JP4963337B2 - 建設機械の多連方向切換弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のアクチュエータへ圧油を供給する多連方向切換弁に関し、例えば、油圧ショベル等の複数のアクチュエータを備えたクローラ車両などの建設機械において、複数のアクチュエータ等の制御に用いられる建設機械の多連方向切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数の油圧アクチュエータを有したクローラ車両などの建設機械においては、例えば、走行クローラからはみ出さない範囲で旋回を行うような小旋回タイプのものが多く採用されるようになってきている。そのため、このような建設機械に設けられ、各アクチュエータに圧油を供給する多連方向切換弁の設置についても、省スペース化が求められている。
【0003】
建設機械の多連方向切換弁としては、例えば、図10に示すようなものが用いられている。これは、スプールが移動することで、各アクチュエータと圧力源またはタンクと接続して圧油の給排を行う方向切換弁(111〜119)を複数個有した多連方向切換弁110の平面図を示したものである。この複数の方向切換弁のうちのいくつかについては、パイロット操作式の方向切換弁(113、115、118、119)となっており、その側面において図示しないリモコン弁と油圧配管を介して接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10において、例えば(a)または(b)の点線部で示すように、パイロット操作式方向切換弁以外の方向切換弁の側方に多くのデッドスペースを含んだ空間を形成してしまうことになる。そのため、多連方向切換弁の設置に対する省スペース化要求の観点からみて望ましくないものであるが、複数の配管を接続するという構成上やむを得ないものでもあった。
また、このような油圧配管の接続形態によると、複数の油圧配管が平面的に拡大して配設されることになってしまい、結果として油圧配管の周辺部についても、同じく無駄なデッドスペースを形成されてしまいやすく、建設機械内部におけるスペース設計上の自由度を損なうことにもつながっている。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みることにより、複数のアクチュエータを備えた建設機械などにおいて、各アクチュエータに圧油を供給する多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明の建設機械の多連方向切換弁は、複数の方向切換弁が設けられる本体を有した建設機械の多連方向切換弁であって、前記各方向切換弁は、ポンプに通じて圧油が供給される供給通路と、前記供給通路と連通するスプール孔と、前記スプール孔に接続されるとともにタンクに連通するタンク通路と、前記スプール孔に接続されるとともにアクチュエータに連通するアクチュエータポートと、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールとを備えており、前記供給通路と前記アクチュエータポートとの間及び前記タンクと前記アクチュエータポートとの間は、前記スプールの移動に伴い接続若しくは遮断状態に切り換えられ、前記複数の方向切換弁の少なくとも一つが、リモコン弁からのパイロット圧により前記スプールを移動させるパイロット操作式の方向切換弁であり、前記リモコン弁と接続するパイロットポートの少なくとも一つが配設されるセクションを、前記パイロット操作式方向切換弁が形成されるセクションと異なるセクションに形成し、前記パイロットポートと前記パイロット操作式方向切換弁とをパイロット通路で連通したことを特徴とする。
【0007】
この構成によると、パイロット操作式方向切換弁が形成されるセクションと、リモコン弁と接続するパイロットポートの少なくとも一つが配設されるセクションとが、それぞれ異なるセクションとして形成されるため、本体におけるパイロット操作式方向切換弁の配設位置によらず、パイロットポートを設けることができる。したがって、パイロット油圧配管をデッドスペースを含む空間が低減するように接続することが可能になる。また、他のセクションの余剰スペースにパイロットポートを配設することも可能であり、本体の肥大化を防ぐこともできる。そして、パイロット油圧配管の接続位置を自由に設計できることで、建設機械内部におけるスペース設計上の自由度も高まるため、パイロット油圧配管周辺部に生じるデッドスペースを低減する油圧配管の配設構造を実現することができる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【0008】
