JP4966040B2 - 画像形成装置の残留トナー回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、レーザプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の残留トナー回収装置に関する。
画像形成装置には、感光体や中間転写体等の像担持体上の転写残トナーを除去する回収するトナー回収装置が設けられている。このトナー回収容装置は、像担持体上の転写残トナーを除去するクリーニング部材と、クリーニング部材によって除去された残トナーを収容するトナー回収容器と、残トナーを回収容器に搬送する搬送手段を有するものである。そして、搬送手段は、螺旋形状を持ったスクリューによって、回収トナーを搬送スクリューの搬送作用により搬送路に沿ってトナー回収容器に搬送する。
しかし、搬送手段の搬送スクリューによって搬送されるトナーは、紙粉の混入や温度、湿度等の影響により流動性が著しく低下するものである。搬送されるトナーの流動性が低いと、トナーがスクリュー周辺に堆積して凝集し、搬送経路にトナー詰まりが発生することになる。また、搬送されるトナーの流動性が低いと、回収トナーが搬送スクリューの螺旋羽根の側面に付着し、搬送スクリューの搬送力が低下して、回収トナー搬送機構内にトナー詰まりが発生する原因となる。このように、搬送経路にトナー詰まりが発生すると、搬送手段を駆動する駆動系の負荷が増大するとともに、機内が汚染されるという問題がある。
トナーの堆積を防止する方法として特開平7−92875号公報、特公平3−18713号公報に記載されているように、球体を用いる構成挙げられる。即ち、搬送スクリューに向かってトナーを送る開口部近傍のトナーの堆積を防止するために、開口部に球体を配置するものである。
特開平7−92875号公報 特公平3−18713号公報
しかし、トナーの堆積は開口部に限られるものではなく、搬送スクリューにトナーが堆積する場合がある。このような場合にも、上記と同様にトナー詰りは発生する。特にトナーの移動距離を大きくするような搬送スクリューへのトナーの堆積は顕著になる。そのため、搬送スクリューの広い範囲にトナーが堆積することを防止する必要がある。
そこで、像担持体上のトナーを除去するクリーニング部材と、除去されたトナーを回収する回収容器と、前記回収容器に向かって除去されたトナーを搬送するスクリューと、スクリューの回転により移動する球状の移動部材と、前記回収容器に向かってトナーを搬送するための駆動と、前記駆動時にスクリューが回転する方向に対して逆の方向にスクリューを回転させて前記移動部材を搬送するための駆動を行う駆動手段と、を有するクリーニング装置において、
前記スクリューの上方に前記スクリュー軸線方向に沿って設けられ、前記スクリューの上方の空間を、前記スクリューの回転方向に関してそれぞれ異なる第1領域と第2領域とに仕切る仕切り部材と、を備え、前記仕切り部材は、前記スクリュー軸線方向に関して、前記仕切り部材の中央部では前記移動部材が前記第1領域と前記第2領域との間の移動を規制するとともに、前記仕切り部材の端部では前記移動部材が前記第1領域と前記第2領域との間の移動を許容するように設けられ、前記移動部材が前記第1領域及び前記第2領域において前記スクリューに対して接触して移動可能に設けられていることを特徴とする。
本発明により、回収トナーを搬送する搬送スクリューの広い範囲に亘って、搬送スクリューへのトナーの堆積を小さくすることができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。
〈実施の形態1〉
図1に、本発明に係る画像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、並列に配設した4個の画像形成ステーションを有する中間転写体方式の4色フルカラーのレーザビームプリンタである。
同図に示す画像形成装置は、プリンタ部1Pとリーダ部1Rとを備えている。
プリンタ部1Pは大別して、4個の同じ構成の画像形成ステーションa、b、c、dを有する画像形成部10、給紙ユニット20、中間転写ユニット30、定着ユニット40、及び制御ユニット(不図示)から構成される。以下、順に詳述する。
