JPH11215439A - 撮像素子の固定パターンノイズ低減装置 - Google Patents

撮像素子の固定パターンノイズ低減装置

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JPH11215439A
JPH11215439A JP10012699A JP1269998A JPH11215439A JP H11215439 A JPH11215439 A JP H11215439A JP 10012699 A JP10012699 A JP 10012699A JP 1269998 A JP1269998 A JP 1269998A JP H11215439 A JPH11215439 A JP H11215439A
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JP
Japan
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image signal
signal
fixed pattern
image
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Withdrawn
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JP10012699A
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English (en)
Inventor
Himio Yamauchi
日美生 山内
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影画像信号の飽和レベルにおいてもノイズ
の発生を抑えた撮像素子の固定パターンノイズ低減装置
を提供する。 【解決手段】 暗時画像信号Dxの最大レベルDmax
を最大レベル検出回路103で検出する。予め設定した
飽和信号レベルSLから、最大レベルDmaxを減算器
104で減算した値をクリップレベルCLとする。撮影
画像信号Pxから暗時画像信号Dxを、減算器108で
減算した後の撮影画像信号Pxのうち、クリップレベル
CLを越えた信号にクリップ回路105によりクリップ
をかけた。このようして、飽和レベルSLに達した撮影
画像信号Pxのクリップがかかっている高いレベルの信
号の領域で、暗時画像信号Dxを減算したことにより、
クリップがかかっている高いレベルでも撮像素子の固定
パターンノイズの発生を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
やビデオムービーカメラ等に用いた、撮像素子による固
定パターンノイズを低減する撮像素子の固定パターンノ
イズ低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像素子の固定パターンノイズ低
減装置について図8を用いて説明する。まず、シャッタ
ーを閉じ遮光された状態で撮影して得られた撮像素子か
らの暗時画像Dxを、シャッター動作に連動して接点a
側に切り換えられたスイッチ81を介してメモリ82に
記録する。メモリ82より読み出された出力を減算器8
3の一方に入力する。次に、撮像素子から読み出された
通常の撮影画像Pxを、接点b側に切り換えられたスイ
ッチ81を介して減算器83の他方に入力する。メモリ
82に記録された暗時画像の読み出しは、通常の撮影画
像が撮像素子から読み出されるタイミングと同期してい
る。減算器83おいては、撮影画像Pxから暗時画像D
xを減算して固定パターンノイズ低減を行って、次段の
カメラ信号処理部84へと送る。
【0003】このように構成された従来の固定パターン
ノイズ低減装置では、撮影画像信号のうち、撮像素子の
出力画像信号あるいは撮像素子からの出力をA/Dコン
バータを介して得られたデジタル画像信号が、図9
(a)に示すように飽和レベルPxに達し、高レベル側
がクリップがかかることになる。クリップがかかった信
号の領域において、撮影画像Pxから暗時画像Dxを減
算すると、図9(b)に示すように、高レベル側に、暗
時画像Dxのノイズ部分が見えてしまう。これがノイズ
すなわちムラとなって発生してしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の撮像素
子の固定パターンノイズ低減装置では、飽和した領域に
おける撮影画像信号のノイズ除去が十分でないために、
画面ムラとなって現れていた。
【0005】この発明の目的は、撮影画像信号の飽和レ
ベルにおいてもノイズの発生を抑えた撮像素子の固定パ
