JP2004125827A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2004125827A JP2002285436A JP2002285436A JP2004125827A JP 2004125827 A JP2004125827 A JP 2004125827A JP 2002285436 A JP2002285436 A JP 2002285436A JP 2002285436 A JP2002285436 A JP 2002285436A JP 2004125827 A JP2004125827 A JP 2004125827A
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Tomoaki Koyanagi
小柳 倫明
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Abstract

【解決課題】レジスト検知手段及び濃度検知手段の検知面の保護を図ると共に省スペース化やサービス向上を図ること。
【手段】トナー像を担持する少なくとも二つの像担持体11aと、像担持体上の現像剤像が転写される中間転写体31と、各々の像担持体より中間転写体に転写されたトナー像を検知するレジスト検知手段61と、レジスト検知手段の検知情報により第1の像担持体によって形成された画像とその他の像担持体によって形成された画像を合わせるレジ合わせを行う制御手段と、中間転写体上の画像の濃度を検知する濃度検知手段68と、濃度検知手段で検出した濃度を補正する補正制御手段とを備えた画像形成装置において、レジスト検知手段と濃度検知手段とが一つの検知ユニット80として構成され、検知ユニットには、レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材100が装備されている。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、静電記録方式や電子写真記録方式などを採用した画像形成装置に関し、特に複数の画像形成手段および中間転写体、転写体を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の複写機・プリンター等のカラー画像形成装置においては、図13に示すように、各色のトナー像を形成する複数の画像形成部10で形成されたトナー像を一旦中間転写体(中間転写ベルト31)上に順次重ね合わせてから一括して転写材Pに転写する中間転写方式が知られている。
【0003】
図14に示すように、中間転写ベルト31は、中間転写ベルト駆動ローラ32の回転によって矢印の方向へ進められる。駆動ローラ32への駆動入力はカップリング67や揺動ギア等によって本体駆動やステッピングモータから行なわれる。
【0004】
各々の画像形成部10で形成した中間転写ベルト31の水平面のレジパターン65、66をレジセンサユニット60によって検知し、それによって画像合わせを行う。レジセンサユニット60は、中間転写ユニット30のフレームに位置決め手段64を設け、中間転写ベルト31との高さ方向と一次転写平面Aの画像の進行方向に直交するように位置を決めている。
【0005】
レジセンサユニット60は、画像の前後の所定位置にセンサ部61(レジセンサ)を配置している。レジセンサ61は発光部62と受光部63からなり、発光部62の光が中間転写ベルト31に反射して受光部63に戻る。トナーの載っているレジパターン65、66に反射して受光部63に入ってくる光は小さく、一次転写平面Aとの反射光の差によってレジパターン65、66を検知する。
【0006】
レジパターン65により各々の副走査の書き出しと傾きのズレ量、レジパターン66により主走査の書き出しと全体倍率のズレ量を検知する。このデータをもとに主走査、副走査の画像書出しタイミングのずれや倍率の変化や画像の傾きなどを画像補正(以後、オートレジと呼ぶ)によって合わせる。
【0007】
また、レジセンサ61の真中に濃度検出手段68が設けられ、これによって中間転写ベルト上に書かれた各々の濃度を検出し色味の調整の制御を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レジパターンを検知するレジスト検知や濃度検知は、転写体に近接した位置に設けられるため、転写体や画像形成部からのトナー飛散によってレジスト検知や濃度検知の各検知面にトナーが付着して検知不良や濃度不良となったり、メンテナンス作業時に検知面に傷をつけてしまうと検知不良の原因となることがあった。
【0009】
