JP4975662B2 - バースト受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光アクセス網における光バースト通信に適用されるバースト受信装置に関する。
現在ではインターネットのブロードバンド化が進み伝送情報量が急速に増加しており、これに伴い大容量伝送が可能なアクセスシステムの光化が要求されている。この光化を経済的に構築できる光アクセス網として、図1(a)に示すPON(Passive Optical Network)システム10がある。このPONシステム10は、1つのOLT(Optical Line Terminal:光加入者線局内装置)11を、複数のユーザ毎のONU(Optical Network Unit:光加入者線宅内装置)12−1〜12−nで共有するように構築されている。
即ち、各ONU12−1〜12−nの各々に接続された各光ファイバ13−1〜13−nが光カプラ14に接続され、この光カプラ14が1本の光ファイバ15でOLT11に接続されてPONシステム10が構築されている。
OLT11は、光ファイバ15に接続された波長多重装置16と、バースト受信装置17と、信号処理装置18と、電気/光変換装置19とを備えて構成されている。波長多重装置16は、OLT11と各ONU12−1〜12−n間の光信号である上り及び下り信号を波長多重することによって一本の光ファイバ15で伝送可能とするものである。各ONU12−1〜12−nへ向かう下り信号は一般的な連続した信号が用いられるが、逆方向の上り信号は各ONU12−1〜12−n毎に個別に送信されるバースト状のパケット信号(光バースト信号)を時分割多重した信号が用いられる。この上りの光バースト信号は、各ONU12−1〜12−nとOLT11との距離が様々に異なるため、OLT11で受信する際に光バースト信号毎に大きなパワー差が生じる。
このような各々パワーの異なる光バースト信号をOLT11で適正に受信するために、バースト受信装置17が用いられている。つまり、バースト受信装置17は、PONシステム10の重要な要素の1つとなっている。このバースト受信装置17は、図1(b)に示すように、光/電気変換回路21とAGC(Automatic Gain Control)増幅回路22を備えて構成されている。
光/電気変換回路21は、光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の受光素子を用いた回路であり、波長多重装置16を介して受信された光バースト信号を、各々異なるパワーに応じた振幅の電気バースト信号に変換してAGC増幅回路22へ出力する。
AGC増幅回路22は、各々振幅が異なる電気バースト信号を一定振幅に増幅して信号処理装置18へ出力すると共に、外部からリセット信号が入力された際に、電気バースト信号を一定振幅に増幅するための増幅度を最大値とする初期化を行う。この初期化によって、各々振幅が異なる電気バースト信号、言い換えれば各々パワーが異なる光バースト信号を適正に検出可能となっている。
リセット信号は、PONシステム10内において所定のタイミングで図示せぬリセット信号生成装置で生成されてAGC増幅回路22へ入力されるようになっている。即ち、OLT11で順次受信される光バースト信号間には無信号区間であるガードタイムが介在されているので、そのガードタイムにおいてリセット信号が入力されるようになっている。
このようなバースト受信装置17によって、各ONU12−1〜12−nから受信した各々パワーが異なる光バースト信号を電気バースト信号に変換したのち正確に捕捉し、各々振幅が異なる電気バースト信号を一定振幅に増幅して信号処理装置18へ出力することができる。従って、信号処理装置18では、受信した光バースト信号の「H」レベル、「L」レベルを正確に検出可能となる。なお、バースト受信装置17で一定振幅に増幅された信号を受信処理信号と称する。
この種のバースト受信装置として、特許文献1に記載の光受信回路がある。この光受信回路は、同特許文献1に記載のように、バースト通信に適用される回路であって、自動スレショルド電圧制御回路と増幅器によって構成され、リセット信号によって入力信号に対する追随を開始する主増幅器を少なくとも1段備える光受信回路において、初段の主増幅器を構成する増幅器を、入力信号と同相の信号を出力する同相出力端子と、入力信号とは逆相の信号を出力する逆相出力端子を有するリミタ増幅器とし、リセット信号に起因する雑音が継続する期間は該同相出力端子の出力と該逆相出力端子の出力とを加算する構成を備えている。
