JP4965973B2 - 振動型アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、弾性体に振動を発生させ、その振動エネルギを利用して駆動力を得る超音波モータ等の振動型アクチュエータに関するものである。
従来から、被駆動物を直線状に駆動するタイプの超音波モータに関するさまざまな提案が行われている。例えば、特許文献1がある。その駆動原理について、図17、図18を用いて説明する。
図17は、リニア型超音波モータの外観斜視図である。
同図において、リニア型超音波モータ510は、振動体501及びリニアスライダ506によって構成されている。振動子501は、矩形の薄板状に形成された圧電素子505と、この圧電素子505の一端面で接合されて一体化される振動体502とにより構成されている。振動体502は、矩形状に形成された基部と、この基部の上面に対して凸状に形成された2つの突起部503−1、503−2とを有している。
図18は、図17における振動子に励振される2つの振動モード(MODE−A、MODE−B)の変形形状を示す図である。
ここで、2つの振動モードは、どちらも板状の振動子501の面外方向の曲げ振動モードであり、共振周波数が略一致するように振動子501の形状は選択されている。
図18(a)の下2つの図は、振動子501をY方向から見たときの図であり、振動子501にMODE−Aの振動を励起すると、同図の下に示すように、振動の節(α)が3箇所現れる(2次の曲げ振動モード)。この節は、振動子501のY方向に延びている。
突起部503−1、503−2は、図18(a)に示すように、MODE−Aの振動において節となる位置の近傍に配置されており、MODE−Aの振動によって接触面504−1、504−2には矢印で示すようにX方向の往復運動が生じる。
図18(b)の下2つの図は、振動子501をX方向から見たときの図であり、振動子501にMODE−Bの振動を励起すると、同図の下に示すように、振動の節(β)が2箇所現れる(1次の曲げ振動モード)。この節は、振動子501のX方向に延びている。即ち、MODE−Aにおける振動の節と、MODE−Bにおける振動の節とが、XY平面内において互いに直交するようになっている。
突起503−1、503−2は、図18(b)に示すように、MODE−Bの振動において腹となる位置の近傍に配置されており、MODE−Bの振動によって、接触面504−1、504−2には矢印で示すようにZ方向の往復運動が生じる。
圧電素子505に所望の交流信号を入力すると、逆圧電効果により振動子501に上述した振動モードが励起される。振動モードMODE−AとMODE−Bとの振動位相が略±π/2となるように励振することで、接触面504−1、504−2には、図17のXZ面内の略楕円運動が生成される。この楕円運動により、振動子501と、接触面504−1、504−2に加圧接触するリニアスライダ506との間には相対移動運動が発生する。
ここで、上述した振動モードが励振されているときの、振動子501に発生している歪について説明する。
先ずMODE−Aの場合について説明する。図18の符号(+)、(−)は、振動子501に振動変形が生じているときのX方向の歪成分を符号で表している。符号(+)は、圧電素子505がX方向に伸びていることを表し、符号(−)は、X方向に縮んでいることを表している。
符号(+)、(−)により圧電素子505は、この厚さ方向に2つの領域に分割されることが確認できる。この領域が分割される部位をつないだ領域は、X方向の歪が生じていない面であり、中立面T1とする。また、X方向における圧電素子505の中心付近で折り返すと、符号が反転することが確認できる(図18(a))。
MODE−Bにおいて、圧電素子505に生じるY方向の歪成分の符号を表すと、符号の領域が厚さ方向に分割されることが確認できる(図18(b))。この分割される面を中立面T2とする。
特開2004−304887号公報
一般的に、超音波モータは加圧接触される接触部材にばね性を持たせることで滑らかな接触が実現可能であることが知られている。
従来例の超音波モータでは、振動体502に一体的に設けられた2つの突起部503−1、503−2及びリニアスライダ506がともに構造的なばね性を持たない無機材料により構成されているため、滑らかな接触が得られていなかった。
