JP4953207B2 - オイルストレーナ - Google Patents

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本発明は、例えば、内燃機関等の動力装置に取り付けられ、動力装置内を循環するオイルを濾過するのに用いられるオイルストレーナに関する。
従来より、この種のオイルストレーナとして、例えば、特許文献1に開示されているように、濾過材と、濾過材を収容する樹脂製のケースとを備えたものが知られている。ケースは上下方向に延びており、その下端部には、オイル流入孔が開口し、上端部には、オイル流出孔が開口している。ケースの上端部には、フランジ状の取付部が水平方向に延出するように設けられている。取付部の取付面には、オイル流出孔の下流端部が開口しており、このオイル流出孔の開口周りには溝部が形成されている。溝部はオイル流出孔を形成する壁部の直上方に位置している。上記取付部の溝部には、通常、環状のシール材が嵌め込まれるようになっており、このシール材により、動力装置のオイル吸入孔と、オイルストレーナのオイル流出孔との間がシールされるようになっている。また、取付部には、オイル流出孔の周縁部から外周側へ向けて大きく延出するように形成された一対の締結部が設けられている。これら締結部には、ボルト等が挿通する貫通孔が形成されている。
特開2002−213224号公報(図2、図4)
ところが、特許文献1のオイルストレーナでは、取付部の溝部が、オイル流出孔を形成する壁部の直上方に位置しているので、オイルストレーナを取付部の取付面側(上側)から見たとき、溝部と、オイル流出孔を形成する壁部とがちょうど重複するようになっており、溝部の周りに肉が多い。つまり、ケースの成形時において、樹脂の固化に時間がかかる部位に溝部がある。
このことに加えて、特許文献1のオイルストレーナの取付部には、オイル流出孔の周縁部から大きく延出するように形成された締結部が2つ設けられている。このため、溝部における締結部に対応する2箇所の周りでは、肉が特に多くなっており、成形時において、樹脂の固化に要する時間が他の部位よりも一層長くなってしまう。従って、溝部における締結部に対応する2箇所には、その内面にヒケが生じやすい。溝部の内面にヒケが生じると、溝部の内面が波打つような形状になってシール材と溝部の内面との間に隙間が生じやすくなり、シール性を確保できない虞れがある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ケースに取付部を設け、この取付部の取付面に形成した溝部にシール材を嵌め込むようにする場合に、溝部の内面に成形時のヒケが生じ難くなるようにして、シール材によるシール性を確保できるようにすることにある。
上記目的を達成するために、第1の発明では、濾過材と、該濾過材を収容する樹脂製ケースとを備え、該ケースには、オイル流入孔及びオイル流出孔が形成され、該オイル流入孔から上記ケース内に流入したオイルを上記濾過材で濾過し、上記オイル流出孔から流出させるように構成されたオイルストレーナにおいて、上記ケースには、上記オイル流出孔の周縁部に取付部が設けられ、上記取付部には、上記オイル流出孔の周縁部から延出するように締結部が設けられ、上記取付部の取付面におけるオイル流出孔の開口周りには、溝部が設けられ、上記溝部内には、シール材が嵌め込まれ、上記オイル流出孔を形成する壁部には上記締結部に対応する部位に工具との干渉を回避するための凹み部が上記オイル流出孔内へ凹むように設けられることによって、上記溝部のうち、少なくとも上記締結部に対応する部位、上記オイル流出孔を形成する壁部よりも径方向外方に位置付けられ、上記オイル流出孔の開口の内周面における上記締結部に対応する部位には、該内周面を切り欠いた肉抜き部が形成されている構成とする。
第2の発明では、第1の発明において、溝部は、オイル流出孔の開口周りに沿うように環状に延びており、シール材は、上記溝部に対応して環状に形成されるとともに、上記溝部の側面に当接する突起部を有している構成とする。
第3の発明では、第1または2の発明において、取付部の取付面には、溝部に嵌め込まれたシール材よりも突出するように突出部が形成されている構成とする。
第1の発明によれば、ケースの取付部に形成した溝部にシール材を嵌め込んでシール性を確保する場合に、溝部のうち、取付部の締結部に対応する部位を、オイル流出孔を形成する壁部よりも径方向外方または内方に位置付けたので、オイル流出孔を中心線方向に沿って見たとき、溝部の締結部に対応する部位が、オイル流出孔を形成する壁部と重複しなくなる。よって、溝部のうち、締結部に対応する部位の周りに肉が少なくなり、ケースの成形時に、樹脂の固化に要する時間を短くでき、溝部の内面にヒケが生じ難くなる。これにより、シール材を溝部の内面に密着させることができ、シール材によるシール性を確保することができる。
