JP2015166409A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】希釈前後で適度な粘度と透明外観を有する濃縮型の液体洗浄剤組成物の提供。【解決手段】(A)一般式(1)で表される化合物0.5〜5重量%、(B)陰イオン界面活性剤10〜40重量%、(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤から選択される少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%、(D)可溶化剤0.1〜15重量%と、を必須成分として含有する液体洗浄剤組成物。(RはC6〜18のアルキル基又はアルケニル基;A1O及びA2Oは各々同一又は異なって、C2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基;m及びnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数、独立して0〜5の数、m+nは1〜5の数)【選択図】なし

Description

本発明は、濃縮型の液体洗浄剤組成物に関する。
従来、食器、厨房器具、野菜、果物等を洗浄するために使用される食器用洗浄剤は、液体状のものが主流である。さらに、業務用の食器用洗剤を中心に、環境への負荷の観点から、高濃度洗剤を水で薄めて使用する濃縮型の液体洗浄剤組成物が求められている。
このように、従来の洗浄剤と比較して成分濃度が高く、使用時に希釈して用いられる洗浄剤組成物として、例えば特許文献1では、特定の非イオン界面活性剤2種とステアリン酸を含む洗浄剤組成物が開示されている。
特開2004−035576号公報
しかしながら、特許文献1に記載された濃縮型液体洗浄剤組成物では、水によって希釈した場合に粘度が急激に低下し、スポンジ等から流出しやすい。そのため、使用者は適切な洗浄力を確保するために規定量を上回る量の洗浄剤組成物を使用しがちであり、洗浄にかかるコストが増加することや、排水トラブル・水質汚染等の原因となることがあった。
そのため、このような濃縮型の液体洗浄剤組成物においては、希釈後に使用に適した粘度を有することが望ましい。また、製造時の作業性を考慮すると濃縮型の液体洗浄剤組成物自身の粘度が高すぎないことが望ましい。
さらに、液体洗浄剤組成物は、分離や白濁が生じない、透明外観を有することが望まれる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、製造時の作業性が良好な液体洗浄剤組成物であって、希釈前後で適度な粘度と透明外観を有する濃縮型の液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の液体洗浄剤組成物は、濃縮型の液体洗浄剤組成物であって、(A)一般式(1)で表される化合物0.5〜5重量%と、(B)陰イオン界面活性剤10〜40重量%と、(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群より選択される少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%と、(D)可溶化剤0.1〜15重量%とを必須成分として含有することを特徴とする。
Figure 2015166409
式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、AO及びAOはそれぞれ同一又は異なって、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基であり、m及びnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数であって、独立して0〜5の数であり、m+nは1〜5の数である。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分を0.5〜5重量%含有する。(A)成分の含有量が0.5重量%未満であると、希釈時に粘度が低くなりすぎたり、泡立ち性が低下する。また、5重量%を超えると、液体洗浄剤組成物が濁り、外観を損ねる。
なお、本明細書における各成分の濃度(重量%)は、特に断りがない限り液体洗浄剤組成物中における各成分の純分での濃度として定める。
本発明の液体洗浄剤組成物は、上記一般式(1)におけるRが炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、AO及びAOはそれぞれ同一又は異なって、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基であり、m及びnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数であって、独立して0〜5の数であり、m+nは1〜5の数である。このような条件を満たした場合、希釈前後において液体洗浄剤組成物の粘度を好適に保つことができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(B)成分を10〜40重量%含有する。(B)成分の含有量が10重量%未満であると、洗浄力や泡立ち性が低下する。また、40重量%を超えると、液体洗浄剤組成物が濁り、外観を損ねる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(C)成分を0.5〜10重量%含有する。(C)成分の含有量が0.5重量%未満であると、希釈時の粘度が低くなりすぎる。また、10重量%を超えると、液体洗浄剤組成物が濁り、外観を損ねる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(D)成分を0.1〜15重量%含有する。(D)成分の含有量が0.1重量%未満であると、他の成分が充分に溶解しないため、液体洗浄剤組成物が濁り、外観を損ねる。さらに、他の成分が充分に溶解していないため、希釈時の粘度低下、泡立ち性の低下などを引き起こす。また、15重量%を超えた場合であっても、他の成分を溶解させる能力は向上しないため、製造コストの観点から過剰な添加は好ましくない。