そこで、本発明者は、図19に示すようなばね性を有する接触部材609を設計した。本接触部材は、突起部603と突起部603を支持する2つの固定部607とばね部608からなる。突起部603は図中X方向に駆動されるリニアスライダ(不図示)と接触面604で接触するように突起状に形成される必要があるため、長方形接触面の2本の長辺エッジからショルダ部613を有する。
2つの固定部607は、リニアスライダの進行方向と平行な方向に距離をもって配置される。固定部607から水平方向に延伸されているばね部608がばね性を有するように振動体602には十分な深さの溝612が設けられている。
このような構成を導入することで、次に示す新たな課題が顕在化してきた。
まず、上述したように、図18(a)のMODE−A発生時において、符号(+)はX方向に伸びていることを表し、符号(−)は、X方向に縮んでいることを表している。このX方向の伸縮は、接触部材609の2つの固定部607のX方向距離を遠ざけさせたり近づけたりしている。
図20は、図19における固定部607に面内方向の伸縮が発生しているときの接触部材609の変形を図19中の座標系でY方向から見た図である。
それぞれ(a)は変形前の形状、(b)は両固定部を離隔させたとき、(c)は接近させたときの変形を示している。矢印は接触面604の変位方向を示しており、接触面604はショルダ部613の形状的な影響により両固定部の動きと同期してZ方向(図中上下方向)に変位する。また、図18(a)に示す変位が発生している瞬間において、右側の突起位置は振動の山であるため接触部材609の変形は図20(b)である。そして、左側の突起位置は振動の谷であるため接触部材609の変形は図20(c)である。つまり、1つの振動子601上にZ方向変位が互いに逆相である接触部材609が2個存在している。
一方、接触面604−1、604−2には、振動モードMODE−AによるX方向の往復運動と振動モードMODE−BによるZ方向の往復運動の位相を略±π/2とすることで略楕円運動が生成される。ところが、接触部材609を用いるときMODE−Aにより接触面604にはX方向の変位とZ方向の変位が足し合わされた方向への往復運動となる。
つまり、図19中の座標系のY方向から見たとき、従来例では図21(a)の軌道であったものが、図21(b)のように異なった軌道となる。さらに、2つの突起のMODE−AによるZ方向変位は逆相であるから、接触面604−1が図21(b)のような軌道であれば、接触面604−2は図21(c)のような軌道となる。
以上より、接触部材にばね性を持たせることで、MODE−Aによる往復運動の方向が水平方向から大きく外れ楕円軌道が歪むことで、摺動損失が増大する、磨耗の進行が加速されるといった問題のほか、安定した接触が得られず異音が発生するなどの問題が生じる。
本発明の目的は、摺動損失を低減し高耐久化が図られ、さらに異音が発生しない安定した接触が得られる接触部材を有する振動型アクチュエータを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の振動型アクチュエータは、駆動のために変形する振動体にばね性を有する接触部材を取り付け、前記接触部材が、被駆動体に接触する突起部と、前記振動体と固着される複数の固定部からなる振動型アクチュエータにおいて、前記接触部材は、前記突起部と前記複数の固定部の間に変換部を備え、前記変換部は、前記突起部に設けられる前記被駆動体との接触面に対して傾斜し、かつ前記接触面の反対側に延伸された斜面を有し、前記振動体の変形により生じる前記複数の固定部間の第1軸方向の相対的な距離の変化を、前記接触面の第2軸方向の変位に変換することを特徴とする。
本発明により、振動板の変形により発生する突起部の不要な変位を抑制することが可能となり、突起部は理想的な楕円軌道を形成することができる。これにより、摺動損失を低減し高耐久化が図られ、さらに安定した接触が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る振動型アクチュエータを構成する接触部材を各機能部分により構成される構造体として説明する図である。
接触部材9は、突起部3と固定部7と変換部11からなる。突起部3は、被駆動体に押圧接触される接触面4を表面に形成している。固定部7は、駆動のために変形する基部(後述する振動板2)との連結部であり、かつ相対する方向から突起部3を支持するように複数配置される。
