JP7313859B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置として、搬送ベルトや中間転写ベルトなどのベルトの移動方向に関して複数の画像形成部をそれぞれ配置したタンデム型の画像形成装置の構成が知られている。各色の画像形成部は、それぞれ像担持体としてのドラム状の感光体(以下、感光ドラムと称する)を有している。各色の感光ドラムに担持された各色のトナー像は、転写材搬送ベルトによって搬送される紙やOHPシートなどの転写材に転写されるか、または、中間転写ベルトに1度転写された後に転写材に転写された後に、定着手段によって転写材に定着される。ここで、感光ドラムから転写材又は中間転写ベルトへのトナー像の転写は、転写材搬送ベルト又は中間転写ベルトを介して感光ドラムとは反対の位置に設けられる転写部材に電圧を印加することによって実行される。
特許文献1には、転写部材として金属ローラを用い、金属ローラを、中間転写ベルトの移動方向に関して、感光ドラムと中間転写ベルトとが接触する転写部からずらして配置する構成が開示されている。
特開2006-184547号公報
特許文献1のように、転写部材として金属ローラなどの硬度が高い部材を用いる構成において、ベルトの移動方向に関して転写部材と転写部との間の距離を広くすると、1次転写部材から感光ドラムまでの間のインピーダンスが高くなってしまう。即ち、感光ドラムから転写材又は中間転写ベルトにトナー像を転写する際に、転写部材から感光ドラムに向かって電流が流れる距離が長くなることで、転写部材から感光ドラムに向かって流れる電流の値が不足し、転写性が低下するおそれがある。
このような転写性の低下を抑制するためには、転写部材を可能な限り感光ドラムに近づけた方が良い。しかしながら、金属ローラ等の硬度が高い部材を転写部材として用いる構成においては、金属ローラの表面や中間転写ベルトの内周面側に付着した異物によって転写部におけるベルトの表面性が変化してしまう可能性がある。転写部におけるベルトの表面性が変化してしまうと、感光ドラムから転写材若しくは中間転写ベルトにトナー像を転写する際に、異物によってベルトの表面性が変化した位置において画像不良が発生してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、ベルトの移動方向に関して、転写部材を、像担持体とベルトとが接触する転写部からずらした位置に配置する構成において、転写性の低下を抑制しつつ、異物に起因した画像不良の発生を抑制することを目的とする。
本発明は、回転可能であって、トナー像を担持する像担持体と、移動可能であって、前記像担持体と接触する無端状のベルトと、前記ベルトを介して前記像担持体とは反対側に設けられ、前記ベルトと接触し、前記像担持体から前記ベルトに向かってトナー像を転写するための転写部材と、を備える画像形成装置において、前記転写部材は、前記ベルトの移動方向に関して、前記像担持体の回転中心の位置に対して上流側又は下流側であって、前記像担持体を押圧しない位置に配置されており、前記転写部材は、芯金と、芯金の外周を覆う弾性層であって、前記弾性層の外周面に粗し処理を施された厚みが2mm未満の前記弾性層と、を有し、前記転写部材のAsker-C硬度が54°以上85°以下であることを特徴とする。
本発明によれば、ベルトの移動方向に関して、転写部材を、像担持体とベルトとが接触する転写部からずらした位置に配置する構成において、転写性の低下を抑制しつつ、異物に起因した画像不良の発生を抑制することができる。
実施例1における画像形成装置の概略構成を示す模式的な断面図である。 実施例1における一次転写部を拡大した概略断面図である。 実施例1における一次転写部材の構成を説明する模式図である。 実施例1において、像担持体と一次転写部材との間のオフセット量をそれぞれ異ならせたときの、各部材の配置構成を説明する模式図である。 実施例1において、像担持体と一次転写部材との間のオフセット量をそれぞれ異ならせたときの、ベルトと像担持体とが接触する領域、又は、ベルトと一次転写部材とが接触する領域の関係を説明する模式図である。 実施例1における、オフセット量と張架距離の関係を説明するグラフである。 実施例1における、張架距離と一次転写時のインピーダンスとの関係を説明するグラフである。 実施例1における、弾性層の厚み又は硬度と、画像不良の発生の有無との関係を説明するグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1は、本実施例に係る画像形成装置100の概略構成を示す模式的な断面図である。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いてフルカラー画像の形成が可能な中間転写方式を採用した、タンデム型のレーザービームプリンターである。