これによって、初段の主増幅器を構成するリミタ増幅器の2つの入力端子間に雑音が入力された場合、該リミタ増幅器の上記同相出力端子が出力する雑音と上記逆相出力端子が出力する雑音の位相は互いに逆相となる。従って、上記リセット信号に起因する雑音が継続する期間は上記同相出力端子の出力と該逆相出力端子の出力とを加算することによって上記雑音を消去することができ、通信品質の低下を回避することが可能となっている。
特開2002−111600号公報
しかし、特許文献1や上述した図1に示した従来のバースト受信装置は、リセット信号をバースト受信装置の外部装置において、光バースト信号間のガードタイムで光受信装置に入力されるように同期を取って生成する必要があるので、そのバースト受信装置が用いられるPONシステム等のシステム構成が複雑になるという課題があった。
前記課題を解決するために、本発明は、受信された各々パワーの異なる光バースト信号を適正に検出するための初期化に必要なバースト受信装置のリセット信号を、当該バースト受信装置が適用されるシステム構成が複雑とならないように生成することを目的とする。
上記目的を達成するために、発明者らは、順次受信される各々パワーの異なる光バースト信号を電気バースト信号に変換し、これら電気バースト信号を適正検出可能に増幅する為に必要な初期化用のリセット信号を、その増幅対象の電気バースト信号自体から生成するようにした。
具体的には、バースト信号を処理し、処理の初期化をリセット信号が入力された際に行うバースト受信手段と、前記バースト信号の先端部又は後端部から前記リセット信号を生成するリセット生成手段と、を備えたことを特徴とするバースト受信装置である。
この構成によれば、バースト受信装置の内部で増幅度の初期化用のリセット信号を生成することができるので、従来のようにリセット信号をバースト受信装置の外部でシステム内での同期を考慮しながら生成する必要がなくなる。従って、そのリセット信号を、バースト受信装置の適用システムの構成が複雑とならないように生成することができる。
本発明のバースト光受信装置は、前記リセット生成手段は、前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号と、この平滑化パルス信号を遅延して得た遅延パルス信号とから前記リセット信号を生成するデジタル論理演算回路を備えたことが望ましい。
この構成によれば、リセット信号をバースト信号に同期させて生成することができる。
本発明のバースト受信装置は、前記リセット生成手段は、前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号と、この平滑化パルス信号を遅延して得た遅延パルス信号との排他的論理和演算を行い、この排他的論理和演算の結果得られた信号を前記リセット信号とすることが望ましい。
この構成によれば、リセット信号をバースト信号に同期させて生成することができる。
本発明のバースト受信装置は、前記リセット生成手段は、前記排他的論理和演算の結果得られた信号の内、前記バースト信号の先端部に対応する信号及び後端部に対応する信号の何れか一方をマスク処理し、マスク処理されない信号を前記リセット信号とすることが望ましい。
この構成によれば、リセット信号をバースト信号に同期させて生成する際に、当該バースト信号の先端部に対応したリセット信号又は、後端部に対応したリセット信号を的確に生成することができる。
本発明のバースト受信装置は、前記リセット生成手段は、前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号、及び、前記平滑化パルス信号を遅延した遅延パルス信号の何れか一方の信号と、他方の信号を反転した信号との論理積演算を行い、この論理積演算の結果得られた信号を前記リセット信号とすることが望ましい。
この構成によれば、リセット信号をバースト信号に同期させて生成する際に、当該バースト信号の先端部に対応したリセット信号又は、後端部に対応したリセット信号を的確に生成することができる。
本発明のバースト受信装置は、前記処理がバースト信号を一定振幅に増幅する処理、バースト信号の中間レベルにスレッショールドレベルを合わせて増幅する処理、及び、バースト信号の中間レベルがスレッショールドレベルとなるようにオフセットレベルを合わせて増幅する処理の何れか1つ又はそれらの組合せであることが望ましい。
