示す範囲情報をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、範囲情報を抽出する。そして、設定部106が、範囲情報に従って、画像が印字されている範囲を特定し、特定された範囲に従って、印刷原稿1603の出力用紙サイズを設定する。
そして、印刷制御部114が、設定された出力用紙サイズで、印刷原稿の印刷制御を行う。これにより、印刷物の画像印字範囲をカバーできる最小の用紙を選択して印刷できる。これにより、不要に大きな用紙で出力して紙を無駄にすることを防ぐことができる。
さらに、PC150において、ページ毎に色再現性重視のページか否かを示す情報を含めた設定情報を、ドットパターンとして埋め込むことができる。PC150では、印刷原稿1501を作成する時に、空白領域(図15の1507)について色再現性重視のページか否か識別する像域分離情報をドットパターンとして埋め込む。
図15に示す例では、PC150において、印刷原稿の作成時に、ページ毎に、空白領域1507に色再現性重視のページか否かを示す情報をドットパターンとして埋め込んで、印刷原稿として印刷する。そして、画像形成装置100が、印刷原稿を読取部111で読み取った後、抽出部105が、色再現性重視のページか否かを示す情報を抽出する。そして、設定部106が、色再現性重視のページか否かを示す情報に従って、各ページの画像処理を行うよう設定する。当該設定としては、例えば色再現性重視に基づくトナー消費量制御に関する設定などがある。
つまり、ドットパターンから抽出された、色再現性重視のページか否かを示す情報に従って、色再現性重視のページとそれ以外のページと、トナーの消費量を異ならせる。つまり、色再現性重視のページでは、画質を重視し、トナー消費を抑えることを行わないのに対し、それ以外のページでは、色再現性は重視していないページとして経済性を重視し、画質は多少損なわれても必要最低限のトナー消費量で色再現する処理を行う。
これにより写真が多いページなど色再現が重視されるページと、文字が多いページなど色再現が重視されないページでトナー消費量を切り替ルことで、画質を重視と、トナー消費量の削減との両立を図ることができる。
図17は、第1〜5の実施の形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この画像形成装置100は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、画像形成装置XXX全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、画像形成装置100の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、上述した実施の形態の画像形成装置100で実行される画像処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上述した実施の形態の画像形成装置100で実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上述した実施の形態の画像形成装置100で実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上述した実施の形態の画像形成装置100で実行される画像処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上述した実施の形態の画像形成装置100で実行される画像処理プログラムは、上述した各部(操作表示部、入力制御部、出力制御部、埋込部、抽出部、設定部、変更部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、操作表示部、入力制御部、出力制御部、埋込部、抽出部、設定部、変更部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
なお、上記実施の形態では、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する画像形成装置に適用した例を挙げて説明するが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であればいずれにも適用することができる。
1 画像処理システム
100 画像形成装置
101 操作表示部
102 入力制御部
103 出力制御部
104 埋込部
105 抽出部
106 設定部
107 変更部
111 読取部
112 受信制御部
113 送信制御部
114 印刷制御部
121 操作部
122 表示部
151 操作部
152 表示部
153 プリンタドライバ
161 埋込部
162 印刷制御部
180 プリンタ
特開2008−278307号公報

Claims (15)

  1. 出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンが埋め込まれた画像データを入力する入力手段と、
    前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記設定情報に従って、前記画像データの出力に必要な設定を行う設定手段と、
    前記設定手段により行われた設定に基づいて画像データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出手段は、一つの画像データから、前記設定情報として当該画像データの出力先として複数の出力先を抽出し、
    前記設定手段は、前記複数の出力先に対して、前記画像データを送信するよう設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記抽出手段は、前記複数の出力先のそれぞれと対応付けられた設定情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記出力先毎に対応づけられた前記設定情報に従って、前記複数の出力先のそれぞれに異なる設定を行うこと、
    を特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記抽出手段は、前記設定情報として、前記画像データの天地を示す天地情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記天地情報に従って画像データの天地の状態を検出し、天地が逆になっている画像に対して、ユーザに通知又は画像データの回転処理を行うこと、
