JP4966921B2 - 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム - Google Patents
冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4966921B2 JP4966921B2 JP2008174073A JP2008174073A JP4966921B2 JP 4966921 B2 JP4966921 B2 JP 4966921B2 JP 2008174073 A JP2008174073 A JP 2008174073A JP 2008174073 A JP2008174073 A JP 2008174073A JP 4966921 B2 JP4966921 B2 JP 4966921B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deterioration
- performance
- condenser
- calculated
- tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図1に示すように、本実施形態に係る劣化診断システム1は、測定データ収録データベース(DB:Database)200(200a、…、200n)を備えた冷熱供給システム20(20a、…、20n)と、その冷熱供給システム20に情報通信ネットワーク30を介して接続される劣化診断装置10とを含んで構成される。
また、この冷熱供給システム20には、温度や圧力等を測定するための各種センサが設置される。そして、冷熱供給システム20は、各種センサが測定した測定データを測定データ収録データベース200に収録し、その収録した測定データを、情報通信ネットワーク30を介して劣化診断装置10へ送信する。
また、補正データベース330には、負荷率情報、冷却水情報及び冷水情報が記憶される。これらの補正情報は、外気温や冷熱供給システム20の運転状況に基づいて、標準状態に補正するための情報である。
また、劣化履歴データベース340には、各冷熱供給システム20毎に、劣化診断演算部100が算出した、工場出荷時成績係数と、チューブ汚れ劣化成績係数と、チューブ及び機器汚れ劣化成績係数と、機器汚れ劣化成績係数とを示す劣化診断演算結果情報が、劣化診断の履歴として記憶される。
メンテナンス情報データベース350には、チューブ汚れや機器汚れの性能劣化に対し、メンテナンスを実行すべきか否かを判断するための閾値と、それに対応した対応策とが記憶される。
また、表示部600は、例えば液晶ディスプレイ等で構成されており、表示制御部400の制御のもとに、劣化診断演算結果や性能劣化の診断結果、その保守対策案等を表示する。
また、工場出荷時性能演算部110は、(数3)で求めた工場出荷時成績係数113を劣化履歴データベース340に保存する。
このようにして、工場出荷時性能演算部110は、冷熱供給システム20の工場出荷時成績係数(「COP0」)113を得ることができる。
図3は、本実施形態に係るチューブ汚れ劣化演算部の処理の流れを説明するための図である。図3に示すように、チューブ汚れ劣化演算部120は、冷熱供給システム20の測定データ収録データベース200から情報通信ネットワーク30を介して取得した測定データと、冷熱供給システム仕様データベース310に記憶された仕様データとを用いて演算処理を行いチューブ汚れ劣化成績係数(「COP1」)を算出する処理を行う。
なお、ここでは、冷熱供給システム20(20a、…、20n)のうちの一つ例えば冷熱供給システム20aの測定データ収録データベース200aから、劣化診断装置10が情報通信ネットワーク30を介して、測定データを取得したものとして説明する。また、劣化診断装置10は、ユーザが設定する所定のタイミングで各冷熱供給システム20(20a、…、20n)から測定データ収録データ−ベース200(200a、…、200n)に収録された測定データを取得できるものである。
また、凝縮器熱交換温度差122は、計算式(数6)に示す対数平均温度差ΔLTCにより求めてもよい。
/ln{(TC−TwCi)/(TC−TwCo)} ・・・(数6)
また、凝縮器冷却水比熱測定値205は、凝縮器冷却水入口温度測定値201や凝縮器冷却水出口温度測定値202から、計算式(数8)により算出してもよい。
なお、凝縮器伝熱面積316は、本実施形態において管外面積を用いるものとする。
また、チューブ汚れ劣化演算部120は、(数11)及び(数12)で求めた凝縮器管内汚れ係数126とチューブ汚れ劣化成績係数127とを、劣化履歴データベース340に保存する。
このようにして、チューブ汚れ劣化演算部120は、冷熱供給システム20のチューブ汚れ劣化成績係数(「COP1」)127を得ることができる。
