JP4953686B2 - 制振材 - Google Patents
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Description
水−アクリル系粘着剤エマルジョン(大日本インキ化学社製 商品名「ボンコート350」、アクリル系粘着剤成分(樹脂成分):50重量%)90重量部、水−ウレタン系粘着剤エマルジョン(大日本インキ化学社製 商品名「ハイドランHW−930」、ウレタン系粘着剤成分(樹脂成分):60重量%)10重量部、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液(大日本インキ化学社製 商品名「VF−170」、デカブロモジフェニルエーテル:47重量%、三酸化アンチモン:19重量%)12重量部、塩化アンモニウム系気泡剤の水溶液(大日本インキ化学社製 商品名「F−1」、塩化アンモニウム系気泡剤:32重量%)5重量部、エポキシ系架橋剤(大日本インキ化学社製 商品名「CR−5L」)2重量部、シリコーン系整泡剤(大日本インキ化学社製 商品名「ボンコートNBA−1」)0.5重量部及びカルボキシメチルセルロース水溶液(ダイセル化学工業社製、カルボキシメチルセルロース:4重量%)6重量部を均一に混合後に濾過して粘着剤エマルジョンを作製し、この粘着剤エマルジョンに泡立て器を用いて空気を混合して発泡させ、発泡粘着剤エマルジョンを作製した。なお、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液は、デカブロモジフェニルエーテル及び三酸化アンチモンを水中に分散させてなるものである。
発泡粘着剤層を作製するにあたって、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液を12重量部の代わりに15重量部としたこと、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に厚み2.8mmで且つ密度が0.20g/cm3 の発泡粘着剤層を積層させて発泡粘着シートを作製する代わりに、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に厚み2.7mmで且つ密度が0.22g/cm3 の発泡粘着剤層を積層させて発泡粘着シートを作製したこと、熱可塑性樹脂発泡シートを作製するにあたって、デカブロモジフェニルエーテルを20重量部の代わりに15重量部としたこと、三酸化アンチモンを6.6重量部の代わりに5重量部としたこと以外は、実施例1と同様の要領で制振材を作製した。
水−アクリル系粘着剤エマルジョン(大日本インキ化学社製 商品名「ボンコート350」、アクリル系粘着剤成分(樹脂成分):50重量%)90重量部、水−ウレタン系粘着剤エマルジョン(大日本インキ化学社製 商品名「ハイドランHW−930」、ウレタン系粘着剤成分(樹脂成分):60重量%)10重量部、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液(大日本インキ化学社製 商品名「VF−170」、デカブロモジフェニルエーテル:47重量%、三酸化アンチモン:19重量%)12重量部、塩化アンモニウム系気泡剤の水溶液(大日本インキ化学社製 商品名「F−1」、塩化アンモニウム系気泡剤:32重量%)5重量部、エポキシ系架橋剤(大日本インキ化学社製 商品名「CR−5L」)2重量部、シリコーン系整泡剤(大日本インキ化学社製 商品名「ボンコートNBA−1」)0.5重量部及びカルボキシメチルセルロース水溶液(ダイセル化学工業社製、カルボキシメチルセルロース:4重量%)6重量部を均一に混合後に濾過して粘着剤エマルジョンを作製し、この粘着剤エマルジョンに泡立て器を用いて空気を混合して発泡させ、発泡粘着剤エマルジョンを作製した。なお、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液は、デカブロモジフェニルエーテル及び三酸化アンチモンを水中に分散させてなるものである。
押出ラミネートにおいて、デカブロモジフェニルエーテルを15重量部の代わりに20重量部とし、三酸化アンチモン5重量部の代わりに7重量部としたこと、発泡粘着剤層の厚みが2.7mmとなるように調整したこと以外は実施例3と同様にして制振材を得た。
熱可塑性樹脂発泡シートを作製するにあたって、デカブロモジフェニルエーテルを20重量部の代わりに8重量部としたこと、三酸化アンチモンを6.6重量部の代わりに2.6重量部としたこと以外は、実施例1と同様の要領で制振材を作製した。