第2の発明の建設機械の多連方向切換弁は、複数の方向切換弁が設けられる本体を有した建設機械の多連方向切換弁であって、前記各方向切換弁は、ポンプに通じて圧油が供給される供給通路と、前記供給通路と連通するスプール孔と、前記スプール孔に接続されるとともにタンクに連通するタンク通路と、前記スプール孔に接続されるとともにアクチュエータに連通するアクチュエータポートと、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールとを備えており、前記供給通路と前記アクチュエータポートとの間及び前記タンクと前記アクチュエータポートとの間は、前記スプールの移動に伴い接続若しくは遮断状態に切り換えられ、前記複数の方向切換弁の少なくとも少なくとも一つが、リモコン弁からのパイロット圧により前記スプールを移動させるパイロット操作式の方向切換弁であり、前記リモコン弁と接続するパイロットポートの一方を前記アクチュエータポートの近傍で同じ方向に開口するように形成したことを特徴とする。
【0009】
この構成によると、パイロットポートの一方が、アクチュエータポートと同じ方向に開口するため、アクチュエータ用油圧配管およびパイロット油圧配管の配設方向を揃えることができ、パイロット油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【0010】
第3の発明の建設機械の多連方向切換弁は複数の方向切換弁が設けられる本体を有した建設機械の多連方向切換弁であって、前記各方向切換弁は、ポンプに通じて圧油が供給される供給通路と、前記供給通路と連通するスプール孔と、前記スプール孔に接続されるとともにタンクに連通するタンク通路と、前記スプール孔に接続されるとともにアクチュエータに連通するアクチュエータポートと、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールとを備えており、前記供給通路と前記アクチュエータポートとの間及び前記タンクと前記アクチュエータポートとの間は、前記スプールの移動に伴い接続若しくは遮断状態に切り換えられ、前記複数の方向切換弁の少なくとも一つが、リモコン弁からのパイロット圧により前記スプールを移動させるパイロット操作式の方向切換弁であり、前記リモコン弁と接続するパイロットポートの一方を他方のパイロットポートと同じ方向に開口するように形成したことを特徴とする。
【0011】
この構成によると、前記リモコン弁と接続するパイロットポートの一方を他方のパイロットポートと同じ方向に開口するため、パイロット操作式方向切換弁に設けられる2つのパイロットポートの配設方向を揃えることができ、パイロット油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係る実施例1〜4について、図面を参照しながら説明する。図1〜3は実施例1を、図4は実施例2を、図5及び図6は実施例3を、図7及び図8は実施例4をそれぞれ示したものである。以下、実施例毎に説明する。
【0013】
(実施例1)
図1は、実施例1に係る多連方向切換弁1を示す平面図であり、図2は、その油圧回路図を示すものであるが、例えば、図9に示すような複数の油圧アクチュエータと走行クローラを備えたミニショベル101などの建設機械において、複数のアクチュエータを制御するために用いられるものである。
【0014】
図1及び図2において、多連方向切換弁1の本体10は、隣接して順次配列され、各油圧アクチュエータに接続される複数の方向切換弁11〜19と、図示しないポンプに通じて圧油が供給される2つのセクション(第1セクション20、第2セクション21)とを有し、後述する連結棒(57、58)によって一体的に連結されている。なお、方向切換弁11には、図示しないリモコン弁と接続されるパイロットポート集合部22が一体の筐体に形成されている。
【0015】