以上の条件を満たすことで、本発明の液体洗浄剤組成物は、製造時の作業性が良好で、かつ、希釈前後で適度な粘度と透明外観を有する濃縮型の液体洗浄剤組成物となる。そのため、保管時に成分が分離して性能が低下することや、白濁等によって美観を損ねることがなく、使用する際に洗浄剤がスポンジ等から流れ落ちにくくなり、スポンジ等に含まれる洗浄剤濃度を高く保つことができる。
なお、本発明の液体洗浄剤組成物は、希釈していない原液のまま洗浄剤として使用することもできる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、上記(B)陰イオン界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩からなる群より選択された少なくとも一種であることが好ましい。(B)成分が上記化合物であると、液体洗浄剤組成物の洗浄力をさらに向上させることができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、上記(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも一種が、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルベタイン、炭素数8〜18のアルキルベタイン及びアルキル(ポリ)グルコシドからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。(C)成分が上記化合物であると、泡立ち性及び泡保持性を向上させることができ、さらに、希釈時の粘度を向上させることができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、上記(D)可溶化剤が、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、クメンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、炭素数6〜10の直鎖脂肪族カルボン酸、炭素数6〜10の分岐脂肪族カルボン酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。(D)成分が上記化合物であると、希釈時の粘度を低下させづらく、さらに他成分の可溶化能力が高いため液体洗浄剤組成物の透明外観を維持しやすくなる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、pHが6〜8、粘度が50〜1000mPa・sであり、かつ、水で3倍に希釈した際の希釈液の粘度が50〜1000mPa・sであることが好ましい。pHが上記範囲であると、食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月28日、厚生省告示第370号)で定められるpHを満足することができる。また希釈前の粘度が上記範囲であると、製造時に取り扱いやすい。一方、希釈前後の粘度が上記範囲であると、原液又は希釈後の洗浄剤組成物を使用する際にスポンジ等から流れ落ちにくくなり、スポンジ等に含まれる洗浄剤濃度を高く保つことができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、製造時の作業性が良好であって、希釈前後で適度な粘度を有する濃縮型の液体洗浄剤組成物となる。
以下、本発明について具体的に説明する。しかしながら、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において適宜変更して適用することができる。
まず、本発明の液体洗浄剤組成物について説明する。
本発明の液体洗浄剤組成物は、濃縮型の液体洗浄剤組成物であって、(A)一般式(1)で表される化合物0.5〜5重量%と、(B)陰イオン界面活性剤10〜40重量%と、(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群より選択される少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%と、(D)可溶化剤0.1〜15重量%とを必須成分として含有することを特徴とする。
Figure 2015166409
式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、AO及びAOはそれぞれ同一又は異なって、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基であり、m及びnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数であって、独立して0〜5の数であり、m+nは1〜5の数である。