変換部11は、突起部3と複数の固定部7の間にそれぞれ設けられる。基部が曲げ振動や縦振動などの変形を起すことで、複数の固定部7は面内方向に近づいたり遠ざかったりする。このとき、複数の固定部7間の相対的な距離の変化が振動に同期して発生し、変換部11は、この距離の変化量を接触面変位δに変換する。
実駆動時の接触面変位δの利用方法としては2種類の形態がある。1つ目は、駆動に用いる基部の振動により不要な振幅が接触面4に発生している場合に、この不要振幅を抑制するために変換部11を設ける形態である。そして、2つ目は、接触面に発生する不要な振幅を抑制することで、より大きな接触面振幅が得られる位置に変換部11を設置できるようにする使用形態である。
1つ目の使用形態について第1の実施の形態で説明する。そして、2つ目の使用形態について第2の実施の形態で説明する。第2の実施の形態の応用形態として、第3と第4の実施の形態を示す。
(第1の実施の形態)
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る(a)振動体と、(b)その接触部材の斜視図である。
本実施の形態の構成は、従来技術として上述したリニア超音波モータのMODE−Aの節となる位置の近傍に配置された接触部材609−1、609−2を、新規の接触部材109−1、109−2に置き換えたものである。ただし、接触部材109は、基部である振動体102とは別体で、図2(b)の形状に成形されたのち固着される。
接触部材109は、突起部103と、突起部103を支持する2つの固定部107と、変換部111とからなる。突起部103は、図中X方向に駆動されるリニアスライダ(不図示)と接触面104で接触するように突起状に形成される必要があるため、長方形接触面の2本の長辺エッジからR部を介して高さ方向(Z方向)に延伸されているショルダ部113を有する。
2つの固定部107は、不図示のリニアスライダの進行方向(X方向)と平行な方向に距離をもって配置される。ショルダ部113と固定部107の間に変換部111が配置される。変換部111は、接触面104に対して傾斜し、かつ、接触面104から遠ざかるように接触面の高さ方向(Z方向)の反対側に延伸している。
振動体(振動型アクチュエータ)101の振動板102には十分な深さの溝112が設けられており、変換部111がばね性を有するような構造になっている。溝に関しては、振動板102側の固定部107を取り付ける位置に突起を設けて底高にするか、固定部が突出するように構造を工夫することで溝112をなくすことも可能である。
接触部材109は、長方形板材のプレス加工により成形されているため、固定部107、変換部111、突起部103は一体的な構造である。材質はプレス成形性の良好なステンレス材料を用い、成形後の厚さは固定部107から反対の固定部107までほぼ均一である。固定部107は基部である振動板102に溶接や接着などにより固着される。
次に、変換部111の機能的な特徴を説明する。上述したが、本実施の形態の構成は従来技術の突起部103−1、103−2を新規の接触部材109に置き換えたものである。従って、MODE−Aの節近傍に配置された接触部材109−1、109−2は、図18(a)に示すX方向の歪成分の影響を受け両、固定部間距離が面内方向で伸縮している。
変換部111は、固定部107に対して突起の突き出し方向とは反対方向(−Z方向)に延伸し、傾斜している平面を備えている。そのため、突起部103が面内方向の伸縮に対して図20のような挙動を示すが、変換部11は突起部103と逆の極性の挙動を示す。つまり、変換部111の機能は、両固定部107が隔離するとき接触面104をZ方向に押し上げ、両固定部107が接近するとき接触面を−Z方向に押し下げる。このように、変換部111はX方向という第1軸方向における両固定部107の伸縮変形を、Z方向という第2軸方向における接触面104の往復運動に変換する。
変換部111だけの作用を説明したが、次に、変換部111と突起部103それぞれの働きをトータルしたときの接触部材109の挙動を説明する。
図3は、図2における接触部材の変形状態を図2中の座標系でY方向から見た図である。
図3(a)は変形前、(b)は両固定部107を離隔させたとき、(c)は接近させたときで、矢印は接触面104の変形方向を示している。変換部111を持たない接触部材の場合の変形を示している図20と比較する。