発泡粘着剤層を作製するにあたって、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液を12重量部の代わりに30重量部としたこと、熱可塑性樹脂発泡シートを作製するにあたって、デカブロモジフェニルエーテルを20重量部の代わりに8重量部としたこと、三酸化アンチモンを6.6重量部の代わりに2.6重量部としたことに以外は、実施例1と同様の要領で制振材を作製した。
実施例1で作製した発泡粘着剤層単独を制振材とした。
実施例2で作製した発泡粘着剤層単独を制振材とした。
比較例1で作製した熱可塑性樹脂発泡シート単独を制振材とした。
押出ラミネートにおいて、デカブロモジフェニルエーテルを15重量部の代わりに7.2重量部とし、三酸化アンチモンを5重量部の代わりに2.4重量部としたこと以外は実施例3と同様にして制振材を得た。
押出ラミネートにおいて、デカブロモジフェニルエーテルを15重量部の代わりに7.2重量部とし、三酸化アンチモンを5重量部の代わりに2.4重量部としたこと、発泡粘着シートの製造において、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液を12重量部の代わりに、30重量部としたこと以外は実施例3と同様にして制振材を得た。
熱可塑性樹脂非発泡シートを積層一体化させなかったこと以外は実施例3と同様にして制振材を得た。
発泡粘着シートの製造において、水−デカブロモジフェニルエーテル−三酸化アンチモン混合液を12重量部の代わりに15重量部とし、発泡粘着剤層の見掛け密度が0.22g/cm3 に厚みが2.7mmとなるように調整したこと、熱可塑性樹脂非発泡シートを積層一体化させなかったこと以外は実施例3と同様にして制振材を得た。
発泡粘着剤層を設けなかったこと以外は比較例6と同様にして制振材を得た。
過剰難燃剤百分率(重量%)=100×過剰難燃剤量/不足量・・・式1
JIS G0602に規定する中央支持定常加振法に準拠して270〜5000Hzにおける損失係数を測定した。具体的には、制振材から縦15mm×横250mmの平面長方形状の試験片を切り出し、この試験片をJIS G3141に規定されているSPCC鋼板(平面長方形状(縦15mm、横250mm)、厚さ0.8mm)上に両面粘着テープ(積水化学工業社製 商品名「セキスイテープNo.5761」)を介して貼着して270〜5000Hzにおける損失係数を測定し、図3,4及び表7,8にその結果を示した。なお、試験片を鋼板上に貼着させるにあたっては、試験片の発泡粘着剤層が鋼板側となるようにした。
JIS D1201に規定されている難燃材料試験方法にしたがって、制振材の難燃性を評価した。「自消性」とは、着火による材料の延焼が、火源側のサンプル端部から38mm以内で且つ60秒以内に終わることをいい、自消性を有するものを「○」とし、自消性を有しないものを「×」と表記した。
UL94に規定する、発泡材料の難燃性試験方法にしたがって制振材の難燃性を評価した。「HF−1」とは、着火による材料の延焼が、火源側のサンプル端部から25mmに達してから2秒以内で炎が消えることいい、HF−1を満たすものを「○」とし、HF−1を満たさないものを「×」とした。
B 有機化合物層
C 発泡粘着剤層
Claims (7)
- 難燃剤を含有する有機化合物層の一面に、難燃剤を含有する発泡粘着剤層が積層一体化されてなり、上記発泡粘着剤層に含有されている難燃剤量が、この発泡粘着剤層がJIS D1201の難燃材料試験方法に規定する自消性を発現するのに必要な難燃剤量の40〜80重量%であると共に、上記有機化合物層には、この有機化合物層がJIS D1201の難燃材料試験方法に規定する自消性を発現するのに必要な難燃剤量と、上記発泡粘着剤層がJIS D1201の難燃材料試験方法に規定する自消性を発現するのに必要な難燃剤の量に不足する不足量の20〜150重量%の量との合計量の難燃剤が含有されていることを特徴とする制振材。
- 発泡粘着剤層がアクリル系粘着剤を含有していることを特徴とする請求項1に記載の制振材。
- 有機化合物層が発泡シートを含有していることを特徴とする請求項1に記載の制振材。
- 有機化合物層が、発泡シートと非発泡シートとが積層一体化されてなるものであることを特徴とする請求項3に記載の制振材。
- 発泡シートがポリオレフィン系樹脂発泡シートであることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の制振材。
- 発泡シート上に発泡粘着剤層が積層一体化されていることを特徴とする請求項4に記載の制振材。
- 発泡シートに難燃剤が含有されていないことを特徴とする請求項4に記載の制振材。
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