JP4971423B2 - 抄紙機用織物のための上部、特には紙側部 - Google Patents

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Description

本発明は、特には抄紙機のウェットエンド部において使用するための、多層の抄紙機用織物及び関連する抄紙機用織物のための上部、特には紙側部の構造に関する。
抄紙機のウェットエンド部では、機械のタイプに応じて、紙シートが2つの抄紙機用織物の一方又はその間に形成される。ここで、約1%の繊維物質及び補助物質と99%の水からなる懸濁液が抄紙機用織物の上に均一に供給され、含まれる固体成分が濾過プロセスによって水と分離される。ウェットエンド部の端まで様々な排水要素を用いることで、通常、20〜22%の固体部分又は乾燥分が達成される。このようにして製造された紙はすでに十分固体であるため、プレスエンドまで移動され、さらに乾燥させることができる。ギャップフォーマーなどの現代の抄紙機では、この濾過プロセスを実施するための技術は、2,000m/分以上の速度で、1秒よりもはるかに短い秒数がこの目的のために必要とされるまで改善されている。
製紙技術における一連の量、例えば、白色度、引張強度及び伸びは、用いられる原料及び補助物質によって決定されるが、シート形成用織物は、物質の質量プロファイルや横方向の厚さプロファイル、繊維の保持及び紙において現れる織物マーキングに大きな影響を与える。とりわけ、グラフィック紙の分野では、これらの品質要件は高い。明らかにより低い品質の原料、例えば、屑紙を用いること、及び物質の質量を低減することで原料、それゆえお金を節約しようとすることはこれらの品質要件に反する。
抄紙機のためのシート形成用織物の開発では、これらの傾向に対してかなり早い反応があり、できる限り高い紙側部の繊度とできる限り丈夫で粗い機械側部との間で妥協点を見出して、ワイヤークロス(すき網)の高い摩耗寿命と全体的に高い安定性を達成するために種々の解決策が実施された。
これらの要件を満足するために、少なくとも2本の横糸系とともに縦糸系によって特徴付けられ、少なくとも1本の横糸系がもっぱら紙側部で織られ、第2の横糸系がもっぱら機械側部で織られた、いわゆる2層ワイヤークロスが開発された。これらのシート形成用織物の幾つかの態様は、とりわけ、以下の特許文献、即ち、欧州特許出願公開第0186406号明細書、西独国特許出願公開第3143433号明細書、西独国特許第2540490号明細書、西独国特許第2263476号明細書、西独国特許出願公開第3817144号明細書、西独国特許出願公開第3801051号明細書、西独国特許出願公開第3910019号明細書、及び独国特許第4107633号明細書に見出すことができる。
このタイプのシート形成用織物は現在用いられていることも多いが、これらのクロスはすべて、しっかりと互いに隣り合って配置された機械方向糸のために比較的低い透水性によって特徴付けられる。さらに、このタイプのクロスでは、リネン織りとして認識される理想的な紙側部を製造すること及びそれを下方のクロスに結びつけることは不可能である。したがって、望ましくないマーキングが紙に生じることが多い。
これらの不利な点を改善するために、紙側部がリネン織りからなる織物が開発されようとしている。関連する3層の複合クロスは、その上部がリネン織りによって特徴付けられそして他のクロス層に好適な方法で接続された少なくとも2つの別々のクロス層からなる。層を互いに結びつけるために、公知の解決法では、縦糸と横方向糸の両方を形成することができる別々の綴じ糸が用いられる。さらに、この接続は、1つのクロス層から次のクロス層へ移行する(逆の場合も同じ)上記の糸によって一方のクロスの縦糸系と横糸系がもう一方のクロスに結合されるという点で作り出すこともできる。この幾つかの例は、以下の文献、即ち、西独国特許出願公開第3318985号明細書、独国特許第4229828号明細書、西独国特許第2917694号明細書、欧州特許第01093096号明細書、欧州特許第0069101号明細書、欧州特許第0097966号明細書、及び国際公開第93/00472号パンフレットに見出すことができる。
