JP4976497B2 - 流体動力学的に改良されたプラグインセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、種々異なる分野において公知であるように、流通する流動媒体、特に流管を通って流れる流動媒体の少なくとも1つのパラメータを測定するための装置に関する。従って、例えばプロセス工学、化学又は機械工学の分野のプロセスにおいて、規定された流動媒体、特に所定の特性(例えば温度、圧力、流速、マスフローその他)を有するガス流量(例えばエアマス)を供給する必要がある。これには特に、調整された条件下で運転される燃焼プロセスが含まれる。
重要な使用実施例は、自動車の内燃機関における燃料燃焼、特に燃焼後に行われる触媒による排ガス浄化である。排ガス浄化においては、時間単位毎に所定量のエアマス(空気流量)を制御して供給する必要がある。この場合、エアマス流量を測定するために、種々異なる形式のセンサが使用される。従来技術で公知な形式のセンサは、いわゆるホットフィルムエアマスセンサ(HFM)である。このホットフィルムエアマスセンサは、例えばドイツ連邦共和国特許公開第19601791号明細書に1実施例として記載されている。このような形式のホットフィルムエアマスセンサにおいては、一般的な形式で、薄いセンサダイヤフラムを有するセンサチップ、例えばシリコンセンサチップが使用されている。センサダイヤフラム上には典型的な形式で少なくとも1つの加熱抵抗器が配置されており、この加熱抵抗器は、2つ又は複数の温度測定抵抗器(温度センサ)によって包囲されている。ダイヤフラムを介して供給される空気流内において、温度分布が変化し、この温度分布の変化も温度測定抵抗器によって検出され、制御及び評価回路によって評価される。従って、例えば温度抵抗器の抵抗差から、エアマス流量が決定される。このような形式のセンサのその他の多くの変化実施例が従来技術により公知である。
例えばドイツ連邦共和国特許第10111840号明細書により公知である、このような形式のセンサの問題点は、センサエレメントが頻繁に汚染されるという点にある。このような汚染は、例えば水、油又はその他の液体、若しくはその他の種類の汚染物質によって発生する。センサチップは、一般的な形式で内燃機関のインテークマニホールド内に直接、又は内燃機関のインテークマニホールド通じるバイパス内に設けられる。この場合、内燃機関運転中に、水又は油がセンサチップに堆積する。このような汚染物質の堆積は、センサの測定信号に不都合な影響を及ぼす。何故ならば、センサ表面の液体被膜は、表面の熱伝導率に作用し、ひいては測定信号を狂わせる原因となるからである。同様の問題は、ホットフィルムエアマスセンサ以外に、流体パラメータを測定するために使用されるその他の形式のセンサにおいても発生する。
このような汚染の問題を解決するために、特に水又は油がセンサチップに達するのを阻止するために、従来技術によれば様々な提案がなされている。ドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書によれば、いわゆる「バイパス」を使用した提案がなされている。この場合、プラグインセンサが用いられており、このプラグインセンサは、プラグイン部分が吸気管内に差し込まれており、プラグイン部分が空気の流れに曝される流入側に吸込み開口が設けられている。プラグインセンサ内に主流通路が設けられており、この主流通路を通って流れの主要な部分が入口開口から出口開口へ流れるようになっている。主流通路から、「突起部」とも称呼される尖った縁部において、バイパス通路が分岐しており、このバイパス通路内にセンサチップが配置されている。バイパス通路は、プラグインセンサの下側に配置された出口開口内に開口している。この場合、バイパス通路の分岐部における尖った縁部は、液滴がその慣性に基づいてバイパス通路内に侵入しにくく、もっぱら主通路内に残るように、作用する。
以上のような従来技術におけるプラグインセンサ構造の欠点は、前記のような空気力学的に不都合な形状を有するプラグインセンサが、多くの場合、インテークマニホールド内において流体抵抗に左右される圧力低下に関連した問題を引き起こす、という点にある。さらに、このような形式のセンサの信号の信号再現性が比較的低い。従って、前記ドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書によれば、流管内に流れガイド部分を別個の構成部分として堅固に組み込んだ構造が提案されている。選択的に、プラグインセンサを備えた流れ誘導部分の一体的な構造も提案されている。さらにまた、プラグインセンサの後で流れを安定化させるための流れガイド壁が、流管内に堅固に組み込まれている。
しかしながらこのようなドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書により公知の構造は、実際には種々の欠点を有している。1つの欠点は、流れガイド部分が流管の1区分内に堅固に組み込まれている点にある。このように流れガイド部分を堅固に組み込むことによって、この管区分の製造コストは、付加的な流れガイド壁を設けるのと同じように、高価になる。一体的な構造では、多くの使用例において組み込み長さが長くなってします。しかも、前記ドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書に開示された構造は、プラグインセンサにおける圧力低下に関連して最適化される必要がある。
