JP4965742B2 - 非加硫タイヤを組み立てるタイヤ組立ドラム - Google Patents

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Description

本発明は、ゴムタイヤ構成部品を使用して非加硫タイヤを組み立てるタイヤ組立ドラムであって、ドラムシャフトと、タイヤ組立ドラムの中心に関して少なくともほぼ実質的に対称に、ドラムシャフトを取り巻いて配置されている2つの半ドラムと、を備えており、半ドラムがドラムシャフトに沿って軸方向に移動することができ、各々の半ドラムが旋回するように当該半ドラムに接続されている折畳み式アームを有する折畳み式アームユニットを備えた、タイヤ組立ドラムに関する。
このようなタイヤ組立ドラムは欧州特許第1439054号明細書で周知である。この周知のタイヤ組立ドラムは、折畳み式ユニット用のベーススピンドルを備えている。このベーススピンドルの周りには、ビードコアクランピングユニット(Bead core clamping unit)用の中空の第2のスピンドルが同軸で配置されている。(その半ドラム全体を移動させるため)これらの両方のスピンドルを互いに結合し、互いから分離することができるように、接続可能な継手によってベーススピンドルは中空の第2のスピンドルに結合される。折畳み式アーム移送体(folding arm carrier body)用の空気式駆動手段(pneumatic drive)を使用する別のタイヤ組立ドラムに関しては、前記周知のタイヤ組立ドラムは、特にベーススピンドルを使用して2つの折畳み式アームユニットを同期させて持ち上げることに関してかなりの改善をもたらすが、この周知のタイヤ組立ドラムはいくつかの欠点を有する。例えば、この接続可能な継手は、比較的高価で複雑な追加の部品であるだけでなく、故障した場合に修理が困難である。さらに、ドラムシャフト内で2つの同軸スピンドルを使用するため、このタイヤ組立ドラムは比較的長くて大きい。
本発明の目的は、数あるなかでも保守し易くてよりコンパクトに設計することができる、非加硫タイヤを組み立てるタイヤ組立ドラムを提供することにある。
この目的のため、本発明によれば、非加硫タイヤを組み立てる序文で述べたタイプのタイヤ組立ドラムは、主ハウジングを備えており、この主ハウジングからドラムシャフトが突き出しており、このドラムシャフト内に少なくとも2つの押し引きロッド(pull/push rod)が配置されており、これらの押し引きロッドが、軸方向に移動可能で、主ハウジング内まで延びて主ハウジング内において駆動機構に結合されており、これらの少なくとも2つの押し引きロッドのうちの第1の押し引きロッドが第1の半ドラム(drum half)の折畳み式アームユニットに結合されており、これらの少なくとも2つの押し引きロッドの第2の押し引きロッドが第2の半ドラムの折畳み式アームユニットに結合されていることを特徴とする。したがって、本発明に基づくタイヤ組立ドラムは、折畳み式アームを動かして立ち上げるための外部アクチュエータを備えており、このアクチュエータはドラムシャフトの外側に配置されている。これにより、少なくともこれらの動作に対しては、中空のドラムシャフト内にスピンドルを配置する必要がなくなり、その結果、より保守し易くてよりコンパクトにタイヤ組立ドラムを設計することができる。
押し引きロッドを使用する更なる利点は、このようにすると、駆動機構から半ドラムの折畳み式アームユニットへ動力を伝える、遊びが小さいまたは遊びのない伝動手段(transmission)を実現できることである。
一方では、半ドラムおよび/またはその部品、例えばショルダ支持体もしくはビードクランピング機構(Bead clamping mechanism)の、それ以外の駆動式の全ての動きを、1つ以上のスピンドルまたは1つ以上の空気駆動式シリンダなどの周知のアクチュエータによって駆動することができる。他方では、本発明の一実施形態に基づく組立ドラムでは、半ドラムおよび/またはその部品のこれらの駆動手段を、ドラムシャフト内に配置されている押し引きロッドによって駆動することもできる。有利な一実施形態では、これらの少なくとも2つの押し引きロッドは、第1の半ドラムに結合されている第3の押し引きロッドと、第2の半ドラムに結合されている第4の押し引きロッドとを含む。
一実施形態では、少なくとも2つの押し引きロッドがドラムシャフト内において同心に配置されている。この外部の駆動機構は、少なくとも2つの管状の押し引きロッドを介して、半ドラムおよび/またはそれらの折畳み式アームユニットに結合されている。少なくとも2つの管状の押し引きロッドは、中心を共有して入れ子式に伸縮可能であり、好ましくは実質的にドラムシャフトの中心線上に配置されている、
ゴムタイヤ構成部品を使用した非加硫タイヤの製造では、組み立て用半ドラムを備えているドラムシャフトを回転させるのが普通である。一実施形態では、主ハウジングが軸受装置を備えており、ドラムシャフトの第1の外端が軸受装置内に回転可能に配置されている。一実施形態では、押し引きロッドが、実質的に一緒に回転するように固定されてドラムシャフト内に配置されている。このようにすると、押し引きロッドはドラムシャフトと一緒に回転し、その結果、押し引きロッドとドラムシャフトとの間の摩擦が相当に低減する。