図20(b)の両固定部を離隔させたときの接触面104の変形方向は紙面下方向で図3(b)と同じである。また、図20(c)の両固定部が接近させたときも図3(c)と変形方向は一致する。つまり、固定部107の動きに対する接触面104の変形方向の極性は図3と図20で同じである。
これは、上述したように、変換部111と突起部103の極性は逆であるが、突起部103の作用の方が大きいため変換部111の作用を吸収し、トータルでは変換部111を設けた場合も変換部111のない場合と同じ極性になっているということである。なお、変形を分かりやすくするために表示スケールを変えている。従って、図3と図20の変位量を当図から比較することはできない。
図4は、図2における接触部材の固定部同士の距離が1μm接近及び離隔したとき、変換部の斜度θと接触面のZ軸方向変位δの関係を示す図である。
斜度θは、図3に示す通り、接触面104を水平と考え、変換部111の斜面と鉛直方向(Z軸方向)の成す角度のことである。従って、本図の横軸である変換部111の斜度が90度のときは、固定部107と変換部111が同一平面を形成するので、図19の接触部材と同じで変換部111がない場合を表している。
よって、本図において、θ=90度のときの値は、変換部111がないので突起部103のみの変位発生量である。そして、θ=90度のときの変位量を最大値とし、斜度が小さくなり変換部斜面が立ってくるほど、変換部111により不要なZ方向変形の一部がキャンセルされ、接触面変位δが小さくなっていることがわかる。
δが十分微小になるように斜度θを小さくすることで、振動子101の楕円軌道は図21(b)、(c)から図21(a)に改善される。なお、δが微小であるがδを限りなく0に近づけたいときは、接触部材109の設置位置をX軸方向にわずかにシフトすることで対応することが可能である。
本図において、固定部107の面内方向の伸縮に対する接触面104の面外方向変位量の感度は、変換部111の長さ、肉厚などによって調節することができ、本図の曲線はその中のある1つの条件における傾向を表しているものとする。なお、傾斜部が平面ではなくロールしている曲面であっても同様の効果が得られることがわかっている。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、変換部111を設置することにより、接触面104に発生する不要な振幅を抑制する例を説明した。本実施の形態以降は、接触面に発生する不要な振幅を抑制することで、より大きな接触面振幅が得られる位置に変換部を設置できるようにするための実施の形態について説明する。本実施の形態における振動子も、図18(a)、(b)と同じ2つの振動モード(MODE−A、MODE−B)が励振される。
図5は、図2における振動板のX座標とMODE−A発生時における振動板の表面の(a)X軸方向の振幅、(b)Z軸方向の振幅の関係を示す図である。
横軸は振動体202のX座標で、図18(a)のY軸方向から振動子を見たときのセンタ位置をX=0としている。図5(a)の節位置は、図5(b)の山位置及び谷位置の近傍という関係になっている。
従来技術の突起部503−1、503−2は、MODE−A発生により接触面の不要なZ軸方向変位δを発生させないために図5(b)の節位置の近傍に配置されている。
図5(a)によると、X方向振動の最大振幅は、図5(b)の節位置よりも|X|値が大きい両端部の領域で発生していることがわかる。しかし、この領域は不要なZ方向の振幅も同時に発生するため使用されなかった。そこで、第2の実施の形態である図6に示す接触部材を用いることで、この領域に接触面を配置することを可能とした。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る振動体の接触部材の斜視図である。図7に示すように、接触部材209は、固定部207及び変換部211からなる板状加工品に突起部203を固着させたものである。
以下に示す突起部203の変更点以外に関しては、構造的に図2と同じであるため説明を省略する。第1の実施の形態では、接触面104が突出した突起部103を形成するためにショルダ部113を設けていた。そのため、固定部107間の面内伸縮により図20に示す接触面104のZ方向変位が発生していた。
