JP4958666B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は光電変換により得られた画像信号を処理する撮像装置及びその制御方法に関する。
近年、消費電力が低くかつCCDセンサと同等の高いSN比が得られ、かつ信号処理回路を光電変換部と同じ半導体プロセスで製造できるため、CMOSセンサが注目を集めている。
図9は、従来の複数の画素を含むCMOSセンサにおける1画素の信号の読み出し経路及び読み出した信号を処理する構成を示す概略図である。CMOSセンサの露光を開始した後、まずSW1をONとして、読出手段としてのアンプ510の入力部のフローティング・デフュージョン部(FD)502を主とする領域に蓄積されている電荷をリセットする。そして、SW1をOFFした後に、FD502の電荷を容量CNに読み出す(ノイズ信号)。この時、次にSW2をONとしてフォトダイオード(PD)501内に蓄積されている光電変換により得られた電荷をFD502に転送し、容量CSに読み出す(画像信号)。容量CSに保持された画像信号と容量CNに保持されたノイズ信号を、二重相関サンプリング(CDS)回路504で差分することにより、ノイズ成分が除去された画像信号を出力することができる。更にA/D変換器505でデジタル信号に変換されて、信号処理回路506により信号処理が行われる。
上述したような構成を有するCMOSセンサでは、非常に大きな光が入ると、突然、出力信号が無くなり、あたかも光が入っていないようにその部分が黒く見える、高輝度黒沈みという現象が生じることが知られている。
この高輝度黒沈みは、非常に大きな光が画素のPD501に入射したとき、PD501で保持しきれなくなった電荷がFD502に漏れ込むことが原因と考えられている。このようにFD502に電荷が漏れ込むと、読み出されるノイズ信号が急激に大きくなるため、画像信号とノイズ信号との差分(出力信号)が小さくなってしまう。
この高輝度黒沈みを緩和するために、特許文献1ではこのノイズ信号を閾値と比較することにより急激な立ち上がりを検出し、ノイズ信号を所定の値にクリップすることが開示されている。
特開2000−287131号公報
しかしながら、ノイズ信号をクリップするとしても、黒沈みか否かの判断に用いられる閾値あるいは、クリップをするレベルに誤差が生じれば、黒沈みが残存してしまう。以下に、この点について説明する。
図10は、図9に示すCMOSセンサの経路中の各ポイントにおいて、太陽のような高輝度の被写体を撮影した場合に、CMOSセンサを1ライン走査して得られた画像信号の推移を示している。
図10(a)は、太陽のような高輝度の被写体を撮影した場合にCMOSセンサの各画素に蓄積される電荷量を表す概念図である。図10(b)は図9のPoint1における1ライン分のノイズ信号Nと画像信号Sを示した図であり、縦軸は信号のレベル、横軸は水平方向の画素の位置を表している。画像信号Sは、PD501で光電変換により得られた電荷量(入射レベル)が飽和レベルを越えているので、飽和レベルが連続することになる。ノイズ信号Nは、入射レベルが飽和レベルをさらに大きく越えた過飽和レベルに達すると、PD501からFD502への電荷の漏れこみが発生し、周辺よりも大きな値になる。このままCDS回路504へ入力されて画像信号Sとの差分処理(S−N)が行われると、過飽和レベルを越えた画素の出力は周辺に比べ、大きくレベルが下がってしまう。
これに対してクリップ回路503を設け、ノイズ信号Nが閾値レベル(クリップレベル)を越えた場合に閾値レベルにクリップすると(図10(c))、過飽和領域のレベルの落ち込みを緩和することが可能となる(図10(d))。
しかし、この閾値レベルの設定を低くすれば黒沈みを無くすことができるが、通常のノイズ成分もクリップしてしまう可能性が高くなり、画質の劣化につながる。逆に、閾値レベルを高く設定すると、黒沈みを完全に抑えきれない可能性がある。図10(c)、図10(d)はそれぞれPoint2、Point3において閾値レベルの設定で完全に黒沈みがとりきれない場合のCDS回路504の入力、出力を示している。画素毎の飽和レベルのばらつきを解決するためにA/D変換器505でも所定レベルの上限にクリップされる(図10(e))。ここでクリップするレンジも小さくすれば黒沈みの影響は除去できるが、画質の劣化を招く。結果として、A/D変換器505の出力は、飽和レベルの画素の領域の内側に、飽和レベルよりも低いレベルの画素の領域が生成される可能性がある。例えば太陽を撮影した際に、太陽の周辺部よりも中央のレベルの方が低くなってしまうことがある。
