JP2001358982A - 動画静止画撮像装置、手振れ補正方法、及び記憶媒体 - Google Patents

動画静止画撮像装置、手振れ補正方法、及び記憶媒体

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JP2001358982A
JP2001358982A JP2000178702A JP2000178702A JP2001358982A JP 2001358982 A JP2001358982 A JP 2001358982A JP 2000178702 A JP2000178702 A JP 2000178702A JP 2000178702 A JP2000178702 A JP 2000178702A JP 2001358982 A JP2001358982 A JP 2001358982A
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still image
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moving image
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JP2000178702A
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Kosuke Nobuoka
幸助 信岡
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画と静止画とを同時に撮影中、パンニング
等の撮影者の意図的なビデオカメラの移動が生じたとし
ても、撮影された静止画において、完全に手振れ補正の
かかった高画質のものが得られるようにする。 【解決手段】 動画像記録部114の作動中に静止画像
記録部115を作動させる指示が与えられたとき、静止
画像にぶれ効果を出すための流し撮りモード(124)
が設定されていない場合には、前記指示を与えられた時
点から1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、手振
れ補正機構(101,116〜118,120)を動作
させる。一方、動画像記録部114の作動中に静止画像
記録部115を作動させる指示が与えられたとき、前記
流し撮りモードが設定されていた場合には、該指示を与
えられた時点から1フレーム分の撮影に要する時間に亘
って、前記手振れ補正機構を動作させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画静止画撮像装
置、手振れ補正方法、及び記憶媒体に関し、特に、撮影
者の手振れに起因する撮影画像全体の移動を補正する手
振れ補正機構と、撮影画像を動画像として記録する動画
像記録手段と、撮影画像を静止画像として記録する静止
画像記録手段とを備えた動画静止画撮像装置、該動画静
止画撮像装置に適用される手振れ補正方法、及び該手振
れ補正方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年の民生用のビデオカメラにおいて
は、以前のビデオカメラのように、動画像を撮影、記録
するだけでなく、静止画像も撮影、記録するという機能
が搭載されているものがある。ディジタルビデオ記録フ
ォーマットであるDV方式でも、フォーマットの一つと
して静止画記録モードが規定されている。
【0003】さらに、特に最近の傾向として、半導体メ
モリ等の静止画像専用の記録メディアに静止画像を記録
するというビデオカメラが実現されるようになり、DV
方式等のフォーマットに制限されない多画素の静止画の
撮影、記録等を行えるものや、動画静止画同時記録をも
行えるものが現われてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各装置のなかで動画静止画同時記録を行うものにつ
いては、以下のような問題点を有していた。
【0005】すなわち、従来のビデオカメラにおいて
は、ほとんどのものに手振れ補正機構が搭載され、撮影
者の手振れに起因する撮影画面全体の移動を補正するよ
うにしているが、こうした手振れ補正機構の動画撮影時
における処理動作では、撮影者が例えばパンニング動作
をすることを考慮して、パンニング等の大きな振れに対
しては撮影画面全体の移動の補正を抑制するようにされ
ている。
【0006】従って、こうした従来の手振れ補正を行い
ながらパンニング中に動画静止画同時記録を行ったなら
ば、撮影された静止画の方は、撮影画面全体の移動が補
正されていないため、例え1フレームという短時間に撮
影された画像であっても、流れやブレのある画像となっ
てしまう。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、動画と静止画とを同時に撮影中、パン
ニング等の撮影者の意図的なビデオカメラの移動が生じ
たとしても、撮影された静止画において、完全に手振れ
補正のかかった高画質のものが得られるようにした動画
静止画撮像装置、手振れ補正方法、及び記憶媒体を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、撮影者の手振れに起
因する撮影画像全体の移動を補正する手振れ補正機構
と、撮影画像を動画像として記録する動画像記録手段
と、撮影画像を静止画像として記録する静止画像記録手
段と、前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録
手段を作動させる指示が与えられたとき、静止画像にぶ
れ効果を出すための流し撮りモードが設定されていない