これらの回転可能な押し引きロッドを主ハウジング内の駆動機構に結合するため、一実施形態では、これらの少なくとも2つの押し引きロッドは、ドラムシャフトの第1の外端を越えて延びており、駆動機構に回転可能に結合されている。この回転可能な結合は、ドラムシャフトの中心線周りに回転可能な押し引きロッドが主ハウジング内の実質的に静止かつ/または固定されている駆動機構に結合することができる、ということを保証する。
一実施形態では、主ハウジングは、伝動手段によってドラムシャフトに結合されているドラムシャフト駆動モータを備えており、この伝動手段が駆動機構から離れる方向へ広がっている軸受装置の側に配置されている。一実施形態では、この伝動手段が主ハウジングの外側に配置されている。このような伝動手段の例は、ベルト伝動手段、歯車伝動手段、クイル(quill)駆動モータなどがある。この実施形態に従って伝動手段を配置すると、伝動手段を良好な整備状態に維持することが容易になる。
一実施形態では、伝動手段がベルト伝動手段を備えている。その場合には、歯付きベルトなどの駆動ベルトによって、モータからドラムシャフトへの伝動が保証される。この駆動ベルトは、ドラムシャフト駆動モータから容易に取り外すことができ、ドラムシャフトの上を容易に移動させることができ、軸受装置から離れる方向を向いたドラムシャフトの外端から容易に解放することができる。同様に、新しい駆動ベルトを、軸受装置から離れる方向を向いたドラムシャフトの外端を通して供給することができ、ドラムシャフトに沿って主ハウジングまで移動させることができ、ドラムシャフトおよびドラムシャフト駆動モータ上に配置することができる。
一実施形態では、駆動機構が、これらの少なくとも2つの押し引きロッドのそれぞれの押し引きロッド用の別個の駆動手段を備えている。一実施形態では、好ましくは、これらの別個の駆動手段のそれぞれが、線形モータまたはスピンドル駆動手段を備えている。このようにすると、全ての押し引きロッドを別々に駆動することができる。
代替の実施形態では、駆動機構が第1のスピンドルを備えている。第1のスピンドルは、駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチで向きが反対のねじ山を備えている。第1のスピンドル上の、駆動機構の中央の両側に、第1のフライトナット(flight nut)および第2のフライトナットが配置されている。第1および第2のフライトナットは、それぞれ第1の押し引きロッドおよび第2の押し引きロッドに結合されている。このようにすると、第1および第2の両方の半ドラムの折畳み式アームの旋回が、それぞれ、ともに第1のスピンドルに結合されている第1および第2の押し引きロッドを介して駆動される。このようにすると、折畳み式アームを同期させて持ち上げることに関する改良が達成される。
一実施形態では、第1の押し引きロッドが、実質的に軸方向に調整できるように第1のフライトナットに結合されている。このようにすると、第1の半ドラムの折畳み式アームの位置を、特に第2の半ドラムの折畳み式アームの位置に対して調整することができる。第2の押し引きロッドは、第2のフライトナットに固定的に接続することができる。
別の実施形態では、駆動機構が第2のスピンドルを備えている。この第2のスピンドルは、駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチで向きが反対のねじ山を備えている。第2のスピンドル上の、駆動機構の中央の両側に、第3のフライトナットおよび第4のフライトナットが配置されている。この第3および第4のフライトナットは、それぞれ第3の押し引きロッドおよび第4の押し引きロッドに結合されている。このようにすると、ドラムシャフトに沿った第1および第2の半ドラムの移動は、それぞれ、ともに第2のスピンドルに結合されている第3および第4の押し引きロッドを介して駆動される。このようにすると、半ドラムの同期した移動に関する改良が達成される。
別の実施形態では、第3の押し引きロッドが、実質的に軸方向に調整できるように第3のフライトナットに結合されている。これにより、第1の半ドラムの位置が、調整可能、特に第2の半ドラムの位置に対して調整可能になる。第4の押し引きロッドは、第4のフライトナットに固定的に接続することができる。
一実施形態では、第1のスピンドルおよび第2のスピンドルがそれぞれ別々に駆動可能である。折畳み式アームを立ち上げることなく半ドラムを移動させるために、一方では、第1の押し引きロッドと第3の押し引きロッドとが実質的に連動して駆動され、他方では、第2の押し引きロッドと第4の押し引きロッドとが実質的に連動して駆動されることに留意されたい。これは、第1のスピンドルと第2のスピンドルを一緒に駆動することによって達成することができる。半ドラムを移動させることなく折畳み式アームを立ち上げるために、一方では、第1の押し引きロッドを第3の押し引きロッドに対して移動させ、他方では、第2の押し引きロッドを第4の押し引きロッドに対して移動させる。これは、第2のスピンドルだけを駆動することによって達成することができる。