本発明の課題は、レジスト検知手段及び濃度検知手段の検知面の保護を図ると共に、レジスト検知手段及び濃度検知手段を一つのユニットとして構成することで、省スペース化やサービス向上を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トナー像を担持する少なくとも二つの像担持体と、前記像担持体上の現像剤像が転写される中間転写体と、各々の像担持体より中間転写体に転写されたトナー像を検知するレジスト検知手段と、そのレジスト検知手段の検知情報により第1の像担持体によって形成された画像とその他の像担持体によって形成された画像を合わせるレジ合わせを行う制御手段と、前記中間転写体上の画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検出した濃度を補正する補正制御手段とを備えた画像形成装置において、前記レジスト検知手段と前記濃度検知手段とが一つの検知ユニットとして構成され、その検知ユニットには、前記レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材が装備されていることを特徴としている。
【0011】
また、本発明は、トナー像を担持する少なくとも二つの像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を転写体上で直接シートに転写させる転写体と、各々の像担持体より転写体に転写したトナー像を検知するレジスト検知手段と、そのレジスト検知手段の検知情報により第1の像担持体によって形成された画像とその他の像担持体によって形成された画像を合わせるレジ合わせを行う制御手段と、前記転写体上の画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検出した濃度を補正する補正制御手段とを備えた画像形成装置において、前記レジスト検知手段と前記濃度検知手段とが一つの検知ユニットとして構成され、その検知ユニットには、前記レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材が装備されていることを特徴としている。
【0012】
本発明の画像形成装置によれば、中間転写方式及び直接転写方式の何れにおいても、レジスト検知手段及び濃度検知手段の検出部である検知面の保護を図ると共に、レジスト検知手段及び濃度検知手段を一つのユニットとして構成することで、省スペース化やサービス向上を図ることができる。
【0013】
本発明では、前記清掃部材の清掃動作が、装置本体外装及び搬送路を持つ扉の開閉に連動して動作する構成とすることもできる。また、前記清掃部材が装置本体外装及び搬送路を持つ扉の開放時に前記レジスト検知手段と濃度検知手段の検出部を保護する保護部材を兼ねる構成とすることもできる。さらに、前記清掃部材が前記検知ユニットを装置本体から取り外したとき前記清掃部材が前記検知ユニットと一体となって外れ、前記レジスト検知手段と濃度検知手段の検出部を保護する保護部材を兼ねる構成とすることもできる。
【0014】
このように構成した場合、清掃部材は前扉の開閉ジャム処理などによる扉の開閉に連動して扉が開いているときに、レジスト検知手段と濃度検知手段の検出部(検知面)をユーザーが触れて傷などがつかないように保護するとともに、着脱可能な検知ユニットを装置本体から外した時にも清掃部材がレジスト検知手段と濃度検知手段の検知面を保護し、サービスマンによる転写体交換などのメンテナンス作業のサービス性向上を図ることができる。
【0015】
また、前記検知ユニットは、前記中間転写ベルトの駆動ローラに対してその軸方向に沿う形態で位置決めされ、前記清掃部材は前記駆動ローラの軸方向に沿って摺動することで前記検出部を清掃する構成とすることもできる。このように、清掃部材を前駆動ローラの軸方向に沿って摺動させることで、より省スペース化を図りつつ、二つの検知面を同時に清掃可能に構成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
本発明に係る画像形成装置の第1の実施形態について、図1〜図11を用いて説明する。図1は第1の実施形態に係る中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図、図2はその中間転写ベルトユニットの引き出し状態を説明する図、図3、4は中間転写体上のトナー像の検知を説明する図、図5は中間転写ベルトユニットを引き出したときの部分斜視図、図6〜図11は実施形態の動作等の説明図である。
【0017】
図1に示すように、本実施形態における中間転写方式の画像形成装置は、画像読取部1R、画像出力部1Pから構成される。
【0018】
画像出力部1Pは大別して、画像形成部10(4つのステーションa、b、c、dが並設されており、その構成は同一である。)、給送ユニット20、中間転写ユニット90、定着ユニット40及び制御手段である制御ユニットから構成される。
【0019】
さらに、個々のユニットについて詳しく説明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、現像装置14a、14b、14c、14dがそれぞれ配置されている。
【0020】
一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて変調した例えばレーザービームなどの光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成する。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静電潜像を顕像化する。
【0021】