場合には、前記指示を与えられた時点から1フレーム分
の撮影に要する時間に亘って、前記手振れ補正機構を動
作させる第1の制御手段と、前記動画像記録手段の作動
中に前記静止画像記録手段を作動させる指示が与えられ
たとき、前記流し撮りモードが設定されていた場合に
は、該指示を与えられた時点から1フレーム分の撮影に
要する時間に亘って、前記手振れ補正機構を動作させな
い第2の制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明によれば、撮影
者の手振れに起因する撮影画像全体の移動を補正する手
振れ補正機構と、撮影画像を動画像として記録する動画
像記録手段と、撮影画像を静止画像として記録する静止
画像記録手段とを備えた動画静止画撮像装置に適用され
る手振れ補正方法において、前記動画像記録手段の作動
中に前記静止画像記録手段を作動させる指示が与えられ
たとき、静止画像にぶれ効果を出すための流し撮りモー
ドが設定されていない場合には、前記指示を与えられた
時点から1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前
記手振れ補正機構を動作させる第1の制御ステップと、
前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
作動させる指示が与えられたとき、前記流し撮りモード
が設定されていた場合には、該指示を与えられた時点か
ら1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振
れ補正機構を動作させない第2の制御ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0010】さらに、請求項8記載の発明によれば、撮
影者の手振れに起因する撮影画像全体の移動を補正する
手振れ補正機構と、撮影画像を動画像として記録する動
画像記録手段と、撮影画像を静止画像として記録する静
止画像記録手段とを備えた動画静止画撮像装置に適用さ
れる手振れ補正方法をプログラムとして記憶した、コン
ピュータにより読み出し可能な記憶媒体において、前記
手振れ補正方法が、前記動画像記録手段の作動中に前記
静止画像記録手段を作動させる指示が与えられたとき、
静止画像にぶれ効果を出すための流し撮りモードが設定
されていない場合には、前記指示を与えられた時点から
1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振れ
補正機構を動作させる第1の制御ステップと、前記動画
像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を作動させ
る指示が与えられたとき、前記流し撮りモードが設定さ
れていた場合には、該指示を与えられた時点から1フレ
ーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振れ補正機
構を動作させない第2の制御ステップとを有することを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0012】(第1の実施の形態)図1は、本発明に係
る動画静止画撮像装置の第1の実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【0013】図1において101はバリアングルプリズ
ム(以下、VAPと記す)、102は結像光学レンズ、
103はCCD撮像素子、104はA/Dコンバータ
(ADC)、105は第1のラインメモリ、106は第
2のラインメモリ、107は加算器、108は色分離回
路、109は第1のフレームメモリ、110は第2のフ
レームメモリ、111はフレーム間補間回路、112は
第1のスイッチ、113は第2のスイッチ、114は動
画像(DV)記録部、、115は静止画像(JPEG)
記録部、116は水平方向加速度センサ(HS)、11
7は垂直方向加速度センサ(VS)、118はセンサア
ンプ、119はパンニング検出回路、120は信号抑制
回路、121は第3のスイッチ、122は固定ゲイン設
定回路、123は静止画撮影トリガ、124は流し撮り
モード設定ボタン、125は第4のスイッチ、126は
動画静止画同時撮影モード設定ボタン、127は第5の
スイッチである。
【0014】以上のように構成される動画静止画撮像装
置の動作を以下に説明する。
【0015】まず、動画像のみの撮影を行う場合から説
明する。
【0016】図1において、VAP101、結像光学レ
ンズ102を通じてCCD撮像素子103上に投影され
た光学像は、ここで光電変換されて電気的な画像信号が
生成される。この画像信号は、A/Dコンバータ104
にてディジタル画像信号に変換される。
【0017】図1に示す第1の実施の形態は、単一のC
CDにカラーフィルタを装着した、いわゆる単板式ビデ
オカメラとなっており、前記ディジタル画像信号には輝
度情報と色情報とが含まれる。そこで、第1および第2
のラインメモリ105,106によりそれぞれ生成され
る1水平期間分および2水平期間分遅れた各ディジタル
画像信号を基に、色分離回路108が輝度情報と色情報
とを分離し、輝度信号Yと、時分割多重の色差信号RY
/BYを生成する。なお、第1の実施の形態では、A/
Dコンバータ104から出力されたディジタル画像信号
と、前記2水平期間分遅れたディジタル画像信号とには
同一の加算処理を施すことから、加算器107であらか
じめ加算したものを、色分離回路108に入力してい
る。
【0018】こうした色分離回路108によって出力さ
れた輝度信号Yと色差信号RY/BYとは、第1のフレ
ームメモリ109とフレーム間補間回路111に入力さ
