JP3355577B2 - 局内インタフェース回路 - Google Patents
局内インタフェース回路Info
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Description
同期インタフェース(SDHインタフェース)であるS
TM−Nフレームのペイロード内へマッピングおよびデ
マッピングする局内インタフェース回路に関する。
低速局内信号をSTM−Nフレームのペイロード内へマ
ッピングする従来方法では、受信する低速局内信号のビ
ットレートに特化して局内インタフェース回路を構成し
ている。すなわち、局内信号のクロックを再生するため
に、低速局内信号のビットレートに特化したクロック受
信系を有し、それぞれの低速局内信号に特化した方法で
マッピングおよびデマッピングを行っている。
複数の局内信号を多重化する多重化端局装置を考えた場
合に、低速局内信号に合わせて複数の局内インタフェー
ス回路を用意する必要があった。また、これまでの電話
主体の通信ネットワークから、コンピュータを中心とし
たマルチメディア通信ネットワークへ移行するにつれ、
ATMやLAN等のこれまでにない局内信号を収容する
局内インタフェースが必要となる。
の低速局内信号をSTM−Nフレームへマッピングおよ
びデマッピングするビットレートフレキシブルな局内イ
ンタフェース回路を提供することを目的とする。
ース回路は、局内信号を受信する局内信号受信インタフ
ェース部において、受信する任意の速度の低速局内信号
のクロックを再生し、低速局内信号そのままの形でST
M−Nフレーム(155.52×N Mbit/s)のペイロード内
へマッピングし、さらに、局内信号を送信する局内信号
送信インタフェース部において、局内信号のクロックを
再生し、ペイロード内から局内信号をデマッピングして
低速局内信号として送信する。
本発明の局内インタフェース回路の局内信号受信インタ
フェース部の実施形態を示す。なお、実線矢印はデータ
または制御信号を示し、破線矢印はクロックを示す。
てきた低速局内信号を受信する。VCO(電圧制御発振
器)12は、局内信号クロック生成用のクロックを発生
する。受信側分周クロック選択部13は、受信する局内
信号とVCO12の出力クロックから局内信号のビット
レートに見合ったクロック周波数を概算し、VCO12
の出力クロックの分周数Nを可変1/Nカウンタ14に
指示する。可変1/Nカウンタ14は、この分周数Nに
基づいてVCO12の出力クロックをN分周する。受信
側位相制御部15は、局内信号の位相と可変1/Nカウ
ンタ14の分周クロックの位相とを比較し、位相が合う
ようにVCO12を制御する。
クロック17からSTM−Nフレームのセクションオー
バヘッド(SOH)部分をインヒビットした制御用クロ
ックを生成する。ペイロードマッピング部18は、可変
1/Nカウンタ14の分周クロックとギャップドクロッ
ク生成部16の制御用クロックを用いて、局内信号をS
TM−Nフレームのペイロードへマッピングする。SO
H挿入部19は、制御用クロックを用いてSOH部分の
情報をSOHの各バイトへ挿入する。
態)図2は、本発明の局内インタフェース回路の局内信
号送信インタフェース部の実施形態を示す。なお、実線
矢印はデータまたは制御信号を示し、破線矢印はクロッ
クを示す。図において、VCO21は、局内信号クロッ
ク再生用のクロックを発生する。ギャップドクロック生
成部22は、装置内クロック23からSTM−Nフレー
ムのセクションオーバヘッド(SOH)部分をインヒビ
ットした制御用クロックを生成する。SOH抜去部24
は、この制御用クロックを用いてSOH部分の情報を抜
去する。
−Nフレームのペイロード内に存在する局内信号のデー
タ個数を計数し、その結果をもとにVCO21の出力ク
ロックの分周数Nを可変1/Nカウンタ26に指示す
る。可変1/Nカウンタ26は、この分周数Nに基づい
てVCO21の出力クロックをN分周する。送信側位相
制御部27は、送信側分周クロック選択部25で計数し
たデータ個数と可変1/Nカウンタ26の分周クロック