この構成によれば、バースト受信装置の内部で増幅度の初期化用、スレッショールドレベルの初期化用、及び、オフセットレベルの初期化用の何れか1つのリセット信号、又はそれらを組み合わせた際の初期化用のリセット信号を生成することができるので、従来のようにリセット信号をバースト受信装置の外部でシステム内での同期を考慮しながら生成する必要がなくなる。従って、そのリセット信号を、バースト受信装置の適用システムの構成が複雑とならないように生成することができる。
本発明のバースト受信装置は、受信した光バースト信号を電気バースト信号に変換する光/電気変換手段を有し、前記バースト信号からリセット信号を生成してもよい。この構成によれば、光バースト信号を変換した電気バースト信号の場合であっても、上述同様の作用効果を得ることができる。
本発明によれば、受信された各々パワーの異なる光バースト信号を適正に検出するための初期化に必要なバースト受信装置のリセット信号を、当該バースト受信装置が適用されるシステム構成が複雑とならないように生成するバースト受信装置を提供することができる。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図2は、本発明の実施形態に係るバースト受信装置の構成を示すブロック図である。この図2に示すバースト受信装置30が、図1に示した従来のバースト受信装置17と異なる点は、光/電気変換手段としての光/電気変換回路21及びバースト受信手段としてのAGC増幅回路22の他に、リセット生成回路31を更に備えて構成したことにある。
リセット生成手段としてのリセット生成回路31は、波長多重装置16(図1参照)を介して受信された光バースト信号S1が光/電気変換回路21で電気信号に変換された電気バースト信号S2を用いてリセット信号S3を生成し、これをAGC増幅回路22へ入力するものであり、図3に示すように、LPF(ローパスフィルタ)回路33と、遅延回路34と、EXOR(排他的論理和)回路35とを備えて構成されている。
LPF回路33は、電気バースト信号S2を平滑化する処理を行い、この処理で得られる平滑化パルス信号S4を遅延回路34へ出力するものである。即ち、図4(a)に示す光バースト信号S1が光/電気変換回路21で変換された(b)に示す電気バースト信号S2を平滑化する処理を行い、この処理で得られる(c)に示す平滑化パルス信号S4を遅延回路34へ出力する。
なお、(a)〜(c)において各信号S1,S2,S3の波形を時間的にずらして表記したのは、各回路21,34での僅かな遅延を表現したものである。従って、光バースト信号S1は、時刻t1〜t4間及びt7〜t10間のバーストタイムで受信されたものとし、これが電気バースト信号S2に変換され、更に時刻t2〜t5間及びt8〜t11間の平滑化パルス信号S4に変換されたものとする。また、バーストタイムの間であるt4〜t7は信号が受信されないガードタイムである。
遅延回路34は、平滑化パルス信号S4を所定時間遅延する処理を行い、この処理で得られる遅延パルス信号S5をEXOR回路(排他的論理和回路)35へ出力するものである。ここでは、(c)に示す時刻t2〜t5間及びt8〜t11間の平滑化パルス信号S4を、(d)に示すように、時刻t3〜t6間及びt9〜t12間に遅延し、これを遅延パルス信号S5とした。
EXOR回路35は、(d)に示す遅延パルス信号S5と(c)に示す平滑化パルス信号S4との排他的論理和演算を行い、この演算で得られる(e)の時刻t2及びt3間、t5及びt6間、t8及びt9間、t11及びt12間に示す短時間のパルス状のリセット信号S3を、AGC増幅回路22へ出力するものである。
AGC増幅回路22では、そのリセット信号S3で増幅度を最大とするリセット(初期化)が行われるが、このリセットは、(f)に示すように、電気バースト信号S2の先端部、つまり光バースト信号S1の先頭部(先端部)に配置されたプリアンブル(同期用捨てデータ)区間内で行うようにタイミングがとってある。つまり、光バースト信号S1の先端部からリセット信号S3を生成し、同光バースト信号S1を電気信号に変換した電気バースト信号S2のプリアンブル区間でリセットを行うようにした。
プリアンブルは、方式上十分な時間でバースト先頭部に配置されるので、このプリアンブル区間内でリセットを行えばプリアンブル信号が破損されても、この後続に配置された必要信号部分は破壊されることがない。更に、リセット信号S3は、電気バースト信号S2の先端部のみならず、後端部からも生成されるが、この後端部のリセット信号S3は電気バースト信号S2の最後尾を過ぎたガードタイムで生成されるので、必要信号部分に影響を与えることはない。
