JP2001007868A - バースト信号受信装置 - Google Patents
バースト信号受信装置Info
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- JP2001007868A JP2001007868A JP11179337A JP17933799A JP2001007868A JP 2001007868 A JP2001007868 A JP 2001007868A JP 11179337 A JP11179337 A JP 11179337A JP 17933799 A JP17933799 A JP 17933799A JP 2001007868 A JP2001007868 A JP 2001007868A
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- burst signal
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】バーストデータ再生方式において、受信データ
の0/1判定のためのATCしきい値電圧の立ち上げの
ため、並びに、クロックによる識別再生のための装置内
クロックの最適位相への引き込みのために、バーストの
先頭にトレーニングビットが付加されており、このトレ
ーニングビットは主情報として扱えないために、限られ
た伝送帯域の間か中で実際に伝送できる有効データの容
量が圧迫されるという課題を解決し、伝送効率の向上を
可能にする。 【解決手段】デジタルバースト信号aを受信するたび
に、該当子局毎にそのATCのしきい値電圧cと、クロ
ックによる識別再生に必要なクロック位相情報p1とを
記憶回路に保存し、次に該当子局からのデジタルバース
ト信号aの受信がある直前に、記憶回路8に保存されて
いた該当子局のしきい電圧と、クロック位相情報を読出
し、それぞれをATC回路のしきい値電圧cとして、ま
た、クロック生成回路3のクロック位相としてプリセッ
トする。
の0/1判定のためのATCしきい値電圧の立ち上げの
ため、並びに、クロックによる識別再生のための装置内
クロックの最適位相への引き込みのために、バーストの
先頭にトレーニングビットが付加されており、このトレ
ーニングビットは主情報として扱えないために、限られ
た伝送帯域の間か中で実際に伝送できる有効データの容
量が圧迫されるという課題を解決し、伝送効率の向上を
可能にする。 【解決手段】デジタルバースト信号aを受信するたび
に、該当子局毎にそのATCのしきい値電圧cと、クロ
ックによる識別再生に必要なクロック位相情報p1とを
記憶回路に保存し、次に該当子局からのデジタルバース
ト信号aの受信がある直前に、記憶回路8に保存されて
いた該当子局のしきい電圧と、クロック位相情報を読出
し、それぞれをATC回路のしきい値電圧cとして、ま
た、クロック生成回路3のクロック位相としてプリセッ
トする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト信号受信
装置、特に光通信システムにおける光バースト信号を受
信する受信装置に関する。
装置、特に光通信システムにおける光バースト信号を受
信する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信システムに対する種々の利点が
ある為に光通信システムの普及が急速である。1つの親
局と複数の子局との間でスターカプラを介して双方向伝
送を行う場合がある。この場合に、複数の子局から1つ
の親局に対して伝送される上り信号は、一定の周期で且
つ所定の時間間隔でシリアルに時分割伝送されるバース
ト状の信号である。その親局に入力される複数の子局か
らのバースト信号の受信レベルは、スターカプラから各
子局に至るまでの伝送路長差による損失差分だけ異な
る。
ある為に光通信システムの普及が急速である。1つの親
局と複数の子局との間でスターカプラを介して双方向伝
送を行う場合がある。この場合に、複数の子局から1つ
の親局に対して伝送される上り信号は、一定の周期で且
つ所定の時間間隔でシリアルに時分割伝送されるバース
ト状の信号である。その親局に入力される複数の子局か
らのバースト信号の受信レベルは、スターカプラから各
子局に至るまでの伝送路長差による損失差分だけ異な
る。
【0003】従って、親局に入力されるバースト信号の
受信レベルは、極端な場合には最短長の伝送路を経由し
た最大レベルのバースト信号の次に、最大長の伝送路を
経由した最小レベルのバースト信号が到達する場合もあ
り得る。このように比較的高レベルのバースト信号が連
続して入力した後に比較的低レベルのバースト信号が入
力される場合には、しきい値電圧の設定をそのとき入力
されたバースト信号の受信レベルのみに基づいて決定す
ると、高レベルのバースト信号が連続して入力されてい
る間はしきい値電圧は比較的高レベルに設定されている
為に、その後に突然低レベルのバースト信号が入力され
ると、しきい値電圧は、その急激なレベル変化に追随で
きず、それまで設定されていたしきい値電圧が低レベル
のバースト信号を識別判定できなくなる。その為に、そ
れまで設定されていたしきい値電圧を強制的に下げて、
この低レベルのバースト信号が識別判定できる程度に設
定しなければならない。
受信レベルは、極端な場合には最短長の伝送路を経由し
た最大レベルのバースト信号の次に、最大長の伝送路を
経由した最小レベルのバースト信号が到達する場合もあ
り得る。このように比較的高レベルのバースト信号が連
続して入力した後に比較的低レベルのバースト信号が入