数とを比較し、両者が一致するようにVCO21を制御
する。ペイロードデマッピング部28は、可変1/Nカ
ウンタ26の分周クロックとギャップドクロック生成部
22の制御用クロックを用いて、STM−Nフレームの
ペイロード内から局内信号をデマッピングする。送信I
F部29は、ペイロードデマッピング部28の出力を低
速局内信号として送信する。
徴は、局内信号受信インタフェース部において、受信す
る任意の局内信号のクロックを再生する方法にある。ま
ず、受信側分周クロック選択部13で、受信する局内信
号とVCO12の出力クロックを比較して局内信号のビ
ットレートを概算し、その結果をもとに可変1/Nカウ
ンタ14の分周数Nを変えてVCO12の出力クロック
を分周することにより、局内信号のビットレートに見合
った分周クロックを選択する。次に、受信側位相制御部
15で、受信する局内信号の位相と可変1/Nカウンタ
14の分周クロックの位相とを比較し、VCO12を制
御して局内信号位相に分周クロック位相を合わせる。こ
のように、まず大まかなクロック周波数を選択した後に
位相合わせを行う2段構成により、受信する任意の局内
信号のクロックを再生する。
し、局内信号ビットレートに見合った分周クロックを選
択するためには、局内信号の1ビットの時間幅と装置内
のクロック(VCO出力クロックまたはその分周クロッ
ク)の時間幅を比較することが必要となる。本発明で
は、この時間幅の比較について図3に示すように、局内
信号の1ビットの時間幅内に存在するVCO出力クロッ
クのパルス数mを計数して局内信号ビットレートを概算
し、VCO出力クロックの分周数N=mとして分周クロ
ックを選択する。
の状態は、1ビットとしてのハイレベルなのか、“1”
が連続して複数ビットが連なったハイレベルなのか判断
ができない。そこで、図4に示すように、VCO出力ク
ロックパルス数を計数する時間を与えるタイマを用い、
タイマで設定したガード時間内における局内信号の各ハ
イレベルに対するVCO出力クロックのパルス数m1 ,
m2(m1>m2)を計数し、その最小値m2 をVCO出力
クロックの分周数N=m2 として分周クロックを選択す
る。
検出する方法は、図5に示すように、現在のラッチ状態
の値M(2)(a1 a2 … an )と、現在のカウント値
M'(2)(a'1 a'2 … a'n )とを上位ビットから順に
比較することにより可能である。すなわち、M(2) と
M'(2)の各ビットを上位ビットから順に排他的論理和
(EXOR)をとる。ここで、ai とa'iの排他的論理
和の値が“1”となり、かつai =1であれば、M(2)
>M'(2) と判断されるので、現在のカウント値M'(2)
をそのまでの最小値としてラッチとする。一方、ai と
a'iの排他的論理和の値が“1”となり、かつai =0
であるとき、または各ビットの排他的論理和の値がすべ
て“0”となるときには、M(2)≦M'(2) と判断される
ので、現在のラッチ状態の値M(2) をそれまでの最小値
として維持する。以上のラッチ判定を繰り返すことによ
り、タイマで設定したガード時間内におけるVCO出力
クロックパルス数の最小値を検出することができる。
信する局内信号の位相と可変1/Nカウンタ14の分周
クロックの位相とを比較する動作について説明する。受
信する局内信号がランダム信号であるので、単純に局内
信号と分周クロックとの位相比較を行うと、比較結果が
位相ずれによるのか、信号のマーク率変動によるのか判
断ができなくなる。
ト・リセット型フリップフロップ(SRFF)31,3
2と電力比較器33を用いて位相比較を行う。1段目の
SRFF31では、局内信号(NRZ信号)がセット端
子Sに入力され、反転させた分周クロックがリセット端
子Rに入力される。2段目のSRFF32では、SRF
F31の反転Q出力がセット端子Sに入力され、分周ク
ロックがリセット端子Rに入力される。SRFF31の
Q出力ra1とSRFF32のQ出力ra2は、電力比
較器33でその電力が比較される。その動作例を図6
(b) に示す。ra1とra2は、局内信号位相と分周ク
