JP4964419B2 - 硬質表面用洗浄剤組成物 - Google Patents
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(A)アルカリ剤
(B)下記式(1)で表される非イオン界面活性剤
R1−O−(AO)mH (1)
(式中、R1は炭素数5〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mは平均付加モル数を示す1以上5未満の数であり、m個のAOは同一でも異なっていても良い。)
(C)両性界面活性剤
本発明の(A)成分であるアルカリ剤としては、水溶性のアルカリ剤であればいずれのものも使用できる。アルカリ剤は、カルシウムや鉄などの脂肪酸塩のケン化などに有用である。アルカリ剤の具体例としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、オルソ珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウム、セスキ珪酸ナトリウム、一号珪酸ナトリウム、二号珪酸ナトリウム、三号珪酸ナトリウム等の珪酸塩、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等のリン酸塩、炭酸二ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸二カリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩、ホウ酸ナトリウム等のホウ酸塩等が挙げられる。2種以上のアルカリ剤を組み合わせて用いても良い。これらのアルカリ剤のうち好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、オルソ珪酸ナトリウム、メタ珪酸ナトリウムであり、より好ましくは水酸化ナトリウム、水酸化カリウムである。
本発明の(B)成分は、上記式(1)で表される非イオン界面活性剤である。式(1)において、R1は炭素数5〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、好ましくは炭素数5〜16、更に好ましくは炭素数5〜12、特に好ましくは炭素数6〜10の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。アルキル基としては例えば、ヘキシル基、オクチル基、2−エチルへキシル基、デシル基、sec−デシル基、ラウリル(ドデシル)基、sec−ラウリル基、ミリスチル基、セチル基、ステアリル基などが挙げられる。炭素数がこの範囲内では、低温(50℃以下)での洗浄性能に優れているが、泡立ちを抑制する観点から、分岐鎖が好ましく、2−エチルへキシル基が最も好ましい。
(式中、R1は前記と同じ意味を示し、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、x1及びy1はそれぞれEO,POの平均付加モル数を示し、x1は1以上5未満の数、y1は0以上4未満の数で、x1とy1との合計数は1以上5未満である。)
一般式(1−1)において、x1は、低温(50℃以下)で良好な洗浄性を得る観点から、1以上5未満の数であり、下限は好ましくは2以上、更に好ましくは3以上、上限は好ましくは4以下であり、y1は、洗浄性と抑泡性を両立させる観点から、0以上4未満の数であり、好ましくは0以上2未満の数である。また、x1とy1の合計数は、低温(50℃以下)での洗浄性と抑泡性を両立させる観点から、1以上5未満であり、下限は好ましくは2以上、更に好ましくは3以上、上限は好ましくは4以下である。x1とy1の合計数を1以上とすると、水との相溶性及び洗浄性が良好となる。x1とy1の合計数を5未満とすると、低温で洗浄する際、油汚れとのなじみが良くなり、洗浄性が良好となる。
本発明の(C)成分である両性界面活性剤としては、カルボン酸塩型両性界面活性剤、硫酸エステル塩型両性界面活性剤、スルホン酸塩型両性界面活性剤、リン酸エステル塩型両性界面活性剤、イミダゾリン系両性界面活性等が挙げられる。両性界面活性剤は、すすぎ時に、硬質表面上から汚れを剥離し、洗浄性を向上させていると考えられる。特に鋼板からの油汚れの除去に有用である。
本発明の硬質表面用洗浄剤組成物は、繰り返し洗浄性を向上させる観点から、(D)成分として、下記式(2)で表される非イオン界面活性剤を含有することが好ましい。
(式中、R2は炭素数5〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、x2及びx3はオキシエチレン基の平均付加モル数、y2はオキシプロピレン基の平均付加モル数を示し、x2は1以上、x3は0以上、y2は0以上であり、5≦x2+y2+x3≦20を満足する数である。また、(EO)x2、(PO)y2及び(EO)x3はこの順にブロック付加している。)
