JP4556253B2 - 流量計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体や気体の流量を計測する流量計測装置に関し、流量変動が発生した場合にも精度よく流量値を計測する手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の流量計は、特開平9−15006号公報や特開平11−44563号公報のようなものが知られていた。以下、その構成について図16と図17を参照しながら説明する。
【0003】
図16に示すように、ガス流量を計測するアナログフローセンサ1から所定の第1サンプリング時間毎に計測値を読み取るサンプリングプログラム2と、所定時間におけるガス消費流量を算出するガス消費量算出プログラム3と、第1サンプリング時間に所定時間内で第2サンプリング時間毎にアナログフローセンサの計測値を読み出してその平均値を演算する平均値演算プログラム4と、フローセンサの出力から圧力変動の周期を推定する圧力変動周期推定プログラム5と、メモリーとしてのRAM6で構成されていた。
【0004】
ここで、7は前記各プログラムを記憶しておくメモリーのROM、8はそのプログラムを実行するCPUである。この構成により、所定計測時間がポンプの振動周期の1周期以上、またはその周期の倍数であるように計測処理するものであり、平均化することで流量に変動が発生しても計測流量が影響されにくい構成としている。
【0005】
また、図17に示すように、流量を検出する流量検出手段9と、流体の変動波形を検出する変動検出手段10と、流量検出手段の測定を変動波形の交流成分のゼロ付近で開始する脈動計測手段11と、流量検出手段の信号を処理する流量演算手段12を備えた構成である。
【0006】
ここで、13は信号処理回路、14は計時回路、15はトリガ回路、16は送信回路、17は比較回路、18は増幅回路、19は切換器、20は計測開始信号回路、21は起動手段、22は流路である。
【0007】
この構成により、変動波形の平均付近の流量を計測して短時間に正確な流量計測を行うものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来技術において、前者のものでは、平均値を用いてガス流量を計測するもので、安定した平均値を得るには長時間の計測が必要で、瞬時の流量計測は困難という課題があった。また、後者のものでは、圧力変動のある無しで流量計測の方法を変えるもので、圧力計測手段および流量計測手段の2つの手段を備えなければならないという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、流路に設けられて音波を送受信する第1振動手段および第2振動手段と、第1振動手段および第2振動手段の送受信の動作を切換える切換手段と、音波を送受信する第1振動手段または第2振動手段によって流路内の圧力変動を検出する変動検出手段と、第1振動手段および第2振動手段で送受信される音波の伝搬時間を計測する計時手段と、変動検出手段の出力が所定変化した時に流路の上流側の第1振動手段から下流側の第2振動手段に伝搬する第1計時時間T1を計時手段が測定し、また変動検出手段の出力が所定変化と逆に変化した時には流路の下流側の第2振動手段から上流側の第1振動手段に伝搬する第2計時時間T2を計時手段が測定する制御を行う計測制御手段と、第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて流量を算出する流量検出手段と、第1振動手段または第2振動手段を、音波の送受信に用いる場合と、圧力変動の検出に用いる場合とに切換える選択手段と、を備えた構成とした。
【0010】
上記発明によれば、第1振動手段または第2振動手段によって流路内の圧力変動を計測することができるので、変動検出用の別センサを設ける必要がなく、小型化や流路などを簡素化することができるとともに変動が発生した場合でも短時間で安定して精度よく流量が計測できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は、流路に設けられて音波を送受信する第1振動手段および第2振動手段と、第1振動手段および第2振動手段の送受信の動作を切換える切換手段と、音波を送受信する第1振動手段または第2振動手段によって流路内の圧力変動を検出する変動検出手段と、第1振動手段および第2振動手段で送受信される音波の伝搬時間を計測する計時手段と、変動検出手段の出力が所定変化した時に流路の上流側の第1振動手段から下流側の第2振動手段に伝搬する第1計時時間T1を計時手段が測定し、また変動検出手段の出力が所定変化と逆に変化した時には流路の下流側の第2振動手段から上流側の第1振動手段に伝搬する第2計時時間T2を計時手段が測定する制御を行う計測制御手段と、第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて流量を算出する流量検出手段と、第1振動手段または第2振動手段を、音波の送受信に用いる場合と、圧力変動の検出に用いる場合とに切換える選択手段と、を備えた構成とした。