力される場合には、しきい値電圧の設定をそのとき入力
されたバースト信号の受信レベルのみに基づいて決定す
ると、高レベルのバースト信号が連続して入力されてい
る間はしきい値電圧は比較的高レベルに設定されている
為に、その後に突然低レベルのバースト信号が入力され
ると、しきい値電圧は、その急激なレベル変化に追随で
きず、それまで設定されていたしきい値電圧が低レベル
のバースト信号を識別判定できなくなる。その為に、そ
れまで設定されていたしきい値電圧を強制的に下げて、
この低レベルのバースト信号が識別判定できる程度に設
定しなければならない。
【0004】斯る問題を解決するために、特開平8−2
65376号公報に開示する図4に示す技術が提案され
ている。この従来技術では、O/E(光/電気)変換回
路1、識別回路2、クロック生成回路3、同期検出回路
4、カウンタ5、AND回路6及びATC回路7より構
成される。O/E変換回路1は、入力端子Aに入力され
る光バースト信号aを光/電気変換する。識別回路2
は、O/E変換回路1から出力されるバースト信号bを
ATC回路7からのしきい値電圧cにより0/1レベル
を識別判定する。クロック生成回路3は、識別回路2か
らのバースト信号dに同期したクロックeを生成し、同
期検出回路4及びカウンタ5に入力する。同期検出回路
4は、バースト信号dの同期を検出して同期情報g及び
ハンティング情報fを出力する。
65376号公報に開示する図4に示す技術が提案され
ている。この従来技術では、O/E(光/電気)変換回
路1、識別回路2、クロック生成回路3、同期検出回路
4、カウンタ5、AND回路6及びATC回路7より構
成される。O/E変換回路1は、入力端子Aに入力され
る光バースト信号aを光/電気変換する。識別回路2
は、O/E変換回路1から出力されるバースト信号bを
ATC回路7からのしきい値電圧cにより0/1レベル
を識別判定する。クロック生成回路3は、識別回路2か
らのバースト信号dに同期したクロックeを生成し、同
期検出回路4及びカウンタ5に入力する。同期検出回路
4は、バースト信号dの同期を検出して同期情報g及び
ハンティング情報fを出力する。
【0005】カウンタ5は、同期検出回路4からの同期
情報gとクロック生成回路3からのクロックeとを入力
とし、同期情報gによりカウント値を初期化してクロッ
クeのカウントを開始し、リセット信号R1及び出力信
号kを出力する。AND回路6は、ハンティング情報f
とリセット信号R1を入力とし、ハンティング情報fが
無意信号のときリセット信号R1をマスクしてATC回
路7に出力する。またATC回路7はバースト信号b、
AND回路6のリセット信号R2及びハンティング情報
fを入力とし、バースト信号bの受信レベルからしきい
値電圧cを設定しハンティング情報fによりその保持時
間を制御し且つリセット信号R2によりしきい値電圧c
をリセットする。
情報gとクロック生成回路3からのクロックeとを入力
とし、同期情報gによりカウント値を初期化してクロッ
クeのカウントを開始し、リセット信号R1及び出力信
号kを出力する。AND回路6は、ハンティング情報f
とリセット信号R1を入力とし、ハンティング情報fが
無意信号のときリセット信号R1をマスクしてATC回
路7に出力する。またATC回路7はバースト信号b、
AND回路6のリセット信号R2及びハンティング情報
fを入力とし、バースト信号bの受信レベルからしきい
値電圧cを設定しハンティング情報fによりその保持時
間を制御し且つリセット信号R2によりしきい値電圧c
をリセットする。
【0006】尚、識別回路2、同期検出回路4及びカウ
ンタ5の出力はそれぞれ出力端子B、C及びDから出力
されるよう構成している。
ンタ5の出力はそれぞれ出力端子B、C及びDから出力
されるよう構成している。
【0007】また、関連する技術は、特開平8−274
819号公報の「連続信号によって送信されるビットの
復元用回路」に開示されている。即ち、この公報には、
非同期ビット送信信号の振幅及び位相の変動を連続的に
補償する回路を開示している。
819号公報の「連続信号によって送信されるビットの
復元用回路」に開示されている。即ち、この公報には、
非同期ビット送信信号の振幅及び位相の変動を連続的に
補償する回路を開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、バースト信号bを受信する直前にリセット信号R2
によってしきい値電圧cをリセットし、バースト信号の
受信レベルによらずバースト信号を識別判定可能にして
いる。しかし、しきい値電圧がリセットされた後、バー
スト信号bを受信してしきい値電圧が正規の値まで到達
する為に、バースト信号の先頭に、しきい値電圧立上げ
用の0/1パタン(以下トレーニングビットという)を
必要としている。また、この従来技術のクロック生成回
路において受信されるバースト信号毎に受信ビット列の
位相に併せてクロックが生成されるので、生成されるク
ロックが受信ビット列の位相と同期を引き込む為のトレ
ーニングビットが必要である。
は、バースト信号bを受信する直前にリセット信号R2
によってしきい値電圧cをリセットし、バースト信号の
受信レベルによらずバースト信号を識別判定可能にして
いる。しかし、しきい値電圧がリセットされた後、バー
スト信号bを受信してしきい値電圧が正規の値まで到達
する為に、バースト信号の先頭に、しきい値電圧立上げ
用の0/1パタン(以下トレーニングビットという)を
必要としている。また、この従来技術のクロック生成回
路において受信されるバースト信号毎に受信ビット列の
