JP5905278B2 - 冷凍装置の監視システムおよび監視方法 - Google Patents
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Description
ている。
例えば、特許文献2には、冷凍設備の各部の温度、冷媒圧力、電流、電圧、運転時間等の運転データを検出し、これらの検出データと予め設定された設定データとを比較して、許容範囲を超えたときに異常信号を出力する管理・監視装置が記載されている。
また、特許文献3には、冷凍機に付設された端末装置と中央監視装置とを備えた遠隔集中管理装置が記載されている。この管理装置においては、端末装置によって、冷凍機を構成している機器類の各状態を検出した物理量、および、冷凍機全体としての運転状態を表す信号の相関関係を判定して中央監視装置に出力し、中央監視装置にてこれを解析するようになっている。
前記冷凍サイクルが正常な状態である場合の正常時モリエル線図を格納した記憶部と、
前記冷凍サイクルの各部位の圧力および温度、前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)をそれぞれ取得する複数の取得部と、
前記取得部で取得される前記各部位の圧力および温度に基づいて、前記冷凍サイクルにおける現在のモリエル線図を作成するモリエル線図作成部と、
前記記憶部に格納される前記正常時モリエル線図と、前記モリエル線図作成部で作成した前記現在のモリエル線図とを比較する比較部と、
前記圧縮機の消費動力(kw)と、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)とから
「RT=QC−kW」の式を用いて、実際の運転条件からアンモニア冷凍サイクル2とCO 2 循環路10とを組み合わせた冷凍装置に対して、装置全体の冷凍能力(RT)を算出する冷凍能力算出部と、
前記比較部のモリエル線図比較結果および前記冷凍能力算出部で算出される冷凍能力(RT)に基づいて、前記冷凍装置の異常を検出するとともに、前記比較結果に基づいて前記冷凍サイクルの各部位の異常を検出することを特徴とする。
これにより、各部位における異常を的確に把握することができる。
これにより、冷凍装置が故障して停止してしまう前に、必要な修理または部品交換を迅速に行うことが可能となり、冷凍装置の円滑な運用が可能となる。
このように、設置エリアの情報のみを該当するエリアのサービス端末に送信するようにしたので、通信回線の混雑を回避しながら冷凍装置の補修または部品交換を行うサービスマンに必要な情報のみを送信することができる。
圧縮機、凝縮器、膨張弁および液化器からなり、アンモニア冷媒が循環する冷凍サイクルと、前記液化器にて前記アンモニア冷媒の蒸発潜熱によって冷却されるCO 2 ブラインが循環するブライン循環路とを具える冷凍装置の監視方法であって、
前記冷凍サイクルが正常な状態である場合の正常時モリエル線図を格納した記憶部を備え、
前記冷凍サイクルの各部位の圧力および温度、前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)をそれぞれ取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得される前記各部位の圧力および温度に基づいて、前記冷凍サイクルにおける現在のモリエル線図を作成するモリエル線図作成ステップと、
前記記憶部に格納される前記正常時モリエル線図と、前記モリエル線図作成ステップで作成した前記現在のモリエル線図とを比較する比較ステップと、
前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)とから「RT=QC−kW」の式を用いて実際の運転条件からアンモニア冷凍サイクルとCO2循環路とを組み合わせた冷凍装置に対して、装置全体の冷凍能力(RT)を算出する冷凍能力算出ステップと、
