JP4973839B2 - ボールベアリングキャスタ - Google Patents
ボールベアリングキャスタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4973839B2 JP4973839B2 JP2006139807A JP2006139807A JP4973839B2 JP 4973839 B2 JP4973839 B2 JP 4973839B2 JP 2006139807 A JP2006139807 A JP 2006139807A JP 2006139807 A JP2006139807 A JP 2006139807A JP 4973839 B2 JP4973839 B2 JP 4973839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- ball bearing
- gas
- caster
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
Description
このボールベアリングキャスタ10を図6に基づいて説明する。
下向きに開口凹部を有するボールベアリングハウジング11の凹部底面に先端に凹球面板12aを有するベアリング押え部12が下向きに取付けられており、該凹球面板12aの上面側とボールベアリングハウジング11との間には小隙間が確保されている。上記凹球面板12aの下方面側には、小径の多数のボールベアリング13が配列されており、凹球面板12aのさらに下方側では、前記ボールベアリング13を凹球面板12aと協働して挟むようにしてボール14が配置されている。また、ボールベアリングハウジング11の下方端には、前記ボール14の最大径部の下方側において、ボール14と小隙間を有し、その下方にボール14の下方部が露出するように丸孔が形成されたボール押え部15が設けられてボールベアリングキャスタ10が構成されている(例えば特許文献1参照)。また、ボールベアリングキャスタは、ボールを下向きに露出させる他、ボールを上向きに露出させてボール上方でワークなどを移動させるものも提案されている(例えば特許文献2、3参照)。
この実施形態のボールベアリングキャスタ1は、下向きに開口凹部を有する円柱状のボールベアリングハウジング2を有しており、該ボールベアリングハウジング2の凹部底面に、下向きに凹球面板3aを有し、上方部が柱状基部3bからなるベアリング押え部3が配置・固定されている。ベアリング押え部3の固定は、ボールベアリングハウジング2の凹部底面に設けた取付穴2aに、前記柱状基部3bの上端側を挿入することで行われる。
上記凹球面板3aの下面側には、小径のベアリング4が多数配置されており、このベアリング4…4を凹球面板3a下面とともに挟むようにしてボール5が配置されている。凹球面板3aの先端面は、このボール5の外周面と同心で径の異なる球面になるように形成されている。
また、前記した円柱面2dの内面側には、上記凹球面板3aの先端側とベアリング4が移動可能な隙間を有し、かつ前記ボール5の外周面との間で小さな隙間9を形成する球面状のガイド面6aを有するボールガイド部6が設けられている。
さらに、ボールベアリングハウジング2の上方側には、ボールベアリングハウジング2の外周面に開口して、前記小径円柱穴2bと柱状基部3bとの小隙間に連通する気体導入穴8が気体導入部として形成されており、上記構成によりボールベアリングキャスタ1が構成されている。
エアシリンダ30は、内部ピストン31の上方側と下方側とにそれぞれエアーポートが設けられ、各エアーポートは、エアー源33に接続されたエアーオペレートバルブ32に接続切換可能に接続されている。該エアーオペレートバルブ32には、該バルブ32の制御用に下降用メカニカルバルブ34と上昇用メカニカルバルブ35とが接続されており、下降用メカニカルバルブ34と上昇用メカニカルバルブ35の制御エアーとして前記エアー源33が接続されている。該エアーオペレートバルブ32では、シリンダ30の下降時にピストン31の下方側のエアーポートからシリンダ外に排出されるエアーをエアー供給ライン36に供給するように切換がなされる。
ボールベアリングキャスタ1に移動力が加わると、凹球面板3aの下方に位置するベアリング4とボール5とが互いに回転し、ボール5が回転しつつボールベアリングキャスタ1が移動する。ベアリング4は、凹球面板3aとボール5との隙間および凹球面板3aとガイド部6との隙間、凹球面板3aと円錐面2cとの隙間を通して移動し、ボール5の継続的な回転を可能にする。また、シリンダ30側では、ピストン31を下降させる際に、エアー源33のエアーがエアーオペレートバルブ32によってシリンダ30のピストン上方側に供給され、ピストン31下方側の圧縮エアーがシリンダ30外に排出されてエアーオペレートバルブ32によってエアー供給ライン36へと移送され、気体導入穴8へと導入される。
すなわち、ドアの搬送装置40の4つの脚部41…41下端に、それぞれ上記実施形態のボールベアリングキャスタ1…1が取付けられて搬送装置40の自在移動が可能になっている。搬送装置40は、下方ガイド42、43と上方ガイド44とを備えており、各ガイドは共通するフレーム45に取付けられている。該フレーム45は、搬送装置本体40aに昇降可能に取付けられており、該フレーム45にエアシリンダ46の作動ロッド47が固定されて上下動可能になっている。エアシリンダ46のエアー源は、搬送装置本体40aに設けたエアー取り入れ口48から工場内圧縮ガスを図示しないチューブなどによって取り入れるように構成することができる。該エアーを取り込んで図示しないバルブ装置によってエアシリンダ46を動作させる。また、エアシリンダの排出エアーは、前記実施形態と同様にボールベアリングキャスタ1に供給可能となっている。
図5は、エアーフロー式のボールベアリングキャスタ100を示すものである。なお、前記実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
2 ボールベアリングハウジング
3 ベアリング押え部
4 ベアリング
5 ボール
6 ガイド部
7 ボール押え部
8 気体導入穴
Claims (5)
- ボールベアリングハウジング内にベアリングを配して該ベアリングを介してボールを転動自在に保持するボールベアリングキャスタにおいて、前記ボールベアリングハウジングに気体導入部を設け、該ボールベアリングハウジングと前記ボールとの間の隙間を前記導入部から導入される気体の排出流路とし、前記導入される気体が、機器の作動時に該機器から間欠的に排出される気体であることを特徴とするボールベアリングキャスタ。
- 前記ボールが上向きに配置されており、該ボールを保持するボールベアリングハウジングがエアー浮上可能となっていることを特徴とする請求項1記載のボールベアリングキャスタ。
- 床面を移動する搬送装置の脚部に取り付けられ、ボールベアリングハウジング内にベアリングを配して該ベアリングを介してボールを転動自在に保持するボールベアリングキャスタにおいて、
前記搬送装置が気体シリンダを備えており、前記ボールベアリングハウジングに気体導入部を設け、該ボールベアリングハウジングと前記ボールとの間の隙間を前記導入部から導入される気体の排出流路とし、前記気体シリンダの排出気体が前記気体導入部に供給されるものであることを特徴とするボールベアリングキャスタ。 - 前記気体が、エアーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のボールベアリングキャスタ。