上記一般式(1)におけるRとしては、炭素数が6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、炭素数が6〜16のアルキル基又はアルケニル基であることが好ましく、炭素数7〜14のアルキル基又はアルケニル基であることがより好ましい。
また、上記一般式(1)におけるRとして、天然油脂由来のアルキル基、例えば、炭素数6〜18のヤシ油脂肪酸由来のアルキル基を用いてもよい。
炭素数6〜18のアルキル基としては、例えばn−ヘキシル基、s−ヘキシル基、t−ヘキシル基、イソヘキシル基、n−ヘプチル基、s−ヘプチル基、t−ヘプチル基、イソヘプチル基、n−オクチル基、s−オクチル基、t−オクチル基、イソオクチル基、n−ノニル基、s−ノニル基、t−ノニル基、イソノニル基、n−デシル基、s−デシル基、t−デシル基、イソデシル基、n−ウンデシル基、s−ウンデシル基、t−ウンデシル基、イソウンデシル基、n−ドデシル基、s−ドデシル基、t−ドデシル基、イソドデシル基、n−トリデシル基、s−トリデシル基、t−トリデシル基、イソトリデシル基、n−テトラデシル基、s−テトラデシル基、t−テトラデシル基、イソテトラデシル基、n−ペンタデシル基、s−ペンタデシル基、t−ペンタデシル基、イソペンタデシル基、n−ヘキサデシル基、s−ヘキサデシル基、t−ヘキサデシル基、イソヘキサデシル基、n−ヘプタデシル基、s−ヘプタデシル基、t−ヘプタデシル基、イソヘプタデシル基、n−オクタデシル基、s−オクタデシル基、t−オクタデシル基、イソオクタデシル基等が挙げられる。これらのうち、n−ヘキシル基、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基、n−ペンタデシル基、n−ヘキサデシル基が好ましく、n−ヘプチル基、n−オクチル基、n−ノニル基、n−デシル基、n−ウンデシル基、n−ドデシル基、n−トリデシル基、n−テトラデシル基がより好ましい。
炭素数6〜18のアルケニル基としては、例えば、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基、ヘプタデセニル基、オクタデセニル基等が挙げられる。これらのうち、ヘキセニル基、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基、ペンタデセニル基、ヘキサデセニル基が好ましく、ヘプテニル基、オクテニル基、ノネニル基、デセニル基、ウンデセニル基、ドデセニル基、トリデセニル基、テトラデセニル基がより好ましい。
炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基などが挙げられる。
(AO)m及び(AO)nはそれぞれ、オキシエチレン基のみの繰返しでもよく、オキシプロピレン基のみの繰返しでもよく、オキシブチレン基のみの繰返しでもよく、これらが混在していてもよい。これらの中でも、AO及びAOとしてはオキシエチレン基のみの繰返し及びオキシプロピレン基のみの繰返しが好ましく、オキシエチレン基のみの繰返しがより好ましい。
オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基が混在している場合、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基がランダム状に繰り返されていてもよく、ブロック状に繰り返されていてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物においては、上記一般式(1)におけるm及びnは独立して0〜5の数であり、0〜4であることが好ましく、0〜3であることがさらに好ましく、0〜2であることが特に好ましい。また、m及びnの合計は、1〜5の数であり、1〜4であることが好ましく、1〜3であることがさらに好ましい。
上記(A)成分は、本発明の液体洗浄剤組成物中に0.5〜5重量%含有される。(A)成分の含有量としては、0.5〜4重量%であることがより好ましく、1〜4重量%であることがさらに好ましい。
(A)成分が複数種類含まれる場合、上記含有量は、各(A)成分の含有量の合計として定める。
本発明の洗浄剤組成物は、(B)陰イオン界面活性剤を10〜40重量%含む。
上記(B)成分としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩からなる群より選択された少なくとも一種であることが好ましい。
特に、濃縮型の液体洗浄剤組成物の調製に適しているという観点から、アルキルベンゼンスルホン酸塩(ABS)、アルカンスルホン酸塩(SAS)、α−オレフィンスルホン酸塩(AOS)、アルキル硫酸塩(AS)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)、及び、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩(AES)からなる群より選択された少なくとも一種であることが好ましい。
塩としては、例えば、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属の塩、マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属の塩、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン類等を挙げることができる。これらの中では、アルカリ金属の塩が好ましく、経済性の点からナトリウム塩がより好ましい。
