JP4951552B2 - 半導体光検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体光検出装置に関する。
半導体光検出装置として、第1導電型の半導体基板の表層部に第2導電型の半導体領域が形成された第1の受光部(フォトダイオード)と、半導体基板の他の表層部に第2導電型の半導体領域が形成された第2の受光部とを有する半導体受光素子と、第1及び第2の受光部の出力の差を演算する信号処理回路とを備えているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された半導体光検出装置では、第2の受光部における第2導電型の半導体領域の下層部に高濃度の第1導電型の不純物層が形成されているため、第1の受光部における空乏層と第2の受光部における空乏層との形成位置が異なり、第1及び第2の受光部がそれぞれ異なる波長成分の光を検出するように構成されている。これにより、特許文献1に記載された半導体光検出装置では、特定波長成分の光を検出することが可能となる。
特開平2−240531号公報
ところで、特許文献1に記載された半導体光検出装置に対し、特定波長成分の検出精度の更なる向上が望まれている。特許文献1に記載された半導体光検出装置(半導体受光素子)では、半導体基板での厚さ方向における、第1の受光部における空乏層が形成される位置と第2の受光部における空乏層が形成される位置とが異なるため、第1の受光部にて感度を有することとなる波長領域と、第2の受光部にて感度を有することとなる波長領域とが異なってしまう。このため、例えば、空乏層が半導体基板の深い位置で形成される受光部では、短波長成分の検出が十分ではなく、第1の受光部と第2の受光部とで短波長成分の感度を揃えることが難しくなる。したがって、上述したように特定波長成分を検出する場合等において、検出精度の向上には限界があった。
そこで、本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、複数のフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることが可能な半導体光検出装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明に係る半導体光検出装置は、互いに対向する第1及び第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、半導体基板の第1の主面側に並んで配置されていると共に、半導体基板との接合によりフォトダイオードをそれぞれ構成する第2導電型の第1及び第2の半導体領域と、を備え、半導体基板には、第2の主面と第1の半導体領域との間の所定位置に集光点を合わせてレーザ光を照射することによって、改質領域が形成されており、半導体基板における第2の主面と第2の半導体領域との間には、改質領域が形成されていないことを特徴とする。
本発明に係る半導体光検出装置では、半導体基板の第2の主面と第1の半導体領域との間に改質領域が形成されており、第2の主面と第2の半導体領域との間には改質領域が形成されていない。この場合、入射光の特定波長成分によって第2の主面と改質領域との間において発生するキャリアは、改質領域によりトラップされ、再結合することにより消滅するため、第1の半導体領域におけるフォトダイオードにおいて、入射光の特定波長成分の検出が抑制されることとなる。一方で、入射光の特定波長成分によって半導体基板の第2の主面と第2の半導体領域との間において発生するキャリアは、改質領域によりトラップされず、第2の半導体領域のフォトダイオードにおいて入射光の特定波長成分が抑制されることなく検出されることとなる。従って、それぞれのフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
本発明に係る半導体光検出装置は、互いに対向する第1及び第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、半導体基板の第1の主面側に並んで配置されていると共に、半導体基板との接合によりフォトダイオードをそれぞれ構成する第2導電型の第1及び第2の半導体領域と、を備え、半導体基板には、第2の主面と第1及び第2の半導体領域との間の所定位置に集光点を合わせてレーザ光を照射することによって、改質領域がそれぞれ形成されており、形成された改質領域の態様は、第2の主面と第1の半導体領域との間に形成された改質領域と、第2の主面と第2の半導体領域との間に形成された改質領域とで異なっていることを特徴とする。
本発明に係る半導体光検出装置では、半導体基板の第2の主面と、第1及び第2の各半導体領域とのそれぞれの間において改質領域が形成されており、形成された改質領域の態様は、第2の主面と第1の半導体領域との間に形成された改質領域と、第2の主面と第2の半導体領域との間に形成された改質領域とで異なっている。この場合、それぞれの半導体領域側の改質領域は、入射光における互いに異なる波長成分によって発生するキャリアをトラップするため、それぞれのフォトダイオードにおいて互いに異なる波長成分が検出されることとなる。従って、それぞれのフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
