JP4962343B2 - 電磁弁 - Google Patents

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本発明は電磁弁に関し、特に、スリーブ内部のシリンダ部において軸方向に摺動するプランジャを有する電磁弁に関する。
近年、車両に搭載される複数の車輪の各々に与える制動力を電子的に制御することにより走行安定性や車両安全性の向上を図る電子制御ブレーキシステムの開発が盛んに進められている。電子制御ブレーキシステムには、ホイールシリンダ圧の増圧および減圧のために電磁弁が広く用いられている。このような電磁弁として、例えばスリーブ内部のシリンダ部において軸方向に摺動するプランジャを有する電磁弁が提案されている(例えば、特許文献1または特許文献2参照)。
特開平6−307571号公報 特開2000−142353号公報
上述の特許文献1および2に記載される電磁弁は、図5(a)に示す電磁弁150のように、プランジャ152の外面とスリーブ154のシリンダ部内面との間隔がプランジャ152の全長にわたって一定となっている。一方、このような電磁弁150は、製造時におけるかしめ工程などにおいてスリーブ154に外側から力が与えられることがある。このとき、スリーブ154のシリンダ部内面に微小な高さの凸部154aが形成される可能性がある。
しかし、プランジャ152周辺に設けられたコイル(図示せず)に電流が供給されると、図5(b)に示すようにプランジャ152に横力Fhが与えられる。なお、プランジャ14には全長にわたって横力が与えられるが、横力Fhはこの横力の合計値から算出され、横力Fhが与えられる中心位置は横力の分布から算出される。横力Fhの大きさや中心位置の算出法は公知であるため説明を省略する。
プランジャ152に横力が与えられると、図5(a)に示すように横力付与前にプランジャ152の外面が凸部154aに当接していない場合であっても、図5(b)に示すようにプランジャ152が横方向に移動してその外面が凸部154aに当接し、当接した箇所を中心にプランジャ152が回転する。これによって、弁子156が弁座158からずれて、作動液がスリーブ154のシリンダ部内部に漏洩し、開弁学習における開弁電流の正確な学習が困難となる可能性がある。また、開弁学習によって正確な開弁電流を得ることができた場合でも、開弁学習の結果得られた開弁電流よりも小さい電流をコイルに供給したときに上述と同様の原理によってプランジャ152が回転して作動液が漏れる可能性がある。以上のように、プランジャ152に対して与えられる横力Fhによる作動液の漏れは、電磁弁の開弁制御における正確性を低下させる一因となり得る。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、正確な開弁制御が可能な電磁弁を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電磁弁は、シリンダ部が形成されたスリーブと、シリンダ部の内部において軸方向に摺動可能に設けられた、一端に弁子を有するプランジャと、弁子が着座することにより作動液路の連通を阻止し、弁子が離間することにより作動液路を連通させる弁座と、弁子を弁座に着座させる方向にプランジャを付勢する付勢手段と、電力が供給されることにより弁子を弁座から離間させる方向にプランジャに電磁力を与える電磁力付与手段と、を備える。スリーブおよびプランジャは、プランジャの重心の位置より離間方向側の所定の位置におけるシリンダ部の内面とプランジャの外面との間隔よりも、前記所定の位置より弁子が弁座に向かう着座方向側におけるシリンダ部の内面とプランジャの外面との間隔の方が広くなるよう形成される。
この態様によれば、弁子を弁座に着座させたままプランジャの重心より離間方向側のプランジャ外面をシリンダ部の内面に当接させることができる。このため、プランジャに与えられる横力によって弁子が弁座から離間することを抑制することができ、正確な開弁制御を実現することができる。
前記スリーブ、前記プランジャ、および前記電磁力付与手段の少なくとも1つは、前記プランジャに電磁力が与えられたときに前記プランジャに与えられる軸方向と垂直な方向の横力の中心が前記プランジャの重心よりも弁子が弁座から離間する離間方向側に位置するよう設けられてもよい。
この態様によれば、例えば間隔が広くなっている部分においてスリーブに微小な凸部が存在する場合においても、プランジャがその凸部に当接することを回避することが可能となる。このため、プランジャが回転することによる作動液の漏れを抑制することができ、正確な開弁制御を実現することができる。
スリーブは、所定の位置より離間方向側における内面の径よりも所定の位置より着座方向側における内面の径の方が大きくなるよう形成されていてもよい。または、プランジャは、所定の位置より離間方向側における外面の径よりも所定の位置より着座方向側における外面の径の方が小さくなるよう形成されていてもよい。この態様によれば、簡易な構成によって、当該所定の位置より着座方向側におけるスリーブ内面とプランジャ外面との間隔を、所定の位置より離間方向側における間隔よりも広くすることができる。