れる。第1のフレームメモリ109に記録された1フレ
ーム分の輝度信号Yと色差信号RY/BYは1フレーム
分の時間だけ遅れた後、第2のフレームメモリ110と
静止画記録部115と第1および第2のスイッチ11
2,113とに入力される。
【0019】第1および第2のスイッチ112,113
は静止画撮影トリガ123により制御されるものである
が、これらのスイッチと静止画撮影トリガ123との間
に第4のスイッチ125と第5のスイッチ127があ
り、第4のスイッチ125は流し撮りモード設定ボタン
124により、第5のスイッチ127は動画静止画同時
撮影モード設定ボタン126により制御される。
【0020】動画のみの撮影時には、流し撮りモード設
定ボタン124及び動画静止画同時撮影モード設定ボタ
ン126の両ボタンとも押されず、この場合には第4の
スイッチ125及び第5のスイッチ127の両スイッチ
とも1側接続となり、第4のスイッチ125は高レベル
信号を出力する。この高レベル信号の入力により、第1
および第2のスイッチ112,113が1側接続とな
り、したがって、第1のフレームメモリ109からの輝
度信号および色差信号が動画像記録部114に入力され
る。動画像記録部114では、DVフォーマットヘの変
換等の記録信号処理が行われ、図示しないテープメディ
アに動画像が記録される。
【0021】この動画のみの撮影時における手振れ補正
機構の動作を以下に説明する。
【0022】水平方向加速度センサ116と垂直方向加
速度センサ117とが、ビデオカメラ本体の水平方向
(図1における紙面垂直方向)と垂直方向(図1におけ
る紙面上下方向)との二次元の物理的動きを示す加速度
信号を出力する(光軸方向である図1における紙面左右
方向の動きは無視)。これらの加速度信号は微弱なもの
であるため、センサアンプ118で増幅され、パンニン
グ検出回路119と信号抑制回路120とに入力され
る。パンニング検出回路119は、入力された各加速度
信号を解析して、同一方向への大きな動きを表わす加速
度信号が入力された場合には、撮影者によるパンニング
であると判断し、第3のスイッチ121を通じて信号抑
制回路122に対し、センサアンプ118から出力され
た各加速度信号を抑制するようにゲインをかける。すな
わち、信号抑制回路122でのゲインを0にして加速度
信号のレベルを0にする。
【0023】信号抑制回路120から出力された各加速
度信号はVAP101に伝えられ、ビデオカメラ本体の
物理的動きによる撮影画像の振れを打ち消すように、光
学像のCCD撮像素子103上への結像位置を変化させ
る。
【0024】ただし、上記説明したように、撮影者によ
ってパンニングが行われていることが検出された場合に
は、各加速度信号が抑制されるので、パンニング検出時
においては手振れ補正は行われないことになる。なお、
前記第3のスイッチ121の制御は、上記説明した第1
および第2のスイッチ112,113と同じように、第
4のスイッチ125の出力により行われ、第4のスイッ
チ125の出力が高レベルである場合には、第3のスイ
ッチ121は1側接続となる。前述のように、動画像撮
影時には第4のスイッチ125の出力が高レベルである
ので、前記第3のスイッチ121は1側接続となり、パ
ンニング検出回路119の出力が信号抑制回路120に
入力されることとなる。
【0025】次に、静止画像のみの撮影記録の場合の動
作を説明する。CCD撮像素子103から色分離回路1
08までの信号処理と、水平方向加速度センサ116及
び垂直方向加速度センサ117から第3のスイッチ12
1までの手振れ補正機構の動作は、上記動画像のみの撮
影時の動作と同じであるため説明を省略する。
【0026】静止画のみの撮影時には静止画撮影トリガ
123が押され、その信号を受けた静止画記録部115
は、第1のフレームメモリ109から出力された輝度信
号Yと色差信号RY/BYとに対して、JPEG等の静
止画記録用の信号処理を施し、図示しない半導体メモリ
等のメディアに記録する。
【0027】前記静止画撮影トリガ123の出力は静止
画記録部115の他、第5のスイッチ127の0側入力
端に入力されているが、第5のスイッチ127は、その
制御信号を出力する動画静止画同時撮影モード設定ボタ
ン126が押されない限り1側接続となり、また、第4
のスイッチ125は、流し撮りモード設定ボタン124
が押されない限り1側接続であるため、第3のスイッチ
121には高レベルの制御信号が送られ、その結果、第
3のスイッチ121は1側接続となり、動画像のみの撮
影時と同様、パンニング検出回路119の出力が信号抑
制回路120に入力され、パンニング検出時においては
手振れ補正は行われないことになる。
【0028】次に、動画静止画同時撮影を行う場合の動
作を説明する。この場合も、CCD撮像素子103から
色分離回路108までの信号処理と、水平方向加速度セ
ンサ116及び垂直方向加速度センサ117から第3の
スイッチ121までの手振れ補正機構の動作は、上記動
画像のみの撮影時の動作及び静止画像のみの撮影時の動
作と同じであるため説明を省略する。
【0029】動画静止画同時撮影を行う場合、撮影者は
動画静止画同時撮影モード設定ボタン126を押した上
で撮影を行う。動画静止画同時撮影モード設定ボタン1
26が押されると、第5のスイッチ127は0側接続と
なり、静止画撮影トリガ123の出力が第5のスイッチ
127を介して第4のスイッチ125の1側入力端に入
力される。このとき、流し撮りモード設定ボタン124
が押されていない場合、第4のスイッチ125は1側接
続となり、第4のスイッチ125の出力は静止画撮影ト
リガ123の出力と同一になる。上記説明したように、
第4のスイッチ125の出力は、第3のスイッチ12
