JP4971403B2 - 除毛機 - Google Patents

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Description

本発明は、鼻毛等の体毛を切除するための除毛機に関するものである。
従来、除毛機の1つに、鼻孔の挿入に適した略円筒状をなす外刃と該外刃内に収容される内刃とを有し、該内刃を駆動源の駆動により回転させて、外刃と内刃との間で鼻毛を挟み切るように構成された鼻毛カッターが知られている(例えば特許文献1参照)。このような鼻毛カッターでは、外刃の側壁上端が内側にR状に屈曲され該端部から側面側に延びるスリットにて切刃部が形成されるとともに、内刃はこの外刃の切刃部に対応する切刃部を有する。そして、内刃を外刃の内側面に摺接しながら回転させることにより、外刃のスリットから導入された使用者の鼻毛が両者の切刃部にて挟み切られる構成となっている。
特開平7−313241号公報
ところで、上記のような鼻毛カッターにおいては、常に切れ味の向上が望まれているが、その切れ味の向上のために外刃及び内刃の両者の切刃部の単なる増加は、異音を増大させることがある。
例えば外刃及び内刃の上端部はR状に屈曲されているが、その部分で外刃と内刃との屈曲形状(曲線形状)を一致させることが難しく、このことが外刃と内刃との干渉を大として異音が大となる場合がある。また、外刃と内刃との曲線形状を一致させることが難しいことから、外刃に対する内刃の押圧力が不足する箇所が生じることがあり、この部分では鼻毛を良好に挟み切れない虞があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、異音が小さく切れ味の良い除毛機を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、略円筒状をなす外刃と該外刃内に収容される内刃とを有し、該内刃を駆動源の駆動により回転させ、前記外刃と内刃との間で体毛を挟み切るように構成された除毛機であって、前記外刃は、側面から曲線状の屈曲部を有して上面に折り曲げられて筒形状の一端を閉塞するような形状をなし、その上面側から側面側に延びるスリットにて該外刃における切刃部が形成され、前記内刃は、前記外刃の切刃部に対応する切刃部を有するとともに、前記外刃の屈曲部に対応する部分には該内刃を切り欠いて形成された逃がし部が形成され、前記両刃において、少なくとも直線状の側面切刃部と直線状の上面切刃部とで体毛を挟み切るように構成されたことをその要旨とする。
この発明では、外刃は、側面から屈曲部(R状等)を有して上面に折り曲げられて筒形状の一端を閉塞するような形状をなし、その上面側から側面側に延びるスリットにて該外刃における切刃部が形成され、内刃は、その外刃の切刃部に対応する切刃部を有している。そして、両刃において、少なくとも直線状の側面切刃部と直線状の上面切刃部とで体毛を挟み切るように構成される。つまり、直線状の側面切刃部に加え、直線状の上面切刃部が備えられることから、屈曲形状よりも外刃及び内刃の形状を一致させ易い直線形状は、外刃及び内刃との干渉を小として異音の発生を抑制でき、また外刃に対する内刃の押圧力が安定するため体毛を良好に挟み切れるようになり、切れ味の向上が可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の除毛機において、前記両刃における上面切刃部は、前記内刃の回転軸線に対して直交する直線状に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、両刃における上面切刃部は、内刃の回転軸線に対して直交する直線状に構成されるため、外刃及び内刃の形成を容易とすることが可能となり、また外刃に対する内刃の接触態様も単純とすることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の除毛機において、前記外刃のスリットは、その数が偶数で等角度間隔に構成されたことをその要旨とする。
この発明では、外刃のスリットは偶数で等角度間隔に構成されるため、スリットを砥石にて形成する際に、略円筒状からなる外刃の上面の円の中心を通るように砥石を走行させて同時に2つのスリットの形成が可能となる。スリットの数が奇数の場合においては1つずつスリットを形成するため、スリットを偶数で等角度間隔に構成することにより、短時間でのスリットの形成が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の除毛機において、前記外刃のスリットの数は、8つで構成されたことをその要旨とする。
