JP4978718B2 - 直曲動モータシステム - Google Patents
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Description
これら直曲動モータシステムにおいて、可動子は直線部のみで構成され、電機子とするコイルから構成されている。一方、固定子は固定子直線部と固定子円弧部から構成されており、それぞれ断面をコの字形とするヨークの内側に設けた複数の永久磁石が隣りの磁極と異極になるように配置されている。よって、可動側にコイルが配置されているため、可動コイル形の構成となっている。
このような構成において、コイルに電流を流すと永久磁石が作る磁界と作用し、可動子に推力が発生する。固定子直線部の永久磁石は直線軌道に沿って配列され、固定子円弧部の永久磁石は円弧軌道に沿って配列されているため、可動子はそれぞれの軌道方向に推力を発生し、走行することができる。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、直線軌道と円弧軌道から成る軌道をスムーズに走行し、かつ、精密な位置決めをすることができる直曲動モータシステムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、固定台に対向配置されたスライダの左右を移動自在に案内支持すると共に直線軌道と曲線軌道で構成されるガイドレールとスライダブロックを有する左右一対の直曲動案内装置と、前記スライダを前記固定台に対して前記直曲動案内装置の長手方向に沿って往復動させるように、前記固定台に配置された直線部と曲線部の両方を有する固定子と前記固定子と空隙を介して前記スライダに配置された直線部を有する可動子と、を有するモータユニットと、を備えた直曲動モータシステムにおいて、前記直線軌道と前記円弧軌道の位置を検出する位置検出装置を備えてあり、前記固定子の直線部における磁極ピッチを距離λm、前記固定子の円弧部における磁極ピッチを角度γmとした場合、前記円弧軌道の位置検出点の半径rを、r=λm/γmとしたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の直曲動モータシステムにおいて、前記左右一対の直曲動案内装置の間に前記位置検出装置を配置したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の直曲動モータシステムにおいて、前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの下部にK個(Kは3以上の奇数)設けてあり、K−1個の前記スライダブロックと前記スライダとの間には、それぞれ前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する回転案内装置とを設けたことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2記載の直曲動モータシステムにおいて、前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの左右の下部にそれぞれK個(Kは2以上の偶数)設けてあり、前記スライダブロックと前記スライダとの間には、前記スライダに左右一対に設けた前記ガイドレールの一方側に前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する第1の回転案内装置を設けると共に、前記左右一対のガイドレールの他方側に前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する第2の回転案内装置を設けてあることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2記載の直曲動モータシステムにおいて、前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの下部にK個(Kは4以上の整数)設けてあり、前記スライダブロックと前記スライダとの間には、前記スライダに左右一対に設けた前記ガイドレールの一方側における前記スライダブロックのうちの2個に、それぞれ、前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する回転案内装置とを設けたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項5記載の直曲動モータシステムにおいて、前記スライダブロックに予圧調整装置を設けたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1記載の直曲動モータシステムにおいて、前記モータユニットは、前記可動子もしくは前記固定子の一方