画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としてのドラム型の感光ドラム(感光体)11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面の周りに一次帯電器12a、12b、12c、12d、現像器14a、14b、14c、14dが配置されている。13a、13b、13c、13dは静電潜像を形成する露光ユニットであり、16a、16b、16c、16dは露光ユニットからのレーザを感光ドラムに向けるための折り返しミラーである。一次帯電器12a〜12dによって、感光ドラム11a〜11dの表面は、所定の極性、所定の電位に均一に帯電される。帯電後の感光ドラム表面は、露光ユニット13a〜13dからの画像信号に応じて変調したレーザビームが折り返しミラー16a〜16d露光させることによって、静電潜像が形成される。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックとの4色のトナー(現像剤)をそれぞれ収納した現像器14a〜14dによって上述の静電潜像にトナーが付着され、トナー像として現像される。このトナー像が一次転写領域Ta、Tb、Tc、Tdで中間転写体である中間転写ベルト(無端ベルト)31に転写される。そして、感光ドラム11a〜11dの移動方向に対して画像転写領域Ta〜Tdの下流側にクリーニング装置15a、15b、15c、15dが配置される。このクリーニング装置は、中間転写ベルト31に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナー(転写残トナー)を掻き落としてドラム表面の清掃を行う。この各クリーニング装置は、各感光ドラム上のトナーを除去するクリーニングブレードが設けられている。以上の各画像形成プロセスにより、各色のトナーによる画像形成が順次行われる。上述の一次転写領域Ta〜Tdのうち、中間転写ベルト31の進行方向(移動方向)についての最も下流側の一次転写領域Taを特に、最下流転写領域という。
給紙ユニット20は、記録材Pを収納するための給紙カセット21a、21b、及び手差しトレイ27を有する。また、記録材Pを1枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a、22b、26、又はピックアップローラ22a、22b、26が設けられている。また、これらのピックアップローラから送り出された記録材Pをレジストローラ25a、25bまで搬送するための給紙ローラ対23及び給紙ガイド24が設けられている。そして、画像形成ユニットa、b、c、dの画像形成タイミングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bを備えている。
中間転写ユニット30は、中間転写体としてベルト状の中間転写ベルト31を備えている。中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31を駆動する駆動ローラ33と、中間転写ベルト31の回転によって従動回転する従動ローラ32と、二次転写領域Teに対向する二次転写対向ローラ34とに巻回されている。これらローラのうち駆動ローラ33と従動ローラ32との間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ33は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ33は後述する駆動モータによって回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31とが対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏面(内周面)に一次転写用の帯電器35a、35b、35c、35dが配置されている。二次転写対向ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト31の移動方向(矢印B方向)についての二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするクリーニング装置50が配設されている。このクリーニング装置50に関しては後述する。また、このクリーニング装置から搬送路52を経由して画像形成装置の背面に設けられている回収容器51にトナーは回収される。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒータなどの熱源41aを有する定着ローラ46と、内部に熱源41bを有し定着ローラ46に当接された加圧ローラ47を有する。また、これら定着ローラ46と加圧ローラ47とのニップ部へ記録材Pを導くためのガイド43が設けられている。また、ニップ部から排出されてきた記録材Pをさらに画像形成装置本体外部に排出するための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45と、排出された記録材Pを受け止める排紙トレイ48とを備えている。