さらにノイズ信号のレベルが電圧や温度などの環境の変化に応じて変動する場合には、クリップレベルを1つのみ設定して常にそれを適用するだけでは、S/N比の悪化を防ぐことはできない。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の撮像装置は、光電変換を行って得られた画像信号と、ノイズ信号とをそれぞれ出力する複数の光電変換手段と、前記複数の光電変換手段からノイズ信号を読み出す第1の読み出し駆動と、前記第1の読み出し駆動の後、前記複数の光電変換手段からノイズ信号と画像信号とを読み出す第2の読み出し駆動とを行う駆動手段と、前記第1の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号からノイズレベルの最大値を検出し、該検出された最大値と、前記第1及び第2の読み出し駆動時における電荷蓄積時間の差異とから、前記第2の読み出し駆動時のノイズレベルの最大値の予測値を算出し、算出した前記予測値に基づいてクリップレベルを決定するクリップレベル制御手段と、前記第2の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号を前記クリップレベルにクリップするクリップ手段と、前記第2の読み出し駆動により得られた前記画像信号から、前記クリップ手段によりクリップされたノイズ信号を差し引く差分手段とを有する。
また、光電変換を行って得られた画像信号と、ノイズ信号とをそれぞれ出力する複数の光電変換手段と、クリップ手段とを有する撮像装置の本発明の制御方法は、駆動手段が、前記複数の光電変換手段からノイズ信号を読み出す第1の読み出し工程と、前記駆動手段が、前記第1の読み出し工程の後、前記複数の光電変換手段からノイズ信号と画像信号とを読み出す第2の読み出し工程と、算出手段が、前記第1の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号からノイズレベルの最大値を検出し、該検出された最大値と、前記第1及び第2の読み出し駆動時における電荷蓄積時間の差違とから、前記第2の読み出し駆動時のノイズレベルの最大値の予測値を算出する算出工程と、前記算出工程で算出した前記予測値に基づいてクリップレベルを決定するクリップレベル決定工程と、前記クリップ手段が、前記第2の読み出し工程で得られた前記ノイズ信号を前記クリップレベルにクリップするクリップ工程と、差分手段が、前記第2の読み出し工程で得られた前記画像信号から、前記クリップ工程でクリップされたノイズ信号を差し引く差分工程とを有する。
本発明によれば、撮影状況に応じて、より適切なクリップレベルを設定することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態におけるCMOSセンサ(撮像素子)の1画素分の構成と、光学系及び信号処理部を有する撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
レンズ101を介して入射した光は、絞り102によりその光量が調節され、CMOSセンサ105上に結像される。104は絞り102を制御する絞り駆動回路であり、絞り駆動モータ103を介して絞り102を駆動する。110はCMOSセンサ105の蓄積動作、読み出し動作、リセット動作を制御するCMOSセンサ駆動回路である。CMOSセンサ駆動回路110はCMOSセンサ105を駆動して高速でフレーム読み出しすることが可能であり、ビデオ記録レート中に、複数の撮像画像を読み出すことができる。CPU106は、絞り駆動回路104、CMOSセンサ駆動回路110、及び後述するパラメータ制御部109を制御する。
CMOSセンサ105は主に複数の画素と読み出し回路から構成されるが、図1では1画素の転送経路に着目して説明する。
先ず、後述する本画像の撮像時(第の読み出し駆動時)には、CMOSセンサ105の露光を開始してから、まずSW1をONとする。これにより、読出手段としてのアンプ10の入力部のフローティング・デフュージョン部(FD)2を主とする、フォトダイオード(PD)1の内部容量以外に蓄積されている電荷(ノイズ信号)をリセットする。その後、SW1をOFFにしてから、FD2の電荷を容量CNに読み出す。この時、ノイズ信号はクリップ回路3でクリップ処理を行ってから容量CNに読み出される。次に、SW2をONとして、PD1により光電変換され、PD1の内部容量に蓄積された電荷(画像信号)をFD2に転送し、容量CSに読み出す。
この読み出し動作は各画素ごとに行われ、容量CN及び容量CSに読み出されたノイズ信号及び画像信号は順次二重相関サンプリング(CDS)回路107へ入力される。CDS回路107では、入力された画像信号とノイズ信号との差分をとることにより、ノイズ成分が除去された信号(差分信号)を出力する。即ち、CDS回路107は差分手段に対応する。CDS回路107から出力された差分信号(アナログ信号)は、更にA/D変換器108でデジタル画像データへ変換されると共に、各画素の飽和レベルのばらつきを抑圧するために上限値を制限するためのクリップ処理が行われる。