アルキルベンゼンスルホン酸塩(ABS)としては、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩(LAS)であることが好ましく、例えば、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸アンモニウム、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ジエタノールアミン、炭素数8〜18の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸モノエタノールアミン等が挙げられる。特に、炭素数12の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムであることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせてもよい。
α−スルホ脂肪酸エステル塩としては、脂肪酸残基の炭素数が8〜18であるα−スルホ脂肪酸エステル塩等が挙げられる。特に、脂肪酸残基の炭素数が16のα−スルホ脂肪酸エステル塩であることが好ましい。これらは、単特で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アルカンスルホン酸塩(SAS)としては、炭素数8〜18の2級アルカンスルホン酸ナトリウム、炭素数8〜18の2級アルカンスルホン酸カリウム等が挙げられる。特に、炭素数14〜16の2級アルカンスルホン酸ナトリウムであることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
α−オレフィンスルホン酸塩(AOS)としては、炭素数8〜18のα−オレフィンスルホン酸ナトリウム、炭素数8〜18のα−オレフィンスルホン酸カリウム等が挙げられる。特に、炭素数14のα−オレフィンスルホン酸ナトリウムであることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アルキル硫酸塩(AS)としては、炭素数8〜18のアルキル硫酸ナトリウム、炭素数8〜18のアルキル硫酸カリウム等が挙げられる。特に、ドデシル硫酸ナトリウムであることがより好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
アルキルスルホコハク酸塩としては、炭素数8〜18のアルキルスルホコハク酸ナトリウム、炭素数8〜18のポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸ナトリウム等が挙げられる。特に、ポリオキシエチレンスルホコハク酸ラウリル二ナトリウムであることがより好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩(AES)等が挙げられる。
特に、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシルエーテル硫酸ナトリウムであることがより好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアルケニルエーテルカルボン酸塩等が挙げられる。
特に、ポリオキシエチレンラウリルエーテルカルボン酸ナトリウム、ポリオキシエチレントリデシルエーテルカルボン酸ナトリウムであることがより好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記(B)成分を2種以上組み合わせて用いる場合の好ましい組み合わせとしては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)、α−オレフィンスルホン酸塩(AOS)及びアルカンスルホン酸塩(SAS)の組み合わせ、α−オレフィンスルホン酸塩(AOS)及びアルカンスルホン酸塩(SAS)の組み合わせ、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)及びアルカンスルホン酸塩(SAS)の組み合わせが挙げられる。これらの組み合わせの中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)、アルカンスルホン酸塩(SAS)及びαオレフィンスルホン酸塩(AOS)の組み合わせ、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩(AES)及びアルカンスルホン酸塩(SAS)の組み合わせがより好ましい。
上記(B)成分の含有量は、10〜40重量%であり、10〜35重量%であることが好ましく、15〜35重量%であることがさらに好ましい。
(B)成分が複数種類含まれる場合、上記含有量は、各(B)成分の含有量の合計として定める。
本発明の洗浄剤組成物は、(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種を合計で0.5〜10重量%含む。
(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも一種としては、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルベタイン、炭素数8〜18のアルキルベタイン及びアルキル(ポリ)グルコシドからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
