JP4965484B2 - メッシュ間仕切りにおけるメッシュの取付構造 - Google Patents

メッシュ間仕切りにおけるメッシュの取付構造 Download PDF

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本発明は、メッシュ間仕切りにおけるメッシュの取付構造に関するものである。
室内空間を区画する間仕切り装置の一つとして、区画された内部の状況を外部から可視化できるようなメッシュ間仕切り装置がある。メッシュ間仕切り装置は、好適には、大型コンピュータが設置されたコンピュータルームの間仕切りとして用いられている。
メッシュ間仕切り装置及びメッシュパネルが特許文献1に記載されている。特許文献1において、両側桟と上下桟から成る枠体にメッシュを取付けたメッシュパネルは、各桟の内片には穴を貫通して設け、メッシュを構成する各線材の先端部を上記穴に挿通すると共に、上記桟の穴に挿通した先端部を裏側にて溶接することで形成されている。
しかしながら、メッシュの線材を枠体に溶接するものでは、溶接作業に手間を要するのみならず、メッシュが破損したり変形したりした場合には、メッシュ単体ではなくメッシュパネル全体を交換する必要があった。
特開2003−64811号
本発明は、枠体へのメッシュの取り付けの作業性を向上させると共に、メッシュ単体の交換を可能とするメッシュの取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、メッシュ間仕切りにおけるメッシュの取付構造において、メッシュは、複数の線材から網目状に形成され、周縁が線材からなる縁付きメッシュであり、メッシュが取り付けられる枠体の内側面は、第1見込面と第1立ち上がり部とを備えており、前記枠体の内側面には、第2見込面と第2立ち上がり部とを備えた固定部材が、第1立ち上がり部と第2立ち上がり部との間にメッシュの周縁領域を挟んだ状態で、第2見込面と第1見込面に締結部材で止着することで、着脱自在に固定されており、前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部には、いずれか一方に係止受孔が、他方にメッシュの面方向に対して垂直状に延出する係止突片が設けてあり、前記係止突片の幅寸法は、メッシュの網目よりも小さい寸法を備えており、前記係止突片が、メッシュの周縁領域の網目を挿通して前記係止受孔に差し込まれていること、を特徴としている。典型的な態様では、メッシュは、経緯方向に延出する複数の線材から網目状に形成されているが、線材の延出方向は経緯方向に限定されるものではなく、例えば、傾斜方向の延出や湾曲状に延出するものでもよい。前記締結部材は、典型的な態様では螺子であるが、ブラインドリベット等の取り外し可能な他の締結部材でもよい。また、後述する実施形態では、前記係止受孔の幅寸法も、メッシュの網目よりも小さい寸法を備えている。
後述する実施形態では、メッシュが取り付けられる枠体の内側面は、第1見込面と第1立ち上がり部とからなり、第1立ち上がり部には、長さ方向に間隔を存して複数の係止受孔が形成されている。前記固定部材は、第2見込面と第2立ち上がり部とからなり、第2立ち上がり部には、長さ方向に間隔を存して複数の係止突片がメッシュの面方向に対して垂直状に形成されている。これとは逆に、第1立ち上がり部に、長さ方向に間隔を存して複数の係止突片をメッシュの面方向に対して垂直状に形成し、第2立ち上がり部に、長さ方向に間隔を存して複数の係止受孔が形成してもよい。
枠体の内側面を形成する第1見込面及び第1立ち上がり部は、枠体と一体形成されてもよいが、後述する実施形態では、第1見込面と第1立ち上がり部とからなる別部材を、例えば螺子を用いて、枠体の見込面に固定している。別部材を用いて第1見込面及び第1立ち上がり部を形成することで、枠本体の形状にかかわらずに、メッシュを取り付けることができる。
本発明では、メッシュの周縁領域が、第1立ち上がり部と第2立ち上がり部との間に挟持された状態で、係止突片が、メッシュ周縁領域の網目を挿通して係止受孔に差し込まれているので、係止突片が縁の線材に係止するフックとして機能することで、メッシュの線材を溶接することなく、メッシュ周縁領域の抜けを防止している。
枠体へのメッシュの取り付けに溶接が不要なので、メッシュ取付作業の作業性が向上し、また、製作工程が少なくなることから製品のコスト低下をもたらす。