A/D変換器108により処理されたデジタル画像データは、信号処理部114へ出力され、信号処理が行われる。
一方、後述する予備画像の撮像時(第の読み出し駆動時)には、容量CNに読み出されたノイズ信号はノイズ解析部111に送られる。そして、ノイズ解析部111によるノイズ解析の結果に応じて、CPU106の制御の下、パラメータ制御部109はクリップ回路3にクリップレベルを設定する。即ち、ノイズ解析部111とパラメータ制御部109により、クリップレベル制御手段が構成される。
次に、上記構成を有する撮像装置の動作について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
本第1の実施形態では、クリップ回路3におけるクリップレベルを設定するための予備画像の撮像(第1の読み出し駆動)と、記録する画像を撮影する、本画像の撮像(第2の読み出し駆動)を行う。
先ず、予備画像の撮像(第1の読み出し駆動)が開始されると(ステップS11)、CPU106はパラメータ制御部109を制御して、クリップ回路3に対してクリップレベルの初期値を設定する(ステップS12)。初期値としては十分大きな値を設定して予備画像の読み出し時にはクリップがかからないようにする。
次に、ステップS13において、CMOSセンサ105を駆動して予め設定された電荷蓄積時間経過後に、予備画像としてノイズ信号Nのみを容量CNに読み出して、ノイズ解析部111に入力する。図3は予備画像の一例として、CMOSセンサ105を水平方向に走査して読み出した、1ライン分のノイズ信号Nのレベルの推移を拡大して示した図である。なお、予備画像の撮像時には蓄積時間を短く設定し、FD2への電荷の漏れ込みが起こらないようにしておく。そのため、ここでは、黒沈みによる影響のないノイズ信号Nを取得することができる。
ノイズ解析部111は、図3に示す読み出したノイズ信号Nからノイズレベルの最大値を検出する(ステップS14)。そして、検出したノイズレベル最大値に対して、次に行う本画像の撮像に用いる電荷蓄積時間との差違を補正して、本画像におけるノイズレベル最大値の予測値を算出する(ステップS15)。なお、図3では、電荷蓄積時間との差違を補正した場合に予測される本画像の撮像時の1ライン分のノイズ信号N’も示している。このようにして算出した本画像におけるノイズレベル最大値の予測値に基づいて、本画像の読み出し時に用いるクリップレベルを決定し、パラメータ制御部109に、設定するクリップレベルを出力する。パラメータ制御部109は本画像の読み出し開始前にクリップ回路3にクリップレベルを設定する(ステップS16)。
次に、本画像の撮像(第2の読み出し駆動)が開始されると(ステップS21)、CMOSセンサ105を駆動して、予め設定された電荷蓄積時間経過後にノイズ信号Nm及び画像信号Smをそれぞれ容量CN及び容量CSに読み出す(ステップS22)。この時、ノイズ信号Nmはクリップ回路3により設定されたクリップレベルにクリップされる。
ステップS22で容量CN及び容量CSに読み出されたノイズ信号Nm及び画像信号Smは、CDS回路107に入力されて差分がとられる(ステップS23)。これにより、ノイズ成分が除去された画像信号(差分信号)を得ることができる。この、CDS回路107から出力された差分信号は、A/D変換器108によりデジタル信号に変換され(ステップS24)、信号処理部114へ出力されて信号処理が行われ、記録画像となる(ステップS25)。
図4は、ステップS22で読み出した本画像の画像信号Sm及びノイズ信号Nmの1ライン分のレベルの推移を示したものである。図4に示す例では、本画像の画像信号Smは黒沈みレベルを越えているため、黒沈みレベルを越えた領域に対応するノイズ信号Nmはクリップ回路3によりクリップされる。この時、クリップレベルは予備画像のノイズ信号のレベルに基づいてステップS16で設定したものが適用される。
図2に示す処理は、記録フレームレートまたはフィールドレート毎に行われる。即ち、記録フレームレートまたはフィールドレート毎に予備画像と本画像の読み出しの為に複数回CMOSセンサ105の駆動を行い、その都度クリップレベルを更新する。このように駆動制御することにより、電圧や温度などの環境の変化に応じて、より適切なクリップレベルを設定することができるため、S/N比の悪化を防止することが可能になる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は本第2の実施形態における撮像装置の全体概略構成を示すブロック図である。なお、図5において、第1の実施形態で図1を参照して説明した構成と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。