このようなリセット生成回路31を備えた本実施形態のバースト受信装置30を、図1に示したPONシステム10において、OLT11内の従来のバースト受信装置17の代わりに用いて光バースト信号S1を受信する場合の動作を説明する。
PONシステム10では、各ONU12−1〜12−nから各光ファイバ13−1〜13−nを介して個別に送信されたバースト状のパケット光信号が、光カプラ14で結合されたのち1本の光ファイバ15を経由し、OLT11の波長多重装置16で時分割多重されてバースト受信装置30で順次受信される。この受信される光バースト信号S1は、各ONU12−1〜12−nとOLT11との距離差に応じて、図4(a)に示すように、各々パワーが異なって受信される。
この受信された光バースト信号S1は、光/電気変換回路21で(b)に示すように、各パワーに応じて異なる振幅の電気バースト信号S2に変換され、更に、リセット生成回路31のLPF回路33で(c)に示すように平滑化されて平滑化パルス信号S4とされる。
この平滑化パルス信号S4は、そのままEXOR回路35へ出力されると共に、遅延回路34で(d)に示すように遅延されてEXOR回路35に入力される。EXOR回路35では、その遅延パルス信号S5と平滑化パルス信号S4との排他的論理和演算が実行され、この結果、(e)に示すパルス状のリセット信号S3が生成され、AGC増幅回路22へ出力される。
AGC増幅回路22では、既に電気バースト信号S2のプリアンブル区間の一部が入力されており、(f)に時刻t2及びt3間、t8及びt9間で示すように、そのタイミングでリセット信号S3が入力されるので、プリアンブル区間にてAGC増幅のための増幅度が最大に初期化される。この初期化によって、(f)又は(b)に示すように、電気バースト信号S2の振幅が異なっていたとしても、その振幅が適正に検出されて(g)に示すように一定振幅に増幅され、この増幅された受信処理信号S6が信号処理装置18へ出力される。言い換えれば(a)に示すように、受信された光バースト信号S1のパワーが異なっていたとしても、これら光バースト信号S1を適正に検出することができる。
このように本実施形態のバースト受信装置30によれば、順次受信される各々パワーの異なる光バースト信号S1を電気バースト信号S2に変換し、これら電気バースト信号S2を一定振幅に増幅するための増幅度を最大とする初期化用のリセット信号S3を、増幅対象となる電気バースト信号S2の先端部、つまり光バースト信号S1の先端部から生成するようにした。この先端部は、信号破壊が生じても問題の無いプリアンブル区間であるので、このプリアンブル区間でリセット信号S3による初期化が行われても光バースト信号S1の必要部分に何ら問題が生じることはない。
また、光バースト信号S1の先端部からリセット信号S3を生成するために、LPF回路33で光バースト信号S1を平滑化した平滑化パルス信号S4と、この平滑化パルス信号S4を遅延回路34で遅延して得た遅延パルス信号S5との排他的論理和演算をEXOR回路35で行い、この排他的論理和演算の結果得られた信号をリセット信号S3とするようにした。
このようにバースト受信装置30の内部で増幅度の初期化用のリセット信号S3を生成するようにしたので、従来のようにリセット信号をバースト受信装置の外部装置でPONシステム10内での同期を考慮しながら生成する必要がなくなる。このため、バースト受信装置が用いられるPONシステム10等のシステム構成が複雑になるという問題を無くすことができる。言い換えれば、バースト受信装置30の増幅度の初期化用のリセット信号S3を、バースト受信装置30が適用されるシステム構成が複雑とならないように生成することができる。
この他、リセット生成回路31を、図5(a)又は(b)に示すように構成してもよい。図5(a)に示すリセット生成回路31−1は、上述したリセット信号S3のうち光バースト信号S1の後端部に対応するパルス信号をマスク処理し、このマスク処理されない先端部のパルス信号をリセット信号S3−1として出力するAND回路37を更に備えて構成したものである。
