JP4973671B2 - 帯電器および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、帯電器および画像形成装置に関する。
画像形成装置に組み込まれる帯電器には、感光体表面の帯電電位を制御するグリッド電極を清掃するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−338797号公報
本発明は、清掃部材の動作の円滑化が図られた帯電器、およびその帯電器を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1の帯電器は、
表面が移動する被帯電部材を帯電する互いに平行に張られた2本の帯電部材と、
上記帯電部材と上記被帯電部材との間に配置され、この帯電部材によるこの被帯電部材への作用を制御する制御部材と、
上記制御部材に接しながら、上記帯電部材が張られた方向の一方の端を初期位置としこの帯電部材が張られた方向に往復移動してこの制御部材を清掃する清掃ブラシとを有し、
上記制御部材が、上記2本の帯電部材の中央部から上記帯電部材が張られた方向に直角な方向に分かれた2つの領域であって、上記清掃部材の往路の方向に向かって上記中央部に近づく向きに斜めに細長く延びた六角形状または長方形状の開口パターンが繰り返す繰返し構造をそれぞれ有する2つの領域からなることを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1の帯電器を備え、その帯電器を用いた帯電工程を含んで用紙上に画像を形成することを特徴とする。
請求項1の帯電器では、清掃部材の動作の円滑化が図られ、制御部材の汚れを中央に集めることができる。
請求項の画像形成装置では、この画像形成装置内の帯電器に備えられた清掃部材の動作の円滑化が図られている。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。
図1に示すプリンタ1には、それぞれY(イエロ),M(マゼンタ),C(サイアン),K(ブラック)色のトナー像が形成される感光体11Y,11M,11C,11Kと、感光体11Y,11M,11C,11Kの表面を所定の電位に帯電する帯電ロール12Y,12M,12Cおよびスコロトロン帯電器12Kと、Y,M,C,K色のトナーを収容した現像器13Y,13M,13C,13Kと、感光体11Y,11M,11C,11Kの表面に残留した残留トナーを除去するクリーニング装置14Y,14M,14C,14Kとが備えられている。
また、このプリンタ1には、感光体11Y,11M,11C,11Kに接触しながら矢印A方向に移動する無端状の中間転写ベルト20と、感光体11Y,11M,11C,11Kそれぞれに対向して中間転写ベルト20の内側に配備されて、対応する感光体11Y,11M,11C,11K上のトナー像を中間転写ベルト20上に一次転写する一次転写ロール21Y,21M,21C,21Kと、駆動ロール22と、テンションロール23と、従動ロール24,25,26と、バックアップロール27とが備えられている。
さらに、このプリンタ1には、中間転写ベルト20を挟んでバックアップロール27に対向し、中間転写ベルト20上のトナー像を用紙に二次転写する二次転写ロール28と、中間転写ベルト20上に残留したトナー像を除去するクリーニング装置29が備えられている。
また、このプリンタ1には、用紙上に二次転写されたトナー像を加熱および加圧して用紙上に定着させる定着器50が備えられている。定着器50は、加熱機構を有する定着ロール51と、定着ロール51に対向するように設けられた圧力ロール52を有する。
さらに、このプリンタ1には、用紙が収容される用紙収容部53と、その用紙収容部53から用紙を引き出して予め定められた搬送路に搬送する用紙搬送部54が備えられている。
このプリンタ1は、4つの感光体11Y,11M,11C,11Kを用いてカラー画像を形成するカラーモードと、黒色トナーに対応した感光体11Kのみを用いてモノクロ画像を形成するモノクロモードとを有する。ここで、モノクロモードにおいてモノクロ画像を形成する場合、画像形成に関与していない、黒色トナーに対応した感光体11Kを除く残りの感光体11Y,11M,11Cが、一次転写ロール21Y,21M,21Cからの押圧を受けて中間転写ベルト20に接触した状態のままであると、それら感光体11Y,11M,11Cの磨耗が大きいため、モノクロモードにおいては、黒色トナーに対応する一次転写ロール21Kを除く残りの一次転写ロール21Y,21M,21Cを、中間転写ベルト20に対して離間させるということが行なわれる。
また、このプリンタ1では、黒色トナーに対応した感光体11Kの外形寸法は大きく(例えばφ=60mm)、またモノクロモードにおける画像形成速度は速い(例えば32cm/sec)。一方、黒色トナーに対応した感光体11Kを除く残りの感光体11Y,11M,11Cの外形寸法は小さく(例えばφ=40mm)、またカラーモードにおける画像形成速度は遅い(例えば22cm/sec)。