を平板の磁性体ヨークの長手方向に沿って複数の永久磁石を交互に極性が異なるように等ピッチに配置した界磁とし、他方を複数の電機子コイルを配置した電機子として構成したことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項1または2記載の直曲動モータシステムにおいて、前記位置検出装置は、前記永久磁石の磁界を検出するホールセンサにより構成したことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1または2記載の直曲動モータシステムにおいて、前記位置検出装置は、前記直線軌道と前記円弧軌道の位置情報を有するスケールと、前記位置情報を検出するエンコーダヘッドから成るエンコーダにより構成したことを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項1または2に記載の直曲動モータシステムにおいて、前記スライダを複数台設けると共に、複数台の前記スライダを個別に移動させることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の直曲動モータシステムにおいて、前記複数台のスライダを連結して一体に移動させることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明によると、複数個の直曲動案内装置、回転案内装置、スライド案内装置を組み合わせることで、1個の直曲動案内装置を半径方向に拘束しながら、磁極ピッチの距離が直線部と円弧部で同じになる半径に沿って位置検出装置を移動可能にすることができる。よって、位置検出装置として高精度なエンコーダを使用することができ、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道において精密に位置決めすることができる。
また、請求項4に記載の発明によると、2個の直曲動案内装置の中心を半径方向に拘束しながら、位置検出装置を磁極ピッチの距離が直線部と円弧部で同じになる半径に沿って移動可能にすることができる。よって、請求項2記載と同様の効果を得ることができる。
また、請求項5に記載の発明によると、直曲動案内装置のスライダブロックとスライダとの間に、スライダに左右一対に設けたガイドレールの一方側におけるスライダブロックのうちの2個に、それぞれスライド案内装置と回転案内装置を直線軌道と直交する直線上に配置し、左右一対の直曲動案内装置の間に位置検出装置を配置させているので、直曲動案内装置のガタによる位置検出装置の変動がなくなる。よって、直線軌道と円弧軌道から成る軌道をスムーズに走行し、かつ、精密な位置決めを実現することができる。
また、請求項6に記載の発明によると、直曲動案内装置のスライダブロックに予圧調整装置を設けているので、直曲動案内装置のガタと摩擦抵抗を予圧によって調整することができる。よって、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道においてスムーズな走行と、精密な位置決めを実現することができる。
また、請求項7に記載の発明によると、直曲動モータシステムにおいて、モータユニットの可動子もしくは固定子の一方を平板の磁性体ヨークの長手方向に沿って複数の永久磁石を交互に極性が異なるように等ピッチに配置した界磁とし、他方を複数の電機子コイルを配置した電機子として構成することで、可動子であるスライダを軌道方向に推力を発生し、スムーズに走行させることができる。よって、請求項1記載と同様の効果を得ることができる。
また、請求項8に記載の発明によると、位置検出装置をホールセンサにより構成しているので、磁極を正確に検出できる。その磁極の情報をもとに電流制御を行うので、円弧軌道でもスムーズに走行することができる。また、界磁とする永久磁石の磁束密度の正弦波分布をホールセンサにより検出することで、位置の正弦波信号を生成し位置制御することが可能になる。よって、高精度な位置決めを必要としない用途では、高価なエンコーダを用いずに安価なホールセンサで、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道において位置決めすることができる。
また、請求項9に記載の発明によると、位置検出装置をスケールとエンコーダヘッドから成るエンコーダにより構成しているので、高精度な位置を得ることができる。その位置の情報をもとに可動子の電気的な位置を生成して電流制御を行ったり、位置制御を行うことができる。よって、直線軌道と円弧軌道から成る軌道をスムーズに走行し、かつ、精密な位置決めを実現することができる。
また、請求項10に記載の発明によると、複数台のスライダを個別に走行および位置決めできるようにしているので、複数台のスライダを使った並列作業や、スライダ間の協調作業を実現することができる。