【0012】
したがって、第1振動手段または第2振動手段によって流路内の圧力変動を計測することができるので、変動検出用の別センサを設ける必要がなく、小型化や流路などを簡素化することができるとともに、変動が発生した場合でも短時間で安定して精度よく流量が計測できる。そして、圧力変動の変化が逆になるタイミングで計測することで、圧力変動と計測するタイミングの位相をずらすことができ、圧力変動による計測誤差を相殺することができる。
【0013】
また、変動検出手段の出力が所定変化した時に第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段の出力が前記所定変化と逆に変化した時に第2計時時間T2の測定を開始する計測制御と、次回の計測時は、変動検出手段の出力が前記所定変化と逆に変化した時に第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段の出力が所定変化した時に第2計時時間T2の測定を開始計測制御を行う計測制御手段と、計測開始を交互に変更しながら前回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第1流量と、次回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第2流量を逐次平均処理することにより流量を算出する流量検出手段を備えた構成とした。
【0014】
これにより、計測するタイミングを前述のように変えて第1計時時間T1と第2計時時間T2することで、圧力変動が高圧側、低圧側で非対称となっていても、その圧力変動の影響を相殺することができる。
【0015】
また、音波による送受信を複数回行う繰返手段を備えた構成とした。
【0016】
これにより、計測回数を増加することで平均化することができ、安定した流量計測を行うことができる。
【0017】
また、変動周期の整数倍時間にわたって送受信を複数回行う繰返手段を備えた構成とした。
【0018】
これにより、変動周期で計測することで圧力変動が平均化され安定した流量を計測することができる。
【0019】
また、変動検出手段の出力が所定変化した時に音波の送受信計測を開始し、前記変動検出手段の出力が前記所定変化と同じ変化をするまで繰返し音波の送受信計測を行う繰返手段を備えた。
【0020】
これにより、計測の開始と停止を圧力変動の周期と一致させることができるので、変動周期で計測することができ圧力変動が平均化され安定した流量を計測することができる。
【0021】
また、第1振動手段および第2振動手段を、音波の送受信に用いる場合と、圧力変動の検出に用いる場合を切換える選択手段を備えた構成とした。
【0022】
これにより、第1振動手段および第2振動手段の少なくとも1方を圧力検出に使用することができ、流量計測と圧力計測を両立することができる。
【0023】
また、圧力変動波形の交流成分のゼロ付近を検出する変動検出手段を備えた構成とした。これにより、圧力変動のゼロ成分付近で変動を検出することで流量計測を行う時間の範囲が変動ゼロ付近から計測を開始することができ、変動の少ない時間内に流量計測を行うことで圧力変動時の計測を安定化することができる。
【0024】
また、変動検出手段の出力信号の変動をカウントする複数ビットのカウント手段と、前記カウント手段のカウント値が、第1計時と第2計時で異なるようにして計測し、複数ビットのすべての組み合わせが同じ回数だけ実現した時に流量を計測する流量検出手段を備えた構成とした。
【0025】
これにより、すべての変動タイミングで計測することができるので、平均化が行われ安定して流量を計測することができる。
【0026】
また、変動検出手段の信号の周期を検出する周期検出手段と、前記周期検出手段の検出した周期が、所定の周期の時にのみ計測を開始する計測制御手段を備えた構成とした。
【0027】
これにより、所定周期の時のみに計測を開始することで、所定の変動時に計測が行え、安定した流量を計測することができる。
【0028】
また、変動検出手段の信号が検出できなかった時は、所定時間後に計測を自動的にスタートする検出解除手段を備えた構成とした。