発明の開示
そこで本発明によれば、公知の構造における上記のような欠点を完全に又は部分的に避けることができる、主流通方向で流通する流動媒体の少なくとも1つのパラメータを決定するためのプラグインセンサが提案されている。流動媒体は、液体又は気体であって、少なくとも1つのパラメータは、例えば圧力、温度、速度、エアマス流量等である。
本発明の基本的な考え方は、プラグインセンサをコンパクトに、かつユニバーサル(万能)に使用できるように構成し、それによって、流管の高価な構造を避ける、という点にある。本発明によるコンパクトな構造によれば、流管内にその他の補助手段を設ける必要なしに、僅かな圧力低下及び良好な信号再現性を得ることができ、しかも、プラグインセンサの周囲を巡る、流通する流動媒体の種々異なる流入抵抗及び妨害に対して強い所定の外側流を得ることができる。このために、本発明によれば、飛行機構造(流体力学、空気力学)の知識が用いられている。
本発明によるプラグインセンサは、プラグイン部分を有しており、該プラグイン部分は、主流通方向に対して所定の方向に整列させて、特に流管内を流通する流動媒体内に挿入される。該プラグイン部分内に、少なくとも1つの入口開口及び少なくとも1つの出口開口を備えた少なくとも1つの流通通路が設けられており、前記少なくとも1つの流通通路内に、少なくとも1つのパラメータを決定するための少なくともセンサが受容されている。このセンサは、前述にように、有利には、ホットフィルムエアマスセンサである。前記プラグイン部分は、前記ドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書におけるのと同様に、丸味を付けられた流入側を有しており、該丸味を付けられた流入側は、プラグイン部分に組み込まれているので、流管の付加的な構造部は必要ない。丸味を付けられた流入側は、主流通方向と対向する方向に向けられている。少なくとも1つの流通通路の少なくとも1つの入口開口は、前記丸味を付けられた流入側の領域内で主流通方向と対向して配置されている。
本発明によるプラグインセンサは特に、前記プラグイン部分が少なくとも部分的に翼面プロフィールを有しており、該翼面プロフィールは、流通する流動媒体内に前記プラグイン部分が挿入された時に、流動媒体の左右非対称の流れ形状が得られるように構成されている。この場合、例えば飛行機構造において公知であるような、基本的に種々異なる構成の翼面プロフィールを使用することができる。本発明による構造の利点は特に、左右非対称性の効果によって、プラグイン部分の一方側において他方側よりも高い流過速度が得られ、プラグイン部分の他方側において一方側よりも低い流過速度が得られる、という点にある。このような形式で、プラグインセンサの運転のために特に良好な領域内で、流通する流動媒体の流過速度が高められる。従って、例えば本発明の有利な実施例によれば、少なくとも1つの出口開口(つまり少なくとも1つの出口開口の1つ又はすべての出口開口)が、少なくとも1つの翼面プロフィールの側面に配置されている。有利には、翼面プロフィールは、少なくとも1つの出口開口を備えた出口側を有していて、この出口側とは反対側に出口開口は設けられていない。この場合、翼面プロフィールは有利には、流通する流動媒体内に挿入されたプラグイン部分において、出口側における流動媒体の流過速度が出口側とは反対側におけるよりも高い、流動媒体の流れ形状が得られるように、構成されている。少なくとも1つの出口開口の領域内の流過速度を高めることによって、流体力学的な吸込み効果に基づいて、少なくとも1つの流通通路を通る流量が高められ、それによってプラグインセンサの機能性が改善される。
少なくとも1つの流通通路は、例えば、ドイツ連邦共和国特許公開第102204022271号明細書に記載されているように(前記従来技術の説明参照)、構成されていてよい。従って、少なくとも1つの流通通路は、少なくとも1つの主通路と少なくとも1つのバイパス通路とを有しており、前記少なくとも1つの主通路が少なくとも1つの主流出を有していて、前記少なくとも1つのバイパス通路が少なくとも1つのバイパス出口を有している。有利な形式で、前記少なくとも1つのバイパス出口は、前記少なくとも1つの翼面プロフィールの側面に配置されている。選択的に又は付加的に、前記少なくとも1つの主流出口は、少なくとも1つの翼面プロフィールの側面に配置されている。
翼面プロフィールは、前述のように種々異なる形式で構成することができる。翼面プロフィールが、プラグインセンサが流動媒体内に挿入され時に、流れに対して下流側に、主流方向に対してほぼ直交するほぼ垂直に位置する、ほぼ真っ直ぐな尾部を有している。このような構成は、前記ドイツ連邦共和国特許公開第102204022271号明細書に記載された構成と類似しているが、この場合、垂直に位置する尾部によって、プラグイン部分の下流側に剥離領域を容易に形成することができる。
翼面プロフィールを巡る流れ形状の左右非対称性は、種々異なる形式で実現することができる。有利な可能性は、プラグイン部分を主流方向に対して迎え角を成して流動媒体の流れ内に挿入する、という点にある。この場合、迎え角とは飛行機構造において一般的であるように、翼面のプロフィール中心線と主流方向との間の角度のことである。有利な形式で、この迎え角は0゜〜7゜の間、特に有利には2゜〜5゜の間であって、この場合、4゜の角度が特に良好であることが分かった。最適な迎え角は、翼面プロフィールの使用された形状付与若しくは断面形状に基づいている。