1、第1のスイッチ112、第2のスイッチ113の切
り替え制御を行う。
【0030】このように、第4のスイッチ125の出力
が静止画撮影トリガ123の出力と同一となっているの
で、ここで、動画の撮影記録中に静止画撮影トリガ12
3が押されると、第4のスイッチ125の出力で制御さ
れる第3のスイッチ121は、静止画撮影トリガ123
の入力タイミングで1フレームに相当する時間だけ0側
接続となる。第3のスイッチ121の0側入力端には固
定ゲイン設定回路122の出力が接続されており、固定
ゲイン設定回路122は、信号抑制回路120に設定す
るゲインとして大きさ1のものを出力する。従って、前
記1フレームに相当する時間に亘って信号抑制回路12
0のゲインは1となり、VAP101が、前記1フレー
ムに相当する時間に亘って、パンニング中であっても手
振れを補正するための光路変更を行う。かくして、動画
静止画同時撮影モード設定時に撮影された静止画は、手
振れ等の動きが完全に補正された画像となる。
【0031】なお、第1、第2のスイッチ112,11
3にも同様に静止画撮影トリガ123が入力され、これ
によって、第1、第2のスイッチ112,113が前記
1フレームに相当する時間に亘って0側接続となる。し
たがって、フレーム間補間回路111から出力された輝
度信号Yと色差信号RY/BYとが動画記録部114に
入力される。
【0032】フレーム間補間回路111は、色分離回路
108から出力された輝度、色差信号と、第2のフレー
ムメモリ110から出力された2フレーム分遅れた輝
度、色差信号とを基に、輝度、色差信号を補間生成す
る。この生成された輝度、色差信号は、第1のフレーム
メモリ109から出力される1フレーム分遅れた輝度、
色差信号にタイミング的に相当する。従って、前記フレ
ーム間補間回路111から出力される動画像は、第1の
フレームメモリ109から静止画記録部115に送られ
る前記手振れ等の動きが完全に補正された静止画と同じ
タイミングの画像であり、この動画像からは、静止画撮
影に伴ってパンニング時でも手振れ補正を行うことに起
因して発生する不連続性が排除されている。ただし、こ
の動画像には、補間に伴う多少の画像のぼけが存在す
る。
【0033】一方、動画静止画同時撮影モード設定時
に、流し撮りモード設定ボタン124を押すと、静止画
撮影時でもパンニングが検出されると手振れ補正を行わ
ない流し撮りモードに設定することができる。すなわ
ち、流し撮りモード設定ボタン124が押されると、第
4のスイッチ125が0側接続となり、静止画撮影トリ
ガ123から第5のスイッチ127を介して第4のスイ
ッチ125の出力端への経路が、第4のスイッチ125
で切断され、第4のスイッチ125の出力端へは高レベ
ル出力が出力される。従って、第3のスイッチ121
と、第1および第2のスイッチ112,113とは共に
1側接続のままとなる。よって、信号抑制回路120に
はパンニング検出回路119からの出力信号が入力され
続け、また動画記録部114には第1のフレームメモリ
109からの輝度、色差信号が入力され続ける。したが
って、動画静止画同時撮影モード設定時に、流し撮りモ
ード設定ボタン124を押すと、動画のみ、あるいは静
止画のみの撮影時と同じように、パンニング検出時にお
いては手振れ補正は行われないことになり、静止画撮影
時でもパンニングに対する手振れ補正を行わずに、撮影
者が意図する流し撮り表現効果を含んだ静止画を、動画
と同時に撮影できる。
【0034】(第2の実施の形態)図2及び図3は、本
発明に係る動画静止画撮像装置の第2の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【0035】図2において、201はバリアングルプリ
ズム(VAP)、202は結像光学レンズ、203はプ
リズム、204は第1のCCD撮像素子、205は第2
のCCD撮像素子、206は第3のCCD撮像素子、2
07は第1のA/Dコンバータ、208は第2のA/D
コンバータ、209は第3のA/Dコンバータ、210
はマトリクス回路、211は時分割多重回路、212は
第1のフレームメモリ、213は第2のフレームメモ
リ、214はフレーム間補間回路、215は第1のスイ
ッチ、216は第2のスイッチ、217はDVレコーダ
ー信号処理回路、218はDVテープメディア、219
はJPEG静止画信号処理回路、220は静止画像記録
メモリ、221は動きベクトル検出回路、222は水平
方向加速度センサ(HS)、223は垂直方向加速度セ
ンサ(VS)、224はセンサアンプ、225は減衰回
路、226はハイブリッド防振制御回路、227はパン
ニング検出回路、228はパンニングキャンセル回路、
229は第3のスイッチ、230は第4のスイッチ、2
31はOR論理回路、232は動画撮影トリガ、233
は静止画撮影トリガ、234は流し撮りモード設定ボタ
ン、235はNOT論理回路である。
【0036】以上のように構成される第2の実施の形態
における動画静止画撮像装置の動作を以下に説明する。
【0037】VAP201および結像光学レンズ202
を通過した光学像は、プリズム203により光の3原色
であるRGB光に分解され、各々、第1のCCD撮像素
子204、第2のCCD撮像素子205、第3のCCD
撮像素子206により光電変換され、3原色の電気信号
が生成される。これらの3原色の電気信号は各々、第1
のA/Dコンバータ207、第2のA/Dコンバータ2
08、第3のA/Dコンバータ209にてディジタル画
像信号に変換され、マトリクス回路210にて輝度信号
Y(図中Y0)、第1の色差信号R−Y、第2の色差信
号B−Yに変換される。第1の色差信号R−Yと第2の
色差信号B−Yとは、時分割多重回路211にて1/2