顕像化された可視画像を中間転写体である中間転写ベルト31に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの感光ドラム11回転方向下流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0022】
給送ユニット20は、転写材Pを収納するためのカセット21a・21bおよび手差しトレイ27、カセット内もしくは手差しトレイより転写材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a・22bおよび26、各ピックアップローラから送り出された転写材Pをレジストローラまで搬送するための給送ローラ対23及び給送ガイド24、そして画像形成部10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25a、25bから成る。
【0023】
中間転写ユニット90について説明する。この中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31に駆動を伝達するための手段及び中間転写体保持手段を兼ねる駆動ローラ32、バネ37の付勢によって中間転写ベルト31に適度な張力を与えるテンションローラ33、ベルトを挟んで二次転写領域Teに対向する従動ローラ34に巻回させる。
【0024】
これらのうち、駆動ローラ32とテンションローラ33の間に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32は金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32はカップリングや揺動ギアによって駆動入力され回転駆動される。
【0025】
図2に示すように、中間転写ユニット90は、中間転写ベルト31などの部品交換のためレジマルチユニット28を右に引き出すことによって装置本体から取り出すことができる。各感光ドラム11a〜11dと中間転写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、中間転写ベルト31の裏に一次転写ブレード35a〜35dが配置されている。
【0026】
従動ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト31とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二次転写ローラ36は中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。また、中間転写ベルト31上、二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニング装置50が配されている。このクリーニング装置50は、クリーナーブレード51(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)および廃トナーを収納する廃トナーボックス52から成る。
【0027】
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとその定着ローラに加圧されるローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、上記ローラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排出ローラ44、外排出ローラ45などから成る。
【0028】
制御ユニットは、上記各ユニット内の機構の動作を制御するための制御基板70や、モータドライブ基板(不図示)などから成る。
【0029】
次に装置の動作に即して説明を加える。
【0030】
画像形成動作開始信号が発せられると、まずピックアップローラ22aにより、カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。そして給送ローラ対23によって転写材Pが給送ガイド24の間を案内されてレジストローラ25a、25bまで搬送される。その時レジストローラ25a、25bは停止されており、転写材先端はニップ部に突き当たる。
【0031】
その後、画像形成部10が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25a、25bは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと、画像形成部10より中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致するようにそのタイミングが設定されている。
【0032】
一方、画像形成部10では、画像形成動作開始信号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加された一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写される。
【0033】