枠体へのメッシュの取り付けは、螺子を用いた固定部材の取り付け、係止突片と係止受孔の係止のみなので、メッシュ単体の交換を容易に行うことができる。
図1は、メッシュ間仕切り装置の正面図であって、左図が外部側から見た正面図、右図が内部側から見た正面図である。図1に示すように、メッシュ間仕切り装置は、枠体1と、枠体1内に張設されたメッシュ2と、から構成されている。図示の例では、上下に寸法・形状が異なる2つの枠体1,1が形成されており、それぞれの枠体1,1内にメッシュ2,2が張設されている。
枠体1は、上下の横枠3,3と、左右の縦枠4,4とから四周状に形成されている。枠体1は室内の所定部位を区画するように設置される。例えば、縦枠4の上端は天井面に、下端は床面に固定され、横枠の端部は壁面に固定される。図示の態様では、上側の枠体1の下枠と下側の枠体1の上枠が同じ横枠3から兼用されており、また、縦枠4も兼用となっている。
図2に示すように、メッシュ2は、経緯方向に延出する複数の線材から網目状に形成され、周縁が線材からなる方形状の縁付きメッシュである。より具体的には、メッシュ2は、縦方向に所定間隔を存して平行状に延出する複数の縦線材20と、横方向に所定間隔を存して平行状に延出する複数の横線材21と、からなり、かつ、メッシュ2の四周縁は、縦線材20A、横線材21Aから形成されている。
横枠3は、メッシュ2の幅方向に延出する長尺材であって、図4A、図5、図6に示すように、外側見付面30と、内側見付面31と、見込面32と、から断面視略コ字形状に形成されている。見込面32には、後述する螺子8の逃げを確保する凹部320が形成されている。
縦枠4は、メッシュ2の高さ方向に延出する長尺材であって、図3Aに示すように、外側見付面40と、内側見付面41と、見込面42と、から断面視略コ字形状に形成されている。見込面42には、後述する螺子8の逃げを確保する凹部420が形成されている。
四周状の枠体1を構成する横枠3、縦枠4は、それぞれ、内側面において、第1部材5、第2部材6、を備えている。第1部材5、第2部材6は、共に、横枠3,縦枠4の長さ方向に延出する長尺材である。
第1部材5は、横枠3の見込面32、縦枠4の見込面42に、それぞれ螺子7を用いて固定されている。第2部材6は、横枠3ないし縦枠4に固定されている第1部材5に対して螺子8を用いて着脱可能に固定されている。
第1部材5は、横枠3の見込面32、あるいは、縦枠4の見込面42に沿って延出する見込面50と、見込面50に対して垂直状にメッシュ2の面方向に突出する凸部51を備えている。凸部51は、内側の立ち上がり面510、外側の立ち上がり面511、上面512を備えた中空部である。凸部51の立ち上がり面510は、メッシュ2の面方向に延出している。凸部51は、第1部材5の長さ方向(メッシュ2の幅方向ないし高さ方向)に延出しており、凸部51の立ち上がり面510には、長さ方向に間隔を存して複数のスリット(係止受孔)52が形成されている。第1部材5は、見込面50を横枠3の見込面32、あるいは、縦枠4の見込面42に重ね合わせて螺子7で見込面32,42に固定されている。
図示の態様では、枠体1とは別部材からなる第1部材5を示したが、第1部材5を、横枠3、縦枠4と一体的に形成してもよく、この場合には、第1部材5の見込面50が、横枠3の見込面32、縦枠4の見込面42を形成する。すなわち、横枠3の見込面32、縦枠4の見込面42に凸部51が突設されることになる。
第2部材6は、横枠3の見込面32、あるいは、縦枠4の見込面42に沿って延出する見込片60と、見込片60に対して垂直状に延出する立ち上がり片61とから断面視L形状に形成されており、さらに、立ち上がり片61には、長さ方向に間隔を存して、メッシュ2の面方向に対して垂直に突出する複数の係止突片62が形成されている。係止突片62間の間隔は、各係止突片62が各スリット52に対応するように、スリット52間の間隔に合わせてある。