また、改質領域は、第2の主面と第1の半導体領域との間と、第2の主面と第2の半導体領域との間とで、それぞれ複数形成されており、第2の主面と第1の半導体領域との間に形成された複数の改質領域の第1の主面からの深さと、第2の主面と第2の半導体領域との間に形成された複数の改質領域の第1の主面からの深さとが、互いに異なるように設定されていることが好ましい。この場合、第1の主面から深い位置に形成された複数の改質領域は、第1の主面から浅い位置に形成された複数の改質領域に比べて、入射光のより長波長側の波長成分によって発生するキャリアをトラップするため、それぞれのフォトダイオードにおいて互いに異なる波長成分が検出されることとなる。従って、それぞれのフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
また、改質領域は、第2の主面と第1の半導体領域との間と、第2の主面と第2の半導体領域との間とで、それぞれ複数形成されており、第2の主面と第1の半導体領域との間に形成された複数の改質領域の間隔と、第2の主面と第2の半導体領域との間に形成された複数の改質領域の間隔とが、互いに異なるように設定されていることとが好ましい。この場合、第2の主面と改質領域との間において入射光の特定波長成分によって発生するキャリアは、間隔が狭く設定されている複数の改質領域において多くがトラップされ、間隔が広く設定されている複数の改質領域において少量がトラップされることとなる。従って、それぞれのフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
また、半導体基板と第1の半導体領域との接合の第1の主面からの深さと、半導体基板と第2の半導体領域との接合の第1の主面からの深さとは、互いに等しく設定されていることが好ましい。
また、第1の半導体領域に電気的に接続されている第1の電極と、第2の半導体領域に電気的に接続されている第2の電極と、第1及び第2の電極が接続されると共に、第1及び第2のフォトダイオードからの入力信号の差分を出力する信号処理回路と、をさらに備えていることが好ましい。
本発明によれば、複数のフォトダイオードにおける入射光の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることが可能な半導体光検出装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
[第1実施形態]
図1〜図4を参照して、第1実施形態に係る半導体光検出装置の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る半導体光検出装置の平面図である。図2は、図1に示した半導体光検出装置のII−II線断面図であり、図3は、図2に示した半導体光検出装置のIII−III線断面図である。図4は、信号処理回路を備える第1実施形態に係る半導体光検出装置の回路図である。
図1に示すように、半導体光検出装置1は、n型(第1導電型)の半導体基板3と、絶縁層4と、第1及び第2のp型(第2導電型)半導体領域5a,5bと、n型半導体領域7と、第1及び第2のアノード電極(第1及び第2の電極)9a,9bと、カソード電極11と、を備えている。以下の説明においては、光L1の入射面を表面(第1の主面)3aとし、その反対側の面を裏面(第2の主面)3bとしている。
半導体基板3は、半導体材料(例えば、Si(シリコン)等)によって略正方形状に形成されており、厚さが例えば300μmである。半導体基板3は、不純物(例えば、リン等)を含み、その濃度は例えば1×1012〜1×1016/cmのn型半導体である。半導体基板3は、内部の所定位置に後述する複数の改質領域20を有している。
絶縁層4は、シリコン酸化物(SiO)又はシリコン窒化物(SiN)からなり、半導体基板3の表面3a上に形成されている。絶縁層4は、表面3aを保護するための保護膜として機能する。
第1のp型半導体領域5aは、半導体材料(例えば、Si等)によって矩形状に形成されており、厚さが例えば0.5μmである。第1のp型半導体領域5aは、不純物(例えば、ボロン等)を拡散又はイオン注入することにより含んでおり、その濃度は例えば1×1015〜1×1018/cmである。第1のp型半導体領域5aは、半導体基板3の表面3a側における略半分側の領域の中央に形成されており、半導体基板3との第1のpn接合13aにより第1のフォトダイオード15aを構成している。第1のpn接合13aは、電圧が印加され、半導体基板3に空乏層が広がることにより第1のフォトダイオード15aの光感応領域として機能する。
また、第2のp型半導体領域5bは、第1のp型半導体領域5aと並んで配置されている。第2のp型半導体領域5bは、半導体基板3の表面3a側における第1のp型半導体領域5aと反対側の略半分の領域の中央に形成されている。第2のp型半導体領域5bは、半導体基板3との第2のpn接合13bにより第2のフォトダイオード15bを構成している。第2のpn接合13bは、電圧が印加され、半導体基板3に空乏層が広がることにより第2のフォトダイオード15bの光感応領域として機能する。第1及び第2のpn接合13a,13bから広がる空乏層の表面3aからの深さは、互いに等しく設定されている。第2のp型半導体領域5bは、その他の点では第1のp型半導体領域5aと同様である。
n型半導体領域7は、半導体材料(例えば、Si等)からなり、厚さが例えば1μmである。n型半導体領域7は、不純物(例えば、リン等)を拡散又はイオン注入することにより含んでおり、その濃度は例えば1×1012〜1×1016/cmである。n型半導体領域7は、半導体基板3の表面3a側において、第1のp型半導体領域5aと離隔して、第1及び第2のp型半導体領域5a,5bのそれぞれの外周を囲むように形成されている。
第1及び第2のアノード電極9a,9bは、金属材料(例えば、Al又はAu等)からなり、例えばスパッタ法又は蒸着法等によって矩形状に形成されている。第1及び第2のアノード電極9a,9bは、第1及び第2のp型半導体領域5a,5bの形成位置に対応する絶縁層4上において、第1及び第2のp型半導体領域5a,5bの外側の長辺に沿ってそれぞれ形成されている。第1及び第2のアノード電極9a,9bは、絶縁層4に設けられたコンタクトホールを介して、それぞれ第1及び第2のp型半導体領域5a,5bと電気的に接続されている。
カソード電極11は、金属材料(例えば、Al又はAu等)からなり、例えばスパッタ法又は蒸着法等によって矩形状に形成されている。カソード電極11は、n型半導体領域7の形成位置に対応する絶縁層4上において、第1及び第2のp型半導体領域5a,5bのそれぞれの短辺の略半分に重なるように形成されている。カソード電極11は、絶縁層4に設けられたコンタクトホールを介して、n型半導体領域7と電気的に接続されている(図示せず)。
次に、図2及び図3を用いて、改質領域20について説明する。改質領域20は、図2に示すように、半導体基板3の裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間における表面3aから所定の深さ位置(例えば、20〜50μm)に複数形成されている。改質領域20は、第1のpn接合13aから半導体基板3に広がる空乏層の外側に形成されている。複数の改質領域20は、断面が深さ方向に長軸を有する楕円状を呈していると共に、短軸方向の幅が例えば3μmに形成されている。
複数の改質領域20の形状は、図3に示すように、例えば半導体基板3の側面と略平行な長手方向及び該長手方向に直交する短手方向を有している。複数の改質領域20は、第1のp型半導体領域5a側の略全面において、隣接する改質領域20同士が連続して格子状に形成されている。格子状の改質領域20は、例えば第1のp型半導体領域5aの長辺方向と略平行な8本の直線からなる部分と、第1のp型半導体領域5aの短辺方向と略平行な15本の直線からなる部分とによって構成されている。複数の改質領域20のうち互いに隣接している改質領域20の間隔P1は、例えば100μmに設定されている。改質領域20は、後述するように表面3aから所定の深さ位置に集光点Fを合わせてレーザ光Laを照射することによって、例えば多光子吸収により形成されている。なお、集光点Fとはレーザ光Laが集光した箇所のことである。
以上の構成を有する半導体光検出装置1は、次の動作を行う。半導体光検出装置1の表面3a側から光L1が入射すると、光L1は絶縁層4を透過し、半導体基板3、第1及び第2のp型半導体領域5a,5b及びn型半導体領域7に達する。そして、光L1における各波長成分によって発生するキャリアが、半導体基板3、第1及び第2のp型半導体領域5a,5b及びn型半導体領域7の内部における電界に従って拡散する。
半導体基板3の裏面3bと改質領域20との間の部分において光L1によって発生するキャリアは、当該部分を拡散している間に改質領域20に達して、改質領域20にトラップされることとなる。改質領域20にトラップされたキャリアは、その後、再結合して消滅する。一方、第1のp型半導体領域5aと改質領域20との間の部分、又は半導体基板3の裏面3bと第2のp型半導体領域5aとの間の部分にて発生し、第1及び第2のpn接合13a,13bに達したキャリアは、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにて光電流として検出され、第1及び第2のアノード電極9a,9bから外部に取り出される。この光電流により、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bは、光L1の光波長成分に応じた電気信号をそれぞれ出力することとなる。