図4は、本実施形態に係るチューブ及び機器汚れ劣化演算部の処理の流れを説明するための図である。図4に示すように、チューブ及び機器汚れ劣化演算部130は、冷熱供給システム20の測定データ収録データベース200から情報通信ネットワーク30を介して取得した測定データと、冷熱供給システム仕様データベース310に記憶された仕様データと、補正データベース330とを用いて演算処理を行いチューブ及び機器汚れ劣化成績係数(「COP2」)を算出する。
また、機器汚れ劣化演算部140は、チューブ及び機器汚れ劣化演算部130が算出したチューブ及び機器汚れ劣化成績係数(「COP2」)と、図3においてチューブ汚れ劣化演算部120が算出した凝縮器管内汚れ係数126とを用いて、機器汚れ劣化成績係数(「COP3」)を算出する処理を行う。
また、凝縮器交換熱量132は、計算式(数7)で求められる。
チューブ及び機器汚れ劣化演算部130は、(数21)で算出したチューブ及び機器汚れ劣化成績係数(「COP2」)137を劣化履歴データベース340に保存する。また、機器汚れ劣化演算部140は、(数22)で算出した機器汚れ劣化成績係数(「COP3」)141を劣化履歴データベース340に保存する。
劣化診断演算結果表示部410は、劣化診断演算部100が算出した各成績係数(COP)を示す劣化診断演算結果情報を、劣化履歴データベース340(図1参照)から取得する。そして、図5に示すように、チューブ汚れ分の劣化であるチューブ汚れ劣化成績係数「COP1」と、機器汚れ分の劣化である機器汚れ劣化成績係数「COP3」とを区別して、時系列で並べて表示する。
このように、チューブ汚れ分と機器汚れ分の性能劣化を区別し表示することで、それぞれの劣化の経時的な変化を個別に把握することができる。
図6は、本実施形態に係る保守対策案表示部が、劣化の度合いを判断した診断結果と保守対策案とを表示部に表示させる図である。
図6に示すように、保守対策案表示部420は、劣化診断演算結果表示部410により表示される経時的な劣化の度合いの変化を示す劣化診断演算結果のグラフとともに、劣化診断演算部100により算出された現状の劣化の度合いについての診断結果と保守対策案とを表示させる。
また、機器汚れ分の性能劣化が所定の閾値を超えている場合には、機器のリプレースもしくはオーバホール等を実施することを表示させる。
このようにすることで、チューブ汚れの場合には、劣化の度合いに応じて最適な洗浄時期に最適な洗浄方法を実施することが可能となる。また、機器汚れの場合には、各冷熱供給システム20の運転状況に応じた機器の劣化を把握し、適切な時期に保守対策を行うことが可能となる。さらに、その結果、冷熱供給システム20全体の維持コストを低下させ、性能低下に伴うCO2排出の増大を防ぐことができる。
10 劣化診断装置
20 冷熱供給システム
21 凝縮器
22 蒸発器
23 圧縮機
24 膨張弁
30 情報通信ネットワーク
100 劣化診断演算部
101 制御部
110 工場出荷時性能演算部
111 凝縮器交換熱量(工場出荷時凝縮器交換熱量)
112 蒸発器交換熱量(工場出荷時蒸発器交換熱量)
113 工場出荷時成績係数(COP0)
120 チューブ汚れ劣化演算部
121 冷媒凝縮温度
123,132 凝縮器交換熱量
122 凝縮器熱交換温度差
124 凝縮器熱通過率
125 凝縮器熱通過率定格値
126 凝縮器管内汚れ係数
127 チューブ汚れ劣化成績係数(COP1)
130 チューブ及び機器汚れ劣化演算部
131 圧縮機消費電力
133 蒸発器交換熱量
134 実測値成績係数(COP)
135 負荷率
136 計算値成績係数(COP)
137 チューブ及び機器汚れ劣化成績係数(COP2)
140 機器汚れ劣化演算部
141 機器汚れ劣化成績係数(COP3)
200 測定データ収録データベース(DB)
201 凝縮器冷却水入口温度測定値
202 凝縮器冷却水出口温度測定値
203 凝縮器圧力測定値
204 凝縮器冷却水流量測定値
205 凝縮器冷却水比熱測定値
206 凝縮器冷却水密度測定値
207 圧縮機電流値測定値
208 冷水出口温度測定値
300 記憶部
310 冷熱供給システム仕様データベース(DB)
311 凝縮器冷却水流量
312 凝縮器冷却水比熱
313 凝縮器冷却水密度
314 凝縮器冷却水温度差
315 電動機出力
316 凝縮器伝熱面積
317 凝縮器交換熱量定格値
318 凝縮器温度差定格値
319 凝縮器管外径
320 凝縮器管内径
321 電動機入力
322 冷凍容量
330 補正データベース(DB)
331 負荷率補正係数
332 冷却水補正係数
333 冷水補正係数
340 劣化履歴データベース(DB)
350 メンテナンス情報データベース(DB)
400 表示制御部
410 劣化診断演算結果表示部
420 保守対策案表示部
500 通信部
600 表示部
Claims (8)