このため、感光体11Kには、感光体11Kを十分に大きな電荷量で帯電することのできる本発明の帯電器の一例であるスコロトロン帯電器12Kが用いられる。一方、感光体11Y,11M,11Cを帯電する帯電器12Y,12M,12Cには、比較的小さな電荷量で帯電する帯電ロール12Y、12M,12Cが用いられる。
また、外形寸法の大きな感光体11Kの、中間転写ベルト20上にトナー像が転写された後の表面には、未転写のトナーや外添剤などの異物がより多く残留するため、この異物を次の画像形成工程に先立って除去するために、この感光体11Kには、後述するブラシ部材およびブレードを備えたクリーニング装置14Kが用いられる。一方、外形寸法の小さな感光体11Y,11M,11Cの、中間転写ベルト20上にトナー像が転写された後の表面に残留する異物の量は比較的少ないため、クリーニングブレードのみを備えたクリーニング装置14Y,14M,14Cが用いられる。
このプリンタ1で、用紙上に定着トナー像からなるカラー画像を形成するには、感光体11Y,11M,11C,11Kが帯電ロール12Y,12M,12Cおよびスコロトロン帯電器12Kにより一様に帯電され、画像情報を保持したレーザ光ROS-Y,ROS-M,ROS-C,ROS-Kの照射によりそれら感光体11Y,11M,11C,11K上に静電潜像が形成される。これらの静電潜像は現像器13Y,13M,13C,13Kによって現像されて、感光体11Y,11M,11C,11Kの表面にはトナー像からなる可視像が形成される。こうして形成された各トナー像は、所定の転写バイアス電圧が印加された一次転写ロール21Y,21M,21C,21Kにより中間転写ベルト20の表面に一次転写される。
中間転写ベルト20の表面に一次転写された転写トナー像は、バックアップロール27および二次転写ロール28により二次転写される。この二次転写では、用紙収容部53から用紙搬送部54により引き出され矢印B方向に搬送されてきた用紙がバックアップロール27,二次転写ロール28からなる二次転写領域に送り込まれることにより、その用紙上に二次転写される。用紙上に二次転写されたトナー像は、定着器50により加熱および加圧されて用紙上に定着される。このようにして、一連の画像形成工程が終了する。
図2は、図1に示す黒色トナーに対応した感光体とその周辺の装置を拡大して示す図である。
図2には、黒色トナーに対応した感光体11Kが示されている。この感光体11Kの周辺には、次の画像形成工程に進む前に感光体11Kの表面の残存電位を除去する除電器10Kと、スコロトロン帯電器12Kが備えられている。スコロトロン帯電器12Kには、2本の放電ワイヤ120とグリッド電極122が備えられている。ここで、感光体11Kが被帯電部材の一例であり、またグリッド電極22が制御部材の一例である。
2本の放電ワイヤ120は、互いに平行に張られて張架された金属線であり、これらの放電ワイヤ120は、電圧の印加を受けて離間した位置から感光体11Kに電荷を付与する。ここで、放電ワイヤ120が帯電部材の一例である。
また、帯電器としては、スコロトロン帯電器12K以外に、例えば、この図2に示すスコロトロン帯電器12Kの形状を有し、放電ワイヤ120に代えて、ピン形状のような鋭利な形状に構成した放電電極の先端からコロナ放電を行なう態様の、いわゆる「ピンコロトロン」と呼称される帯電器を用いることもできる。
グリッド電極122は、2本の放電ワイヤ120によって付与される電荷量を規制して感光体11Kの表面の帯電電位を制御する。
また、スコロトロン帯電器12Kには、これら放電ワイヤ120,グリッド電極122を清掃する清掃装置も備えられているが、ここでは図面の煩雑化を避けるために図示省略している。
感光体11Kの周辺には、現像器13Kと、クリーニング装置14Kとが備えられている。現像器13Kには、トナーを保持して静電潜像が形成される感光体11Kと対向する現像領域まで搬送する現像ロール31と、トナーを搬送する搬送部材33_1と、現像ロール31上に保持されたトナーの層厚を所定の厚さに規制する規制部材34と、トナーを搬送する搬送部材33_2とが備えられている。
また、クリーニング装置14Kには、感光体11Kの表面に残留した残留トナー等の残留物を掻き落とすブラシ部材41と、感光体11Yの表面に残留する残留物をその表面に先端を圧接させて掻き取るクリーニング装置42と、残留物を外部に搬送する搬送部材43とが備えられている。
図3は、図2に示すスコロトロン帯電器を側面から見た断面図、図4は、図2に示すスコロトロン帯電器を正面から見た断面図である。