即ち、AND回路37によって、EXOR回路35から出力される図6(e)に示すパルス信号(上述のリセット信号と区別のため異なる名称とした)S3と、LPF回路33から出力される図6(c)に示す平滑化パルス信号S4との論理積演算を行い、この結果得られる図6(f)に示すような、光バースト信号S1の先端部のみに対応するパルス状のリセット信号S3−1を出力するようにした。
このリセット信号S3−1を用いれば、前述で説明したと同様に図6(g)に示すように、電気バースト信号S2のプリアンブル区間でAGC増幅回路22の増幅度を最大とする初期化を行うことができるので、この初期化によって、同(g)又は(b)に示すように、電気バースト信号S2の振幅が異なっていたとしても、その振幅が適正に検出されて図6(h)に示すように一定振幅に増幅され、この増幅された受信処理信号S6が信号処理装置18へ出力される。つまり、図6(a)に示すように、受信された光バースト信号S1のパワーが異なっていたとしても、これら光バースト信号S1を適正に検出することができる。
一方、図5(b)に示すリセット生成回路31−2は、上述したリセット信号S3のうち光バースト信号S1の先端部に対応するパルス信号をマスク処理し、このマスク処理されない後端部に対応するパルス信号をリセット信号S3−2として出力するAND回路38を更に備えて構成したものである。
即ち、AND回路38によって、EXOR回路35から出力される図6(e)に示すパルス信号S3と、遅延回路34から出力される図6(d)に示す遅延パルス信号S5との論理積演算を行い、この結果得られる図6(i)に示すような、光バースト信号S1の後端部のみに対応するパルス状のリセット信号S3−2を出力するようにした。このリセット信号S3−2は、図6(j)との比較から分かるように、時刻t5、t11で示す電気バースト信号S2の最後尾を過ぎたガードタイムで生成されるので、必要信号部分に影響を与えることはない。
従って、電気バースト信号S2の最後尾を過ぎたガードタイムでAGC増幅回路22の増幅度を最大とする初期化を行うことができるので、この初期化によって、図6(j)に示すように電気バースト信号S2の振幅が異なっていたとしても、その振幅が適正に検出されて(k)に示すように一定振幅に増幅され、この増幅された受信処理信号S6が信号処理装置18へ出力される。つまり、受信された光バースト信号S1のパワーが異なっていたとしても、これら光バースト信号S1を適正に検出することができる。
更に、前述のリセット生成回路31に代え、図7に示すリセット生成回路31−3を用いてもよい。このリセット生成回路31−3は、図2及び図3に示したリセット生成回路31のEXOR回路35の代わりにAND回路(論理積回路)40を用い、このAND回路40と遅延回路34との間にインバータ回路41を接続して構成したものである。即ち、図7の(a)〜(c)にタイミングチャートで示すように、遅延回路34から出力される遅延パルス信号S5(図4参照)をインバータ回路41で反転した反転パルス信号S5aと、LPF回路33から出力される平滑化パルス信号S4との論理積演算をAND回路40で行うと、この結果、時刻t2とt3間、時刻t8とt9間で「H」レベルとなるパルス状のリセット信号S3−3が得られる。このリセット信号S3−3によっても上述同様に、AGC増幅回路22を初期化することができる。
更には、図8に示すリセット生成回路31−4を用いてもよい。このリセット生成回路31−4もEXOR回路35の代わりにAND回路40を用い、このAND回路40とLPF回路33との間にインバータ回路42を接続して構成したものである。即ち、図8の(a)〜(c)にタイミングチャートで示すように、LPF回路33から出力される平滑化パルス信号S4(図4参照)をインバータ回路42で反転した反転パルス信号S4aと、遅延回路34から出力される遅延パルス信号S5との論理積演算をAND回路40で行うと、この結果、時刻t5とt6間、時刻t11とt12間で「H」レベルとなるパルス状のリセット信号S3−4が得られる。このリセット信号S3−4によっても上述同様に、AGC増幅回路22を初期化することができる。
上記構成に限らず、各種論理演算回路を適宜組み合わせることにより、パルス状のリセット信号を生成することが可能である。
更に、この他、バースト受信手段としてAGC増幅回路22に代え、ATC(Automatic threshold Control)増幅回路又は、AOC(Auto Offset Control)増幅回路を用いても同様に上述した各リセット信号S3,S3−1,S3−2の何れかを次に記載するように用いることができる。