ターンノイズ低減装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ためにこの発明は、撮像素子より得られた画像信号から
暗時画像信号を減算する撮像素子の固定パターンノイズ
低減装置において、前記暗時画像信号の所定のレベルを
検出する手段と、予め設定した飽和信号レベルから、前
記所定のレベルを減算した値をクリップレベルとして、
前記暗時画像信号を減算した後の前記画像信号のうち、
前記クリップレベルを越えた信号にクリップをかける手
段とからなることを特徴とする。
【0007】上記した手段により、飽和レベルに達した
撮影画像信号のクリップがかかっている高いレベルの信
号の領域で、暗時画像信号を減算したことにより、クリ
ップがかかっている高いレベルでも撮像素子の固定パタ
ーンノイズの発生を低減できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、こ
の発明の第1の実施の形態について説明するための回路
構成図である。まず、撮像素子が遮光された状態で撮影
し、得られた暗時画像信号Dxを入力端子100より入
力する。この撮影のシャッター動作に同期させて接点a
側に切り換えられたスイッチ101を介してメモリ10
2に記録する。また暗時画像信号Dxは、暗時画像信号
Dxの1フレーム中の最大レベルを検出する最大レベル
検出回路103に入力し、そこで暗時画像信号Dxの最
大レベルDmaxを検出する。この最大レベルDmax
は、減算器104の一方の入力に入力する。撮像素子の
種類、あるいは撮像出力がデジタル信号の場合デジタル
信号の深みを考慮して予め設定された飽和信号レベルS
Lを、減算器104の他方の入力に入力する。
【0009】飽和信号レベルSLから暗時画像信号Dx
の最大レベルDmaxを減算器104により減算された
値をクリップレベルCLとし、クリップ回路105およ
び乗算係数算出回路106へ入力する。乗算係数算出回
路106では、乗算係数kをほぼ(SL÷CL)と求め
て、ゲイン調整回路107へ入力する。
【0010】通常の撮影画像信号Pxが撮像素子から読
み出されると、その撮影画像信号Pxは、この撮影のシ
ャッター動作に同期させて接点b側に切り換えられたス
イッチ101を介して減算器108の一方の入力に入力
する。それに同期して既に記録された暗時画像信号Dx
をメモリ102から読み出し、減算器108の他方の入
力に入力する。減算器108では、撮影画像信号Pxか
ら暗時画像信号Dxを減算器108で減算(Px−D
x)し、クリップ回路105へ送る。クリップ回路10
5ではクリップレベルCLを超える信号がクリップさ
れ、さらに、ゲイン調整回路107で乗算係数kにより
ゲインを調整して、次段のカメラ信号処理部109へと
受け渡す。
【0011】図2は、図1の各部の信号を示している。
(a)は、撮影画像信号Pxと暗時画像信号Dxを示
し、(b)は撮影画像信号Pxから暗時画像信号Dxを
減算器108で減算した信号を示している。また、
(c)はクリップ回路105によりクリップされた信号
を、(d)は乗算係数算出回路106より出力される係
数kに基づき、クリップされた信号をゲイン調整回路1
07でゲイン調整した状態の信号を示している。
【0012】この実施の形態では、図2(d)に示すよ
うに、撮像素子における過渡状態での固定パターンノイ
ズの低減は元より、飽和状態での固定パターンノイズの
除去も実現できる。
【0013】ところで、図1の実施の形態の場合、図3
(a)に示すように、暗時画像信号Dxの最大値レベル
が、傷などの原因により極端に大きい値が存在するとき
は、(b)に示すようにクリップレベルが低すぎて、固
定パターンノイズ低減後の撮影画像信号Pxのほとんど
が潰れてしまうことが考えられる。
【0014】このような場合、入力端子100に入力さ
れる撮像素子からの画像信号をA/Dコンバータでデジ
タルに変換し、レベルの高いものから上位n個の平均を
検出し、クリップレベルがあまり低くならないようにす
ることが考えられる。
【0015】このことを考慮したのが、図4の回路構成
図に示した、この発明の第2の実施の形態である。この
実施の形態は、図1の実施の形態の最大レベル検出回路
103に変えて、デジタル信号化された暗時画像信号D
xのレベルの高いものから、上位n個の平均レベルDa
を検出する平均レベル検出回路401を設けたものであ
る。
【0016】この場合、平均レベル検出回路401を用
い、図5(a)に示す暗時画像信号Dxの最も高いレベ
ルDmaxから、上位n個の平均レベルDaをクリップ
レベルCLとしたため、図5(b)に示すように、クリ
ップレベルがあまり低くならないようにすることができ
る。
【0017】この実施の形態では、暗時画像信号Dxの
最大値レベルが傷等の原因により、極端に大きい値の場