本発明によるタイヤ組立ドラムの有利な実施形態では、各々のスピンドルが、それ自身のサーボモータによって駆動される。特に、2つのサーボモータは、折畳み式アームを立ち上げることなく半ドラムを移動させるために、正確に同期させて駆動される。これにより、さらに、第1のスピンドルを、折畳み式アームを駆動する第2のスピンドルに対して正確に動かすことができる。このようにすると、非常に正確に機能するタイヤ組立ドラムを実現することができる。
本発明のタイヤ組立ドラムの他の有利な実施形態では、液圧駆動手段によってスピンドルが駆動される。液圧駆動手段に使用する液体が非加硫ゴムと両立しないため、これまでは、タイヤ組立ドラムに液圧駆動手段を使用することは一般的ではなかった。しかしながら、本発明に基づくタイヤ組立ドラムは、ドラムシャフトの外側、特に主ハウジング内に配置されている駆動手段を使用するため、液圧駆動手段を利用することができるようになる。
一実施形態では、第1のスピンドルと第2のスピンドルとが、実質的にドラムシャフトの中心線の両側に配置されている。これにより、駆動機構をかなりコンパクトに設計することができ、これらのスピンドルとスピンドル間に配置されている押し引きロッドとが実質的に1つの平面内に位置する。
一実施形態では、ドラムシャフトは、第1の押し引きロッドを第1の半ドラムの折畳み式アームユニットに接続する第1の接続部、を収容する第1のドラムシャフトスロット(drum shaft slot)を備えている。
一実施形態では、ドラムシャフトは、第2の押し引きロッドを第2の半ドラムの折畳み式アームユニットに接続する第2の接続部、を収容する第2のドラムシャフトスロットを備えている。
他の実施形態では、第1のドラムシャフトスロットが、第3の押し引きロッドを第1の半ドラムに接続する第3の接続部を収容するように適合されている。
他の実施形態では、第2のドラムシャフトスロットが、第4の押し引きロッドを第2の半ドラムに接続する第4の接続部を収容するように適合されている。
第2の態様によれば、本発明は、ゴムタイヤ構成部品を使用して非加硫タイヤを組み立てるタイヤ組立ドラムであって、主ハウジングから延びているドラムシャフトを有する主ハウジングと、ドラムシャフトを取り巻いてタイヤ組立ドラムの中心に関して少なくともほぼ実質的に対称に配置されている2つの第1および第2の半ドラムと、を備え、これらの半ドラムがドラムシャフトに沿って軸方向に移動させることができ、各々の半ドラムが旋回するように当該半ドラムに接続されている折畳み式アームを有している折畳み式アームユニットを備え、折畳み式アームユニットがドラムシャフトに沿って軸方向に移動可能であり、主ハウジングが軸受装置を備えており、ドラムシャフトの第1の外端が軸受装置内に回転可能に配置されており、主ハウジングがベルト伝動手段によってドラムシャフトに結合されたドラムシャフト駆動モータを備えており、ベルト伝動手段が第1の外端から離れる方向へ延びている第2の外端に面する軸受装置の側の近くに配置されている、タイヤ組立ドラムを提供する。一実施形態では、ベルト伝動手段が主ハウジングの外側に配置されている。前述のとおり、この駆動ベルトは、ドラムシャフト駆動モータから容易に取り外すことができ、その結果、本発明に基づくタイヤ組立ドラムの成形および保守がより容易になる。
上記のタイヤ組立ドラムの一実施形態では、ドラムシャフトが第1および第2のドラムシャフト部分を備えており、第1のドラムシャフト部分が軸受装置内に回転可能に配置された第1の外端を備えており、第1の外端から離れる方向へ延びている第1のドラムシャフト部分の第2の外端が、第1のドラムシャフト部分を第2のドラムシャフト部分に実質的に軸方向に、かつ分離可能に結合する結合部材を備えている。一実施形態では、この結合部材が、ねじ込み継手(screwed joint)またはフランジ継手(flanged joint)を備えている。これにより、第1のドラムシャフト部分を含んでいる主ハウジングを、一体のものとして顧客へ輸送することができ、その結果、顧客へのタイヤ組立ドラムの輸送がより容易になる。
他の態様によれば、本発明は、上記のタイヤ組立ドラムに適し、該タイヤ組立ドラムに対して意図された駆動機構を備えている主ハウジングを提供する。
別の態様によれば、本発明は、ゴムタイヤ構成部品を使用して非加硫タイヤを組み立てる上記のタイヤ組立ドラムの使用であって、タイヤの組み立て中に、少なくとも第1の押し引きロッドおよび第2の押し引きロッドを移動させることによって、2つの半ドラムの折畳み式アームを立ち上げ、第1および第2の押し引きロッドの移動が、主ハウジング内に配置された駆動機構によって駆動される、タイヤ組立ドラムの使用を提供する。
一実施形態では、タイヤの組み立て中に、少なくとも第3の押し引きロッドおよび第4の押し引きロッドを移動させることによって、2つの半ドラムを移動させ、第3および第4の押し引きロッドの移動が主ハウジング内に配置されている駆動機構によって駆動される。