- 外部から冷却水が供給される冷熱供給システムと通信可能に接続され、前記冷熱供給システムの性能劣化の診断を行う劣化診断装置であって、
前記冷熱供給システムの工場出荷時もしくは初期設置時の仕様データが記憶される冷熱供給システム仕様データベースと、
負荷率、冷却水及び冷水に関する補正情報が記憶される補正データベースと、
前記冷熱供給システムのチューブ汚れに基づく性能劣化及び機器汚れに基づく性能劣化それぞれについて、保守対策が必要か否かを判断する所定の閾値と、前記保守対策が必要な場合の保守対策案とが記憶されるメンテナンス情報データベースと、
前記仕様データを用いて前記冷熱供給システムの工場出荷時の性能を演算する工場出荷時性能演算部と、
前記仕様データと、前記冷熱供給システムに備わる測定データ収録データベースから取得した運転状況に関する測定データとを用いて、前記チューブ汚れに基づく性能劣化を演算するチューブ汚れ劣化演算部と、
前記仕様データと、前記測定データと、前記補正データベースに記憶される前記補正情報とを用いて、前記冷熱供給システムのチューブ及び機器汚れに基づく性能劣化を演算するチューブ及び機器汚れ劣化演算部と、
前記チューブ及び機器汚れに基づく性能劣化と、前記チューブ汚れに基づく性能劣化とを用いて、前記機器汚れに基づく性能劣化を演算する機器汚れ劣化演算部と、
前記チューブ汚れに基づく性能劣化と前記機器汚れに基づく性能劣化とを区分して前記冷熱供給システムの性能劣化を表示装置に表示させる劣化診断演算結果表示部と、
前記メンテナンス情報データベースに記憶される前記閾値を用いて、前記冷熱供給システムの劣化診断を行い、前記劣化診断の診断結果と、前記保守対策が必要な場合に前記保守対策案とを表示装置に表示させる保守対策案表示部と
を備えることを特徴とする冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 前記工場出荷時性能演算部は、
前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される、凝縮器冷却水流量と、凝縮器冷却水比熱と、凝縮器冷却水密度と、凝縮器冷却水温度差とから、工場出荷時凝縮器交換熱量を算出し、
前記算出した工場出荷時凝縮器交換熱量と、前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される電動機出力とから、工場出荷時蒸発器交換熱量を算出し、
前記算出した工場出荷時蒸発器交換熱量と、前記電動機出力とから、工場出荷時成績係数を算出すること
を特徴とする請求項1に記載の冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 前記チューブ汚れ劣化演算部は、
前記測定データ収録データベースから取得する凝縮器圧力測定値から、冷媒凝縮温度を算出し、
前記測定データ収録データベースから取得する、凝縮器冷却水入口温度測定値と、凝縮器冷却水出口温度測定値とから、凝縮器熱交換温度差を算出し、
前記凝縮器冷却水入口温度測定値と、前記凝縮器冷却水出口温度測定値と、前記測定データ収録データベースから取得する、凝縮器冷却水流量測定値、凝縮器冷却水比熱測定値及び凝縮器冷却水密度測定値とから、凝縮器交換熱量を算出し、
前記算出した凝縮器熱交換温度差及び凝縮器交換熱量と、前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される凝縮器伝熱面積とから、凝縮器熱通過率を算出し、
前記凝縮器伝熱面積と、前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される凝縮器交換熱量定格値及び凝縮器温度差定格値とから、凝縮器熱通過率定格値を算出し、
前記算出した凝縮器熱通過率及び凝縮器熱通過率定格値と、前記冷熱供給仕様データベースに記憶される凝縮器管外径及び凝縮器管内径とから、凝縮器管内汚れ係数を算出し、
前記算出した凝縮器管内汚れ係数と、前記工場出荷時性能演算部が算出した前記工場出荷時成績係数とから、チューブ汚れ劣化成績係数を算出すること
を特徴とする請求項2に記載の冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 前記チューブ及び機器汚れ劣化演算部は、
前記測定データ収録データベースから取得する圧縮機電流値測定値と、前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される電動機入力と、前記電動機出力とから、圧縮機消費電力を算出し、
前記算出した圧縮機消費電力と、前記チューブ汚れ劣化演算部が算出した前記凝縮器交換熱量とから、蒸発器交換熱量を算出し、
前記算出した圧縮機消費電力及び蒸発器交換熱量から、実測値成績係数を算出し、
前記算出した実測値成績係数と、前記冷熱供給システム仕様データベースに記憶される冷凍容量とから、負荷率を算出し、