方向切換弁11〜19は、図9に示すミニショベル101の各アクチュエータにそれぞれ接続されるアクチュエータポートA1〜9、B1〜9をそれぞれ有している。各方向切換弁に対応するアクチュエータの幾つかは図9にあらわれており、これを参照すると、方向切換弁11はドーザ23に連結したシリンダ24用であり、方向切換弁12はブームスイングアクチュエータ(図示せず)用、方向切換弁13は旋回アクチュエータ(図示せず)用、方向切換弁14は予備(サービス)であり使用されておらず、方向切換弁15はアーム25のアームシリンダ26用、方向切換弁16は左側走行モータ27用、方向切換弁17は右側走行モータ28用、方向切換弁18はブーム29のブームシリンダ30用、方向切換弁19はバケット31のバケットシリンダ32用である。
【0016】
図1、図2において、多連方向切換弁1の方向切換弁13、15、18、19については、操作レバーと連結したリモコン弁からのパイロット圧により作動するパイロット操作式方向切換弁となっている。
【0017】
また、第1セクション20は、ポンプポートP3とタンクポートT1を有して方向切換弁13と14の間に配設され、第2セクション21は、ポンプポートP1及びP2を有して方向切換弁16と17の間に配設されている。
【0018】
これらポンプポートP1、P2、P3は、それぞれ図示しないポンプと接続され、圧油を多連方向切換弁1に供給する供給口を構成するものであるが、図2に示すように、ポンプポートP1は方向切換弁17〜19に、ポンプポートP2は方向切換弁14〜16に、ポンプポートP3は方向切換弁11〜13に、それぞれ第1供給通路34、第2供給通路35、第3供給通路36を介して通じている。これらの各供給通路は、連設された方向切換弁を連通するように形成されている。そして、各方向切換弁に通じた供給通路は、それぞれ各方向切換弁に形成される内部通路を通してそれぞれのアクチュエータポートと連通している。この内部通路等の構造の詳細については、後述する。
【0019】
また、タンクポートT1は、各方向切換弁から各アクチュエータへと送られた後に再び方向切換弁へと戻った油を回収するために設けられる図示しないタンクと接続されるものである。なお、タンクポートT1と各方向切換弁とは、連設された方向切換弁を連通するように形成されるタンク通路40で接続されている。
【0020】
パイロットポート集合部22は、図1に示すように、リモコン弁からの油圧配管が接続される複数のパイロットポート33a〜f等を有しており、方向切換弁11と一体の筐体に配設され、多連方向切換弁1の端部に位置している。
これらのパイロットポートのうち33a〜dについては、アクチュエータポートA1〜9、B1〜9と同一方向に開口している。これにより、パイロットポートに接続する油圧配管を効率よく配設することが可能になる。
【0021】
そして、各パイロットポートは、図1及び図2に点線で示すパイロット通路48〜55により、前述したパイロット操作式方向切換弁13、15、18、19の両端部とそれぞれ接続され、各方向切換弁を作動させるためのパイロット圧を加えることが可能となっている(パイロット通路48〜55については、後述する)。すなわち、パイロット操作式方向切換弁13、15、18、19が形成されるセクションと、それらとパイロット通路で連通されるパイロットポート33a〜f等が配設されるセクションとが、それぞれ異なるセクションに形成されているため、本体10におけるパイロット操作式方向切換弁(13、15、18、19)の配設位置によらず、パイロットポート33a〜f等を設けることができ、パイロット油圧配管をデッドスペースを含む空間(図10に示す従来の多連方向切換弁の場合におけるような点線部(a)や(b)で示す空間)が生じないように接続することが可能になる。
【0022】
なお、パイロットポート集合部22が形成されるセクションは、多連方向切換弁1に示すように方向切換弁11に隣接するセクションに限られるものでない。
【0023】
ここで、各方向切換弁の内部構造について詳しく説明する。方向切換弁11〜19については、略同様な内部構造を有しており、その代表として、方向切換弁13について、図1〜3をもとに説明するが、本説明は、他の方向切換弁の内部構造についての説明を兼ねるものである。
【0024】