一実施形態では、折畳み式アームを立ち上げることなく半ドラムを移動させるために、一方では、第1の押し引きロッドと第3の押し引きロッドとを実質的に一緒に駆動し、他方では、第2の押し引きロッドと第4の押し引きロッドとを実質的に一緒に駆動する。
一実施形態では、折畳み式アームを立ち上げるために、一方では、第1の押し引きロッドを第3の押し引きロッドに対して移動させ、他方では、第2の押し引きロッドを第4の押し引きロッドに対して移動させる。
可能な場合には、本出願の明細書および特許請求の範囲かつ/または図面に示されている態様および手段は個別に用いることもできる。前記個々の態様は、その態様に関する特許の分割出願の主題であることがある。このことは特に、従属請求項に記載された手段および態様について言える。
本発明の例示的な一実施形態におけるタイヤ組立ドラムの概略側断面図である。 半ドラム上にゴムタイヤ構成部品が配置されている状態における図1のタイヤ組立ドラムの概略側断面図である。 半ドラムが互いに近づく方に移動している状態における図1のタイヤ組立ドラムの概略側断面図である。 折畳み式アームが少なくとも部分的に立ち上げられている状態における図1のタイヤ組立ドラムの概略側断面図である。 本発明の例示的な第2の実施形態におけるタイヤ組立ドラムの概略側断面図である。
次に、添付の図面に示したいくつかの例示的な実施形態に基づいて本発明を説明する。
図1は、本発明に基づくタイヤ組立ドラムの例示的な一実施形態の側方断面図を示す。ゴムタイヤ構成部品を使用した非加硫タイヤの成形は、タイヤ組立ドラムの中心に関して少なくともほぼ実質的に対称にドラムシャフト1を取り巻いて配置されている第1の半ドラム2および第2の半ドラム3上で実施される。第1および第2の半ドラム2,3は、ドラムシャフト1に沿って軸方向に移動させることができる。半ドラム2,3はそれぞれ、旋回するように当該半ドラム2,3に接続されている折畳み式アーム14を有する折畳み式アームユニットを備えている。さらに、半ドラム2,3は、ショルダ支持体12およびビードクランピング機構13を備えている。
このタイヤ組立ドラムは、半ドラム2,3と折畳み式アームユニットとを駆動するための伝動装置を収容する中空のドラムシャフト1を備えている。前記伝動手段は、ドラムシャフト1内に同心に配置されている4つの押し引きロッド101,103,105,107を備えている。
最も中心にある押し引きロッドが第3の押し引きロッド101であり、この第3の押し引きロッド101は、ドラムシャフト1内の外端近くで、第3の接続部ないし第3のフライトピン102を介して、(詳細には示されていない)第1の半ドラム2に結合されている。中心にある第3の押し引きロッド101の少なくとも一部分を取り巻いて、管状の第1の押し引きロッド103が配置されている。この第1の押し引きロッド103は、ドラムシャフト1内の外端近くで、第1の接続部ないし第1のフライトピン104を介して、第1の半ドラム2の折畳み式アームユニット14に結合されている。第1の押し引きロッド103の少なくとも一部分を取り巻いて、管状の第2の押し引きロッド105が配置されている。この第2の押し引きロッド105は、ドラムシャフト1内の外端の近くで、第2の接続部ないし第2のフライトピン106を介して、第2の半ドラム3の折畳み式アームユニットに結合されている。第2の押し引きロッド105の少なくとも一部分を取り巻いて、管状の第4の押し引きロッド107が配置されており、この第4の押し引きロッド107は、ドラムシャフト1内の外端の近くで、第4の接続部ないし第4のフライトピン108を介して、第2の半ドラム3に結合されている。
これらの4つの押し引きロッド101,103,105,107は、ドラムシャフト1の中心線hに実質的に平行に、タイヤ組立ドラムの主ハウジング4内へ延びている。主ハウジング4内には、駆動機構9,10が配置されており、押し引きロッド101,103,105,107は、以下でより詳細に説明するように、これらの駆動機構9、10と結合している。
ドラムシャフト1は、第1および第2のドラムシャフト部分を備えており、駆動シャフト5とも呼ばれる第1のドラムシャフト部分は、主ハウジング4内に配置されている軸受装置6内で回転可能である。第2のドラムシャフト部分は、結合部材を介して第1のドラムシャフト部分に接続されている。この結合部材は、実質的に軸方向に、かつ分離可能に、第1のドラムシャフト部分を第2のドラムシャフト部分にフランジ継手15を介して結合するように構成されている。
