JP2004343247A - デューティー比補正回路、光受信装置及び光伝送システム - Google Patents

デューティー比補正回路、光受信装置及び光伝送システム Download PDF

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尚美 大橋
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Abstract

【課題】システムとして小型で低コストな構成で、正確に電気信号を識別・再生できるように、受信信号のデューティー比を50%に補正する。
【解決手段】光電気変換増幅部21は、入力光信号を電気信号に変換し、差動広帯域増幅部22とトリガ発生部25に送出する。トリガ発生部は、トリガ信号を生成し、デューティー比補正回路26に送出する。差動広帯域増幅部は、出力信号を識別・再生部23とデューティー比補正回路とクロック生成部27に送出する。デューティー比補正回路は、トリガ発生部と差動広帯域増幅部の出力信号を基に、差動広帯域増幅部の出力信号のデューティー比を補正する制御信号を生成し、差動広帯域増幅部に送出する。クロック生成部は、クロック信号を生成し、識別・再生部に送出する。識別・再生部は、クロック信号を基に、差動広帯域増幅部から送出された信号を識別・再生する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信信号のデューティー比を補正するデューティー比補正回路、かかるデューティー比補正回路を用いた光受信装置及び光伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
光伝送システムでは、受信信号中のデータの前に置かれるパルス信号からなるプリアンブルを正確に受信・復調する必要があり、その受信信号のデューティー比は50%であることが望ましい。しかし、種々の理由により、受信信号のデューティー比は50%から多くなったり、少なくなったりする。正しく受信するためには、受信信号のデューティー比の誤差は、GHz帯の光伝送では、50%に対して(+/−)5%以内に押さえる必要がある。
【0003】
図8は従来のデューティー比補正回路の構成を示すブロック図である。これは、受信信号DATA INを増幅する増幅器40の出力信号から直流電圧を抽出する時定数回路を構成するCR回路42と、CR回路42通過後の電圧と基準電圧を比較する比較器44とで構成され、比較器44の出力信号は増幅器40の他の入力端子に入力されるというものである。この例では、時定数回路を用いるだけで増幅器40が出力した信号のデューティー比を検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしこのような構成を有するデューティー比補正回路では、増幅器の出力振幅のバラツキにより、検出できるデューティー比の精度が悪くなることや、異なる信号レベルの出力を持つ増幅器などに対して個別に基準電圧の設定を行わなければならなくなるなどの問題点がある。
【0005】
また、電気信号のデューティー比を補正する従来技術としては、例えば、「クロック最小幅保証装置および方法」という名称の下記の特許文献1に記載されたものがある。これは、クロックを受信するクロック受信部と、クロック受信部の出力を微分する微分回路と、微分回路の出力振幅を決定する定電圧回路及び整流回路と、整流回路の出力信号を積分する積分回路と、積分回路の出力とクロック受信部の出力信号の電圧を比較する電圧比較回路とで構成される。定電圧回路は、微分回路の出力振幅を電圧比較回路で比較する電圧値の2倍程度に設定し、積分回路では、電圧比較回路に設定したしきい値電圧に達する時間がクロックの最小幅を保証するような時定数に設定する。電圧比較回路では、クロック受信部の出力信号と積分回路出力の電圧値が電圧比較回路に設定したしきい値電圧よりも高いか低いかを判定し、両方の電圧値が、しきい値電圧よりも高い場合にはパルスを立ち上げる。このように、積分回路の時定数を保証したいクロックの最小幅時間に設定すれば、任意のクロック最小幅時間を保証することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平5−199083号公報(図1、要約書)
【0007】
しかしながら、このような構成では、単発的な位相のずれは補正できるものの、定常的に補正をかけられないことや、周波数の異なる信号に対して個別に素子の定数を設定しなければならなくなる。また、積分回路の時定数の精度がデューティー比の検出精度となるため、定常状態においてもデューティー比を補正してしまう可能性が大きいなどの問題がある。
【0008】
したがって、本発明の目的は、上記2つの問題を解決するために、差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、信号検出部からの出力信号を基に差動広帯域増幅部の出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部とを設けることにより、デューティー比を補正する技術を提供することにある。また、差動広帯域増幅部、信号検出部、及び調整部を1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のデューティー比補正回路は、受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、