このタイプの公知のクロスでは、上部の均一性は、紙に残ったマーキングが2層織物の場合よりもはるかに少なくかつ透過性が紙側部の比較的多数の糸に関して維持されるように改善することができる。このことは、示されるグラフィック紙のための3層織物の使用の増加をもたらす。
しかし、多層構造は、抄紙機用織物の厚さを大きく増加させ、それによってより多くの材料がクロス中に介在することがあり、このようにして排水性能が低下する。3層の複合クロスの別の不利な点は層の接合に関連する。抄紙機において操作する場合に、綴じ糸によって互いに接続された個々のクロス層は、織物の中間部の中立相に対して偏向して曲げ応力を受けることが多く、一方の層は伸び、同時に中立相と反対側の織物層が縮む。その結果、クロスの接続の緩みが一般に生じ、これは、極端な場合に生じるクロス層の分離とともに、進行した段階において層の移動をもたらす場合がある。これにより抄紙機用織物が使用に適さなくなる。
層の分離を防ぐために、機械方向糸を綴じ糸として使用し、その結果、縦糸又は機械方向糸を紙側から機械側に変更することで(逆の場合も同じ)、2つのクロス側の伸びと縮みを等しくすることが独国特許第10030650号明細書においてすでに記載されている。このタイプの織り方でさえ、複合クロスの構造に起因するより大きな厚さをその低下した排水性能で補うことはできない。
この従来技術から進んで、本発明の目的は、公知の解決策をさらに改善して、リネン織りの利点を有する抄紙機用織物の上部又は紙側部が形成され、それにもかかわらず、そのクロスが用いられる抄紙機用織物に加えて、クロスのための簡単でコンパクトな耐久性のある構造が得られるようにすることである。この目的は、請求項1の特徴を有する上部、特には紙側部、及び請求項5の特徴を有する抄紙機用織物によって達成される。
本発明による解決策は、請求項1の特徴の構成によれば、上部又は紙側部が、複数の横糸で織られた複数の縦糸からなり、縦及び横方向の進行形態の繰り返しにおいて、横糸の繰り返しが縦糸の繰り返しの少なくとも3倍の糸を含み、縦糸の繰り返しが少なくとも3本の糸からなり、横糸の繰り返しが少なくとも9本の糸からなり、すべての縦糸が3本の横糸の上と3本の横糸の下を交互に走り、次いで残りの横糸の下を走り、縦方向の2本の直接隣り合う縦糸が少なくとも3本の横糸分だけ互いに対して移動されたことを特徴とする。上記の目的はまた、請求項5の特徴を有する抄紙機によっても達成される。
本発明による上部は従来のリネン織りに近く、この点でマークのない紙の製造を可能にする。しかしながら、上部の特別な実施は高い排水を可能にし、上部がそれに対応して適した追加のクロス層を下部に備えている場合には、層の望ましくない分離を防ぐコンパクトで耐久性のある構造が得られる。本発明の上部又は紙側部は従来の織り込み手段で経済的に得ることができるので、結果として特定の高価な機械的手段を省くことができる。理想的なリネン織りのために、少なくとも3本の機械方向糸を使用することで、追加の機械側の横方向糸を結びつけることができ、抄紙機用織物の上部又は上方のクロス層のための高い均一性が達成される。