【0029】
これにより、変動がなくなった場合でも所定時間がくれば自動的に流量を計測することができる。
【0030】
また、第1振動手段および第2振動手段は、圧電式振動子からなる構成とした。
【0031】
これにより、圧電式振動子とすることで超音波を送受信に用いながら、かつ圧力変動も検出することができる。
【0032】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0033】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の流量計のブロック図である。
【0034】
図1において、23は流路24に設けられて超音波を送受信する送受信手段の第1振動手段としての第1圧電振動子、25は超音波を送受信する送受信手段の第2振動手段としての第2圧電振動子、26は前記第1圧電振動子および第2圧電振動子の送受信の動作を切換える切換手段としての切換スイッチ、27は前記第1圧電振動子23および第2圧電振動子25で繰返し送受信される音波の伝搬時間をシングアラウンド法により計測する計時手段、28は前記計時手段の値に基づいて流量を検出する流量検出手段、29は前記第1圧電振動子23および第2圧電振動子25で流路内の圧力変動を計測する変動検出手段、30は前記変動検出手段の圧力変動のタイミングに同期して計測を開始する計測制御手段である。
【0035】
ここで、計測制御手段30は、変動検出手段29の出力の立上り時に第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段29の出力の立ち下がり時に第2計時時間T2の測定を開始する計測制御と、次回の計測時は、変動検出手段の出力が立ち下がり時に第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段の出力が立上り時に第2計時時間T2の測定を開始計測制御を行い、流量計測手段28は、計測開始を交互に変更しながら前回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第1流量と、次回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第2流量を逐次平均処理することにより流量を算出する構成とした。
【0036】
そして、31は第2圧電振動子を超音波の送受信を行うか圧力変動を検出するかを選択する選択手段としての選択スイッチ、32は超音波信号の送信器、33は超音波信号の受信器、34はシングアラウンド計測を行う繰返手段である。
【0037】
次に動作、作用について図2から図7を用いて説明する。
【0038】
図2のような構成の流路において、第1圧電振動子23から第2圧電振動子25に向かって伝搬する時間T1を計測すると、T1=L/(C+Vcosθ)となる。
【0039】
また、第2圧電振動子25から第1圧電振動子23に向かって伝搬する時間T2を計測すると、T2=L/(C−Vcosθ)となる。
【0040】
ここで、Vは流路内の流速、Cは音速、θは傾斜角度である。そして、T1とT2の逆数の差をとると、次式のようにしてT1、T2から流速Vが求まる。
【0041】
1/T1−1/T2=2Vcosθ/L
V=(L/2cosθ)・(1/T1−1/T2)
ここで、流路内に圧力変動があると、その圧力変動に応じて流速が変化する。よって、変動周波数f、変動流速uとすると、T1、T2は
T1=L/(C+Vcosθ+u・sin(2πft))
T2=L/(C−Vcosθ−u・sin(2πft+ψ))
となる。ここで、ψは、T1計測の開始とT2計測の開始の時間差(位相差)である。そして、T1とT2の逆数の差をとると、
1/T1−1/T2
=(2Vcosθ
+u・(sin(2πft)+sin(2πft+ψ)))/L
であるから、ψ=πのとき、sin(2πft+ψ))=−sin(2πft)となり、変動の影響は、キャンセルされることになる。よって、
V=(L/2cosθ)・(1/T1−1/T2)
として、変動時においても流速Vが計測でき、流路の断面積などを考慮して流量を算出することができるのである。
【0042】
以上は、1回の送受信の計測で説明しているが、繰返手段34で伝搬時間を繰り返して計測するシングアラウンド手法で積算時間を求める場合も同様に次式のように求めることができる。
【0043】
T1=Σ[L/(C+Vcosθ+u・sin(2πfti))]
=ΣL/(Σ(C+Vcosθ)+Σ(u・sin(2πfti)))
T2=Σ[L/(C−Vcosθθ−u・sin(2πfti+ψ))]