前記信号検出部からの出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、
前記受信信号に応答し、前記調整部から出力する前記制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、
前記制御信号を前記差動広帯域増幅部に送出する手段とを、
有する構成としている。
【0010】
また、本発明のデューティー比補正回路は、受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、
前記信号検出部からの出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、
前記受信信号に応答し、前記調整部から出力する前記制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、
前記制御信号を前記差動広帯域増幅部の後段に接続される識別・再生部に送出する手段とを、
有する構成としている。
【0011】
また、本発明では、前記信号検出部は、前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のピークを検出するピーク検出部と、前記ピーク検出部の出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とを比較する比較回路を有している。
【0012】
また、本発明では、前記比較回路は、前記ピーク検出部の前記出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とのANDをとる機能を有している。
【0013】
また、本発明では、前記比較回路は、前記ピーク検出部の前記出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とのEX−ORをとる機能を有している。
【0014】
また、本発明では、前記調整部は、前記信号検出部の前記出力信号と基準電圧の差を抽出する差分抽出部と、前記差動広帯域増幅部の前記出力信号の直流電圧を検出する直流電圧検出部と、前記差分抽出部の出力信号と前記直流電圧検出部の出力信号を加算あるいは減算する計算部と、前記計算部の出力信号の出力タイミングを前記トリガ信号によって制御するコントロール部を有している。
【0015】
また、本発明では、入力された光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、前記光電気変換部の出力信号を増幅する差動広帯域増幅部と、前記差動広帯域増幅部の出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を補正する請求項1から6に記載のデューティー比補正回路と、前記差動広帯域増幅部の前記出力信号に応答してクロック信号を生成するクロック生成部と、前記クロック生成部の出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号を識別・再生する識別・再生部とから構成される光受信装置を提供する。
【0016】
また、本発明では、前記差動広帯域増幅部、前記信号検出部、及び前記調整部は、1つのICに集積化される特徴を有している。
【0017】
また、本発明では、光信号を生成する光送信装置と、前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を伝搬してきた光信号を受信する上記光受信装置とを備えている光伝送システムを提供する。
【0018】
これらの構成とすることにより、増幅器の出力振幅、出力信号レベルのバラツキや、積分回路の時定数の精度のバラツキが発生しても、また、周波数の異なる信号に対しても、差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、信号検出部からの出力信号を基に差動広帯域増幅部出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部とを設けることにより、デューティー比を補正することができる。また、差動広帯域増幅部、信号検出部、及び調整部を1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について説明する。
【0020】
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係る光伝送システムの第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。この光伝送システムは、光送信装置10と、光受信装置20と、これらの間で光信号を伝送する光伝送路12を有している。光受信装置20は、光送信装置10から光伝送路12を介して伝送される光信号を受信して所定の識別・再生動作を行うよう構成されている。