第2のドラムシャフト部分は、第1の押し引きロッド103を第1の半ドラム2の折畳み式アームユニットに接続する第1の接続部104を収容する第1のドラムシャフトスロットを備えている。さらに、この第1のドラムシャフトスロットは、第3の押し引きロッド101を第1の半ドラム2に接続する第3の接続部102を収容するようになっていても良い。しかしながら、代替の実施形態では、第3の接続部102用の別個のドラムシャフトスロットが設けられていても良い。第2のドラムシャフト部分は、さらに、第2の押し引きロッド105を第2の半ドラム3の折畳み式アームユニットに接続する第2の接続部106を収容する第2のドラムシャフトスロットも備えている。さらに、この第2のドラムシャフトスロットは、第4の押し引きロッド107を第2の半ドラム3に接続する第4の接続部108を収容するようになっていても良い。しかしながら、代替の実施形態では、この第4の接続部用の別個のドラムシャフトスロットが設けられていても良い。
駆動シャフト5はベルト伝動手段7によってドラムシャフト駆動モータ8に結合されており、ベルト伝動手段7は、駆動機構9,10から離れる方向へ延びている軸受装置6の側に配置されている。図1に示されているように、ベルト伝動手段7は主ハウジング4の外側に配置されている。
主ハウジング4内にはさらに、駆動機構9,10が、軸受装置6の後ろ、実質的にドラムシャフト1の延長上に配置されている。4つの押し引きロッド101,103,105,107は、軸受装置6を越えて駆動機構9,10内まで延びている。
駆動機構9,10は、実質的にドラムシャフト1の中心線hの両側に配置されている第1のスピンドル115および第2のスピンドル113を備えている。第1のスピンドル115は、駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチではあるが向きが反対のねじ山を備えている。第1のスピンドル115上の駆動機構10の中央の両側に、第1のフライトナット110および第2のフライトナット111が配置されており、第1および第2のフライトナット110,111は、それぞれ第1の押し引きロッド103および第2の押し引きロッド105に接続されている。同様に、第2のスピンドル113も、駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチで向きが反対のねじ山を備えている。第2のスピンドル113上の駆動機構9の中央の両側に、第3のフライトナット109および第4のフライトナット112が配置されており、第3および第4のフライトナット109,112は、それぞれ第3の押し引きロッド101および第4の押し引きロッド107に接続されている。第1のスピンドル115および第2のスピンドル113が駆動すると、それぞれ、第1のフライトナット110と第2のフライトナット111、および第3のフライトナット109と第4のフライトナット112が、実質的に同じ速度で反対方向に駆動される。押し引きロッド101,103,105,107はドラムシャフト1と一緒に動き、駆動機構9,10は主ハウジング4内に実質的に固定されているため、押し引きロッド101,103,105,107はそれぞれのフライトナット109,112,110,111に、軸受を介して接続されている。
任意に、フライトナット109,110,111,112を直線ガイドによって支持することもできる。
第1のスピンドル115および第2のスピンドル113のそれぞれは、ベルト伝動手段を介してそれら自身のサーボモータ116,114に結合されている。
詳細に上述した駆動機構9,10は、半ドラム2,3および半ドラム2,3の折畳み式アーム14の同期運動を相当に改善する。第1の半ドラム2およびその折畳み式アームの位置を、第2の半ドラム3およびその折畳み式アームの位置に対して鏡面対称に、特にタイヤ組立ドラムの中央を通る垂直二等分面vにおいて鏡面対称になるように調整するため、第1の押し引きロッド103は実質的に軸方向に調整できるように第1のフライトナット110に結合されており、第3の押し引きロッド101は実質的に軸方向に調整できるように第3のフライトナット109に結合されている。任意に、第2および/または第4のフライトナットが、実質的に軸方向に調整できるように対応する押し引きロッドに結合されていても良い。
図1に示した実施形態では、駆動機構9,10が、ドラムシャフト1の中心線hの上側と下側に配置されている。この実施形態では、スピンドル113,115が、押し引きロッド101,103,105,107に平行、いわゆる12時−6時の位置に配置されている。代替の実施形態では、中心線hの周囲の別の位置に駆動機構を配置することもできる。例えば、実質的に水平な平面内の中心線hの両側、いわゆる9時−3時の位置に駆動機構9、10を配置することができる。もしくは、垂直な平面と、中心線h、第1のスピンドル115および第2のスピンドル113との交点が三角形の頂点を形成するような角度、例えばいわゆる8時−4時の位置に駆動機構9,10を配置することができる。
代替の実施形態では、駆動機構9,10は2重に設計されていても良い。この場合、各々の押し引きロッドはそれ自身のスピンドルを有する。前記4つのスピンドルは、ドラムシャフト1の中心線hの周囲に、例えばいわゆる12時−3時−6時−9時の位置に配置されていて良い。
使用時には、図2に示すように、規定された開始位置に置かれた半ドラム2,3上に、ビードbを有するゴム製のタイヤ構成部品tを配置する。