この発明では、外刃のスリットの数は8つで構成されるため、使用者の鼻孔に挿入可能な外刃の径の大きさを保ちながら、体毛の導入に適するスリットの溝幅を確保でき、より効果的に体毛の切断が可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の除毛機において、前記内刃は、前記上面切刃部と前記側面切刃部とが別体で構成されたことをその要旨とする。
この発明では、内刃は、上面切刃部と側面切刃部とが別体で構成されるため、内刃の上面及び側面に上面切刃部と側面切刃部を一体として構成した場合と比較して、それぞれの切刃部の寸法や形状等のばらつきの影響が小さくなり、外刃と内刃とを好適に摺接可能となる。
本発明によれば、異音が小さく切れ味の良い除毛機を提供することができる。
(a)(b)本実施形態における鼻毛カッターの斜視図である。 本実施形態における鼻毛カッターの断面図である。 本実施形態における外刃ブロック及び内刃ブロックの斜視図である。 本実施形態における刃ブロックの分解図である。 本実施形態における刃ブロックの拡大断面図である。 本実施形態における刃ブロックの上面図である。 本実施形態における外刃のスリットの形成工程を説明する模式図である。 別例における内刃ブロックの構造を説明するための斜視図である。 別例における内刃ブロックの構造を説明するための斜視図である。 (a)〜(d)別例における種々の逃がし部を示す断面図である。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1(a)(b)は、本実施形態における鼻毛カッターの斜視図である。除毛機としての鼻毛カッターは、全体が略円柱状をなし、上部に刃ブロック1と、この刃ブロック1の下部に構成される本体ブロック2とからなる。本体ブロック2の下側部分は把持部2aとして構成され、該把持部2aの上側には使用者が鼻毛カッターのオンオフ操作を行うスイッチ3が設けられている。把持部2aより上側の本体ブロック2及び刃ブロック1は該スイッチ3側に向けて斜めになっており、刃ブロック1の外刃11を鼻孔に挿入する際に使用者が把持部2aを垂直方向に把持しながらも、その外刃11が鼻孔内に容易に挿入可能とされている。
本体ブロック2のスイッチ3部分の内部には、図2に示すようにモータ4が収容されており、使用者がスイッチ3を介してオン操作を行うと、本体ブロック2の下部の把持部2aへの部分に収容される電池(図示略)からモータ4に電源が供給されて該モータ4が回転駆動される。モータ4が回転駆動されると、モータ軸4a及び継手5を介して接続された後述の内刃ブロック20が回転し、刃ブロック1において使用者の鼻毛(体毛)を切断するようになっている。
刃ブロック1は、図3に示すように、外刃ブロック10及び内刃ブロック20とで構成されており、外刃ブロック10に内刃ブロック20が挿入されて刃ブロック1を構成している。
外刃ブロック10は、図3及び図4に示すように、略円筒状の外刃11と、略円錐台状かつ筒状の外刃フレーム12とで構成されている。外刃11は、側面11aからR状の屈曲部11bを有して上面11cに折り曲げられて筒形状の一端(上面11c部分)を閉塞するような形状をなし、その上面11c側から側面11a側に延びる径方向に等角度間隔で設けられた8つのスリット11d(図6参照)を有している。外刃フレーム12は円錐台筒状となっており、上端部にて外刃11の下端部分を保持し、下端部にて本体ブロック2に対して着脱可能に装着される。
外刃11の上面11c及び側面11aには、図5に示すように、屈曲部11bを挟んで上面切刃部11eと側面切刃部11fとが直線状に形成されていて、外刃11と後述する内刃21とでスリット11dに導入された鼻毛を挟み切りできる構成となっている。また、この上面切刃部11eは内刃ブロック20(モータ4)の回転軸線L1に対して直交する直線状に構成されており、外刃11の形成を容易とすることに寄与している。なお、スリット11dの両側の外側縁部11gは、図3及び図4に示すように面取形状とされ、鼻孔に挿入する際に接触がソフトになるようにしている。