本発明に係る電磁弁によれば、正確な開弁制御を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態(以下、「実施形態」という。)について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る電磁弁10Aの全体的な構成を示す断面図である。電磁弁10Aは、スリーブユニット12、プランジャ14、シート16、スプリング18、およびソレノイド20を備える。
ソレノイド20は、ソレノイドコイル30、保持部材32、第1磁路形成部材34、および第2磁路形成部材36を有する。保持部材32は樹脂により円筒状に形成されており、外面において巻回されたソレノイドコイル30を保持する。第1磁路形成部材34は、強磁性体によって内部に空洞が形成された円筒状に形成される。ソレノイドコイル30を保持した保持部材32は、第1磁路形成部材34のこの空洞内に配置され、第1磁路形成部材34に固定される。第2磁路形成部材36は強磁性体により円柱状に形成され、第1磁路形成部材34の中心の貫通孔の内部に配置される。
スリーブユニット12は、筒状部材40およびスリーブ42を有する。筒状部材40は、非磁性材料により有底の薄い円筒状に形成される。筒状部材40の内部には第2磁路形成部材36が嵌挿され固定される。スリーブ42は、強磁性材料により円筒状に形成され、円形の貫通孔であるシリンダ部42aを内部に有する。スリーブ42の一端は、非磁性体により円筒状に形成されたスペーサ44を挟んで筒状部材40に嵌挿され固定される。ソレノイド20は、筒状部材40の外周に第1磁路形成部材34が嵌挿されることによりスリーブユニット12に固定される。
スリーブ42には、軸方向の同じ高さの周壁の2箇所に、第1ポート42bが形成されている。第1ポート42bは、作動液の連通路を介して車両に組み付けられる4つの車輪のいずれかに対応するブレーキ装置のホイールシリンダ(図示せず)に連通する。
プランジャ14は、プランジャ本体62、カラー64、および弁子部材65を有する。プランジャ本体62は、強磁性体により円柱状に形成される。プランジャ本体62には、一端から他端に貫通する貫通孔62bが複数形成されている。カラー64はステンレスにより薄い円筒状に形成され、プランジャ本体62の外面に嵌挿され固定される。弁子部材65は、弁子65a、保持軸部65b、大径部65c、およびが嵌入軸部65d軸方向に連結されて構成されている。プランジャ本体62の一端には嵌合孔62aが設けられている。弁子部材65は、大径部65cの一端がプランジャ本体62の一端に当接するまで嵌入軸部65dが嵌合孔62aに嵌挿され固定される。これにより、プランジャ14の一方の先端に弁子65aが中心軸上に配置される。
第2磁路形成部材36には、スリーブ42に向けて開口する有底のスプリング収容孔が設けられており、このスプリング収容孔にスプリング18が収容される。プランジャ14の他端には円環状の支持部材70が固定されている。プランジャ14は、支持部材70がスプリング18に当接するようスリーブ42のシリンダ部42aに挿通される。
シート16は円柱状に形成される。シート16の一端には第2ポート16aが形成され、第2ポート16aが細い連通路を介して他端に貫通している。この連通路の他端側には、円錐状にくり抜かれた形状の弁座16bが形成されている。シート16は、弁座16bがプランジャ14側を向くようスリーブ42に嵌挿され固定される。これによって、プランジャ14、スリーブ42のシリンダ部42a、およびシート16によって囲われる領域に弁室68が形成される。第2ポート16aは、作動液圧が蓄積されるアキュムレータ(図示せず)に連通する。
以下、弁子65aが弁座16bに向かう方向を着座方向、弁子65aが弁座16bから離間する方向を離間方向として説明する。ソレノイドコイル30に電流が供給されていない状態では、プランジャ14の弁子65aは、スプリング18の付勢力によって着座方向に付勢されて弁座16bに着座する。ソレノイドコイル30に電流が供給されると、ソレノイド20は、プランジャ14に対して離間方向へ向かう電磁力を与える。したがって、ソレノイド20はプランジャ14に電磁力を与える電磁力付与手段として機能する。弁子65aは、プランジャ14に与えられる電磁力に応じて弁座16bから離間する。これにより電磁弁10Aが開弁する。電磁弁10Aが開弁することにより、アキュムレータから対応するホイールシリンダへと作動液が供給され、ホイールシリンダ圧が増圧される。
電磁弁10Aがかしめにより固定されるときに発生する微小な凸部などの影響により、上述と同様に第2ポート16aから弁室68への作動液の漏れが発生し、開弁制御の正確性が低下するおそれがある。また、冬場など気温の低いときには、シリンダ部42a内の作動液の粘性抵抗が増大し、夏場など気温の高いときにはシリンダ部42a内の作動液の粘性抵抗が減少する。プランジャ14の外面とシリンダ部42aの内面との間隔が小さい場合、プランジャ14の動きは、このような気温の違いによる粘性抵抗の影響を受けやすくなる。