=ΣL/(Σ(C+Vcosθ)+Σ(u・sin(2πfti+ψ)))
ここで、添え字iはシングアラウンドの回数、Σはi=1からN回までの積算を示す。なお、シングアラウンド手法の計測処理についての詳細な説明は略すが、超音波の送受信伝搬を繰返し行い、トータルの伝搬時間を長くして計測精度を高める方法である。
【0044】
そして、T1、T2の逆数差から
1/T1−1/T2
=(Σ[2Vcosθ]+Σ[u・(sin(2πft))
+Σ[u・sin(2πft+ψ))])/ΣL
そして、ψ=πのとき、sin(2πft+ψ))=−sin(2πft)となり、シングアラウンド手法を用いても変動の影響は、キャンセルされることになる。よって、
V=(L/2cosθ)・(1/T1−1/T2)
として、変動時においても流速Vが計測でき、流路の断面積などを考慮して流量を算出することができるのである。
【0045】
ここで、この時間差ψがπとなる計測の開始タイミングを、図3で説明する。変動検出手段29の出力信号は、圧力変動の交流成分のゼロクロス点を比較器で比較して検出することによって実現している。
【0046】
すなわち、T1計測の開始は、変動検出手段の出力信号の立上りで行い、所定のシングアラウンド回数で積算時間T1を計測する。一方、T2計測の開始は、変動検出手段29の出力信号の立下がりで行い、同じ所定のシングアラウンド回数で積算時間T2を計測する。
【0047】
図3で示すと、T1は、圧力波形のA、B、C間を計測し、T2はA、B、Cと逆の振幅になるF、G、H間を計測する。よって、圧力変動はキャンセルされることになる。
【0048】
また、図3のような正負対称の圧力変動の場合は、1回のT1とT2の計測でキャンセルできるが、図4のような正負非対称の場合は、計測の開始を工夫することによってキャンセルすることができる。すなわち、T1計測の開始は、変動検出手段29の出力信号の立上りで行い、所定のシングアラウンド回数で積算時間T1を計測する。一方、T2計測の開始は、変動検出手段29の出力信号の立下がりで行い、同じ所定のシングアラウンド回数で積算時間T2を計測する。
【0049】
そして、次回の計測では、T1計測の開始は、変動検出手段29の出力信号の立下がりで行い、所定のシングアラウンド回数で積算時間T1を計測する。
【0050】
一方、T2計測の開始は、変動検出手段29の出力信号の立上がりで行い、同じ所定のシングアラウンド回数で積算時間T2を計測する。
【0051】
図4で示すと、1回目のT1は、圧力波形のA、B、C間を計測し、T2はD、E、F間を計測する。これでは、CとFは波形が異なるのでCとFの分が誤差C−(−F)として残るが、2回目の計測の時には、T1は、逆波形のH、I、Jで計測し、T2はK、L、Mで計測する。
【0052】
ここでも、JとMは波形が異なり誤差として残るが、2回目の計測では、上流側から計測した時のMと、下流から計測した時のJとなっており、符号が反転するので、JとMの分が誤差(−J−M)として残る。そして、C=M、F=Jであることから、C−(−F)と(−J−M)を加算して平均を取ると、ゼロになり、圧力変動はキャンセルされることになる。
【0053】
なお、超音波の送受信の方向を計測のたびに交互に反転している場合は、計測の開始タイミングは一定でよいことは明白である。また、ここでは2回の計測で説明したが、圧力変動の波形が非対称で複雑な場合は、計測の開始を波形の周期性に応じて順次、変更して繰返すことにより平均化され、誤差は最小限に抑えることができる。
【0054】
次に、図5と図6のフローチャートを用いて計測の流れを説明する。
【0055】
まず、変動検出手段の信号が立上りか否かを判別する。立上りでなければ、変動検出手段29の出力信号が立ち上がるまで判別を繰り返す。
【0056】
ここで、所定時間立っても立上りが発生しない時は、検出解除手段としての処理が立上り検出を中止し、圧力変動がないものとして第1計時時間T1と第2計時時間T2の計測を行う。
【0057】
また、立上りが検出された時は、第1計時時間T1の計測を行う。そして、次に変動検出手段29の信号が立下がりか否かを判別する。ここで立ち下がりが検出された時は、第2計時時間T2の計測を行う。
【0058】
また、所定時間立っても、立下がりが検出されない時は、検出解除手段としての処理が立下がり検出を中止し、圧力変動がないものとして第2計時時間T2の計測を行い、第1計時時間T1と第2計時時間T2から流量Q(j)を算出する。
【0059】