また、請求項11に記載の発明によると、複数台のスライダを連結して一体に移動させるようにしたので、大きな負荷の搬送や複数の負荷の同時搬送を行うことができる。
図4は第1実施形態による直曲動モータシステムのスライダを上面から見た透視図であり、(a)は直線軌道走行時、(b)は円弧軌道走行時の状態を説明したものである。
図1に示す直曲動モータシステムは、並行する2つの直線軌道の間に180度の円弧軌道をつなげた軌道となっている。これら図1乃至図3において、120は固定台、10は可動子、11はコイル、20は固定台120に平行に対向配置されたスライダ、21はスライダ20の左右を移動自在に案内支持すると共に直線軌道と曲線軌道を備えたガイドレール25とスライダブロック24で構成された左右一対の直曲動案内装置、22は回転案内装置、23はスライド案内装置、30はエンコーダヘッド、31はホールセンサ、35は可動子ホルダ、110aは固定子直線部、110bは固定子円弧部、111aは固定子直線部110aの永久磁石、111bは固定子円弧部110bの永久磁石、112aは固定子直線部110aのヨーク、25aはレール直線部(直線軌道)、25bはレール円弧部(円弧軌道)、130はスケール、135はスケールホルダである。
次に、直曲動モータシステムを具体的に説明すると、固定側は固定台120、直曲動案内装置21のガイドレール25を構成する直線軌道であるレール直線部25aと円弧軌道であるレール円弧部25b、モータユニットの固定子部を構成する固定子直線部110aと固定子円弧部110b、位置検出装置を構成すると共に固定側に設けられると共に直線軌道と円弧軌道の位置情報を有するスケール130とスケールホルダ135から成り、固定台120上に他の構成要素を配置して構成している。
2本のレール直線部25aの間には、固定子直線部110aとスケールホルダ135を配置し、さらに、固定子直線部110a上でスケール130をスケールホルダ135に取り付けている。また、2本のレール円弧部25bの間には、固定子円弧部110bと円弧状に形成したスケールホルダ135を配置し、同じく、固定子円弧部110b上でスケール130をスケールホルダ135に取り付けている。そして、レール直線部25aとレール円弧部25b、固定子直線部110aと固定子円弧部110aを直線軌道と円弧軌道で継ぎ目がないように配置している。
また、スケールホルダ135とスケール130は直線軌道と円弧軌道とで分離しておらず、一体としている。それから、モータユニットの固定子直線部110aと固定子円弧部110bの断面はコの字形としており、ヨーク112a、112bのそれぞれの内側に長手方向に向かって設けた複数の永久磁石111a、111bは、隣りの磁極と異極になるように配置している。
一方、直曲動モータシステムの可動側はスライダ20、モータユニットの可動子10、位置検出装置の位置情報を検出するエンコーダヘッド30、ホールセンサ31、可動子ホルダ35から成り、スライダ20に他の構成要素を配置して構成している。スライダ20のほぼ中央に可動子ホルダ35を取り付け、可動子ホルダ35に可動子10、エンコーダヘッド30、ホールセンサ31を取り付けている。ここで、可動子10とホールセンサ31を固定子直線部110aや固定子円弧部110bの永久磁石111a、111bの間にできた空隙に挿入しており、また、エンコーダヘッド30をスケール130と所定の空隙を介して対向する位置に配置している。
また、図4(a)、(b)に示すように、スライダ20の3箇所(外径側2箇所と内径側1箇所)にK=3個の直曲動案内装置21を配置し、外径側にK−1=2個の回転案内装置22とスライド案内装置23を取り付けている。直曲動案内装置21には、例えばTHK株式会社製の直曲ガイドHMG形を使用する。この直曲動案内装置21は直線軌道走行時にはスライダ20を直線軌道方向に移動可能なように支持案内し、円弧軌道走行時にはスライダ20を円弧軌道方向に移動可能なように支持案内する。スライド案内装置23はスライダ20にレール直線部25aと直角方向に配置されており、円弧軌道走行時にはスライダ20を円弧軌道方向と直角方向(円弧の径方向)に移動可能なように支持案内する。回転案内装置22はスライド案内装置23と直曲動案内装置21の間に配置され、円弧軌道走行時には直曲動案内装置21をレール円弧部25bに沿って回転可能なように支持案内する。
このように構成されることで、スライダ20は直線軌道走行時には直線軌道に沿って走行し、円弧軌道走行時には円弧軌道に沿って走行することができる。ここで、円弧軌道走行時のスライダ20は内径側の1台の直曲動案内装置21で径方向に拘束されながら走行することになる。よって、可動子10の中心やエンコーダヘッド30、ホールセンサ31の移動軌跡は円弧となる。