図3は、方向切換弁13の断面図(図1におけるC−C線矢視断面)を示したものである。この方向切換弁13は、複数の内部通路が形成されたセクション本体部37と、それらの内部通路を適宜接続または遮断を行うことが可能なスプール38とを有している。セクション本体部37に形成されている内部通路としては、ポンプポートP3に通じて圧油が供給される第3供給通路36の一部を構成する個別供給通路42と、個別供給通路42に連通路43及び44を介して連通し、スプール38が摺動自在に挿入されるスプール孔39と、スプール孔39の略中心に設けられるアンロード通路41と、スプール孔39に接続するとともにタンク通路40に連通する個別タンク通路40aと、油圧アクチュエータ(方向切換弁13においては旋回アクチュエータ)に連通し、スプール孔39にそれぞれ連通路45および46を介して接続されるアクチュエータポートA3及びB3と、を備えている。また、個別供給通路42と連通路43及び44の間には、それらの間の流路を接続または遮断状態に開閉可能なチェック弁47が設けられている。
【0025】
また、セクション本体部37の下部には、パイロット通路48〜55が形成されている。このうちパイロット通路48及び55については、それぞれスプール38の両端部に形成された油圧室48b及び55bに、連通路48a及び55aを通じて接続している。この構成により、パイロット圧を油圧室48bまたは55bに加えることで、スプール孔39の内部にてスプール38を両側に摺動するように移動させることができるようになっている。なお、油圧室48bにおいては、バネ56が設けられ、スプール38に一定の付勢力を与えることができるようになっており、両端部に油圧が加えられていない状態(タンク圧状態)では、図3のようにスプール38が中心に位置(中立位置)して、スプール孔39と、その他の内部通路40及び43〜46とを遮断状態としている。
【0026】
以上のセクション本体部37の構成により、リモコン弁からパイロット圧が加えられてスプール38が移動することで、個別供給通路42と連通路45または46(アクチュエータポートA3、B3への連通路)とが、もしくは連通路45または46と個別タンク通路40aとが、接続もしくは遮断状態に切り換えられるものである。
【0027】
ちなみに、図3において、スプール38が中立位置から右方向に移動させられると、アンロード通路41が遮断されるとともに連通路43と45が互いに連通し、且つ、連通路46と個別タンク通路40aも連通する。また、アンロード通路41の遮断によって個別供給通路42への油圧が上昇してチェック弁47を上方に押し開き、連通路43及び45を経てアクチュエータポートA3から圧油がアクチュエータへ送り出される(図示しないが、この場合は、例えば、旋回アクチュエータが右旋回となるように接続している)。アクチュエータを経由した油は、アクチュエータポートB3に戻り、連通路46を経て個別タンク通路40aからタンク通路40へと至り、図示しないタンクへと送られる。また、スプール38が、中立位置から図中左方向に移動させられると、個別供給通路42から供給される圧油がアクチュエータポートB3からアクチュエータへ送り出され(このときは、例えば、旋回アクチュエータを左旋回させる)、アクチュエータポートA3に戻り、タンクへと至ることになる。
【0028】
なお、説明は割愛するが、パイロット通路48及び55以外についても同様であり、パイロット通路49及び54は方向切換弁15に、パイロット通路50及び53は方向切換弁18に、パイロット通路51及び52は方向切換弁19に、それぞれ接続している。
【0029】
ここで、パイロット通路51及び52については、多連方向切換弁を一体的に連結する連結棒57及び58が挿入される連結孔を利用して形成されている。多連方向切換弁1の各方向切換弁は、各々のセクション本体部により構成されているが、これらの各セクション本体部は、上側に2本の連結棒59及び60と、下側に2本の連結棒57及び58とで連結されている(図3参照)。そして、各セクション本体部に設けられて連結棒57及び58がそれぞれ挿入される連結孔の内周と連結棒57および58の外周との間に空間が形成されるような寸法構成とすることで、この空間によってパイロット通路51及び52を構成するものである。これにより、パイロット通路の製作工数を削減することも可能になる。
なお、パイロット通路51及び52については、必ずしも連結棒57及び58の配設構成を利用して形成されるものでなくてもよく、連結棒59及び60がそれぞれ挿入される連結孔の内周と連結棒59及び60の外周との間に空間を形成することで構成するものであってもよい。
【0030】
また、パイロット操作式方向切換弁以外の方向切換弁については、パイロット圧ではなく、操作レバーからの操作によりスプールの移動が行われるが、それ以外の構造については、ほぼ同様であるため、説明を割愛する。