本発明の織り方の原理は、ほとんどすべての数の縦糸に繰り返しにおいて及ぼすことができ、1つ以内の繰り返しで3本、5本及び6本の縦糸に関して容易に実施することができる。繰り返し内の縦糸が多くなるほど、横方向糸の方向における上部のシフトに関して縦糸と横方向糸の長さ比が大きくなる。この点で、織り方は次第に幅広くなり、理論的には、これは紙側部の均一性にとって不利であるが、抄紙機のストックインレットから主として縦方向に出る紙繊維のためのより良いサポートを次第に作り出す。実施する上で生じる要件に応じて、この簡単なやり方で、上部は一般的な環境に容易に適合させることができる。
本発明による解決策の1つの特に有利な態様では、上部は熱硬化され、その結果として、クロス構造の縦方向の伸び及び変化が生じ、上方の横糸と結合した領域の縦糸がもはや厳密に垂直に又は縦方向に走らないが、わずかに斜めに配向される。
機械側の横糸、即ち、下方のクロスと上方のクロス又は上部との結合は多数の方法で行うことができる。1つの好ましい態様では、3本の上方の横糸と2本の下方の横糸の比が選択される。ここで、下方のクロスのピッチは好ましくは2であり、これはピック比に対応し、下方のクロスのピックの繰り返しは、8本の綜絖上を走る下方の横糸の浮上を実施するために2倍の長さに選択される。しかし、基本的には、他の横糸の比もここで同様に考えられ、また、下方の横糸の浮上の長さは上方の縦糸の繰り返しの整数倍で行うことができる。
本発明による解決策の他の有利な態様は他の従属請求項の主題である。
本発明による解決策は、図面において概略的に示される様々な態様を用いて以下に詳述される。
本発明による主題は、従来のリネン織り(図6を参照)に近いものに対応するよう意図された1つの紙側部を有する多層の抄紙機用織物に関するが、複数の機械方向糸を用いることで、追加の機械側の横糸の結合を可能にすることが意図される。
図6に示されるように、理想的な従来のリネン織りをより細かく調べると、この織り方の高い均一性は主として2本の縦糸と横方向糸のみの短い繰り返し101によって決定される。加えて、同じ数の糸と同じ糸の直径が縦方向及び横方向において用いられると、正方形メッシュ及び横糸と縦糸の曲げの均一な高さが得られる。
糸の数が2の条件下で、隣接するメッシュ間の糸直径の距離102及び105はメッシュ幅106及びメッシュ長さ103に等しい。可能な限り関連するリネンのような上部に近づけるために、とりわけ、本発明による解決策は以下、即ち、
・少なくとも3本の機械方向糸を使用すること、
・それらの互いに対する距離が縦糸の直径の20%よりも小さいこと、
・横糸の繰り返しを縦糸の繰り返しの3倍の長さとすること、
・各機械方向糸が3本の横糸の上と3本の横糸の下を交互に、次いで上部の下を走らなければならないこと、及び
・織り方が3つのピッチを有すること
を必要とする。
図4は、4本の異なる縦糸の繰り返しを用いた関連する織り方の原理を示す。この図では、織物技術において通常であるように、機械方向糸が列で表され、横糸が行で表される。さらに、各縦糸が指定される横糸の上を走る交差点は×でマークされる。
図4a)では、本発明による解決策は、3本の糸21〜23の縦糸の繰り返しに適用される。横糸の繰り返しは9本の糸1〜9の長さを有し、第1の縦糸21はピック1〜6と交互に曲がり、ピック1、3及び5に対して上であり、ピック2、4及び6に対して下である。その後、この縦糸はピック7〜9の下にある。
すぐ右隣の縦糸22も同じように走るが、3本の横糸分だけ上に移動される。上の抜けたピックは出発点の下に加えられる。この配置は、通常、「ピッチ」という用語で称される。それゆえ、縦糸22は横糸4の上で始まり、続いて縦糸21と同様に走る。
図4b)は、4本の糸21〜24の縦糸の繰り返しを有する本発明による解決策の1つの好ましい態様を示す。したがって、横糸の繰り返しは12本の糸1〜12ということになり、それゆえ、縦糸の繰り返しの3倍の長さになる。ここで、第1の6つのピック1〜6はまた、1、3及び4の上と2、4及び6の下を交互に縦糸21によって結合される。残りのピック7〜12は縦糸21の下にある。同等の配置を他の縦糸22、23及び24について行う。