合の、クリップレベルCLの下げすぎを抑え、固定パタ
ーンノイズ低減後の撮影画像信号Pxの潰れを防止する
ことができる。
【0018】図6は、この発明の第3の実施の形態につ
いて説明するための回路構成図である。この実施の形態
は、図1の実施の形態の最大レベル検出回路103に変
えて、デジタル信号化された暗時画像信号Dxのレベル
のうち、予め設定されたしきい値TLを越えないレベル
の高い方から上位n個の平均レベルDbを検出する平均
レベル回路601を設けたものである。
【0019】この平均レベル回路601では、図7
(a)に示す予め設定されたしきい値TLを越えたレベ
ルの暗時画像信号Dxを除いた暗時画像信号Dxの上位
n個の平均を平均レベルDbとして抽出した。飽和信号
レベルSLから平均レベルDbを減算器104により減
算された値を、図7(b)に示すようにクリップレベル
CLとする。
【0020】この場合、しきい値TLを越えた暗時画像
信号Dxは、傷と判断してノイズ除去としない。従っ
て、しきい値TLより越えたレベルの分をクリップしな
いために、それだけより固定パターンノイズ低減後の撮
影画像信号Pxの潰れを抑えることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の撮像素
子の固定パターンノイズ低減装置によれば、飽和レベル
に達した撮影画像信号のクリップがかかっている高いレ
ベルの領域で、暗時画像信号を減算したことにより、ク
リップがかかっている高いレベルでも撮像素子の固定パ
ターンノイズの発生を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図2】図1の動作について説明するための説明図。
【図3】図1の実施の形態の課題について説明するため
の説明図。
【図4】この発明の第2の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図5】図4の動作について説明するための説明図。
【図6】この発明の第3の実施の形態について説明する
ための回路構成図。
【図7】図6の動作について説明するための説明図。
【図8】従来の撮像素子の固定パターンノイズ低減装置
について説明するための回路構成図。
【図9】図8の課題について説明するための説明図。
【符号の説明】
100…入力端子、101…スイッチ、102…メモ
リ、103…最大レベル検出回路、104,108…減
算器、105…クリップ回路、106…乗算係数算出回
路、107…ゲイン調整回路、109…カメラ信号処理
部、401,601…平均レベル検出回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子より得られた画像信号から暗時
    画像信号を減算する撮像素子の固定パターンノイズ低減
    装置において、 前記暗時画像信号の所定のレベルを検出する手段と、 予め設定した飽和信号レベルから、前記所定のレベルを
    減算した値をクリップレベルとして、前記暗時画像信号
    を減算した後の前記画像信号のうち、前記クリップレベ
    ルを越えた信号にクリップをかける手段とからなること
    を特徴とする撮像素子の固定パターンノイズ低減装置。
  2. 【請求項2】 前記暗時画像信号の所定のレベルが、該
    暗時画像信号の最大レベルであることを特徴とする請求
    項1に記載の撮像素子の固定パターンノイズ低減装置。
  3. 【請求項3】 デジタル信号化された前記暗時画像信号
    の所定のレベルが、該暗時画像信号のレベルの高いもの
    から上位n個の平均レベルであることを特徴とする請求
    項1に記載の撮像素子の固定パターンノイズ低減装置。
  4. 【請求項4】 前記暗時画像信号のレベルの高いものの
    上位n個に、あるしきい値より高いレベルのものは除外
    することを特徴とする請求項3に記載の撮像素子の固定
    パターンノイズ低減装置。
  5. 【請求項5】 前記クリップレベルが前記飽和信号レベ
    ルと概略等しくなるような乗算係数を求める手段と、該
    乗算係数を用い前記クリップ手段によりクリップされた
    後の前記画像信号のゲインを調整する手段とを備える請
    求項1に記載の撮像素子の固定パターンノイズ低減装
    置。
JP10012699A 1998-01-26 1998-01-26 撮像素子の固定パターンノイズ低減装置 Withdrawn JPH11215439A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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