画像形成装置100は、一列に配置された4つの画像形成部SY、SM、SC、SKを有する。各画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdは、それぞれイエロー(Y)マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成する。本実施例では、各画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの構成及び動作は、使用するトナーの色が異なることを除けば、実質的に同じである。したがって、以下、特に区別を要しない場合は、いずれかの色用の要素であることを示す符号の末尾a、b、c、dは省略して、当該要素について統括的に説明する。
画像形成部Sは、像担持体としてドラム型(円筒形)の感光ドラム2を有する。この感光ドラム2は、所定の周速度(プロセススピード)Vdで、駆動力を受けて図中矢印R1方向に回転可能である。感光ドラム2の周囲には、その回転方向に沿って順に、帯電手段としてのローラ状の帯電部材である帯電ローラ3と、露光手段4と現像手段5と、感光ドラム2に残留したトナーを回収するドラムクリーニング手段6と、が配置されている。
現像手段5は、現像剤として非磁性一成分現像剤を収容しており、現像剤担持体としての現像ローラ51などを有する。各画像形成部Sにおいて、感光ドラム2と、これに作用するプロセス手段としての帯電ローラ3、現像手段5及びドラムクリーニング手段6とは、一体的に画像形成装置100の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ32として構成される。露光手段4は、レーザー光を多面鏡によって走査させるスキャナユニットで構成され、画像信号に基づいて変調された走査ビームを感光ドラム2上に照射する。
また、各画像形成部Sa、Sb、Sc、Sdの感光ドラム2a、2b、2c、2dの全てと当接するように、移動可能な中間転写体としての無端状ベルトで構成された中間転写ベルト31が配置されている。中間転写ベルト31は、駆動ローラ34、張架ローラ11により張架されている。そして、駆動ローラ34が図中矢印R2方向に回転駆動されることによって、中間転写ベルト31は、所定の周速度Vbで、図中矢印R3方向で示されるベルト搬送方向に移動(回転)する。
中間転写ベルト31を介して、感光ドラム2とは反対側の位置には、一次転写部材(転写部材)としての一次転写ローラ14が配置されている。一次転写ローラ14は、中間転写ベルト31を介して感光ドラム2に対して所定の圧力で付勢されており、感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像が転写される領域である一次転写部N1(転写部)を形成している。また、中間転写ベルト31の外周面側において、駆動ローラ34と対向する位置には、二次転写部材としての二次転写ローラ25が配置されている。二次転写ローラ25は、中間転写ベルト31を介して駆動ローラ34に対して所定の圧力で付勢されており、中間転写ベルト31と二次転写ローラ25とが接触する二次転写部N2を形成している。
また、中間転写ベルト31の外周面側において、駆動ローラ34に対向する位置には、回収手段としてのクリーニングブレード33aを有するクリーニング手段33が配置されている。
画像形成動作が開始されると、各感光ドラム2、中間転写ベルト31は、所定の周速度で、それぞれ図中矢印R1、R3方向に回転を始める。回転する感光ドラム2の表面は、帯電ローラ3により所定の極性(本実施例では負極性)に略一様に帯電させられる。このとき帯電ローラ3には、不図示の帯電電源から所定の帯電電圧が印加される。その後、感光ドラム2は、各画像形成部Sに対応した画像情報に応じて露光手段4によって露光されることにより、感光ドラム2の表面に、画像情報に従った静電潜像が形成される。感光ドラム2に形成された静電潜像は、感光ドラム2と現像ローラ51との対向部(現像部)において、現像ローラ51に担持された負極性のトナーによって可視化され、感光ドラム2にトナー像が形成される。