前記算出した負荷率と、前記凝縮器冷却水入口温度測定値とから、計算値成績係数を算出し、
前記算出した負荷率と、前記補正データベースに記憶される前記負荷率に関する前記補正情報とから、負荷率補正係数を算出し、
前記凝縮器冷却水入口温度測定値と、前記補正データベースに記憶される前記冷却水に関する前記補正情報とから、冷却水補正係数を算出し、
前記測定データ収録データベースから取得する冷水出口温度測定値と、前記補正データベースに記憶される前記冷水に関する前記補正情報とから、冷水補正係数を算出し、
前記算出された実測値成績係数、負荷率補正係数、冷却水補正係数及び冷水補正係数から、チューブ及び機器汚れ劣化成績係数を算出すること
を特徴とする請求項3に記載の冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 前記機器汚れ劣化演算部は、
前記チューブ及び機器汚れ劣化演算部が算出した前記チューブ及び機器汚れ劣化成績係数と、前記チューブ汚れ劣化演算部が算出した前記凝縮器管内汚れ係数とから、機器汚れ劣化成績係数を算出すること
を特徴とする請求項4に記載の冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 前記工場出荷時性能演算部が算出した前記工場出荷時成績係数と、前記チューブ汚れ劣化演算部が算出した前記チューブ汚れ劣化成績係数と、前記チューブ及び機器汚れ劣化演算部が算出した前記チューブ及び機器汚れ劣化成績係数と、前記機器汚れ劣化演算部が算出した前記機器汚れ劣化成績係数と、を含んでなる劣化診断演算結果情報を記憶する劣化履歴データベースをさらに備え、
前記劣化診断演算結果表示部は、前記劣化履歴データベースに記憶された前記劣化診断演算結果情報に基づいて、前記冷熱供給システムの性能劣化を時系列に表示させること
を特徴とする請求項5に記載の冷熱供給システムの劣化診断装置。 - 外部から冷却水が供給される冷熱供給システムと通信可能に接続され、前記冷熱供給システムの性能劣化の診断を行う劣化診断装置に用いられる劣化診断方法であって、
前記劣化診断装置は、
前記冷熱供給システムの工場出荷時もしくは初期設置時の仕様データが記憶される冷熱供給システム仕様データベースと、
負荷率、冷却水及び冷水に関する補正情報が記憶される補正データベースと、
前記冷熱供給システムのチューブ汚れに基づく性能劣化及び機器汚れに基づく性能劣化それぞれについて、保守対策が必要か否かを判断する所定の閾値と、前記保守対策が必要な場合の保守対策案とが記憶されるメンテナンス情報データベースと、を備え、
前記仕様データを用いて前記冷熱供給システムの工場出荷時の性能を演算し、
前記仕様データと、前記冷熱供給システムに備わる測定データ収録データベースから取得した運転状況に関する測定データとを用いて、前記チューブ汚れに基づく性能劣化を演算し、
前記仕様データと、前記測定データと、前記補正データベースに記憶される前記補正情報とを用いて、前記冷熱供給システムのチューブ及び機器汚れに基づく性能劣化を演算し、
前記チューブ及び機器汚れに基づく性能劣化と、前記チューブ汚れに基づく性能劣化とを用いて、前記機器汚れに基づく性能劣化を演算し、
前記チューブ汚れに基づく性能劣化と前記機器汚れに基づく性能劣化とを区分して前記冷熱供給システムの性能劣化を表示装置に表示させ、
前記メンテナンス情報データベースに記憶される前記閾値を用いて、前記冷熱供給システムの劣化診断を行い、前記劣化診断の診断結果と、前記保守対策が必要な場合に前記保守対策案とを表示装置に表示させること
を特徴とする冷熱供給システムの劣化診断方法。 - 外部から冷却水が供給される冷熱供給システムと、前記冷熱供給システムと通信可能に接続され、前記冷熱供給システムの性能劣化の診断を行う劣化診断装置とを備えた劣化診断システムであって、
前記冷熱供給システムは、
前記冷熱供給システムの性能劣化に関係する運転状況に関する測定データを収録する測定データ収録データベースを備え、
前記測定データ収録データベースに収録された前記測定データを、前記劣化診断装置に送信し、
前記劣化診断装置は、
前記冷熱供給システムから前記測定データを受信する通信部と、
前記冷熱供給システムの工場出荷時もしくは初期設置時の仕様データが記憶される冷熱供給システム仕様データベースと、
負荷率、冷却水及び冷水に関する補正情報が記憶される補正データベースと、
前記冷熱供給システムのチューブ汚れに基づく性能劣化及び機器汚れに基づく性能劣化それぞれについて、保守対策が必要か否かを判断する所定の閾値と、前記保守対策が必要な場合の保守対策案とが記憶されるメンテナンス情報データベースと、
前記仕様データを用いて前記冷熱供給システムの工場出荷時の性能を演算する工場出荷時性能演算部と、