【0021】
光受信装置20は、光電気変換増幅部21と、差動広帯域増幅部22と、識別・再生部23と、クロック(CLK)生成部24と、トリガ発生部25と、デューティー比補正回路26とを有している。デューティー比補正回路26は、信号検出部26Aと、調整部26Bとを有している。
【0022】
光送信装置10は光信号を生成し光伝送路12に送出する。光伝送路12を通った光信号は光受信装置20に入力される。ここで光受信装置20では、光電気変換増幅部21において、入力された光信号を電気信号に変換し、差動広帯域増幅部22とトリガ発生部25にそれぞれ送出する。トリガ発生部25では、光電気変換増幅部21の出力信号を基にトリガ信号を生成し、デューティー比補正回路26に送出する。差動広帯域増幅部22では、入力された電気信号を増幅し、識別・再生部23とデューティー比補正回路26とクロック生成部24にそれぞれ送出する。デューティー比補正回路26では、トリガ発生部25と差動広帯域増幅部22のそれぞれの出力信号を基に、差動広帯域増幅部22の出力信号のデューティー比を補正する制御信号を生成した後、制御信号を差動広帯域増幅部22に送出する。クロック生成部24では、差動広帯域増幅部22から送出された信号を基にクロックを生成した後、識別・再生部23にクロック信号を送出する。識別・再生部23は、クロック生成部24から送出されたクロック信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された信号を識別・再生する。以下、光受信装置20の動作について、図2〜図4を用いて説明する。
【0023】
図2は光受信装置20の構成を詳しく示すブロック図である。図1に示す構成要素と同一の構成要素は、同一の参照符号により示されている。デューティー比補正回路26を構成する信号検出部26Aと調整部26Bについて次に説明する。信号検出部26Aは、ピーク検出部27と比較回路28とを有している。また調整部26Bは、直流電圧検出部29、差分抽出部30、計算部31、コントロール部32とを有している。
【0024】
図2の光受信装置20の動作について説明する。光電気変換増幅部21に入力された光信号は、電気信号Aに変換され差動広帯域増幅部22とトリガ発生部25にそれぞれ送出される。差動広帯域増幅部22は、入力された電気信号Aを増幅し、識別・再生部23とクロック生成部24とデューティー比補正回路26内部のピーク検出部27、比較回路28、直流電圧検出部29にそれぞれ送出する。ピーク検出部27は、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bの振幅のピークを検出した後、その結果を示す信号Cを比較回路28に送出する。比較回路28は、ピーク検出部27から送出された信号Cと差動広帯域増幅部22から送出された電気信号BとのANDをとり、平均化した後、その結果を示す信号Dを差分抽出部30に送出する。なお、この平均化動作には、約200〜300psの時間を要するのみである。差分抽出部30は、比較回路28から送出された信号Dと基準電圧Vr1との差分Fを抽出し、この差分Fを計算部31に送出する。また、直流電圧検出部29は、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bの直流電圧Eを検出した後、計算部31に送出する。なお、各信号を示す符号A〜Hは、以下の説明で対応する信号の波形を示す符号としても用いる。
【0025】
計算部31は、直流電圧検出部29から送出された直流電圧Eに、差分抽出部30から送出された差分Fを加算、あるいは減算して、コントロール部32にその結果を示す信号Gを送出する。トリガ発生部25は、光電気変換増幅部21から電気信号Aが入力されると同時に、ある一定時間だけ論理”HIGH”が続くトリガ信号Hを生成し、そのトリガ信号Hをコントロール部32に送出する。コントロール部32は、トリガ発生部25から送出されたトリガ信号Hの論理が”HIGH”の時間だけ、計算部31から送出された信号Gを差動広帯域増幅部22の入力端子に送出する。
【0026】
このとき、電気信号Aは、その先頭部分には論理レベルが”HIGH”、”LOW”の繰り返しとして一定時間続くパターン(以降、プリアンブルパターン)を持つバースト信号、あるいは、一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号である。また、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが続く時間を認識しており、バースト信号の場合は電気信号Aが入力されると同時に、すなわち、プリアンブルパターンが入力されると同時に、論理”HIGH”の信号を、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号の場合においても、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが存在する一定周期を認識しており、その周期ごとに、論理”HIGH”の信号を、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。さらに、基準電圧Vr1は、プリアンブルパターンのデューティー比が50%になる電圧に設定されている。