位相に併せてクロックが生成されるので、生成されるク
ロックが受信ビット列の位相と同期を引き込む為のトレ
ーニングビットが必要である。
【0009】図5に、図4の従来のバースト信号受信装
置の動作タイミングチャートを示す。図5中、(a)は
バースト信号b、(b)はしきい値電圧c、(c)はリ
セット信号R2、(d)はバースト信号d、(e)はク
ロックe及び(f)はクロックによる識別選択後のデー
タを示す。
置の動作タイミングチャートを示す。図5中、(a)は
バースト信号b、(b)はしきい値電圧c、(c)はリ
セット信号R2、(d)はバースト信号d、(e)はク
ロックe及び(f)はクロックによる識別選択後のデー
タを示す。
【0010】しきい値電圧cがリセットされた後、バー
スト信号bを受信し、ATC回路7によってしきい値電
圧cを立ち上げながら識別回路2で0/1識別判定され
る。そしてクロック生成回路3に0/1識別後のバース
ト信号dにクロック位相が引込まれて、クロックによる
識別再生の過程を示す。デジタルバースト信号bが入力
され、先頭に付加されているトレーニングビットによっ
て、しきい値電圧cが最低値から0/1判定可能な電圧
まで立上がる様子を示す(図5(b)参照)。ここで、
デジタルバースト信号bの振幅差は、上述の如く、子局
までの距離差による受信レベルが異なる為である。
スト信号bを受信し、ATC回路7によってしきい値電
圧cを立ち上げながら識別回路2で0/1識別判定され
る。そしてクロック生成回路3に0/1識別後のバース
ト信号dにクロック位相が引込まれて、クロックによる
識別再生の過程を示す。デジタルバースト信号bが入力
され、先頭に付加されているトレーニングビットによっ
て、しきい値電圧cが最低値から0/1判定可能な電圧
まで立上がる様子を示す(図5(b)参照)。ここで、
デジタルバースト信号bの振幅差は、上述の如く、子局
までの距離差による受信レベルが異なる為である。
【0011】従って、しきい値電圧cは、受信されるデ
ジタルバースト信号bの受信レベルに応じて立上がる最
終電圧値が異なる。このしきい値電圧cにより、識別回
路2が0/1判定を行った結果がデジタルバースト信号
dとして出力され、しきい値電圧cが最低値から適正値
まで立上がる時間の間は0/1判定結果が不定となる
(図5(d)参照)。また、クロック生成回路3からの
装置内クロックe(図5(e)参照)についても、トレ
ーニングビット区間中は最適位相に引込むまでの途中で
あるので、トレーニングビット区間中の装置内クロック
によるクロック識別再生後のデータが不定となる。
ジタルバースト信号bの受信レベルに応じて立上がる最
終電圧値が異なる。このしきい値電圧cにより、識別回
路2が0/1判定を行った結果がデジタルバースト信号
dとして出力され、しきい値電圧cが最低値から適正値
まで立上がる時間の間は0/1判定結果が不定となる
(図5(d)参照)。また、クロック生成回路3からの
装置内クロックe(図5(e)参照)についても、トレ
ーニングビット区間中は最適位相に引込むまでの途中で
あるので、トレーニングビット区間中の装置内クロック
によるクロック識別再生後のデータが不定となる。
【0012】即ち、しきい値電圧cが最適値に立上がる
までの時間とクロック生成回路3によって最適なクロッ
クeが生成されるまでの間は、トレーニングビットが必
要であり、この間はクロック識別再生後のバースト信号
で観測すると0/1不定となり、有効データとして利用
できないことを意味する。このトレーニングビットは、
バースト信号毎に必要であるので、限られた伝送帯域内
で実際に伝送できる有効データ容量が減少することとな
った。
までの時間とクロック生成回路3によって最適なクロッ
クeが生成されるまでの間は、トレーニングビットが必
要であり、この間はクロック識別再生後のバースト信号
で観測すると0/1不定となり、有効データとして利用
できないことを意味する。このトレーニングビットは、
バースト信号毎に必要であるので、限られた伝送帯域内
で実際に伝送できる有効データ容量が減少することとな
った。
【0013】本発明の目的は、伝送効率が向上可能であ
るバースト信号受信装置を提供することである。
るバースト信号受信装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるバースト信号受信装置は、次のような
特徴的な構成を採用している。
め、本発明によるバースト信号受信装置は、次のような
特徴的な構成を採用している。
【0015】(1)受信レベルの異なる複数のバースト
信号を受信し、しきい値を出力するATC回路からのし
きい値電圧と比較して前記バースト信号の0/1レベル
判定を行う識別回路を有するバースト信号受信装置にお
いて、前記複数のバースト信号の受信レベルに基づき適
正しきい値電圧を格納する記憶回路を設け、次に対応す
るバースト信号を受信する際に前記記憶回路に格納され
たしきい値電圧を読出して前記ATC回路のしきい値電
圧としてプリセットするバースト信号受信装置。
信号を受信し、しきい値を出力するATC回路からのし
きい値電圧と比較して前記バースト信号の0/1レベル
判定を行う識別回路を有するバースト信号受信装置にお
いて、前記複数のバースト信号の受信レベルに基づき適
正しきい値電圧を格納する記憶回路を設け、次に対応す
るバースト信号を受信する際に前記記憶回路に格納され
たしきい値電圧を読出して前記ATC回路のしきい値電
圧としてプリセットするバースト信号受信装置。
【0016】(2)クロック位相が異なる複数のバース
ト信号を受信し、クロック識別再生を前記バースト信号