次に、感光ドラム2に形成されたトナー像は、一次転写部N1において、一次転写ローラ14の作用により、回転駆動されている中間転写ベルト31に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ14には、不図示の一次転写電源から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)の一次転写電圧が印加される。例えば、フルカラー画像の形成時には、各画像形成部Sにおいて各感光ドラム2に静電潜像が形成され、これが現像されて各色のトナー像となる。そして、各画像形成部Sの各感光ドラム2に形成された各色のトナー像が、各一次転写部N1a、N1b、N1c、N1dにおいて中間転写ベルト31に順次重ねて転写され、中間転写ベルト31に4色のトナー像が形成される。
また、給紙カセット37に積載されている記録用紙などの転写材Sは、給送ローラ16、及び、搬送ローラ17によって、中間転写ベルト31と二次転写ローラ25とで形成される二次転写部N2へ搬送される。そして、中間転写ベルト31上に担持された4色の多重トナー像が、二次転写部N2において、二次転写ローラ25の作用により、転写材Sに一括して転写される。このとき、二次転写ローラ25には、不図示の二次転写電源からトナーの正規の帯電極性とは逆極性(本実施例では正極性)の二次転写電圧が印加される。
その後、トナー像が転写された転写材Sは、定着手段6に搬送される。転写材Sに二次転写されたトナー像は、定着手段6の定着ローラと加圧ローラとで挟持されて搬送される過程で加圧及び加熱されることで転写材Sに定着され、その後、画像形成装置100の装置本体の外部に排出される。
本実施例の画像形成装置100においては、以上の動作により、フルカラーのプリント画像が形成される。なお、二次転写後に中間転写ベルト31に残った転写残トナーは、中間転写ベルト31を介して駆動ローラ34に対向して設けられたクリーニングブレード33aによって、クリーニング手段33に回収され、中間転写ベルト31の表面から除去される。
[一次転写部の構成]
図2(a)は、図1における一次転写部N1を拡大した概略断面図である。また、図2(b)は、図2(a)における一次転写部N1を更に拡大した概略断面図である。図2(a)における仮想線L1は、感光ドラム2の回転中心から中間転写ベルト31に引いた垂線であり、仮想線L2は、一次転写ローラ14の回転中心から中間転写ベルト31に引いた垂線である。また、図2(a)における仮想線L3は、垂線L1と中間転写ベルト31とが交差する位置における感光ドラム2の接線である。ここで、本実施例の構成においては、感光ドラム2の直径は24mm、中間転写ベルト31の厚みは70μmである。
図2(a)に示すように、本実施例の一次転写ローラ14は、感光ドラム2の回転軸方向から見た際に、中間転写ベルト31の移動方向に関して感光ドラム2の回転中心よりも下流側に配置されている。以下、仮想線L1と仮想線L2の間の距離DOSを、一次転写ローラ14の感光ドラム2に対するオフセット量と定義する。
また、図2(a)に示すように、本実施例において、一次転写ローラ14は、仮想線L3に対して、感光ドラム2側に侵入量Dt(約0.1mm)分だけ侵入するように、所定の付勢圧で付勢された状態で配置されている。一次転写ローラが侵入量Dtで配置されることで、中間転写ベルト31は感光ドラム2に巻き付きながら接触する。また、中間転写ベルト31は一次転写ローラ14に対しても巻きつきながら接触する。
図2(b)に示すように、一次転写ローラ14は、中間転写ベルト31の移動方向に関して感光ドラム2よりも下流側にオフセットして配置されており、感光ドラム2と一次転写ローラ14との間には中間転写ベルト31の張架面が形成される。ここで、感光ドラム2と中間転写ベルト31の接点40と、一次転写ローラ14と中間転写ベルト31の接点39の距離を、張架距離Dkと定義する。図2(b)における直線L4は、感光ドラム2の回転中心と一次転写ローラ14の回転中心とを結ぶ直線である。本実施例においては、この直線L4上における、感光ドラム2と中間転写ベルト31の間隔と、一次転写ローラ14と中間転写ベルト31の間隔と、の合計を、一次転写クリアランス(以下、クリアランス)Dcと定義する。