【0031】
以上説明した構成を有することにより、実施例1に係る多連方向切換弁1は、本体におけるパイロット操作式方向切換弁の配設位置によらず、パイロットポートを設けることができる。したがって、パイロット油圧配管をデッドスペースを含む空間が生じないように接続することが可能になる。そして、パイロット油圧配管の接続位置を自由に設計することも可能となり、建設機械内部におけるスペース設計上の自由度も高まるため、パイロット油圧配管周辺部に生じるデッドスペースを低減できる油圧配管の配設構造を実現することができる。
【0032】
以下、本発明に係る実施例2〜4について順次説明するが、実施例1の説明と重複するところについては、適宜割愛しながら説明を行う。なお、実施例1の場合と同様の構成要素については、同じ番号を付している。
【0033】
(実施例2)
図4に、実施例2に係る多連方向切換弁2の平面図を示す。本実施例に示す多連方向切換弁2は、方向切換弁11〜19、第1セクション20、第2セクション21の配設構成については、多連方向切換弁1及び2の場合と同様である。しかし、パイロットポート集合部22が形成されておらず、各パイロットポートは、個別に形成されている。
【0034】
パイロット操作式方向切換弁13、18、19については、図10に示す従来の多連方向切換弁110と同様に側方でパイロット油圧配管と接続しており、パイロット操作式方向切換弁15についても、一方のパイロット油圧配管61は、パイロット操作式方向切換弁15の側方にて接続している。しかし、パイロット操作式方向切換弁15の他方のパイロット油圧配管(図示せず)は、パイロット操作式方向切換弁15が形成されるセクションとは異なる他のセクションである方向切換弁14に配設されるパイロットポート62で接続している。そして、パイロットポート62とパイロット操作式方向切換弁15の他方のパイロット圧操作端(一方のパイロット油圧配管61が接続する操作端とは反対側)とは、パイロット通路63で連通されている。
【0035】
このパイロットポート62及びパイロット通路63の構成によって、図4に示すように、デッドスペースを削減し、有効的な空間(b')を形成することができる。すなわち、図10に示す従来の多連方向切換弁110のパイロット操作式方向切換弁115に接続した油圧配管64のように、他のパイロット操作式方向切換弁113の油圧配管65を迂回する必要が生じてしまい、デッドスペースを含む空間(b)を形成してしまうことを防止できる。
【0036】
したがって、実施例2に係る多連方向切換弁2によると、パイロット操作式方向切換弁が形成されるセクションと、リモコン弁と接続するパイロットポートの少なくとも一つが配設されるセクションとが、それぞれ異なるセクションとして形成されるため、本体におけるパイロット操作式方向切換弁の配設位置によらず、パイロットポートを設けることができる。よって、パイロット油圧配管をデッドスペースを含む空間が生じないように接続することが可能になる。また、他のセクション(多連方向切換弁2においては、方向切換弁14)の余剰スペースにパイロットポートを配設することも可能であり、本体の肥大化を防ぐこともできる。そして、パイロット油圧配管の接続位置を自由に設計できることで、建設機械内部におけるスペース設計上の自由度も高まるため、パイロット油圧配管周辺部に生じるデッドスペースを低減できる油圧配管の配設構造を実現することができる。
【0037】
また、方向切換弁14は、走行用であって、他の方向切換弁11,12,15,18,19のようにリリーフ弁を設ける必要がなく、この方向切換弁14のセクションにパイロットポート62を設けても他の方向切換弁よりも小さく形成できる。よって、パイロットポート62を方向切換弁14のセクションに設けても多連方向切換弁を肥大することがない。 さらに、アクチュエータポートB4と同一方向に開口するようにパイロットポート62を設けたので、アクチュエータポートB4周辺のデットスペースを有効に利用することができる。
なお、他のセクションに配設されるパイロットポートは、多連方向切換弁2に示すように1つであっても、また、任意の複数であってもよい。
【0038】
(実施例3)
次に、実施例3に係る多連方向切換弁3について説明する。図5に、多連方向切換弁3の平面図を示す。図5に示すように、多連方向切換弁3は、方向切換弁11〜19、第1セクション20、第2セクション21の配設構成については、多連方向切換弁1及び2の場合と同様である。しかし、パイロット油圧配管の接続形態、すなわち、パイロットポートの配設構成が異なる。
