JP4957573B2 - 電圧制御型トランジスタのゲートドライブ回路 - Google Patents
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Description
図1には、本実施形態における電圧制御型トランジスタの絶縁型ゲートドライブ回路を示す。
パルストランス10の二次巻線12の第1端子12aと電圧制御型トランジスタ50のゲートとの間において、二次巻線12の第1端子12aから順に、pチャネルタイプのMOSトランジスタ20、ダイオード21、ダイオード22、抵抗51が直列に接続されている。ダイオード21のアノードがMOSトランジスタ20に接続され、ダイオード21のカソードがダイオード22のアノードと接続され、ダイオード22のカソードが抵抗51と接続されている。このように、MOSトランジスタ20がパルストランス10の二次巻線12の第1端子12aと電圧制御型トランジスタ50のゲートとの間に接続され、さらに、第1のダイオードとしてのダイオード21がMOSトランジスタ20と電圧制御型トランジスタ50のゲートとの間においてアノードがMOSトランジスタ20と接続されるとともにカソードが電圧制御型トランジスタ50のゲートと接続されている。
パルストランス10の二次巻線12の第1端子12aとタップ12cとの間には、一対の分圧抵抗23,24およびダイオード25が直列に接続されている。一対の分圧抵抗23,24間にMOSトランジスタ20のゲートが接続されている。ダイオード25は、アノードが抵抗24側であり、カソードがタップ12c側である。
図2には、MOSトランジスタ14のオン時を示す。図3には、MOSトランジスタ14がオンからオフに切り換わった時、即ちターンオフ時を示す。図4には、MOSトランジスタ14のオフ時を示す。
図2に示すように、スイッチング素子としてのMOSトランジスタ14がオンすると、図2において符号A1で示すごとく、パルストランス10の一次巻線11のタップ11cと第2端子11bとの間の巻線が通電され、パルストランス10の二次巻線12に電圧が発生する。すると、図2において符号A2で示すごとく、抵抗23→抵抗24→ダイオード25の経路にて電流が流れてMOSトランジスタ20がオンする。
図3に示すように、MOSトランジスタ14がオンからオフに切り換わると、パルストランス10の二次巻線12に逆起電力(逆電圧)が発生する。すると、図3において符号A10で示すごとく、パルストランス10の二次巻線12のタップ12c→コンデンサ30→抵抗41→ダイオード21の寄生容量→MOSトランジスタ20の寄生ダイオード27→パルストランス10の二次巻線12の第1端子12aに到る経路にて電流が流れる。詳しくは、パルストランス10の逆起電力(逆電圧)によりダイオード21の寄生容量を充電しA10の経路で電流が流れる。ここで、抵抗41の両端間に電位差が生じ、pnpトランジスタ40のベース・エミッタ間の電圧が大きくなる。すると、図3において符号A11で示すごとく電圧制御型トランジスタ50のゲートから抵抗51→pnpトランジスタ40のエミッタ・ベース間→ダイオード21の寄生容量→MOSトランジスタ20の寄生ダイオード27→パルストランス10の二次巻線12の第1端子12aに到る経路にて電流が流れる(pnpトランジスタ40のベース電流が流れる)。
図4において符号A20で示すごとく、コンデンサ30における電圧制御型トランジスタ50のソース側端子から、抵抗52→抵抗51→pnpトランジスタ40のエミッタ・ベース間→抵抗41→コンデンサ30に到る経路にて電流が流れる。これによりpnpトランジスタ40がオン状態を維持する。よって、図4において符号A12で示す電流経路、即ち、電圧制御型トランジスタ50のゲートから抵抗51→pnpトランジスタ40のエミッタ・コレクタ間→コンデンサ30→電圧制御型トランジスタ50のソースに到る経路で電流が流れることにより、電圧制御型トランジスタ50のゲートに負バイアス電圧が印加された状態に維持される。
(1)電圧制御型トランジスタ50のゲート・ソース間に逆バイアスを与えるためのコンデンサ30と、オフ時に誤動作を防止するためのMOSトランジスタ20と、ゲート放電用pnpトランジスタ40と、ダイオード21,31と、抵抗41と、を用いて、コンデンサ30をMOSトランジスタ14のオン時に充電するとともに逆起電力を利用してパルストランス10の二次巻線12のタップ12c→コンデンサ30→抵抗41→ダイオード21の寄生容量→MOSトランジスタ20の寄生ダイオード27→パルストランス10の二次巻線12の第1端子12aに至る経路に電流を流してpnpトランジスタ40のオンの高速化を図るようにした。よって、安定した電圧で充電して当該充電電圧をターンオフ時に利用することができ、しかもターンオフ時にパルストランスの二次巻線側に設けたゲート放電用pnpトランジスタ40を高速にオンすることができる。
・図1に代わる構成として、図5に示すように、ダイオード21に並列にコンデンサ80を接続してもよい。これによりダイオード21の寄生容量だけでなく、コンデンサ80も利用することができる。
・ゲート放電用トランジスタとしてバイポーラトランジスタ40を用いたが、これに代わりpチャネルMOSトランジスタを用いてもよい。
Claims (2)
- 一次巻線と二次巻線を有し、前記二次巻線の一端である第1端子と前記二次巻線の他端である第2端子との間に設けたタップが電圧制御型トランジスタのソースまたはエミッタに接続されたトランスと、
前記一次巻線に電圧を印加する1次側回路と、
前記二次巻線に発生した電圧を前記電圧制御型トランジスタのゲートに印加する2次側回路とを有し、
前記2次側回路は、前記第1端子と前記電圧制御型トランジスタのゲートとの間に接続されるトランジスタと、
アノードが前記トランジスタと接続されるとともにカソードが前記電圧制御型トランジスタのゲートと接続される第1のダイオードと、
前記タップと前記第2端子との間に接続されたコンデンサと、
前記コンデンサと前記第2端子との間においてアノードが前記コンデンサに接続されるとともにカソードが前記第2端子となるように接続される第2のダイオードと、
ドレインまたはコレクタが前記第2のダイオードのアノードと接続されるとともにソースまたはエミッタが前記電圧制御型トランジスタのゲートに接続されるゲート放電用トランジスタと、
一端が前記ゲート放電用トランジスタのドレインまたはコレクタに接続されるとともに、他端が前記ゲート放電用トランジスタのゲートまたはベース、および、前記第1のダイオードのカソードに接続された抵抗と、
を備え、
前記1次側回路により前記一次巻線に印加された電圧によって前記二次巻線に発生する電圧を前記トランジスタおよび前記第1のダイオードを介して前記電圧制御型トランジスタのゲートに印加するとともに前記第2のダイオードを介して前記コンデンサを充電し、前記1次側回路により前記一次巻線に印加される電圧が印加されなくなることで前記二次巻線に発生する逆電圧により前記コンデンサ、前記抵抗、前記第1のダイオード、前記トランジスタを介する電流が流れるようにした
ことを特徴とする電圧制御型トランジスタのゲートドライブ回路。 - 前記トランジスタのゲートが、前記第1端子と前記タップとの間に直列接続された一対の分圧抵抗間に接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の電圧制御型トランジスタのゲートドライブ回路。
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JP2008026725A JP4957573B2 (ja) | 2008-02-06 | 2008-02-06 | 電圧制御型トランジスタのゲートドライブ回路 |
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