JP4970865B2 - 偏向装置、光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
慣性モーメントI=(4ρrdt/3)・r^2
バネ定数K=(G/2h)・{at(a^2+t^2)/12}
と表され、共振振動数f0は、
f0=(1/2π)・√(K/I)=(1/2π)・√{Gat(a^2+t^2)/24LI}
と表すことができる。
θ=κ/I・f0^2(κは定数)・・・(1)
で表される。振れ角θは慣性モーメントIに反比例し、共振振動数f0を高めるには慣性モーメントIを低減しないと振れ角θが小さくなってしまい、ミラー面サイズ2rを単純に大きくしたのでは、その3乗に反比例して振れ角θが小さくなってしまう。
θ=κ'・T/K(κ'は定数)・・・(2)
であるから、ミラー面サイズ2rが大きくなっても振れ角θを確保できるようにするには、その3乗に比例した回転トルクTを発生させる必要がある。
つまり、ミラー面サイズに応じた回転トルクが発生でき、さらに、上記したように、複数の振動ミラーを混在させると共振周波数が各々異なるため、これらを共通の走査周波数fdで揺動しても、振れ角θを確保できるような方式が望まれる。
R<r、D>dであり、かつ、D≧d・(r/R)^2
となる関係を有することを特徴とする。
R<r、D>dであり、かつ、D≧d・(r/R)^2
なる関係であることにより、前記ミラー部で偏向する光束径の拡大に伴って、ミラー幅が大きくなっても、それを補うだけの十分な回転トルクが確保でき、画角の縮小を招くことがないため、被走査面で微小なビームスポットに絞り込むことができ、高品位な画像記録が行える。
まず、本発明の実施形態の偏向装置について、図を参照しながら説明する。
D/≧d・(r/R)^2
なる関係を有する。具体的には、可動ミラーの有効径は、(a)1段ミラー、(b)2段ミラーいずれの場合も、2r=4.5、d=1であるから、振動板の幅2R=3のとき、(a)1段ミラーではD≧2.25、(b)2段ミラーではd≧4.5としている。
θ=κ/I・f0^2(κは定数)・・・(1)
であり、また、回転トルクTとの関係は、
θ=κ'・T/K(κ'は定数)・・・(2)
である。
(1)式において、前項は質量Mに関与する項であるから、本実施形態のように回転軸に直交する方向の幅2rを大きくしても、平行な方向の幅dを最小限とし、さらに、肉抜き構造として回転軸からRよりも外側の部位について軽量化を図り質量Mの増加を微小に抑えているから、振れ角θはrの2乗に反比例することになり、この分を補うように回転トルクTを与えてやるようにしている。したがって、これに対応した回転トルクTを確保できるように、振動板443の幅Dを設定し、回転軸に平行な方向に沿った平面コイルの長さを設定している。
n=N・p/16ΔL
の関係となり、n画素毎に位相をシフトしてやればよいということになる。
次に、本発明の実施形態の光走査装置について説明する。
図12は、別の実施形態の光走査装置で、4ステーションを単一の振動ミラーにより走査する方式で、いわゆる片側走査斜入射光学系である。
次に、本発明の実施形態の画像形成装置について説明する。
441 可動ミラー
442 ねじり梁
443 振動板
444 補強梁
446 フレーム(裏面)
447 フレーム(表面)
448 実装基板
449 ヨーク
450 永久磁石
451 位置決め部
452 エッジコネクタ部
453 押え爪
454 コネクタ
455 配線端子
460 振動ミラー
461 第2基板
462 第1基板
463 コイルパターン
464 端子
465 トリミング用パッチ
Claims (10)
- 回転軸として設けられたねじり梁によって支持された振動板部と、当該振動板部に形成したミラー部とを備え、発光源からのビームを往復走査する振動ミラーと、
前記振動ミラーに対して回転トルクを周期的に付与して揺動せしめる回動手段と、を有する偏向装置であって、
前記回動手段は、前記振動板部の前記回転軸に直交する方向に前記回転軸からRだけ離隔した前記回転軸に平行な一辺に沿って回転トルクを発生させ、
前記ミラー部について前記回転軸に直交する方向の幅を2r、前記回転軸に平行する方向の幅をdとし、前記の回転トルクが発生する隔離した一辺の幅をDとした場合に、
R<r、D>dであり、かつ、D≧d・(r/R)^2
となる関係を有することを特徴とする偏向装置。 - 前記振動ミラーは、前記ミラー部を形成する第1の基板と、前記ねじり梁で支持される振動板部を形成する第2の基板とからなることを特徴とする請求項1に記載の偏向装置。
- 前記振動ミラーは、前記回転軸と平行する方向に所定の距離だけ隔離させて複数の前記ミラー部が配置されており、かつ、前記振動板部において共通の前記ねじり梁が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の偏向装置。
- 前記振動板部は、前記ミラー部を補強する補強梁を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の偏向装置。
- 前記振動板部は、質量を可変する質量調整部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の偏向装置。
- 前記回動手段は、前記振動板部に設けられた平面コイルと、前記振動板部端に対向して配備され、前記回転軸に直交する方向に磁界を形成する永久磁石とを有し、前記平面コイルに流れる電流を制御して前記振動ミラーを揺動することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の偏向装置。
- 前記回動手段は、前記振動ミラーにより走査されたビームを検出するビーム検出部を備え、前記検出結果に基づいて、前記平面コイルに流れる電流を制御して前記振動ミラーを揺動することを特徴とする請求項6に記載の偏向装置。
- 前記回動手段は、前記振動ミラーの共振振動数から外した周期で回転トルクを付与することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の偏向装置。
- 請求項1から8のいずれか1項に記載の偏向装置を備え、
光源装置からの光ビームを偏向し、結像光学系によりスポット状に結像させて、被走査面を走査する光走査装置において、
前記振動ミラーの前記回転軸上で光ビームが偏向するように前記光源装置を設けることを特徴とする光走査装置。 - 画像信号により変調された光源装置からの光ビームにより像担持体に静電像を記録し、前記静電像をトナーで顕像化して、記録媒体に画像を転写する画像形成装置において、
請求項9に記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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