図3は、本実施例の一次転写ローラ14の構成を説明する模式図である。図3に示すように、一次転写ローラ14は、金属で構成された芯金20と、芯金20の外周を覆う弾性層21と、を有する。弾性層21は、導電性を有し、電気抵抗が約1MΩである。芯金20の直径は5mmであり、図3における芯金20の半径方向に関する弾性層の厚みは1.0mmである。即ち、本実施例において一次転写ローラ14の外径は7.0mmとなる。このように、本実施例の一次転写ローラ14は、スポンジゴムや中実ゴムなどを用いて構成された従来の一次転写ローラと比較すると、薄い弾性層21を有する構成である。
本実施例において、弾性層21は、ウレタン樹脂を基材とした中実構成を有し、基材にイオン導電性の導電剤を含有させて導電性を付与させている。一般的に、ウレタン樹脂は粘着性(タック性)が高い特性を有していることが知られている。そこで、本実施例においては、一次転写ローラ14と中間転写ベルト31の内周面との間におけるウレタン樹脂の粘着性に起因した影響を緩和するため、弾性層21の表面に粗し処理を施している。なお、弾性層21としては、ウレタン樹脂に限らず、シリコーンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エピクロルヒドリンゴムなどを主成分として構成しても良い。
[一次転写ローラのオフセット量の設定]
図4(a)~(c)は、感光ドラム2と一次転写ローラ14との間のオフセット量(距離DOS)をそれぞれ異ならせたときの、各部材の配置構成を説明する模式図である。図5(a)~(c)は、図4(a)~(c)に対応しており、感光ドラム2と中間転写ベルト31とが接触する領域15と、一次転写ローラ14と中間転写ベルト31とが接触する領域18の位置関係を比較する模式図である。なお、図4~5においては、模式的に中間転写ベルト31を直線で表記しているが、実際には図2で示したように、中間転写ベルト31に対して一次転写ローラ14は、侵入量Dtだけ感光ドラム2側に侵入した状態で配置されている。
図4(a)、図4(b)、図4(c)は、感光ドラム2と一次転写ローラ14のオフセット量である距離DOSを変化させている。ここで、図4(a)の配置構成における距離DOS_aと、図4(b)の配置構成における距離DOS_bと、図4(c)の配置構成における距離DOS_cの大小関係は、以下の式1を満たしている。
OS_a > DOS_b > DOS_c ・・・(式1)
図5(a)に示すように、図4(a)の配置構成においては、領域15と領域18との間に距離19が存在し、この距離19は、先に説明した張架距離Dkとほぼ対応している。すなわち、図4(a)の配置構成においては、中間転写ベルト31の移動方向に関して、感光ドラム2と一次転写ローラ14との間に張架面が形成されている。
一方、図4(b)の配置構成においては、図5(b)に示すように、領域15と領域18とが隣接するように配置されている。即ち、中間転写ベルト31の移動方向に関して、領域15の下流側の端部と、領域18の上流側の端部が隣接するように感光ドラム2と一次転写ローラ14とが配置されることで、図4(b)の構成においては、張架距離Dkはゼロとなる。また、図4(c)の配置構成においては、図5(c)に示すように、領域15と領域18とが重なるように配置(以下、領域15と領域18の重なり領域を物理ニップ部と称する)されている。したがって、図4(b)と図4(c)の配置構成においては、図4(a)の配置構成のような張架面は形成されない。
ここで、図4(a)の配置構成においては、感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像を転写する際に、一次転写ローラ14から感光ドラム2に向かって中間転写ベルト31の移動方向に転写電流が流れる。このため、中間転写ベルト31の表面抵抗が一次転写時のインピーダンスに影響する。これに対し、図4(c)の配置構成においては、一次転写ローラ14から感光ドラム2に向かって流れる電流は、物理ニップ部において中間転写ベルト31の厚み方向に流れる。このため、中間転写ベルトの体積抵抗が一次転写時のインピーダンスに影響する。