図3、図4に示すスコロトロン帯電器12Kには、前述した放電ワイヤ120およびグリッド電極122と、清掃装置130が備えられている。清掃装置130には、グリッド電極122を清掃するグリッド清掃部140と、放電ワイヤ120を清掃するワイヤ清掃部150が備えられている。これらグリッド清掃部140およびワイヤ清掃部150は、図4に示すコ字状のシールド部材160内に配備されており、図3に示す矢印Z1方向および矢印Z2方向の双方の方向に往復移動する。
グリッド清掃部140には、クリーニングブラシ141と、帯電器クリーナーハウジング142が備えられている。クリーニングブラシ141は、基台141aと、基台141aに植設されたブラシ毛141bを有する。
ワイヤ清掃部150には、図4に示すように、第1の清掃部材151と第2の清掃部材152が備えられている。
図5は、図3、図4に示すスコロトロン帯電器をクリーナシャフト側から見た斜視図である。また、図6は、図5に示すスコロトロン帯電器の清掃装置が移動する様子を示す斜視図である。さらに、図7は、図3、図4に示すスコロトロン帯電器をグリッド電極側から見た斜視図である。
図5および図6には、グリッド電極122と、シールド部材160と、クリーナシャフト161と、清掃装置130とが示されている。清掃装置130は、クリーナシャフト161に取り付けられている。尚、感光体11Kは、グリッド電極122の下部に配備される。
また、図7には、グリッド電極122と、グリッド電極122の下部に配置されたグリッド清掃部140と、これらグリッド電極122,グリッド清掃部140の下部に張架された2本の放電ワイヤ120とが示されている。グリッド清掃部140には、図3,図4にも示すクリーニングブラシ141が備えられている。
図5,図6に示すクリーナシャフト161は、正逆方向に自在に回転するモータ(図示せず)からの駆動力を受けて回転する。すると、清掃装置130が、図6に示すように、グリッド電極122の一端から他端までの間を規定されたタイミングで往復移動することにより、清掃装置130を構成するグリッド清掃部140(図7参照)で、グリッド電極122に付着した放電生成物等の汚れを清掃する。
図8は、図7に示すグリッド電極の一部を拡大して示す図である。
図8に示すグリッド電極122は、放電ワイヤ120が張られた方向に対し直角な方向に、中央部122cを境界にして分かれた第1,第2の領域122a,122bを有する。
第1の領域122aは、図8の左側から右側の方向に向けて、放電ワイヤ120が張られた方向を基準としたときの正の角度に傾いた方向(直線Aで示す右斜め下方向)に繰り返す繰返し構造を持つ領域である。詳細には、第1の領域122aは、直線Aで示す右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
一方、第2の領域122bは、図8の左側から右側の方向に向けて、放電ワイヤ120が張られた方向を基準としたときの負の角度に傾いた方向(直線Bで示す右斜め上方向)に繰り返す繰返し構造を持つ領域である。詳細には、第2の領域122bは、直線Bで示す右斜め上方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
これら第1,第2の領域122a,122bの面積および繰返し構造の傾きの角度は、グリッド電極122に接して放電ワイヤ120が張られた方向C(往路方向)に移動中のグリッド清掃部140のクリーニングブラシ141がグリッド電極に対して与える力によって、画像に影響を与えないように適宜設定されている。本実施例においては、その張られた方向に直角なグリッド電極122の面内方向の力が釣り合うように線対称となるように定められているが、これに限定されるものではない。また、これら第1,第2の領域122a,122bの面積および繰返し構造の傾きの角度も同様に定めることができる。
また、第1,第2の領域122a,122bの境界である中央部122cは、放電ワイヤ120を、図8に示すように、グリッド電極122の面に垂直にそのグリッド電極122上に投影させたときの、そのグリッド電極122に投影された放電ワイヤ120との重なりを避けた位置に設けられている。
このように、グリッド電極122が有する第1,第2の領域122a,122bは、2本の放電ワイヤ120が張られた方向に直角な方向に分かれた2つの領域であって、クリーニングブラシ141の往路の方向Cに向かって互いに近づく向きに傾斜した方向にそれぞれ繰り返す各繰返し構造を有する2つの領域からなるものである。
このため、クリーニングブラシ141がグリッド電極122に接して放電ワイヤ120が張られた方向Cに移動する往路では、第1,第2の領域122a,122bが有する六角形状の開口パターンは、中央部122cに向かう方向になるので、クリーニングブラシ141の、第1の領域122aを清掃する第1の部分に作用する力は、直線Aで示す右斜め下方向に働く。一方、クリーニングブラシ141の、第2の領域122bを清掃する第2の部分に作用する力は、直線Bで示す右斜め上方向に働く。従って、往路においては、クリーニングブラシ141に作用する、この図の下方向と上方向とに働く力は、相殺される。