前記仕様データと、前記測定データ収録データベースから取得した前記測定データとを用いて、前記チューブ汚れに基づく性能劣化を演算するチューブ汚れ劣化演算部と、
前記仕様データと、前記測定データと、前記補正データベースに記憶される前記補正情報とを用いて、前記冷熱供給システムのチューブ及び機器汚れに基づく性能劣化を演算するチューブ及び機器汚れ劣化演算部と、
前記チューブ及び機器汚れに基づく性能劣化と、前記チューブ汚れに基づく性能劣化とを用いて、前記機器汚れに基づく性能劣化を演算する機器汚れ劣化演算部と、
前記チューブ汚れに基づく性能劣化と前記機器汚れに基づく性能劣化とを区分して前記冷熱供給システムの性能劣化を表示装置に表示させる劣化診断演算結果表示部と、
前記メンテナンス情報データベースに記憶される前記閾値を用いて、前記冷熱供給システムの劣化診断を行い、前記劣化診断の診断結果と、前記保守対策が必要な場合に前記保守対策案とを表示装置に表示させる保守対策案表示部と
を備えることを特徴とする劣化診断システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174073A JP4966921B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008174073A JP4966921B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010014323A JP2010014323A (ja) | 2010-01-21 |
JP4966921B2 true JP4966921B2 (ja) | 2012-07-04 |
Family
ID=41700592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008174073A Expired - Fee Related JP4966921B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4966921B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5901191B2 (ja) * | 2011-09-13 | 2016-04-06 | 三菱重工業株式会社 | ターボ冷凍機の性能評価装置およびその方法 |
JP6430106B2 (ja) * | 2013-08-26 | 2018-11-28 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 消費電力出力装置 |
JP6247990B2 (ja) * | 2014-04-16 | 2017-12-13 | 株式会社日立製作所 | 空調機器管理システム |
EP3290816B1 (en) * | 2015-04-28 | 2024-01-31 | Mitsubishi Electric Corporation | Monitoring device and method for air conditioner |
JP6361630B2 (ja) * | 2015-10-29 | 2018-07-25 | 東京電力ホールディングス株式会社 | 補正装置及び評価装置 |
JP7029881B2 (ja) * | 2016-08-24 | 2022-03-04 | 高砂熱学工業株式会社 | 情報処理装置、方法およびプログラム |
WO2019004218A1 (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-03 | 東芝キヤリア株式会社 | 熱源装置、情報端末、および制御プログラム |
JP6988366B2 (ja) * | 2017-10-23 | 2022-01-05 | 栗田工業株式会社 | 水冷式ターボ冷凍機の性能低下診断方法及び診断装置 |
JPWO2021100760A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0447569Y2 (ja) * | 1985-03-29 | 1992-11-10 | ||
JPH0480578A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-13 | Toshiba Corp | 熱源機器の効率診断装置 |
JP3310091B2 (ja) * | 1994-01-31 | 2002-07-29 | 株式会社東芝 | 空調システム異常処置最適化装置 |
JP2001153505A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ターボ冷凍機保全装置 |
JP4224275B2 (ja) * | 2001-10-12 | 2009-02-12 | 株式会社日立ビルシステム | 空気調和装置用熱源機の管理装置及び管理方法 |