そして、次の計測時には、図6に示すように、今度は立下がり検出からはじめ、立下がり検出後、第1計時時間T1の計測を行った後、立上り検出を行い、第2計時時間T2の計測を行い、第1計時時間T1と第2計時時間T2から流量Q(j+1)を算出する。そして、この計測開始を交互に変更しながら繰返し、第1流量Q(j)と第2流量Q(j+1)を計測して逐次平均処理することにより流量Qを算出することで、平均化され誤差を原理的になくすことができる。
【0060】
このように、第2圧電振動子25で流路内の圧力変動を計測することができるので、圧力センサを設ける必要がなく、小型化や流路などを簡素化することができるとともに、圧力変動が発生した場合でも瞬時流量の計測が安定して精度よく行える。
【0061】
そして、圧力変動の変化が逆になるタイミングで計測することで、圧力変動と計測するタイミングの位相をずらすことができ、圧力変動による計測誤差を相殺することができる。そして、計測する毎にタイミングを正負逆にとって行くことで、圧力変動が高圧側、低圧側で非対称となっていても、その圧力変動の影響を相殺することができる。そして、シングアラウンドで繰返し計測することで1回の計測で平均化することができ、安定した流量計測を行うことができる。
【0062】
そして、選択手段を用いることで第1振動手段および第2振動手段の少なくとも1方を圧力検出に使用することができ、流量計測と圧力計測を両立することができる。
【0063】
そして、圧力変動のゼロ成分付近で変動を検出することで変動の周期を正確に捉えることができ、流量の相殺が行える。そして、変動がなくなった場合でも所定時間がくれば自動的に流量を計測することができる。そして、圧電式振動子を変動検出手段と用いることで、超音波を送受信に用いながら、かつ圧力変動も検出することができ、さらに、専用の圧力検出手段を設ける場所が不要であり、漏洩の要因となる部位を削減することができる効果がある。
【0064】
なお、本実施例で説明した圧力変動の検出は、専用の圧力検出手段を用いて行っても機能的には同様の効果が得られる。また、下流側の第2圧電振動子を用いる場合で説明したが、上流側の第1圧電振動子を用いる場合でも同様の効果が得られる。
【0065】
さらに、上流側、下流側の圧電振動子を交互に用いても同様の効果が得られるが、交互に用いることによって、互いの圧電振動子の動作状態をチェックすることも可能になる。すなわち、変動検出手段の信号がどちらの圧電振動子からの信号においても同じ周期の信号の時はどちらも正常に動作していると、判定することができる。
【0066】
また、流量計は一般計器として説明しているが、ガスメーターに本流量計を使用することで、ガスエンジンヒートポンプを使用している配管系など、脈動が発生する流路配管で使用することが可能である。さらに、圧力変動で説明しているが、流量変動のある場合も同様の効果があることは明白である。
【0067】
なお、図7において、35は第1圧電振動子と第2圧電振動子の動作チェック手段である。
【0068】
(実施例2)
図8は本発明の実施例2の流量計の動作を示すタイミングチャートである。実施例1と異なる点は、変動周期の整数倍時間にわたってシングアラウンドの送受信を複数回行う繰返手段34を備えたことにある。構成は図1に示す。
【0069】
図9に示すように、所定時間(例えば、2秒周期)間隔で、計測を開始する場合、所定時間になれば、変動検出手段29が検出する変動の周期を計測する。
【0070】
そして、その周期にほぼ一致するシングアラウンドの回数を設定する。例えば、超音波の圧電振動子間の距離を音速で割ると1回の伝搬時間が算出できる。そして、計測した周期をその伝搬時間で割ることで必要なシングアラウンドの回数が算出できる。
【0071】
そのシングアラウンド回数で繰返して流量の計測を行うのである。図中の丸1は、図5の丸1の処理を行うことである。
【0072】
このように、シングアラウンド回数を変動周期に合わせることで、変動の1周期を計測することができ、圧力変動が平均化され安定した流量を計測することができるのである。そして、圧力同期とシングアラウンド回数を周期の整数倍に合せて計測することで、更に流量の計測を安定して行うことができる。さらに、圧力同期を圧電振動子の信号で検出することができるので、周期の検出が可能で、かつ安定した流量計測が行えるという相乗効果がある。
【0073】
なお、図8では、2周期を計測する場合について示した。伝搬距離が短い場合は、計測精度を上げるために、所定回数以上のシングアラウンドが必要となるので、変動周期から求めたシングアラウンド回数がその所定回数よりも小さい時は、周期の倍数になるようにシングアラウンド回数を決定するとよい。
【0074】
(実施例3)