図4b)に示される織り図に従った概略的な織り表面が図7である。同じ直径の縦糸及び横糸102及び105並びに同じ横糸の距離103の場合に、縦糸と横糸の浮上長さ104及び107は全く同じに表すことができる。メッシュ幅106のみ異なる。
従来の熱硬化プロセスが、プラスチックの糸が用いられる場合に使用されると、熱硬化の間に縦方向の伸びが変化することで構造の変化が生じ、それは図1に概略的に示される。
上方の横糸1〜5と結合した領域の縦糸21〜24はもはや厳密に垂直に又は縦方向に整列して走らないが、わずかに斜めに配向される。このことは、例えば、図1に見られる縦糸21に沿って、横糸1上の縦糸の立ち上がり部が横糸3上のものよりも右寄りであり、横糸5上の縦糸の立ち上がり部が一番左寄りに配置されることを意味する。これは、縦糸の伸びに対して比較的真っすぐに織られた横糸が図の平面に曲げられ、このプロセスにおいて縦糸を再配向するという点で達成される。したがって、大きなメッシュ118からリネン織り108のメッシュと同様の2つのより小さなメッシュ119及び120(図1)が得られる。
この織り方の原理は、ほとんどすべての数の縦糸に繰り返しにおいて及ぼすことができ、これは3本、5本及び6本の縦糸に関して図4a)、4c)及び4d)の例によって示される。繰り返し内の縦糸が多くなるほど、横糸の方向における上部のシフトに関して縦糸と横糸の長さ比が大きくなる。これに応じて幅広くなる。紙側部の均一性に関してこれは望ましくないが、その代わりに抄紙機のストックアウトレットから主として縦方向に出る紙繊維のためのより良いサポートを次第に作り出す。実現性を考慮して、このようにして、上部は一般的な環境に容易に適合させることができる。この点で、図1に示される第1の態様は、図4b)に示される織り図に従った4本の糸21〜24の縦糸の繰り返しと12本の糸1〜12の横糸の繰り返しを有する本発明によるデザインの表面を示す。繰り返し又はそれに応じて繰り返す糸の配置は各符号に続くアポストロフィで示される。
第1の態様では、第1の縦糸21は第1の6本の横糸1〜6の上と下でと交互に結びつけられ、次いで残りの横糸7〜12の下のみを走る。繰り返し内の次の各縦糸22、23及び24は、この例では右側にそれぞれ3本の横糸分だけ上に移動される。任意の織り方においても同様に、本質的に左側へのピッチも可能であり、その結果として、表面の左右対称の像が得られる(図示せず)。
図2及び3に示される態様では、3本と5本の糸の縦糸の繰り返しを有する1つの態様が示される。ここで、互いに隣接する合計4つの縦糸の繰り返しが表面のより良い印象を与えるために示される。
図5に示される第4の態様では、本発明による表面の使用は、抄紙機用織物としての2層のシート形成用織物において示され、縦糸が進行的に示され、横糸がカットされている。このように、上方の横糸の下を走る縦糸の領域は下方の横糸を結合するのにどのように使用できるかが示される。したがって、意味するものは縦糸21に関して横糸6〜12又は6’〜12’の下に配置される領域である。
ここで用いられる表面は、4本の糸の縦糸の繰り返しとそれに対応する12本の糸の横糸の繰り返しを有する図1に示されるものに対応する。横糸の数は、3本の上方の横糸と2本の下方の横糸の比において選択した。上方のクロスの3つの所与のピッチで、下方のクロスのためのピッチは2つである。したがって、上方のクロスと下方のクロスの間の横糸の数とピッチの比は両方とも同じであり、これは全体として構造のためになる。図5に示される態様では、下方の横糸の浮上長さは上方のクロスの縦糸の繰り返しの2倍の長さにされ、即ち、合計8本の糸が同時に含まれる。したがって、本発明による表面は、複数の異なる機械側部、それゆえ下方のクロスのための紙側部として使用することができる。