翼面プロフィールを巡る流れ形状の左右非対称性を得るための、その他の選択的又は付加的な可能性は、翼面プロフィールのプロフィール湾曲部を設けることである。この場合、プロフィール湾曲部とは、翼面構造において一般的であるように、翼面の骨組みラインの湾曲のことである。この場合、骨組みラインは、翼面プロフィールに描かれたすべての最大円を結ぶ線である。プロフィール湾曲部は、一般的な形式でパーセントによって示されており、この場合、プロフィール湾曲部のパーセント(割合)は、いわゆるプロフィール深さ、つまりプロフィール中心線の長さに関連している。本発明によれば、プラグインセンサの最適な運転のためのプロフィール湾曲部は、0%〜10%の間、有利には2%〜7%の間、特に有利には約5%である。
本発明のその他の基本的な考え方は、翼面プロフィール技術より公知の、翼面プロフィールの流動媒体の流れ剥離を考慮しながら、特別な左右非対称の流れ形状を形成することである。従って、一般的なプラグインセンサの運転中、特に繰り返し負荷時に(しかしながら定常運転においても)、流れに振動が発生し、特にプラグインセンサの表面から流れの境界層が剥離する。この振動によって、プラグインセンサの信号品質に悪影響を及ぼす圧力変動が生じる。
本発明の着想は、少なくとも1つの流通通路を通る流量を増やすために、左右非対称の流れ形状を利用するのに対して選択的に又は付加的に、翼面プロフィールの一方側(有利には正確に一方側)に剥離部材を設け、この剥離部材が非対称性の流れを生ぜしめる共に、プラグイン部分からの流れの剥離を安定化させるためにも役立つようにするということである。このような安定化は、大きい変動又は振動を生ぜしめることなしに、剥離が常に翼面プロフィール上の所定の剥離領域内で行われるような形式で得られる。このために、少なくとも1つの剥離部材が、流通する流動媒体内にプラグイン部分が挿入された時に、翼面プロフィールの、このプラグイン部分が挿入された側で少なくとも局所的に最小圧力を生ぜしめるように、構成されている。この確定された最小圧力及び、それに続く圧力上昇が顕著になればなるほど、この剥離領域におけるプラグイン部分からの流動媒体の剥離がより安定化する。
翼面構造によれば、流れにおいて局所的な最小圧力(つまり局所的な最大速度)を形成するために、このような形式の剥離部材の種々異なる実施例が公知である。有利な可能性は、翼面プロフィールの一方側に折れ曲がりプロフィールを設けることにある。この折れ曲がりの領域内で、翼面プロフィールは不連続的な傾斜面を有しており、この不連続的な傾斜面において、翼面プロフィールの傾斜面が不連続的に変化している。この場合、翼面プロフィールの「傾斜面」とは、種々異なる迎え角における主流通方向に対する傾斜面のことである。折れ曲がりプロフィールは、例えば翼面プロフィールが流入側の折れ曲がりプロフィールの前で正の傾斜(上昇傾斜)を有して湾曲して延在していて、翼面プロフィールの流出側の折れ曲がりプロフィールの後で負の傾斜(下降傾斜)を有して、有利には真っ直ぐに、有利には翼面プロフィールのプロフィール中心線に対して5゜〜80゜の角度、特に有利には20゜〜70゜の角度を成して延在している。言い換えれば、折れ曲がりプロフィールの有利な構成は、プラグイン部分の下流側が傾斜しており、この場合、プロフィール中心線に向かって傾斜している。この折れ曲がりプロフィールは、この折れ曲がりプロフィールの箇所において最小圧力が生じ、かつ翼面プロフィールから流れの境界層が剥離する確実な剥離部材であることが証明された。これによって、剥離領域の変動は確実に避けられ、これによって信号品質は繰り返し負荷時においても著しく改善された。翼面プロフィールの抵抗は全体的に小さく、プラグイン部分における圧力低下は小さい。このような構造によって、今日一般的に使用されている、流管内の流れを安定化させるための安定化グリッド(Beruhigungsgitter)を省くことができる。
剥離部材を構成するための、その他の選択的又は付加的な可能性は、段部プロフィールを設けることである。この場合、段部プロフィールとは、翼面プロフィールに形成された段部のことである。つまり、まず「一方方向に屈曲し」、次いで「他方方向に屈曲」させることである。有利には、特に簡単な構造に基づいて、この段部プロフィールは方形に形成されている。その他の段部プロフィール、例えばこの領域において流れの境界層を確実に剥離させるために、尖って出っ張った段部を有する段部プロフィールも考えられる。
少なくとも1つの剥離部材を構成する、第3の選択的又は付加的な可能性は、いわゆる「隆起プロフィール」を設けることである。この場合、「隆起プロフィール」とは、流動媒体の流入側から流出側に向かって、翼面プロフィールが、正の傾斜(上昇傾斜)から負の傾斜(下降傾斜)に変化する、ということである。この場合、有利には、負の傾斜領域内の湾曲は、正の傾斜領域内の湾曲よりも大きい。またこの場合、「傾斜」とは、翼面プロフィールの第1の変向のことであり、また「湾曲」とは第2の変向のことである。さらに、選択的に又は付加的に、剥離部材が有利な剥離領域内で翼面プロフィールの延在面において転換点を有しているプロフィールを設けてもよい。