ATC増幅回路は、光/電気変換回路21で変換された電気バースト信号S2の中間レベルにスレッショールドレベルを合わせて増幅する処理を行うが、この際、そのスレッショールドレベルの初期化を、各リセット信号S3,S3−1,S3−2の何れかが入力された際に行うようにすればよい。この処理においても、前述したと同様に、各々パワーの異なる光バースト信号S1を適正に受信して検出することができる。
AOC増幅回路は、光/電気変換回路21で変換された電気バースト信号S2の中間レベルがスレッショールドレベルとなるようにオフセットレベルを合わせて増幅する処理を行うが、この際、そのオフセットレベルの初期化を、各リセット信号S3,S3−1,S3−2の何れかが入力された際に行うようにすればよい。この処理においても、前述したと同様に、各々パワーの異なる光バースト信号S1を適正に受信して検出することができる。
更には、AGC増幅回路、AOC増幅回路、ATC増幅回路の2つ以上を適時組み合わせてもよい。なお、バースト受信装置において受信信号である光バースト信号の増幅回路として用いられるTIA(Transimpedance Amplifier)ではAOC増幅回路が、LIM(Limiting Amplifier)ではAGC増幅回路、AOC増幅回路、ATC増幅回路が適宣組み合わされる。
但し、本実施形態のバースト受信装置は、受信信号が光バースト信号のケースについて説明したが、ベースバンド電気バースト信号や無線電気バースト信号等にも適用することができる。
(実施例)
次に、上述したバースト受信装置の実施例の回路構成を図9に示し、その説明を行う。図9に示すバースト受信装置30−1は、光/電気変換回路がAPD(Avalanche Photo Diode)51及びカレントミラー回路52を有して構成され、受信信号の増幅回路がトランスインピーダンス型AGC増幅回路54及びAOC付リミッタ増幅回路55を有して構成され、リセット生成回路が抵抗器R1,R2,R3を組合わせた演算増幅回路57、比較回路58、遅延回路34及びEXOR回路35を有して構成されている。
但し、演算増幅回路57の反転入力端子「−」と出力端子との間には抵抗器R1が接続され、非反転入力端子「+」には、電源Vとアース間に直列接続された抵抗器R2及びR3の中間部分が接続され、これによる基準電圧が印加されている。
このような構成において、光バースト信号S1がAPD51に入射されると、当該APD51でその入射光に応じた電流が流れ、この電流である電流信号S1aがトランスインピーダンス型AGC増幅回路54に入力される。これと同時に、APD51に流れたと同じ電流がカレントミラー回路52にも流れ、この電流に比例した電流信号S1bが演算増幅回路57の反転入力端子「−」へ出力される。
演算増幅回路57では、その電流信号S1aが基準電圧に応じて電圧信号に変換されて出力される。この電圧信号中のバースト信号成分が比較回路58でパルス信号として検出され、このパルス信号を含んで平滑化パルス信号S4として、そのままEXOR回路35へ出力されると共に、遅延回路34で遅延され、遅延パルス信号S5としてEXOR回路35に入力される。EXOR回路35では、その遅延パルス信号S5と平滑化パルス信号S4との排他的論理和演算が実行され、この結果得られるリセット信号S3が、トランスインピーダンス型AGC増幅回路54及びAOC付リミッタ増幅回路55へ出力される。
トランスインピーダンス型AGC増幅回路54では、上記の電流信号S1aが電圧に変換され、このうち各々振幅が異なるバースト信号が一定振幅に増幅されてAOC付リミッタ増幅回路55へ出力される。AOC付リミッタ増幅回路55では、その一定振幅に増幅された信号の中間レベルがスレッショールドレベルとなるようにオフセットレベルが合わされて増幅される処理が行われ、これが受信処理信号S6として出力される。
また、トランスインピーダンス型AGC増幅回路54では、リセット信号S3が入力された際にバースト信号が一定振幅に増幅されるための増幅度が最大値とされる初期化が行われ、AOC付リミッタ増幅回路55では、オフセットレベルの初期化が行われる。これらの初期化によって、各々振幅が異なるバースト信号、言い換えれば各々パワーが異なる光バースト信号を適正に検出することができる。
本発明のバースト受信装置は、大容量伝送が可能なFTTH(Fiber To Home)等の光アクセス網に適用することができる。
