JP4960822B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のサンルーフ等の透光部を開放・遮蔽するサンシェード装置に関する。
自動車等のサンルーフ装置と組み合わせて使用されるサンシェード装置として、サンシェードを前後サンシェードに分割してそれぞれをガイドレールで前後移動自在に案内し、サンシェードを後方へ移動した時、分割されたサンシェードを積み重ねて収納する収納部を形成したものが知られている(特許文献1)。
上記サンシェード装置では、前サンシェードの下面の両側後端部に3角形の係合部を設け、後サンシェードの上面の両側前端部に係合部が係合する孔形状の被係合部が形成され、被係合部の後側は後上がり傾斜面となっている。
係合部と被係合部が係合していると、前サンシェードが後サンシェードを同伴移動させる。一方、後サンシェードの支持がなくなると、係合部は後上がり傾斜面を介して後サンシェードを押し下げながら相対摺動し、前後のサンシェードが重なる。
しかし、このサンシェード装置は、重なった前後のサンシェードどうしが左右に移動するのを規制する手段を有していないので、収納された前後サンシェードががたつき易く、また、前サンシェードを引き出した時、係合部と被係合部とが係合せず、後サンシェードを円滑に引き出せない虞がある。
特開平5−24437号公報
本発明が解決しようとする課題は、引き出し時に前後のサンシェードパネルどうしを係止すると共に、積み重ね時に後方のサンシェードパネルを押し上げる係止片を利用して、サンシェードパネルの左右へのズレを規制し、円滑な引出しが可能なサンシェード装置を提供することにある。
本発明は、同一平面内に展開する閉鎖位置と、互いに積み重ねられる収納位置との間をスライドする複数のサンシェードパネルを有するサンシェード装置に関し、最後段のサンシェードパネルを除いたサンシェードパネルの両側後端部に、該サンシェードパネルの上面よりも上方へ突出し、積み重ね時に後方のサンシェードパネルを押し上げる係止片を設け、最前段のサンシェードパネルを除いたサンシェードパネルの両側前端に、展開時に前方のサンシェードパネルの係止片前端と係合する係止突起を設け、前記サンシェードパネルの下面両側縁に沿って、積み重ね時に前方のサンシェードパネルの係止片外面と当接する下がり壁を形成してある。
前記最前段のサンシェードパネルに、このサンシェードパネルを駆動してスライドさせるワイヤを連結し、前記最前段のサンシェードパネルの係止片を下方に延長して下部係止片を形成し、次段のサンシェードパネルの係止突起は、展開時に前記係止片及び下部係止片の前端と係合する高さを有すると良い。
請求項1に係る発明によれば、積み重なったサンシェードパネルは、下がり壁と係止片が当接し合って左右への相対的な移動が規制されているのでがたつきが少なく、引き出す際に前後のサンシェードパネルが正確な位置関係を保ったまま移動するため、後方のサンシェードパネルの係止突起が確実に前方のサンシェードパネルの係止片前端に係合し、この結果、サンシェードパネルを円滑に展開させることが可能である。
また、サンシェードパネルの積み重ね・引出しを行うための係止片を、左右への位置移動の規制に用いているので、特別な装置を必要とせず、構造が簡単で済む。
請求項2に係る発明によれば、サンシェードパネルを展開する際には、最前段のサンシェードパネルと次段のサンシェードパネルとの係合部分に、次段以後の全てのサンシェードパネルの荷重が加わるが、下部係止片を設けたことによって係止部分の面積が大きくなり、この荷重に耐えることができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例のサンシェード装置は、自動車のサンルーフの直下に設置され、図1及び図2に示すように、サンルーフの透光部aを閉鎖する閉鎖位置と、透光部aの後方に設けられた収納位置との間をスライドする複数の(本実施例では3枚の)サンシェードパネル1a,1b,1c、及び、閉鎖位置及び収納位置の両側に亘って配設され、サンシェードパネル1をガイドするレール2を備える。
レール2の内部には、モータ4で巻き取り・巻き戻しされるワイヤ5を通してあり、このワイヤ5が最前段のサンシェードパネル1aに連結されている。従って、モータ4を作動すると、ワイヤ5で駆動されてサンシェードパネル1a,1b,1cがレール2に沿ってスライドする。