以上述べた2つの効果、つまり左右非対称の流れ形状によって及び剥離領域を固定することによって、少なくとも1つの流通通路を通る流体の流量を補助することによって、有利な形式で、少なくとも1つの出口開口を少なくとも1つの局所的な最小圧力の領域内に配置することができる。特に、バイパス出口が全体的に又は部分的に、少なくとも1つの剥離部材の領域内、及び/又は少なくとも1つの剥離部材の流出側の領域内に配置されている。選択的に又は付加的に、少なくとも1つの主流出口を、このような形式で配置しても、有利である。少なくとも1つの出口開口をこのように特別に構成することによって、上記本発明の2つの効果を特に有利な形式で組み合わせることができる。そうでなければ、少なくとも1つの出口開口から空気を排出させることによって、プラグインセンサのその他のほぼすべての箇所において、流動媒体の流れ内に妨害が生じることになる。このような妨害は、流れの剥離領域内で最小であり、このことは、このような配置構成の有利な副次的効果である。
本発明の実施例を以下に図面を用いて詳しく説明する。
内燃機関のインテークマニホールド内に挿入されたホットフィルムエアマスセンサの斜視図である。 図1Aに示したホットフィルムエアマスセンサを開放した状態で示す部分的な平面図である。 翼面プロフィールの原理を示す概略図である。 傾斜面を備えた本発明の第1実施例によるプラグインセンサの翼面プロフィールの概略図である。 傾斜面及び段部を備えた本発明の第2実施例によるプラグインセンサの概略図である。 本発明の第3実施例によるプラグインセンサの圧力プロフィールを示す線図である。 本発明の第4実施例によるプラグインセンサの圧力プロフィールを示す線図である。 本発明の第5実施例によるプラグインセンサの圧力プロフィールを示す線図である。 剥離部材の領域において2つの出口開口を備えたプラグインセンサの側面図である。 剥離部材の領域内に1つの出口開口だけが配置されているプラグインセンサの変化実施例を示す斜視図である。
図1Aには、ホットフィルムエアマスセンサ112として構成された、従来技術に相当するプラグインセンサ110の実施例が示されている。ホットフィルムエアマスセンサ112は、内燃機関(図1Aには図示されていない)のインテークマニホールド114内に挿入されている。このような形式のホットフィルムエアマスセンサ112は市販されている。ホットフィルムエアマスセンサ112は、吸込み流の流れ方向を検知するために構成されていて、ガソリン燃料噴射装置又はディーゼル燃料噴射装置を備えた内燃機関における負荷検出を行うように設計されている。ホットフィルムエアマスセンサ112は、一般的に、エアフィルタと絞り装置との間に組み込まれ、一般的に予め組み立てられた構造群として行われる。従って、プラグインセンサ110はプラグイン部分116を有しており、このプラグイン部分116は、図1Bでは開放された状態の側面図が示されていて、図1Aではインテークマニホールド114内に突入している。図1Bには示されているように、このホットフィルムエアマスセンサ112の実施例では、ホットフィルムエアマスセンサ112の測定ケーシング118が、流通領域120と電子回路領域122とに分割されている。流通領域120内に流通通路124が収容されており、該流通通路124は、従来技術に相当する実施例(例えばドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書)と同様に構成されている。プラグインセンサ110は、主流通方向126で空気の流れに曝される。空気は、入口開口128を通って流通通路124内に流入する。流通通路124は主通路130を有しており、該主通路130は、主流通方向126に沿って入口開口128から主流出口132までほぼ真っ直ぐに配置されている。この場合、主流出口132は、側方でプラグイン部分116の壁部に位置している。
分岐路134において主通路130からバイパス通路136が分岐しており、このバイパス通路136は、主流出口132を巡るほぼ湾曲した形状で、プラグイン部分116の下側に位置するバイパス出口38まで延在している。真っ直ぐな区分140内において、電子回路領域122からチップ支持体142が、このチップ支持体142内に嵌め込まれたセンサチップ144と共に、バイパス通路136内に突き出している。チップ支持体142は、一般的な形式で電子回路領域122内に収容された、図1Bには示されていない電子回路基板に固定(例えば射出成形によって)されており、この場合、電子回路基板は、ホットフィルムエアマスセンサ112の評価回路及び制御回路を有している。
汚れ、例えば液体状の汚れ(例えば水、オイル)又は固体の汚れをセンサチップ144から遠ざけておくために、バイパス通路136の分岐部134に角の尖った突起146が設けられている。この突起によって、主流が、バイパス通路136を通って流れる空気の部分流から、次のようにして分離される。つまり、水滴及びその他の汚れが、主通路130を通ってさらに流れて、センサチップ144に達することがないように、分離される。