JP2003214735A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Daikin Ind Ltd | 冷凍装置 |
JP4301085B2 (ja) * | 2004-06-07 | 2009-07-22 | 株式会社日立製作所 | 熱源機器の劣化診断システム |
JP4466232B2 (ja) * | 2004-06-28 | 2010-05-26 | 株式会社日立製作所 | ボイラの劣化診断方法,装置,システム及びプログラムを記録した記録媒体 |
US8109104B2 (en) * | 2004-08-25 | 2012-02-07 | York International Corporation | System and method for detecting decreased performance in a refrigeration system |
JP2008145041A (ja) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 空気調和装置及び空気調和能力評価方法 |
-
2008
- 2008-07-03 JP JP2008174073A patent/JP4966921B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010014323A (ja) | 2010-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4966921B2 (ja) | 冷熱供給システムの劣化診断装置、劣化診断方法、及び劣化診断システム | |
ES2669032T3 (es) | Dispositivo de diagnóstico de dispositivo | |
JP5905278B2 (ja) | 冷凍装置の監視システムおよび監視方法 | |
JP6933564B2 (ja) | 空気調和機の性能診断装置及び性能診断方法 | |
US10989428B2 (en) | Performance diagnosis device and performance diagnosis method for air conditioner | |
JP2016205640A (ja) | 冷凍機劣化診断装置および方法 | |
JP6862130B2 (ja) | 異常検知装置、異常検知方法、およびプログラム | |
CN108759991A (zh) | 空调系统中传感器的测量误差诊断方法、装置和空调系统 | |
JP4301085B2 (ja) | 熱源機器の劣化診断システム | |
JP2010025475A (ja) | 冷凍サイクル機器に用いられる故障診断装置 | |
JP4134997B2 (ja) | 余寿命予測プログラム及び余寿命予測システム | |
JP2003185232A (ja) | 空気調和装置用熱源機の管理装置及び管理方法 | |
JP6660275B2 (ja) | 吸収式冷凍機の能力診断システム及び能力診断方法 | |
JP4049610B2 (ja) | ヒートポンプ熱交換器の異常検出装置 | |
JP2016081363A (ja) | 機器診断装置、機器診断方法及び機器診断プログラム | |
JP6940983B2 (ja) | 吸収式冷凍機の性能診断装置及び性能診断方法 | |
JP5350684B2 (ja) | 冷凍サイクル機器に用いられる故障診断装置 | |
WO2018179333A1 (ja) | 冷媒圧縮式ヒートポンプ利用機器、冷媒圧縮式ヒートポンプの診断装置及び冷媒圧縮式ヒートポンプの診断方法 | |
JPH0493567A (ja) | 冷凍機の性能診断装置 | |
JP6900303B2 (ja) | 冷凍機の性能診断システム | |
US8924181B2 (en) | Operating refrigeration systems | |
JP6988366B2 (ja) | 水冷式ターボ冷凍機の性能低下診断方法及び診断装置 | |
JP2007017032A (ja) | 吸収冷温水機の性能評価方法と診断システム | |
JPS63297975A (ja) | 熱ポンプの異常検出方法及び異常検出装置 | |
JP2010151396A (ja) | 冷凍サイクルに用いられる故障予知方法および故障予知装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120306 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120402 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |