JP4954827B2 - レジスタ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車内等の換気や空調の吹き出し口に使用されるレジスタに関し、詳しくは、吹き出し方向を調節可能なフィンを備えたレジスタに関する。
従来、この種のレジスタとして、例えば、送風路の吹出口の内面に、左右方向の風向を調節するための複数の縦フィン(以下、「縦フィン群」と記す)と、上下方向の風向を調節する複数の横フィン(以下、「横フィン群」と記す)とが回動可能に枢着されたレジスタが知られている。これら縦フィン群および横フィン群を回動させることで、吹き出し方向を所望する方向に向けることができる。また、近年、自動車の内装における意匠性を向上させる観点から、吹出口の高さが低く設定されているレジスタが知られている。この場合、横フィンの枚数を1枚のみにして、風量、圧力損失、騒音等の送風性能を確保している。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−182999号公報
上述した2つのレジスタのうち、後者のレジスタでは、横フィンの枚数の減少に伴って空気の指向性能が低下することを防止するという観点から、横フィンは、その奥行き(風路方向の長さ)が長くなるように設定されている。しかしながら、このように設定すると、横フィンを上下方向に回動させたとき、横フィンの後端部(横フィンにおける吹出口と反対側の端部)がリテーナの上下内面と干渉してしまうため、横フィンを狭い範囲でしか回動させることができなかった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、フィンを広い範囲で回動させることができるレジスタを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、空気の吹き出し方向を送風路に対して平行状態から上向きあるいは下向き状態に調節可能な横フィンを備えたレジスタであって、横フィンは、前側フィンと、この前側フィンの後端部に枢着され左右方向を軸方向とする軸回りに回動可能な後側フィンとの2枚のフィンから構成されており、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材を介して保持された状態で前側フィンの後端部に枢着されており、後側フィンの後端部には、送風路の左右のいずれかの内面に向けてガイド軸が突設されており、送風路の内面のうち、ガイド軸と対向する側の内面には、送風路の送風方向を境に対向するように1対のリブが上下にそれぞれ設けられており、空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から下向き状態となるように前側フィンを下向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、上側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを下向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この下向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動され、空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から上向き状態となるように前側フィンを上向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、下側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを上向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この上向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動されることを特徴とする。
この構成によれば、横フィンによって、空気の吹き出し方向を風路に対して平行状態から上向き状態あるいは下向き状態に調節することができる。このとき、横フィンは、前側フィンと後側フィンとから構成されているため、横フィンの奥行きは長く設定された状態となっている。そのため、この横フィンを吹出口の高さの低いリテーナに枢着させた場合であっても、後側フィンを前側フィンに対して回動させることができる。したがって、横フィンを広い範囲で回動させることができる。
また、請求項2に記載の発明は、空気の吹き出し方向を送風路に対して平行状態から左向きあるいは右向き状態に調節可能な縦フィンを備えたレジスタであって、縦フィンは、前側フィンと、この前側フィンの後端部に枢着され上下方向を軸方向とする軸回りに回動可能な後側フィンとの2枚のフィンから構成されており、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材を介して保持された状態で前側フィンの後端部に枢着されており、後側フィンの後端部には、送風路の上下のいずれかの内面に向けてガイド軸が突設されており、送風路の内面のうち、ガイド軸と対向する側の内面には、送風路の送風方向を境に対向するように1対のリブが左右にそれぞれ設けられており、空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から右向き状態となるように前側フィンを右向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、左側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを右向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この右向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動され、空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から左向き状態となるように前側フィンを左向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、右側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを左向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この左向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動されることを特徴とする。
この構成によれば、左右方向にフィンを回動させる場合であっても、請求項1に記載の発明と同様に広い範囲でフィンを回動させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施例を、図1〜7を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、「前後左右上下」の各方向は、「図1の斜視図に示す、前後左右上下」の各方向である。まず、本発明の実施例に係るレジスタを説明する。レジスタ1は、図1に示すように、リテーナ10と、縦フィン群20と、横フィン30と、ベゼル40とに大別され構成されている。以下に、これら各部材を個別に順番に説明していく。
はじめに、リテーナ10を説明する。リテーナ10は、レジスタ1の基部となるものであり、車両前方から車両後方(図1において、斜視図の後方から前方)に延びる四角筒状を呈しており、この内部は送風路10aとなっている。そして、この四角筒状をなす右面、左面、上面、下面のうち、下面の前縁は上面の前縁に対して前方に張り出している。そのため、左右面の前縁は後方から前方に向けて下る格好となるように傾斜している。
このリテーナ10の右面の前縁には、横フィン枢支溝11が切り欠かれている。他方、リテーナ10の左面の前縁には、横フィン枢支孔12が穿設されている。そして、これら横フィン枢支溝11と横フィン枢支孔12とは対向するように設けられている。リテーナ10の上面の前縁には、縦フィン枢支孔13が切り欠かれている。この縦フィン枢支孔13は、左右方向に計5つ並置されている。他方、リテーナ10の下面には、縦フィン枢支溝14が穿設されている。この縦フィン枢支溝14は、左右方向に計5つ並置されている。そして、これら縦フィン枢支孔13と縦フィン枢支溝14とは、上下方向に対向するように設けられている。
次に、縦フィン群20を説明する。縦フィン群20は、5枚の縦フィン21が左右方向に並置された集合体である。この縦フィン21は、上下方向に延びる短冊形状を呈しており、この前端部の上下には、上枢支軸21aおよび下枢支軸21bがそれぞれ突設されている。そして、これら上枢支軸21aおよび下枢支軸21bを、リテーナ10の上下面に形成の縦フィン枢支孔13および縦フィン枢支溝14に嵌め込むことで、縦フィン21は左右方向に回動可能となっている。また、この嵌め込み状態において、縦フィン枢支溝14から突出した下枢支軸21bの先端には、ロッドアーム22の一端が一体となるように形成されている。これにより、縦フィン21を回動させると、ロッドアーム22も縦フィン21と一体となって回動することになる。
このロッドアーム22の他端には、下方に向けて係合突起22bが突設されている。このロッドアーム22は、5枚の縦フィン21の全てに設けられている。そして、これら5つの係合突起22bを枢着可能な5つの係合孔23aを有する連結ロッド23が設けられている。このように、5つのロッドアーム22と連結ロッド23とによって5枚の縦フィン21は連結されるため、5枚の縦フィン21は同期して回動可能となっている。
また、5枚の縦フィン21のうち、中央の縦フィン21の前方には、フィン面の一部を切り欠いた切欠21cが形成されている。この切欠21cによって残された前方の軸21dに、後述するガイドアーム52の先端を挟み込むことができる。
次に、横フィン30を説明する。この横フィン30は、前側フィン31と、この前側フィン31と後側フィン32との2枚のフィンから構成されている。これら2枚のフィン31、32は、いずれも左右方向に延びる短冊形状を呈している。前側フィン31の前端部の左右には、右枢支軸31aおよび左枢支軸31bがそれぞれ突設されている。そして、これら右枢支軸31aおよび左枢支軸31bを、リテーナ10の左右面に形成の横フィン枢支溝11および横フィン枢支孔12に嵌め込むことで、前側フィン31は上下方向に回動可能となっている。このとき、左枢支軸31bには、弾性部材である板ばね33が前側フィン31の左側面に沿う格好で一体となるように組み付けられている。この板ばね33には、その先端が折り曲げられる格好で突起33aが左右方向に形成されている(図2参照)。
図1に戻って、前側フィン31の後端部には、左右方向に向けて回動軸31c、31dがそれぞれ突設されている。一方、後側フィン32の前端部には、これら回動軸31c、31dを挿通させる枢着部32a、32bがそれぞれ設けられている。そして、両回動軸31c、31dを両枢着部32a、32bに挿通させることにより、後側フィン32は、前側フィン31に対して左右方向を軸とする軸回りに回動可能となっている。
これら両枢着部32a、32bのうち、左側の枢着部32bには、既に説明した板ばね33の突起33aを嵌め込む切欠溝32b1が形成されている。これにより、後側フィン32は、そのフィン面32eが前側フィン31のフィン面31eと同一方向を向くように(両フィン面31e、32eが平行となるように)保持された状態となる。また、後側フィン32の後端部には、左右方向に向けてガイド軸32c、32dがそれぞれ突設されている。
次に、ベゼル40を説明する。ベゼル40は、リテーナ10の前縁を覆うカバー部材であり四角枠状を呈している。そのため、ベゼル40は、既に説明したリテーナ10の左右面の傾斜した前縁と対応するように、傾斜した意匠面を持つように成形されている。そして、リテーナ10の送風路10aから吹き出される空気は、このベゼル40の四角枠内部を介して車室へと供給されている。
リテーナ10の右の内面には、送風路10aの送風方向を境に対向するように1対のリブ15(15a、15b)が上下にそれぞれ設けられている。この1対のリブ15のうち、外側に位置するリブ15aは、内側に位置するリブ15bより長く設定されている。これと同様に、リテーナ10の左の内面にも、送風路10aの送風方向を境に対向するように1対のリブ15(15a、15b)が上下にそれぞれ設けられている。これにより、前側フィン31を上下に回動させていくと、これら1対のリブ15(15a、15b)の間に後側フィン32の両ガイド軸32c、32dを挟み込ませることができる。
また、前側フィン31には、左右方向にスライド可能な操作ノブ50が嵌挿されている。この操作ノブ50の下端には、ガイドアーム52が左右方向を軸とする軸回りに枢着されている。これにより、操作ノブ50を左右スライドさせると、ガイドアーム52を介して5枚の縦フィン21を同期させて左右に回動させることができる。また、操作ノブ50を上下に移動させると、前側フィン31を上下に回動させることができる。なお、上記説明した全ての部材は、それぞれ合成樹脂の一体成形により形成されている。
続いて、このレジスタ1の作用効果を説明する。図3に示す状態から、操作ノブ50を下向きに移動させると、前側フィン31は下向きに回動されていく。このとき、前側フィン31に保持されている後側フィン32も、前側フィン31と一体となって回動されていく。すると、後側フィン32の両ガイド軸32c(32d)は、リテーナ10の左右の内面の上側に設けられた1対のリブ15(15a、15b)の間にそれぞれ挟み込まれた状態となる(図4参照)。
この状態から、さらに、操作ノブ50を下向きに移動させると、後側フィン32のガイド軸32c(32d)は、1対のリブ15(15a、15b)に挟み込まれた状態で前方向に移動していく。これにより、後側フィン32の保持は解除され、後側フィン32は、そのフィン面32eが前側フィン31のフィン面31eと同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように回動される(図5参照)。このとき、板ばね33の突起33aは、枢着部32bの切欠溝32b1から外れた状態となる。そのため、板ばね33の突起33aは、枢着部32bの外周面に押し当てられ撓ませられた状態となる。このように操作ノブ50を下向きに移動させて、空気の吹き出し方向が送風路10aに対して平行状態から下向き状態となるように偏向させることができる。
この偏向を戻す場合、操作ノブ50を移動前の状態に戻せばよい。すると、後側フィン32のガイド軸32c(32d)は、1対のリブ15(15a、15b)に挟み込まれた状態から解消された状態となる(図4参照)。この状態から、さらに、操作ノブ50を上向きに移動させると、板ばね33の撓みの反力によって、突起33aが枢着部32bの切欠溝32b1に嵌め込まれる。これにより、後側フィン32は、そのフィン面32eが送風路に対して平行状態から前側フィン31のフィン面31eと同一方向を向いた状態となるように戻される(図3参照)。
逆に、操作ノブ50を上向きに移動させると、前側フィン31は上向きに回動されていく。このとき、前側フィン31に保持されている後側フィン32も、前側フィン31と一体となって回動されていく。すると、後側フィン32の両ガイド軸32c(32d)は、リテーナ10の左右の内面の下側に設けられた1対のリブ15(15a、15b)の間にそれぞれ挟み込まれた状態となる(図6参照)。
この状態から、さらに、操作ノブ50を上向きに移動させると、後側フィン32のガイド軸32c(32d)は、1対のリブ15(15a、15b)に挟み込まれた状態で前方向に移動していく。これにより、後側フィン32の保持は解除され、後側フィン32は、そのフィン面32eが前側フィン31のフィン面31eと同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように回動される(図7参照)。このとき、板ばね33の突起33aは、枢着部32bの切欠溝32b1から外れた状態となる。これにより、板ばね33の突起33aは、枢着部32bの外周面に押し当てられ、撓ませられた状態となる。このように操作ノブ50を上向きに移動させて、空気の吹き出し方向が送風路10aに対して平行状態から上向き状態となるように偏向させることができる。
この偏向を戻す場合、操作ノブ50を移動前の状態に戻せばよい。すると、後側フィン32のガイド軸32c(32d)は、1対のリブ15(15a、15b)に挟み込まれた状態から解消された状態となる(図6参照)。この状態から、さらに、操作ノブ50を上向きに移動させると、板ばね33の撓みの反力によって、突起33aが枢着部32bの切欠溝32b1に嵌め込まれる。これにより、後側フィン32は、そのフィン面32eが送風路に対して平行状態から前側フィン31のフィン面31eと同一方向を向いた状態となるように戻される(図3参照)。
本発明の実施例に係るレジスタ1は、上述したように構成されている。この構成によれば、横フィン30によって、空気の吹き出し方向を風路に対して平行状態から上向き状態あるいは下向き状態に調節することができる。このとき、横フィン30は、前側フィン31と後側フィン32とから構成されているため、横フィン30の奥行きは長く設定された状態となっている。そのため、この横フィン30を吹出口の高さの低いリテーナ10に枢着させた場合であっても、後側フィン32を前側フィン31に対して回動させることができる。したがって、横フィン30を広い範囲で回動させることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、後側フィン32の後端部の左右にガイド軸32c、32dが突設されている場合を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、後側フィン32の後端部の左右のいずれか一方でも構わない。
