JP4954210B2 - 低電力超音波流量計測 - Google Patents

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Description

本発明は、管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計測の方法、および管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計に関する。
超音波流量計は周知であり、一般的に2つのカテゴリ、すなわちトランジットタイム超音波流量計およびドップラ超音波流量計に分類される。
図1は、管10内の流体の流量を測定するための典型的なトランジットタイム超音波流量計の動作を示す。流体の流れの方向は矢印Xで示される。該超音波流量計は、管10の外面16に取り付けられた1対の超音波トランスデューサ12および14を使用する。トランスデューサ12および14は距離Lを置いて、第1トランスデューサ12を上流位置に、第2トランスデューサ14を下流位置にして、管10の両側に配置される。
下流流量測定を行なうために、下流超音波信号Yが上流トランスデューサ12から下流トランスデューサ14に向かって、流れの方向Xに対して角度θで放射される。下流信号Yが下流トランスデューサ14に到達するトランジットタイムtdが測定される。
同様に、上流流量測定を行なうために、上流超音波信号Zが下流トランスデューサ14から上流トランスデューサ12に向かって、流れの方向Xに対して角度θで放射される。上流信号Zが上流トランスデューサ12に到達するトランジットタイムtuが測定される。
トランジットタイムtuおよびtdは、次式によって与えられる。
Figure 0004954210
ここでcは流体中の音の速度であり、vは流速である。次いでトランジットタイム差Δtは、次式によって与えられる。
Figure 0004954210
通常、音の速度は流速よりずっと大きい(すなわちv<<c)。例えば純水は20℃で、0.01ないし4ms-1の典型的な流速と比較して、1482ms-1の音速を有する。したがって、式(3)は次のように概算される。
Figure 0004954210
さらに、音の速度は、上流および下流トランジットタイムtuおよびtdの平均から算出することができる。
Figure 0004954210
したがって、式(7)を式(5)に代入して、計測されたトランジットタイムから流速を次のように算出することができる。
Figure 0004954210
超音波流量計は多くの仕方で実現される。最も一般的には、それらは、代替的な計測技術を使用することのできない工業分野、または高性能が要求される工業分野で使用される。しかし、そのような工業用超音波流量計は、それらの物理的制約、電力消費、または製造コストのため、大量生産または消費者市場には適さない。
本発明の目的は、工業用超音波流量計の制約を克服し、低電力で動作することのできる超音波流量計測の方法およびシステムを提供することである。特に、最高10年間の電池で動作することができ、かつ低コストで製造することのできるシステムを提供することが求められる。
本発明の第1態様では、管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計測の方法であって、マイクロプロセッサと、クロックと、流体を介して信号を送信しかつ送信された信号を受信するように動作可能な1対の超音波トランスデューサとを備えた超音波流量計を用意するステップと、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量が能動状態の超音波流量計によって使用される電力の量より少なく、クロックによって測定される時間間隔で超音波流量計を受動状態から能動状態に切り替えるステップと、超音波流量計測サイクルを実行するステップと、超音波流量計測サイクルの完了後に超音波流量計を能動状態から受動状態に切り替えるステップとを含む方法が提供される。