制御ユニットは、上述における各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などを備えている。
次に、上述構成の画像形成装置の動作について説明する。
画像形成信号が入力されると、ピックアップローラ22aにより、給紙カセット21aから記録材Pが1枚ずつ送り出される。そして給紙ローラ対23によって記録材Pが給紙ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。そのときレジストローラは停止されており、記録材P先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成ステーションが画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a、25bは回転を始める。この回転時期は、記録材Pと画像形成ステーションから中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー像とが二次転写領域Teにおいて一致するようにそのタイミングが設定されている。
画像形成ステーションでは、画像形成信号が発せられると、中間転写ベルト31の移動方向において一番上流にある画像形成ステーションdの感光ドラム11d上に形成されたトナー像が形成される。そして、このトナー像は、高電圧が印加された一次転写用の帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写されたトナー像は、次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成ユニット間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、中間転写ベルト31上における前のトナー像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写されることになる。以下も同様の工程が繰り返され、最終的に4色のトナー像が中間転写ベルト31上に一次転写されて重ね合わされる。
その後、中間転写ベルト31の矢印B方向に回転に伴って記録材Pが二次転写領域Teに進入し、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧が印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト31上の4色のトナー像が記録材Pの表面に一括で二次転写される。その後、記録材Pは搬送ガイド43によって定着ローラ46と加圧ローラ47とのニップ部まで正確に案内される。そして、記録材Pは、これらローラにより、加熱、加圧されて表面にトナー像が定着される。その後、内、外排紙ローラ44、45によって排紙トレイ48上に排出される。
次に、本発明の実施形態での回収トナー堆積、付着概要を、図2を使用して説明する。図2は、クリーニング装置50の詳細図である。中間転写ベルトで残留したトナーを回収ブラシ(101)で回収し、その回収トナーを回収ローラ(102)でさらに回収し、その回収トナーを回収ブレード(103)で搬送スクリュー(104)に落下させる。その際、上部からの回収トナー落下経路(W−1)および下部からの回収トナーの落下経路(W−2)のために、スクリュー上面左側(S−1)、スクリュー上面右側(S−2)に回収トナーが堆積する。また、スクリュー表面に回収トナーが付着堆積する。図2にスクリューの回転方向CW,CCWとしているが、スクリュー形状、残留トナー回収装置の構成により、球状の移動部材である攪拌球の動作は本実施形態の説明と逆にもなりえる。本実施例では、スクリューの回転をCW、そして、CWとは逆方向のCCWの両方に切換えられる駆動手段、例えばモータを有するものである。一方、搬送路52と連結する連結口は図3(a)の53である。そのため、通常では、トナー搬送のために、スクリューはCWの方向に回転することで、それぞれのスクリューによりトナーは中央部の連結口に向かって搬送される。