図10は本発明の実施例3の流量計の動作を示すタイミングチャートである。実施例1と異なる点は、変動検出手段29の出力が所定変化した時(例えば、立下り時)に音波の送受信計測を開始し、前記変動検出手段の出力が前記所定変化と同じ変化(例えば、立下り時)をするまでシングアラウンドを繰返し、音波の送受信計測を行う繰返手段34を備えた構成とした。構成は図1に示す。
【0075】
図11に示すように、計測の開始に変動検出信号の立上りを検出し、シングアラウンドを開始する。そして、再度変動検出信号の信号が立ち上がった時に、シングアラウンドを停止して第1計時時間T1を計測する。次に、計測の開始に変動検出信号の立下りを検出し、シングアラウンドを開始する。そして、再度変動検出信号の信号が立ち下がった時に、シングアラウンドを停止して第2計時時間T2を計測する。それらのT1とT2から流量を算出するものである。
【0076】
このように、計測の開始と停止を圧力変動の周期と一致させることができるので、変動周期で計測することができ、圧力変動が平均化され安定した流量を計測することができる。
【0077】
(実施例4)
図12は本発明の実施例4の流量計を示す構成図である。実施例1と異なる点は、変動検出手段29の出力信号の変動をカウントする2ビットのカウント手段36と、前記カウント手段36のカウント値が、第1計時の時と第2計時の時で異なるようにして計測し、2ビットのすべての組み合わせが同じ回数だけ実現した時に流量を計測する流量検出手段28を備えた構成とした。図13にそのタイミングチャートを示す。
【0078】
図13に示すように、正負対称でかつ変動が2周期で繰返される場合、例えば、T1計測はカウント手段の出力が(1、0)で、かつ変動検出手段の出力が立上りの時に開始し、T2計測は、その後変動検出手段の立下りで計測が開始される。
【0079】
このときの計測流量を概念的に表現して、Q(i)=(A−B+C)−(−B+C−D)=A+Dとする。そして、次回の計測をT1計測はカウント手段の出力が(1、1)で、かつ変動検出手段の立下りに開始し、T2計測はその後の立上りで開始される。
【0080】
このときの計測流量を概念的に表現して、Q(i+1)=(−B+C−D)−(C−D+A)=−A−Bとする。
【0081】
このように繰返して計測を行うと、Q(i+2)=(C−D+A)−(−D+A−B)=C+B、Q(i+3)=(−D+A−B)−(A−B+C)=−C−Dとなる。ここで、Q(i)+Q(i+1)+Q(i+2)+Q(i+3)=0となり、圧力変動はキャンセルされることになる。
【0082】
また、ここでは4回の計測で説明したが、圧力変動の波形が非対称で複雑な場合は、計測の開始を波形の周期性に応じて順次、変更して繰返すことにより平均化され、誤差は最小限に抑えることができる。
【0083】
すべての変動タイミングで計測することができるので、平均化が行われ安定して流量を計測することができる。
【0084】
(実施例5)
図14は、本発明の実施例5の流量計を示す構成図である。実施例1と異なる点は、変動検出手段29の信号の周期を検出する周期検出手段37と、前記周期検出手段37の検出した周期が、所定の周期の時にのみ計測を開始する計測制御手段30を備えた構成とした。
【0085】
すなわち、図15に示すように、変動検出手段29の信号が所定周期Tmの時のみに計測を開始することで、周期が変動するような場合でも所定の変動周期時に計測が行える。図13に示すような圧力波形の場合でも、周期を検出すれば特定の圧力変動の時のみ、流量を計測することができる。
【0086】
よって、圧力変動の周期が変動する場合でも、安定した流量を短時間で計測することができる。
【0087】
なお、周期の検出は所定の時間幅(例えば、2ミリ秒)を持って検出することで柔軟性を持たせ計測が途切れることなく継続される。
【0088】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明の流量計によれば、第1振動手段または第2振動手段によって流路内の圧力変動を計測することができるので、圧力センサを設ける必要がなく、小型化や流路などを簡素化することができるとともに、圧力変動が発生した場合でも短時間で安定した流量が計測できる。しかも、圧力変動の変化が逆になるタイミングで計測することで、圧力変動と計測するタイミングの位相をずらすことができ、圧力変動による計測誤差を相殺することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の流量計のブロック図
【図2】 同流量計の構成を示す断面図
【図3】 同流量計の動作を示すタイミングチャート
【図4】 同流量計の動作を示す別のタイミングチャート
【図5】 同流量計の動作を示すフローチャート