の受信データに基づいて行うクロック生成回路を有する
バースト信号受信装置において、現在のクロック位相を
格納する記憶回路を設け、次に同じバースト信号を受信
したとき前記記憶回路のクロック位相を読出して前記ク
ロック生成回路のクロック位相をプリセットするバース
ト信号受信装置。
ト信号を受信し、クロック識別再生を前記バースト信号
の受信データに基づいて行うクロック生成回路を有する
バースト信号受信装置において、現在のクロック位相を
格納する記憶回路を設け、次に同じバースト信号を受信
したとき前記記憶回路のクロック位相を読出して前記ク
ロック生成回路のクロック位相をプリセットするバース
ト信号受信装置。
【0017】(3)前記バースト信号は複数の子局から
親局に伝送されるデジタルバースト信号である上記
(1)又は(2)のバースト信号受信装置。
親局に伝送されるデジタルバースト信号である上記
(1)又は(2)のバースト信号受信装置。
【0018】(4)前記バースト信号は光デジタルバー
スト信号であり、O/E変換回路により電気信号に変換
される上記(1)又は(2)のバースト信号受信装置。
スト信号であり、O/E変換回路により電気信号に変換
される上記(1)又は(2)のバースト信号受信装置。
【0019】(5)前記ATC回路からのしきい値電圧
は、A/D変換回路によりデジタル変換されて前記記憶
回路に格納される上記(1)のバースト信号受信装置。
は、A/D変換回路によりデジタル変換されて前記記憶
回路に格納される上記(1)のバースト信号受信装置。
【0020】(6)異なる受信レベルの複数のデジタル
バースト信号を受信してしきい値電圧と比較して0/1
判定する識別回路、該識別回路に前記しきい値電圧を供
給するATC回路、前記識別回路の出力バースト信号か
ら内部クロックを生成するクロック生成回路を有するバ
ースト信号受信装置において、前記ATC回路からの前
記しきい値電圧及び前記クロック生成回路のクロック位
相を格納する記憶回路を設け、該記憶回路に格納された
前記しきい値電圧及びクロック位相を必要時に読出し
て、前記ATC回路及び前記クロック生成回路の出力を
プリセットするバースト信号受信装置。
バースト信号を受信してしきい値電圧と比較して0/1
判定する識別回路、該識別回路に前記しきい値電圧を供
給するATC回路、前記識別回路の出力バースト信号か
ら内部クロックを生成するクロック生成回路を有するバ
ースト信号受信装置において、前記ATC回路からの前
記しきい値電圧及び前記クロック生成回路のクロック位
相を格納する記憶回路を設け、該記憶回路に格納された
前記しきい値電圧及びクロック位相を必要時に読出し
て、前記ATC回路及び前記クロック生成回路の出力を
プリセットするバースト信号受信装置。
【0021】(7)前記識別回路の前段にO/E変換回
路を設け、複数の子局からの光デジタルバースト信号を
受信する上記(6)のバースト信号受信装置。
路を設け、複数の子局からの光デジタルバースト信号を
受信する上記(6)のバースト信号受信装置。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバースト信号
受信装置の好適実施形態例を添付図1乃至図3を参照し
て詳細に説明する。
受信装置の好適実施形態例を添付図1乃至図3を参照し
て詳細に説明する。
【0023】先ず、図1は、本発明によるバースト信号
受信装置の第1実施形態例のブロック図である。尚、図
中、上述した従来技術の構成要素と対応する構成要素に
は、便宜上同じ参照符号を使用している。図1のバース
ト信号受信装置は、入力端子Aからの入力信号aを受け
るO/E変換回路1、識別回路2、クロック生成回路
3、同期検出回路4、カウンタ5、AND回路6及びA
TC回路7を有する点で図4の従来装置と同様であり、
これら各回路1〜7も同様機能を有する。また、識別回
路2、同期検出回路4及びカウンタ5のバースト信号
d、ハンティング情報f及びカウンタ出力kは、それぞ
れ出力端子B、C及びDから出力される点も同様であ
る。
受信装置の第1実施形態例のブロック図である。尚、図
中、上述した従来技術の構成要素と対応する構成要素に
は、便宜上同じ参照符号を使用している。図1のバース
ト信号受信装置は、入力端子Aからの入力信号aを受け
るO/E変換回路1、識別回路2、クロック生成回路
3、同期検出回路4、カウンタ5、AND回路6及びA
TC回路7を有する点で図4の従来装置と同様であり、
これら各回路1〜7も同様機能を有する。また、識別回
路2、同期検出回路4及びカウンタ5のバースト信号
d、ハンティング情報f及びカウンタ出力kは、それぞ
れ出力端子B、C及びDから出力される点も同様であ
る。
【0024】図1のバースト信号受信装置の特徴とする
ところは、記憶回路8の付加である。この記憶回路8
は、ATC回路7からのクロックc、AND回路6から
のプリセットトリガ信号j、カウンタ5からのトリガ信
号m及びクロック生成回路3からのクロック位相情報p
1を入力とし、ATC回路7にしきい値電圧c2及びク
ロック生成回路3にクロック位相情報p2を出力する。
ところは、記憶回路8の付加である。この記憶回路8
は、ATC回路7からのクロックc、AND回路6から
のプリセットトリガ信号j、カウンタ5からのトリガ信
号m及びクロック生成回路3からのクロック位相情報p
1を入力とし、ATC回路7にしきい値電圧c2及びク
ロック生成回路3にクロック位相情報p2を出力する。
【0025】入力端子Aに入力されるデジタルバースト
信号aは、O/E変換回路1に入力され、光/電気信号
変換されて、デジタルバースト信号bを出力する。この