式(2)において、R2は好ましくは炭素数8〜16、更に好ましくは炭素数10〜14のアルキル基又はアルケニル基である。x2は、1以上、20以下であり、5〜16が好ましく、5〜12が更に好ましい。x3は、0以上、19以下であり、0〜10が好ましく、0〜8が更に好ましい。y2は0以上、19以下であるが、抑泡性の観点から1以上が好ましく、2〜13が更に好ましく、2〜8が特に好ましい。またx2+y2+x3は、繰り返し洗浄性を上げる観点から、5以上20以下であり、更に好ましくは8以上18以下であり、特に好ましくは10以上16以下である。x2+y2+x3の総和が5以上で、油の乳化力を高め、更に良好な繰り返し洗浄性を得ることができる。また、x2+y2+x3の総和が20以下で、50℃以下の低温で洗浄する際に式(1)で表される非イオン界面活性剤の油汚れへの浸透力を高め、更に良好な洗浄性を得ることができる。
本発明の硬質表面用洗浄剤組成物は、洗浄性を更に向上させる観点から、(E)成分として、キレート剤を含有することが好ましい。(E)成分のキレート剤としては、グリセリン酸、テトロン酸、ペントン酸、ヘキソン酸、ヘプトン酸等のアルドン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩、ニトリロ三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、エチレンジアミン二酢酸、テトラエチレンテトラミン六酢酸などのアミノカルボン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩、クエン酸、リンゴ酸などのオキシカルボン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩、アミノトリメチレンホスホン酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸等のホスホン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩やエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン塩が挙げられる。これらのキレート剤のうち好ましくは、グルコン酸、グルコヘプトン酸、エチレンジアミン四酢酸、クエン酸、リンゴ酸、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩であり、特に好ましくは、グルコン酸ナトリウム、グルコヘプトン酸ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ヒドロキシエチリデンジホスホン酸ナトリウムである。キレート剤は、2種以上組み合わせて用いることもでき、特にアミノカルボン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩とオキシカルボン酸類のアルカリ金属塩もしくは低級アミン塩とを用いることが低温での洗浄性の点から好ましい。
本発明の硬質表面用洗浄剤組成物には、洗浄性を向上させる目的で、洗浄剤組成物に一般的に使用されている、前記式(1)又は(2)で表される非イオン界面活性剤以外の非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤等を、COD及びコストの上昇を考慮した上で配合することも可能である。
R4COOM2 (4)
R5SO3M3 (5)
〔式中、R3、R4及びR5はそれぞれ炭素数3〜22の飽和もしくは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の脂肪族炭化水素基又は炭素数5〜18の芳香族炭化水素基を示し、Xは基−NH−、>N(CH2)bCOOM1又は、>CHCOOM1を示し、M1、M2及びM3はそれぞれ水素原子、アルカリ金属、炭素数1〜4の脂肪族アミン、アンモニア又はアルカノールアミンを示し、a及びbはそれぞれ1〜3の整数を示す。〕
一般式(3)で表される化合物としては、例えば、炭素数6〜18のアルケニルコハク酸及びその塩、又は下記式で表される化合物が挙げられる。
一般式(4)で表される化合物としては、例えば、カプロン酸、エナント酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、酪酸、吉草酸、イソ酪酸、2−エチルヘキサン酸及びその塩が挙げられる。一般式(5)で表される化合物としては、上記一般式(4)で表される脂肪酸のカルボキシル基をスルホン酸基に変更したものが挙げられる。