第2の発明によれば、シール材を溝部に嵌め込んだときにシール材の突起部が溝部の側面に当接するので、シール材が溝部内で安定して保持されることになる。これにより、オイルストレーナを取り付ける前の搬送時に、シール材が溝部から脱落するのを防止できる。
第3の発明によれば、取付部の取付面にシール材よりも突出する突起部を設けたので、オイルストレーナを取り付ける前の搬送時において、例えば他の部材等が、溝部内のシール材に当たる前に突起部に当たるようになる。このように他の部材がシール材に当たり難くなるので、シール材が溝部から脱落するのを防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、本発明の参考例1に係るオイルストレーナ1を示している。このオイルストレーナ1は、濾過材2と、濾過材2を収容するケース3とを備えており、自動車の内燃機関のオイルパン内に配置されてシリンダブロック(図示せず)に取り付けられている。
ケース3は、大略水平方向に長い箱形とされていて、上下に分割された上側部材10と下側部材20とで構成されている。上側部材10と下側部材20との分割面は、ケース3の上下方向略中央部に位置している。また、上側部材10及び下側部材20は、共に樹脂材を射出成形してなるものである。
下側部材20は、ケース3の略下半部を構成する半割状の本体部21と、本体部21におけるケース3の長手方向一方側から下方へ突出する下側筒状部22とを備えており、これら本体部21及び下側筒状部22は一体成形されている。下側筒状部22は、ケース3の内部空間に連通する円筒形状をなしており、この下側筒状部22によってオイル流入孔23が形成されている。
上側部材10は、ケース3の略上半部を構成する半割状の本体部11と、本体部11におけるケース3の長手方向他方側から上方へ突出する上側筒状部12とを備えており、これら本体部11及び上側筒状部12は一体成形されている。上側筒状部12は、ケース3の内部空間に連通する円筒形状をなしており、この上側筒状部12によってオイル流出孔13が形成されている。上側部材10の本体部11の周縁部は、下側部材20の本体部21の周縁部に溶着されるようになっている。
図2にも示すように、上側筒状部12の上端部には、シリンダブロックに取り付けられる取付部14がオイル流出孔13の周縁部から径方向外方へ向けて略水平に延びるように設けられている。取付部14には、オイル流出孔13の周縁部からケース3の幅方向両側へ大きく延出する締結部14c、14cが設けられている。従って、取付部14の形状は、平面視で、ケース3の幅方向に長いだ円に近い形状となっている。
取付部14の上面は、シリンダブロックの取付面に沿うように延びる取付面14aとされている。取付部14の中央部には、オイル流出孔13の上流端部が円形に開口している。また、各締結部14cには、円形の取付孔14bが貫通形成されている。各取付孔14bには、カラー8が嵌め込まれている。各カラー8内に、シリンダブロックへの締結固定用ボルト(図示せず)が挿通するようになっている。
また、取付部14の取付面14aには、オイル流出孔13の開口周りに環状溝部15が形成されており、環状溝部15には、図3及び図4に示すように、シール材30が嵌め込まれるようになっている。環状溝部15は、図2に示すように、オイル流出孔13の開口を全周に亘って囲む円形状をなしており、オイル流出孔13と同心上に位置している。環状溝部15の断面は、矩形状とされている。図3及び図4に示すように、環状溝部15の深さは、取付部14の厚みの約半分程度に設定されている。また、環状溝部15の径方向内側に位置する円周面(側面)の径は、上側筒状部12の外径よりも若干大きめに設定されている。このため、取付部14をオイル流出孔13の中心線方向から見たときに、環状溝部15は、オイル流出孔13を形成する壁部(上側筒状部12を構成する壁部)よりも径方向外方に位置するようになっている。
また、図2に示すように、上側筒状部12の外周面には、複数のリブ16、16が周方向に間隔をあけて設けられている。これらリブ16、16は、取付部14の下面及び本体部11の外面に連続している。
図5に示すように、シール材30は、アクリルゴム等の弾性材料を円環状に成形してなるものである。図6に示すように、シール材30の断面は、該シール材30の中心線方向に長い長円形状とされている。シール材30の内径は、環状溝部15の径方向内側に位置する円周面の径よりも小さめに設定され、図3及び図4に示すように、シール材30の内周面が、環状溝部15の径方向内側に位置する円周面に全周に亘って密着するようになっている。また、シール材30の本体部分の外径は、環状溝部15の径方向外側に位置する円周面(側面)の径よりも小さめに設定されている。