可動子10は電機子とする複数のコイル11によって構成されている。コイル11と永久磁石111a、111bの位置関係は図3(a)および(b)に示すようになっている。直線軌道走行時ではコイル11に対し永久磁石111aが平行して対向しているが、円弧軌道走行時ではコイル11に対し永久磁石111bが傾いて対向している。また、円弧軌道において、スケール130の表面であるエンコーダの位置検出点を半径rの位置に配置している。上記したように、スライダ20に搭載されたエンコーダヘッド30とホールセンサ31は円弧の移動軌跡となるため、エンコーダヘッド30を半径rから検出可能なギャップを介して配置し、ホールセンサ31を半径rの位置に配置している。また、固定子直線部110aの磁極ピッチの距離をλm、固定子円弧部110bの磁極ピッチの角度をγmとしたとき、
(数1)
r=λm/γm
に設定している。これは、半径rの位置で固定子直線部110aの磁極ピッチの距離λmと固定子円弧部110bの磁極ピッチの距離r×γmが同じであることを表している。このように構成することで、磁極ピッチの距離が直線軌道と円弧軌道で同じになる半径でエンコーダとホールセンサの位置検出を可能にしている。
このとき、固定子円弧部110bの磁極ピッチの角度γmは単位がラジアンのため、ラジアンを実際の角度θ(度)で計算すると、ホールセンサ31の半径rの位置は実際、r=180×λm/(πθ)で計算されることになる。
直曲動モータシステムにおいて、ホールセンサ31から得られる磁極の情報をもとに可動子10のコイル11に電流を通電することによって、固定子直線部110aと固定子円弧部110bの永久磁石111a、111bが作る磁界との作用により、可動子10は直線軌道や円弧軌道で所定の推力を発生させ、直曲動案内装置21、回転案内装置22、スライド案内装置23で支持案内されたスライダ20が直曲動案内装置21のレール直線部25aとレール円弧部25bで構成されるガイドレール25に沿って走行する。
すなわち、スライダ20は、スライダ20の下部に設けた3個のスライダブロック24のうち、回転案内装置22とスライド案内装置23を組み合わせた、ガイドレール外径側2個のスライダブロック24が、ガイドレール内径側に設けた1個の直曲動案内装置21のスライダブロック24(回転案内装置22とスライド案内装置23を設けていない)を半径方向に拘束しながら、磁極ピッチの距離が直線部と円弧部で同じになる半径rに沿って位置検出装置であるエンコーダヘッド30を移動することができる。このとき、スライド案内装置23は、スライダ20がガイドレールの円弧軌道上を移動すると、スライダ20外側に遠心力が働くため、ガイドレールの直線軌道であるレール直線部25aとガイドレールの円弧軌道であるレール円弧部25bと直交する方向にスライダを移動させ、回転案内装置22はスライダ20がガイドレールの円弧軌道上を移動すると、スライダ20外側に働く遠心力に応じて、レール円弧部25bの円弧方向と同じ方向にスライダブロック24を回転させるのである。
さらに、エンコーダヘッド30から得られる位置の情報をもとに可動子10の位置を制御するので、位置制御も可能になる。つまり、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道において、スムーズな走行と精密な位置決めを実現することができる。
このように、位置検出装置にホールセンサとエンコーダの両方設けることで、高精度な電流制御と位置制御が可能にすることができる。
第2実施形態が第1実施形態との相違点は、直曲動案内装置21、回転案内装置22、スライド案内装置23の個数が異なっている点である。なお、左右一対の直曲動案内装置21の間に位置検出装置30、31を配置してある。
具体的には、第2実施形態は、直曲動案内装置のスライダブロックは、スライダの下部にK個(Kは3以上の奇数)設けてあり、K−1個のスライダブロックとスライダとの間には、それぞれガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向にスライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向にスライダブロックを回転させる機構を有する回転案内装置とを設けたことを特徴としている。
すなわち、図5において、スライダ20の下部の5箇所(ガイドレール外径側2箇所と同内径側3箇所)にK=5個の直曲動案内装置21のスライダブロック24を配置し、ガイドレール外径側と同内径側の4隅にK−1=4個の回転案内装置22とスライド案内装置23を取り付けている。
以上のように、第2実施形態は、第1実施形態とともに、直曲動案内装置21のスライダブロック24の全個数が回転案内装置22とスライド案内装置23を搭載したスライダブロック24の全個数よりも1個少なくなっている。つまり、直曲動案内装置21のスライダブロック24の個数をK個(Kは3以上の奇数)とした場合、回転案内装置22とスライド案内装置23を搭載したスライダブロック24の個数をK−1個と定義することができる。負荷荷重や遠心力の大きさに合わせて、直曲動案内装置21の個数Kを設定すれば良い。