【0039】
多連方向切換弁3では、パイロット操作式方向切換弁15、18、19に接続するパイロット油圧配管は、従来の多連方向切換弁110(図10参照)と同様に、各パイロット操作式方向切換弁の側方にて接続している。しかし、パイロット操作式方向切換弁13については、一方のパイロット油圧配管66は、パイロット操作式方向切換弁13の側方にて接続する構成となっているが、他方の油圧配管(図示せず)は、アクチュエータポート13の近傍でこのアクチュエータポート13と同じ方向に開口するパイロットポート67で接続する構成となっている。
【0040】
図6に、パイロット操作式方向切換弁13の断面図であって、図5におけるD−D線矢視断面図を示すが、スプール38の両端が位置する部分には、油圧室68a、68bが設けられている。これらの油圧室68a、68bに対してパイロット圧油が給排されることで、スプール38が摺動し、実施例1で述べたのと同様に内部通路(43、44、45、46、40a等)を適宜接続及び遮断を行うものである。
【0041】
ここで、油圧室68aには、パイロットポート69が直接連通しており、このパイロットポート69がパイロット操作式方向切換弁13の側方に向けて開口し、油圧配管66と接続している。しかし、油圧室68bには、パイロット通路70が接続しており、これを通じてパイロットポート67が、アクチュエータポートA3、B3と同じ方向に開口するように形成されている。
【0042】
このようにパイロットポート67を配設することで、図5に示すように、デッドスペースを削減し、有効的な空間(a')を形成することができる。図10に示す従来の多連方向切換弁110のパイロット操作式方向切換弁113においては、パイロット油圧配管71が方向切換弁113の側方から接続しており、パイロット操作式方向切換弁115に油圧配管72を接続するためには、油圧配管71を迂回させる必要があった。このため、デッドスペースを含む空間(a)が生じていた。しかし、多連方向切換弁3では、デッドスペースを含まない空間(a')とすることができる。
【0043】
したがって、多連方向切換弁3は、パイロットポートの一方が、アクチュエータポートの近傍で同じ方向に開口するため、アクチュエータ用油圧配管およびパイロット油圧配管の配設方向を揃えることができ、パイロットポート油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。
【0044】
なお、アクチュエータポートと同じ方向に開口するパイロットポートは、多連方向切換弁3に示すように1つであっても、また、任意の複数であってもよい。
さらに、パイロットポート67は、パイロット操作式方向切換弁13の筐体に設けられているが、これらは別体でもよい。さらにまた、パイロットポート67は、異なるセクション例えば方向切換弁14のセクションに設けてもよい。
【0045】
(実施例4)
実施例4にかかる多連方向切換弁4の平面図を図7に示す。この多連方向切換弁4は、方向切換弁11〜19、第1セクション20、第2セクション21の配設構成については、他の実施例と同様である。しかし、パイロット油圧配管の接続形態、すなわち、パイロットポートの配設構成が異なる。
【0046】
多連方向切換弁4では、パイロット操作式方向切換弁15、18、19に接続するパイロット油圧配管は、従来の多連方向切換弁110(図10参照)と同様に、各パイロット操作式方向切換弁の両側方それぞれに接続している。しかし、パイロット操作式方向切換弁13については、一方のパイロット油圧配管66と、他方の油圧配管73とが、同じ方向に配向するように接続される構成となっている。
【0047】
図8に、パイロット操作式方向切換弁13の断面図であって、図7におけるE−E線矢視断面図を示すが、一方の油圧配管66は、パイロットポート69と接続しており、他方の油圧配管73は、パイロットポート69と同じ方向に開口するパイロットポート74と接続している。
【0048】
スプール38の両端が位置する部分には、油圧室68a、68bが設けられているが、油圧室68aには、パイロットポート69が直接連通しており、油圧室68bには、パイロット通路75(図8の断面図に現れない部分は点線で示す)を介してパイロットポート74が連通している。
【0049】