本発明の第2態様では、管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計において、該超音波流量計が超音波流量計測サイクルを実行する能動状態と受動状態とを有し、該著音波流量計が、流体を介して信号を送信しかつ送信された信号を受信するように動作可能な1対の超音波トランスデューサであって、超音波流量計の能動状態では動作可能であり、かつ受動状態では動作不可能である超音波トランスデューサと、超音波流量計の能動および受動状態の両方で動作可能なクロックと、クロックによって測定される時間間隔で超音波流量計を受動状態から能動状態に切り替えるように動作可能なマイクロプロセッサであって、超音波流量計測サイクルの完了後に超音波流量計を能動状態から受動状態に切り替えるようにさらに動作可能であるマイクロプロセッサとを備え、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量が能動状態の超音波流量計によって使用される電力の量より少ない、超音波流量計が提供される。
したがって本発明は、ユーザが管路内の流体の流速および方向を決定し、かつ液体流量計のガス流の期間またはガス流量計の湿潤期間を決定することを可能にする、低電力超音波流量計測のための方法および装置を提供する。さらに本発明は、統計分析により精度および性能を改善することを可能にし、流体の粘性および温度の変化に対する連続補正をもたらす。さらに本発明は、超音波流量計の自動セルフテストのみならず、回路構成要素のドリフトの自動較正、自己検査および補正をも可能にする。
本発明の他の好適な特徴は、添付の特許請求の範囲に記載する。
実施例として、本発明の実施形態について、以下に添付図面を参照しながら説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る超音波流量計20の略図である。超音波流量計20は、管路内の流体の流量を計測するために使用することができる。
超音波流量計20は、内部クロック24を有する低電力マイクロプロセッサ22を備える。内部クロック回路は、時間および温度に対する安定性を確実にするために外部低周波水晶発振器を使用し、32kHzウォッチクリスタルが一般的に使用される。代替的実施形態では、クロック24はマイクロプロセッサに内蔵する必要はない。超音波流量計はさらに、高速クロック26、クロック分周器28、移相器30、超音波トランスデューサアレイ32、ゲート34、増幅器36、比較器37、計数器38、位相比較器40、電流源42、コンデンサ44、および読出し装置46を備える。マイクロプロセッサ22はシステムの心臓部であり、超音波計測プロセスの様々なステップの全部のタイミングを制御する。したがってマイクロプロセッサ22は、上述した超音波流量計の構成要素の全部に直接または間接的に接続される。
超音波トランスデューサアレイ32は、アレイ32のトランスデューサが流体を介して信号を送信しかつ送信された信号を受信することができるように、先行技術の場合と同様に構成される。アレイ32は少なくとも1対の超音波トランスデューサを含み、各対が一緒にそれぞれの送信器‐受信器対を形成する。好ましくは、対の各トランスデューサは超音波信号を送受信することができる。しかし、送信および受信機能に別々のトランスデューサを設けることも予想される。先行技術の場合と同様に、トランスデューサ対は、1つのトランスデューサを上流位置に、1つのトランスデューサを下流位置にして、管路の外面の両側に取り付けることができる。こうして、1対の上流および下流トランジットタイム計測により、管路内の流体の流速を算出することが可能になる。超音波トランスデューサアレイ32は、任意のトランスデューサをいつでも任意の組合せで送信器または受信器回路に接続することを可能にするマルチプレクサを介して、マイクロプロセッサ32に接続することができる。
使用時に、超音波流量計20は2つの動作状態、すなわち超音波流量計測サイクルが実行される能動状態と受動状態とを有する。超音波流量計は受動状態では電力をほとんど使用しないので、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は、能動状態で使用される電力の量より少ない。好ましくは、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は、能動状態で使用される電力の量より少なくとも1桁少ない。より好ましくは、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は、能動状態で使用される電力の量より少なくとも2桁少ない。より好ましくは、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は、能動状態で使用される電力の量より少なくとも3桁少ない。
大部分の時間に、超音波流量計20は、様々な構成要素(高速クロック26、増幅器36、および読出し装置46を含む)がマイクロプロセッサ22からのディセーブル信号によって使用不可能になる受動状態にある。これらの様々な構成要素は、使用不可能時に電流をほとんど引き込まないように選択することが好ましい。内部クロック24は、超音波流量計20の能動および受動状態の両方で超低電力で動作する。
時間間隔T1で、内部クロック24はマイクロプロセッサ22に割込み信号を送信する。時間t1で割込み信号を受信すると、マイクロプロセッサ22は超音波流量計20を受動状態から能動状態に切り替えて、超音波流量計測サイクルを実行する。
図3に示す通り、超音波流量計測サイクルの始動時に、マイクロプロセッサ22は時間t1でイネーブル信号S1を高速クロック26に送信する。時間t1でイネーブル信号S1を受信すると、高速クロック26は、高速クロック26の周波数および周期を有する高速クロック信号S2を出力し始める。高速クロック26の周波数は、アレイ32のトランスデューサの共振周波数より高い。
次いで、マイクロプロセッサ22および高速クロック26を安定させる安定化遅延T2がある。好ましくは、マイクロプロセッサ22および高速クロック26は10μs以内に始動し、それは100msから10sの間の典型的な水晶発振器の始動周期よりかなり速い。安定化遅延T2後に、マイクロプロセッサ22は、高速クロック26によって計時されるクリア信号S3を送信する。クリア信号S3は時間t2で多数の効果を有する。
第一に、マイクロプロセッサのクリア信号S3は、時間t2でクロック分周器28をリセットして作動させる。こうして、クロック分周器28は高速クロック26から高速クロック周波数で入力信号S2を取得し始める。クロック分周器28は入力信号を分周するように働いて、アレイ32のトランスデューサのより低い共振周波数でデジタル出力信号S4を提供し始める。
第二に、マイクロプロセッサのクリア信号S3は、時間t2で移相器30をリセットして作動させる。特に、移相器30の位相シフトは零に設定され、クロック分周器28の出力信号S4は移相器30を介してトランスデューサアレイ32に渡される。位相シフトが零であるので、移相器30はこの段階では単に任意選択的であることは理解されるであろう。代わりに、時間t2では、クロック分周器28の出力信号S4をトランスデューサアレイ32に直接渡すことができる。
第三に、時間t2で、マイクロプロセッサ22は、アレイ32の送信トランスデューサが移相器30から受信した信号S4をその対応する受信トランスデューサに送信することを可能にする。信号S4はトランスデューサ周波数で送信される。任意選択的に、用途に応じて複数対のトランスデューサを使用することができる。こうして、送信された信号S4は、用途によっては、2つ以上の送信トランスデューサによって同時に送信することができる。
最後に、マイクロプロセッサのクリア信号S3は、時間t2で計数器38をリセットして始動させる。計数器38のカウントS5は、高速クロック26によって計時される。
時間t3で、マイクロプロセッサ22は信号をトランスデューサアレイ32に送信して、送信トランスデューサによる信号S4の送信を停止させる。こうして、送信された信号S4は、T3=t3−t2によって与えられる有限の持続時間T3を有する。有限の持続時間T3は、それが送信トランスデューサから受信トランスデューサまでの信号の最低予想トランジットタイムより短くなるように、マイクロプロセッサによって算出される。
送信された信号S4が、予想される最速流体音速に基づいて受信トランスデューサに到達する予定の直前に、マイクロプロセッサ22はトランスデューサアレイ32に信号S6を送信して、受信トランスデューサを作動させる。この時間に増幅器36を作動させるために、信号S6は同時にマイクロプロセッサ22から増幅器36に送信される。
受信信号S7は、スプリアス信号S8を含む初期部分、およびトランスデューサ周波数の送信信号S4の受信バージョンS9を含む後期部分から構成される。受信信号S7は、増幅器36に渡される。増幅器36は、トランスデューサ周波数の信号だけを通過させるフィルタ(図示せず)を含む。このフィルタ通過信号は次に増幅器36によって増幅され、増幅信号を生成する。増幅器36は、到来信号S9の正しい位相および周波数を維持しながら、広範囲の信号レベルにわたって動作するように設計される。
スプリアス信号S8は、受信器チェーンの電力増加のためである。したがって、スプリアス信号S8を除去するために、受信信号は増幅器36を通過した後、ゲート34を通過する。ゲート34は、受信サイクルの初期の信号が計測をトリガするのを防止するように、単純なゲーティング関数を使用することによってスイッチとして働く。こうして、マイクロプロセッサ22の制御下で、ゲート34は受信信号S7の初期部分を抑止し、ゲート34によって出力される信号は単なる信号S9の増幅バージョン(送信信号S4の受信バージョン)である。
増幅されゲートされた信号S10は次に比較器37を通過して、増幅信号S10のデジタルバージョンS11を生成する。デジタル信号S11は、下述の通り、多数の仕方で使用される。
第一に、デジタル信号S11は、計数器38を停止するために使用される。特に、デジタル信号S11の第1エッジ(立上りまたは立下り)は、時間t4に計数器38を停止させる。こうして、計数器38は、送信および受信トランスデューサ間の送信信号S4のトランジットタイムの計測を達成する。計数器38は高速クロック26によって計時されるので、計数器38は最も近い高速クロック周期までトランジットタイムを計測する。計測トランジットタイムT4は、T4=t4−t2によって与えられる。
加えて、デジタル信号S11は、位相比較器40への入力の1つとして使用される。位相比較器40への他の入力は、デジタル送信信号S4の非終端基準バージョンである。図4に示す通り、位相比較器40は、2つの入力信号S4およびS11の位相を比較して、パルス出力信号S12を提供するように働く。
図4を見ると、送受信信号間の位相差は図4aでは比較的小さく、図4bでは大きい。パルス出力信号S12は、デジタル送信信号S4の立上りまたは立下りエッジで立ち上がり、デジタル(受信)信号S11の立上りまたは立下りエッジで立ち下がる。パルス出力信号S12のパルス幅wは、デジタル送信信号S4とデジタル(受信)信号S11との間の位相差に応じて変化する。こうして、パルス幅wは図4aでは小さく、図4bでは大きい。
好適な実施形態(図4に図示せず)では、最初の超音波流量計測のためのパルス信号S12は、信号S4およびS11の立上りエッジに基づいて生成され、次いで、次の超音波流量計測のために、パルス信号S12は、信号S4およびS11の立下りエッジに基づいて生成される。交互の立上りおよび立下りエッジを使用するこの方法により、受信信号S9の形状、品質、または周波数のわずかな変化によって生じる影響を打ち消すことが可能になるが、一方のエッジだけを使用する場合にはオフセット誤差の可能性がある。
パルス信号S12は、コンデンサ44を充電する定電流を提供する電流源42をゲートするために使用される。コンデンサ44が充電されるにつれて、電圧S13がコンデンサ44に蓄積される。電圧S13は、2つの信号S4およびS11の間の位相差に関連する。
時間t5で、マイクロプロセッサ22は、アレイ32のトランスデューサを作動停止させる。同様に、他の構成要素は全て(内部クロック24、コンデンサ44、および読出し装置46を除く)この時間にマイクロプロセッサ22によって作動停止される。
コンデンサ44が充電を終了した後、マイクロプロセッサは読出し装置46に電圧を読み出すように指示する。読出し装置46は16ビットADCのようなアナログデジタル変換器(ADC)とすることができる。これは、位相差に関連付けられる電圧の非常に高い分解能の計測をもたらす。
上述の位相シフト計測技術をさらに改善するために、送信信号S4の位相を調整することによって、余分な位相シフトを含めることができる。この余分な位相シフトは、送信信号S4が位相比較器40に送られる前に、移相器(図示せず)によって導入される。この余分な位相シフトの着想は、流量零で位相差が零のときに約180度の位相シフトがあるように、位相シフトをおおまかに調整するというものである。これは、流量零のときに、計測される電圧が、コンデンサを充電することによって生じ得る電圧範囲のほぼ中心であることを意味する。流量が増加するにつれて、一方の流れ方向に得られる電圧は増加し、他方の流れ方向に得られる電圧はほぼ同じ量だけ減少する。ラップアラウンド問題を回避するために、システムは、予想される流量に基づいて、位相差の計測が0度および360度に近づかないように設計される。
電圧が読み出された後、コンデンサ44は時間t6で放電される。読出し装置46もこの時間に停止される。他の構成要素は全て(マイクロプロセッサ22および内部クロック24を除く)前に停止されている。マイクロプロセッサは、計測値を用いて数学関数を実行するために、短時間動作し続ける。特に、電圧計測および計数器のトランジットタイム計測が次いで結合されて、信号トランジットタイムのより正確な計測が得られる。
これで1回の計測が完了する。しかし、背景の部分で述べた通り、流速を決定するためには、少なくとも1対の計測(上流計測および下流計測)が要求される。図3は、1対の計測における第1計測を示すだけである。しかし、第2計測は、受信および送信トランスデューサを入れ替えて、実質的に同じやり方で行なうことができることは理解されるであろう。
さらに、単一測定対だけでは正確な結果を出せる可能性が低い。一般的に、短いサンプリング時間ならびに流体中の粒子および/または気泡の存在は、結果をフィルタリングし、補正し、かつ抑制して、正確かつ利用可能な出力を出すために、以前の計測の統計履歴が必要であることを意味する。通常、変化を除去するために、計測値は以前のものと平均化される。加えて、周囲のものと著しく異なる計測値は、受信信号のタイミングまたは振幅が周囲と異なる計測値と同様に排除される。実際、この結果、入力条件が理想的でない場合でも、非常に安定した平均値が得られる。
必要な読出しが行なわれ、マイクロプロセッサが必要な数学関数を実行した後、超音波流量計測サイクルは完了する。したがって、マイクロプロセッサ20は超音波流量計20を能動状態から低電力受動状態に切り替える。
好ましくは、超音波流量計測サイクルを完了するのにかかる期間T6は、時間間隔T1の2分の1未満である。したがって、超音波流量計は、該時間の2分の1未満だけ能動状態にあり、したがってより少ない電力を引き込む。
好ましくは、間隔T1は、流量の著しい変化に予想される時間スケールより小さい。したがって、超音波流量計20は見かけ上連続的動作を提供する。
好ましくは、超音波流量計測サイクルを完了するのにかかる期間T6は約20μsから200μsの間であり、間隔T1は約1msから100msの間である。
好適な実施形態では、時間間隔T1は2.5、7.5、15、または30msである。しかし、超音波流量計20の所望の平均電力消費に応じて、代替的値を使用することができる。
この実施形態に記載したタイミングは、50mmの水をまたいで2MHzのトランスデューサを使用するシステムの場合の典型である。しかし、この実施形態は純粋に例証であって、タイミングおよびデジタル論理関数は、任意の周波数または管径および要求される流体の種類に対して容易に調製することができることは理解されるであろう。
好ましくは、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は、能動状態で使用される電力の量より少なくとも100倍小さい。より好ましくは、受動状態の超音波流量計によって使用される電力の量は約100μW未満であり、能動状態で使用される電力の量は約10mWから100mWの間である。
超音波流量計20の好適な実施形態では、典型的なリチウムC電池で10年間動作することを前提として、60μA以下の平均電流消費が可能である。例えば30msの間隔T1および65μsの測定期間T6を有し、超音波流量計20の受動状態中には12μmA以下の静電流、および超音波流量計20の能動状態中には20mAの動作電流を持つ超音波流量計20の場合、平均動作電流は55μAである。典型的な流量計は0℃から85℃の温度範囲にわたって±2%の精度で動作する。
本発明の実施形態に係る超音波流量計は、ソフトウェアパラメータを変更することによって、広範囲の温度、管径に関係なく広範囲の流量、流量に関係なく広範囲の管径、および任意の数の音波伝導性流体に対して使用することのできる超音波流量計測システムの基礎として使用することができる。
遭遇する可能性の高い範囲の用途全体で超音波流量計の精度の持続を確実にするために、多数の適用上の問題に対処する必要がある。
これらの適用上の問題の第一は、処理流体、温度、または粘性の変化に対し補正する能力である。実際には、使用するトランジットタイム方法のため、計測されるトランジットタイムに対する唯一の物理的影響は、流体の音速の変化によるものでる(それは前述した物理的変化のいずれかによって影響される可能性がある)。したがって、流体の音速は、方程式(7)にあるように、流れによる影響を除去するために、少なくとも1対の上流および下流タイミング計測の平均を取ることによって算出することができる。したがって、方程式(8)に従って算出される流速は、処理流体、温度、および粘性の変化から独立している。
別の適用上の問題は、位相差の決定にコンデンサ44を使用することに関係する。コンデンサ44のようなアナログ構成要素は、構成要素の許容差、温度ドリフト、およびエージングに特に敏感になることがあり得る。これが計測結果に影響するのを防止するために、超音波流量計20は、検査モードで実行することができることが好ましい。この検査モードで、2つの信号、すなわち基準送信信号およびその基準信号の位相シフトバージョンを生成するために、移相器30が使用される。これらの2つの信号は次いで、位相比較器40への入力として使用される。換言すると、基準送信信号の位相シフトバージョンは受信信号として使用される。位相比較器40、電流源42、コンデンサ44、および読出し装置46は次いで、コンデンサ44の電圧を測定するために使用され、そこから計測位相差を算出することができる。この計測位相差は次いで、移相器30によってもたらされる実際の既知の位相差と比較される。位相差の計測値と実際の値との差は次いで、アナログ回路の変化を補正するために使用することができる。
超音波流量計20は、送信信号を受信トランスデューサに直接ルーティングすることによって完全な自己検査を動作することができる。このルーティングは、例えばマルチプレクサを用いて行なうことができる。上述したアナログ構成要素検査方法を使用して、超音波流量計20は流動する流体を使用することなく、それ自体の性能を決定することができる。予想される結果からのドリフトがある場合、補正ファクタを適用することができる。好ましくは、指定された許容レベルより大きいドリフトがある場合、超音波流量計20はユーザに通知し、正しくない測定を回避するために作動を停止することができる。
さらなる適用上の問題は、液管内のガス(またはガス管内の液体)の問題に関係する。そのような場合、超音波信号は、送信トランスデューサから受信トランスデューサまで移動する間に減衰されることがある。この問題を軽減するために、超音波流量計は受信信号の振幅を計測するように動作することができ、計測された振幅が予め定められた計測回数にわたって予め定められた閾値より低い場合には、時間間隔の長さを増大することができる。この結果、減衰信号の長時間の電力節約がもたらされる。
さらに別の適用上の問題は、高速クロック26に関係する。高速クロック回路は、連続的精度を確実にするために、高速始動する温度および時間安定的な発振器を使用する。この発振器の性能は、高速クロック検査ステップで周期的に検査することができ、そこで計数器38を使用して、内部クロック24の特定のクロック周期数にわたって高速クロック周期数が計測される。前述の通り、内部クロック回路は32kHzウォッチクリスタルのような外部低周波水晶発振器を使用して、時間および温度に対する安定性を確実にする。次いで較正状態からのずれを補正することができる。
精度の改善のために、流体を介して信号を送信し、かつ送信された信号を受信するように動作可能な追加の超音波トランスデューサ対を設けることができる。そのような実施形態では、複数のトランスデューサ対の計測を処理し、加重して、改善された流量情報を提供することができ、あるいは複数のトランスデューサ対を様々な周波数で動作させて、低流量時の性能の改善、または超音波伝送の改善をもたらすことができる。これの典型的な例として、昼間の使用量は高いけれども変動する可能性が大きいが、流量がより安定しているけれども非常に低い夜間の使用に対してはより低い動作範囲が要求される、大口径の流量を測定するための超音波流量計がある。この場合、1組のトランスデューサは、設計された範囲の10〜100%の流量を決定するために使用され、より感度の良い第2組は流量が期待される範囲の10%未満であるときに使用される。
本発明の好適な実施形態を説明したが、これは単なる実施例であって、様々な変形が考えられることを理解されたい。
図1は、管中の流体の流量を計測するための典型的なトランジットタイム超音波流量計の動作を示す図である。 図2は、本発明の実施形態に係る超音波流量計の略図である。 図3は、超音波流量計測サイクルの一部のタイミングを示す図である。 図4aおよび図4bは、送受信信号および位相比較器からの出力信号を示す図である。