(a)PONシステムの構成を示すブロック図、(b)従来のバースト受信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るバースト受信装置の構成を示すブロック図である。 リセット生成回路の構成を示すブロック図である。 上記実施形態のバースト受信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 上記リセット生成回路の他の構成を示し、(a)は光バースト信号の後端部からの生成パルス信号のマスク処理を行うブロック構成図、(b)は光バースト信号の先端部からの生成パルス信号のマスク処理を行うブロック構成図である。 上記マスク処理を行うバースト受信装置の動作を説明するためのタイミングチャートである。 上記リセット生成回路の他の構成を示し、(a)は平滑化パルス信号、(b)は反転パルス信号、(c)はリセット信号のタイミングチャートである。 上記リセット生成回路の他の構成を示し、(a)は反転パルス信号、(b)は遅延パルス信号、(c)はリセット信号のタイミングチャートである。 本発明の実施例のバースト受信装置の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
10:PONシステム
11:OLT(光加入者線局内装置)
12−1〜12−n:ONU(光加入者線宅内装置)
13−1〜13−n,15:光ファイバ
14:光カプラ
16:波長多重装置
17,30,30−1:バースト受信装置
18:信号処理装置
19:電気/光変換装置
21:光/電気変換回路
22:AGC増幅回路
31,31−1,31−2,31−3,31−4:リセット生成回路
33:LPF回路
34:遅延回路
35:EXOR回路
37,38,40:AND回路
41,42:インバータ回路
51:APD
52:カレントミラー回路
54:トランスインピーダンス型AGC増幅回路
55:AOC付リミッタ増幅回路
57:演算増幅回路
58:比較回路
S1:光バースト信号
S1a,S1b:電流信号
S2:電気バースト信号
S3,S3−1,S3−2,S3−3,S3−4:リセット信号
S4:平滑化パルス信号
S4a:反転パルス信号
S5:遅延パルス信号
S5a:反転パルス信号
S6:受信処理信号

Claims (5)

  1. バースト信号を増幅処理し、増幅処理の初期化をリセット信号が入力された際に行うバースト受信手段と、
    前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号の後端と、この平滑化パルス信号を遅延して得た遅延パルス信号の後端と、の間のパルス状の前記リセット信号を生成するリセット生成手段と、
    を備えたことを特徴とするバースト受信装置。
  2. 前記リセット生成手段は、前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号と、この平滑化パルス信号を遅延して得た遅延パルス信号との排他的論理和演算を行い、この排他的論理和演算の結果得られた信号の内、前記バースト信号の先端部に対応する信号をマスク処理し、マスク処理されない信号を前記リセット信号とすることを特徴とする請求項1に記載のバースト受信装置。
  3. 前記リセット生成手段は、前記バースト信号を平滑化して得た平滑化パルス信号、及び、前記平滑化パルス信号を遅延した遅延パルス信号の何れか一方の信号と、他方の信号を反転した信号との論理積演算を行い、この論理積演算の結果得られた信号を前記リセット信号とすることを特徴とする請求項1に記載のバースト受信装置。
  4. 前記増幅処理がバースト信号を一定振幅に増幅する処理、バースト信号の中間レベルにスレッショールドレベルを合わせて増幅する処理、及び、バースト信号の中間レベルがスレッショールドレベルとなるようにオフセットレベルを合わせて増幅する処理の何れか1つ又はそれらの組合せであることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のバースト受信装置。
  5. 受信した光バースト信号を電気バースト信号に変換する光/電気変換手段を有し、前記バースト信号が前記電気バースト信号であることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のバースト受信装置。
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