一方、復路では、第1,第2の領域122a,122bが有する六角形状の開口パターンは、中央部122cから遠ざかる方向になるので、クリーニングブラシ141の、第1の領域122aを清掃する第1の部分に作用する力は、直線Aで示す左斜め上方向に働く。一方、クリーニングブラシ141の、第2の領域122bを清掃する第2の部分に作用する力は、直線Bで示す左斜め下方向に働く。このため、復路においては、クリーニングブラシ141に作用する、この図の上方向と下方向とに働く力は、相殺される。従って、グリッド清掃部140がグリッド電極122から受ける力は小さい。
図9は、比較例としてのグリッド電極の一部を拡大して示す図である。
図9に示すグリッド電極1001は、図9の左側から右側の方向に向けて、直線Aで示す右斜め上方向に繰り返す繰返し構造を持つ領域1001aを有する。このため、往路では、クリーニングブラシ141の、領域1001aを清掃する作用する力は、直線Aで示す右斜め上方向に働く。従って、往路においては、クリーニングブラシ141全体が、図9の右斜め上方向に移動する傾向となる。一方、復路では、クリーニングブラシ141の、領域1001aを清掃する作用する力は、直線Aで示す左斜め下方向に働く。従って、復路においては、クリーニングブラシ141全体が、図9の左斜め下方向に移動する傾向となる。このように、比較例のグリッド電極1001では、このグリッド電極1001の清掃にあたり、クリーニングブラシ141には斜め方向への力が働くため、グリッド清掃部140がグリッド電極1001から受ける力は大きい。
再び図8に戻って、グリッド清掃部140の清掃能力について説明する。クリーニングブラシ141を往路方向に移動した場合、クリーニングブラシ141のブラシ毛141b(図3,図4参照)に作用する力はブラシの毛倒れとなり、六角形状の開口のエッジでしごかれて反発する動きとなる。このとき、クリーニングブラシ141の、第1の領域122aを清掃する第1の部分に作用する力は、図8の上方向に働いてグリッド電極122に付着した汚れをグリッド電極122の上端部側に吐き出す。また、クリーニングブラシ141の、第2の領域122bを清掃する第2の部分に作用する力は、図8の下方向に働いてグリッド電極122に付着した汚れをグリッド電極122の下端部側に吐き出す。
一方、復路では、クリーニングブラシ141の、第1の領域122aを清掃する第1の部分に作用する力は、図8の下方向に働いてグリッド電極122に付着した汚れをグリッド電極122の中央部122cに集める。また、クリーニングブラシ141の、第2の領域122bを清掃する第2の部分に作用する力は、図8の上方向に働いてグリッド電極122に付着した汚れをグリッド電極122の中央部122cに集める。
このように、クリーニングブラシ141でグリッド電極122に付着した汚れを清掃するにあたり、往路ではグリッド電極122の上端部側,下端部側に汚れを吐き出し、復路ではグリッド電極122の中央部122cに汚れを集める。さらに、図10,図11を参照して説明を続ける。
図10は、グリッド電極の各部に付着した汚れと感光体表面の帯電電位との関係を説明するための図である。
先ず、図10(a)について説明する。図10(a)には、2本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けて、感光体表面の帯電電位が上昇していく様子が示されている。
図10(a)に示すグリッド電極122のA部,B部,C部は、それぞれ、感光体の回転方向の上流側,中流側,下流側に対応する位置を示し、これらA部,B部,C部には汚れが付着しているものとする。感光体が回転すると、感光体は、先ず2本の放電ワイヤ120のうちの、図の左側の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けて、感光体表面の帯電電位が上昇していく。ここで、A部には汚れがあるため、点線で示すように、この汚れの分だけ感光体表面の帯電電位が高くなる。さらに、感光体が回転して図の右側の放電ワイヤ120からの電圧の印加も受けて、感光体表面の帯電電位が上昇していき、感光体がB部の位置まで回転すると、B部の汚れの分だけ感光体表面の帯電電位が高くなる。さらに、感光体が回転して感光体表面の帯電電位が上昇していき、感光体がC部の位置まで回転すると、C部の汚れの分だけ感光体表面の帯電電位が高くなる。