本実施の形態では、突起部203の接触面の下部を中空構造から中実構造に変え、突起部203を剛体として扱えるように変更した。このとき、固定部207の面内方向伸縮に対して突起部203は接触面のZ方向変位を発生しない。それゆえ、接触部材209に面内方向伸縮を与えたときの変形方向は変換部211のみの挙動を考えればよい。
図8は、図6の接触部材の変形を図6中の座標系でY方向から見た図である。
図8(a)は変形前、(b)は両固定部207を離隔させたとき、(c)は接近させたときで、矢印は接触面204の変形方向を示している。
両固定部207が隔離するとき、変換部211は接触面をZ方向に押し上げ、両固定部207が接近するとき、変換部211は接触面を−Z方向に押し下げる。本図と図3、図20を比較すると、固定部207の動きに対する接触面204の変形方向の極性が逆であることがわかる。
ここで、図5のX=X1の位置に接触部材209を設置したとする。図5(b)より、この位置のMODE−AによるZ変位は大きくプラス方向に振れているから、接触面204の楕円軌道は図21(b)、(c)のようになる。
一方、図18(a)において、振動板表面の歪を示す符号は(−)であるから、この位置ではX方向に縮んでいる。接触部材209の固定部207は接近するから、接触面204は、図8(c)のように−Z方向の変位を発生する。これら2つの変位を互いに打ち消しあうように設定することで、X=X1におけるMODE−AによるZ振幅を約0とし、このとき楕円軌道は図21(a)のようにすることが可能である。このように、振動板表面のX方向の面内伸縮によるZ振幅の影響を抑制することで、Z振幅の大きなX=X1の位置での振動体表面の楕円起動の歪みを低減させることができる。よって、振動板表面のZ振幅が従来よりも大きなX=X1の位置に接触部材209を配置することが可能となる。
図9は、図6の接触部材の固定部同士の距離が1μm接近及び離隔したときの、変換部の斜度θと接触面のZ軸方向変位δの関係を示す図である。
図9において、斜度は、接触面204を水平と考え、変換部211の斜面と鉛直方向(Z軸方向)の成す角度のことである。従って、本図の横軸である変換部211の斜度において、90度は固定部207と変換部211が同一平面を形成するので、図19の接触部材と同じで変換部がない場合を表している。
第1の実施の形態の説明と同様に、本図においても固定部207の面内方向の伸縮に対する接触面204の面外方向変位量の感度は、変換部211の長さ、肉厚などによって調節することができ、本図の曲線はその中のある1つの条件における傾向を表しているものとする。
なお、突起部3の形状は略剛体として扱える形状であればよく、例えば図2(b)の接触部材209の突起部203の側壁部であるショルダ部213の板厚を十分厚くし、固定部207のX方向伸縮に対する突起部203の変形がほとんど発生しないような場合を想定する。この場合は、突起部203を剛体として考えることができるので、このような場合も同様の効果が得られる。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態で説明した図6に示す接触部材をリング型超音波モータに搭載した例を説明する。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る振動体の斜視図である。(a)は上方斜視図(b)は下方斜視図である。
図10において、リング型超音波モータを構成する振動子301は、円環形状の弾性体315と圧電素子305を備え、弾性体315の軸方向一方の側には、くし歯状の突起群316が形成されている。これら突起群316の上面には、摩擦材料317が接着されている。また、弾性体315の軸方向他方の側には、電気−機械エネルギ変換素子として円環状の圧電素子305が接着されており、圧電素子305にはパターン電極318が形成されている。
パターン電極318は、振動子301の円環部に励起する振動モードの次数に対応して、次数の四倍の数に等分割されており、それぞれの電極には、順に時間位相が90°ずつ異なる略サイン波形状の交流電圧が供給される。
励起する振動モードの固有振動数付近の周波数で交流電圧を供給すると、圧電素子305の伸縮により弾性体315に加わる曲げモーメントによって弾性体315が共振し、90°ずつ異なる交流電圧に対してそれぞれ励起される振動(モード)は同形状で、かつ位相が異なり、その合成によって進行性振動波(進行波)が形成される。