シール材30には、その外周面から径方向外方へ突出する3つの突起部31、31、31が周方向に等間隔に設けられている。これら突起部31は、互いに同じ形状とされ、シール材30の本体部分に一体成形されている。突起部31の突出高さは、シール材30を環状溝部15に嵌め込んだ状態(図3に示す)で、突起部31の先端部が環状溝部15の径方向外側に位置する円周面に当接する程度に設定されている。各突起部31は、図5に示すように、突出方向基端側の基端側部31aと、先端側の先端側部31bとを有している。基端側部31aは、シール材30を中心線方向に見たときに、円弧状をなすように形成されている。また、先端側部31bは、基端側部31aよりも小さい円弧状をなすように形成され、基端側部31aの周方向中央部から突出するように位置している。図7に示すように、突起部31におけるシール材30の中心線方向の寸法L1は、シール材30の本体部分の中心線方向の寸法L2よりも短く設定されている。また、突起部31は、シール材30の外周面において中心線方向の中央寄りに位置している。
濾過材2は、樹脂を網状に成形してなるものであり、図1に破線で示すように、上側部材10の本体部11の下側を覆う板状をなしている。濾過材2は、上側部材10の周縁部と下側部材20の周縁部とに挟持されるようになっている。
次に、上記のように構成されたオイルストレーナ1を製造する場合について説明する。まず、上側部材10を射出成形する。この上側部材10の取付部14の環状溝部15は、上述の如くオイル流出孔13を形成する壁部よりも径方向外方に位置しているので、環状溝部15の周りの肉が少なくなっている。これにより、環状溝部15の周りにおいて、成形時の溶融樹脂材が固化し易くなり、よって、成形時に、環状溝部15の内面にヒケが生じ難くなり、環状溝部15の内面形状が所期の形状となる。
また、下側部材20及び濾過材2も射出成形により得る。そして、濾過材2を上側部材10と下側部材20との間に配置して、上側部材10の本体部11と下側部材20の本体部21の周縁部同士を周知の溶着法を用いて溶着する。その後、シール材30を環状溝部15に嵌め込む。このとき、環状溝部15の内面形状が所期の形状となっているため、シール材30の内周面を全周に亘って環状溝部15の径方向内側に位置する円周面に密着させることが可能になるとともに、シール材30における環状溝部15の底面に対向する面も、該環状溝部15の底面に密着させることが可能なる。また、図3に示すように、シール材30の突起部31は、環状溝部15の径方向外側に位置する円周面に当接する。このとき、シール材30の上端部分は、取付部14の取付面14aから突出している。従って、オイルストレーナ1をシリンダブロックに取り付けた際に、シール材30がシリンダブロックの取付面に圧接するようになっている。
以上説明したように、この参考例1に係るオイルストレーナ1によれば、ケース3の取付部14に形成した環状溝部15を、オイル流出孔13を形成する壁部よりも径方向外方に位置付けたので、環状溝部15の周りの肉が少なくなり、成形時に、環状溝部15の内面にヒケが生じ難くなる。これにより、シール材30を環状溝部15の内面に密着させることができ、シール材30によるシール性を確保することができる。
また、シール材30に突起部31、31、31を設け、各突起部31を、環状溝部15の径方向外側に位置する円周面に当接させるようにしたので、シール材30が環状溝部15内で安定して保持されることになる。これにより、オイルストレーナ1を取り付ける前の搬送時に、シール材30が環状溝部15から脱落するのを防止できる。
尚、図8及び図9に示す参考例2のように、取付部14の取付面14aに突出部40を形成するようにしてもよい。この突出部40は、取付面14aから上方へ突出し、オイル流出孔13の開口に沿って延びる円環状をなしている。図9に示すように、この突出部40の内周面は、オイル流出孔13の内周面よりも内方に位置付けられている。また、突出部40の外周面は、環状溝部15よりもオイル流出孔13の開口に近い側へ離れている。この突出部40における取付面14aからの突出高さは、シール材30の取付面14aからの突出高さよりも高く設定されている。従って、オイルストレーナ1を取り付ける前の搬送時において、例えば他の部材等が、環状溝部15内のシール材30に当たる前に突起部40に当たるようになる。このように他の部材がシール材30に当たり難くなるので、シール材30が環状溝部15から脱落するのを防止できる。
また、図10に示す参考例3のように、取付部14の取付面14aに2つの突出部41、41を形成するようにしてもよい。各突出部41は、参考例2のものと同様に、オイル流出孔13の開口に沿って延びる円弧形状をなしている。これら突出部41、41の隙間は、取付部14の締結部14c、14cに対応するように位置している。