続いて、図3に示すように、少なくとも第3の押し引きロッド101および第4の押し引きロッド107を移動させることによって、半ドラム2,3をタイヤ組立ドラムの中心へ移動させる。折畳み式アーム14を立ち上げることなく半ドラム2,3を移動させるために、一方では、第3の押し引きロッド101と第1の押し引きロッド103とを実質的に一緒に駆動し、同時に、第4の押し引きロッド107と第2の押し引きロッド105とを実質的に一緒に駆動する。これは、第1および第2のサーボモータ116,114によって第1および第2のスピンドル115,113を同じ速度で同じ方向に駆動することにより達成することができる。
続いて、折畳み式アーム14を作動させて、ゴム構成部品を綴じ合わせる(stitch)。図4に示すように、折畳み式アーム14を上方へ旋回させるため、一方では、第1の押し引きロッド103が第3の押し引きロッド101に対して移動させられ、同時に、第2の押し引きロッド105が第4の押し引きロッド107に対して移動させられる。折畳み式アーム14を持ち上げる間、半ドラム2,3を停止させておくときには、第1のスピンドル115だけを駆動すればよい。
図5は例示的な第2の実施形態を示しており、この実施形態では、第1の半ドラム22および第2の半ドラム23の折畳み式アーム34だけが、第1の押し引きロッド203および第2の押し引きロッド205によって駆動される。半ドラム22,23のそれ以外の移動および/または折畳み式アーム34を除く半ドラム22,23の他の部品の移動は、例えばドラムシャフト21内のスピンドルまたは空気式導管によって従来通りに駆動される。
この例示的な第2の実施形態では、図5に示すように、第1の半ドラム22および第2の半ドラム23がそれぞれ接続部202,208を介してフライトナット(図示せず)に接続されており、このフライトナットは、ドラムシャフト21内に配置されてハウジング24内まで延びているスピンドル201上に配置されている。第2の半ドラム23の接続部208は、第1の押し引きロッド203および第2の押し引きロッド205における縦スロット(図示せず)を通って延びており、接続部208に対応するスピンドル201上のフライトナットに接続されている。2つの半ドラム22,23を駆動するため、スピンドル201は、従来通り、ハウジング24内に配置されているモータ(図示せず)に接続されている。
ショルダ支持体32およびビードクランピング機構33の移動のように、半ドラム内でのその他の移動は、例えば対応する半ドラム22,23内の空気式駆動機構を使用して従来通りに駆動される。
駆動シャフト25はベルト伝動手段27によってドラムシャフト駆動モータ28に結合されている。ベルト伝動手段27は、駆動機構30から離れる方向へ広がっている軸受装置26の側でハウジング24の外側に配置されている。
さらに、ハウジング24内には、駆動機構30が、軸受装置26の後ろ、実質的にドラムシャフト21の延長上に配置されている。2つの押し引きロッド203,205は、軸受装置26を越えて駆動機構30内まで延びている。
駆動機構30は、実質的にドラムシャフト21の中心線hの両側に配置された第1のスピンドル215および第2のスピンドル213を備えている。両方のスピンドル215、213は、駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチで向きが反対のねじ山を有している。第1の押し引きロッド203は、ハウジング内に延びているその外端の近くに、第1のフライト体210を備えている。第1のフライト体210は、第1の押し引きロッド203の両側にフライトナットを備えており、このフライトナットによって、フライト体210はスピンドル215,213に接続されている。第2の押し引きロッド205は、ハウジング内に延びているその外端の近くに、第2のフライト体211を備えている。第2のフライト体211は、第2の押し引きロッド205の両側にフライトナットを備えており、このフライトナットによって、フライト体211はスピンドル215,213に接続されている。
両方のスピンドル215,213は、一緒に回転するように固定され、これらのスピンドルを実質的に同時に駆動するモータ214に結合されている。第1のスピンドル215および第2のスピンドル213を駆動すると、それぞれ、第1のフライト体210のフライトナットおよび第2のフライト体のフライトナットが、実質的に等しい速度で反対方向に駆動される。その結果、高度に制御して、折畳み式アーム34を立ち上げることができる。
押し引きロッド203,205はドラムシャフト21と一緒に動き、駆動機構30は、主ハウジング24内に実質的に固定されており、したがってドラムシャフト21と一緒には動かないため、押し引きロッド203,205は軸受を介してそれぞれのフライト体210,211に接続されている。
以上の説明は、本発明の好ましい実施形態の動作を例示するために示したものであり、本発明の範囲を限定するものではない。上記の説明に基づいて、本発明の趣旨および範囲に含まれる多くの変形した形態が当業者にとって明白であろう。