【0027】
クロック生成部24は、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bからクロック信号を生成し、識別・再生部23に送出する。識別・再生部23は、クロック生成部24から送出されたクロック信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bを識別・再生する。
【0028】
次に、デューティー比補正回路26を含む光受信装置20の動作について、図3を用いて説明する。図3は光受信装置20における主要な信号の波形を示す波形図である。すなわち、光電気変換増幅部21の出力波形をA、差動広帯域増幅部22の出力波形をB、ピーク検出部27の出力波形をC、比較回路28の出力波形をD、直流電圧検出部29の出力波形をE、差分抽出部30の出力波形をF、計算部31の出力波形をG、トリガ発生部25の出力波形をHとしてそれぞれ示している。
【0029】
このとき、波形Aは、その先頭部分にプリアンブルパターンを持つバースト信号、あるいは、一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号であり、プリアンブルパターン部のデューティー比は75%となっている。また、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが続く時間を認識しており、バースト信号の場合は電気信号が入力されると同時に、すなわち、プリアンブルパターンが入力されると同時に波形Hを、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけコントロール部32に送出する。一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号の場合においても、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが存在する一定周期を認識しており、その周期ごとに波形Hを、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。
【0030】
次にピーク検出部27は、波形Bのピーク値を検出し、波形Cを生成し、比較回路28に送出する。比較回路28は、波形Bと波形CのANDをとった後、平均化して波形Dを生成し、差分抽出部30に送出する。図3中に、平均化前の波形を波形Dの欄に記載しているが、平均化前のデューティー比が75%であるため、平均化後のレベルは”HIGH”レベルの0.75倍の値となる。差分抽出部30は、波形DとVr1の差分を抽出し、波形Fを生成し、計算部31に送出する。波形Dが0.75、Vr1が0.5という場合であれば、波形FはF=D−Vr1=0.25となる。直流電圧検出部29は、波形Bの直流電圧成分を検出して、波形Eを計算部31に送出する。波形Bはデューティー比が75%であるため、波形Eは”HIGH”レベルの0.75倍の値となる。
【0031】
計算部31は、入力される波形Eと波形Fから、波形Bのデューティー比を50%にするような波形Gを生成し、コントロール部32に送出する。コントロール部32は、トリガ発生部25から送出された波形Hの論理”HIGH”の時間だけ、計算部31から送出された波形Gをそのまま差動広帯域増幅部22の入力端子に送出する。波形Hの論理が”HIGH”から”LOW”に切り替わった時点で、コントロール部32は、論理が切り替わる直前の波形Hの値に固定し、その固定値を差動広帯域増幅部22に送出する。波形Hの論理が”HIGH”になるまで、すなわち、次のプリアンブルパターンがトリガ発生部25に入力され、波形Hが論理”HIGH”となり、コントロール部32に入力されるまで、この波形Hの固定値を出力し続ける。
【0032】
これにより、デューティー比が50%よりも大きい場合、すなわち図3に示すようなデューティー比が75%の場合において、電気信号のピーク検出、ピーク検出値と電気信号とのAND、基準電圧との差分抽出、電気信号の直流電圧成分の検出、直流電圧成分と差分抽出の値からデューティー比を50%にする信号の生成及び差動広帯域増幅部の入力端子への送出をすることにより、電気信号波形のデューティー比を50%にすることができる。
【0033】
以上は、初期の電気信号波形のデューティー比が75%という場合について述べたが、図2の光受信装置20は、デューティー比が25%という場合についても同様の動作をする。前述と変わるところは、比較回路28の出力波形D、直流電圧検出部29の出力波形E、差分抽出部30の出力波形Fであり、波形D及び波形Eは”HIGH”レベルの0.25倍の値に、波形FはF=D−Vr1=0.25−0.5=−0.25に、変化する。そして計算部31では波形E、Fを基にデューティー比が50%になるような波形Gを生成し、コントロール部32に送出する。コントロール部32では、前述した動作を行い、差動広帯域増幅部22の入力端子に波形Gを送出する。
【0034】