このようにパイロットポート69、74を同じ方向に開口するように配設することで、図7に示すように、デッドスペースを削減し、有効的な空間(a')を形成することができる。図10に示す従来の多連方向切換弁110のパイロット操作式方向切換弁113においては、パイロット油圧配管65と71が、方向切換弁113のそれぞれ両側方から接続しており、パイロット操作式方向切換弁115に油圧配管72を接続するためには、油圧配管71を迂回させる必要があった。このため、デッドスペースを含む空間(a)が生じていた。しかし、多連方向切換弁3では、油圧配管66と73とが、同じ方向からパイロット操作式方向切換弁13に接続するため、デッドスペースを含まない空間(a')を形成することができる。
【0050】
したがって、多連方向切換弁4は、リモコン弁と接続するパイロットポート74の一方を他方のパイロットポート66と同じ方向に開口するため、パイロット操作式方向切換弁に設けられる2つのパイロットポートの配設方向を揃えることができ、パイロットポート油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。
【0051】
なお、2つのパイロットポート74、66が同じ方向に開口するパイロット操作式方向切換弁は、多連方向切換弁4に示すように1つであっても、また、任意の複数であってもよい。
また、パイロットポート74を異なるセクションに設けて、パイロットポート74、66が同じ方向に開口するように形成してもよい。
【0052】
以上説明したいずれの実施例に係る多連方向切換弁においても、複数のアクチュエータを備えた建設機械などにおいて、各アクチュエータに圧油を供給する多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することが可能になる。
【0053】
なお、実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように変更して実施してもよい。
【0054】
(1)本実施形態においては、いずれの実施例についても、方向切換弁を9個配設されているものを例示しているが、このとおりでなくてもよく、いくつの方向切換弁を有するものであっても本発明を適用し得る。また、パイロット操作式方向切換弁の配設個数についても、本実施形態例のとおりでなく、いくつであっても本発明が適用できるものである。
【0055】
(2)いずれの実施例においても、同様の各油圧アクチュエータに同一の順序で接続される配設構成で説明しているが、必ずしもこのとおりでなくても本発明を適用し得る。すなわち、各油圧アクチュエータの種類及び数が、本実施形態例に示すものと異なる場合や、本実施形態例に示していないものを含む場合、また配設順序が異なる場合などであっても、本実施形態の説明から明らかなように、本発明を適用し得るものである。
【0056】
(3)いずれの実施例においても、方向切換弁毎に1つの筐体として形成される例を示しているが、必ずしもこのとおりでなくても本発明を適用し得る。すなわち、複数の方向切換弁が1つの筐体に形成されるものであっても、また、本体10自体が1つの筐体に形成されるものであってもよい。
【0057】
(4)本実施形態においては、リモコン弁は、操作レバーに連結された油圧式リモコン弁を示したが、これは、ジョイスティックと電磁比例弁で構成されるものであってもよい。
【0058】
【発明の効果】
第1の発明によると、パイロット操作式方向切換弁が形成されるセクションと、リモコン弁と接続するパイロットポートの少なくとも一つが配設されるセクションとが、それぞれ異なるセクションとして形成されるため、本体におけるパイロット操作式方向切換弁の配設位置によらず、パイロットポートを設けることができる。したがって、パイロット油圧配管をデッドスペースを含む空間が生じないように接続することが可能になる。また、他のセクションの余剰スペースにパイロットポートを配設することも可能であり、本体の肥大化を防ぐこともできる。そして、パイロット油圧配管の接続位置を自由に設計できることで、建設機械内部におけるスペース設計上の自由度も高まるため、パイロット油圧配管周辺部に生じるデッドスペースを低減できる油圧配管の配設構造を実現することができる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【0059】