従来技術によるホットフィルムエアマスセンサ112の問題点は、プラグイン部分116が、図1Bの図平面に対して垂直な断面で見てほぼほぼ方形の横断面を有している、という点にある。従って、プラグイン部分116は、主流通方向126に対してほぼ垂直に構成された面を備えた、空気の流れに曝される流入側148を有している。本発明の基本的な考え方は、空気の流れに曝される流入側148を丸味の付けられた流入側として構成し、この場合、丸味部は、プラグイン部分116及びひいてはプラグインセンサ110にも予め組み込まれている。全体的に、プラグイン部分116は、図1Bの図平面に対して垂直な断面で見て、少なくとも入口開口128の領域内に翼面プロフィール210を有しており、この翼面プロフィール120の1例は図2に示されている。
図2の原理図を用いて、翼面プロフィール210の基本的な概念について説明する。
翼面プロフィール210は、本発明に従って丸味の付けられた流入側148を有しており、該流入側148は、プラグイン部分116が内燃機関のインテークマニホールド114内に組み込まれている場合、ほぼ主流通方向126とは逆向きに方向付けられている。この場合、流入側148は、翼面においてしばしばよどみ点(Staupunkt)と称呼される。
翼面プロフィール210を巡る空気の流れは、図2に流線形212によって概略的に示されている。この場合、この場合、本発明によれば、翼面プロフィール210の周囲の流れは、2つの理由により左右非対称である。第1の理由は、プロフィール中心線214が、流入側148の頂点と、翼面プロフィールの仮想の後縁部216との想定線上で、主流通方向126に対して角度αだけ傾いているからである。これによって、流過速度は翼面プロフィール219の上側で高くなり、翼面プロフィール210の下側で低くなる。従って、翼面プロフィール210の下側の圧力は高くなり、翼面プロフィール210の上側の圧力は低くなる。これによって翼面の揚力が得られる。
図2の実施例による翼面プロフィール210の特徴は、翼面プロフィール210が「切り取られた」尾部218を有している、という点にある。このことはつまり、尾部がプロフィール中心線214に対してほぼ垂直に位置しているか、若しくは小さい迎え角αにおいて主流通方向126に対して垂直に位置している、ということである。図2に示したプロフィール中心線214の定義の代わりに、プロフィール中心線214が流入側148の頂点から尾部218の中心点まで延在するように定義してもよい。
上記のような主流通方向126に対して相対的な迎え角αによる流れの左右非対称性と共に、図2に示した翼面プロフィール210の実施例では、この翼面プロフィール210がプロフィール湾曲部を有していることによる別の左右非対称性が形成されている。従って図2には、翼面プロフィール210内に2つの内側円222が描かれることによって幾何学的に得られる、いわゆる骨組みライン220が示されている。プロフィール湾曲部は、翼面プロフィール210の完全に左右対称的な翼面プロフィール210においてプロフィール中心線214に合致する骨組みライン220が、このプロフィール中心線214からずれていることを意味する。プロフィール中心線214からの骨組みライン220の最大偏差fがプロフィール湾曲部として示される。この最大偏差fは、翼面プロフィール210の全長Lに関係していて、パーセントで表される。この場合、全長Lは図2に示されているように、流入側148の頂点から仮想の後縁部216までの長さであるか、又は(有利なプロフィール湾曲部の上記数値と同様に)流入側148の頂点と尾部218との間で測定される長さL′に関係している。これによって、プロフィール湾曲部として比f/L′が得られる。このプロフィール湾曲によって、翼面プロフィール210の上側の流線212の圧縮性をより高め、ひいてはこの領域内で速度を高める前記効果をより高める付加的な左右非対称性が得られる。
図2における流線212の形状は理想的な形で示されており、通常の翼面プロフィール210においてはこのような形状は得られない。実際には、翼面プロフィール210の上側及び部分的に下側におけるそれぞれ単数又は複数の分離点に流れの剥離が発生する。
この場合、翼面プロフィール210を包囲していた単数又は複数の境界層が、翼面プロフィール210から剥離して、単数又は複数の剥離ゾーンを形成する。この剥離点224と剥離された境界層226とが、図2に概略的に示されており、この場合同様に、空気流に曝された翼面プロフィール210において上側の剥離点224が、下側の剥離点224よりも流入側に近い方に位置していることが示されている。点ではなく、図平面に対して垂直な線を示す、規定された剥離点224の代わりに、剥離点224は、有限な長さを有する領域又はゾーンであってもよい。
冒頭に述べた問題点は、剥離点224(この箇所で剥離される境界層226が形成される)が多くの場合、不安定であって変動することがある、という点である。しかしながら、主流出口132の位置及びバイパス出口138の位置に対して相対的な、剥離された境界層226の位置は、流通通路124内に流過特性に、及びひいてはホットフィルムエアマスセンサ112の信号特性に敏感に影響を及ぼす。従って、本発明の別の考え方によれば、少なくとも1つの剥離部材310が設けられており、この剥離部材310は、翼面プロフィール210の少なくとも1つの側、有利には上側(つまり流過速度が高い方の側)における剥離点224の位置を安定化させ、有利には固定するようになっている。図3、図4及び図5A〜図5Cには、このような形式の剥離部材310の種々異なる実施例が示されている。