本実施形態での攪拌球の動作を図3(a)において説明する。スクリューの螺旋形状より、スクリューの回転方向を切換えることで、攪拌球は図3(a)のトナーを回収容器に向けて搬送する方向と同方向搬送される。この回転方向をCCWにすると、スクリューはトナーを回収容器に向けて搬送するように回転する。その結果、トナーの搬送される方向と同じ方向に回転軸線にそって攪拌球が移動する。通常時では、スクリューはCWの方向に回転するため、攪拌球は中央部側によっている。中央部側図3(a)の説明では回収トナーの搬送経路が2方向あるため、攪拌球を2つ配置している図となっているが、搬送経路が1つの場合も適応可能である。動作1で中央部から左右スクリュー端部まで搬送された攪拌球がスクリュー形状により図2のSpaceA(第一領域)からSpaceB(第二領域)に移動する(動作2)。この時、スクリューの回転方向はCCWである。次にスクリューの回転方向を反対方向(CW)に回転させることにより図2の動作3に移行し、攪拌球はスクリュー両端部から中央に向かって搬送される。そして、動作3によって中央に搬送された攪拌球がスクリュー形状によって図2のSpaceBからSpaceAに空間移動する(動作4)。
この一連の動作によってスクリュー全体に攪拌球を動作させることが可能となる。これにより、スクリュー面全体に付着した回収トナーおよびスクリュー全体のSpaceAおよびSpaceBの空間の回収トナー堆積を防止することができる。一連の動作は動作1から開始される必要はなく、動作2、3、4のどこからでも開始可能で、逆の順番でも回収トナーの構成によっては可能である。および終了も動作4で終了させる必要はなく、1、2、3、4のどの動作でも終了可能である。さらに、回収トナーの搬送経路が1つの場合も(図3(b)参照)、動作1から4は実施可能であり、一連の動作は動作1から開始される必要はなく、動作2、3、4のどこからでも開始可能である。および終了も動作4で終了させる必要はなく、1、2、3、4のどの動作でも終了可能である。
続いて、図4において、攪拌球をスクリュー上部周辺に確実に搬送させるための仕切り部材の形状配置について説明する。仕切り板(401)をスクリュー上方に配置し、スクリュー上部の空間を2つ(SpaceA、SpaceB)に区切る。そのときに、SpaceA、SpaceBにはそれぞれ攪拌球が存在することができる空間にしておく。即ち、仕切り部材の先端とスクリューの凹み部分(スクリュー軸部)との間隔は、攪拌球の直径よりも小さいものとする。本実施例では、攪拌球は球形のものを用いているが、楕円球のものでもよく、この場合には、短軸の長さよりも前記間隔は小さいものである。
1つの空間のみを移動させる際(図3(a)の動作1、3)には、仕切り板の高さを攪拌球の大きさよりも低い位置に配置させることにより、空間の移動を規制する(図4参照)。これにより、攪拌球がSpaceA、もしくはSpaceBの堆積トナーを崩す際に、攪拌球がトナーの凝集性、流動性に負けて所定領域以外でのSpaceAとSpaceB間の移動を防止できる。
続いて攪拌球が2つの空間を移動する際の説明を図5(a)を用いて行う。図3(a)の動作2および4は攪拌球がSpaceAからSpaceB(動作2、図5(a)のL1部)、SpaceBからSpaceA(動作4、図5(a)のL2部)への移動について説明する。これが行われる領域は、スクリューの端部側である。この領域では、仕切り板端部とスクリュー間の最大間隔が攪拌球の直径よりも大きくすればいい(図5(b)参照)。ここで、最大間隔とは、凹み部(スクリュー軸部)と仕切り部材端部間の間隔である。スクリューの回転により、攪拌球がスクリューの回転軸線方向と直交する方向にもっていかれる。
これまでの説明は回収トナー装置内で1つのスクリューで搬送する回収トナーの搬送経路が1方向以上で具備できる説明を行ってきた。続いて、回収トナー装置内で1つのスクリューで搬送する回収トナーの搬送経路が2経路存在する際の動作4部分での構成について説明する。本実施例では、異なる方向にトナーを移動するスクリューを一部材にしたものである。そのため、異なるスクリュー同士が合流する合流部を有するものである。1つのスクリューに対して回収トナーの搬送経路が2つ存在するため、それぞれの経路に2つの攪拌球を配置している。2つの攪拌球を配置している都合上、図3(a)の動作4の時に、2つの攪拌球がSpaceBからSpaceAに移動しなければならない(図6参照)。しかし、図7に示すように、1つの攪拌球(図7K1)がSpaceAに存在しているときにもう1つの攪拌球(図7K2)がSpaceBからSpaceAに移動(図7 W1方向)しようとする場合がある。この場合、攪拌球K1の存在で攪拌球K2がSpaceAに移動できず図7のSpaceBのW2,W3方向に動作させられてしまう。