のデータレートに間引かれた後、R−Y、B−Yの順に
時分割多重された色差信号RY/BY(図中RY/BY
0)に変換される。
【0038】輝度信号Y0と色差信号RY/BY0とは
第1のフレームメモリ212に入力されて、1フレーム
遅れの輝度信号Y1および色差信号RY/BY1が生成
され、更にこれら輝度信号Y1と色差信号RY/BY1
とが第2のフレームメモリ213に入力されて、2フレ
ーム遅れの輝度信号Y2および色差信号RY/BY2が
生成される。また、前記輝度信号Y0と色差信号RY/
BY0と、前記2フレーム遅れの輝度信号Y2と色差信
号RY/BY2とは、フレーム間補間回路214に入力
され、ここでフレーム間補間された輝度信号Y3と色差
信号RY/BY3とが生成される。前記フレーム間補間
された輝度信号Y3と色差信号RY/BY3とは、タイ
ミング的に前記1フレーム遅れの輝度信号Y1と色差信
号RY/BY1とに相当する。
【0039】前記フレーム間補間された輝度信号Y3及
び色差信号RY/BY3と、前記1フレーム遅れの輝度
信号Y1及び色差信号RY/BY1とは、第1および第
2のスイッチ215,216によりいずれか一方の組み
合わせが選択されてDVレコーダー信号処理回路217
に入力されて、DVフォーマットの記録信号に変換され
た後、DVテープメディア218に記録される。前記D
Vレコーダー信号処理回路217は、動画撮影トリガ2
32からの制御信号により記録の開始や停止が制御され
る。前記第1および第2のスイッチ215,216の切
り替え制御については後述する。
【0040】また、JPEG静止画信号処理回路219
には、前記1フレーム遅れの輝度信号Y1と色差信号R
Y/BY1とが入力され、JPEG静止画信号処理回路
219により静止画像記録用のJPEGフォーマットの
画像記録信号に変換されて静止画像記録メモリ220に
書き込まれる。前記JPEG静止画信号処理回路219
は、静止画撮影トリガ233からの制御信号により記録
の開始や停止が制御される。
【0041】動きベクトル検出回路221は、前記輝度
信号Y0と前記1フレーム遅れの輝度信号Y1とを基
に、フレーム間の動きベクトル情報を検出し、減衰回路
225とパンニング検出回路227とに出力する。
【0042】水平方向加速度センサ222と垂直方向加
速度センサ223とは、ビデオカメラ本体の物理的な動
きを検出し、その検出信号は、センサアンプ224で増
幅され、前記動きベクトル情報と同様に、減衰回路22
5とパンニング検出回路227とに入力される。ここ
で、前記動きベクトル情報は、ゆっくりとした手振れに
よる動きを適切に示し、前記各加速度センサからの検出
信号は、急激な手振れによる動きを適切に示す。
【0043】減衰回路225は、そのゲインが可変であ
る増幅回路であり、パンニング検出回路227からの制
御信号にてゲインが調整される。パンニング検出回路2
27が後述のようにパンニングを検出したときは、減衰
回路225のゲインは1より小さい値に設定され、検出
しないときにはゲイン1に設定される。減衰回路225
に入力された前記動きベクトル情報と前記各加速度セン
サからの検出信号とは減衰回路225で、パンニング検
出回路227からの出力に応じたゲインにより増幅(実
際上、減衰)され、ハイブリッド防振制御回路226に
出力される。
【0044】ハイブリッド防振制御回路226は、入力
された前記動きベクトル情報と前記各加速度センサから
の検出信号とに基づき、それらの信号レベルが減少する
ように設定されたVAP201の駆動用の信号(図中V
AP_H1,VAP_V1)を生成する。VAP201
は、これらの駆動用信号VAP_H1と駆動用信号VA
P_V1とにより駆動されると、VAP201を通過す
る光の経路がずれ、結像光学レンズ202とプリズム2
03とを介して各CCD撮像素子204〜206に投影
された結像の位置は安定し、手振れに起因する画像の動
きが減少することになる。
【0045】ところで、撮影者によってパンニングが行
われた場合、パンニングによる画像の動きは、ほぼ一定
の流れるような動きであり、こうした特徴に着目して、
パンニングが行われていることがパンニング検出回路2
27にて検出される。パンニングが行われていることが
検出されると、パンニング検出回路227はまず、減衰
回路225に制御信号を送り、減衰回路225のゲイン
を1より小さい値に設定する。これにより、前記動きベ
クトル情報と前記各加速度センサからの検出信号とが減
衰回路225において減衰され、したがって、ハイブリ
ッド防振制御回路226で生成される前記駆動用信号V
AP_H1,VAP_V1が、手振れ補正の度合いの小
さいものに設定され、パンニング検出時には手振れ補正
はかなり控えめなものとなる。
【0046】前記パンニング検出回路227はまた、パ
ンニングの程度を示す動き情報を検出し、これをパンニ
ングキャンセル回路228に出力する。パンニングキャ
ンセル回路228は、この動き情報を基に、前記パンニ
ングに伴う画像の動きを完全に相殺させるためのVAP
駆動用信号(図中VAP_H2,VAP_V2)を生成
する。図3に示すように、前記駆動用信号VAP_H
1,VAP_V1と、前記駆動用信号VAP_2,VA
P_V2とは、第3のスイッチ229と第4のスイッチ
230にて選択され、いずれか一方の組がVAP201
に出力されるようになっている。第3のスイッチ229
及び第4のスイッチ230の切り替え制御は、前記第1
および第2のスイッチ215,216の切り替え制御と
共通である。
【0047】次に、第1および第2のスイッチ215,
216、第3のスイッチ229、第4のスイッチ230
の切り替え制御について説明する。
【0048】前記名スイッチの切り替え制御は、全てO