第2の発明によると、パイロットポートの一方が、アクチュエータポートと同じ方向に開口するため、アクチュエータ用油圧配管およびパイロット油圧配管の配設方向を揃えることができ、パイロット油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【0060】
第3の発明によると、前記リモコン弁と接続するパイロットポートの一方を他方のパイロットポートと同じ方向に開口するため、パイロット操作式方向切換弁に設けられる2つのパイロットポートの配設方向を揃えることができ、パイロット油圧配管接続部分の周囲に生じるデッドスペースを低減できる。したがって、多連方向切換弁の設置に関して、大幅な省スペース化を達成し、建設機械の小型化に寄与する建設機械の多連方向切換弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る多連方向切換弁を示す平面図である。
【図2】図1に示す多連方向切換弁の油圧回路図である。
【図3】図1におけるC−C線矢視断面図である。
【図4】本発明の実施例2に係る多連方向切換弁を示す平面図である。
【図5】本発明の実施例3に係る多連方向切換弁を示す平面図である。
【図6】図5におけるD−D線矢視断面図である。
【図7】本発明の実施例4に係る多連方向切換弁を示す平面図である。
【図8】図7におけるE−E線矢視断面図である。
【図9】本発明に係る多連方向切換弁が適用可能な建設機械を示す概略図である。
【図10】従来の技術における多連方向切換弁を示す平面図である。
【符号の説明】
1〜4 多連方向切換弁
11〜19 方向切換弁
22 パイロットポート集合部
33a〜f パイロットポート
34 第1供給通路
35 第2供給通路
36 第3供給通路
37 セクション本体部
38 スプール
39 スプール孔
40 タンク通路
42 個別供給通路
48〜55 パイロット通路
Claims (2)
- 複数の方向切換弁が設けられるとともに当該複数の方向切換弁が配列される方向にセクションが順次配列された本体を有した建設機械の多連方向切換弁であって、
前記各方向切換弁は、ポンプに通じて圧油が供給される供給通路と、前記供給通路と連通するスプール孔と、前記スプール孔に接続されるとともにタンクに連通するタンク通路と、前記スプール孔に接続されるとともにアクチュエータに連通するアクチュエータポートと、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールとを備えており、前記供給通路と前記アクチュエータポートとの間及び前記タンクと前記アクチュエータポートとの間は、前記スプールの移動に伴い接続若しくは遮断状態に切り換えられ、
前記複数の方向切換弁の少なくとも一つが、リモコン弁からのパイロット圧により前記スプールを移動させるパイロット操作式の方向切換弁であり、
前記リモコン弁と接続する複数のパイロットポートが配設されるパイロットポート集合部を設け、当該パイロットポート集合部を備えるセクションを、前記パイロット操作式方向切換弁が形成されるセクションと異なるセクションに形成し、前記パイロットポートと前記パイロット操作式方向切換弁とをパイロット通路で連通したことを特徴とする建設機械の多連方向切換弁。 - 複数の方向切換弁が設けられる本体を有した建設機械の多連方向切換弁であって、
前記各方向切換弁は、ポンプに通じて圧油が供給される供給通路と、前記供給通路と連通するスプール孔と、前記スプール孔に接続されるとともにタンクに連通するタンク通路と、前記スプール孔に接続されるとともにアクチュエータに連通するアクチュエータポートと、前記スプール孔に摺動自在に挿入されたスプールとを備えており、前記供給通路と前記アクチュエータポートとの間及び前記タンクと前記アクチュエータポートとの間は、前記スプールの移動に伴い接続若しくは遮断状態に切り換えられ、
前記複数の方向切換弁の少なくとも一つが、リモコン弁からのパイロット圧により前記スプールを移動させるパイロット操作式の方向切換弁であり、
前記リモコン弁と接続するパイロットポートの一方を、他方のパイロットポートと同じ方向、かつ前記アクチュエータポートとは異なる方向に、当該他方のパイロットポートの近傍で開口するように形成し、
前記一方のパイロットポートは、前記スプールの一端が位置する部分に設けられた油圧室に直接連通することを特徴とする建設機械の多連方向切換弁。
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