ここで、感光体の帯電電位は、感光体の回転方向の下流側で調整された状態となっていればよいので、A部,B部における汚れに起因する感光体の帯電電位のムラによる影響よりも、C部における汚れに起因する感光体の帯電電位のムラによる影響が画像に発生しやすい。本実施形態では、前述したように、クリーニングブラシ141でグリッド電極122に付着した汚れを清掃するにあたり、復路ではグリッド電極122の中央部122c(図10でいうB部)に汚れを集めるため、感光体の帯電電位は予め決められた値に設定される。
次に、図10(b)について説明する。図10(b)には、1本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けて、感光体表面の帯電電位が上昇していく様子が示されている。ここでは、放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けて、感光体の回転に伴ってこの感光体表面の帯電電位が上昇していく。A部には汚れがあるため、点線で示すように、この汚れの分だけ感光体表面の帯電電位が高くなる。さらに、感光体が回転して感光体表面の帯電電位が上昇していき、感光体がB部の位置まで回転すると、B部の汚れの分だけ感光体表面の帯電電位が高くなる。ここで、感光体の、A部における汚れに起因する帯電電位の上昇は問題とならず、B部における汚れが少なければ感光体の帯電電位を予め決められた値にすることができる。
図11は、グリッド電極の各部に付着した汚れに対する評価結果を示す図である。
図11(a)は、図10(a)に示す2本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けた場合の、グリッド電極の各部に付着した汚れに対する評価結果を示す。また、図11(b)は、図10(b)に示す1本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けた場合の、グリッド電極の各部に付着した汚れに対する評価結果を示す。さらに、○印は、形成された画像に異常が見つからない状態であったことを示す。△印は、注意して見ると異常があるが実用上は問題ない状態であったことを示す。×印は、一見して異常がわかる状態であったことを示す。
図11(a)に示すように、2本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けた場合は、C部に汚れがなければよいことがわかる。また、図11(b)に示すように、1本の放電ワイヤ120からの電圧の印加を受けた場合は、B部に汚れがなければよいことがわかる。
図12は、図8に示すグリッド電極の構造とは異なる他の一例である第2のグリッド電極の構造を示す図である。
図12に示すグリッド電極123は、2本の放電ワイヤ120が張られた方向に対し直角な方向に分かれた第1,第2の領域123a,123bを有する。第1の領域123aの面積と第2の領域123bの面積は同じである。また、第1,第2の領域123a,123bの境界には、中央部123cが設けられている。この中央部123cは、放電ワイヤ120との重なりを避けた位置に設けられている。
第1の領域123aは、図8に示す第1の領域122aと同じ構造であり、図12の左側から右側の方向に向けて、直線Aで示す右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
第2の領域123bは、直線Bで示す右斜め上方向に長方形の形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
このように、六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する第1の領域123aと、長方形の形状の開口パターンが繰り返す構造を有する第2の領域123bからなるグリッド電極123においても、往路および復路における、クリーニングブラシに作用する、この図12の上方向と下方向とに働く力は、相殺される。また、復路ではグリッド電極123の中央部123cに汚れが集められる。
図13は、第3のグリッド電極の構造を示す図である。
図13に示すグリッド電極124は、3本の放電ワイヤ120が張られた方向に対し直角な方向に分かれた第1,第2,第3の領域124a,124b,124cを有する。第1の領域124aと第2の領域124bの境界には境界部124dが設けられている。また、第2の領域124bと第3の領域124cの境界には境界部124eが設けられている。これら境界部124d,124eは、放電ワイヤ120との重なりを避けた位置に設けられている。
第1の領域124aは、図13の左側から右側の方向に向けて、右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
第2の領域124bは、図13の左側から右側の方向に向けて、右斜め上方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