一次転写されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送される。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上にレジストを合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0034】
その後、転写材Pが二次転写領域Teに進入、中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が転写材表面に定着される。その後、内外排出ローラ44、45により搬送され、転写材は機外に排出される。
【0035】
また、単色画像を得る場合は、特定の画像形成部(例えば中間転写ベルトの進行方向最下流に位置する画像形成部10a)より中間転写ベルト31上に単色の可視画像が一次転写され、以下フルカラー画像を形成する場合と同様のプロセスを経て、単色画像を得る。
【0036】
フルカラー画像を得るために、前記複数の画像形成部10a〜10dによって形成された画像を重ね合わせなければならない。そのため、予め画像形成を行う前に画像を重ね合わせるための調整を行う。
【0037】
(レジ合わせ)
次に、レジ合わせについて説明する。図3に示すように、この画像形成装置は、オートレジモードに入った時、各画像形成部のレジパターン65、66を検知する検知手段であるレジセンサユニット80を有し、レジセンサユニット80の検知情報に基づいて、制御ユニットによって読み取り画像に対してフィードバックをかけレジ補正を行う。
【0038】
中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31の駆動ローラ32の回転によって矢印の方向へ進められる。駆動ローラ32への駆動入力はカップリング67や揺動ギア等によって本体駆動やステッピングモータから行なわれる。各々の画像形成部10で形成した中間転写ベルト31のレジパターン65、66をレジセンサユニット80によって検知し、それによって画像合わせを行う。
【0039】
レジセンサユニット80は、画像の前後の所定位置にセンサ部61(レジセンサ)を配置している。レジセンサ61は発光部62と受光部63からなり、発光部62の光が中間転写ベルト31に反射して受光部63に戻る。トナーの載っているレジパターン65、66に反射して受光部63に入ってくる光は小さく、一次転写平面Aとの反射光の差によってレジパターン65、66を検知する。
【0040】
レジパターン65により各々の副走査の書き出しと傾きのズレ量、レジパターン66により主走査の書き出しと全体倍率のズレ量を検知する。このデータをもとに主走査、副走査の画像書出しタイミングのずれや倍率の変化や画像の傾きなどをオートレジによって合わせる。
【0041】
このオートレジモードは画像形成装置の電源立ち上げ時、ジャム処理後のリスタート時、電源ON後所定時間経過時などに行なわれる。
【0042】
図4は、中間転写ユニット90を引き出したときの図である。図4に示すように、転写材Pの幅方向両端に対応する位置に、係合手段である係合部82、ガイド92が設けられている。レジセンサユニット80側に設けられている係合部82が装置本体側に設けられているガイド92に摺動可能に保持されている。また、レジセンサユニット80は、加圧手段83を有し、加圧手段83により中間転写ユニット90のフレームの位置決め部材91(位置決め手段)に対して突き当たるように付勢されて位置決めされる。
【0043】
中間転写ユニット90を引き出すとレジセンサユニット80との加圧が解除され、レジセンサユニット80は係合部82をガイド92に保持され、装置本体側に残る。レジセンサユニット80には、濃度検知手段68が画像の中心にくるように設けられている。この濃度検知手段68は、図5に示された中間転写ベルト31上の各々の濃度パターン69を検出し各色の色味の調整を行う。濃度検知手段68は発光部と受光部を持ち濃度パターン69の反射光により濃度差を検知する。
【0044】
図5に示すように、レジセンサ61、濃度検知手段68の光軸が中間転写ベルトローラ32の軸中心を向くように構成されている。これにより、レジセンサ61と濃度検知手段68は、駆動ローラ32上の中間転写ベルト31にて検知を行う。このため、駆動ローラ32上の中間転写ベルト31は、駆動ローラ32に巻きついた安定した状態であり、中間転写ベルト31のバタツキをおさえて検知することができる。
【0045】
レジセンサユニット80は、中間転写ユニット90の位置決め部材91と係合部82によって位置がきまる。その際、加圧手段83によって、位置決め部材91にレジセンサユニット80が駆動ローラ32方向へ常に付勢されるため、レジセンサユニット80のズレを少なくすることが可能である。
【0046】
レジセンサ61及び濃度検知手段68は中間転写ベルト31と近接しているため中間転写ベルト31によって運ばれてくるトナーや画像形成部10からのトナー飛散などによって検知面が汚れてしまいレジパターンを検知でき無くなったり、濃度パターンの差を読めなくなったりする。
【0047】
そこで、実施の形態では、図6、図7、図8に示すように レジセンサ61や濃度検知手段68の検知面を清掃する清掃部材100を設けて清掃を行う構成としている。
【0048】
