JPH0579141U - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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JPH0579141U
JPH0579141U JP2815092U JP2815092U JPH0579141U JP H0579141 U JPH0579141 U JP H0579141U JP 2815092 U JP2815092 U JP 2815092U JP 2815092 U JP2815092 U JP 2815092U JP H0579141 U JPH0579141 U JP H0579141U
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JP
Japan
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spool
piston
valve
port
rod
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JP2815092U
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茂 山下
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプ−ルの位置を変化させて流体の流路、流
量等を切り換える弁本体と、該弁本体のスプ−ルをパイ
ロット圧で移動させる電磁操作部とを備えた切換弁にお
いて、スプ−ルとピストンとの接合部に、軸方向のガタ
が無く、かつ軸と直角方向には若干のフレキシビリテイ
を有するようにスプ−ルをピストンと接合する。 【構成】 スプ−ルの位置を変化させて流体の流路、流
量等を切り換える弁本体と、該弁本体のスプ−ルをパイ
ロット圧で移動させる操作部とを備えた切換弁におい
て、前記操作部として、パイロット圧が供給されるシリ
ンダ内に設けたピストンと、該ピストンに挿通され一端
部が前記スプ−ルに固着されたロッドとを設け、該ロッ
ドとピストンとを、軸方向には相対移動不能に、かつ軸
方向と直角方向には若干の相対移動が可能であるように
Oリングを介して取り付けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液圧機械、建設機械、産業車両、特殊車両等に用いられる切換弁に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スプ−ルの位置を変化させて流体の流路、流量等を切り換える弁本体と、該弁 本体のスプ−ルをパイロット圧で移動させる電磁操作部とを備えた切換弁が液圧 装置等に使用されている。図2は従来のこの種の切換弁の一例を示すもので、弁 本体42には液圧源に連通する高圧ポ−ト44、2個所の出口側ポ−ト45,4 6及びタンクポ−ト47が設けられ、これらのポ−トは、スプ−ル48が摺動す るボディ穴49内に開口している。
【0003】 スプ−ル48のランド部48aはこれらの開口部を閉塞するようになっており 、ランド部とランド部の間隔部に設けられている溝部48bが上記ポ−トの開口 部と開口部を互いに連通させるようになっている。例えば、スプ−ル48が右に 移動すると、高圧ポ−ト44と出口側ポ−ト45が連通するとともに、タンクポ −ト7と出口側ポ−ト46が連通するので、出口側ポ−ト45に高圧の液体が流 れ、出口側ポ−ト46の液体はタンクに排出される。逆にスプ−ル48が左に移 動すると、高圧ポ−ト44と出口側ポ−ト46が連通し、タンクポ−ト47と出 口側ポ−ト45が連通するので、出口側ポ−ト46に高圧の液体が流れ、出口側 ポ−ト45の液体はタンクへ排出される。
【0004】 上記スプ−ル48の操作は電磁操作部50によって行われる。電磁操作部50 はバルブブロック51に設けられたシリンダ室52内にピストン54を摺動自在 に設け、該ピストンに前記スプ−ル48を連結している。バルブブロック51に は前記ピストン54の左右のシリンダ室内にパイロット圧力通路55から高圧液 体を供給したり、該シリンダ室内の液体をタンク側へ排出したりする一対の電磁 弁56、57が設けられている。