R論理回路231の出力により行われるが、OR論理回
路231の出力は、動画撮影トリガ232と静止画撮影
トリガ233とが押され、且つ流し撮りモード設定ボタ
ン234が押されていない状態の時のみ低レベルとな
る。すなわち、動画撮影中に、流し撮りモードではない
状態で静止画を撮影した場合、前記第1および第2のス
イッチ215,216と、第3のスイッチ229と第4
のスイッチ230とに低レベル信号が送られ、この場
合、これらのスイッチは全て0側接続となる。これによ
り、パンニングキャンセル回路228からVAP201
に、パンニングに伴う画像の動きを完全に相殺させるた
めのVAP駆動用信号VAP_H2,VAP_V2が送
られ、静止画撮影中にパンニングが行われても、手振れ
補正が完全に行われた静止画を得ることができる。
【0049】そしてこの場合に、DVレコーダー信号処
理回路217に入力される動画像の画像信号は、フレー
ム間補間された輝度信号Y3と色差信号RY/BY3と
になるため、この動画像からは、静止画撮影に伴ってパ
ンニング時でも手振れ補正を行うことに起因して発生す
る不連続性が排除されている。ただし、この動画像に
は、補間に伴う多少の画像のぼけが存在する。
【0050】一方、動画のみの撮影や、静止画のみの撮
影では、OR論理回路231の出力が高レベルとなるの
で、パンニング検出時においては手振れ補正の補正度合
いが低下される。また、第1のフレームメモリ212か
らの1フレーム遅れた輝度信号Y1と色差信号RY/B
Y1とがDVレコーダー信号処理回路217へ格納され
る。同様に、動画撮影中に、流し撮りモードを設定して
静止画の撮影を行った場合も、OR論理回路231の出
力が高レベルとなるので、パンニング検出時においては
手振れ補正の補正度合いが低下され、撮影者が意図する
流し撮り表現効果を含んだ静止画を、動画と同時に撮影
できる。
【0051】以上のように、第1及び第2の実施の形態
の各動画静止画撮像装置によれば、例えば動画像を撮影
記録時に撮影者がパンニング動作を行ったとすると、手
振れ補正は行わず、従来のビデオカメラと同じ動画撮影
が行われる。
【0052】次に、動画と静止画とを同時に撮影記録す
るモードに設定しておいて、上記のようなパンニングし
ながらの動画撮影中に、静止画撮影トリガが押される
と、その静止画を撮影記録する1フレームの時間内の
み、光学式手振れ補正機構を作動させて手振れ補正を行
い、当該1フレームに関しては完全に静止した状態での
静止画が撮影される。
【0053】このときに同時に撮影記録中である動画像
においては、パンニングが手振れ補正によって打ち消さ
れてしまうので、上記1フレームの期間に画像の連続性
がなくなることとなる。そこで、この不連続に途切れた
1フレームの前後のフレームを基に補間処理をして画像
を生成し、これを上記1フレームの期間の画像に代用す
ることにより、多少動きのぼけた画像ではあるものの、
動画像から不連続性を取り除くことができる。さらに、
撮影者がパンニング時に意図的にぶれた静止画像を作成
したい場合には、静止画撮影時にパンニングが検出され
ても手振れ補正を行わない流し撮りモードに設定するこ
とにより、対応することができる。
【0054】なお、図1〜図3に示した第1及び第2の
実施の形態の各動画静止画撮像装置は、ハードウェア構
成になっているが、これに代わって、各動画静止画撮像
装置に制御プロセッサを備え、各動画静止画撮像装置の
機能をソフトウェアによって実現するようにしてもよ
い。
【0055】この場合、前述した各実施の形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
して実行することによっても、本発明が達成されること
は言うまでもない。
【0056】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施の形態の機能を実現
することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶
媒体が本発明を構成することになる。
【0057】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0058】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施の形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSな
どが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によ
って前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、
本発明に含まれることは言うまでもない。
【0059】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実
現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0060】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項5
または請求項8記載の発明によれば、撮影者の手振れに
起因する撮影画像全体の移動を補正する手振れ補正機構
と、撮影画像を動画像として記録する動画像記録手段
と、撮影画像を静止画像として記録する静止画像記録手
段とを備えた動画静止画撮像装置において、前記動画像
記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を作動させる
指示が与えられたとき、静止画像にぶれ効果を出すため
の流し撮りモードが設定されていない場合には、前記指