一般式(6)で表される水溶性高分子カルボン酸又はその塩の具体例としては、アクリル酸ホモポリマー、アクリル酸−マレイン酸共重合体、α−ヒドロキシアクリル酸ホモポリマー、C5オレフィン−マレイン酸共重合体、イソブチレン−マレイン酸共重合体等、及びこれらのアルカリ金属塩もしくはアミン塩等が挙げられる。好ましくはアクリル酸ホモポリマー、アクリル酸−マレイン酸共重合体である。具体的な製品名としては、花王(株)製ポイズ540、ポイズ530、ポイズ521、ポイズ520、日本パーオキサイド(株)製ペールプラック250、ぺールプラック1200、ペールプラック5000、日本ゼオン(株)製クインフロー540、クインフロー542、クインフロー543、クインフロー560、クインフロー640、クインフロー750、東亞合成(株)製アロンT−40(M)、(株)クラレ製イソバン06、イソバン04、イソバン600、(株)日本触媒製アクアリックDL100等が挙げられる。2種以上の水溶性高分子カルボン酸類を組み合わせて用いても良い。
本発明の硬質表面用洗浄剤組成物中、各成分の含有量は下記の範囲が好ましい。(A)成分のアルカリ剤の含有量は、洗浄性と経済性の観点から、0.3〜50重量%が好ましく、0.5〜45重量%が更に好ましい。(B)成分の非イオン界面活性剤の含有量は、洗浄性と経済性の観点から、0.01〜20重量%が好ましく、0.05〜10重量%が更に好ましい。(C)成分の両性界面活性剤の含有量は、すすぎ性、洗浄性、抑泡性及び経済性の観点から、0.001〜6重量%が好ましく、0.005〜6重量%が更に好ましく、0.01〜5重量%が特に好ましい。(D)成分の非イオン界面活性剤の含有量は、洗浄性、抑泡性及び経済性の観点から、0.01〜20重量%が好ましく、0.05〜10重量%が更に好ましい。(E)成分のキレート剤は、洗浄性及び経済性の観点から、0.01〜20重量%が好ましく、0.05〜10重量%が更に好ましい。
・(A)成分
(A−1):水酸化ナトリウム
・(B)成分(括弧内は、平均付加モル数を示す。)
(B−1):ポリオキシエチレン(4モル)2−エチルヘキシルエーテル(式(1)において、R1=2−エチルヘキシル基、AO=オキシエチレン基、m=4の化合物、ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテルにエチレンオキサイドを平均2モル付加することにより製造した。)(日本乳化剤(株)製、「ニューコール1004」)
(B−2):ポリオキシエチレン(4モル)2−エチルヘキシルエーテル(式(1)において、R1=2−エチルヘキシル基、AO=オキシエチレン基、m=4の化合物、2−エチルヘキサノールにエチレンオキサイドを平均4モル付加することにより製造した。)(青木油脂(株)製、「ブラウノンEH-4」)
(B−3):ジエチレングリコールモノ2−エチルヘキシルエーテル(式(1)において、R1=2−エチルヘキシル基、AO=オキシエチレン基、m=2の化合物)(日本乳化剤(株)製、「2−エチルへキシルジグリコール」)
・(C)成分
(C−1):ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(花王(株) アンヒトール24B)
(C−2):2−ラウリル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン(花王(株) アンヒトール24Y)
・(D)成分
(D−1):ポリオキシエチレン(8モル)ポリオキシプロピレン(4モル)デシルエーテル(式(2)において、R2=デシル基、x2=8、y2=4、x3=0の化合物)
(D−2):ポリオキシエチレン(12モル)ポリオキシプロピレン(3モル)secC12-14アルキルエーテル(式(2)において、R2=secC12-14アルキル基、x2=12、y2=3、x3=0の化合物)
(D−3):ポリオキシエチレン(8モル)2−エチルヘキシルエーテル
・(E)成分
(E−1):グルコン酸ナトリウム
(E−2):エチレンジアミン四酢酸ナトリウム
・その他成分
(F−1):水溶性高分子カルボン酸(花王(株) ポイズ530)
(F−2):ナフタレンジカルボン酸Na(三菱ガズ化学(株) NDCA-NA)
<鋼板洗浄試験>
(1)被洗浄鋼板
被洗浄鋼板(No.1、No.2)は全て以下の手順で調製した。
冷間圧延した鋼板を25mm×50mmの大きさに切断し、n-ヘキサンで表面に付着している圧延油を除去する。そして予めISOT試験機で熱劣化させて粘度を100〜150 mm2/sに増加させたパーム油を下記の付着油分量となるように付着させて調製した。被洗浄鋼板の付着油分量は以下の通りである。
被洗浄鋼板No.2:付着油分量350mg/m2
(2)疑似劣化洗浄液の調製
圧延機に付着し堆積したスカムから油分を溶剤で抽出して得たスカム抽出油を洗浄剤組成物に添加し、十分撹拌して疑似劣化洗浄液を調製し、繰り返し洗浄性の評価に用いた。
攪拌した洗浄剤組成物(汚れ無し洗浄液:新液洗浄性)及び疑似劣化洗浄液(繰り返し洗浄性)中に、被洗浄鋼板No.1を5分間浸漬し、その後引き続きスプレーヘッドから10cmの位置で5秒間80℃リンスし、温風乾燥した。なお、試験洗浄液の温度は40℃であった。また擬似劣化洗浄液は、スカム抽出油を0.5%含有する。