本第2の実施形態では、予備画像に基づいて本画像の撮像用のクリップレベルを決定する際に、ノイズ成分だけではなく、画像信号成分を用いるところが第1の実施形態と異なる。
以下、図6のフローチャートを参照しながら、本第2の実施形態における撮像装置の動作について説明する。
先ず、予備画像1の撮像(第の読み出し駆動)が開始されると(ステップS101)、CPU106はパラメータ制御部109を制御して、クリップ回路3に対してクリップレベルの初期値を設定する(ステップS102)。初期値としては十分大きな値を設定して予備画像1の読み出し時にはクリップがかからないようにする。
次に、ステップS103において、CMOSセンサ105を駆動して予め設定された電荷蓄積時間経過後に、予備画像1として画像信号成分のみを容量CSに読み出して、ノイズ解析部111に入力する。予備画像1の撮像時には、本画像の撮像時と同じ電荷蓄積時間となるように制御する。図7は予備画像1の一例として、CMOSセンサ105を水平方向に走査して読み出した、1ライン分の画像信号Spのレベルの推移を示している。飽和レベルを越えている領域はさらに高輝度領域の黒沈みレベルに達して、ノイズ信号のレベルが大きくなる可能性がある。ノイズ解析部111は、図7に示す画像信号成分から飽和領域を検出して、ノイズレベル解析除外領域とする(ステップS104)。
次に、予備画像2の撮像(第の読み出し駆動)が開始されると(ステップS111)、CMOSセンサ105を駆動して予め設定された電荷蓄積時間経過後に、予備画像2としてノイズ信号Npのみを容量CNに読み出す。そして読み出したノイズ信号Npをノイズ解析部111に入力する(ステップS112)。予備画像2の撮像時にも、本画像の撮像時と同じ電荷蓄積時間となるように制御する。また、ステップS102でクリップ回路3のクリップレベルが初期化されているために、ノイズ信号Npにはクリップがかからない。図8は予備画像2の一例としてCMOSセンサ105を水平方向に走査して読み出した、1ライン分のノイズ成分Npのレベルの推移を示している。
ノイズ解析部111は、図8に示す読み出したノイズ信号Npの内、ステップS104で検出したノイズレベル解析除外領域を除く領域から出力されたノイズ信号Npの最大値を検出する(ステップS113)。そして、検出したノイズレベル最大値を本画像の読み出し時に用いるクリップレベルとして決定し、パラメータ制御部109に、設定するクリップレベルを出力する。パラメータ制御部109は本画像の読み出し開始前にクリップ回路3にクリップレベルを設定する(ステップS114)。
次に、本画像の撮像(第の読み出し駆動)を行うが、ここで行われる処理は、図2のステップS21〜S25で行われる処理と同様であるため、同じ参照番号を付して説明を省略する。
なお、図6に示す処理は、記録フレームレートまたはフィールドレート毎に行われる。即ち、記録フレームレートまたはフィールドレート毎に予備画像1及び予備画像2と、本画像の読み出しの為に複数回CMOSセンサ105の駆動を行い、その都度クリップレベルを更新する。
上記の通り本第2の実施形態によれば、電圧や温度などの環境の変化に応じて、より適切なクリップレベルを設定することができるため、S/N比の悪化を防止することが可能になる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における撮像処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における予備画像からクリップレベルを求める処理を示す図である。 本発明の第1の実施形態における本画像の画像信号成分及びクリップされたノイズ成分のレベルを示す図である。 本発明の第2の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における撮像処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における予備画像1からノイズレベル解析除外領域を検出する処理を示す図である。 本発明の第2の実施形態における予備画像2からクリップレベルを求める処理を示す図である。 従来のCMOSセンサの1画素分の構成と、信号処理部の概略構成を示すブロック図である。 黒沈み発生時の各処理段階における従来の画素のレベル推移を示す図である。
符号の説明
1 フォトダイオード(PD)