第3の領域124cは、第1の領域124aと同様であり、左側から右側の方向に向けて、右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
このような構造を有するグリッド電極124においても、往路および復路における、クリーニングブラシに作用する、この図13の上方向と下方向とに働く力は、相殺される。また、復路ではグリッド電極124の境界部124dに汚れが集められる。
図14は、第4のグリッド電極の構造を示す図である。
図14に示すグリッド電極125は、放電ワイヤ120が張られた方向に対し直角な方向に分かれた第1,第2,第3の領域125a,125b,125cを有する。放電ワイヤ120は、第2の領域125bの下部に設けられている。また、第1の領域125aと第2の領域125bの境界には境界部125dが設けられているとともに、第2の領域125bと第3の領域125cの境界には境界部125eが設けられている。
第1の領域125aは、図14の左側から右側の方向に向けて、右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
第2の領域125bは、図14の左側から右側の方向に向けて、右斜め上方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
第3の領域125cは、第1の領域125aと同様であり、左側から右側の方向に向けて、右斜め下方向に六角形状の開口パターンが繰り返す構造を有する。
このような構造を有するグリッド電極125においても、往路および復路における、クリーニングブラシに作用する、この図14の上方向と下方向とに働く力は、相殺される。また、復路では境界部125dに汚れが集められる。
図15は、図3,図4に示す清掃装置とは異なる他の一例である清掃装置の断面図、図16は、図15に示す清掃装置のロール清掃部の斜視図、図17は、図15に示す清掃装置をグリッド電極側から見た図である。また、図18は、図15に示す清掃装置を放電ワイヤ側から見た図である。
図15に示す清掃装置200には、スポンジロール210aと軸部材210bからなるロール清掃部210が備えられている。このロール清掃部210は、図16に示すように、円筒状のスポンジロール210aの中央部に軸部材210bが挿通されてなる構成である。
また、清掃装置200には、グリッド抱え込み機構220と、ワイヤ清掃部材保持機構230と、ワイヤ清掃部材231,232とが備えられている。
グリッド抱え込み機構220は、グリッド電極122を抱え込むようにグリッド電極122に取り付けられている。また、ワイヤ清掃部材231は、ワイヤ清掃部材保持機構230に保持されている。尚、もう1つのワイヤ清掃部材232も、ワイヤ清掃部材保持機構230の、図示しない部分に保持されている。
また、グリッド電極125は、図18に示すように、3つの領域125a,125b,125cを有する。尚、このグリッド電極125は、図14で説明したものであるため、説明は省略する。
この清掃装置200は、グリッド電極122に抱え込むように取り付けられたグリッド抱え込み機構220により、図15に示す矢印A方向および矢印B方向の双方の方向に往復移動する。すると、スポンジロール210aがグリッド電極125と接触し、回転しながらグリッド電極125の表面を清掃する。また、ワイヤ清掃部材231,232で放電ワイヤ120も清掃する。
ここで、清掃装置200が矢印A方向に移動する場合、スポンジロール210aは時計回りに回転し、グリッド電極125の表面を清掃すると同時に、このスポンジロール210aの、放電ワイヤ120に接触する部分では、放電ワイヤ120を拭くように接触するため、清掃能力が高まる。
また、ワイヤ清掃部材231,232には、研磨材入りのパッドが用いられており、放電に伴って付着する酸化ケイ素などの硬い物質に対しては清掃能力が高いものの、放電生成物からなる、硝酸アンモニウム化合物に対しては清掃能力が低い。そのため、スポンジロール210aで放電ワイヤ120を清掃することで、帯電能力が維持される。
また、グリッド電極125に付着したトナーなどがスポンジロール210aに付着して放電ワイヤ120の表面を拭うことで、硝酸アンモニウム化合物に対する清掃能力が高まる。
一方、清掃装置200が矢印B方向に移動する場合は、スポンジロール210aは反時計回りに回転する。この場合も、清掃装置200が矢印A方向に移動する場合と同様であり、清掃能力が高まる。尚、ここでは、スポンジロール210aの例で説明したが、ブラシロールであってもよい。
図19は、図16に示すロール清掃部とは異なるロール清掃部材の斜視図、図20は、図19に示すロール清掃部材の断面図である。