第3実施形態が第1実施形態および第2実施形態との相違点は、直曲動案内装置21、回転案内装置22、スライド案内装置23の個数が異なっている点である。なお、左右一対の直曲動案内装置21の間に位置検出装置30、31を配置してある。
具体的には、第3実施形態では、直曲動案内装置21のスライダブロック24は、スライダ20の左右の下部にそれぞれK個(Kは2以上の偶数で、本例ではK=2)設けてあり、スライダブロック24とスライダ20との間には、スライダ20の左右に設けたガイドレール25の一方側に該ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向にスライダブロック24を回転させる機構を有する第1の回転案内装置22を設けると共に、ガイドレール25の他方側に該ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向にスライダ20を移動させる機構を有するスライド案内装置23と、該ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向にスライダブロック24を回転させる機構を有する第2の回転案内装置22を設けてあることを特徴としている。なお、内径側の2個の直曲動案内装置21と回転案内装置22は間隔Sだけ離している。
このように第3実施形態は、直線軌道走行時には直線軌道に沿って走行し、円弧軌道走行時には円弧軌道に沿って走行することが可能になる。第1実施形態および第2実施形態は1個の直曲動案内装置21で径方向に拘束されていたが、第3実施形態では間隔Sだけ離れた2個で拘束されるため、スライダ20の移動軌跡の円弧半径は第1実施形態および第2実施形態よりも小さくなる。それを考慮して、スケール130とエンコーダヘッド30、ホールセンサ31を配置している。
このように構成することで、第3実施形態は、第1実施形態および第2実施形態と同様の動作を行うことができ、同じ効果を得ることができるが、第1実施形態および第2実施形態に比べて、負荷荷重が大きい場合や円弧軌道走行時の遠心力が大きい場合には、本実施形態のように内径側の直曲動案内装置21の個数を増やして対応することができ、有効である。
なお、スライド案内装置23の台数が直曲動案内装置21や回転案内装置22の個数に比べ2個少なくなっている。つまり、回転案内装置22を備えるスライダブロック24の個数をK個とした場合、回転案内装置22とスライド案内装置23両方を備えるスライダブロック24の個数をK−2個と定義するようにしても構わない。よって、負荷荷重や遠心力の大きさに合わせて、直曲動案内装置21のスライダブロック24の個数をKを設定すれば良い。
図7(a)および(b)において、第4実施形態が第1実施形態〜第3実施形態と異なる点は、直曲動案内装置のスライダブロック24は、スライダ20の下部にK個(Kは4以上の整数で、図は外径側3箇所と内径側1箇所の合計4箇所)設けてあり、スライダブロック24とスライダ20との間には、スライダ20に左右一対に設けたガイドレール25aの一方側におけるスライダブロック24のうちの左右両端の2個に、それぞれ、ガイドレール25aの直線軌道または円弧軌道と直交する方向にスライダ20を移動させる機構を有するスライド案内装置23と、ガイドレール25aの円弧軌道方向と同じ方向にスライダブロック24を回転させる機構を有する回転案内装置22とを設けた点である。なお、左右一対の直曲動案内装置21の間に位置検出装置30、31を配置してある。
このような構成において、直曲動案内装置のスライダブロック24は直線軌道走行時にはスライダ20を直線軌道方向に移動可能なように支持案内し、円弧軌道走行時にはスライダ20を円弧軌道方向に移動可能なように支持案内する。スライド案内装置23はスライダ20にレール直線部25aと直角方向に配置されており、円弧軌道走行時にはスライダ20を円弧軌道方向と直角方向(円弧の径方向)に移動可能なように支持案内する。回転案内装置22はスライド案内装置23とスライダブロック24の間に配置され、円弧軌道走行時にはスライダブロック24をレール円弧部25bに沿って回転可能なように支持案内する。このように構成されることで、スライダ20は直線軌道走行時には直線軌道に沿って走行し、円弧軌道走行時には円弧軌道に沿って走行することができる。
ここで、円弧軌道走行時のスライダ20は、その左右に配置された2個のスライダブロック24により、径方向に拘束されながら走行することになる。よって、可動子10の中心やエンコーダヘッド30、ホールセンサ31の移動軌跡は円弧となる。さらに、直曲動案内装置にガタがあったとしても、スライダ20の左右2個のスライダブロック24でガタが相殺される。その結果、スライダ20は直線軌道や円弧軌道以外の方向に変動することがなくなり、スライダ20に取り付けられたエンコーダヘッド30やホールセンサ31も変動しなくなる。