清掃部材100は、レジセンサユニット80と係合しスライド可能に構成される。清掃部材100のスライド方向は、レジセンサユニット80の長手方向、即ち、駆動ローラ32の軸方向に対応している。清掃掃部材100には、図6に示すような表面に導電性を持った弾性部材101や、図7に示すようなトナーを掻き落とすようなスクレイパー102のようなものが設けられている。
【0049】
図8(a)は、レジセンサ61、濃度検知手段68が検知可能で、それらの検知面が清掃部材100の開口107からそれぞれ出ている状態を示している。図8(b)はレジセンサユニット80を下から見た図である。
【0050】
清掃部材100は、図9(a)に示すように、前扉110の開放等によって、前扉110の押し部材111が清掃部材100への負性を解除して清掃部材100を摺動させ、これによりレジセンサ61、濃度検知手段68のトナーを掻き落とすとともに静電気の除去を行うように構成されている。
【0051】
また、清掃部材100は、図9(b)に示すように、ジャム処理やメンテナンスの時に中間転写ベルト31を引き出す場合において前扉110や紙パスを持った扉が開いている時にレジセンサ61、濃度検知手段68の検知面を隠すようにし作業によって手で触ってしまったり傷を付けてしまったりしないように保護するようになっている。
【0052】
図9(a)、(b)において、104はレジセンサーの検知面、105は濃度検知手段の検知面であり、図9(b)では、それらが清掃部材100によって隠された状態が例示されている。ここで、清掃部材100の摺動はバネ103によって行われる構成となっている。
【0053】
図10(a)、(b)に示すように、清掃部材100は、レジセンサユニット80と一体に構成されていて装置本体からレジセンサユニット80を取り外したときにも清掃部材100がレジセンサ61と濃度検知手段68の検知面を清掃部材100によってホコリや傷から保護するようになっている。
【0054】
これらによって、ジャム処理時やメンテナンス作業時にレジセンサ61や濃度検知手段68の検知面への傷を防止しユニットの取り扱いを容易にするとともに、レジセンサ61と濃度検知手段68を同時に清掃することが可能となる。
【0055】
(第2の実施形態)
図12は、本発明を直接転写方式のカラー画像形成装置に適用した例を示す構成図である。
【0056】
この実施の形態では、図12に示すような現像剤を転写体(ベルト)120上で転写領域ta、tb、tc、tdにおいて転写ブレード121a、121b、121c、121dによって転写材Pに直接転写する直接転写方式におけるレジセンサ、濃度検知手段を有するレジセンサユニット80においても有効であることは言うまでもない。
【0057】
直接転写方式の画像形成においては転写材P(紙)をレジローラ25a、25bから画像タイミングに合わせて転写体(ベルト)120の上に送り出される。転写体(ベルト)に張付いた転写材Pに各々の色が転写ブレード121a、121b、121c、121dによって転写領域ta、tb、tc、tdで1色ずつのせられて転写体(ベルト)120の下流において4色が重ねられ、定着ユニットで画像定着が行われ排出される。
【0058】
オートレジ、濃度検知においては中間転写方式と同様に転写体上にレジパターン、濃度パターンを画きこれをレジセンサユニット80にて検出し画像合わせと濃度検知を行う。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、レジスト検知手段と濃度検知手段とを一つの検知ユニットとして構成し、その検知ユニットに、レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材を装備する構成としたことで、中間転写方式及び直接転写方式の何れにおいても、レジスト検知手段及び濃度検知手段の検出部である検知面の保護を図ると共に、省スペース化やサービス向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図である。
【図2】同実施形態における中間転写ユニットの引き出し状態を示す説明図である。
【図3】同実施形態における中間転写体上のトナー像の検知手段を説明する部分斜視図である。
【図4】同実施形態における中間転写ユニットを引き出したときの部分側面図である。
【図5】同実施形態における画像形成装置の動作説明のための部分斜視図である。
【図6】同実施形態における画像形成装置の動作説明図である。
【図7】同実施形態における画像形成装置の動作説明図である。
【図8】同実施形態における画像形成装置を示す図で、(a)は中間転写ユニットの部分正面図、(b)はレジセンサユニットの底面図である。
【図9】同実施形態における画像形成装置動作を示す図で、(a)は中間転写ユニットの部分正面図、(b)はレジセンサユニットの底面図である。
【図10】同実施形態における画像形成装置を示す図で、(a)は取り外したレジセンサユニットの正面図、(b)はその底面図である。
【図11】同実施形態における画像形成装置を示す図で、(a)は取り外したレジセンサユニットの動作説明のための正面図、(b)はその底面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る直接転写方式のカラー画像形成装置の構成図である。