また、実施例では、広い範囲で回動させることができるフィンを左右方向に配置する場合を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、広い範囲で回動させることができるフィンを上下方向に配置する場合であっても構わない。
図1は、本発明の実施例に係るレジスタの分解斜視図である。 図2は、図1において、丸で囲った部分を左右逆方向から見た拡大図である。 図3は、図1のレジスタの動作を示す模式図であり、空気の吹き出し方向が風路に対して平行となっている状態を示している。 図4は、図3において、空気の吹き出し方向が風路に対して下向きとなっている状態を示している。 図5は、図4において、さらに、空気の吹き出し方向が風路に対して下向きとなっている状態を示している。 図6は、図3において、空気の吹き出し方向が風路に対して上向きとなっている状態を示している。 図7は、図6において、さらに、空気の吹き出し方向が風路に対して上向きとなっている状態を示している。
符号の説明
1 レジスタ
10a 送風路
15a リブ
15b リブ
30 横フィン
31 前側フィン
32 後側フィン
32c ガイド軸
32d ガイド軸
32e フィン面
33 弾性部材
33e フィン面

Claims (2)

  1. 空気の吹き出し方向を送風路に対して平行状態から上向きあるいは下向き状態に調節可能な横フィンを備えたレジスタであって、
    横フィンは、
    前側フィンと、この前側フィンの後端部に枢着され左右方向を軸方向とする軸回りに回動可能な後側フィンとの2枚のフィンから構成されており、
    後側フィンは、
    そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材を介して保持された状態で前側フィンの後端部に枢着されており、
    後側フィンの後端部には、
    送風路の左右のいずれかの内面に向けてガイド軸が突設されており、
    送風路の内面のうち、ガイド軸と対向する側の内面には、
    送風路の送風方向を境に対向するように1対のリブが上下にそれぞれ設けられており、
    空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から下向き状態となるように前側フィンを下向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、上側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを下向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この下向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動され、
    空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から上向き状態となるように前側フィンを上向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、下側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを上向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この上向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動されることを特徴とするレジスタ。
  2. 空気の吹き出し方向を送風路に対して平行状態から左向きあるいは右向き状態に調節可能な縦フィンを備えたレジスタであって、
    縦フィンは、
    前側フィンと、この前側フィンの後端部に枢着され上下方向を軸方向とする軸回りに回動可能な後側フィンとの2枚のフィンから構成されており、
    後側フィンは、
    そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材を介して保持された状態で前側フィンの後端部に枢着されており、
    後側フィンの後端部には、
    送風路の上下のいずれかの内面に向けてガイド軸が突設されており、
    送風路の内面のうち、ガイド軸と対向する側の内面には、
    送風路の送風方向を境に対向するように1対のリブが左右にそれぞれ設けられており、
    空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から右向き状態となるように前側フィンを右向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、左側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを右向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この右向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動され、
    空気の吹き出し方向が送風路に対して平行状態から左向き状態となるように前側フィンを左向きに回動させていくと、後側フィンのガイド軸は、右側に設けられた1対のリブの間に挟み込まれた状態となり、さらに、前側フィンを左向きに回動させていくと、後側フィンは、そのフィン面が前側フィンのフィン面と同一方向を向いた状態から送風路に対して平行状態となるように弾性部材の附勢力に抗して回動され、この左向き状態から送風路に対して平行状態となるように前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンのガイド軸は、1対のリブの間に挟み込まれた状態から解消され、さらに、前側フィンの回動を戻していくと、後側フィンは、そのフィン面が送風路に対して平行状態から前側フィンのフィン面と同一方向を向くように弾性部材の附勢力によって回動されることを特徴とするレジスタ。
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