ここで、外刃11のスリット11dの数は、本実施形態では上記したように8つに設定されている。これは、使用者の鼻孔に適した外刃11の径の大きさを保ちながら、鼻毛の導入に適するスリット11dの溝幅W2を確保でき(図6参照)、より効果的に鼻毛の切断をすることを考慮してのものである。加えて、スリット11dの数を等角度間隔で8つ(偶数)とすることで、図7に示すように、スリット11dを砥石13にて形成する際に、略円筒状からなる外刃11の上面11cの円の中心を通るように円盤状の砥石13を走行させて同時に2つのスリット11dの形成が可能となるため、より短時間でのスリット11dの形成を可能としている。
内刃ブロック20は、図3〜図5に示すように、内刃21と、内刃21を保持する内刃フレーム22と、内刃21を外刃11の側面11aに押付ける側方押付ばね23と、内刃21を外刃11の上面11cに押付ける上方押付ばね24とからなる。
内刃21は略板状であり、外刃11の上面切刃部11e及び側面切刃部11fのそれぞれ対応する位置に上面切刃部21aと側面切刃部21bとが直線状に形成されている。モータ4の駆動に基づいて内刃ブロック20が回転することで、スリット11d内に導入された鼻毛が外刃11の上面切刃部11e及び側面切刃部11fと内刃21の上面切刃部21a及び側面切刃部21bとで挟み切られるようになっている。これらの切刃部11e,11f,21a,21bは直線状に形成されることでR状(曲線形状)よりも外刃11及び内刃21の形状を一致させ易く、外刃11及び内刃21との干渉を小として異音の発生を抑制するようにしている。また、外刃11に対する内刃21の押圧力が安定するため鼻毛を良好に挟み切れるようになり、切れ味の向上が図られている。
また、内刃21の上面切刃部21aにおいても、内刃ブロック20の回転軸線L1に対して直交する直線状に構成されることから、内刃21の形成を容易とすることに寄与し、また外刃11に対する内刃21の接触態様も単純とすることにも寄与している。
内刃21における外刃11の屈曲部11bに対応する部分には、内刃21の一部を略矩形状に切り欠いて形成された逃がし部25が設けられている。この逃がし部25を設けることによって、外刃11と内刃21とをR状(曲線形状)で接触する部分をなくし、異音の発生の効果的な抑制と、R状(曲線形状)での接触部分で生じ易い鼻毛の挟み込みの抑制とが図られている。
なお、図4での逃がし部25の拡大図からわかるように、逃がし部25と上面切刃部21aとの間の角部21cと、逃がし部25と側面切刃部21bとの間の角部21dとはそれぞれ面取りされた形状をなしている。これは、内刃21を外刃11内に挿入する際に、外刃11の側面11aに内刃21の側面切刃部21bが引っ掛かることを抑制でき、その内刃21の挿入を容易としている。また、角部21c,21dを面取り形状としたことで、内刃21と外刃11との寸法誤差により該内刃21の上面切刃部21aや側面切刃部21bが相対的に外刃11のR状の屈曲部11bに突出しても、屈曲部11bと切刃部21a,21bの干渉を抑制でき、内刃21及び外刃11の寸法誤差の影響を小とできる。
また、逃がし部25を形成すべく矩形状に切り欠いたその角部21jは、R状に切り欠かれて構成されるため、角部21j部分の強度を高めることができ、内刃21の変形や破損等を防ぐことに寄与している。
また、内刃21において外刃11の側面11a部に対向する部位には、側面切刃部21bと連続して側面摺接部21eが突設され、またこの側面摺接部21eと所定間隔を空けて側面摺接部21fが突設されている。ここで、内刃21は、側面切刃部21bを備える側の反対側に突設される上腕部21gと下腕部21hとが内刃フレーム22の側面上部の内刃嵌め込み口22aに嵌め込まれ、径方向に移動可能に支持されている。内刃フレーム22には一本の線ばねよりなる側方押付ばね23が装着されており、その当接部分23aに内刃21を当接させることで側方押付ばね23の弾性力にて内刃21が径方向外側、即ち外刃11の側面11aの内側面に押付けられるようになっている。そのため、内刃21は、側方押付ばね23の弾性力を受けつつ一対の側面摺接部21e,21fにて外刃11の内側面に摺接することで、スリット11d内への側面切刃部21bの突出を防止しながら、外刃11の側面11aに対して安定して摺接するようになっている。