なお、脂肪酸モノエタノールアミド及び脂肪酸ジエタノールアミド等の脂肪酸アルカノールアミドも両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤に含まれるが、脂肪酸モノエタノールアミドは、常温で固体であるために製造時の作業性が悪いという問題があり、また、脂肪酸ジエタノールアミドは、発がん性物質であるニトロソアミンを生成する可能性が懸念されている。そのため、上記(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤としては、脂肪酸アルカノールアミドを含まないことが好ましい。
なお、本明細書における非イオン界面活性剤は、(A)一般式(1)で表される化合物を含まない概念である。
上記(C)成分の含有量は合計で0.5〜10重量%であり、0.5〜8重量%であることが好ましく、1〜8重量%であることがより好ましい。
(C)成分が複数種類含まれる場合、上記含有量は、各(C)成分の含有量の合計として定める。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(D)可溶化剤0.1〜15重量%を含む。
上記(D)成分としては、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、クメンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、炭素数6〜10の直鎖脂肪族カルボン酸、炭素数6〜10の分岐脂肪族カルボン酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、安息香酸ナトリウムであることがより好ましい。
(D)成分が複数種類含まれる場合、上記含有量は、各(D)成分の含有量の合計として定める。
本発明の液体洗浄剤組成物には、所望のpHに調整するため、(E)成分としてpH調整剤が含まれていてもよい。
上記(E)成分としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム等の炭酸塩、オルソケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、オルソケイ酸カリウム、メタケイ酸カリウム等のケイ酸塩、リン酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、リン酸カリウム、リン酸水素カリウム等のリン酸塩等が挙げられる。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の液体洗浄剤組成物には、さらに、水が含まれていてもよい。
上記水としては、水道水、蒸留水、純水又はイオン交換水等が挙げられる。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、不純物の少なさ及び経済性の点からイオン交換水であることが好ましい。
上記水は、本発明の液体洗浄剤組成物において液体洗浄剤組成物を構成する各成分に由来する結晶水や水溶液の形で含まれる水と、その他の外から加えられる水との総和であり、組成物全体が100重量%となるようにバランス量が配合される。
本発明の液体洗浄剤組成物は、さらに有機溶剤を含んでいてもよい。
有機溶剤としては、1価アルコール類又は多価アルコール類を好適に用いることができ、例えば、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等が挙げられる。特に、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールであることが好ましい。これらは、単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
有機溶剤を含むと濃縮型の液体洗浄剤組成物の粘度が高くなり過ぎない範囲に抑えることが容易になり、製造時の作業性がより向上する。また、液体洗浄剤組成物の透明外観を維持しやすくなり、製造時、保管時に成分の分離が起こりにくくなる。
有機溶剤の含有量は1〜15重量%であることが好ましく、2〜10重量%であることがより好ましい。有機溶剤が複数種類含まれる場合、上記含有量は、各有機溶剤の含有量の合計として定める。
本発明の液体洗浄剤組成物は、pHが6〜8であることが好ましい。
pHが上記範囲であると、食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(昭和34年12月28日、厚生省告示第370号)で定められるpHを満足することができる。
なお、pHは、JIS Z 8802に記載の方法により測定することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は濃縮型の液体洗浄剤組成物であるが、希釈前の液体洗浄剤組成物の粘度(以下、原液の粘度ともいう)として、粘度が50〜1000mPa・sであることが好ましく、50〜650mPa・sであることがより好ましい。
原液の粘度が50〜1000mPa・sであると、液体洗浄剤組成物の粘度が適度な範囲となり、製造時の作業性が向上する。原液の粘度が50mPa・s未満であると、洗浄剤がスポンジ等から流れ落ち易くなる場合がある。また、原液の粘度が1000mPa・sを超えると、製造時の作業性に劣る場合がある。