以上説明したように、物理ニップ部の有無によって一次転写時のインピーダンスが変化してしまうことから、画像形成装置の使用範囲や各部材の構成及び配置の公差の範囲の中で、図4(a)と図4(c)の配置構成が混在することは望ましくない。よって、本実施例においては、図4(a)の配置構成を維持するように、即ち、画像形成装置の使用範囲や各部材の構成及び配置の公差の範囲の中で、図2におけるクリアランスDcが0mmよりも大きくなるように、一次転写ローラ14を配置している。なお、図2におけるクリアランスDcが0mmの配置は図4(b)の配置構成に対応している。そして、以下に詳細に説明するが、クリアランスDcが0mmよりも大きくなる一次転写ローラ14の位置とは、一次転写ローラ14が中間転写ベルト31を介して感光ドラム2を押圧しない位置に対応する。
図6は、クリアランスDcとオフセット量としての距離DOS、および張架距離Dkの関係を説明するグラフである。図6に示すように、本実施例の構成においては、クリアランスDcが0mmである図4(b)の状態において、張架距離Dkは0mm、距離DOSは1.76mmとなっている。即ち、図6のグラフは、距離DOSを1.76mmより大きくすることで、本実施例の構成においては、クリアランスDcと張架距離Dkを所望の範囲に維持できることを示している。したがって、本実施例の各条件下においては、距離DOSが1.76mmを下回らないよう配置することで、図4(a)の配置構成を維持することが可能である。
以上、距離DOSの下限値に関して説明したが、オフセット量としての距離DOSは、10mm以下に設定することがより望ましい。これについて、図7のグラフを用いて詳細に説明する。なお、図7は、張架距離Dkと、中間転写ベルト31の移動方向に関する一次転写ローラ14から感光ドラム2の間のインピーダンス(即ち、一次転写時のインピーダンス)との関係を説明するグラフである。ここで、図7のグラフRa~Rcは、本実施例における中間転写ベルト31の3水準の表面抵抗率それぞれと、弾性層21の電気抵抗(約6log[Ω])と、張架距離Dkと、に基づいて得られたものである。グラフRaに対応する中間転写ベルト31の表面低効率は9.64[Ω/□]、グラフRbに対応する中間転写ベルト31の表面低効率は9.40[Ω/□]、グラフRcに対応する中間転写ベルト31の表面低効率は11.0log[Ω/□]である。なお、以下の説明においては、グラフRaに対応する各値を用いて説明する。
図7に示すように、張架距離Dkが大きくなるほど、一次転写時のインピーダンスも大きくなる。より詳細には、張架距離Dkが9.9mmの構成においては、オフセット量としての距離DOSは10.5mm、一次転写時のインピーダンスは8.3log[Ω]である。ここで、適正な一次転写プロセスを実施するに必要な一次転写電流を、例えば15μA程度とすると、張架距離Dkが9.9mmの構成においては、一次転写時のインピーダンスが高いことから、一次転写ローラ14に約3.0kVの電圧を印加する必要がある。
本実施例の構成においては、一次転写ローラ14に印加する電圧の値が3.0kVを上回ると、一次転写ローラ14と感光ドラム2との間において異常放電が発生するリスクが高まることで、転写性が低下して画像不良が発生してしまうおそれがある。したがって、一次転写時に過剰に大きな値の電圧を一次転写ローラ14に印加しないためにも、本実施例の構成においては、オフセット量としての距離DOSを10mm以下に設定することがより望ましい。なお、オフセット量としての距離DOSを10mm以下に設定することによって、一次転写ローラ14に印加する電圧を確保するための電源電圧の高出力化に伴う電源の大型化や、コストアップを抑制することも可能である。
以上のことから、本実施例においては、オフセット量としての距離DOSを3.8mmに設定した。このとき、クリアランスDcは0.36mm、張架距離Dkは3.0mmであり、一次転写時のインピーダンスは7.6logΩであった。た、本実施例の構成において、一次転写ローラ14から感光ドラム2に適正な一次転写電流を供給して感光ドラム2から中間転写ベルト31にトナー像を一次転写するために、一次転写ローラ14に印加する必要電圧は約880Vであった。
ここで、本実施例において、画像形成装置の輸送による衝撃や長年の使用に伴う各種部材の継時的な変形などの予測困難な事象を考慮した場合に、安定的に転写を行うのには、少なくとも0.15mmのクリアランスDcを確保することが望ましい。したがって、本実施例の配置構成によれば、部品公差によってオフセット量としての距離DOSが1.0mm短縮して2.8mmとなった場合でも、0.15mmのクリアランスDcを確保することが可能なように、距離DOSを3.8mmに設定した。