- 前記気体が前記ボールまたは前記ベアリングを冷却する冷媒として作用することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のボールベアリングキャスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006139807A JP4973839B2 (ja) | 2006-05-19 | 2006-05-19 | ボールベアリングキャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006139807A JP4973839B2 (ja) | 2006-05-19 | 2006-05-19 | ボールベアリングキャスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007308046A JP2007308046A (ja) | 2007-11-29 |
JP4973839B2 true JP4973839B2 (ja) | 2012-07-11 |
Family
ID=38841291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006139807A Active JP4973839B2 (ja) | 2006-05-19 | 2006-05-19 | ボールベアリングキャスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4973839B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010280254A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Nec Access Technica Ltd | ボールキャスタ構造 |
US8533908B2 (en) * | 2011-01-12 | 2013-09-17 | Tumi, Inc. | Ball wheel |
CN102434571B (zh) * | 2011-12-06 | 2014-09-10 | 深圳市华星光电技术有限公司 | 万向滚珠 |
JP6398177B2 (ja) * | 2013-11-13 | 2018-10-03 | 株式会社明電舎 | 搬送装置 |
NO20140520A1 (no) * | 2014-02-06 | 2014-04-30 | Liftwheel As | Rulleinnretning |
KR102386610B1 (ko) * | 2020-05-18 | 2022-04-18 | 주식회사 제이스텍 | 대형 디스플레이 패널용 이송장치 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621124Y2 (ja) * | 1981-05-18 | 1987-01-12 | ||
JPS6090204U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-20 | 新日本パイプ株式会社 | フリ−ベアリング |
JPH0527370Y2 (ja) * | 1987-03-12 | 1993-07-13 | ||
JPH02283502A (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-21 | Ihara Kogyo:Kk | キャスター装置 |
JPH0692450A (ja) * | 1992-09-17 | 1994-04-05 | Hitachi Ltd | 搬送装置 |
JP2983985B1 (ja) * | 1999-01-28 | 1999-11-29 | エスアールエンジニアリング株式会社 | 物品可動支持装置 |
-
2006
- 2006-05-19 JP JP2006139807A patent/JP4973839B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007308046A (ja) | 2007-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4973839B2 (ja) | ボールベアリングキャスタ | |
JP6678171B2 (ja) | 部品装着ヘッドおよびそれに用いることができる吸着ノズルアセンブリ | |
JP4587105B2 (ja) | リニアアクチュエータ及びその加工方法 | |
US7380990B2 (en) | Bearing, bearing mechanism, and plunger pump | |
CN101218066B (zh) | 用于线性引导系统的线性导轨 | |
US7926530B2 (en) | Device for generating tire air pressure | |
WO2002045997A3 (en) | Actuator for a slide out room | |
JPH08290384A (ja) | 低発塵直動アクチュエータ | |
KR100825365B1 (ko) | 진공용 직선반송장치 | |
JP4005248B2 (ja) | アクチュエータ | |
US7802920B2 (en) | Static-pressure gas bearing mechanism | |
JP2006258192A (ja) | 転がり軸受装置および回転装置 | |
JP2005017180A (ja) | 支持ユニット並びにその支持ユニットを用いた移動テーブル装置及び直動案内装置 | |
JP6784821B2 (ja) | 部品装着ヘッドおよびそれに用いることができる吸着ノズルアセンブリ | |
JPH08216071A (ja) | ロボット | |
US5380246A (en) | Dust suction apparatus | |
CN220844483U (zh) | 物料转运装置 | |
KR101175262B1 (ko) | 압연롤러용 클램핑 장치 | |
JP4129654B2 (ja) | クリーン搬送機器 | |
JP4859784B2 (ja) | ノズルユニット | |
JP2010188456A (ja) | バルブ組付装置及び方法 | |
JPH04209964A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPH0290405U (ja) | ||
JPH07224808A (ja) | スライドアクチュエータ | |
JP2002234469A (ja) | 下側ローラ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110630 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110720 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120314 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120327 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4973839 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150420 Year of fee payment: 3 |