また、2個の直曲動案内装置のスライダブロック24を直線軌道または円弧軌道と直交する直線上に配置し、左右一対の直曲動案内装置21の間に位置検出装置30を配置させているので、直曲動案内装置のガタによるエンコーダヘッド30やホールセンサ31の変動がなくなる。この効果も加わることで、直線軌道と円弧軌道から成る軌道をよりスムーズに走行し、かつ、より精密な位置決めを実現することができる。
図8において、50は予圧調整装置である。
第5実施形態が第4実施形態と異なる点は、直曲動案内装置に予圧調整装置50を設けている点である。第5実施形態ではスライダ20の左右2箇所に配置した2個のスライダブロック24のうち、円弧軌道走行時に外側に位置するスライダブロック24に予圧調整装置50を設けている。予圧調整装置50は、レール直線部25aやレール円弧部25bにスライダブロック24を押し付けるように、バネを設けた構成となっている。
このように構成することで、第4実施形態と同様の動作を行うことができ、同じ効果を得ることができる。さらに、スライダブロック24に予圧調整装置50を設けているので、直曲動案内装置のガタと摩擦抵抗を予圧によって調整することができる。つまり、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道においてスムーズな走行と、精密な位置決めを実現することができる。
第6実施形態が第1〜第5実施形態と異なる点は、位置検出装置をホールセンサ31のみで構成した点である。このホールセンサ31から得られる磁極の情報は、第1実施形態で示したように、直線軌道と円弧軌道で誤差のないものである。よって、ホールセンサ31から得られる磁極の情報をもとに可動子10のコイル11に電流を通電することで、固定子直線部110aと固定子円弧部110bの永久磁石111a、111bが作る磁界との作用によって、可動子10は直線軌道や円弧軌道で所定の推力を発生させることができる。つまり、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道において、スムーズな走行を実現することができる。
また、永久磁石111a、111bの磁束密度の正弦波分布をホールセンサ31により検出することで、位置の正弦波信号を生成し位置制御することが可能になる。よって、高精度な位置決めを必要としない用途では、高価なエンコーダを用いずに安価な構成で、直線軌道と円弧軌道から成るすべての軌道において位置決めすることができる。
第7実施形態が第1〜第6実施形態と異なる点は、位置検出装置をスケール130とエンコーダヘッド30から成るエンコーダのみで構成した点である。
位置検出装置を高精度なエンコーダにより構成しているので、可動子10の高精度な位置を得ることができる。その位置の情報をもとに可動子10の電気的な位置を生成して電流制御を行ったり、位置制御を行うことができる。よって、直線軌道と円弧軌道から成る軌道をスムーズに走行し、かつ、精密な位置決めを実現することができる。
第8実施形態が第1〜第7実施形態と異なる点は、スライダ20を複数台設け、複数台のスライダ20を個別に移動させるようにした点である。なお、図11はスライダ20を3台設けた例である。
複数台のスライダ20を個別に走行および位置決めできるようにしているので、複数台のスライダを使った並列作業や、スライダ間の協調作業を実現することができる。
第9実施形態が第1〜第8実施形態と異なる点は、スライダ20を複数台設け、それらを連結部材40によって回転可能なように連結し、一体に移動させるようにした点である。なお、図10はスライダ20を2台連結した例である。
複数台のスライダ20を連結して一体に移動させるようにしたので、大きな負荷の搬送や複数の負荷の同時搬送を行うことができる。
また、第1〜第9実施形態では、可動子を電機子とするコイル、固定子を界磁とする永久磁石の構成としたが、その逆の構成としても本発明が成り立つことは言うまでもない。また、可動子をコイルのみで構成したいわゆるコアレス形としたが、コアを有するコア付き形としても本発明が成り立つことは言うまでもない。
また、可動子を電機子とするコイルとコア、固定子を誘導子とする鉄心歯の構成、さらには、コアの表面および内部に永久磁石を有する構成としても本発明が成り立つことは言うまでもない。
さらに、平行する2本の直線軌道の間に180度の円弧軌道をつなげた軌道の構成としたが、円弧軌道が180度ではなく60度や90度など任意の角度にすることや、それらをつなげた軌道としても良い。