このため、第1の実施形態に係る電磁弁10Aでは、スリーブ42のシリンダ部42aは、所定の位置より離間方向側におけるプランジャ14との間隔よりも、当該所定の位置より着座方向側におけるプランジャ14との間隔の方が広くなるよう形成されている。以下、図2に関連して詳細に説明する。
図2(a)は、ソレノイドコイル30に電流が供給されていないときの電磁弁10Aの状態を示す図であり、図2(b)は、ソレノイドコイル30に電流が供給されたときの電磁弁10Aの状態を示す図である。図2(a)に示すように、スリーブ42は、所定の位置より離間方向側における内面の径よりも所定の位置より着座方向側における内面の径の方が大きくなるようシリンダ部42aの外面が形成されている。以下、シリンダ部42aの内面のうち、径の小さい部分を小径面42c、径の大きい部分を大径面42dとする。小径面42cと大径面42dとの境界は、弁子65aが弁座16bに着座した状態において、プランジャ14の重心Gの位置よりも離間方向側に位置している。
ソレノイドコイル30に電流が供給されると、プランジャ14に横力Fhが与えられる。上述のように、小径面42cと大径面42dとの境界がプランジャ14の重心Gの位置よりも離間方向側に位置していることにより、プランジャ14の重心Gよりも離間方向側においてプランジャ14に横力Fhが与えられる。
図2(b)に示すように大径面42dを設けることで、大径面42dに微小な凸部42eができた場合においても、プランジャ14に横力Fhが与えられたときにプランジャ14を凸部42eに当接させることなく、プランジャ14を倒れ込ませるように姿勢を変化させることができる。また、大径面42dを設けることにより、横力Fhの位置をプランジャ14の重心位置Gより上方に移動させることができる。このため、プランジャ14の上方を軸方向と垂直な方向に移動させ、弁子65aの軸方向と垂直な方向への移動を抑制することができる。したがって、ソレノイドコイル30に開弁電流よりも弱い電流が供給されたときにプランジャ14が当接箇所を中心に回転して弁子65aが弁座16bから離間することにより作動液が弁室68に漏れ出ることを回避することができる。
開弁時にプランジャ14が軸方向にそのまま上昇する場合、プランジャとスリーブとの間の摩擦抵抗が静止摩擦状態から動摩擦状態に変遷するときに摩擦係数が急激に低下し、急にプランジャが動き出すおそれがある。このように大径面42dを持たせてプランジャ14の径方向への動きを適度に許容することにより、電磁弁10Aの開弁時に弁子65aを弁座16bの斜面に沿って摺動させるよう上昇させることができ、電磁弁10Aの急激な開弁を回避することが可能となる。このため、微妙な開弁調整を実現することができる。
また、大径面42dが設けられることにより、大径面42d周辺における作動液の粘性抵抗の影響を低下させることができる。このため、例えば夏場や冬場など季節の変化によるプランジャ14の動きやすさの変化を抑制することができ、電磁弁の制御を容易なものとすることができる。
しかし、大径面42dとプランジャ14との間隔を大きくし、および大径面42dの軸方向の長さを長くすると、スリーブ42とプランジャ14との間の磁気抵抗が大きくなる。このため、第1の実施形態では、小径面42cに対する大径面42dは半径の差、すなわち小径面42cと大径面42dとの段差を設け、磁気抵抗の低下を抑制している。第1の実施形態は、小径面42cの半径を従来より0.03〜0.05mm小さくし、プランジャ14の外面の半径を従来より約0.03mm小さくしている。
図3(a)は、閉弁時における弁座16bと弁子65aの状態を示す図である。第1の実施形態では、弁子65aの径は1mm〜1.5mmとされており、弁座16bのシート角度は100°〜120°とされている。閉弁時における弁座16bのうち弁子65aが当接する部分の直径がD1となる。第1の実施形態では、D1は0.65mm〜0.75mmとされている。
図3(b)は、プランジャ14が最大角度まで傾いた状態で弁子65aが弁座16bに当接した状態を示す図である。このとき、弁座16bのうち弁子65aが当接する部分の直径をD2とする。弁子65aが弁座16bに当接するときのプランジャ14の傾きが大きいほど、D2の値は大きくなる。D2の値が大きくなるほど、弁子65aが当接したときに弁座16bが変形する可能性が高くなる。このため第1の実施形態では、D2は0.65mm〜0.75mmとして、弁子65aが当接することによる弁座16bの変形を抑制している。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態に係る電磁弁10Bの構成を示す断面図である。なお、第1の実施形態に係る電磁弁10Aと同様の個所については同一の符号を付して説明を省略する。第2の実施形態に係る電磁弁10Bの構成は、カラー64の代わりにカラー104が設けられ、スリーブ42の代わりにスリーブ102が設けられた点以外は第1の実施形態に係る電磁弁10Aと同様である。
電磁弁10Bでは、スリーブ102のシリンダ部42a内面に段付きは設けられておらず、代わりにカラー104に段付きが設けられている。プランジャ14は、段付きの位置より離間方向側における外面の径よりも段付きの位置より着座方向側における外面の径の方が小さくなるよう形成されている。以下、カラー104の外面のうち、径の大きい部分を大径部104a、径の小さい部分を小径部104bとする。大径部104aと小径部104bとの境界は、弁子65aが弁座16bに着座した状態において、プランジャ14の重心Gの位置よりも離間方向側に位置している。