続いて、図4を用いて、半導体光検出装置1が備える信号処理回路21について説明する。図4に示すように、カソード電極11は、電源電圧源VCCに接続されており、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bは、電源電圧源VCCによりそれぞれ逆バイアス電圧が印加される。信号処理回路21は、第1のフォトダイオード15aの第1のアノード電極9aが接続されている入力端子22aと、第2フォトダイオード15bの第2のアノード電極9bが接続されている入力端子22bとを備えている。
従って、第1及び第2フォトダイオード15a,15bの出力は、第1及び第2のアノード電極9a,9bを介して信号処理回路21に入力される。信号処理回路21は、これらの入力信号の差分を演算し、出力端子23から出力する。なお、第1及び第2のアノード電極9a,9bは、それぞれ入力端子22a,22bと接続されていると共に、抵抗24a,24bをそれぞれ介して接地されている。
次に、図5を用いて、多光子吸収により改質領域20を形成するためのレーザ加工方法について説明する。図5は、レーザ加工方法を示す断面図である。
まず、多光子吸収について簡単に説明する。光子のエネルギーhνが、材料の吸収のバンドギャップEよりも小さい場合、光学的に透明となる。よって、hν>Eである場合には、材料に吸収が生じる。しかし、光学的に透明であっても、レーザ光の強度を非常に大きくした場合には、nhν>Eの条件(n=2,3,4,・・・)において材料に吸収が生じる。この現象を多光子吸収という。パルス波の場合、レーザ光の強度はレーザ光の集光点のピークパワー密度(W/cm)で決まり、例えばピークパワー密度が1×10(W/cm)以上の条件で多光子吸収が生じる。ピークパワー密度は、(集光点におけるレーザ光の1パルス当たりのエネルギー)÷(レーザ光のビームスポット断面積×パルス幅)により求められる。また、連続波の場合、レーザ光の強度はレーザ光の集光点の電界強度(W/cm)で決まる。
改質領域20は、半導体光検出装置1において改質領域20を除く部分が形成されている構成を有する加工対象物25に形成された形成予定ライン(図示せず)に沿って、レーザ光Laの集光点Fを相対移動させることにより形成される。形成予定ラインは、直線状に延びた仮想線であり、各改質領域20の形成位置に対応するように、例えば加工対象物25の裏面3bに形成されている。
レーザ光Laを多光子吸収が生じる条件に設定し、図4に示すように、加工対象物25における表面3aから所定の深さ位置に対し、例えば加工対象物25の裏面3bよりレーザ光Laの集光点Fを合わせる。改質領域20は、集光点Fより加工対象物25の裏面3b側に向かって拡がることにより、断面が深さ方向に長軸を有する楕円状を呈して形成される。
次に、改質領域20の形状が長手方向及び該長手方向に直交する短手方向を有するように、集光点Fを上述の形成予定ラインに沿って相対移動させる。また、隣接する改質領域20同士が連続して格子状に形成されるように、表面3a及び半導体基板3の側面と略平行に集光点Fを半導体基板3の各側面まで相対移動させる。この際、複数の改質領域20のうち互いに隣接している部分の間隔P1が100μmとなるように集光点Fを相対移動させる。以上により、図2及び図3に示されるような改質領域20が形成される。
第1実施形態に係るレーザ加工では、加工対象物25がレーザ光Laを吸収することにより加工対象物25を発熱させて改質領域20を形成するのではない。加工対象物25にレーザ光Laを透過させ加工対象物25の内部に多光子吸収を発生させて改質領域20を形成している。よって、加工対象物25の裏面3bではレーザ光Laがほとんど吸収されないので、加工対象物25の裏面3bが溶融することはない。
第1実施形態において多光子吸収により形成される改質領域20の一つの例として、溶融処理領域がある。
この場合には、レーザ光を加工対象物25の内部に集光点Fを合わせて、集光点Fにおける電界強度が1×10(W/cm)以上でかつパルス幅が1μs以下の条件で照射する。これにより、加工対象物25の内部は多光子吸収によって局所的に加熱される。この加熱により、加工対象物25の内部に溶融処理領域が形成される。
溶融処理領域とは、一旦溶融後再固化した領域、溶融状態中の領域及び溶融から再固化する状態中の領域のうち少なくともいずれか一つを意味する。溶融処理領域は、相変化した領域や結晶構造が変化した領域ということもできる。溶融処理領域は、単結晶構造、非晶質構造又は多結晶構造において、ある構造が別の構造に変化した領域ということもできる。つまり、例えば、単結晶構造から非晶質構造に変化した領域、単結晶構造から多結晶構造に変化した領域、単結晶構造から非晶質構造及び多結晶構造を含む構造に変化した領域を意味する。加工対象物25がシリコン単結晶構造の場合、溶融処理領域は例えば非晶質シリコン構造である。なお、電界強度の上限値としては、例えば1×1012(W/cm)である。パルス幅は例えば1〜200nsが好ましい。
以上のレーザ加工により、図1及び図2に示すような構成の半導体光検出装置1が得られる。