なお、液体洗浄剤組成物の粘度の測定は、JIS Z 8803 に準拠し、E型粘度計を用いて行うことができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、水で3倍に希釈した際の希釈液の粘度が50〜1000mPa・sとなることが好ましい。希釈液の粘度が上記範囲内であると、使用の際に、希釈液がスポンジ等から流れ落ちにくくなり、スポンジ等に含まれる洗浄剤濃度を高く保つことができる。
希釈液の粘度が50mPa・s未満であると、希釈液がスポンジ等から流れ落ち易くなる場合がある。また、希釈液の粘度が1000mPa・sを超えると、プッシュボトル等の容器からの吐出に悪影響を与えることがある。
本発明の液体洗浄剤組成物には、さらに、キレート剤が含まれていてもよい。
キレート剤としては、特に限定されるものではないが、アミノカルボン酸系、リン酸系、ポリアクリル酸、アクリル酸・マレイン酸共重合体類及びエーテルカルボン酸塩等のものから選択される1又は2以上のものを使用することができる。
アミノカルボン酸系としては、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、トリエチレンテトラミン六酢酸(TTHA)、グルタミン酸二酢酸(GLDA)、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸(HIDA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、1,3−プロパンジアミン四酢酸(PDTA)、1,3−ジアミノ−2−ヒドロキシプロパン六酢酸(DPTA−OH)あるいはこれらの塩等が挙げられる。キレート剤が含まれる場合、配合量は0.1〜1.0重量%であることが好ましい。
そして、本発明の液体洗浄剤組成物には、任意成分として、香料、染料、防腐剤、金属腐食抑制剤、消泡剤、高分子化合物、又は、曇点向上剤等を含有していてもよい。
次に、本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法の一例について説明する。
本発明の液体洗浄剤組成物は、(A)成分、(B)成分、(C)成分及び(D)成分と、必要に応じて、(E)成分、水等の補助成分とを添加し、ミキサーを用いて攪拌することにより製造することができる。
本発明の液体洗浄剤組成物は、水で2〜5倍、より望ましくは2〜4倍に希釈することにより希釈液体洗浄剤を調製して使用することが好ましい。
次に、本発明の液体洗浄剤組成物を用いた洗浄方法の一例について説明する。
本発明の液体洗浄剤組成物を用いた被洗浄物の洗浄方法は、上記液体洗浄剤組成物を水で所定の倍率に希釈することで希釈液体洗浄剤とし、該希釈液体洗浄剤を用いて被洗浄物の洗浄を行うことを特徴とする。
被洗浄物は、特に限定されるものではなく、例えば、食器や調理器具等の台所用具、厨房用具、野菜、果物等が挙げられる。
また、洗浄方法も特に限定されるものではなく、被洗浄物に応じて、手洗い、漬け置き洗い等の方法を定めればよい。
以下、本発明をより具体的に説明する実施例を示す。なお、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
(実施例1〜7、比較例1〜7)
表1及び2に示す配合で、(A)〜(E)成分及び水を混合して液体洗浄剤組成物1000gを調製した。そして、液体洗浄剤組成物1000gのうち500gを、透明なプラスチックフィルム製のパウチに入れて保存し、パウチ内の液体を目視で確認して、液体が透明かどうかを確認した。結果を表1〜表2に示す。残りの500gは、後述する3倍希釈液の作製に用いた。
なお、表1〜表2における各成分の配合量は、各成分を含む溶液としての配合量ではなく、各成分の純分を示している。
表1〜表2における各成分の詳細は以下のとおりである。
(A−1):川研ファインケミカル(株)社製 フォーマイト2E8(Rが炭素数8のアルキル基であり、AO及びAOが共にオキシエチレン基であり、m+nが1.9)
(A−2):川研ファインケミカル(株)社製 ビスコファインE2C(Rが炭素数8〜18のヤシ油アルキル基であり、AO及びAOが共にオキシエチレン基であり、m+nが2.0)
(A’−1):一般式(1)中、Rが8〜18のヤシ油アルキル基であり、m+nが9である化合物
(B−1):花王(株)社製 エマール270J(ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム)
(B−2):第一工業製薬(株)社製 ハイテノール330T(ポリオキシエチレントリデシルエーテル硫酸ナトリウム)
(B−3):クラリアントジャパン(株)社製 Hostapur SAS 93(第2級アルカンスルホン酸ナトリウム)
(B−4):ライオン(株)社製 リポランLJ−441(α−オレフィンスルホン酸ナトリウム)
(B−5):テイカ(株)社製 テイカパワーL124(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸)
(C−1):クラリアントジャパン(株)社製 Genaminox AP(ラウリルアミドプロピルジメチルアミンオキシド)
(C−2):花王(株)社製 マイドール12(ラウリルグリコシド)
(C−3):松本油脂製薬(株)社製 マーポビスターMAP(ミリスチン酸アミドプロピルベタイン)
(D−1):(株)伏見製薬所製 安息香酸
(D−2):扶桑化学工業(株)社製 クエン酸
(E−1):東ソー(株)社製 水酸化ナトリウム水溶液49%
(E−2):ダウ・ケミカル日本(株)社製 トリエタノールアミン
(3倍希釈液の作製)
パウチに保存しなかった液体洗浄剤組成物500gを希釈用容器に量り取り、水1000gを投入して攪拌し、希釈液体洗浄剤(3倍希釈液)を得た。