また、内刃21の上部には、径方向に対して交差するように曲がった(周方向に曲がった)折り曲げ部21iが形成されている。つまり、折り曲げ部21iの周方向の幅W1が外刃11に形成したスリット11dの溝幅W2よりも大きくなるように設定されている。ここで、内刃フレーム22の下面中央に設けた凹部22b(図5参照)内にコイルばねよりなる上方押付ばね24が収容されて該内刃フレーム22と継手5との間に介在させることで、上方押付ばね24の弾性力にて内刃21が上方向、即ち外刃11の上面11cの内側面に押付けられるようになっている。そのため、内刃21は、上方押付ばね24の弾性力を受けつつ折り曲げ部21iにて外刃11の上面11cの内側面に摺接することで、スリット11d内への上面切刃部21aの突出を防止しながら、外刃11の側面11aに対して安定して摺接するようになっている。
このような外刃ブロック10及び内刃ブロック20により本実施形態の鼻毛カッターの刃ブロック1が構成され、外刃11と内刃21とで良好に鼻毛を挟み切るように構成されている。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、外刃11は、側面11aからR状の屈曲部11bを有して上面11cに折り曲げられて筒形状の一端上面11cを閉塞するような形状をなし、その上面11c側から側面11a側に延びるスリット11dにて該外刃11における上面切刃部11e及び側面切刃部11fが形成され、内刃21は、その外刃11の上面切刃部11e及び側面切刃部11fに対応する上面切刃部21a及び側面切刃部21bを有している。そして、外刃11及び内刃21において、直線状の側面切刃部11f,21bと直線状の上面切刃部11e,21aとで鼻毛を挟み切るように構成される。つまり、直線状の側面切刃部11f,21bに加え、直線状の上面切刃部11e,21aが備えられることから、屈曲形状(R状)よりも外刃11及び内刃21の形状を一致させ易い直線形状は、外刃11及び内刃21との干渉を小として異音の発生を抑制でき、また外刃11に対する内刃21の押圧力が安定するため鼻毛を良好に挟み切れるようになり、切れ味を向上することができる。
(2)本実施形態では、外刃11及び内刃21における上面切刃部11e,21aは、内刃21の回転軸線L1に対して直交する直線状に構成されるため、外刃11及び内刃21の形成を容易とすることが可能となり、また外刃11に対する内刃21の接触態様も単純とすることができる。
(3)本実施形態では、外刃11のスリット11dは8つ(偶数)で等角度間隔に構成されるため、スリット11dを砥石13にて形成する際に、略円筒状からなる外刃11の上面11cの円の中心を通るように砥石13を走行させて同時に2つのスリット11dの形成が可能となる。スリット11dの数が奇数の場合においては1つずつスリット11dを形成するため、スリット11dを偶数で等角度間隔に構成することにより、短時間でのスリット11dの形成が可能となる。また、外刃11のスリット11dの数は8つで構成されるため、使用者の鼻孔に挿入可能な外刃11の径の大きさを保ちながら、鼻毛の導入に適するスリット11dの溝幅W2を確保でき、より効果的に鼻毛を切断することができる。
(4)本実施形態では、前記両刃の外刃11におけるR状の屈曲部に対応する内刃21の部分には、外刃11及び内刃21の接触を防止する逃がし部25が設けられるため、外刃11と内刃21とはR状(曲線形状)で接触する部分が無くなり直線状部分のみの接触となり、異音の発生をより効果的に抑制することができる。
(5)本実施形態では、逃がし部25は、内刃21における外刃11のR状の屈曲部11bに対応する部分を略矩形状に切り欠いて形成されるため、主として内刃21の形状変更にて対応することができる。
(6)本実施形態では、逃がし部25と内刃21の上面切刃部21aとの間と、逃がし部25と内刃21の側面切刃部21bとの間には、それぞれ角部21c,21dが設けられ、該角部21c,21dは面取形状にて構成されている。このため、内刃21を外刃11内に挿入する際に、外刃11の側面11aに内刃21の側面切刃部21bが引っ掛かることを抑制でき、その内刃21の挿入を容易としている。また、角部21c,21dを面取り形状としたことで、内刃21と外刃11との寸法誤差により該内刃21の上面切刃部21aや側面切刃部21bが相対的に外刃11のR状の屈曲部11bに突出しても、屈曲部11bと切刃部21a,21bの干渉を抑制でき、内刃21及び外刃11の寸法誤差の影響を小とすることができる。