要約すると、本発明は、そこから延びているドラムシャフトを有する主ハウジングと、ドラムシャフトを取り巻いてタイヤ組立ドラムの中心に関して少なくともほぼ実質的に対称に配置されている2つの第1および第2の半ドラムと、を備えており、半ドラムがドラムシャフトに沿って軸方向に移動することができるタイヤ組立ドラムを提供する。各々の半ドラムは、旋回するようにこの半ドラムに接続されている折畳み式アームを有する折畳み式アームユニットを備えており、この折畳み式アームユニットはドラムシャフトに沿って軸方向に移動することができる。ドラムシャフト内には、軸方向に移動可能であり、主ハウジング内まで延びている少なくとも2つの押し引きロッドが配置されており、これらの少なくとも2つの押し引きロッドは、一方では、主ハウジング内において駆動機構に結合されている。他方では、第1の押し引きロッドが第1の半ドラムの折畳み式アームユニットに結合されており、第2の押し引きロッドが第2の半ドラムの折畳み式アームユニットに結合されている。

Claims (22)

  1. ゴムタイヤ構成部品を使用して非加硫タイヤを組み立てるタイヤ組立ドラムであって、主ハウジング(4;24)から延びているドラムシャフト(1;21)を有する主ハウジング(4;24)と、前記ドラムシャフト(1;21)を取り巻いて前記タイヤ組立ドラムの中心に関して対称に配置されている2つの第1および第2の半ドラム(2,3;22,23)と、を備えており、前記半ドラムは前記ドラムシャフト(1;21)に沿って軸方向に移動することができ、各々の前記半ドラム(2,3;22,23)は旋回するように該半ドラム(2,3;22,23)に接続されている折畳み式アーム(14;24)を有する折畳み式アームユニットを備えており、
    前記ドラムシャフト(1;21)内に少なくとも2つの押し引きロッド(103,105;203,205)が配置されており、前記押し引きロッドは、軸方向に移動可能であり、前記主ハウジング(4;24)内まで延びており、前記主ハウジング(4;24)内において駆動機構(10;30)に結合されており、
    前記少なくとも2つの押し引きロッドのうちの第1の押し引きロッド(103;203)は前記第1の半ドラム(2;22)の前記折畳み式アームユニットに結合されており、前記少なくとも2つの押し引きロッドのうちの第2の押し引きロッド(105;205)は前記第2の半ドラム(3;23)の前記折畳み式アームユニットに結合されている、タイヤ組立ドラム。
  2. 前記少なくとも2つの押し引きロッドは、前記第1の半ドラム(2)に結合されている第3の押し引きロッド(101)と、前記第2の半ドラム(3)に結合されている第4の押し引きロッド(107)とをさらに含む、請求項1に記載のタイヤ組立ドラム。
  3. 前記少なくとも2つの押し引きロッド(103,105;203,205)が、前記ドラムシャフト(1;21)内において同心に配置されている、請求項1または2に記載のタイヤ組立ドラム。
  4. 前記主ハウジング(4;24)は軸受装置(6;26)を備えており、前記ドラムシャフト(1;21)は、第1の外端で前記軸受装置(6;26)内に回転可能に配置されている、請求項1,2または3に記載のタイヤ組立ドラム。
  5. 前記少なくとも2つの押し引きロッド(103,105;203,205)は、前記ドラムシャフト(1;21)の前記第1の外端を越えて延びており、前記駆動機構(10;30)に回転可能に結合されている、請求項4に記載のタイヤ組立ドラム。
  6. 前記主ハウジング(4;24)は、ベルト伝動手段(7;27)によって前記ドラムシャフト(1;21)に結合されているドラムシャフト駆動モータ(8;28)を備えており、前記ベルト伝動手段(7;27)が前記駆動機構(9,10;30)から離れる方向へ広がっている前記軸受装置(6)の側に配置されている、請求項4または5に記載のタイヤ組立ドラム。
  7. 前記ベルト伝動手段(7;27)が前記主ハウジング(4;24)の外側に配置されている、請求項6に記載のタイヤ組立ドラム。
  8. 前記駆動機構(10;30)は、前記少なくとも2つの押し引きロッド(103,105;203,205)のそれぞれの押し引きロッド用の別個の駆動手段を備えており、前記別個の駆動手段はそれぞれ、線形モータまたはスピンドル駆動手段を備えている、請求項1から7のいずれか1項に記載のタイヤ組立ドラム。
  9. 前記駆動機構(10;30)は第1のスピンドル(115;215)を備えており、前記第1のスピンドル(115;215)は、前記駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチであって反対向きのねじ山を備えており、前記第1のスピンドル(115;215)上の前記駆動機構の中央の両側に第1のフライトナット(110)と第2のフライトナット(111)とが配置されており、前記第1および第2のフライトナット(110,111)は、それぞれ前記第1の押し引きロッド(103)および前記第2の押し引きロッド(105)に結合されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のタイヤ組立ドラム。