Figure 2015166409
Figure 2015166409
(pH測定)
pHメーター((株)堀場製作所製、D−21型)を用いて、各液体洗浄剤組成物(原液、25℃)のpHを測定した。結果を表1〜表2に示した。
(粘度測定)
液体洗浄剤組成物の原液及び3倍希釈液について、粘度を測定した。粘度は、E型粘度計(東機産業(株)社製 VISCOMETER TV−22)を用いて、20℃において20rpmの回転を付与して測定した。結果を表1〜表2に示した。
(泡立ち性試験)
泡立ち性試験は、ロスマイルス法(JIS K3362に準拠)を用いて、各液体洗浄剤組成物(洗浄剤組成物を水で希釈して洗浄剤組成物濃度を0.50g/Lに調整した希釈液)について5分後の泡立ち性を評価することにより行った。結果を表1〜表2に示す。
なお、5分後の泡立ち性試験の結果が120mm以上の場合を○、120mm未満の場合を×として評価した。
(洗浄力試験)
以下の手順により洗浄力試験を実施した。
まず、洗浄対象の汚れとして、大豆白絞油:牛脂=1:1で混合した汚れを準備し、上記汚れ1mLを試験用皿に一面に塗り広げ、一晩室温で放置した。
上記希釈液体洗剤を4.5g含む洗浄液3Lを準備し、上記洗浄液を液温30℃として、上記試験用皿を充分に温めた後、洗浄液を含んだスポンジで汚れを拭き取った。
そして、スポンジに付着した汚れを洗浄液中で揉み出した。
この操作を繰り返し、試験用皿に付着した汚れがスポンジで綺麗に拭き取れなくなるまでの皿の枚数を数えて、洗浄力を評価した。結果を表1〜表2に示した。
なお、汚れが綺麗に拭き取れた皿の枚数が3枚以上の場合を○、2枚以下の場合を×として評価した。
表1及び表2の結果から、実施例1〜7に係る洗浄剤組成物は、外観及び洗浄力が良好で、希釈前後において良好な粘度を示すことがわかった。
これに対して、(A)成分が過剰な比較例1に係る洗浄剤組成物は、原液及び3倍希釈液が濁ってしまい、(A)成分が欠けている比較例2に係る洗浄剤組成物は、3倍希釈液の粘度が不足していた。
また、(A)成分のオキシアルキレン基の平均付加モル数の合計が5を超えている比較例3に係る洗浄剤組成物は、3倍希釈液の粘度が不足していた。
一方、(B)成分が過剰な比較例4に係る洗浄剤組成物は、原液が濁ってしまい、(B)成分が不足していた比較例5に係る洗浄剤組成物は、洗浄力及び起泡性が低かった。
さらに、(C)成分が過剰な比較例6に係る洗浄剤組成物は、原液が濁ってしまい、さらに起泡性も低く、(C)成分が欠けている比較例7に係る洗浄剤組成物は、洗浄力及び起泡性が低かった。
以上のことから、本発明に係る洗浄剤組成物は、充分な洗浄力及び起泡力を有し、希釈前後で適度な粘度を有することがわかった。

Claims (5)

  1. 濃縮型の液体洗浄剤組成物であって、
    (A)一般式(1)で表される化合物0.5〜5重量%と、
    (B)陰イオン界面活性剤10〜40重量%と、
    (C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群より選択される少なくとも一種を合計で0.5〜10重量%と、
    (D)可溶化剤0.1〜15重量%とを必須成分として含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。
    Figure 2015166409
    式中、Rは炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、AO及びAOはそれぞれ同一又は異なって、炭素数2〜4の直鎖又は分岐鎖を有するオキシアルキレン基であり、m及びnはアルキレンオキサイドの平均付加モル数であって、独立して0〜5の数であり、m+nは1〜5の数である。
  2. 前記(B)陰イオン界面活性剤が、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルカルボン酸塩及びポリオキシアルキレンアルケニルエーテルカルボン酸塩からなる群より選択された少なくとも一種である請求項1に記載の液体洗浄剤組成物。
  3. 前記(C)両性界面活性剤及び非イオン界面活性剤からなる群から選択される少なくとも一種が、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミンオキサイド、炭素数8〜18のアルキルアミドプロピルベタイン、炭素数8〜18のアルキルベタイン及びアルキル(ポリ)グルコシドからなる群から選択される少なくとも一種である請求項1又は2に記載の液体洗浄剤組成物。
  4. 前記(D)可溶化剤が、キシレンスルホン酸、トルエンスルホン酸、クメンスルホン酸、安息香酸、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸、炭素数6〜10の直鎖脂肪族カルボン酸、炭素数6〜10の分岐脂肪族カルボン酸及びこれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種である請求項1〜3のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
  5. pHが6〜8、
    粘度が50〜1000mPa・sであり、かつ、
    水で3倍に希釈した際の希釈液の粘度が50〜1000mPa・sである請求項1〜4のいずれかに記載の液体洗浄剤組成物。
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