また、比較回路28の機能としては、AND機能のほかEX−OR機能のものもある。図4にデューティー比が25%という場合の、図2の光受信装置20における信号A〜Hの波形を示す。比較回路28がEX−OR機能のものに代わることにより、比較回路28の出力波形D、及び差分抽出部30の出力波形Fが変化する。例えば、波形Bのデューティー比が75%である場合、波形Dは”HIGH”レベルの0.25倍の値となる。また波形Fは、F=D−Vr1=−0.25という値となる。計算部31は、直流電圧検出部29の出力波形Eと差分抽出部30の出力波形Fより、波形Bのデューティー比を50%にするような波形Gを生成し、コントロール部32に送出する。そしてコントロール部32は、トリガ発生部25から出力される波形Hにより、波形Gを差動広帯域増幅部22の入力端子に送出する。
【0035】
波形Bのデューティー比が25%といった50%よりも小さい場合においても、前述した動作と同様な動作を行うが、その詳細は省略する。これにより、比較回路28の機能がANDからEX−ORになった場合においても、デューティー比が50%よりも大きい場合、あるいは小さい場合において、電気信号のピーク検出、ピーク検出値と電気信号とのEX−OR、基準電圧との差分抽出、電気信号の直流電圧成分の検出、直流電圧成分と差分抽出の値からデューティー比を50%にする信号の生成及び差動広帯域増幅部の入力端子への送出をすることにより、電気信号波形のデューティー比を50%にすることができる。
【0036】
このように本実施の形態では、デューティー比補正回路において、電気信号のピーク検出、ピーク検出値と電気信号とのANDあるいはEX−OR、基準電圧との差分抽出、電気信号の直流電圧成分の検出、直流電圧成分と差分抽出の値からデューティー比を50%にする信号の生成及び差動広帯域増幅部22の入力端子への送出をすることにより、電気信号波形のデューティー比を50%にすることができる。また、信号検出部26A、調整部26Bで構成されるデューティー比補正回路26と差動広帯域増幅部22とを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0037】
<第2の実施の形態>
次に本発明の光伝送システムの第2の実施の形態について説明する。図5は本発明に係る光伝送システムの第2の実施の形態のブロック図である。この光伝送システムは、第1の実施の形態と同様に、光送信装置10と、光受信装置20と、これらの間で光信号を伝送する光伝送路12を有している。光受信装置20は、光送信装置10から光伝送路12を介して伝送される光信号を受信して所定の識別・再生動作を行うよう構成されている。
【0038】
光受信装置20は、光電気変換増幅部21と、差動広帯域増幅部22と、識別・再生部23と、クロック(CLK)生成部24と、トリガ発生部25と、デューティー比補正回路26とを有している。デューティー比補正回路26は、信号検出部26Aと、調整部26Bとを有している。
【0039】
光送信装置10は光信号を生成し光伝送路12に送出する。光伝送路12を通った光信号は光受信装置20に入力される。ここで光受信装置20では、光電気変換増幅部21において、入力された光信号を電気信号に変換し、差動広帯域増幅部22とトリガ発生部25にそれぞれ送出する。トリガ発生部25では、光電気変換増幅部21の出力信号を基にトリガ信号を生成し、デューティー比補正回路26に送出する。差動広帯域増幅部22では、入力された電気信号を増幅し、識別・再生部23とデューティー比補正回路26とクロック生成部24にそれぞれ送出する。デューティー比補正回路26では、トリガ発生部25と差動広帯域増幅部22のそれぞれの出力信号を基に、差動広帯域増幅部22の出力信号のデューティー比を補正する制御信号を生成した後、制御信号を識別・再生部23とクロック生成部24にそれぞれ送出する。クロック生成部24では、デューティー比補正回路26からの制御信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された信号のデューティー比を50%に補正した後、クロックを生成し識別・再生部23にクロック信号を送出する。識別・再生部23は、クロック生成部24から送出されたクロック信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された信号を識別・再生する。以下、光受信装置20の動作について、図6を用いて説明する。
【0040】
図6は図5の光受信装置20の内部の構成を示すブロック図である。図6の光受信装置20は、光電気変換増幅部21と、差動広帯域増幅部22と、識別・再生部23と、クロック生成部24と、トリガ発生部25と、デューティー比補正回路26とで構成されている。また、デューティー比補正回路26は、ピーク検出部27、比較回路28、直流電圧検出部29、差分抽出部30、計算部31、コントロール部32とで構成される。光電気変換増幅部21に入力された光信号は、電気信号Aに変換され差動広帯域増幅部22とトリガ発生部25にそれぞれ送出される。差動広帯域増幅部22は、入力された電気信号Aを増幅し、識別・再生部23とクロック生成部24とデューティー比補正回路26内部のピーク検出部27、比較回路28、直流電圧検出部29にそれぞれ送出する。