図11は、リング型超音波モータへの接触部材の搭載例を示す斜視図である。
図11において、接触部材309の2つの固定部307を隣り合う突起群316の突起にそれぞれ1つずつ設置し、隣り合う突起のほぼ中央付近に接触部材309の接触面4が配置されている。振動子301はくし歯状突起群316と同数の接触部材309を有し、全周にわたって周方向に接触部材309が並ぶ構成となっている。接触部材309は、図2の接触部材209と同じ構成である。
接触面304を1つのみ有する接触部材309を複数個用いているが、コスト面や製造工程の簡単さを考慮し、リング形状の接触部材309を用いてもよい。また、本実施の形態では突起と接触部材309を同数としたが、接触面304の配置方法によっては同数としない方が都合の良い場合もあるため、これに限られるものではない。
図12は、駆動振動と突起群の関係を図10のリング状振動体の外形方向から見た図である。
図12において、進行波1波長分の長さの中には複数の突起が含まれ、突起と波の山谷の位置によって隣り合う突起間では相対的な周方向の距離の変化が発生する。山では突起先端が離隔し、谷では突起先端が接近する。この周方向の距離の変化が、前述してきた第1、第2の実施の形態におけるX方向の伸縮と同様の効果を接触部材にもたらす。
図12に示したように、山の頂点付近では隣り合う突起間距離は広がるため、接触部材9には図8(b)の変形が起こり、軸方向の振幅を増大させることが可能である。リング状振動子301は突起間距離が十分大きいため、接触部材309の変換部を長くすることができる。そのため、固定部間距離の変化を接触面変位に変換するときの変換率を大きく設定することができる。
よって、本構造を用いることにより、軸方向振幅を増大させた楕円軌道を接触面304に発生させることが可能となる。さらに、本接触部材309を用いることによって振動子301側の接触面304にばね性も同時に持たせることができるため、安定した駆動が可能である。
(第4の実施の形態)
第2の実施の形態で説明した図6に示す接触部材をキツツキ型アクチュエータに搭載した例を説明する。
図13は、図6の接触部材を搭載したキツツキ型アクチュエータの構成図である。
図13において、励起する縦振動モードの固有振動数付近の周波数で交流電圧を供給すると、振動子701に挟持されている圧電素子705は軸方向の伸縮を繰り返し、これにより先端部がキツツキのように被駆動体719の表面をたたきつける。これにより被駆動体719に摩擦駆動力が伝達され、被駆動体719は図中矢印の方向に駆動される。
図14は、第4の実施の形態に係る振動体の斜視図である。
図14において、四角柱状振動体の片側の面に圧電素子405を固着し、圧電素子405とは反対側の面に接触部材409を配置している。
図15は、図14の振動体と被駆動体の位置関係を示す図である。
図15において、被駆動体419は、振動子401と平行に並べられ軽く当接するように設置される。
駆動方法として、例えば、本振動子401に縦波1次の共振周波数付近で加振すると、振動子401の軸方向の中央付近が縦波1次の節になり、両端部は逆方向へのそれぞれ変位を発生する。
図16は、図14の振動体と被駆動体との間で発生する変位量を説明する図である。
図16において、横軸は、図14のX座標であり、X=0が振動体の中心(節位置)、縦軸はX軸方向の変位量である。
このとき、X=X1の位置に、第2の実施の形態で示した図6の接触部材209と同様の構成からなる接触部材409が配置されているから、接触部材409が設置されている先端部付近の側面に生じる歪により接触部材409の固定部407間の距離が離隔する。つまり、縦波1次の振動モードと同期して接触面404が被駆動体419側へ押し出される。
これにより、接触面404は図15中の矢印の方向に往復運動を行い、被駆動体表面にキツツキのように駆動力を伝達し被駆動体419が駆動される。
よって、従来の振動体が被駆動体側の接触面に対し振動体を斜めに配置しなければならなかったのに対して、本実施の形態は、振動子401を平行に配置することが可能となる。そのため振動子401の占有スペースを大幅に削減することが可能となる。さらに、本実施の形態の接触部材409を用いることによって、振動子401側の接触面404にばね性も同時に持たせることができるため、滑らかな接触が得られ安定した駆動が可能である。