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記入力手段は、複数の印刷物の画像データを入力し、
    前記抽出手段は、前記設定情報として、入力した前記画像データ毎に、当該画像データが含まれる印刷物を識別する識別情報を抽出し、
    前記設定手段は、入力された前記画像データを、それぞれ異なる印刷物毎に分類し、それぞれ異なる設定を行うこと、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  6. 前記入力手段は、複数の印刷物の画像データを入力し、
    前記抽出手段は、前記設定情報として、入力した前記画像データ毎に、当該画像データが含まれる印刷物を識別する識別情報を抽出し、
    前記設定手段は、入力された前記画像データを、それぞれ異なる印刷物をマージすること、
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 前記抽出手段は、前記設定情報として、入力した前記画像データ毎に、設定の変更を許可するか否かを示す許可情報を抽出し、
    前記許可情報で設定の変更が許可されている場合に限り、前記操作手段による操作に従って変更する変更手段を、さらに備えること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記抽出手段は、前記設定情報として、前記画像データの領域毎の色情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記色情報に従い、各画像データの領域毎に、色補正の設定、特色のトナーやインク用いる設定、又は各領域のトナーやインクの配分を調整する設定を行うこと、を特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  9. 前記抽出手段は、前記設定情報として、前記画像データの文字領域又は写真領域を識別する像域分離情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記像域分離情報に従って、各画像データの領域毎にフィルタ処理を切り替える設定を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記抽出手段は、前記設定情報として、前記画像データの他の文字より小さい文字が配置された領域を識別する小文字像域分離情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記小文字像域分離情報に従って、小さい文字が配置された領域とそれ以外の領域とでフィルタ処理を切り替える設定を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  11. 前記抽出手段は、前記設定情報として、前記画像データの線画領域又は網点領域かを示す網点像域分離情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記網点像域分離情報に従って、線画領域又は網点領域のスムージング処理を行うか否かを切り替える設定を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 前記抽出手段は、前記設定情報として、印刷された範囲を示す範囲情報を抽出し、
    前記設定手段は、前記範囲情報に従って、印字範囲の画像を転写できる最小サイズの用紙を、出力に用いるよう設定すること、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  13. 前記抽出手段は、前記設定情報として、画像データ毎に色再現性重視であるか否かを示す情報を抽出し、
    前記設定手段は、色再現性重視であるか否かを示す情報に従って、色再現性重視ではない画像データについて、トナー又はインクの使用量を抑止する設定を行うこと、
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  14. 画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
    入力手段は、出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンが埋め込まれた画像データを入力する入力ステップと、
    抽出手段は、前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出ステップと、
    設定手段は、前記抽出ステップにより抽出された前記設定情報に従って、前記画像データの出力に必要な設定を行う設定ステップと、
    変更手段は、前記設定ステップにより設定された前記画像データの出力に用いられる設定を、操作手段による操作に従って変更する変更ステップと、
    出力手段は、前記設定ステップにより行われた設定と、前記変更ステップにより変更された設定と、に基づいて画像データを出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  15. 第1の画像処理装置と第2の画像処理装置で構成される画像処理システムにおいて、
    前記第1の画像処理装置は、
    出力処理時に設定として用いられる設定情報を表したドットパターンを、画像データに埋め込む埋込手段と、
    前記ドットパターンを埋め込んだ前記画像データを出力するデータ出力手段と、
    を備え、
    第2の画像処理装置は、
    前記データ出力手段により出力された前記画像データを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記画像データから、前記設定情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記設定情報に従って、前記画像データを出力する際の設定を行う設定手段と、
    前記設定手段により設定された前記画像データの出力に用いられる設定を、操作手段による操作に従って変更する変更手段と、
    前記設定手段により行われた設定と、前記変更手段により変更された設定と、に基づいて画像データを出力する出力手段と、を備えること、
    ことを特徴とする画像処理システム。
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