示を与えられた時点から1フレーム分の撮影に要する時
間に亘って、前記手振れ補正機構を動作させる。一方、
前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
作動させる指示が与えられたとき、前記流し撮りモード
が設定されていた場合には、該指示を与えられた時点か
ら1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振
れ補正機構を動作させない。
【0061】これにより、動画と静止画とを同時に撮影
中、パンニング等の撮影者の意図的なビデオカメラの移
動が生じたとしても、撮影された静止画において、完全
に手振れ補正のかかった高画質のものを得ることができ
る。また、流し撮りのように撮影者が意図的に手振れ補
正の度合の少ないパンニング撮影を行う場合にも対応す
ることができる。
【0062】また、請求項2、請求項6または請求項9
記載の発明によれば、前記動画像記録手段の作動中に前
記静止画像記録手段を作動させる指示が与えられたとき
に、前記流し撮りモードが設定されていない場合、前記
1フレーム分の撮影の直前及び直後に撮影された2つの
フレーム画像を基に、補間処理によってフレーム画像を
生成し、前記生成されたフレーム画像を、前記動画像記
録手段に、前記1フレーム分のフレーム画像の代わりと
して記録させる。
【0063】これにより、前記動画像記録手段によって
記録される動画像からは、静止画撮影に伴ってパンニン
グ時でも手振れ補正を行うことに起因して発生する不連
続性が排除されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る動画静止画撮像装置の第1の実施
の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る動画静止画撮像装置の第2の実施
の形態の構成(1/2)を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る動画静止画撮像装置の第2の実施
の形態の構成(2/2)を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 バリアングルプリズム(VAP、手振れ補正機
構) 102 結像光学レンズ 103 CCD撮像素子 104 A/Dコンバータ 105 第1のラインメモリ 106 第2のラインメモリ 107 加算器 108 色分離回路 109 第1のフレームメモリ 110 第2のフレームメモリ 111 補間回路(生成手段) 112 第1のスイッチ(第3の制御手段) 113 第2のスイッチ(第3の制御手段) 114 動画像記録部(動画像記録手段) 115 静止画像記録部(静止画像記録手段) 116 水平方向加速度センサ(手振れ補正機構) 117 垂直方向加速度センサ(手振れ補正機構) 118 センサアンプ(手振れ補正機構) 119 パンニング検出回路 120 信号抑制回路(手振れ補正機構) 121 第3のスイッチ(第1の制御手段、第2の制御
手段) 122 固定ゲイン設定回路 123 静止画撮影トリガ 124 流し撮りモード設定ボタン(第1の制御手段、
第2の制御手段) 125 第4のスイッチ(第1の制御手段、第2の制御
手段、第3の制御手段) 126 動画静止画同時撮影モード設定ボタン(第1の
制御手段、第2の制御手段) 127 第5のスイッチ(第1の制御手段、第2の制御
手段、第3の制御手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影者の手振れに起因する撮影画像全体
    の移動を補正する手振れ補正機構と、 撮影画像を動画像として記録する動画像記録手段と、 撮影画像を静止画像として記録する静止画像記録手段
    と、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、静止画像にぶれ効果
    を出すための流し撮りモードが設定されていない場合に
    は、前記指示を与えられた時点から1フレーム分の撮影
    に要する時間に亘って、前記手振れ補正機構を動作させ
    る第1の制御手段と、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、前記流し撮りモード
    が設定されていた場合には、該指示を与えられた時点か
    ら1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振
    れ補正機構を動作させない第2の制御手段とを有するこ
    とを特徴とする動画静止画撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記動画像記録手段の作動中に前記静止
    画像記録手段を作動させる指示が与えられたときに、前
    記流し撮りモードが設定されていない場合、前記1フレ
    ーム分の撮影の直前及び直後に撮影された2つのフレー
    ム画像を基に、補間処理によってフレーム画像を生成す
    る生成手段と、 前記生成手段によって生成されたフレーム画像を、前記
    動画像記録手段に、前記1フレーム分のフレーム画像の
    代わりとして記録させる第3の制御手段とを更に有する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画静止画撮像装置。
  3. 【請求項3】 撮影中における撮影方向の変更であるパ
    ニングが行われたことを検出するパニング検出手段と、 前記パニング検出手段がパニングを検出したとき、前記
    手振れ補正機構の機能効果を停止または弱化させる抑制