それを防止するために、図8(a)に示すような攪拌球をSpaceBからSpaceAに移動させるためのパドル形状を配置することが望ましい。パドル高さ(H3)を攪拌球の直径(D)×0.25以上にする。また、パドルにより攪拌球がSpaceBからSpaceAに移動させようとする際に、スクリュー間距離(L3)が攪拌球の直径(D)の2倍以上あることが望ましい。および2つの攪拌球が動作4を行うために、仕切り形状幅(図5(a)L2)は攪拌球の直径の2つ分以上の幅を持たせておくことが望ましい。攪拌球の直径は2つ同じでも1つづつ違う大きさでも可能である。パドル形状は図8(b)のような形状でも可能であるが、図8(b)の形状の場合は、攪拌球がパドル形状とスクリュー形状の間(図8(b)のS)に入りこんでしまう場合がある。そのため、スクリュー逆転時(CCW回転)に動作1に移行せず、SpaceAからSpaceB(図8(b)のW4)に移動してしまう可能性がある。そこで、図8(c)のように斜線部を肉埋めしておくことが望ましい。もしくは、スクリューの回転位相検知機構を設けて、パドル形状とスクリューの間に攪拌球が入りこまない位置で逆転を開始する構成にしても良い。
続いて、攪拌球が2つ存在する場合の、動作1に移行する際の最適形状について説明する。動作1に移行する前に2つの攪拌球がSpaceAのスクリュー中央部に存在しているため、動作1に移行した際に、図9に示すように狙いとしては攪拌球が1個づつW7およびW6に別れ、2経路の回収トナー搬送経路に動作させたい。しかし、攪拌球がW7に動作せず、W5に動作した場合、2つの攪拌球が同一経路に進行してしまい、1つの搬送経路に攪拌球が動作しないことが起こりえる。それを防止するために、図10のTに示すように突起部を設けることで確実に2つの攪拌球が同一方向に進むことを防止し、それぞれ1個づつ2経路に動作できるようにすることが望ましい。
続いて、スクリュー両端部の最適形状について説明する。動作1を行うことは、攪拌球ばかりでなく、回収トナーも両端部に搬送されるため、両端部に回収トナーが堆積する可能性がある。これを防止するために、スクリューの形状端部に回収トナー返し(図11(b))を設けることにより、端部の堆積を防止することができる。および、攪拌球の動作1から動作2に移行する際に確実にSpaceAからSpaceBに空間移動できるように両端部にパドル形状(図11(c))を設けても良い。
上記構成に対しての動作シーケンスを図12(a)、12(b)、12(c)、12(d)を使って説明する。動作1(図12(a)参照)の実施時間は図12(b)に示すように中央から端部までのスクリューピッチ数がS、スクリューの回転数がR(rps)である場合、攪拌球が中央から端部まで到達する時間はS/W(sec)となる。動作2(図12(a)参照)は図12(c)に示すSpaceAからSpaceBへの空間移動であり、空間移動する時間はスクリュー1回転以上に設定する。動作3(図12(a)参照)は動作1に対してスクリューを逆回転させ、端部から中央への到達時間は動作1と同じS/W(sec)とする。動作4(図12(a)参照)は図12(c)に示すSpaceBからSpaceAへの空間移動であり、空間移動する時間はスクリュー1回転以上に設定する。この動作1→2→3→4を行うことでスクリュー全体に攪拌球が移動してスクリュー上部空間SpaceA、SpaceBの回収トナーの堆積および、スクリュー表面に回収トナーが付着することを防止することができる(図12(d)の動作シーケンス図参照)。本実施例では、前多回転、前回転、後回転といった非画像形成時に上記動作を行う。また、動作間隔は、毎回であっても、予め設定された画像形成数毎に行われてもいい。本動作シーケンスはSpaceA、SpaceB共に攪拌球を動作させるためのシーケンスであり、たとえばSpaceAを重点的に攪拌球を動作させたい場合は、動作1→3→1→3→1、3の繰り返しを行う。その結果、動作2に移行させないことで(SpaceBに移らずに)SpaceAを重点的に攪拌球を動作させることができる。さらにSpaceBを重点的に動作させたい場合は、1→2→3→1→3→1→3→1,3の繰り返しを行う。その結果、動作4に移行させないことで(SpaceAに移らずに)SpaceBを重点的に攪拌球を動作させることが可能である。さらにSpaceA、SpaceBを繰り返し攪拌球を動作させる場合は、1→2→3→4→1→2→3→4の繰り返しをおこなうことで可能となる。これらの動作シーケンス実施時は本体電源ON時、定期枚数毎、一定画像濃度毎、メンテナンス時等、自由に実施することができる。