デジタルバースト信号bは、識別回路2とATC回路7
とに入力される。ATC回路7は、通常入力されるデジ
タルバースト信号bに基づいてしきい値電圧cを設定し
て、識別回路2と記憶回路8とに入力する。また、AT
C回路7は、AND回路6からのプリセットトリガ信号
jによって記憶回路8に蓄えられているしきい値電圧に
プリセットして、しきい値電圧cを出力することができ
る。一方、ATC回路7から記憶回路8に供給されるし
きい値電圧cは、カウンタ5からのトリガ信号mにより
記憶回路8に記憶される。
信号aは、O/E変換回路1に入力され、光/電気信号
変換されて、デジタルバースト信号bを出力する。この
デジタルバースト信号bは、識別回路2とATC回路7
とに入力される。ATC回路7は、通常入力されるデジ
タルバースト信号bに基づいてしきい値電圧cを設定し
て、識別回路2と記憶回路8とに入力する。また、AT
C回路7は、AND回路6からのプリセットトリガ信号
jによって記憶回路8に蓄えられているしきい値電圧に
プリセットして、しきい値電圧cを出力することができ
る。一方、ATC回路7から記憶回路8に供給されるし
きい値電圧cは、カウンタ5からのトリガ信号mにより
記憶回路8に記憶される。
【0026】識別回路2は、ATC回路7から供給され
るしきい値電圧cを基準にデジタルバースト信号bの0
/1判定を行い、デジタルバースト信号dを出力し、ク
ロック生成回路3及び同期検出回路4に入力される。ク
ロック生成回路3は、入力されたデジタルバースト信号
dに同期した装置内クロックeを生成出力(同期検出回
路4及びカウンタ5へ)すると共に、現在のクロック位
相情報p1を記憶回路8へ入力する。また、AND回路
6からのプリセットトリガ信号jによって記憶回路8か
ら供給されるクロック位相情報p2の値にクロック位相
をプリセットすることができる。
るしきい値電圧cを基準にデジタルバースト信号bの0
/1判定を行い、デジタルバースト信号dを出力し、ク
ロック生成回路3及び同期検出回路4に入力される。ク
ロック生成回路3は、入力されたデジタルバースト信号
dに同期した装置内クロックeを生成出力(同期検出回
路4及びカウンタ5へ)すると共に、現在のクロック位
相情報p1を記憶回路8へ入力する。また、AND回路
6からのプリセットトリガ信号jによって記憶回路8か
ら供給されるクロック位相情報p2の値にクロック位相
をプリセットすることができる。
【0027】同期検出回路4は、入力されるデジタルバ
ースト信号dを装置内クロックeによって識別再生し、
バーストの先頭である同期パタン(OH)の検出を行って
同期情報gをカウンタ5に出力すると共に、一度同期パ
タンが検出されると、同期が確立したことを示す有意信
号としてハンティング情報fを出力する。カウンタ5
は、装置内クロックeによって動作し、同期情報gによ
りカウンタ値kの初期化を行って、カウントを開始し、
次のバースト信号を受信する所定時間前の所定のカウン
ト値対応時間に第1のプリセットトリガ信号hを出力す
る。また、現在受信中のバースト信号が終了する付近の
該当時間にトリガ信号mを出力する機能を有する。ま
た、AND回路6は、同期検出回路4からのハンティン
グ情報fとカウンタ5から入力される第1のプリセット
トリガ信号hとの論理積(AND)をとり、ハンティン
グ情報fが有意信号として入力されているときのみ第1
のプリセットトリガ信号hを第2のプリセットトリガ信
号jとしてATC回路7、クロック生成回路3及び記憶
回路8に出力する。
ースト信号dを装置内クロックeによって識別再生し、
バーストの先頭である同期パタン(OH)の検出を行って
同期情報gをカウンタ5に出力すると共に、一度同期パ
タンが検出されると、同期が確立したことを示す有意信
号としてハンティング情報fを出力する。カウンタ5
は、装置内クロックeによって動作し、同期情報gによ
りカウンタ値kの初期化を行って、カウントを開始し、
次のバースト信号を受信する所定時間前の所定のカウン
ト値対応時間に第1のプリセットトリガ信号hを出力す
る。また、現在受信中のバースト信号が終了する付近の
該当時間にトリガ信号mを出力する機能を有する。ま
た、AND回路6は、同期検出回路4からのハンティン
グ情報fとカウンタ5から入力される第1のプリセット
トリガ信号hとの論理積(AND)をとり、ハンティン
グ情報fが有意信号として入力されているときのみ第1
のプリセットトリガ信号hを第2のプリセットトリガ信
号jとしてATC回路7、クロック生成回路3及び記憶
回路8に出力する。
【0028】次に、図1のバースト信号受信装置の動作
を、図2のタイミングチャートを参照して説明する。こ
の例では、3台の子局(#1〜#3)からのデジタルバ
ースト信号bが子局#1、#2、#3、#1の順に受信
している場合を示す。図2中(a)はデジタルバースト
信号b、(b)はしきい値電圧c、(c)はトリガ信号
m、(d)はプリセットトリガ信号j、(e)〜(g)
は記憶回路8の子局#1、#2、#3用記憶値、(h)
はデジタルバースト信号d、(i)は装置内クロックe
及び(j)はクロックによる識別再生後のデータを示
す。
を、図2のタイミングチャートを参照して説明する。こ
の例では、3台の子局(#1〜#3)からのデジタルバ
ースト信号bが子局#1、#2、#3、#1の順に受信
している場合を示す。図2中(a)はデジタルバースト
信号b、(b)はしきい値電圧c、(c)はトリガ信号
m、(d)はプリセットトリガ信号j、(e)〜(g)
は記憶回路8の子局#1、#2、#3用記憶値、(h)
はデジタルバースト信号d、(i)は装置内クロックe