Claims (19)

  1. 管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計測の方法であって、
    (a)マイクロプロセッサと、クロックと、高速クロックと、流れの支配的な方向に対して90度以外の角度で前記流体を介して超音波信号を送信しかつ前記送信された信号を受信するように動作可能な1対の超音波トランスデューサとを備えた超音波流量計を用意するステップと、
    (b)受動状態の前記超音波流量計によって使用される電力の量が能動状態の前記超音波流量計によって使用される電力の量より少なく、前記クロックによって測定される時間間隔で前記超音波流量計を受動状態から能動状態に切り替えるステップと、
    (c)トランジットタイムをかけて一方の超音波トランスデューサから他方の超音波トランスデューサへ伝わる少なくとも1つの超音波信号を、能動状態において送信および受信するステップと、
    (d)前記高速クロックによって駆動される計数器を用いて前記超音波信号の前記トランジットタイムを計測するステップと、
    (e)前記送信された信号の位相および前記受信された信号の位相を比較するステップと、
    (f)前記位相を比較するステップの結果に応じて変動するパルス幅を有するパルス信号を提供するステップと、
    (g)前記パルス信号を使用してコンデンサを充電するステップと、
    (h)前記コンデンサの電圧を計測するステップと、
    (i)前記計測されたトランジットタイムに少なくとも部分的に基づき、かつ、前記計測された電圧に少なくとも部分的に基づいて、前記流速を算出するステップと、
    (j)前記流速を算出するステップの後に前記超音波流量計を前記能動状態から前記受動状態に切り替えるステップと、を含む方法。
  2. さらに、前記位相を比較するステップの前に、前記受信された信号の少なくとも一部分を増幅するステップを含み、前記増幅された信号の位相が前記受信された信号の位相と同一である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記位相を比較するステップの結果が流速零で180度になるように、前記送信された信号の位相が前記位相を比較するステップの前に調整される、請求項1または2に記載の方法。
  4. さらに、前記コンデンサを放電させるステップを含む、請求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つの超音波信号は、上流に向かう超音波信号と下流に向かう超音波信号とを含み、
    前記上流へ向かう超音波信号と前記下流へ向かう超音波信号についての前記計測されたトランジットタイムの平均に少なくとも基づいて、前記流体中の音の速度を算出するステップと、
    少なくとも部分的に前記算出された音速に基づいて前記流速を算出するステップと、をさらに含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの超音波信号は、複数の上流へ向かう超音波信号と複数の下流へ向かう超音波信号とを含み、
    前記計測された前記複数の上流へ向かう超音波信号のトランジットタイムを平均して平均上流トランジットタイムを提供するステップと、
    前記計測された前記複数の下流へ向かう超音波信号のトランジットタイムを平均して平均下流トランジットタイムを提供するステップと、をさらに含む、請求項ないし5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記少なくとも1つの超音波信号は、複数の上流へ向かう超音波信号と複数の下流へ向かう超音波信号とを含み、
    各流速を少なくとも部分的にそれぞれの上流へ向かう超音波信号および下流へ向かう超音波信号に基づいて算出し、複数の流速を算出するステップと、
    前記算出された複数の流速を平均して平均流速を提供するステップと、をさらに含む、請求項ないしのいずれかに記載の方法。
  8. 位相をシフトされた前記送信された信号を前記受信された信号として使用する、検査計測ステップをさらに含む、請求項ないし7のいずれかに記載の方法。
  9. 高速クロック検査ステップをさらに含む、請求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  10. 前記受信された信号の振幅を計測するステップと、