[弾性層の硬度及び厚み]
次に、一次転写ローラ14の硬度と、弾性層21の厚みのとりうる範囲について、実験を行ったので説明する。図8は、本実施例の一次転写ローラ14として用いることが可能な弾性層21の厚み、及び、一次転写ローラ14の硬度を説明するグラフである。図8において、横軸は弾性層21の厚み、縦軸は一次転写ローラ14のAsker-C硬度である。
ここで、Asker-C硬度計を用いた一次転写ローラ14の硬度測定は、芯金20を含む一次転写ローラに対して、硬度計の自重を含め1kg重の加重をかけて測定を行った。この測定では、芯金が弾性層のバックアップとなっており、一次転写ローラの硬度を測定することで得られるAsker-C硬度の値は、実質的に、弾性層の硬度としてとらえることが可能である。即ち、一次転写ローラに対し硬度計の検針を鉛直方向真上から芯金の中心に向かって押し当てることで、弾性層の硬度を測定することが可能である。以下の説明においては、一次転写ローラを測定することによって得られる一次転写ローラの硬度を、弾性層の硬度として説明を行う。弾性層の硬度は、ゴム材としての基材の材料硬度が高くなるほど値が高くなり、基材の材料硬度が低くなるほど値が小さくなる。また、弾性層の厚みが薄くなるほど値が高くなり、弾性層の厚みが厚くなるほど値が小さくなる。
なお、弾性層の硬度は、誤差の影響をより少なくするために、上述の測定方法で複数の測定箇所を測定し、各測定値を平均化して算出した。より詳細には、一次転写ローラの長手方向に関して、長手中心の位置と両端部側の位置の3点を、一次転写ローラの回転方向に関して角度90度刻みで4回、即ち、長手3点×回転方向4箇所の合計12箇所を測定し、測定値の平均値を取って弾性層の硬度とした。
<弾性層の硬度と画像不良>
図8における○又は×は、各一次転写ローラの構成における、画像不良の発生の有無を示しており、○は画像不良が発生しなかった場合の構成、×は画像不良が発生した場合の構成を示している。図8に示すように、本実施例における検討によれば、Asker-C硬度の値が破線50よりも大きい領域において画像不良が確認され、また、Asker-C硬度の値が破線53よりも小さい領域においても画像不良が確認された。
画像形成装置100を使用していくと、画像形成装置100の外部から侵入したゴミなどの異物や、画像形成装置の内部において脱落した異物などが、一次転写ローラ14や中間転写ベルト31などに付着する場合がある。このような場合、中間転写ベルト31の移動に従動して一次転写ローラ14が回転する間に、一次転写ローラ14と中間転写ベルト31との接触位置に異物が到達すると、異物に起因した画像不良が発生してしまうおそれがある。より具体的には、中間転写ベルト31と一次転写ローラ14の間において、異物がスペーサーとなることで、異物が付着している位置における中間転写ベルト31の表面性が変化して異物起因の画像不良として顕在化するおそれがある。
異物に起因した画像不良は、ゴム材としての基材の材料硬度が高いほど、又は、弾性層の厚みが薄いほど顕在化しやすい。すなわち、一次転写ローラを測定することで得られる弾性層の硬度としてのAsker-C硬度が大きいほど、異物起因の画像不良が発生しやすい傾向にある。本実施例における検討では、200μmサイズの異物を一次転写ローラ14に付着させて画像形成動作を実行した場合に、図8に示される、Asker-C硬度が85°よりも大きい一次転写ローラを用いた構成において、異物による画像不良が発生した。ここで、図8における破線50は、異物に起因した画像不良が発生するAsker-C硬度の境界線を示している。したがって、異物に起因した画像不良の発生を抑制するためには、一次転写ローラ14を測定することで得られる弾性層21の硬度としてのAsker-C硬度が85°以下の一次転写ローラ14を用いることが好ましい。
異物に起因した画像不良とは別に、一次転写ローラ14から感光ドラム2に流れる一次転写電流の値が安定しづらい場合にも、画像不良が発生する虞がある。本実施例の検討においては、トナー像の濃度が所定の値以下のハーフトーン画像を評価画像として用い、一次転写電流の安定性に起因した画像不良(濃度ムラ)の発生の有無を評価した。