【図6】 同流量計の動作を示す別のフローチャート
【図7】 同流量計を示すブロック図
【図8】 本発明の実施例2の流量計の動作を示すタイミングチャート
【図9】 同流量計の動作を示すフローチャート
【図10】 本発明の実施例3の流量計の動作を示すタイミングチャート
【図11】 同流量計の動作を示すフローチャート
【図12】 本発明の実施例4の流量計を示すブロック図
【図13】 同流量計の動作を示すタイミングチャート
【図14】 本発明の実施例5の流量計を示すブロック図
【図15】 同流量計の動作を示すフローチャート
【図16】 従来の流量計を示すブロック図
【図17】 従来の別の流量計を示すブロック図
【符号の説明】
23 第1の圧電振動子(送受信手段、第1振動手段)
24 流路
25 第2の圧電振動子(送受信手段、第2振動手段)
26 切換手段
27 計時手段
28 流量検出手段
29 変動検出手段
30 計測制御手段
31 選択手段
34 繰返手段
35 動作チェック手段
36 カウント手段
37 周期検出手段

Claims (10)

  1. 流路に設けられて音波を送受信する第1振動手段および第2振動手段と、
    前記第1振動手段および前記第2振動手段の送受信の動作を切換える切換手段と、
    音波を送受信する前記第1振動手段または前記第2振動手段によって流路内の圧力変動を検出する変動検出手段と、
    前記第1振動手段および前記第2振動手段で送受信される音波の伝搬時間を計測する計時手段と、
    前記変動検出手段の出力が所定変化した時に流路の上流側の前記第1振動手段から下流側の前記第2振動手段に伝搬する第1計時時間T1を前記計時手段が測定し、また前記変動検出手段の出力が前記所定変化と逆に変化した時には流路の下流側の第2振動手段から上流側の第1振動手段に伝搬する第2計時時間T2を前記計時手段が測定する制御を行う計測制御手段と、
    前記第1計時時間T1と前記第2計時時間T2を用いて流量を算出する流量検出手段と、前記第1振動手段または前記第2振動手段を、音波の送受信に用いる場合と、圧力変動の検出に用いる場合とに切換える選択手段と、
    を備えた流量計。
  2. 前記変動検出手段の出力が所定変化した時に前記第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段の出力が前記所定変化と逆に変化した時に前記第2計時時間T2の測定を開始する計測制御と、次回の計測時は、変動検出手段の出力が前記所定変化と逆に変化した時に前記第1計時時間T1の測定を開始し、前記変動検出手段の出力が所定変化した時に前記第2計時時間T2の測定を開始し、計測制御を行う計測制御手段と、
    計測開始を交互に変更しながら前回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第1流量と、次回の第1計時時間T1と第2計時時間T2を用いて求めた第2流量を逐次平均処理することにより流量を算出する流量検出手段と、
    を備えた請求項1記載の流量計。
  3. 音波による送受信を複数回行う繰返手段を備えた請求項1または2記載の流量計。
  4. 前記繰返手段は、変動周期の整数倍時間にわたって送受信を複数回行う請求項3記載の流量計。
  5. 前記繰返手段は、前記変動検出手段の出力が所定変化した時に音波の送受信計測を開始し、前記変動検出手段の出力が前記所定変化と同じ変化をするまで繰返し音波の送受信計測を行う請求項3記載の流量計。
  6. 圧力変動波形の交流成分のゼロ付近を検出する変動検出手段を備えた請求項2〜5のいずれか1項記載の流量計。
  7. 前記変動検出手段の出力信号の変動をカウントする複数ビットのカウント手段と、
    前記カウント手段のカウント値が、第1計時と第2計時で異なるようにして計測し、複数ビットのすべての組み合わせが同じ回数だけ実現した時に流量を計測する流量検出手段と、
    を備えた請求項1〜6のいずれか1項記載の流量計。
  8. 前記変動検出手段の信号の周期を検出する周期検出手段を備え、
    前記計測制御手段は、前記周期検出手段の検出した周期が、所定の周期の時にのみ計測を開始する請求項1〜6のいずれか1項記載の流量計。
  9. 前記変動検出手段の信号が検出できなかった時は、所定時間後に計測を自動的にスタートする検出解除手段を備えた請求項1〜8のいずれか1項記載の流量計。
  10. 前記第1振動手段と前記第2振動手段は、圧電式振動子からなる請求項1〜9のいずれか1項記載の流量計。
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