【0005】 スプ−ル48を左に動かすときは、一方の電磁弁56の励磁を解除し、他方の 電磁弁57を励磁する。すると、電磁弁57のニ−ドル59が後退し、ポペット 60の先端の通路を通ってパイロット圧力通路55から導入された高圧の液体が 右側のシリンダ室52bに流入し、ピストン54が左方へ押されるのでスプ−ル 48も左方へ移動するのである。このとき、左側のシリンダ室52aから押し出 された液体は、パイロットドレン通路61を通ってタンクへ排出される。逆にス プ−ル48を右側に動かすときは電磁弁57の励磁を解除し、電磁弁56を励磁 することにより、同様にスプ−ル48を移動させることができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、弁本体42と操作部50とを組み合わせた切換弁では、スプ− ル48の位置を正確に定めるため、スプ−ル48とピストン54とを軸方向のガ タが無いようにつなぐ必要がある。また、弁本体42と操作部50の軸芯を厳密 に一致させることは事実上きわめて困難であり、両者が若干のミスアライメント を持って接合されるため、スプ−ル48とピストン54は、軸と直角方向にはあ る程度のフレキシビリテイを持って接合される必要がある。このため、従来は、 スプ−ルとピストンを図2に示すように公知のT型溝65を用いる嵌合方式でつ ないでいたが、この方式では嵌合のためのクリアランスがどうしても必要である から、軸方向のガタを0とすることは困難であった。そこで本考案は、上記従来 装置の問題点を改良し、軸方向のガタが無く、かつ軸と直角方向には若干のフレ キシビリテイを有するようにスプ−ルをピストンと接合することを課題としてい る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次のような構成を採用した。すなわち、本 考案にかかる切換弁は、スプ−ルの位置を変化させて流体の流路、流量等を切り 換える弁本体と、該弁本体のスプ−ルをパイロット圧で移動させる操作部とを備 えた切換弁において、前記操作部は、パイロット圧が供給されるシリンダ内に設 けたピストンと、該ピストンに挿通され一端部が前記スプ−ルに固着されたロッ ドとを備え、該ロッドとピストンとは、軸方向には相対移動不能に、かつ軸方向 と直角方向には若干の相対移動が可能であるようにOリングを介して取り付けら れていることを特徴としている。
【0008】
【作用】
スプ−ルに接合されるロッドを、ピストンに対し0リングを介して軸方向と直 角方向に若干相対移動することができるように取り付けるので、弁本体と、操作 部との若干のミスアライメントがこの部分で吸収される。このため、上記ピスト ンで移動させられるロッドをスプ−ルに剛に接合することができる結果、軸方向 のガタが無くなり、スプ−ルの位置ずれが生じない。
【0009】
【実施例】
以下、図1に表された実施例について説明する。この切換弁1は、弁本体2に 電磁式の操作部3を結合してなる。弁本体2には、液圧源に連通する高圧ポ−ト 4、2個所の出口側ポ−ト5,6及びタンクポ−ト7が設けられ、これらのポ− トは、スプ−ル8が摺動するスリ−ブ9内に開口している。スプ−ル8のランド 部8aはこれらの開口部を閉塞するようになっており、ランド部とランド部の間 隔部に設けられている溝部8bが上記ポ−トの開口部と開口部を互いに連通させ るようになっている。例えば、スプ−ル8が右に移動すると、高圧ポ−ト4と出 口側ポ−ト5が連通するとともに、タンクポ−ト7と出口側ポ−ト6が溝部8b を介して連通するので、出口側ポ−ト5に高圧の液体が流れ、出口側ポ−ト6の 液体はタンクに排出される。逆にスプ−ル8が左に移動すると、高圧ポ−ト4と 出口側ポ−ト6が連通し、タンクポ−ト7と出口側ポ−ト5が連通するので、出 口側ポ−ト6に高圧の液体が流れ、出口側ポ−ト5の液体はタンクへ排出される 。図1の状態では、スプ−ル8が中立位置にあり、高圧ポ−ト4がスプ−ルのラ ンド部8a,8aによって閉塞されているので、いずれのポ−トにも液体は流れ ない。
【0010】 上記弁本体に固着された操作部3は、バルブブロック11に設けられたシリン ダ室12内にピストン14が摺動自在に設けられており、該ピストンにロッド1 3が挿通された状態で取り付けられている。バルブブロック11には前記ピスト ン14の左右のシリンダ室12a,12b内にパイロット圧力通路15,15a からの高圧液体を供給したり、該シリンダ室内の液体をタンク側へ排出したりす る一対の電磁弁16、17が設けられている。電磁弁16、17は、ソレノイド 19によって上下動するニ−ドル弁20によってポペット21の穴を開閉する公 知のカ−トリッジソレノイドバルブで、前記ポペットの穴が開いて高圧がかかっ た時は、スプ−ル22がバネ23に抗して下動し、タンクへのパイロットドレン 通路25への流通を止めるようになっている。