一次転写電流の安定性に起因した画像不良は、ゴム材としての基材の材料硬度が低いほど、又は、弾性層の厚みが厚いほど顕在化しやすい。これは、材料硬度が低下、又は弾性層の厚みが向上すると、弾性層が中間転写ベルトの張力によって変形しやすくなるためである。弾性層が中間転写ベルトの張力によって付勢されて変形してしまうと、張架距離Dkが不安定になることで、一次転写時のインピーダンスが変化するおそれがある。この場合、一次転写電流が不安定になってしまうことで、画像不良が発生してしまう。
本実施例における検討では、図8に示される、Asker-C硬度が54°よりも小さい一次転写ローラを用いた構成において、一次転写電流が不安定になることによる画像不良が発生した。ここで、図8における破線53は、一次転写電流が不安定になることに起因した画像不良が発生するAsker-C硬度の境界線を示している。したがって、一次転写電流が不安定になることに起因した画像不良の発生を抑制するためには、一次転写ローラ14を測定することで得られる弾性層21の硬度としてのAsker-C硬度が54°以上の一次転写ローラ14を用いることが好ましい。
<弾性層の厚みと画像不良>
また、図8に示すように、弾性層21の厚みが1.9mmであって、且つ、Asker-C硬度が65°又は84°の一次転写ローラ14を用いる場合においては、画像不良は発生しなかった。一方で、弾性層の厚みが2.0mmの構成においては、Asker-C硬度の値に関わらず画像不良が発生する結果となった。これは、中間転写ベルトの移動方向と直交する中間転写ベルトの幅方向に関して、一次転写ローラの撓みの発生や、配置差などの影響で、幅方向に関するクリアランスDcが不安定なることに起因する。よって、弾性層21の厚みは、破線52の境界線が示すように、2.0mm未満に設定することが望ましい。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、弾性層21の厚みが2.0mm未満であって、且つ、Asker-C硬度が54°以上85°以下の一次転写ローラ14を用いている。これにより、異物に起因した画像不良や一次転写電流が不安定になることに起因した画像不良の発生を抑制することが可能である。
なお、弾性層21は、Asker-C硬度が54°以上85°以下の範囲に設定されていれば、弾性層21の構成は中実の構成であっても良く、スポンジのような中空の構成であっても良い。また、本実施例においては、オフセット量としての距離DOSを3.8mm以上に設定し、公差を含めたクリアランスDcの値が0.15mmを下回らないようにする構成について説明したが、これに限らない。例えば、クリアランスDcに影響を与える各種の公差を縮める手段があれば、オフセット量としての距離DOSを3.8mmより小さい値に設定することも可能である。
本実施例においては、200μmサイズまでの異物に起因した画像不良を抑制するために、公差を含めたクリアランスDcの値が0.15mmを下回らないようにオフセット量を設定している。しかしながら、クリアランスDcの設定は、画像形成装置100を使用する環境や、使用する寿命などに応じて適宜設定して良い。例えば、異物の発生が起こりにくい環境や、寿命が比較的短く、堆積する異物の量が少ない場合などにおいては、クリアランスDcの値を更に狭めても画像不良の発生が確認されない場合がある。異物のサイズとの兼ね合いになるが、本実施例の構成においては、50μmサイズまでの異物であれば、クリアランスDcが0mmであっても画像に影響がないことが確認されている。
本実施例の構成においては、表面抵抗率が9.64log[Ω/□]の中間転写ベルト31を用いたが、これに限らない。一次転写電流を15μA程度に設定する場合、図7に示したように中間転写ベルト31の表面抵抗率が11.0lоg[Ω/□]以下においては、張架距離約0.5mmで一次転写時のインピーダンスが8.3log[Ω]となる。図6によれば、張架距離が約0.5mmになるオフセット量を設定すると、クリアランスDcは約0.05mmを確保できることから、上述の効果を得ることが可能となる。したがって、本実施例におけるオフセット量の設定の範囲において、良好な一次転写性を確保するためには、中間転写ベルト31の電気抵抗の値は下記範囲に設定することがより好ましい。即ち、中間転写ベルト31の表面抵抗率が、9.0log[Ω/□]以上13.0log[Ω/□]以下の範囲に設定することが好ましい。更には、中間転写ベルト31の表面抵抗率を9.0log[Ω/□]以上11.0log[Ω/□]以下の範囲に設定することが好ましい。これにより、一次転写ローラ14に印加する電圧の値をより小さい値に設定することができ、電源構成の小型化やコストダウンを達成することが可能となる。また、より低い一次転写電流で良好な転写性を確保できる構成においては、より表面抵抗の値が大きな中間転写ベルトを採用することも可能となる。