ロック位相が合ったときにその電力が等しくなるので、
ra1とra2の電力が等しくなるようにVCO12を
制御することにより、マーク率変動を補償しながら局内
信号位相と分周クロック位相を合わせることができる。
ついて考察する。任意のビットレートの局内信号をST
M−Nフレームのペイロード内へマッピングするために
は、局内信号のビットレートに対応するクロックを生成
する必要がある。このためには、VCOおよび可変1/
Nカウンタを用いて、任意のクロックを生成する必要が
ある。しかし、VCOの可変周波数範囲(基準周波数に
対してΔα%とする)が限られているので、VCOの発
振周波数f0 と可変1/Nカウンタの分周数Nを最適な
値に設定しなければならない。なお、例えば155.52MHz
で可変周波数範囲が10%のVCOでは、100 MHzのクロ
ックを生成することができない。
=nとN=n+1の場合を考え(nは自然数)、その間
の任意の周波数をN=n+1状態でのVCOで生成する
とした場合には、 f0×(1/n−1/(n+1)) <f0×1/(n+1)×Δα/100 を満足する必要があり、 n> 100/Δα となる。
Δαが10%の場合に 100MHz程度のクロックを生成しよ
うとすると、nの値は10程度となり、GHzクラスのVC
Oが必要となる。このように、本発明では、STM−N
フレームのビットレートよりも高い周波数で発振するV
COを用いることにより、任意の局内信号のビットレー
トに対応するクロックを生成することができる。
徴は、STM−Nフレームのペイロードへ局内信号をマ
ッピングおよびデマッピングする方法にある。従来のマ
ッピング/デマッピング方法は、STM−Nフレームの
ペイロードへ固定的にビット(またはバイト)を割り当
ててマッピングを行い、対向局では、割り当てられた通
りにデマッピングしていた。しかし、本発明では任意の
速度の局内信号を取り扱うことから、このような固定的
な方法では局内信号のSTM−Nフレームのペイロード
へのマッピング/デマッピングは不可能である。
ピング方法は、図7に示すように、STM−Nフレーム
のペイロードへマッピングすべき局内信号のデータ数を
把握し、その数だけペイロードの所定の場所から順にマ
ッピングする。一方、対向局では、その所定の場所から
順に所定の数だけデマッピングする。しかし、この方法
は、STM−Nフレームのペイロードをすべて用いるこ
とができる、すなわちより高速の局内信号を収容するこ
とができる反面、STM−Nフレームのペイロード分の
膨大なメモリが必要になる。また、STM−Nフレーム
のセクションオーバヘッドのある未使用バイトを用い
て、マッピングすべき局内信号のデータ数を情報として
送らなければならない。
この第1のマッピング/デマッピング方法の欠点を解決
するものである。図8に示すように、STM−Nフレー
ムのペイロード内の各バイトの所定のビットを局内信号
のデータ有り/データ無しを示すフラグとして用い、他
の7ビットを局内信号を収容する実際のペイロードとし
て用いてマッピングする。また、デマッピング時には、
所定のビットを検出してその都度局内信号か否かを判断
しながらデマッピングする。
られるのは、図8に示すように、MSB(最上位ビッ
ト)またはLSB(最下位ビット)である。以下の説明
では「所定のビット」をMSBとするが、LSBまたは
その他の所定のビットとしても動作は同様である。この
第2のマッピング/デマッピング方法を用いると、収容
率は第1のマッピング/デマッピング方法に比べて7/
8となるが、ペイロードへマッピングする際のメモリが
非常に小さくてよいこと、STM−Nフレームのセクシ
ョンオーバヘッドの未使用バイトを用いなくてすむこと
等の利点がある。
徴は、対向局、すなわち局内信号送信インタフェース部
において、局内信号のクロックを再生する方法にある。
局内信号送信インタフェース部におけるクロック再生
は、当然、STM−Nフレームのペイロードにマッピン
グされているデータ個数をもとに再生することが必要で
ある。
グ方法の場合では、図9に示すように、まずSTM−N
フレームのセクションオーバヘッドのある未定義バイト