翼面プロフィール210の、図3に示した実施例では折れ曲がりプロフィール312が設けられている。図3で分かるように、この折れ曲がりプロフィール312は、翼面プロフィール210の上側で、流入側148と尾部218との間のほぼ中央に配置されているか、若しくはこの中央のやや後ろに配置されている。この場合、翼面プロフィール210は、折れ曲がりプロフィール312の前つまり流入側が湾曲されていて、この湾曲された領域314内で正の傾斜面(つまり上昇傾斜面)を有している。折れ曲がりプロフィール312の後ろ、つまり折れ曲がりプロフィール312の下流側で、翼面プロフィール210は平坦領域316で平坦にされていて、この箇所で負の傾斜面(つまり下降傾斜面)を
有していて、プロフィール中央線214まで平らに延在している。次いで再び切り取られ
た形状の尾部218が設けられている。
このような剥離部材310を備えた翼面プロフィール210の形状によって、上側の剥離点224がほぼ剥離部材310内に固定されるようになる。翼面プロフィール210の下側において、剥離点224が垂直な尾部218への角縁部に形成されている。剥離された境界層が図3に再び符号226で概略的に示されている。翼面プロフィール210の前部の回りを巡って、流れが両側で剥離点224まで一様に加速され、これによって非常に安定した流れのトポロジー(Topologie;位相幾何学)が得られる。これによって発生した、剥離された境界層226の長さは短く、定常的であって、ひいては測定の再現性が損なわれることはまったくないか、又は僅かに損なわれるだけである。翼面プロフィール210が、両側に面した左右対称の加速された流れを有していれば、プラグイン部分116の厚さが全体的に著しく大きくなり、それによって必要な材料量が増大し、プラグインインセンサ110における圧力低下が大きくなる。
図4には、1つの剥離部材310を備えた翼面プロフィール210の、図3に対する変化実施例が示されている。図3に示した実施例とは異なり、折れ曲がりプロフィール321が設けられているのではなく、段部プロフィール410が設けられており、この段部プロフィール410の下流側に続いて、図3と同様の平坦領域316が設けられている。この場合、段部プロフィール410は長方形の段部として構成されていて、プロフィール中心線214に対して垂直な第1の段面412と、プロフィール中心線214に対して平行な第2の段面414とを有している。この場合、段の高さhは、有利な形式で少なくとも0.5mmであるが、段の高さhは別の寸法であってもよい。特に段の高さhは、翼面プロフィール210の全プロフィール厚さの1%と20%との間の範囲であれば有利である。第2の段面414の長さは1.0mm〜7.0mmの間であって、この場合、第2の段面414の全長は、有利にはプロフィール深さの1%〜20%の間のである。流れは、この段部において、鋭い折れ曲がり部に追従せず、翼面プロフィール210の表面から剥離する。これによって、剥離された境界層226は、流入比が変化しても、常に同じ大きさ及び形状を維持し、安定した状態を保つ。安定した流れのトポロジーによって、ホットフィルムエアマスセンサ112の信号に影響を及ぼす流れの反作用が減少され、測定信号の良好な再現性が得られる。
段部プロフィール410の別の構成も考えられる。従って例えば第1の段面412が、プロフィール中心線214に対して、90゜からそれた角度をなして配置されていて、段部が上側で尖った縁部を(鋭角)を備えた、下流側に向かってやや傾けられたオーバーハング(出っ張り)を有していてもよい。これによって、剥離点224の固定がさらに改良される。
図5A乃至図5Cには、翼面プロフィール210の別の実施例の概略図が示されており、この場合、翼面プロフィール210は同様に剥離部材310を有している。図3及び図4に示した実施例とは異なり、剥離部材310は、傾斜部(折れ曲がり部)において不連続的な尖った縁部を有しているのではなく、剥離部材310は、翼面プロフィール210の連続的な傾斜面を有している。この場合、図5A及び図5Cは、付加的な転換点512を備えた隆起プロフィール510の実施例を示しており、これに対して図5Bは、転換点のない隆起プロフィール510の実施例を示している。図5A及び図5Cに示した隆起プロフィール510においては、それぞれ1つの最大部514が示されており、この最大部514において、翼面プロフィール210の傾斜が、正の傾斜(上昇傾斜面)から負の傾斜(下降傾斜面)にスムーズに移行している(上流側から下流側)。
連続的な傾斜面を有する剥離部材310は、折れ曲がり部と比較して、流動媒体の流れの妨害が少ない、という利点を有している。これによって、翼面プロフィール210における全圧力低下が減少される。しかも連続的な傾斜面を有する剥離部材310によれば、特に低い流過速度において、剥離された流れが再び翼面にぶつかる危険性は低い。
図5A〜図5Cによれば、翼面プロフィール210に亘って、翼面プロフィール210の下側に1つの圧力プロフィール516、翼面プロフィール210の上側に1つの圧力プロフィール518がそれぞれ設けられており、これらの圧力プロフィール516及び518は、コンピュータシミュレーションによって算出されている。この場合、前記いわゆる圧力係数Cp、つまり圧力と背圧との間の無次元の比が、プロフィール中心線214(図示していない)に沿った位置の関数として示されている。この場合、圧力係数Cpの軸線は反転されており、上方に向かって負の値が示されている。