本発明の実施の形態に係る振動型アクチュエータを構成する接触部材を各機能部分により構成される構造体として説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る(a)振動体と、(b)その接触部材の斜視図である。 図2における接触部材の変形状態を図2中の座標系でY方向から見た図である。 図2における接触部材の固定部同士の距離が1μm接近及び離隔したとき、変換部の斜度θと接触面のZ軸方向変位δの関係を示す図である。 図2における振動板のX座標とMODE−A発生時における振動板の表面の(a)X軸方向の振幅、(b)Z軸方向の振幅の関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る振動体の接触部材の斜視図である。 図6の接触部材の分解斜視図である。 図6の接触部材の変形を図6中の座標系でY方向から見た図である。 図6の接触部材の固定部同士の距離が1μm接近及び離隔したときの、変換部の斜度θと接触面のZ軸方向変位δの関係を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る振動体の斜視図である。 リング型超音波モータへの接触部材の搭載例を示す斜視図である。 駆動振動と突起群の関係を図10のリング状振動体の外形方向から見た図である。 図6の接触部材を搭載したキツツキ型アクチュエータの構成図である。 第4の実施の形態に係る振動体の斜視図である。 図14の振動体と被駆動体の位置関係を示す図である。 図14の振動体と被駆動体との間で発生する変位量を説明する図である。 従来技術のリニア型超音波モータの外観斜視図である。 図17における振動体振動体に励振される振動モードを示す図である。 ばね性を有する接触部材を搭載する振動体の斜視図である。 図19における接触部材の固定部に面内方向の伸縮が発生しているときの接触部材の変形図である。 図19における接触部材の接触面の楕円軌道を示す図である。
符号の説明
101、301 振動子(振動型アクチュエータ)
102、402 振動体
3、103、203、303 突起部
104、204、304、404 接触面
105、305、405 圧電素子

7、107、207、307、407 固定部

9、109、209、309、409 接触部材
10 リニア超音波モータ
11、111、211、311 変換部
112 溝
113 ショルダ部
315 弾性体
316 突起群
317 摩擦材料
318 パターン電極
419 被駆動体

Claims (5)

  1. 駆動のために変形する振動体にばね性を有する接触部材を取り付け、前記接触部材が、被駆動体に接触する突起部と、前記振動体と固着される複数の固定部からなる振動型アクチュエータにおいて、
    前記接触部材は、前記突起部と前記複数の固定部の間に変換部を備え、
    前記変換部は、前記突起部に設けられる前記被駆動体との接触面に対して傾斜し、かつ前記接触面の反対側に延伸された斜面を有し、前記振動体の変形により生じる前記複数の固定部間の第1軸方向の相対的な距離の変化を、前記接触面の第2軸方向の変位に変換することを特徴とする振動型アクチュエータ。
  2. 前記振動体の変形により生じる前記複数の固定部間の第1軸方向の相対的な距離の変化によって前記突起部が変形し、前記突起部の変形による前記接触面の前記第2軸方向の変位と、前記変換部による前記接触面の第2軸方向の変位が、逆向きとなることを特徴とする請求項1記載の振動型アクチュエータ。
  3. 前記振動体は、第1軸方向に伸縮するとともに第2軸方向に変位する変形を生じるものであり、前記振動体の前記第2軸方向の変位と、前記変換部による前記接触面の第2軸方向の変位が、逆向きとなることを特徴とする請求項1記載の振動型アクチュエータ。
  4. 前記変換部は、前記接触面の法線方向に可撓性を有することを特徴とする請求項2記載の振動型アクチュエータ。
  5. 前記複数の固定部は、前記被駆動体の動作方向に間隔を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の振動型アクチュエータ。
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