2 フローティング・デフュージョン部(FD)
3 クリップ回路
10 アンプ
101 レンズ
102 絞り
103 絞り駆動モータ
104 絞り駆動回路
105 CMOSセンサ
106 CPU
107 二重相関サンプリング(CDS)回路
108 A/D変換器
109 パラメータ制御部
110 CMOSセンサ駆動回路
111 ノイズ解析部
114 信号処理部

Claims (6)

  1. 光電変換を行って得られた画像信号と、ノイズ信号とをそれぞれ出力する複数の光電変換手段と、
    前記複数の光電変換手段からノイズ信号を読み出す第1の読み出し駆動と、前記第1の読み出し駆動の後、前記複数の光電変換手段からノイズ信号と画像信号とを読み出す第2の読み出し駆動とを行う駆動手段と、
    前記第1の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号からノイズレベルの最大値を検出し、該検出された最大値と、前記第1及び第2の読み出し駆動時における電荷蓄積時間の差異とから、前記第2の読み出し駆動時のノイズレベルの最大値の予測値を算出し、算出した前記予測値に基づいてクリップレベルを決定するクリップレベル制御手段と、
    前記第2の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号を前記クリップレベルにクリップするクリップ手段と、
    前記第2の読み出し駆動により得られた前記画像信号から、前記クリップ手段によりクリップされたノイズ信号を差し引く差分手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の読み出し駆動時の前記複数の光電変換手段における電荷蓄積時間は、前記第2の読み出し駆動における電荷蓄積時間よりも短ことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 前記駆動手段は、前記第1の読み出し駆動に先立って、前記複数の光電変換手段から画像信号を読み出す第3の読み出し駆動を行い、
    前記撮像装置は、前記第3の読み出し駆動により得られた前記画像信号の内、予め設定されたレベルを超える画像信号を出力した光電変換手段を検出する検出手段を更に有し、
    前記クリップレベル制御手段は、前記検出手段によって検出された光電変換手段から出力されるノイズ信号を、前記ノイズレベルの最大値の検出に用いないことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第1、第2、第3の読み出し駆動時の前記複数の光電変換手段における電荷蓄積時間は、等しいことを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  5. 光電変換を行って得られた画像信号と、ノイズ信号とをそれぞれ出力する複数の光電変換手段と、クリップ手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    駆動手段が、前記複数の光電変換手段からノイズ信号を読み出す第1の読み出し工程と、
    前記駆動手段が、前記第1の読み出し工程の後、前記複数の光電変換手段からノイズ信号と画像信号とを読み出す第2の読み出し工程と、
    算出手段が、前記第1の読み出し駆動により得られた前記ノイズ信号からノイズレベルの最大値を検出し、該検出された最大値と、前記第1及び第2の読み出し駆動時における電荷蓄積時間の差違とから、前記第2の読み出し駆動時のノイズレベルの最大値の予測値を算出する算出工程と、
    前記算出工程で算出した前記予測値に基づいてクリップレベルを決定するクリップレベル決定工程と、
    前記クリップ手段が、前記第2の読み出し工程で得られた前記ノイズ信号を前記クリップレベルにクリップするクリップ工程と、
    差分手段が、前記第2の読み出し工程で得られた前記画像信号から、前記クリップ工程でクリップされたノイズ信号を差し引く差分工程と
    を有することを特徴とする制御方法。
  6. 前記駆動手段が、前記第1の読み出し駆動に先立って、前記複数の光電変換手段から画像信号を読み出す第3の読み出し工程と、
    検出手段が、前記第3の読み出し工程で得られた前記画像信号の内、予め設定されたレベルを超える画像信号を出力した光電変換手段を検出する検出工程を更に有し、
    前記算出工程では、前記検出工程で検出された光電変換手段から出力されるノイズ信号を、前記ノイズレベルの最大値の検出に用いないことを特徴とする請求項に記載の制御方法。
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