上記圧力係数から分かるように、翼面プロフィール210の下側の圧力プロフィール516は、それぞれ一様な形状を有しており、これに対して翼面プロフィール210の上側の圧力プロフィール518は異形部520を有している。この異形部520は圧力の最小値522として形成されている。相応の、異形部520のこの領域に、空気の流過速度の最大値が形成されている。線図によれば、剥離部材310を備えた翼面プロフィール210の前記輪郭形状によって空間的に翼面プロフィール210に設けられた異形部520は、翼面プロフィール210の上側に剥離点224を固定するために適しているので、流れの剥離は限定され、運転中に大きな変動なしに実施される。
図5A〜図5Cに示した翼面プロフィール210の実施例のその他の肯定的な副次的作用は、下側の圧力プロフィール516で示されているように、翼面プロフィールのこの下側において上側におけるよりも強い流れの加速が発生する、という点にある。これによって、この領域内で剥離する、流れのすべての傾向は確実に阻止される。
図6A及び図6Bには、ホットフィルムエアマスセンサ112のプラグイン部分116の2つの異なる実施例の概略図が示されている。この実施例では、出口開口610が翼面プロフィール210に沿って異なる位置に配置されている。この場合、図6Bに破線で示されているように、翼面プロフィール210は、図4に示した実施例による翼面プロフィールに相当する。つまり、段部プロフィール410を備えた剥離部材310が設けられている。しかしながら選択的に、剥離部材310は任意の別の構造、例えば図3又は図5A〜図5Cに示したような構造であってもよい。
プラグイン部分116の流入側148は、前記実施例と同様に丸味を付けられており、この実施例では、流入側148に複数のスリット612が形成されている。これらのスリットは、境界層の乱流安定化のために設けられており、ドイツ連邦共和国特許公開第102004022271号明細書に記載されている。
この場合、図6A及び図6Bに示した2つの実施例は、出口開口610の位置が異なっている。2つの実施例において、1つの流通通路124がプラグイン部分116の内部に配置されており、この流通通路124は、図6Aでは破線で示されていて、図6Bでは示されていない。この場合、流通通路124は、主通路130とバイパス通路136とを備えて構成されていて、センサチップ144(図6Aには図示されていない)のバイパス通路136内に配置されている。従って、この配置は、図1Bに示した従来技術に相当する実施例にその構造及び機能がほぼ相当している。
しかしながら、図1Bに示した実施例に対して、図6Aに示した本発明の実施例においては、プラグイン部分116の側壁に2つの出口開口610が設けられている点で異なっている。特に図1Bの実施例ではバイパス出口138はプラグイン部分116の下側に配置されている。2つの出口開口610が設けられている側壁は、図6Aでは符号614によって示されている。この場合、バイパス出口138は、段部プロフィール410として構成された剥離部材310上に位置するように、配置されていることが分かる。このような図6Bに示した実施例の構成は、図1Bに示した従来技術のものに対して、バイパス出口138が最大圧力若しくは最大速度の範囲内に配置されている、という利点を有している。それに応じて、吸込み効果が増大され、バイパス通路136を通るエアマス流量が増大される。これによって、ホットフィルムエアマスセンサ112の信号ストロークが著しく増大され、信号雑音比が著しく改善される。
図6Aと図6Bとを比較して分かるように、ホットフィルムエアマスセンサ132は尾部218の領域内に配置されている(図6B)か、又はこのホットフィルムエアマスセンサ132は剥離部材310の領域内に配置されていてもよい(図6A)。ホットフィルムエアマスセンサ132を剥離部材310の領域内に配置した構成は、バイパス出口138における利点と同じ利点を提供する。つまり、最大速度の範囲内に配置することによって、ホットフィルムエアマスセンサ112を通る最適なエアマス流量が得られる。これによって、上記のように信号品質も改善される。

Claims (11)

  1. 主流通方向(126)で流通する流動媒体の少なくとも1つのパラメータ、殊に流管を通って流れる、内燃機関のエアマスを決定するためのプラグインセンサ(110)であって、主流通方向(126)に対して所定の方向に整列させて、流通する流動媒体内に挿入されるプラグイン部分(116)を有しており、該プラグイン部分(116)内に、少なくとも1つの入口開口(128)及び少なくとも1つの出口開口(610)を備えた少なくとも1つの流通通路(124)が設けられており、前記少なくとも1つの流通通路(124)内に、少なくとも1つのパラメータを決定するための少なくともセンサ(144)が収容されており、前記プラグイン部分(116)が丸味を付けられた流入側(148)を有しており、該丸味を付けられた流入側(148)が、流動媒体の流れに曝されるように、流動媒体の前記主流通方向(126)と対向して配置されており、前記少なくとも1つの流通通路(124)が前記丸味を付けられた流入側(148)の領域内に少なくとも1つの入口開口(128)を有している形式のものにおいて、