洗浄剤組成物(汚れ無し洗浄液:新液洗浄性)及び疑似劣化洗浄液(繰り返し洗浄性)中に、それぞれ設置した縦100mm×横50mmの大きさの電極板1対(電極板間距離は20mm)から等距離かつ中心に被洗浄鋼板No.2を1秒浸漬し、その後電流密度10A/dm2で鋼板電位を負から正に一度切り替えて、それぞれ0.5秒ずつ電流を流し電解洗浄した。その後、5秒間80℃で浸漬リンスし、温風乾燥した。なお、試験洗浄液の温度は40℃であった。また擬似劣化洗浄液は、スカム抽出油を1.0%含有する。
汚れ無し洗浄液及び疑似劣化洗浄液について、それぞれ洗浄及びすすぎ後の鋼板付着油分量を鋼板付着油分量測定装置EMIA−111((株)堀場製作所製)を用い測定し、5枚の平均を測定値とし、下記基準で鋼板の洗浄性を評価した。尚、疑似劣化洗浄液を用いた評価は、繰り返し洗浄性を評価するために行った。即ち、繰り返し洗浄性評価は、鋼板表面に付着した油分が洗浄槽に蓄積した場合の洗浄性評価であるので、疑似劣化洗浄液を用いて行った。
・新液洗浄性
被洗浄鋼板No.1に関しては、測定後の残存付着油分量が30mg/m2未満であれば合格、30mg/m2以上であれば不合格である。また被洗浄鋼板No.2に関しては、測定後の残存付着油分量が40mg/m2未満であれば合格、40mg/m2以上であれば不合格である。
・繰り返し洗浄性
被洗浄鋼板No.1に関しては、測定後の残存付着油分量が50mg/m2未満であれば合格、50mg/m2以上であれば不合格である。また被洗浄鋼板No.2に関しては、測定後の残存付着油分量が80mg/m2未満であれば合格、80mg/m2以上であれば不合格である。
尚、新液洗浄性及び繰り返し洗浄性のいずれか一方が基準以下であれば不合格である。
抑泡性の評価は、以下のように行った。
1000mlメスシリンダーに洗浄剤組成物を300ml充填し、液温を40℃に保持した。その後、その洗浄剤組成物にガラスボールフィルターを通して窒素を0.45L/min流し、1分後の洗浄剤組成物と泡の高さを合わせた体積を抑泡性の評価とした。抑泡性の基準としては、上記体積が1000cc未満であれば○、1000cc以上であれば×である。
表1に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、被洗浄鋼板No.1を用い、洗浄試験1で鋼板洗浄性を評価した。また、抑泡性も評価した。結果を表1に示す。
表2に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、被洗浄鋼板No.2を用い、洗浄試験2で鋼板洗浄性を評価した。また、抑泡性も評価した。結果を表2に示す。
表3に示す組成の洗浄剤組成物を調製し、表3に示す倍率で希釈した。この希釈液について、被洗浄鋼板No.2を用い、洗浄試験2で鋼板洗浄性を評価した。また、抑泡性も評価した。結果を表3に示す。
Claims (4)
- 下記(A)、(B)及び(C)成分を含有し、
(C)成分の含有量が、(B)成分100重量部に対して1〜30重量部であり、
組成物中、(A)成分の含有量が0.3〜50重量%、(B)成分の含有量が0.01〜20重量%、(C)成分の含有量が0.001〜6重量%であり、
(A)成分と(B)成分と(C)成分との合計重量の内、(A)成分の割合が、50〜98重量%であり、(B)成分の割合が、1.5〜49.5重量%であり、(C)成分の割合が、0.02〜11.5重量%である、
硬質表面用洗浄剤組成物。
(A)アルカリ剤
(B)下記式(1)で表される非イオン界面活性剤
R1−O−(AO)mH (1)
(式中、R1は炭素数5〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基、mは平均付加モル数を示す1以上5未満の数であり、m個のAOは同一でも異なっていても良い。)
(C)カルボン酸塩型両性界面活性剤及びイミダゾリン系両性界面活性から選ばれる両性界面活性剤 - 更に、(D)下記式(2)で表される非イオン界面活性剤を含有する、請求項1記載の硬質表面用洗浄剤組成物。
R2−O−(EO)x2(PO)y2(EO)x3H (2)
(式中、R2は炭素数5〜20の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基、x2及びx3はオキシエチレン基の平均付加モル数、y2はオキシプロピレン基の平均付加モル数を示し、x2は1以上、x3は0以上、y2は0以上であり、5≦x2+y2+x3≦20を満足する数である。また、(EO)x2、(PO)y2及び(EO)x3はこの順にブロック付加している。) - 更に、(E)キレート剤を含有する、請求項1又は2記載の硬質表面用洗浄剤組成物。
- 請求項1〜3の何れか1項記載の硬質表面用洗浄剤組成物を0〜50℃で用いる硬質表面の洗浄方法。
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