からマッピングされている局内信号のデータ個数(以
下、マッピング局内信号数という)を検出する。次に、
このマッピング局内信号数から可変1/Nカウンタの分
周数Nを決定して分周クロックを生成する。次に、マッ
ピング局内信号数とSTM−Nフレームの1フレーム分
の分周クロックパルス数を比較し、VCOを制御するこ
とによりクロックを再生する。
グ方法の場合では、図10に示すように、まずSTM−
Nフレームパルス等をトリガに、ペイロード内の各バイ
トのMSBフラグからマッピング局内信号数を検出す
る。次に、このマッピング局内信号数から可変1/Nカ
ウンタの分周数Nを決定して分周クロックを生成する。
次に、マッピング局内信号数とSTM−Nフレームパル
ス等をトリガにしたその時間分の分周クロックパルス数
を比較し、VCOを制御することによりクロックを再生
する。
は、局内信号受信インタフェース部の実施例構成を示
す。なお、実線矢印はデータまたは制御信号を示し、破
線矢印はクロックを示す。図1に示す実施形態と本実施
例構成との対応関係を以下に示す。受信IF部11は省
略されている。VCO12は、VCO51に対応する。
受信側分周クロック選択部13は、パルスカウンタ5
2、ラッチ回路群53、ラッチ判定回路54に対応す
る。可変1/Nカウンタ14は、可変カウンタ55に対
応する。受信側位相制御部15は、図6(a) に示した構
成の位相制御回路56に対応する。ギャップドクロック
生成部16および装置内クロック17は、装置内ギャッ
プドクロック57に対応する。ペイロードマッピング部
18は、エラスティックストア58、MSBフラグ挿入
回路59、7ビットカウンタ60、読み出し制御回路6
1に対応する。SOH挿入部19は、SOH挿入回路6
2に対応する。さらに、可変カウンタ55の動作を制御
するタイマ63が設けられる。また、位相制御回路56
とVCO51との間に、タイマ63によって制御される
オン/オフ回路64が挿入される。
再生用のVCO51から出力されるクロックパルス数を
計数する。このとき、パルスカウンタ52は、入力する
局内信号の立ち上がりでセットし、立ち下がりでリセッ
トしながらクロックパルス数を計数する。これにより、
図3に示すように、局内信号のハイレベルの部分におけ
るクロックパルス数が計数できる。
で計数したカウント値を局内信号の立ち下がりのタイミ
ングでラッチする。ただし、そのラッチ動作はラッチ判
定回路54によって制御される。ラッチ判定回路54
は、図5に示したラッチ判定手順を行う回路であり、E
XOR回路、NOR回路、AND回路、OR回路により
構成される。本回路は、現在のラッチ回路群53でラッ
チされている値と、パルスカウンタ52から出力される
カウント値とを比較し、後者が小さければそのカウント
値をラッチ回路群53へラッチさせるための制御信号を
ラッチ回路群53へ出力する。これにより、ラッチ回路
群53から、図4に示すように局内信号のハイレベルの
部分におけるクロックパルス数の最小値が出力される。
計数する時間を与えるタイマ63で設定された時間経過
後に、ラッチ回路群53から出力されるクロックパルス
数の最小値を取り込み、その値を分周数NとしてVCO
51の出力クロックから分周クロックを生成する。位相
制御回路56は、図6に示すように、2つのSRFF3
1,32と電力比較器33とによりVCO51の制御信
号を生成する。オン/オフ回路64は、タイマ63で設
定された時間経過後、すなわち分周クロックが生成され
た後に、フィードバック回路が働くようにするためのス
イッチである。これにより、局内信号位相と分周クロッ
ク位相が合わせられる。
位相が合った分周クロックにより局内信号を書き込み、
読み出し制御回路61からの読出クロックにより読み出
す。7ビットカウンタ60は、分周クロックパルス数を
7ビットごとに計数することにより、エラスティックス
トア58に書き込む局内信号を7ビットごとに計数し、
読み出し制御回路61へ7ビットカウント情報を与え
る。読み出し制御回路61は、装置内ギャップドクロッ
ク57、すなわちSTM−NフレームのSOH部分をイ