【0041】
ピーク検出部27は、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bの振幅のピークを検出した後、その結果を比較回路28に送出する。比較回路28は、ピーク検出部27から送出された信号Cと差動広帯域増幅部22から送出された電気信号BとのANDをとり平均化した後、その結果を差分抽出部30に送出する。差分抽出部30は、比較回路28から送出された信号Dと基準電圧Vr1との差分を抽出し、その結果を計算部31に送出する。また、直流電圧検出部29は、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bの直流電圧を検出した後、計算部31に送出する。計算部31は、直流電圧検出部29から送出された信号Eに、差分抽出部30から送出された信号Fを加算、あるいは減算して、コントロール部32にその結果を送出する。
【0042】
トリガ発生部25は、光電気変換増幅部21から電気信号Aが入力されると同時に、ある一定時間だけ論理”HIGH”が続くトリガ信号Hを生成し、そのトリガ信号Hをコントロール部32に送出する。コントロール部32は、トリガ発生部25から送出されたトリガ信号Hの論理が”HIGH”の時間だけ、計算部31から送出された信号Gを識別・再生部23、及びクロック生成部24にそれぞれ送出する。このとき、電気信号Aは、その先頭部分には論理が”HIGH”、”LOW”の繰り返しが、一定時間続くパターン(以降、プリアンブルパターン)を持つバースト信号、あるいは、一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号である。また、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが続く時間を認識しており、バースト信号の場合は電気信号Aが入力されると同時に、すなわち、プリアンブルパターンが入力されると同時に、論理”HIGH”の信号を、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号の場合においても、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが存在する一定周期を認識しており、その周期ごとに、論理”HIGH”の信号を、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。さらに、基準電圧Vr1は、プリアンブルパターンのデューティー比が50%になる電圧に設定されている。
【0043】
そして、クロック生成部24は、デューティー比補正回路26内のコントロール部32から送出された制御信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bのデューティー比を50%に補正した後、クロック信号を生成し識別・再生部23に送出する。識別・再生部23は、クロック生成部24から送出されたクロック信号を基に、差動広帯域増幅部22から送出された電気信号Bを識別・再生する。
【0044】
次に、デューティー比補正回路26を含む光受信装置20の動作について、図7を用いて説明する。図7は図6に示す光受信装置20における主要な信号の波形を示す波形図である。すなわち、光電気変換増幅部21の出力波形をA、差動広帯域増幅部22の出力波形をB、ピーク検出部27の出力波形をC、比較回路28の出力波形をD、直流電圧検出部29の出力波形をE、差分抽出部30の出力波形をF、計算部31の出力波形をG、トリガ発生部25の出力波形をHとしてそれぞれ示している。
【0045】
このとき、波形Aは、その先頭部分にプリアンブルパターンを持つバースト信号、あるいは、一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号であり、プリアンブルパターン部のデューティー比は75%となっている。また、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが続く時間を認識しており、バースト信号の場合は電気信号が入力されると同時に、すなわち、プリアンブルパターンが入力されると同時に波形Hを、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけコントロール部32に送出する。一定周期ごとにプリアンブルパターンが存在する連続信号の場合においても、トリガ発生部25は、プリアンブルパターンが存在する一定周期を認識しており、その周期ごとに波形Hを、プリアンブルパターンが存在する時間と同じ時間だけ送出する。
【0046】
次にピーク検出部27は、波形Bのピーク値を検出し、波形Cを生成し、比較回路28に送出する。比較回路28は、波形Bと波形CのANDをとった後、平均化して波形Dを生成し、差分抽出部30に送出する。図7中に、平均化前の波形を波形Dの欄に記載しているが、平均化前のデューティー比が75%であるため、平均化後のレベルは”HIGH”レベルの0.75倍の値となる。差分抽出部30は、波形DとVr1の差分を抽出し、波形Fを生成し、計算部31に送出する。波形Dが0.75、Vr1が0.5という場合であれば、波形FはF=D−Vr1=0.25となる。直流電圧検出部29は、波形Bの直流電圧成分を検出して、波形Eを計算部31に送出する。波形Bはデューティー比が75%であるため、波形Eは”HIGH”レベルの0.75倍の値となる。