また、図11〜図14に示す本発明の実施形態では、上側筒状部12が上記参考例1のものに比べて太く形成されている。図14に示すように、この上側筒状部12には、締結部14c、14cに対応する部位に、それぞれ、該上側筒状部12の内方へ凹むように形成された凹み部12a、12aが設けられている。このように締結部14c、14cに対応する部位に凹み部12a、12aを設けることで、カラー8に挿通するボルトを締結するための工具W(仮想線で示す)が上側筒状部12に干渉しなくなる。上側筒状部12の凹み部12a、12aは、該上側筒状部12の中心線に沿って見たとき、環状溝部15よりも径方向内方に位置している。言い換えると、環状溝部15のうち、締結部14c、14cに対応する部位のみが、オイル流出孔13を形成する壁部よりも径方向外方に位置付けられている。これにより、環状溝部15のうち、締結部14c、14cに対応する部位の周りに肉が少なくなり、成形時に、環状溝部15の内面にヒケが生じ難くなる。
また、図示しないが、環状溝部15の全周を、オイル流出孔13を形成する壁部よりも径方向内方に位置付けるようにしてもよい。また、環状溝部15のうち、締結部14cに対応する部位のみを、オイル流出孔13を形成する壁部よりも径方向外方に位置付けるようにしてもよい。
また、実施形態では、参考例2のように取付部14の取付面14aに2つの突出部41、41が形成されている。また、これら突出部41、41の隙間に対応する部位には、肉抜き部42、42が設けられている。これら肉抜き部42、42は、オイル流出孔13の内周面を切り欠くように形成されている。これにより、取付部14の締結部14c近傍におけるオイル流出孔13と溝部15との間の肉厚が薄くなり、成形時のヒケの発生を抑制することができる。
また、本発明のオイルストレーナは、内燃機関だけでなく、自動車の自動変速機等の動力装置にも使用することが可能である。
以上説明したように、本発明に係るオイルストレーナは、例えば、自動車の内燃機関内を循環するオイルを濾過するのに用いることができる。
本発明の参考例1に係るオイルストレーナの斜視図である。 オイルストレーナの取付部近傍を拡大して示す斜視図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 図1におけるIV−IV線断面図である。 シール材の平面図である。 図5におけるVI−VI線断面図である。 図5におけるVII−VII線断面図である。 参考例2に係る図2相当図である。 図8のIX−IX線断面図である。 参考例3に係る図2相当図である。 実施形態に係る図2相当図である。 図11のXII−XII線断面図である。 図11のXIII−XIII線断面図である。 実施形態に係るオイルストレーナを取付部側から見た図である。
1 オイルストレーナ
2 濾過材
3 ケース
10 上側部材
12 上側筒状部
13 オイル流出孔
14 取付部
14a 取付面
14c 締結部
15 環状溝部
20 下側部材
30 シール材
31 突起部
40、41 突出部

Claims (3)

  1. 濾過材(2)と、該濾過材(2)を収容する樹脂製ケース(3)とを備え、該ケース(3)には、オイル流入孔(23)及びオイル流出孔(13)が形成され、該オイル流入孔(23)から上記ケース(3)内に流入したオイルを上記濾過材(2)で濾過し、上記オイル流出孔(13)から流出させるように構成されたオイルストレーナ(1)において、
    上記ケース(3)には、上記オイル流出孔(13)の周縁部に取付部(14)が設けられ、
    上記取付部(14)には、上記オイル流出孔(13)の周縁部から延出するように締結部(14c)が設けられ、
    上記取付部(14)の取付面(14a)におけるオイル流出孔(13)の開口周りには、溝部(15)が設けられ、
    上記溝部(15)内には、シール材(30)が嵌め込まれ、
    上記オイル流出孔(13)を形成する壁部には上記締結部(14c)に対応する部位に工具(W)との干渉を回避するための凹み部(12a)が上記オイル流出孔(13)内へ凹むように設けられることによって、上記溝部(15)のうち、少なくとも上記締結部(14c)に対応する部位、上記オイル流出孔(13)を形成する壁部よりも径方向外方に位置付けられ
    上記オイル流出孔(13)の開口の内周面における上記締結部(14c)に対応する部位には、該内周面を切り欠いた肉抜き部(42)が形成されていることを特徴とするオイルストレーナ(1)
  2. 請求項1に記載のオイルストレーナ(1)において、
    溝部(15)は、オイル流出孔(13)の開口周りに沿うように環状に延びており、
    シール材(30)は、上記溝部(15)に対応して環状に形成されるとともに、上記溝部(15)の側面に当接する突起部(31)を有していることを特徴とするオイルストレーナ(1)
  3. 請求項1または2に記載のオイルストレーナ(1)において、
    取付部(14)の取付面(14a)には、溝部(15)に嵌め込まれたシール材(30)よりも突出するように突出部(41)が形成されていることを特徴とするオイルストレーナ(1)
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