ンヒビットした制御用クロックをもとに、エラスティッ
クストア58からデータを読み出すための読出クロック
を生成する。読み出しは、7ビットカウンタ60からの
7ビットカウント情報をもとに、7ビットごとに行われ
る。また、7ビットごとに読み出す際に、読み出し制御
回路61はMSBフラグを挿入するMSBフラグ挿入回
路59へMSBフラグ挿入のための制御信号を与える。
SOH挿入回路62は、装置内ギャップドクロック57
に基づいてSOH情報を挿入する。
構成)図12は、局内信号送信インタフェース部の実施
例構成を示す。なお、実線矢印はデータまたは制御信号
を示し、破線矢印はクロックを示す。図2に示す実施形
態と本実施例構成との対応関係を以下に示す。VCO2
1は、VCO71に対応する。ギャップドクロック生成
部22および装置内クロック23は、装置内ギャップド
クロック72に対応する。SOH抜去部24は、SOH
抜去回路73およびMSB抜去回路74に対応する。送
信側分周クロック選択部25および送信側位相比較部2
7は、パルスカウント比較回路75に対応する。可変1
/Nカウンタ26は、可変カウンタ76に対応する。ペ
イロードデマッピング回路28は、書込制御回路77お
よびエラスティックストア78に対応する。送信IF部
29は省略されている。さらに、可変カウンタ76の動
作を制御するタイマ79が設けられる。また、パルスカ
ウント比較回路75とVCO71との間に、タイマ79
によって制御されるオン/オフ回路80が挿入される。
クロック72に基づいてSOH情報を抜去する。MSB
フラグ抜去回路74は、装置内ギャップドクロック72
に基づいてペイロード部分の各バイトのMSBフラグを
検出し、書込制御回路77およびパルスカウント比較回
路75へ制御信号として出力する。MSB以外の7ビッ
トはエラスティックストア78へ送られる。書込制御回
路77は、MSBフラグ抜去回路74からのMSBフラ
グ情報と装置内ギャップドクロック72に基づいて、エ
ラスティックストア78へデータを書き込むための書込
クロックを生成する。書き込みは、MSBフラグ抜去回
路74からのMSBフラグがデータ有りを示した場合
に、MSB以外の7ビットについて行われる。
Nフレームのフレームパルス周期ごとに、MSBフラグ
抜去回路74からの制御信号をもとにMSBフラグ有り
の総数を計数し、STM−Nフレーム周期時間内の局内
信号のデータ総数を計数する。さらに、その結果をもと
に、VCO71の出力クロックの分周数を割り出して可
変カウンタ76へ与える。可変カウンタ76は、VCO
71の出力クロックをその値で分周して分周クロックを
生成する。
TM−Nフレームのフレームパルス周期ごとに、可変カ
ウンタ76からの分周クロックパルス数を計数し、MS
Bフラグ有りの総数と比較する。その比較結果により、
分周クロックパルスの繰り返し周波数と局内信号のビッ
トレートの大小に応じた位相制御信号をVCO71へ送
出する。オン/オフ回路80は、タイマ79で設定され
た時間経過後、すなわち可変カウンタ76で分周クロッ
クが生成された後に、フィードバック回路が働くように
するためのスイッチである。これにより、局内信号のビ
ットレートと同じ繰り返し周波数を有する分周クロック
が生成される。
ロックを読出クロックとして局内信号を読み出す。な
お、本実施例では、パルスカウント比較回路75の計数
比較にSTM−Nフレームのフレームパルスを用いた
が、1/9フレームパルス等の他の繰り返し周波数を有
する制御信号を用いて計数比較を行ってもよい。
意の速度の局内信号をSTM−Nフレームのペイロード
内へマッピングし、ペイロード内にマッピングされた任
意の速度の局内信号をデマッピングするビットレートフ
レキシブルな局内インタフェース回路を実現することが
できる。
すブロック図。
すブロック図。
号ビットレートの算出方法を示す図。
を用いた局内信号ビットレートの算出方法を示す図。
方法を示す図。
よび動作を示す図。
図。
図。
クロック再生手順を示す図。
るクロック再生手順を示す図。
を示すブロック図。
を示すブロック図。
RFF) 33 電力比較器