このようにカラー104に段付きを設けることによっても、スリーブ102のシリンダ部42a内面に微小な凸部ができた場合においても、プランジャ14が当接箇所を中心に回転して弁子65aが弁座16bから離間することにより作動液が弁室68に漏れ出ることを回避することができる。また、スリーブ42のシリンダ部42aとプランジャ14の外面との間の磁気抵抗を抑制すべく、第2の実施形態においても、大径部104aと小径部104bとの半径の差、すなわち大径部104aと小径部104bとの段差を0.05mmとして、磁気抵抗の低下を抑制している。なお、第2の実施形態においても、図3に示すD1およびD2の値は第1の実施形態と同様である。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の各要素を適宜組み合わせたものも、本発明の実施形態として有効である。また、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を本実施形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうる。
ある変形例では、第1の実施形態に係る電磁弁10Aにおいて大径面42dが設けられておらず、シリンダ部42a内面において軸方向に延在する張り付き防止溝がシリンダ部42a内面の周方向に等間隔に複数設けられている。張り付き防止溝は、スリーブ42の全長にわたって設けられている。張り付き防止溝の深さは、上述の小径面42cと大径面42dとの段差と同様に0.05mmであってもよい。このようにシリンダ部42a内面に張り付き防止溝を設けることにより、スリーブ42とプランジャ14との間隔部の作動液の量を増加させることができ、プランジャ14周辺の作動液の粘性抵抗の変化によるプランジャ14の動き易さの変化を軽減することができる。
第1の実施形態に係る電磁弁の全体的な構成を示す断面図である。 (a)は、ソレノイドコイルに電流が供給されていないときの電磁弁の状態を示す図であり、(b)は、ソレノイドコイルに電流が供給されたときの電磁弁の状態を示す図である。 (a)は、閉弁時における弁座と弁子の状態を示す図であり、(b)は、プランジャが最大角度まで傾いた状態で弁子が弁座に当接した状態を示す図である。 第2の実施形態に係る電磁弁の構成を示す断面図である。 (a)は、ソレノイドコイルに電流が供給されていないときの従来の電磁弁の状態を示す図であり、(b)は、ソレノイドコイルに電流が供給されたときの従来の電磁弁の状態を示す図である。
符号の説明
10A及び10B 電磁弁、 12 スリーブユニット、 14 プランジャ、 16 シート、 16b 弁座、 18 スプリング、 30 ソレノイドコイル、 42 スリーブ、 42a シリンダ部、 42c 小径面、 42d 大径面、 62 プランジャ本体、 62b 貫通孔、 65a 弁子。

Claims (4)

  1. シリンダ部が形成されたスリーブと、
    前記シリンダ部の内部において軸方向に摺動可能に設けられた、一端に弁子を有するプランジャと、
    前記弁子が着座することにより作動液路の連通を阻止し、前記弁子が離間することにより前記作動液路を連通させる弁座と、
    前記弁子を前記弁座に着座させる方向に前記プランジャを付勢する付勢手段と、
    電力が供給されることにより前記弁子を前記弁座から離間させる方向に前記プランジャに電磁力を与える電磁力付与手段と、
    を備え、
    前記スリーブおよび前記プランジャは、前記プランジャの重心の位置より離間方向側の所定の位置における前記シリンダ部の内面と前記プランジャの外面との間隔よりも、前記所定の位置より弁子が弁座に向かう着座方向側における前記シリンダ部の内面と前記プランジャの外面との間隔の方が広くなるよう形成されることを特徴とする電磁弁。
  2. 前記スリーブ、前記プランジャ、および前記電磁力付与手段の少なくとも1つは、前記プランジャに電磁力が与えられたときに前記プランジャに与えられる軸方向と垂直な方向の横力の中心が前記プランジャの重心よりも弁子が弁座から離間する離間方向側に位置するよう設けられることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記スリーブは、前記所定の位置より離間方向側における内面の径よりも前記所定の位置より着座方向側における内面の径の方が大きくなるよう形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記プランジャは、前記所定の位置より離間方向側における外面の径よりも前記所定の位置より着座方向側における外面の径の方が小さくなるよう形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の電磁弁。
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