図19,図20に示すロール清掃部250は、円筒状のスポンジロール250aと、そのスポンジロール250aの両端部に設けられたブラシロール250bと、スポンジロール250aの中央部に挿通された軸部材250cとから構成されている。このロール清掃部250では、スポンジロール250aの両端部に設けられたブラシロール250bでグリッド電極と接触することで回転力を得、中央部分のスポンジロール250aで清掃をするようになっている。このようなロール清掃部250でグリッド電極を清掃してもよい。
尚、本実施形態では、本発明にいう帯電器として、スコロトロン帯電器の例を挙げて説明したが、本発明にいう帯電器は、コロトロン帯電器や転写器、あるいは除電器であってもよい。
また、本実施形態では、本発明にいう画像形成装置としてプリンタを例に挙げて説明したが、複写機はもとより、電子写真方式の機器などに用いられる画像形成装置であればよい。
画像形成装置の一実施形態であるプリンタの概略構成図である。 図1に示す黒色トナーに対応した感光体とその周辺の装置を拡大して示す図である。 図2に示すスコロトロン帯電器を側面から見た断面図である。 図2に示すスコロトロン帯電器を正面から見た断面図である。 図3、図4に示すスコロトロン帯電器をクリーナシャフト側から見た斜視図である。 図5に示すスコロトロン帯電器の清掃装置が移動する様子を示す斜視図である。 図3、図4に示すスコロトロン帯電器をグリッド電極側から見た斜視図である。 図7に示すグリッド電極の一部を拡大して示す図である。 比較例としてのグリッド電極の一部を拡大して示す図である。 グリッド電極の各部に付着した汚れと感光体表面の帯電電位との関係を説明するための図である。 グリッド電極の各部に付着した汚れに対する評価結果を示す図である。 図8に示すグリッド電極の構造とは異なる他の一例である第2のグリッド電極の構造を示す図である。 第3のグリッド電極の構造を示す図である。 第4のグリッド電極の構造を示す図である。 図3,図4に示す清掃装置とは異なる他の一例である清掃装置の断面図である。 図15に示す清掃装置のロール清掃部の斜視図である。 図15に示す清掃装置をグリッド電極側から見た図である。 図15に示す清掃装置を放電ワイヤ側から見た図である。 図16に示すロール清掃部とは異なるロール清掃部材の斜視図である。 図19に示すロール清掃部材の断面図である。
1 画像形成装置
10K 除電器
11Y,11M,11C,11K 感光体
12Y,12M,12C 帯電ロール
12K スコロトロン帯電器
13Y,13M,13C,13K 現像器
14Y,14M,14C,14K クリーニング装置
20 中間転写ベルト
21Y,21M,21C,21K 一次転写ロール
22 駆動ロール
23 テンションロール
24,25,26 従動ロール
27 バックアップロール
28 二次転写ロール
29 クリーニング装置
31 現像ロール
33_1,33_2,43 搬送部材
34 規制部材
41 ブラシ部材
42 クリーニング装置
50 定着器
51 定着ロール
52 圧力ロール
53 用紙収容部
54 用紙搬送部
120 放電ワイヤ
122,123,124,125 グリッド電極
122a,122b,123a,123b,124a,124b,124c,125a,125b,125c 領域
122c,123c 中央部
124d,124e,125d,125e 境界部
130,200 清掃装置
140 グリッド清掃部
141a 基台
141b ブラシ毛
141 クリーニングブラシ
142 帯電器クリーナーハウジング
150 ワイヤ清掃部
151 第1の清掃部材
152 第2の清掃部材
160 シールド部材
161 クリーナシャフト
210,250 ロール清掃部
210a,250a スポンジロール
210b,250c 軸部材
220 グリッド抱え込み機構
230 ワイヤ清掃部材保持機構
231,232 ワイヤ清掃部材
250b ブラシロール

Claims (2)

  1. 表面が移動する被帯電部材を帯電する互いに平行に張られた2本の帯電部材と、
    前記帯電部材と前記被帯電部材との間に配置され、該帯電部材による該被帯電部材への作用を制御する制御部材と、
    前記制御部材に接しながら、前記帯電部材が張られた方向の一方の端を初期位置とし該帯電部材が張られた方向に往復移動して該制御部材を清掃する清掃ブラシとを有し、
    前記制御部材が、前記2本の帯電部材の中央部から前記帯電部材が張られた方向に直角な方向に分かれた2つの領域であって、前記清掃部材の往路の方向に向かって前記中央部に近づく向きに斜めに細長く延びた六角形状または長方形状の開口パターンが繰り返す繰返し構造をそれぞれ有する2つの領域からなることを特徴とする帯電器。
  2. 請求項1記載の帯電器を備え、該帯電器を用いた帯電工程を含んで画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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