そして、サンシェードパネル1a,1b,1cは、閉鎖位置にある時には同一平面内に位置するよう展開し(図1)、収納位置へ移動した時には、最前段のサンシェードパネル1aが最も下になるよう、互いに積み重ねられる(図2)。
図3に示すように、サンシェードパネル1a,1b,1cの両側前後部から側方へ、それぞれブラケット6a,6bを介してスライダ7a,7bが張り出している。
最前段のサンシェードパネル1a及び中段のサンシェードパネル1bは、両側後端部に切欠部8が形成されて幅狭くなっており、切欠部8の内部においてサンシェードパネル1a,1bの両側面後端部に係止片9が取り付けてある。係止片9はサンシェードパネル1a,1bの上面よりも上方へ突出しており、その上端は後方に向って次第に低くなるよう傾斜している。
また、係止片9の前後方向の長さは切欠部8の長さよりも短く、係止片9の前方には係止凹部10が形成されている。
最前段のサンシェードパネル1aのみは、係止片9を下方に延長して下部係止片9’を形成してある(図5〜図10参照)。
中段のサンシェードパネル1b及び最後段のサンシェードパネル1cの前端両側には、前方へ向ってアーム11が延びており、アーム11の先端内側面には係止突起12が形成される。
サンシェードパネル1a,1b,1cが展開しているとき、アーム11は、前方に位置するサンシェードパネル1a,1bの切欠部8に嵌合され、この状態で、係止突起12が係止凹部10に係合されるようになっている。
サンシェードパネル1a,1b,1cの下面には、両側縁に沿って下がり壁15が形成されている。下がり壁15の高さは、サンシェードパネル1a,1bの上面から係止片9の上端までの高さと同じかやや低くしてある。
なお、最前段のサンシェードパネル1aの下部係止片9’は、下がり壁15とほぼ同じ高さとし、係止突起12は、係止片9及び下部係止片9’の前端に係合する高さを有する。
レール2は、内側面が開口した内部空間を有し、内部空間の底面及び上面には、サンシェードパネル1a,1b,1cのスライダ7a,7bを案内するガイド溝13a,13bが平行に形成されている。
また、図4に示すように、第1のガイド溝13aの後端部に連続して、後方上向きに傾斜した第1の収納溝14aが、第1のガイド溝13aの底面から斜めに立ち上がって設けられ、第2のガイド溝13bの後端部に連続して、後方上向きに傾斜した第2の収納溝14bがガイド溝13bの底面から斜めに立ち上がって設けられる。
第1の収納溝14aは前方のスライダ7aを引き込み、第2の収納溝14bは後方のスライダ7bを引き込むので、第1の収納溝14aは第2の収納溝14bよりも前方に形成する。
なお、スライダ7a,7bは、ブラケット6a,6bと共に上昇するので、勿論、収納溝14a,14bはレール2の内側面に開口している。
サンシェードパネル1a,1b,1cが閉鎖位置にある時、ワイヤ5を操作して最前段のサンシェードパネル1aを後方へ移動させると、他のサンシェードパネル1b,1cも押されて収納位置へ向って移動する。
図5に示すように、まず、最後段のサンシェードパネル1cのスライダ7a,7bが第1のガイド溝13a及び第2のガイド溝13bの後端部に達する。
ワイヤ5によるサンシェードパネル1a,1bの後退が継続すると、図6に示すように、中段のサンシェードパネル1bの係止片9が最後段のサンシェードパネル1cを押し上げる。
この時、係止片9の外面は、サンシェードパネル1cの下がり壁15の内面に当接し、最後段のサンシェードパネル1cの左右への位置ズレを規制する。
そして、最後段のサンシェードパネル1cの前方のスライダ7aが、第1のガイド溝13aの底面から斜めに立ち上がる第1の収納溝14a内に引き込まれると共に、後方のスライダ7bが、第2のガイド溝13bの底面から斜めに立ち上がる第2の収納溝14bに引き込まれる。
この結果、最後段のサンシェードパネル1cがスムーズに上昇して、図7に示すように、中段のサンシェードパネル1bの上に重なる。
さらに最前段のサンシェードパネル1aが後退すると、図8に示すように、同様にして最前段のサンシェードパネル1aが中段のサンシェードパネル1bを押し上げ、図9及び図10に示すように、収納位置において3枚のサンシェードパネル1a,1b,1cが積み重なる。