(7)本実施形態では、内刃21の上部に形成された折り曲げ部21iの幅W1は、外刃11に形成したスリット11dの溝幅W2よりも大きくしため、内刃21の上面切刃部21aが外刃11のスリット11d内に突出することが防止され、内刃21等の破損を防止することができる。また、内刃21の一部を折り曲げるといった簡易な対応で実現できる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、一本の線ばねよりなる側方押付ばね23によって内刃21を外刃11の側面11aに押付ける構成としたが、付勢する手段はこれに限らず、例えば図8に示すように、一般的なコイルばね30にて内刃21を外刃11の側面11aに押付ける構成としてもよい。
・上記実施形態では、内刃21に上面切刃部21aと側面切刃部21bとを一体として設けたが、例えば図9に示すように、上面切刃部21aを有する上面内刃40と、側面切刃部21bを有する側面内刃41とで内刃21を構成してもよい。この場合、上面切刃部21aと側面切刃部21bとが別体で構成されるため、内刃21に上面切刃部21aと側面切刃部21bを一体として構成した場合と比較して、上面切刃部21a及び側面切刃部21bの寸法や形状等のばらつきの影響が小さくなり、外刃11と内刃21とを好適に摺接可能となる。また、この構成において内刃21の上部(上面切刃部21a)の幅W1は、外刃11に形成したスリット11dの溝幅W2よりも大きくしたため、内刃21の上面切刃部21aが外刃11のスリット11d内に突出することが防止され、内刃21等の破損を防止できる。
・上記実施形態では、内刃21を略矩形状に切り欠いて逃がし部25を構成したが、例えば図10(a)に示すように、内刃21において外刃11の屈曲部11bに対応する部分を斜状に面取形状として構成された逃がし部25aとしてもよい。また図10(b)〜(d)に示すように、内刃21はR状のままとし、外刃11の上面11cと側面11aとの間の形状を直角に凹ませることにより構成した逃がし部11h、台形状に凹ませることにより構成した逃がし部11i、肉薄にして凹ませることにより構成した逃がし部11jとしてもよい。また、内刃21と外刃11との両者にそれぞれ逃がし部を設けてもよい。
・上記実施形態の内刃21及び外刃11の構成及び形状を、上記以外でも適宜変更してもよい。
・上記実施形態では、外刃11のスリット11dの数は8つで構成されているが、スリット11dの数は8つ以外で構成してもよく、スリット11dの削成態様を考慮すると偶数が望ましい。
・上記実施形態では特に言及していないが、電池は乾電池等の一次電池でもよく、また充電可能な二次電池を用いてもよい。
4…モータ(駆動源)、11…外刃、11a…側面、11b…屈曲部、11c…上面、11d…スリット、11e…上面切刃部、11f…側面切刃部、21…内刃、21a…上面切刃部、21b…側面切刃部、40…上面内刃(上面切刃部)、41…側面内刃(側面切刃部)、L1…回転軸線。

Claims (5)

  1. 略円筒状をなす外刃と該外刃内に収容される内刃とを有し、該内刃を駆動源の駆動により回転させ、前記外刃と内刃との間で体毛を挟み切るように構成された除毛機であって、
    前記外刃は、側面から曲線状の屈曲部を有して上面に折り曲げられて筒形状の一端を閉塞するような形状をなし、その上面側から側面側に延びるスリットにて該外刃における切刃部が形成され、
    前記内刃は、前記外刃の切刃部に対応する切刃部を有するとともに、前記外刃の屈曲部に対応する部分には該内刃を切り欠いて形成された逃がし部が形成され、
    前記両刃において、少なくとも直線状の側面切刃部と直線状の上面切刃部とで体毛を挟み切るように構成されたことを特徴とする除毛機。
  2. 請求項1に記載の除毛機において、
    前記両刃における上面切刃部は、前記内刃の回転軸線に対して直交する直線状に構成されたことを特徴とする除毛機。
  3. 請求項1又は2に記載の除毛機において、
    前記外刃のスリットは、その数が偶数で等角度間隔に構成されたことを特徴とする除毛機。
  4. 請求項3に記載の除毛機において、
    前記外刃のスリットの数は、8つで構成されたことを特徴とする除毛機。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の除毛機において、
    前記内刃は、前記上面切刃部と前記側面切刃部とが別体で構成されたことを特徴とする除毛機。
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