及び(j)はクロックによる識別再生後のデータを示
す。
【0029】図2(a)から明らかな如く、子局#3が
最も近く、子局#2が最も遠いので、デジタルバースト
信号振幅は#3が最も大きく#2が最も小さく、#1は
中間である。最初に、子局#1からデジタルバースト信
号b(#1)を受信する。しきい値電圧c(図2(b)
参照)は、このバースト信号b(#1)を受信する時点
では、受信データの平均電圧に十分安定的に収束してい
る。この時間付近にカウンタ5からのトリガ信号mによ
って、しきい値電圧cが#1に該当する記憶回路8に保
存される。続いて子局#2、#3のデジタルバースト信
号b(#2)、b(#3)の受信時にも、それぞれのし
きい値電圧cがカウンタ5からのトリガ信号m(図2
(c)参照)によって#2の記憶回路(図2(f)参
照)及び#3の記憶回路(図2(g)参照)に保存され
る。
最も近く、子局#2が最も遠いので、デジタルバースト
信号振幅は#3が最も大きく#2が最も小さく、#1は
中間である。最初に、子局#1からデジタルバースト信
号b(#1)を受信する。しきい値電圧c(図2(b)
参照)は、このバースト信号b(#1)を受信する時点
では、受信データの平均電圧に十分安定的に収束してい
る。この時間付近にカウンタ5からのトリガ信号mによ
って、しきい値電圧cが#1に該当する記憶回路8に保
存される。続いて子局#2、#3のデジタルバースト信
号b(#2)、b(#3)の受信時にも、それぞれのし
きい値電圧cがカウンタ5からのトリガ信号m(図2
(c)参照)によって#2の記憶回路(図2(f)参
照)及び#3の記憶回路(図2(g)参照)に保存され
る。
【0030】また、各々の受信中のデジタルバースト信
号のビットの最適位相に引込まれている装置内クロック
eの位相情報P1についても各々バースト毎に記憶回路
8に保存される。そして4番目のデジタルバースト信号
は、再び子局#1からの受信である。この4番目のデジ
タルバースト信号を受信する直前にAND回路6からの
トリガ信号j(図2(d)参照)によって、記憶回路8
の子局#1に該当するしきい値電圧をしきい値電圧c2
として取出し、ATC回路7のしきい値電圧cとしてプ
リセットする。同様に、クロック位相情報もP2として
い取出してクロック生成回路3のクロック位相としてプ
リセットする。
号のビットの最適位相に引込まれている装置内クロック
eの位相情報P1についても各々バースト毎に記憶回路
8に保存される。そして4番目のデジタルバースト信号
は、再び子局#1からの受信である。この4番目のデジ
タルバースト信号を受信する直前にAND回路6からの
トリガ信号j(図2(d)参照)によって、記憶回路8
の子局#1に該当するしきい値電圧をしきい値電圧c2
として取出し、ATC回路7のしきい値電圧cとしてプ
リセットする。同様に、クロック位相情報もP2として
い取出してクロック生成回路3のクロック位相としてプ
リセットする。
【0031】上述のように、各子局#1〜#3毎に受信
バースト信号の最終付近でATC回路7のしきい値電圧
cとクロック位相情報p2をそれぞれ子局に該当する記
憶回路8に保存し、次に同じ子局からの受信の直前に記
憶回路8から以前のしきい値電圧とクロック位相情報を
プリセットすることを繰り返す。換言すると、ある特定
の子局(#n)からのデジタルバースト信号のみを抽出
して観測した場合、恰も連続データを受信しているかの
如く動作する。よって、従来技術で必要であったATC
回路からのしきい値電圧を最低から適正値まで立上げる
為のバーストの先頭に付加されているトレーニングビッ
ト及びクロックによる識別再生の為のクロックを最適位
相まで引込む為のトレーニングビットが不要になる。そ
の結果、有限の伝送帯域内で使用可能な有効情報量を増
加することができ、伝送効率が改善可能である。
バースト信号の最終付近でATC回路7のしきい値電圧
cとクロック位相情報p2をそれぞれ子局に該当する記
憶回路8に保存し、次に同じ子局からの受信の直前に記
憶回路8から以前のしきい値電圧とクロック位相情報を
プリセットすることを繰り返す。換言すると、ある特定
の子局(#n)からのデジタルバースト信号のみを抽出
して観測した場合、恰も連続データを受信しているかの
如く動作する。よって、従来技術で必要であったATC
回路からのしきい値電圧を最低から適正値まで立上げる
為のバーストの先頭に付加されているトレーニングビッ
ト及びクロックによる識別再生の為のクロックを最適位
相まで引込む為のトレーニングビットが不要になる。そ
の結果、有限の伝送帯域内で使用可能な有効情報量を増
加することができ、伝送効率が改善可能である。
【0032】
【他の実施形態例】本発明によるバースト信号受信装置
の第2実施形態例のブロック図を図3に示す。このバー
スト信号受信装置は、図1の装置と類似するので、相違
点を中心に説明する。ATC回路7からのしきい値電圧
cをデジタル値に変換するA/D(アナログ/デジタ
ル)変換回路9を、ATC回路7と記憶回路8’間に付
加している。これにより、記憶回路8’はメモリ又はフ
リップフロップに置換可能である。また、クロック生成
回路3’は、伝送路ビットレートと一致する周波数の多
相クロックを発生する多相クロック発生源31と、その
多相クロックから最適位相のクロックを遂次選択するセ
レクタ32とにより構成する。この実施形態例のバース
ト信号受信装置によると、しきい値電圧cとクロック位
相情報がデジタル信号として扱えるので回路の集積化が
容易になる。
の第2実施形態例のブロック図を図3に示す。このバー
スト信号受信装置は、図1の装置と類似するので、相違