Claims (8)
- 【請求項1】 局内信号を受信する局内信号受信インタ
フェース部と、局内信号を送信する局内信号送信インタ
フェース部とを備え、前記局内信号をSTM−Nフレー
ムのペイロード内へマッピングおよびデマッピングする
局内インタフェース回路において、 前記局内信号受信インタフェース部は、 低速局内信号を受信する受信IF部と、 受信した局内信号のクロック生成用のクロックを発生す
る第1のVCOと、 前記局内信号と前記第1のVCOの出力クロックを比較
し、前記局内信号のビットレートに見合った前記第1の
VCOの出力クロックの分周数Nを出力する受信側分周
クロック選択部と、 前記分周数Nに基づいて前記第1のVCOの出力クロッ
クを分周する第1の可変1/Nカウンタと、 前記局内信号の位相と前記第1の可変1/Nカウンタか
ら出力される第1の分周クロックの位相とを比較し、そ
の位相誤差が小さくなるように前記第1のVCOを制御
する受信側位相制御部と、 装置内クロックからSTM−Nフレームのセクションオ
ーバヘッド(SOH)部分をインヒビットした第1の制
御用クロックを生成する第1のギャップドクロック生成
部と、 前記第1の分周クロックと前記第1の制御用クロックを
用いて、前記局内信号をSTM−Nフレームのペイロー
ド内へマッピングするペイロードマッピング部と、 前記第1の制御用クロックを用いて、前記SOH部分の
情報をSOHの各バイトへ挿入するSOH挿入部とを備
え、 前記局内信号送信インタフェース部は、 送信する局内信号のクロック再生用のクロックを発生す
る第2のVCOと、 装置内クロックからSTM−Nフレームのセクションオ
ーバヘッド(SOH)部分をインヒビットした第2の制
御用クロックを生成するギャップドクロック生成部と、 前記第2の制御用クロックを用いてSOH部分の情報を
抜去するSOH抜去部と、 前記STM−Nフレームのペイロード内に存在する前記
局内信号のデータ個数を計数し、その結果をもとに前記
第2のVCOの出力クロックの分周数Nを出力する送信
側分周クロック選択部と、 前記分周数Nに基づいて前記第2のVCOの出力クロッ
クを分周する第2の可変1/Nカウンタと、 前記送信側分周クロック選択部で計数したデータ個数と
前記第2の可変1/Nカウンタから出力される第2の分
周クロック数とを比較し、その数が一致するように前記
第2のVCOを制御する送信側位相制御部と、 前記第2の分周クロックと前記第2の制御用クロックを
用いて、前記STM−Nフレームのペイロード内から局
内信号をデマッピングするペイロードデマッピング部
と、 前記ペイロードデマッピング部の出力を低速局内信号と
して送信する送信IF部とを備えたことを特徴とする局
内インタフェース回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の局内インタフェース回
路において、 受信側分周クロック選択部は、受信した局内信号のハイ
レベルの時間内における第1のVCOの出力クロックパ
ルス数を計数する手段と、この計数結果をもとに局内信
号のビットレートに見合った第1のVCOの出力クロッ
クの分周数Nを算出する手段とを含むことを特徴とする
局内インタフェース回路。 - 【請求項3】 請求項2に記載の局内インタフェース回
路において、 クロックパルス数を計数する手段は、所定時間を与える
タイマと、この所定時間内に計数された第1のVCOの
出力クロックパルス数のうち最小値を算出する手段とに
より構成されたことを特徴とする局内インタフェース回
路。 - 【請求項4】 請求項3に記載の局内インタフェース回
路において、 クロックパルス数の最小値を算出する手段は、計数され
たクロックパルス数をラッチし、このラッチ状態のクロ
ックパルス数と新たに計数されたクロックパルス数を大
小比較し、新たに計数されたクロックパルス数が小さけ
ればその値をラッチする手段により構成されたことを特
徴とする局内インタフェース回路。 - 【請求項5】 請求項1に記載の局内インタフェース回
路において、 受信側位相制御部は、局内信号の位相と第1の分周クロ