【0011】 前記ロッド13とピストン14の嵌合部には若干のギャップがあり、ロッド1 3に設けた溝13aに嵌合した0リング27が介装されている。0リング27は 、ピストン側に設けた溝に嵌合させてもよい。ピストン14の両側には、該ピス トンとロッドとを軸方向に相対移動不能に固定する固定リング29,29が取り 付けられている。
【0012】 ロッド13の先端部は、前記弁本体2のスプ−ル8にねじで剛に接合されてい る。このため、両者の間に軸方向のガタは無く、両者は一体となって左右に移動 する。ロッド13の他方の端部には公知のスプリングセンタ機構が設けられてい る。スプリングセンタ機構はリテ−ナ30,30の間にスプリング31を設けた もので、これにより、高圧液体が作用しなくなった時、スプ−ル8がロッド13 を介して自動的に中立位置に戻される。
【0013】 この切換弁1の使用に際して、一方の電磁弁16を励磁し、他方の電磁弁17 の励磁を解除すると、ニ−ドル弁20が上動するためポペット21の穴が開き、 パイロット圧力通路15が左側のシリンダ室12aに供給されるとともに、スプ −ル8が押し下げられて、パイロットドレン通路25への流通を止めるので、ピ ストン14が右に押されて移動する。このとき、右側のシリンダ室12bの液体 は、パイロットドレン通路25へ流出する。このため、弁本体2のスプ−ル8が ロッド13に押されて右側へ移動し、高圧ポ−ト4の圧力液体が左側の出口側ポ −ト5に供給されるとともに、反対側の出口側ポ−ト6がタンクポ−ト7と連通 する。逆に、反対側の電磁弁17を励磁し、他方の電磁弁16の励磁を解放する と、スプ−ル8が左側へ移動し、高圧ポ−ト4の圧力液体が反対側の出口側ポ− ト6に供給される。このように、電磁操作部3のソレノイドバルブ16、17へ の通電を制御することにより、弁本体2を切り替えて、圧力液体の流れ方向を制 御することができるのである。
【0014】
【考案の効果】
以上に説明した如く、本考案にかかる切換弁は、弁本体のスプ−ルを操作する ロッドが、該ロッドを駆動するピストンに対し軸方向に移動不能に、かつ軸と直 角方向には若干移動可能に取り付けられているので、該ロッドとスプ−ルとを剛 に接合することができる。このため、スプ−ルの移動に軸方向のガタが無くなり 、高精度の制御を行うことができるようになった。又、上記スプ−ルとロッドの 接合部の構造が、従来のT溝方式に比べて簡単となるので、コストダウンが可能 となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を表す断面図である。
【図2】従来装置を表す断面図である。
【符号の説明】
1 切換弁 2 弁本体 3 操作部 4 高圧ポ−ト 5,6 出口側ポ−ト 8 スプ−ル 13 ロッド 14 ピストン 16,17 電磁弁 27 0リング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スプ−ルの位置を変化させて流体の流
    路、流量等を切り換える弁本体と、該弁本体のスプ−ル
    をパイロット圧で移動させる操作部とを備えた切換弁に
    おいて、前記操作部は、パイロット圧が供給されるシリ
    ンダ内に設けたピストンと、該ピストンに挿通され一端
    部が前記スプ−ルに固着されたロッドとを備え、該ロッ
    ドとピストンとは、軸方向には相対移動不能に、かつ軸
    方向と直角方向には若干の相対移動が可能であるように
    Oリングを介して取り付けられていることを特徴とする
    切換弁。
JP2815092U 1992-03-31 1992-03-31 切換弁 Pending JPH0579141U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097743A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Nabco Ltd 建設機械の多連方向切換弁
WO2009151030A1 (ja) * 2008-06-12 2009-12-17 サンデン株式会社 制御弁及びこの制御弁を備えた空調機

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