点を中心に説明する。ATC回路7からのしきい値電圧
cをデジタル値に変換するA/D(アナログ/デジタ
ル)変換回路9を、ATC回路7と記憶回路8’間に付
加している。これにより、記憶回路8’はメモリ又はフ
リップフロップに置換可能である。また、クロック生成
回路3’は、伝送路ビットレートと一致する周波数の多
相クロックを発生する多相クロック発生源31と、その
多相クロックから最適位相のクロックを遂次選択するセ
レクタ32とにより構成する。この実施形態例のバース
ト信号受信装置によると、しきい値電圧cとクロック位
相情報がデジタル信号として扱えるので回路の集積化が
容易になる。
【0033】更に他の実施形態例として、回路規模要求
条件及び伝送帯域の要求条件により、ATC回路のしき
い値電圧c又はクロック位相情報p1の一方のみを記憶
回路8へ書込み/読出しすることで、トレーニングビッ
トは不要にならないが、従来よりも短いトレーニングビ
ットとして伝送効率を向上することも可能である。
条件及び伝送帯域の要求条件により、ATC回路のしき
い値電圧c又はクロック位相情報p1の一方のみを記憶
回路8へ書込み/読出しすることで、トレーニングビッ
トは不要にならないが、従来よりも短いトレーニングビ
ットとして伝送効率を向上することも可能である。
【0034】以上、本発明による好適実施形態例を詳述
したが、本発明は斯る特定例のみに限定されるべきでは
なく、必要に応じて種々の変形変更が可能であることが
当業者には容易に理解できよう。
したが、本発明は斯る特定例のみに限定されるべきでは
なく、必要に応じて種々の変形変更が可能であることが
当業者には容易に理解できよう。
【0035】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のバースト信号受信装置によると、デジタルバースト信
号を受信する毎に、その子局毎にATC回路のしきい値
電圧と、クロック生成回路がクロックの識別再生に必要
なクロック位相情報とを記憶回路に保存する。そこで、
次にその子局からのデジタルバースト信号を受信する
と、受信直前に記憶回路に記憶されていたその子局のし
きい値電圧とクロック位相情報を読出し、それぞれAT
C回路のしきい値電圧又はクロック生成回路のクロック
位相としてプリセットする。従って、従来必要であった
しきい値電圧を立上げる為及び最適クロック位相を引込
む為にバーストの先頭に付加されているトレーニングビ
ットが不要(又は短く)となり、その分だけ通信に使用
される主情報に割当可能となり、限られた伝送帯域中で
使用可能な有効情報量が増加し、伝送効率を向上するこ
とができる。
のバースト信号受信装置によると、デジタルバースト信
号を受信する毎に、その子局毎にATC回路のしきい値
電圧と、クロック生成回路がクロックの識別再生に必要
なクロック位相情報とを記憶回路に保存する。そこで、
次にその子局からのデジタルバースト信号を受信する
と、受信直前に記憶回路に記憶されていたその子局のし
きい値電圧とクロック位相情報を読出し、それぞれAT
C回路のしきい値電圧又はクロック生成回路のクロック
位相としてプリセットする。従って、従来必要であった
しきい値電圧を立上げる為及び最適クロック位相を引込
む為にバーストの先頭に付加されているトレーニングビ
ットが不要(又は短く)となり、その分だけ通信に使用
される主情報に割当可能となり、限られた伝送帯域中で
使用可能な有効情報量が増加し、伝送効率を向上するこ
とができる。
【0036】また、しきい値電圧をA/D変換回路でデ
ジタル化することにより、取り扱いを容易にし且つ集積
化を容易にすることが可能である。
ジタル化することにより、取り扱いを容易にし且つ集積
化を容易にすることが可能である。
【図1】本発明によるバースト信号受信装置の第1実施
形態例のブロック図である。
形態例のブロック図である。
【図2】図1におけるバースト信号受信装置の各部分の
動作説明用タイミングチャートである。
動作説明用タイミングチャートである。
【図3】本発明によるバースト信号受信装置の第2実施
形態例のブロック図である。
形態例のブロック図である。
【図4】従来のバースト信号受信装置のブロック図であ
る。
る。
【図5】図4のバースト信号受信装置の動作説明用タイ
ミングチャートである。
ミングチャートである。
1 O/E変換回路 2 識別回路 3、3’ クロック生成回路 7 ATC回路 8、8’ 記憶回路 9 A/D変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/04 10/06 H04J 3/00 H04L 7/02
Claims (7)
- 【請求項1】受信レベルの異なる複数のバースト信号を
受信し、しきい値を出力するATC回路からのしきい値
電圧と比較して前記バースト信号の0/1レベル判定を
行う識別回路を有するバースト信号受信装置において、
前記複数のバースト信号の受信レベルに基づき適正しき
い値電圧を格納する記憶回路を設け、次に対応するバー
スト信号を受信する際に前記記憶回路に格納されたしき
い値電圧を読出して前記ATC回路のしきい値電圧とし
てプリセットすることを特徴とするバースト信号受信装
置。 - 【請求項2】クロック位相が異なる複数のバースト信号
を受信し、クロック識別再生を前記バースト信号の受信
データに基づいて行うクロック生成回路を有するバース
ト信号受信装置において、現在のクロック位相を格納す
る記憶回路を設け、次に同じバースト信号を受信したと
き前記記憶回路のクロック位相を読出して前記クロック
生成回路のクロック位相をプリセットすることを特徴と