また、予圧調整装置にバネを用いる構成としたが、例えば、空圧により調整できるエアシリンダであっても良い。
11 コイル
20 スライダ
21 直曲動案内装置
22 回転案内装置
23 スライド案内装置
24 スライダブロック
25 ガイドレール
25a レール直線部(ガイドレールの直線軌道)
25b レール円弧部(ガイドレールの円弧軌道)
30 エンコーダヘッド(位置検出装置)
31 ホールセンサ(位置検出装置)
35 可動子ホルダ
40 連結部材
50 予圧調整装置
110a 固定子直線部
110b 固定子円弧部
111a、111b 永久磁石
112a ヨーク
120 固定台
130 スケール(位置検出装置)
135 スケールホルダ
Claims (11)
- 固定台に対向配置されたスライダの左右を移動自在に案内支持すると共に直線軌道と曲線軌道で構成されるガイドレールとスライダブロックを有する左右一対の直曲動案内装置と、
前記スライダを前記固定台に対して前記直曲動案内装置の長手方向に沿って往復動させるように、前記固定台に配置された直線部と曲線部の両方を有する固定子と前記固定子と空隙を介して前記スライダに配置された直線部を有する可動子と、を有するモータユニットと、
を備えた直曲動モータシステムにおいて、
前記直線軌道と前記円弧軌道の位置を検出する位置検出装置を備えてあり、
前記固定子の直線部における磁極ピッチを距離λm、前記固定子の円弧部における磁極ピッチを角度γmとした場合、前記円弧軌道の位置検出点の半径rを
r=λm/γm
としたことを特徴とする直曲動モータシステム。 - 前記左右一対の直曲動案内装置の間に前記位置検出装置を配置したことを特徴とする請求項1記載の直曲動モータシステム。
- 前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの下部にK個(Kは3以上の奇数)設けてあり、
K−1個の前記スライダブロックと前記スライダとの間には、それぞれ、前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する回転案内装置とを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の直曲動モータシステム。 - 前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの左右の下部にそれぞれK個(Kは2以上の偶数)設けてあり、
前記スライダブロックと前記スライダとの間には、前記スライダに左右一対に設けた前記ガイドレールの一方側に前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する第1の回転案内装置を設けると共に、前記左右一対のガイドレールの他方側に前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する第2の回転案内装置を設けてあることを特徴とする請求項1または2記載の直曲動モータシステム。 - 前記直曲動案内装置のスライダブロックは、前記スライダの下部にK個(Kは4以上の整数)設けてあり、
前記スライダブロックと前記スライダとの間には、前記スライダに左右一対に設けた前記ガイドレールの一方側における前記スライダブロックのうちの2個に、それぞれ、前記ガイドレールの直線軌道または円弧軌道と直交する方向に前記スライダを移動させる機構を有するスライド案内装置と、前記ガイドレールの円弧軌道方向と同じ方向に前記スライダブロックを回転させる機構を有する回転案内装置とを設けたことを特徴とする請求項1または2記載の直曲動モータシステム。 - 前記スライダブロックに予圧調整装置を設けたことを特徴とする請求項5記載の直曲動モータシステム。
- 前記モータユニットは、前記可動子もしくは前記固定子の一方を平板の磁性体ヨークの長手方向に沿って複数の永久磁石を交互に極性が異なるように等ピッチに配置した界磁とし、他方を複数の電機子コイルを配置した電機子として構成したことを特徴とする請求項1記載の直曲動モータシステム。
- 前記位置検出装置は、前記永久磁石の磁界を検出するホールセンサにより構成したことを特徴とする請求項1または2記載の直曲動モータシステム。
- 前記位置検出装置は、前記直線軌道と前記円弧軌道の位置情報を有するスケールと、前記位置情報を検出するエンコーダヘッドから成るエンコーダにより構成したことを特徴とする請求項1または2記載の直曲動モータシステム。
- 前記スライダを複数台設けると共に、複数台の前記スライダを個別に移動させることを特徴とする請求項1または2に記載の直曲動モータシステム。
- 前記複数台のスライダを連結して一体に移動させることを特徴とする請求項10に記載の直曲動モータシステム。
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