    手段とを更に有することを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の動画静止画撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記動画像記録手段と前記静止画像記録
    手段とを同時に作動させ得る制御状態を設定する同時作
    動モードが予め設けられ、該同時作動モードが設定され
    ているときに、前記静止画像記録手段を作動させる指示
    が与えられと、前記第1の制御手段または前記第2の制
    御手段が作動することを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の動画静止画撮像装置。
  5. 【請求項5】 撮影者の手振れに起因する撮影画像全体
    の移動を補正する手振れ補正機構と、撮影画像を動画像
    として記録する動画像記録手段と、撮影画像を静止画像
    として記録する静止画像記録手段とを備えた動画静止画
    撮像装置に適用される手振れ補正方法において、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、静止画像にぶれ効果
    を出すための流し撮りモードが設定されていない場合に
    は、前記指示を与えられた時点から1フレーム分の撮影
    に要する時間に亘って、前記手振れ補正機構を動作させ
    る第1の制御ステップと、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、前記流し撮りモード
    が設定されていた場合には、該指示を与えられた時点か
    ら1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振
    れ補正機構を動作させない第2の制御ステップとを有す
    ることを特徴とする手振れ補正方法。
  6. 【請求項6】 前記動画像記録手段の作動中に前記静止
    画像記録手段を作動させる指示が与えられたときに、前
    記流し撮りモードが設定されていない場合、前記1フレ
    ーム分の撮影の直前及び直後に撮影された2つのフレー
    ム画像を基に、補間処理によってフレーム画像を生成す
    る生成ステップと、 前記生成ステップによって生成されたフレーム画像を、
    前記動画像記録手段に、前記1フレーム分のフレーム画
    像の代わりとして記録させる第3の制御ステップとを更
    に有することを特徴とする請求項5記載の手振れ補正方
    法。
  7. 【請求項7】 撮影中における撮影方向の変更であるパ
    ニングが行われたことを検出するパニング検出ステップ
    と、 前記パニング検出ステップによってパニングが検出され
    たとき、前記手振れ補正機構の機能効果を停止または弱
    化させる抑制ステップとを更に有することを特徴とする
    請求項5または請求項6記載の手振れ補正方法。
  8. 【請求項8】 撮影者の手振れに起因する撮影画像全体
    の移動を補正する手振れ補正機構と、撮影画像を動画像
    として記録する動画像記録手段と、撮影画像を静止画像
    として記録する静止画像記録手段とを備えた動画静止画
    撮像装置に適用される手振れ補正方法をプログラムとし
    て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
    体において、 前記手振れ補正方法が、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、静止画像にぶれ効果
    を出すための流し撮りモードが設定されていない場合に
    は、前記指示を与えられた時点から1フレーム分の撮影
    に要する時間に亘って、前記手振れ補正機構を動作させ
    る第1の制御ステップと、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたとき、前記流し撮りモード
    が設定されていた場合には、該指示を与えられた時点か
    ら1フレーム分の撮影に要する時間に亘って、前記手振
    れ補正機構を動作させない第2の制御ステップとを有す
    ることを特徴とする記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記手振れ補正方法が、 前記動画像記録手段の作動中に前記静止画像記録手段を
    作動させる指示が与えられたときに、前記流し撮りモー
    ドが設定されていない場合、前記1フレーム分の撮影の
    直前及び直後に撮影された2つのフレーム画像を基に、
    補間処理によってフレーム画像を生成する生成ステップ
    と、 前記生成ステップによって生成されたフレーム画像を、
    前記動画像記録手段に、前記1フレーム分のフレーム画
    像の代わりとして記録させる第3の制御ステップとを更
    に有することを特徴とする請求項8記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記手振れ補正方法が、 撮影中における撮影方向の変更であるパニングが行われ
    たことを検出するパニング検出ステップと、 前記パニング検出ステップによってパニングが検出され
    たとき、前記手振れ補正機構の機能効果を停止または弱
    化させる抑制ステップとを更に有することを特徴とする
    請求項8または請求項9記載の記憶媒体。
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