するバースト信号受信装置。 - 【請求項3】前記バースト信号は複数の子局から親局に
伝送されるデジタルバースト信号であることを特徴とす
る請求項1又は2に記載のバースト信号受信装置。 - 【請求項4】前記バースト信号は光デジタルバースト信
号であり、O/E変換回路により電気信号に変換される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバースト信号
受信装置。 - 【請求項5】前記ATC回路からのしきい値電圧は、A
/D変換回路によりデジタル変換されて前記記憶回路に
格納されることを特徴とする請求項1に記載のバースト
信号受信装置。 - 【請求項6】異なる受信レベルの複数のデジタルバース
ト信号を受信してしきい値電圧と比較して0/1判定す
る識別回路、該識別回路に前記しきい値電圧を供給する
ATC回路、前記識別回路の出力バースト信号から内部
クロックを生成するクロック生成回路を有するバースト
信号受信装置において、前記ATC回路からの前記しき
い値電圧及び前記クロック生成回路のクロック位相を格
納する記憶回路を設け、該記憶回路に格納された前記し
きい値電圧及びクロック位相を必要時に読出して、前記
ATC回路及び前記クロック生成回路の出力をプリセッ
トすることを特徴とするバースト信号受信装置。 - 【請求項7】前記識別回路の前段にO/E変換回路を設
け、複数の子局からの光デジタルバースト信号を受信す
ることを特徴とする請求項6に記載のバースト信号受信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11179337A JP2001007868A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | バースト信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11179337A JP2001007868A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | バースト信号受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001007868A true JP2001007868A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=16064084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11179337A Pending JP2001007868A (ja) | 1999-06-25 | 1999-06-25 | バースト信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001007868A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092307A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Nec Engineering Ltd | 光通信装置および送受信レベル制御方法 |
JP2009212676A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Ntt Electornics Corp | バースト受信装置 |
EP2182658A2 (en) | 2008-10-30 | 2010-05-05 | Nec Corporation | Station device and optical communication system using same |
-
1999
- 1999-06-25 JP JP11179337A patent/JP2001007868A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008092307A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Nec Engineering Ltd | 光通信装置および送受信レベル制御方法 |
JP2009212676A (ja) * | 2008-03-03 | 2009-09-17 | Ntt Electornics Corp | バースト受信装置 |
EP2182658A2 (en) | 2008-10-30 | 2010-05-05 | Nec Corporation | Station device and optical communication system using same |
US20100111528A1 (en) * | 2008-10-30 | 2010-05-06 | Naoki Saikusa | Station device and optical communication system using same |
EP2182658A3 (en) * | 2008-10-30 | 2010-05-26 | Nec Corporation | Station device and optical communication system using same |
CN101729945A (zh) * | 2008-10-30 | 2010-06-09 | 日本电气株式会社 | 站设备以及使用该站设备的光通信系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050216 |