前記比較ステップの比較結果および前記冷凍能力算出ステップで算出される前記冷凍能力に基づいて、前記冷凍装置の異常を検出するとともに、前記比較結果に基づいて前記冷凍サイクルの各部位の異常を検出する前記冷凍装置の異常を検出する異常検出ステップとを備えることを特徴とする。
同図において、冷凍装置は、アンモニア冷媒が循環するアンモニア冷凍サイクル2と、CO2ブラインが循環するCO2循環路10と、CO2循環路10に設けられるエアークーラ12(12a〜12c)とを備える。なお、冷凍装置は、被冷却空間である冷蔵庫100内を冷却する装置である。冷蔵庫100は、食品等を冷凍または冷蔵するものである。ただし、本実施形態では被冷却空間として冷蔵庫内空間を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではなく、被冷却空間は冷凍ショーケース内空間や空調(冷房)で冷却される室内空間等であってもよい。
なお、このアンモニア冷凍サイクル2において、放熱量を正確に測定する観点から、凝縮器7はアンモニア冷媒と冷却水とを熱交換することによってアンモニア冷媒を凝縮させる水冷式コンデンサであることが好ましい。また、圧縮機3は、低段側圧縮機構から高段側圧縮機構までが直列に連結された多段圧縮機であってもよい。さらに、液化器4は、アンモニア冷媒の蒸発潜熱によってCO2ブラインを冷却して液化する。
エアークーラ12は、図1に示すように複数設けられていてもよく、各エアークーラ12に送られるブライン量は各供給バルブ13a〜13cによって調整される。
監視システム1は、主に、冷凍装置の各状態値をそれぞれ取得する各計測器と、各計測器で計測される状態値を収集する現地端末40と、現地端末40と通信回線を介して取得した各計測値等に基づいて冷凍装置の異常検出を行う監視サーバ20と、監視サーバ20で分析される監視情報を取得するサービス端末50とを備えている。
正常時モリエル線図データベース22は、例えば、図2に示すような、冷凍サイクル2が正常な状態である場合の正常時モリエル線図が格納されている。この正常時モリエル線図は、冷凍サイクル2の設置初期における実測データに基づいて取得してもよいし、各機器の性能に基づいてシミュレーションを行って取得してもよい。同図において、aは飽和液線で、bは乾き飽和蒸気線である。
異常−原因対応データベース24は、図7に示すように、正常時モリエル線図と、後述するように各状態値から作成した現在のモリエル線図との比較結果から得られる異常現象と、この異常現象から推定される主要原因とが互いに紐付けられて格納されている。なお、異常−原因対応データベース24は、異常現象と主要原因とが一対一で対応していなくてもよく、異常現象に対して主要原因が複数対応していてもよい。また、異常−原因対応データベース24は、必ずしも主要原因が異常現象と紐付けられている必要はない。例えば、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図との比較結果から得られる相違点、すなわち図形上の相違点(例えば形状の相違点)や数値上の相違点(例えば圧力若しくはエンタルピー、または座標)に対して主要原因が紐付けられていてもよい。
信回 また、異常−原因対応データベース24は、主要原因ごとにその予想される原因が一または複数紐付けられていることがさらに好ましい。この場合、予想される原因は、メンテナンスや部品交換が必要とされる部位を特定できるような内容であることがより好ましい。
冷凍能力算出部26は、圧縮機3の消費動力、凝縮器7の凝縮負荷を用いて冷凍能力を算出する。具体的には、冷凍能力(RT)は、圧縮機3のモータ動力(kW)と、凝縮器7の冷却水温度から算出される凝縮負荷(QC)とを用いて、以下の[式1]により算出できる。
[式1]
冷凍能力(RT)=凝縮負荷(QC)−モータ動力(kW)
モリエル線図作成部27は、冷凍サイクル2の各部位の圧力および温度に基づいて、冷凍サイクル2における現在のモリエル線図を作成する.