上記構成、動作シーケンスにより、攪拌球をスクリュー全体に動作させるための特別な機構を必要とせず、スクリューの正逆転のタイミング、動作時間を変化させたものである。その結果、意図した経路、タイミングで攪拌球をスクリューの意図した場所に攪拌球を配置することができ、スクリュー全域で回収トナーの堆積、付着を防止することを可能にする。
本実施例では、中間転写体のクリーニング装置を用いて説明したが、感光ドラムをクリーニングするクリーニング装置に用いても問題ない。また、中間転写体のクリーニング装置からのトナーと感光ドラムのクリーニング装置からのトナーとを合流させて、トナーを回収容器に搬送させるスクリューに用いても問題ない。
本実施形態の概略構成説明図 本実施形態での廃トナ−の堆積、付着概要図 (a)は本実施形態での攪拌球動作概要図−1、(b)は廃トナー搬送経路が1つの場合の一例 本実施形態での断面図−1(仕切り形状配置図−1) (a)は本実施形態での仕切り形状図、(b)は本実施形態での断面図−2(仕切り形状説明図−2) 本実施形態での攪拌球のスクリュー中央部での動作説明図−1 本実施形態での攪拌球のスクリュー中央部での動作説明図−2 (a)は本実施形態でのスクリューのパドル形状図、(b)はスクリューの形状例−1、(c)はスクリューの形状例−2 本実施形態での攪拌球のスクリュー中央での動作説明−3 本実施形態での中央からの攪拌球の動作保証のための突起形状 (a)は本実施形態での攪拌球動作概要図−2、(b)はスクリューの形状例−3、(c)はスクリューの形状例−4 (a)は本実施形態での動作説明図−1、(b)は本実施形態での動作説明図−2、(c)は本実施形態での動作説明図−3、(d)は本実形態での動作説明図−4
符号の説明
1P プリンタ部
1R リーダ部
10 画像形成部
11 感光ドラム
20 給紙ユニット
30 中間転写ユニット
31 中間転写ベルト
32 従動ローラ
33 駆動ローラ
40 定着ユニット
101 回収ブラシ
102 回収ローラ
103 回収ブレード
104 スクリュー

Claims (4)

  1. 像担持体上のトナーを除去するクリーニング部材と、除去されたトナーを回収する回収容器と、前記回収容器に向かって除去されたトナーを搬送するスクリューと、スクリューの回転により移動する球状の移動部材と、
    前記回収容器に向かってトナーを搬送するための駆動と、前記駆動時にスクリューが回転する方向に対して逆の方向にスクリューを回転させて前記移動部材を搬送するための駆動を行う駆動手段と、を有するクリーニング装置において、
    前記スクリューの上方に前記スクリュー軸線方向に沿って設けられ、前記スクリューの上方の空間を、前記スクリューの回転方向に関してそれぞれ異なる第1領域と第2領域とに仕切る仕切り部材と、を備え、前記仕切り部材は、前記スクリュー軸線方向に関して、前記仕切り部材の中央部では前記移動部材が前記第1領域と前記第2領域との間の移動を規制するとともに、前記仕切り部材の端部では前記移動部材が前記第1領域と前記第2領域との間の移動を許容するように設けられ、前記移動部材が前記第1領域及び前記第2領域において前記スクリューに対して接触して移動可能に設けられていることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記スクリュー軸線方向に関して、前記仕切り部材の中央部は、前記スクリューとの間隔が前記移動部材の直径よりも小さくなっており、前記仕切り部材の端部は、スクリューの軸との間隔が前記移動部材の直径よりも大きい部分を備え、前記スクリュー部材の回転を正逆することにより、前記スクリューの前記第1領域及び前記第2領域を前記スクリュー軸線方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記スクリューの回収容器に向かって除去されたトナーを搬送する方向とは逆向きの方向に回収容器に向かって除去されたトナーを搬送するための異なるスクリューを有し、それぞれのスクリューに異なる球状の移動部材が配置されていることを特徴とする請求項1または請求項1または2に記載のクリーニング装置。
  4. 複数のスクリューの合流部にあって、一方のスクリューを移動する移動部材が他方のスクリューに移動することを防止する突起部を有することを特徴とする請求項に記載のクリーニング装置。
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