【0047】
計算部31は、入力される波形Eと波形Fから、識別・再生部23において波形Bを正確に識別できるような、かつ、クロック生成部24において波形Bからクロック信号が正確に生成することができるような波形Gを生成し、コントロール部32に送出する。コントロール部32は、トリガ発生部25から送出された波形Hの論理”HIGH”の時間だけ、計算部31から送出された波形Gをそのまま識別・再生部23とクロック生成部24にそれぞれ送出する。波形Hの論理が”HIGH”から”LOW”に切り替わった時点で、コントロール部32は、論理が切り替わる直前の波形Hの値に固定し、その固定値を差動広帯域増幅部22に送出する。そして、波形Hの論理が”HIGH”になるまで、すなわち、次のプリアンブルパターンがトリガ発生部25に入力され、波形Hが論理”HIGH”となり、コントロール部32に入力されるまで、この波形Hの固定値を出力し続ける。
【0048】
これにより、デューティー比が50%よりも大きい、例えば上記例で示したようなデューティー比が75%の場合において、電気信号のピーク検出、ピーク検出値と電気信号とのAND、基準電圧との差分抽出、電気信号の直流電圧成分の検出、直流電圧成分と差分抽出の値からデューティー比を50%にする信号の生成及び差動広帯域増幅部の入力端子への送出をすることにより、電気信号波形のデューティー比を50%にすることができる。
【0049】
以上は、初期の電気信号波形のデューティー比が75%という場合について述べたが、デューティー比が25%という場合についても同様の動作をする。前述と変わるところは、比較回路28の出力波形D、直流電圧検出部29の出力波形E、差分抽出部30の出力波形Fであり、波形D及び波形Eは”HIGH”レベルの0.25倍の値に、波形FはF=D−Vr1=0.25−0.5=−0.25に変化する。そして計算部31では波形E、Fを基にデューティー比が50%になるような波形Gを生成し、コントロール部32に送出する。コントロール部32では、前述した動作を行い、差動広帯域増幅部22の入力端子に波形Gを送出する。
【0050】
また、比較回路28の機能としては、AND機能のほかEX−OR機能のものもある。EX−OR機能を持つ比較回路の動作は、第1の実施の形態と同様であるので省略する。このように本実施の形態では、デューティー比補正回路26において、電気信号のピーク検出、ピーク検出値と電気信号とのANDあるいはEX−OR、基準電圧との差分抽出、電気信号の直流電圧成分の検出、直流電圧成分と差分抽出の値から識別・再生部における電気信号の正確な識別を可能にし、かつ、正確なクロックを生成できるような信号の生成及び識別・再生部、及びクロック生成部への送出をすることにより、電気信号波形のデューティー比が50%からずれた場合においても、識別・再生部内、及びクロック生成部内においてデューティー比を50%に補正し、正確なクロックを生成し電気信号を正確に識別することができる。また、差動広帯域増幅部、信号検出部、調整部で構成されるデューティー比補正回路とを1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、信号検出部からの出力信号を基に差動広帯域増幅部の出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、受信信号に応答し、調整部から出力する制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、制御信号を差動広帯域増幅部に送出する手段とを有するデューティー比補正回路が提供され、また、受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、信号検出部からの出力信号を基に差動広帯域増幅部の出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、受信信号に応答し、調整部から出力する制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、制御信号を差動広帯域増幅部の後段に接続される識別・再生部に送出する手段とを有するデューティー比補正回路が提供され、また受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、信号検出部からの出力信号を基に差動広帯域増幅部の出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、調整部から出力する制御信号の送出タイミングを管理する信号を送出するトリガ発生部とを備えているデューティー比補正回路が提供され、また、かかるデューティー比補正回路を有する光受信装置と、かかる光受信装置を有する光伝送システムが提供されるので、光受信装置の増幅器の出力振幅、出力信号レベルのバラツキや、積分回路の時定数の精度バラツキがあっても、また、周波数の異なる信号に対しても、デューティー比を適切に補正することができ、良好な受信により受信信号の識別・再生ができる。また、差動広帯域増幅部、信号検出部及び調整部を1つのICに集積化することにより、装置及びシステムの小型化、低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における光伝送システムの構成を示すブロック図