比較部28は、記憶部21の正常時モリエル線図データベース22に格納される正常時モリエル線図と、モリエル線図作成部27で作成した現在のモリエル線図とを比較する。
異常検出部29は、比較部28の比較結果および冷凍能力算出部26で算出される冷凍能力に基づいて、冷凍装置の異常、特に圧縮機の異常を検出する。
原因推定部30は、異常検出部29で異常が検出された場合に、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図との相違点から得られる異常現象に基づいて、記憶部21の異常−原因対応データベース24から該当する主要原因を抽出する。なお、原因推定部30は、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図との相違点に基づいて直接、該当する主要原因を抽出してもよい。さらに、原因推定部30は、異常現象または相違点に基づいて、主要原因とともに、予想される原因を抽出してもよい。
表示部31は、冷凍サイクル2の圧力や温度等の各状態値や冷凍装置の冷凍能力、あるいはモリエル線図を表示する。このとき、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図とを重畳表示させてもよい。
次いで、モリエル線図作成部27によって、各部位の圧力および温度に基づいて、冷凍サイクル2における現在のモリエル線図を作成する。
さらに、比較部28によって、記憶部21の正常時モリエル線図データベース22に格納される正常時モリエル線図と、現在のモリエル線図とを比較する。このとき、図3(A)〜(C)に示すように、正常時モリエル線図60と現在のモリエル線図63とを表示部31に表示させることによって、当業者が容易に冷凍サイクル2の運転状態を把握することが可能となる。
そして、異常検出部29によって、冷凍能力に基づいて装置全体の異常を検出するとともに、比較結果に基づいて冷凍サイクル2の各部位の異常を検出する。
例えば、図3(A)では、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図との相違点からこの冷凍システム2は「(圧縮機の)吐出温度が高い」という異常現象が検出できる。図7に示す異常−原因対応データベース24において、この異常現象に対しては「給油量の減少」と「給油温度上昇」が主要原因として対応している。したがって、正常時モリエル線図と現在のモリエル線図との相違点、またはこの相違点から得られる異常現象「吐出温度が高い」が検出されると、主要原因として「給油量の減少」と「給油温度上昇」が抽出される。さらに、主要原因の「給油量の減少」に対しては、「オイルフィルタの目詰まり」と「蒸発器からのオイル戻り不良」が予想される原因として対応している。一方、主要原因の「給油温度上昇」に対しては、「冷却水温度上昇」と「オイルクーラ汚れ」が予想される原因として対応している。したがって、予想される原因まで選択する場合には、上記主要原因とこれに紐付けた上記予想される原因とが抽出される。このとき、複数の主要原因のみを先に抽出し、そこから、例えばサービスマン等により選択されるいずれかの主要原因に対応した予想される原因のみを抽出するようにしてもよい。これにより、明らかに排除できる主要原因を除くことができるので、より正確な原因を提供可能であるとともに、通信する情報量を少なくできる。
このように、設置エリアの情報のみを該当するエリアのサービス端末50に送信することで、通信回線の混雑を回避しながら冷凍装置の補修または部品交換を行うサービスマンに必要な情報のみを送信することができる。
2 アンモニア冷凍サイクル
3 圧縮機
4 液化器
5 受液器
6 膨張弁
7 凝縮器
10 CO2循環路
11 液ポンプ
12a〜12c エアークーラ
13a〜13c 供給バルブ
20 監視サーバ
21 記憶部
22 正常時モリエル線図データベース
23 閾値データベース
24 異常−原因対応データベース
25 通信部
26 冷凍能力算出部
27 モリエル線図作成部
28 比較部
29 異常検出部
30 原因推定部
31 表示部
40 現地端末
41 通信部
42 計測値収集部
50 サービス端末
51 通信部
52 表示部
60 正常時モリエル線図
61〜63 現在のモリエル線図
Claims (6)
- 圧縮機、凝縮器、膨張弁および液化器からなり、アンモニア冷媒が循環する冷凍サイクルと、前記液化器にて前記アンモニア冷媒の蒸発潜熱によって冷却されるCO2ブラインが循環するブライン循環路と、前記ブライン循環路に設けられ、前記CO2ブラインで冷却した冷却空気を被冷却空間に供給するエアークーラとを備える冷凍装置の監視システムであって、
前記冷凍サイクルが正常な状態である場合の正常時モリエル線図を格納した記憶部と、