最前段のサンシェードパネル1aは上昇しないので、そのスライダ7a,7bは収納溝14a,14bに引き込まれることは無い。
積み重なったサンシェードパネル1a,1b,1cは、両側の係止片9と下がり壁15とが当接し合って位置移動が規制されているので、左右方向にがたつかない。
ワイヤ5を操作して最前段のサンシェードパネル1aを前進させ、収納位置から前方へ脱出すると、他のサンシェードパネル1b,1cが落下する。
すると、中段のサンシェードパネル1bの係止突起12が最前段のサンシェードパネル1aの係止凹部10に係合する。中段のサンシェードパネル1bと最前段のサンシェードパネル1aとは、互いに係合した下がり壁15及び係止片9によって、左右の位置ズレが規制されているので、中段のサンシェードパネル1bが落下すると、その係止突起12は確実に最前段のサンシェードパネル1aの係止凹部10内に落ちる。
最前段のサンシェードパネル1aがさらに前進すると、その係止片9及び下部係止片9’の前端が中段のサンシェードパネル1bの係止突起12後端に係合して押圧し、中段のサンシェードパネル1bも引っ張られて前進する。
中段のサンシェードパネル1bが収納位置から前方へ脱出すると、同じく最後段のサンシェードパネル1cが落下して、その係止突起12が中段のサンシェードパネル1bの係止凹部10に係合する。
この結果、最前段のサンシェードパネル1aによって中段のサンシェードパネル1b及び最後段のサンシェードパネル1cが引っ張られ、最終的に、全てのサンシェードパネル1a,1b,1cが収納位置から引き出されて、閉鎖位置で展開する。
なお、最前段のサンシェードパネル1aに下がり壁15を設ける必要は無いが、本実施例では、部材を共用化してコストを下げるために、他のサンシェードパネル1b,1cと同様の構造としてある。
本発明の実施例を示すサンシェード装置の透光部閉鎖状態の斜視図。 本発明の実施例を示すサンシェード装置の透光部開放状態の斜視図。 本発明の実施例を示すサンシェード装置の透光部閉鎖状態の要部平面図。 レールの側面図。 透光部開放過程の第1段階を示すサンシェード装置の断面図。 透光部開放過程の第2段階を示すサンシェード装置の断面図。 透光部開放過程の第3段階を示すサンシェード装置の断面図。 透光部開放過程の第4段階を示すサンシェード装置の断面図。 サンシェード装置の透光部開放状態における断面図。 サンシェード装置の透光部開放状態における要部後面図。
符号の説明
1a 最前段のサンシェードパネル
1b 中段のサンシェードパネル
1c 最後段のサンシェードパネル
2 レール
4 モータ
5 ワイヤ
6a 前方のブラケット
6b 後方のブラケット
7a 前方のスライダ
7b 後方のスライダ
8 切欠部
9 係止片
9’ 下部係止片
10 係止凹部
11 アーム
12 係止突起
13a 第1のガイド溝
13b 第2のガイド溝
14a 第1の収納溝
14b 第2の収納溝
15 下がり壁

Claims (2)

  1. 同一平面内に展開する閉鎖位置と、互いに積み重ねられる収納位置との間をスライドする複数のサンシェードパネルを有するサンシェード装置において、最後段のサンシェードパネルを除いたサンシェードパネルの両側後端部に、該サンシェードパネルの上面よりも上方へ突出し、積み重ね時に後方のサンシェードパネルを押し上げる係止片を設け、最前段のサンシェードパネルを除いたサンシェードパネルの両側前端に、展開時に前方のサンシェードパネルの係止片前端と係合する係止突起を設け、前記サンシェードパネルの下面には両側縁に沿って、積み重ね時に前方のサンシェードパネルの係止片外面と当接する下がり壁を形成したことを特徴とするサンシェード装置。
  2. 前記最前段のサンシェードパネルに、このサンシェードパネルを駆動してスライドさせるワイヤを連結し、前記最前段のサンシェードパネルの係止片を下方に延長して下部係止片を形成し、次段のサンシェードパネルの係止突起は、展開時に前記係止片及び下部係止片の前端と係合する高さを有する請求項1に記載のサンシェード装置。
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