  10. 前記第1の押し引きロッド(103)は、軸方向に調整可能なように前記第1のフライトナット(110)に結合されている、請求項9に記載のタイヤ組立ドラム。
  11. 前記駆動機構(9,10)は第2のスピンドル(113)を備えており、前記第2のスピンドル(113)は、前記駆動機構の中央の両側に、等しい大きさのピッチであって反対向きのねじ山を備えており、前記第2のスピンドル(113)上の前記駆動機構の中央の両側に第3のフライトナット(109)および第4のフライトナット(112)が配置されており、前記第3および第4のフライトナット(109,112)は、それぞれ第3の押し引きロッド(101)および第4の押し引きロッド(107)に結合されている、請求項2に従属する請求項9または10に記載のタイヤ組立ドラム。
  12. 前記第3の押し引きロッド(101)は、軸方向に調整可能なように、前記第3のフライトナット(109)に結合されている、請求項11に記載のタイヤ組立ドラム。
  13. 前記第1のスピンドル(115)および前記第2のスピンドル(113)は、それら自身の駆動手段によってそれぞれ駆動可能であり、前記駆動手段がサーボモータ(116,114)または液圧駆動手段を含む、請求項11または12に記載のタイヤ組立ドラム。
  14. 前記第1のスピンドル(115;215)と前記第2のスピンドル(113;213)とが、前記ドラムシャフト(1;21)の中心線(h)の両側に配置されている、請求項11,12または13に記載のタイヤ組立ドラム。
  15. 前記ドラムシャフト(1;21)は、前記第1の押し引きロッド(103;203)を前記第1の半ドラム(2;22)の前記折畳み式アームユニット(14;34)に接続する第1の接続部(104;204)を収容する第1のドラムシャフトスロットを備えており、前記ドラムシャフト(1;21)は、前記第2の押し引きロッド(105;205)を前記第2の半ドラム(3;23)の前記折畳み式アームユニット(14;34)に接続する第2の接続部(106;206)を収容する第2のドラムシャフトスロットを備えている、請求項1から14のいずれか1項に記載のタイヤ組立ドラム。
  16. 前記第1のドラムシャフトスロットは、前記第3の押し引きロッド(101)を前記第1の半ドラム(2)に接続する第3の接続部(102)を収容するようになっており、前記第2のドラムシャフトスロットは、前記第4の押し引きロッド(107)を前記第2の半ドラム(3)に接続する第4の接続部(108)を収容するようになっている、請求項2に従属する請求項15に記載のタイヤ組立ドラム。
  17. 前記ドラムシャフト(1;21)は第1および第2のドラムシャフト部分を備えており、前記第1のドラムシャフト部分が前記軸受装置(6;26)内に回転可能に配置されている前記第1の外端を備えており、前記第1の外端から離れる方向へ延びている前記第1のドラムシャフト部分の第2の外端は、軸方向に、かつ分離可能に、前記第1のドラムシャフト部分を前記第2のドラムシャフト部分に結合する結合部材(15;35)を備えている、請求項4に記載または請求項4に従属する請求項5から16のいずれか1項に記載のタイヤ組立ドラム。
  18. 前記結合部材(15;35)がねじ込み継手またはフランジ継手を含む、請求項17に記載のタイヤ組立ドラム。
  19. ゴムタイヤ構成部品を使用して非加硫タイヤを組み立てるための請求項1から18のいずれか1項に記載のタイヤ組立ドラムの使用であって、
    前記タイヤの組み立て中に、少なくとも前記第1の押し引きロッド(103;203)および前記第2の押し引きロッド(105;205)を移動させることによって前記半ドラム(2,3;22,23)の前記折畳み式アーム(14;34)立ち上げ、前記第1および第2の押し引きロッドの前記移動が前記主ハウジング(4;24)内に配置されている駆動機構(10;30)によって駆動される、タイヤ組立ドラムの使用。
  20. 前記タイヤの組み立て中に、少なくとも前記第3の押し引きロッド(101)および前記第4の押し引きロッド(107)を移動させることによって前記2つの半ドラム(2,3)を移動させ、前記第3および第4の押し引きロッドの前記移動が前記主ハウジング(4)内に配置されている駆動機構(10)によって駆動される、請求項2に従属する請求項19に記載の使用。
  21. 前記折畳み式アーム(14)を立ち上げることなく前記半ドラム(2,3)をシフトさせるために、一方では、前記第1の押し引きロッドと前記第3の押し引きロッドとを一緒に駆動し、他方では、前記第2の押し引きロッドと第4の押し引きロッドとを一緒に駆動する、請求項2に記載の使用。
  22. 前記折畳み式アームを立ち上げるために、一方では、前記第1の押し引きロッドを前記第3の押し引きロッドに対して移動させ、他方では、前記第2の押し引きロッドを前記第4の押し引きロッドに対して移動させる、請求項2または2に記載の使用。
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