【図13】従来の中間転写方式のカラー画像形成装置の構成図である。
【図14】従来の中間転写体上のトナー像の検知を説明する図である。
【符号の説明】
P    …転写材
T    …画像転写領域
Te  …二次転写領域
1P  …画像出力部
1R  …画像読取部
10    …画像形成部
11    …感光ドラム
12    …一次帯電器
13    …光学系
14    …現像装置
15    …クリーニング装置
20    …給送ユニット
21a、21b  …カセット
22a、22b  …ピックアップローラ
23    …給送ローラ対
24    …給送ガイド
25a、25b  …レジストローラ
27    …トレイ
28    …レジマルチユニット
30    …中間転写ユニット
31    …中間転写ベルト
32    …駆動ローラ
33    …テンションローラ
34    …従動ローラ
35    …一次転写ブレード
36    …二次転写ローラ
37    …バネ
40    …定着ユニット
41a  …定着ローラ
43    …ガイド
44    …内排出ローラ
45    …外排出ローラ
50    …クリーニング装置
51    …クリーナーブレード
52    …廃トナーボックス
61    …センサ部(レジセンサ)
62    …発光部
63    …受光部
65、66    …レジパターン
67  …カップリング
68  …濃度検知
69  …濃度パターン
80  …レジセンサユニット(検知ユニット)
90  …中間転写ユニット
100  …清掃部材100
101  …弾性部材
102  …スクレイパー
110  …前扉
111  …押し部材
120  …転写体(ベルト)
121  …転写ブレード

Claims (6)

  1. トナー像を担持する少なくとも二つの像担持体と、前記像担持体上の現像剤像が転写される中間転写体と、各々の像担持体より中間転写体に転写されたトナー像を検知するレジスト検知手段と、そのレジスト検知手段の検知情報により第1の像担持体によって形成された画像とその他の像担持体によって形成された画像を合わせるレジ合わせを行う制御手段と、前記中間転写体上の画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検出した濃度を補正する補正制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記レジスト検知手段と前記濃度検知手段とが一つの検知ユニットとして構成され、その検知ユニットには、前記レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材が装備されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー像を担持する少なくとも二つの像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を転写体上で直接シートに転写させる転写体と、各々の像担持体より転写体に転写したトナー像を検知するレジスト検知手段と、そのレジスト検知手段の検知情報により第1の像担持体によって形成された画像とその他の像担持体によって形成された画像を合わせるレジ合わせを行う制御手段と、前記転写体上の画像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記濃度検知手段で検出した濃度を補正する補正制御手段とを備えた画像形成装置において、
    前記レジスト検知手段と前記濃度検知手段とが一つの検知ユニットとして構成され、その検知ユニットには、前記レジスト検知手段および濃度検知手段の各検知面の清掃を同時に行う清掃部材が装備されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記清掃部材の清掃動作が、装置本体外装及び搬送路を持つ扉の開閉に連動して動作する構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記清掃部材が装置本体外装及び搬送路を持つ扉の開放時に前記レジスト検知手段と濃度検知手段の検出部を保護する保護部材を兼ねる構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記清掃部材が前記検知ユニットを装置本体から取り外したとき前記清掃部材が前記検知ユニットと一体となって外れ、前記レジスト検知手段と濃度検知手段の検出部を保護する保護部材を兼ねる構成であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知ユニットは、前記中間転写ベルトの駆動ローラに対してその軸方向に沿う形態で位置決めされ、前記清掃部材は前記駆動ローラの軸方向に沿って摺動することで前記検出部を清掃する、請求項1〜5の何れかに記載の画像形成装置。
    前記清掃部材は
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