    前記プラグイン部分(116)が少なくとも部分的に翼面プロフィール(210)を有しており、該翼面プロフィール(210)は、流通する流動媒体内に前記プラグイン部分(116)が挿入された時に、流動媒体の左右非対称の流れ形状が得られるように構成されており、前記翼面プロフィール(210)が、流通する流動媒体内にプラグイン部分(116)が挿入された時に、2°〜5°の間である、主流通方向(126)に対する迎え角(α)を有していることを特徴とする、流体動力学的に改良されたプラグインセンサ。
  2. 少なくとも1つの前記翼面プロフィール(210)の側面に少なくとも1つの出口開口(610)が配置されている、請求項1記載のプラグインセンサ(110)。
  3. 少なくとも1つの前記流通通路(124)が、少なくとも1つの主通路(130)と少なくとも1つのバイパス通路(136)とを有しており、前記少なくとも1つの主通路(130)が少なくとも1つの主流出口(132)を有していて、前記少なくとも1つのバイパス通路(136)が少なくとも1つのバイパス出口(138)を有しており、前記少なくとも1つの主流出口(132)及び/又は前記少なくとも1つのバイパス出口(138)が、前記少なくとも1つの翼面プロフィール(210)の側面に配置されている、請求項1又は2記載のプラグインセンサ(110)。
  4. 前記翼面プロフィール(210)が、少なくとも1つの出口開口(610)を備えた出口側と、この出口側に対する、出口開口(610)を備えていない対側(616)とを有しており、前記翼面プロフィール(210)は、流通する流動媒体内にプラグイン部分(116)が挿入された時に、流通する流動媒体の速度が、前記対側(616)におけるよりも前記出口側(614)において高くなるような流れ形状が得られるように、構成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のプラグインセンサ(110)。
  5. 前記翼面プロフィール(210)が、流動媒体内にプラグインセンサ(110)が挿入された時に、流れに対して下流側に、前記主流通方向(126)に対してほぼ垂直に位置するほぼ真っ直ぐな尾部(218)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載のプラグインセンサ(110)。
  6. 前記翼面プロフィール(210)が、2%〜7%の間のプロフィール湾曲部を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載のプラグインセンサ(110)。
  7. 前記翼面プロフィール(210)は、流通する流動媒体内にプラグイン部分(116)が挿入された時に、流動媒体の流路内の翼面プロフィール(210)の少なくとも一方側の少なくとも1つの剥離ゾーン(224)内に少なくとも局所的に最小圧力が発生するように、構成されており、この場合、前記少なくとも1つの出口開口(610)が全体的に又は部分的に前記剥離ゾーン(224)内に配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のプラグインセンサ。
  8. 翼面プロフィール(210)が、少なくとも一方側、有利には少なくとも1つの出口開口(610)が配置されている側にだけ、少なくとも1つの剥離部材(310)を有しており、該少なくとも1つの剥離部材(310)が、流通する流動媒体内に挿入されたプラグイン部分(116)において少なくとも局所的に最小圧力を生ぜしめるように構成されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のプラグインセンサ。
  9. 前記少なくとも1つの剥離部材(310)が、
    翼面プロフィール(210)の傾斜面が不連続的に変化している、不連続的な傾斜面を有する折れ曲がりプロフィール(312)と、
    翼面プロフィール(210)の少なくとも1つの有利には方形の段部、有利には0.5mm以上の高さを有する段部を備えた段部プロフィール(410)と、
    翼面プロフィール(210)の傾斜が流動媒体内の流入側(148)から流動媒体の流出側に向かって正の傾斜から負の傾斜へ滑らかに移行し、負の傾斜の領域内の湾曲が有利には正の傾斜の領域内の湾曲よりも大きい隆起プロフィール(510)と、
    翼面プロフィール(210)の延在面において少なくとも1つの転換点を有する転換プロフィールと、
    のうちの少なくとも1つを有している、請求項記載のプラグインセンサ(110)。
  10. 折れ曲がりプロフィール(312)が設けられており、翼面プロフィール(210)が流入側の前記折れ曲がりプロフィール(312)の前で、正の傾斜を有して湾曲して延在しており、翼面プロフィール(210)が流出側の前記折れ曲がりプロフィール(312)の後ろで、負の傾斜を有して、有利には真っ直ぐに延在していて、有利には翼面プロフィール(210)のプロフィール中心線に対して5°〜80°の間の角度、特に有利には20°〜70°の間の角度を成して延在している、請求項記載のプラグインセンサ。
  11. 少なくとも1つの出口開口(610)が全体的に又は部分的に、少なくとも1つの剥離部材(310)及び/又は少なくとも1つの剥離部材(310)の流出側の領域内に配置されている、請求項8から10までのいずれか1項記載のプラグインセンサ。
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