なお、本実施例においては、中間転写ベルト31の移動方向に関して、一次転写ローラ14を感光ドラム2よりも下流側にずらして配置する構成について説明した。しかし、これに限らず、中間転写ベルト31の移動方向に関して、一次転写ローラ14を感光ドラム2よりも上流側にずらして配置する構成においても、本実施例と同様の効果を得ることが可能である。
以上、本実施例によれば、芯金20を弾性層21によって覆う一次転写ローラ14であって、弾性層21の厚みとAsker-C硬度と、を規定した一次転写ローラ14を用いている。これにより、一次転写ローラ14を感光ドラム2に対して適切な位置に配置することが可能となり、転写性の低下を抑制しつつ、異物に起因した画像不良の発生を抑制することが可能である。
なお、本実施例においては、中間転写ベルト31を用いた中間転写方式の画像形成装置100について説明したが、これに限らない。転写材Pを搬送する搬送ベルトを有する直接転写方式の画像形成装置においても、本実施例にて説明した一次転写ローラ14を用いることで、本実施例と同様の効果を得ることが可能である。
2 感光ドラム
14 一次転写ローラ
20 芯金
21 弾性層
31 中間転写ベルト

Claims (9)

  1. 回転可能であって、トナー像を担持する像担持体と、移動可能であって、前記像担持体と接触する無端状のベルトと、前記ベルトを介して前記像担持体とは反対側に設けられ、前記ベルトと接触し、前記像担持体から前記ベルトに向かってトナー像を転写するための転写部材と、を備える画像形成装置において、
    前記転写部材は、前記ベルトの移動方向に関して、前記像担持体の回転中心の位置に対して上流側又は下流側であって、前記像担持体を押圧しない位置に配置されており、
    前記転写部材は、芯金と、芯金の外周を覆う弾性層であって、前記弾性層の外周面に粗し処理を施された厚みが2mm未満の前記弾性層と、を有し、前記転写部材のAsker-C硬度が54°以上85°以下であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記弾性層は、ウレタン樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ベルトの移動方向に関して、前記像担持体の前記回転中心の位置から、前記芯金の軸中心の位置までの距離が、10mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ベルトの移動方向に関して、前記像担持体の前記回転中心の位置から、前記芯金の軸中心の位置までの距離が、3.8mm以上であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記転写部材は、前記ベルトの移動方向に関して、前記像担持体の回転中心の位置に対して下流側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ベルトは、表面抵抗率が、9.0log[Ω/□]以上13.0log[Ω/□]以下であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルトは、表面抵抗率が、9.0log[Ω/□]以上11.0log[Ω/□]以下であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ベルトは中間転写ベルトであり、前記像担持体に担持されたトナー像は、前記像担持体から前記中間転写ベルトに1次転写された後に前記中間転写ベルトから転写材に2次転写されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記ベルトは、転写材を搬送する搬送ベルトであり、前記像担持体に担持されたトナー像は、前記搬送ベルトによって搬送される転写材に順次重ねて転写されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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