前記冷凍サイクルの各部位の圧力および温度、前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)をそれぞれ取得する複数の取得部と、
前記取得部で取得される前記各部位の圧力および温度に基づいて、前記冷凍サイクルにおける現在のモリエル線図を作成するモリエル線図作成部と、
前記記憶部に格納される前記正常時モリエル線図と、前記モリエル線図作成部で作成した前記現在のモリエル線図とを比較する比較部と、
前記圧縮機の消費動力(kw)と、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)とから
「RT=QC−kW」の式を用いて、実際の運転条件からアンモニア冷凍サイクルとCO2循環路とを組み合わせた冷凍装置に対して、装置全体の冷凍能力(RT)を算出する冷凍能力算出部と、
前記比較部のモリエル線図比較結果および前記冷凍能力算出部で算出される冷凍能力(RT)に基づいて、前記冷凍装置の異常を検出するとともに、前記比較結果に基づいて前記冷凍サイクルの各部位の異常を検出することを特徴とする冷凍装置の監視システム。 - 前記比較部は、前記正常時モリエル線図および前記現在のモリエル線図のそれぞれの変節点を比較し、
前記異常検出部は、前記変節点同士の差分が予め設定された閾値を超えた場合に、異常が発生したと判断することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置の監視システム。 - 前記複数の取得部で取得された各計測値を収集する現地端末と、
前記現地端末から通信回線を介して前記各計測値を受信し、前記モリエル線図作成部、前記比較部、前記冷凍能力算出部および前記異常検出部での演算によって前記冷凍装置の異常を検出する監視サーバとが設けられており、
前記監視サーバは、
前記正常時モリエル線図に対する前記現在のモリエル線図の相違点または該相違点から得られる異常現象と、前記冷凍装置で発生する可能性のある主要原因とが紐付けられて格納された記憶部と、
前記異常検出部で異常が検出された場合に、前記正常時モリエル線図と前記現在のモリエル線図との前記相違点または前記異常現象に基づいて、前記記憶部から該当する前記主要原因を抽出する原因推定部とを有することを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置の監視システム。 - 前記監視サーバは、前記原因推定部によって前記記憶部から前記冷凍装置の前記主要原因を抽出したとき、通信回線を介して、前記冷凍装置の補修または部品交換の際に参照されるサービス端末に前記主要原因を送信することを特徴とする請求項3に記載の冷凍装置の監視システム。
- 複数の前記冷凍装置を統括的に監視する請求項1に記載の冷凍装置の監視システムであって、
前記複数の冷凍装置が設置エリアごとに区分されており、
前記監視サーバは、前記冷凍装置の異常現象および前記主要原因を抽出したとき、前記設置エリアに対応した複数の前記サービス端末に前記異常現象および前記主要原因が送信されるようにしたことを特徴とする請求項4に記載の冷凍装置の監視システム。 - 圧縮機、凝縮器、膨張弁および液化器からなり、アンモニア冷媒が循環する冷凍サイクルと、前記液化器にて前記アンモニア冷媒の蒸発潜熱によって冷却されるCO 2 ブラインが循環するブライン循環路とを具える冷凍装置の監視方法であって、
前記冷凍サイクルが正常な状態である場合の正常時モリエル線図を格納した記憶部を備え、
前記冷凍サイクルの各部位の圧力および温度、前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)をそれぞれ取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得される前記各部位の圧力および温度に基づいて、前記冷凍サイクルにおける現在のモリエル線図を作成するモリエル線図作成ステップと、
前記記憶部に格納される前記正常時モリエル線図と、前記モリエル線図作成ステップで作成した前記現在のモリエル線図とを比較する比較ステップと、
前記圧縮機の消費動力(kw)、前記凝縮器の凝縮負荷(QC)とから「RT=QC−kW」の式を用いて実際の運転条件からアンモニア冷凍サイクルとCO2循環路とを組み合わせた冷凍装置に対して、装置全体の冷凍能力(RT)を算出する冷凍能力算出ステップと、
前記比較ステップの比較結果および前記冷凍能力算出ステップで算出される前記冷凍能力に基づいて、前記冷凍装置の異常を検出するとともに、前記比較結果に基づいて前記冷凍サイクルの各部位の異常を検出する異常検出ステップとを備えることを特徴とする冷凍装置の監視方法。
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