    前記計測した振幅が予め定められた計測回数にわたって予め定められた閾値未満であった場合に、前記時間間隔の長さを増大するステップと、をさらに含む、請求項1ないしのいずれかに記載の方法。
  11. 前記流体を介して信号を送信しかつ前記送信された信号を受信するように動作可能な追加の超音波トランスデューサ対を用意するステップをさらに含む、請求項1ないし10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記時間間隔が1msから100msの間であり、前記(c)から(i)までのステップを実行するのにかかる時間が20μsから200μsの間である、請求項1ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記時間間隔が、前記流速の顕著な変化に予想される時間スケールより小さい、請求項1ないし12のいずれかに記載の方法。
  14. 前記受動状態で前記超音波流量計によって使用される電力の量が、前記能動状態で使用される電力の量より少なくとも100倍小さい、請求項ないし13のいずれかに記載の方法。
  15. 前記受動状態で前記超音波流量計によって使用される電力の量が100μW未満であり、前記能動状態で使用される電力の量が10mWから100mWの間である、請求項ないし14のいずれかに記載の方法。
  16. 超音波流量計測が実行される能動状態と受動状態とを有する、管路内の流体の流速を計測するための超音波流量計であって、
    前記受動状態で前記超音波流量計に使われる電力の量は、前記能動状態で使われる電力の量よりも小さく、
    流れの支配的な方向に対して90度以外の角度で前記流体を介して少なくとも1つの超音波信号を送信しかつ前記送信された信号を受信するように動作可能な1対の超音波トランスデューサであって、トランジットタイムをかけて前記超音波信号は一方の超音波トランスデューサから他方の超音波トランスデューサへ伝わる、超音波トランスデューサと、
    前記超音波流量計の前記能動状態および前記受動状態の両方で動作可能なクロックと、
    前記クロックによって測定される時間間隔で前記超音波流量計を前記受動状態から前記能動状態に切り替えるように動作可能なマイクロプロセッサであって、前記流速の算出の後に前記超音波流量計を前記能動状態から前記受動状態に切り替えるようにさらに動作可能であるマイクロプロセッサと、
    前記マイクロプロセッサに接続された高速クロックと、
    前記高速クロックによって駆動され、前記超音波信号の前記トランジットタイムを計測するように動作可能な計数器と、
    前記送信された信号と前記受信された信号との間の位相差に応じて変動するパルス幅を有するパルス信号を提供するように動作可能な位相比較器と、
    前記パルス信号によって充電されるコンデンサと、
    前記コンデンサの電圧を読み出すように動作可能な読み出し装置と、を備え、
    前記マイクロプロセッサが、前記計測されたトランジットタイムに少なくとも部分的に基づいて、かつ、前記読み出された電圧に少なくとも部分的に基づいて、流速を算出するように動作可能であり、
    前記超音波トランスデューサ、前記高速クロック、前記計数器、前記位相比較器、前記読み出し装置は、前記超音波流量計の前記能動状態で動作可能であり、前記受動状態では動作不可能である、超音波流量計
  17. 持続時間が前記トランジットタイムより短くなるように、前記マイクロプロセッサが前記送信された信号の送信時間および前記持続時間を制御するように動作可能である、請求項16に記載の超音波流量計
  18. 前記受信された信号の少なくとも一部分を増幅するように動作可能な増幅器をさらに備え、前記増幅された信号の位相が前記受信された信号の位相と同一であり、前記増幅器が前記超音波流量計の前記能動状態で動作可能であり、前記受動状態では動作不可能である、請求項16または17に記載の超音波流量計
  19. 前記送信された信号が前記位相比較器に入力される前に前記送信された信号の位相を調整する移相器をさらに備え、前記移相器が前記超音波流量計の前記能動状態で動作可能であり、前記受動状態では動作不可能である、請求項16ないし18のいずれかに記載の超音波流量計
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