ックの位相とを比較する2段のラッチ回路で構成された
ことを特徴とする局内インタフェース回路。 - 【請求項6】 請求項1に記載の局内インタフェース回
路において、 第1のVCOまたは第2のVCOの少なくとも1つの発
振周波数がSTM−Nフレームのビットレートよりも高
く設定されたことを特徴とする局内インタフェース回
路。 - 【請求項7】 請求項1に記載の局内インタフェース回
路において、 ペイロードマッピング部は、STM−Nフレームの1フ
レーム時間内の局内信号を保持し、SOHのポインタ値
が示すSTM−Nフレームのペイロード位置から順に保
持された局内信号を取り出してマッピングする構成であ
り、 SOH挿入部は、SOHのある未定義バイトにマッピン
グを行う局内信号データ数を情報として挿入する構成で
あり、 送信側分周クロック選択部は、SOHのある未定義バイ
トからデマッピングを行う局内信号データ数を検出する
構成であり、 送信側位相制御部は、検出された局内信号データ数と第
2の分周クロック数とを比較する構成であり、 ペイロードデマッピング部は、SOHのポインタ値が示
すSTM−Nフレームのペイロード位置から局内信号デ
ータ数分だけ順に局内信号をデマッピングする構成であ
ることを特徴とする局内インタフェース回路。 - 【請求項8】 請求項1に記載の局内インタフェース回
路において、 ペイロードマッピング部は、STM−Nフレームのペイ
ロード内の各バイトの所定のビットをデータ有りまたは
データ無しを示すフラグとして用い、他の7ビットを実
際のペイロードとして局内信号をマッピングする構成で
あり、 送信側分周クロック選択部は、STM−Nフレームパル
ス等をトリガにペイロード内の各バイトの所定のビット
フラグからデマッピングを行う局内信号データ数を検出
する構成であり、 送信側位相制御部は、検出された局内信号データ数と第
2の分周クロック数とを比較する構成であり、 ペイロードデマッピング部は、前記所定のビットフラグ
がデータ有りを示す場合のみ、そのバイトの他の7ビッ
トをデマッピングする構成であることを特徴とする局内
インタフェース回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33934696A JP3355577B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 局内インタフェース回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33934696A JP3355577B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 局内インタフェース回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10178408A JPH10178408A (ja) | 1998-06-30 |
JP3355577B2 true JP3355577B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=18326588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33934696A Expired - Lifetime JP3355577B2 (ja) | 1996-12-19 | 1996-12-19 | 局内インタフェース回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355577B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-19 JP JP33934696A patent/JP3355577B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10178408A (ja) | 1998-06-30 |
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