【図2】図1中の光受信装置の構成を詳しく示すブロック図
【図3】図1中の光受信装置の動作を説明するための信号波形図
【図4】図1中の光受信装置の動作を説明するための信号波形図
【図5】本発明の第2の実施の形態における光伝送システムの構成を示すブロック図
【図6】図5中の光受信装置の構成を詳しく示すブロック図
【図7】図6中の光受信装置の動作を説明するための信号波形図
【図8】従来のデューティー比補正回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 光送信装置
12 光伝送路
20 光受信装置
21 光電気変換増幅部
22 差動広帯域増幅部
23 識別・再生部
24 クロック(CLK)生成部
25 トリガ発生部
26 デューティー比補正回路
26A 信号検出部
26B 調整部
27 ピーク検出部
28 比較回路
29 直流電圧検出部
30 差分抽出部
31 計算部
32 コントロール部

Claims (9)

  1. 受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、
    前記信号検出部からの出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、
    前記受信信号に応答し、前記調整部から出力する前記制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、
    前記制御信号を前記差動広帯域増幅部に送出する手段とを、
    有するデューティー比補正回路。
  2. 受信信号を増幅する差動広帯域増幅部の出力信号を検出する信号検出部と、
    前記信号検出部からの出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を制御する制御信号を送出する調整部と、
    前記受信信号に応答し、前記調整部から出力する前記制御信号の送出タイミングを管理するトリガ信号を生成するトリガ発生部と、
    前記制御信号を前記差動広帯域増幅部の後段に接続される識別・再生部に送出する手段とを、
    有するデューティー比補正回路。
  3. 前記信号検出部は、前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のピークを検出するピーク検出部と、前記ピーク検出部の出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とを比較する比較回路とを有する請求項1又は2に記載のデューティー比補正回路。
  4. 前記比較回路は、前記ピーク検出部の前記出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とのANDをとる機能を持つ請求項3に記載のデューティー比補正回路。
  5. 前記比較回路は、前記ピーク検出部の前記出力信号と前記差動広帯域増幅部の前記出力信号とのEX−ORをとる機能を持つ請求項3に記載のデューティー比補正回路。
  6. 前記調整部は、前記信号検出部の前記出力信号と基準電圧の差を抽出する差分抽出部と、前記差動広帯域増幅部の前記出力信号の直流電圧を検出する直流電圧検出部と、前記差分抽出部の出力信号と前記直流電圧検出部の出力信号を加算あるいは減算する計算部と、前記計算部の出力信号の出力タイミングを前記トリガ信号によって制御するコントロール部とを有する請求項1又は2に記載のデューティー比補正回路。
  7. 入力された光信号を電気信号に変換する光電気変換部と、
    前記光電気変換部の出力信号を増幅する差動広帯域増幅部と、
    前記差動広帯域増幅部の出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号のデューティー比を補正する請求項1から6に記載のデューティー比補正回路と、
    前記差動広帯域増幅部の前記出力信号に応答してクロック信号を生成するクロック生成部と、
    前記クロック生成部の出力信号を基に前記差動広帯域増幅部の前記出力信号を識別・再生する識別・再生部とを、
    有する光受信装置。
  8. 前記差動広帯域増幅部、前記信号検出部、及び前記調整部は、1つのICに集積化されている請求項7に記載の光受信装置
  9. 光信号を生成する光送信装置と、前記光信号を伝送する光伝送路と、前記光伝送路を伝搬してきた光信号を受信する請求項7又は8に記載の光受信装置とを有する光伝送システム。
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