スリット52、係止突片62の幅寸法は、メッシュ2の網目M(図5参照)の寸法、すなわち、線材20間の間隔W1(図1A参照)、線材21間の間隔W2(図1A参照)、よりも小さい寸法となっている。スリット52は、係止突片62の断面形状・寸法よりも大きい形状・寸法を備えており、係止突片62を受け入れることが可能となっている。一つの態様では、スリット52の幅寸法を係止突片62の幅寸法よりも余裕を持たせて大きく設定することで、取り付け時におけるメッシュ2の幅方向及び高さ方向のズレに対応することができる。例えば、スリット52の一部が一つの網目Mから少しずれて、線材20あるいは21に被った場合であっても、それが余裕の範囲内であれば、メッシュ2をずらすことなく、係止突片62をスリット52に差し込むことができる。
図5、図6に示すように、メッシュ2の周縁領域を、第1部材5の凸部51の立ち上がり面510にあてがった状態で、第2部材6の係止突片62を、メッシュ2の面部に対して垂直方向から、メッシュ2の周縁領域の網目Mを挿通させて、第1部材5のスリット52に差し込んで行き、第1部材5の凸部51の立ち上がり面510と、第2部材6の立ち上がり片61との間にメッシュ2の周縁領域を挟み込んだ状態で、重なり合った状態にある第2部材6の見込片60と第1部材5の見込面50を螺子8で固定する。図5、図6では、横枠(下枠)3に対するメッシュ2の周縁領域の取り付けを示したが、メッシュ2の取付構造は、横枠3、縦枠4共に同じである。横枠3及び縦枠4に対するメッシュ2の周縁領域の取り付けを図7に示す。図5、図6についての記載は、図7の説明に援用することができる。
本実施形態では、メッシュ2の周縁領域が、第1部材5の凸部51の立ち上がり面510と、第2部材6の立ち上がり片61との間に挟持された状態で、係止突片62が、メッシュ周縁領域の網目M(網目Mを形成する少なくとも一つの辺が縦線材20Aあるいは横線材21Aである)を挿通してスリット52に差し込まれているので、図6の状態、あるいは図7の右下図の状態において、メッシュ2が枠体1に対して面方向に移動した場合には、いずれかの縦線材20Aあるいは横線材21Aが係止突片62に接触して係止することになり、メッシュ2の周縁領域の抜けを防止している。また、メッシュ2は、枠体1に対して、線材20,20A,21,21Aが係止突片62に接触するまでの範囲で移動可能であるので、取付時の位置調節が可能である。また、メッシュ間仕切り装置を外側から見た場合には、凸部51によって、螺子7、8の頭部が隠蔽されると共に、係止突片62も凸部51の中空部で隠蔽されているので、凸部51の外側の立ち上がり面511が見えるのみであり、美観上も良好である。
本発明は、コンピュータ室等を区画する間仕切りとして用いることができる。
メッシュ間仕切り装置の正面図であって、左図が外部側から見た正面図、右図が内部側から見た正面図である。 図1右図の部分拡大図である。 図1におけるメッシュのみを示す図である。 メッシュ間仕切り装置の横断面図である。 図3の部分拡大図である。 メッシュ間仕切り装置の縦断面図である。 図4の部分拡大図である。 横枠に対するメッシュの周縁領域の取り付けを説明する図である。 横枠に対するメッシュの周縁領域の取り付けを説明する図である。 縦枠、横枠に対するメッシュの周縁領域の取り付けを説明する図である。
符号の説明
1 枠体
2 メッシュ
20 縦線材
20A 縁の縦線材
21 横線材
21A 縁の横線材
3 横枠
4 縦枠
5 第1部材
50 見込面
510 立ち上がり面
52 スリット
6 第2部材
60 見込片
61 立ち上がり片
62 係止突片

Claims (1)

  1. メッシュ間仕切りにおけるメッシュの取付構造において、
    メッシュは、複数の線材から網目状に形成され、周縁が線材からなる縁付きメッシュであり、
    メッシュが取り付けられる枠体の内側面は、第1見込面と第1立ち上がり部とを備えており、
    前記枠体の内側面には、第2見込面と第2立ち上がり部とを備えた固定部材が、第1立ち上がり部と第2立ち上がり部との間にメッシュの周縁領域を挟んだ状態で、第2見込面を第1見込面に締結部材で止着することで、着脱自在に固定されており、
    前記第1立ち上がり部と前記第2立ち上がり部には、いずれか一方に係止受孔が、他方にメッシュの面方向に対して垂直状に延出する係止突片が設けてあり、前記係止突片の幅寸法は、メッシュの網目よりも小さい寸法を備えており、前記係止突片が、メッシュの周縁領域の網目を挿通して前記係止受孔に差し込まれている、
    メッシュの取付構造。
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