図4b)に示される織り図の記載に従った4本の糸の縦糸の繰り返しと12本の糸の横糸の繰り返しを有するクロス表面に関する第1の態様を示す。 図4a)に示される織り図の記載に従った3本の糸の縦糸の繰り返しと9本の糸の横糸の繰り返しを有するクロス表面に関する第2の態様を示す。 図4c)に示される織り図の記載に従った5本の糸の縦糸の繰り返しと15本の糸の横糸の繰り返しを有するクロス表面に関する第3の態様を示す。 織り図の様々な態様を示し、a)は3本の糸の縦糸の繰り返しと9本の糸の横糸の繰り返しを示し、b)は4本の糸の縦糸の繰り返しと12本の糸の横糸の繰り返しを示し、c)は5本の糸の縦糸の繰り返しと15本の糸の横糸の繰り返しを示し、d)は6本の糸の縦糸の繰り返しと18本の糸の横糸の繰り返しを示す。 4本の糸の縦糸の繰り返しと12本の糸の横糸の繰り返しを有する表面及び結合された機械側ピックの1つの態様の縦方向の糸の進行を示す。 従来のリネン織りを示す。 4本の糸の縦糸の繰り返しと12本の糸の横糸の繰り返しを有する上部を図式的な構造において示す。

Claims (9)

  1. 紙機のウェットエンド部において使用するための、多層のシート形成用織物のための抄紙部であって、複数の横糸(1、2、3、...)で織られた複数の縦糸(21、22、23、...)からなり、縦及び横方向の進行形態の繰り返しにおいて、横糸の繰り返しが縦糸の繰り返しの3倍の糸を含み、縦糸の繰り返しが少なくとも3本の糸(21、22、23)からなり、したがって横糸の繰り返しが少なくとも9本の糸(1、2、3、...9)からなり、すべての縦糸が3本の横糸(1、3、5)の上と3本の横糸(2、4、6)の下を交互に走り、次いで横糸の繰り返しの残りの横糸(7、8、9、...)の下を走り、縦方向の2本の直接隣り合う縦糸(21と22、22と23、23と24、...)が少なくとも3本の横糸分だけ互いに対して移動された、抄紙部。
  2. 縦糸の繰り返しが4本、5本又は6本の縦糸を有し、それに対応する配置における横糸の繰り返しが12本、15本又は18本の横糸を有する、請求項1に記載の抄紙部。
  3. 1つの横糸の繰り返しにおける各横糸(1、2、3、...)の互いに対する距離が縦糸(21)の直径の20%よりも小さい、請求項1又は2に記載の抄紙部。
  4. 熱硬化における縦方向の伸びの後、糸の進行が、上方の横糸(1〜5)と結びついた領域の縦糸(21〜24’’’)が斜めに走り始めるように再配向された、請求項1〜3のいずれか1項に記載の抄紙部。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の抄紙部を有することを特徴とする、抄紙機用織物。
  6. 下方のの2本の下方の横糸(51〜58、59〜66)に対して上方のの3本の上方の横糸(1〜12、1’〜12’)の比を有する2つの層において作られたことを特徴とする、請求項5に記載の抄紙機用織物。
  7. 下方ののピッチが2であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の抄紙機用織物。
  8. 縦糸によって形成されかつ下方の横糸(51〜66)の上を走る浮上長さが、抄紙部の縦糸の繰り返しの2倍の長さで形成されたことを特徴とする、請求項6又は7に記載の抄紙機用織物。
  9. 下方の横糸の繰り返しが、縦糸によって形成されかつ8本の下方の横糸(51〜66)の上を走る浮上が達成されるような長さであることを特徴とする、請求項8に記載の抄紙機用織物。
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