以上のように、第1実施形態では、半導体基板3の裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間に改質領域20が形成されており、裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間には改質領域20が形成されていない。この場合、光L1の特定波長成分によって裏面3bと改質領域20との間において発生するキャリアは、改質領域20によりトラップされ、再結合することにより消滅するため、第1のフォトダイオード15aにおいて光L1の特定波長成分の検出が抑制されることとなる。一方で、光L1の特定波長成分によって半導体基板3の裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間において発生するキャリアは、改質領域20によりトラップされず、第2のフォトダイオード15bにおいて光L1の特定波長成分が抑制されることなく検出されることとなる。従って、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにおける光L1の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
第1実施形態では、第1のp型半導体領域5aに電気的に接続されている第1のアノード電極9aと、第2のp型半導体領域5bに電気的に接続されている第2のアノード電極9bと、第1及び第2のアノード電極9a,9bが接続されると共に、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bからの入力信号の差分を出力する信号処理回路21と、を備えている。これにより、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bの分光感度特性の相違に基づいて、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bからの入力信号の差分を信号処理回路21により演算することによって、光L1の特定波長成分を検出することができる。
[第2実施形態]
次に、図6に基づいて、第2実施形態に係る半導体光検出装置31について説明する。図6は、第2実施形態に係る半導体光検出装置の断面図である。半導体光検出装置31は、改質領域20の構成の点で上述した半導体光検出装置1と異なる。
半導体光検出装置31における改質領域20は、図6に示すように、裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間に形成された複数の改質領域20の表面3aからの深さと、裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間に形成された複数の改質領域20の表面3aからの深さとが、互いに異なるように設定されている。半導体基板3の裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間の改質領域20は、表面3aから所定の深さ位置(例えば、125〜155μm)に複数形成されている。第2のp型半導体領域5b側の改質領域20は、第2のpn接合13bから半導体基板3に広がる空乏層の外側に形成されている。第2のp型半導体領域5b側の複数の改質領域20の間隔P2は、例えば第1のp型半導体領域5a側の複数の改質領域20の間隔P1と等しく設定されている。その他の点については、半導体光検出装置1と同様である。
以上のように、第2実施形態では、第1のp型半導体領域5aと半導体基板3の裏面3bとの間に形成された複数の改質領域20は、表面3aから浅い位置に形成されており、第2のp型半導体領域5bと裏面3bとの間に形成された複数の改質領域20は、表面3aから深い位置に形成されている。この場合、第2のp型半導体領域5b側の複数の改質領域20は、第1のp型半導体領域5a側の複数の改質領域20に比べて、光L1の長波長側の波長成分によって発生するキャリアをトラップするため、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにおいて互いに異なる波長成分が検出されることとなる。従って、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにおける光L1の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
[第3実施形態]
次に、図7に基づいて、第3実施形態に係る半導体光検出装置41について説明する。図7は、第3実施形態に係る半導体光検出装置の断面図である。半導体光検出装置41は、改質領域20の構成の点で上述した半導体光検出装置1と異なる。
半導体光検出装置41における改質領域20は、図7に示すように、半導体基板3の裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間の複数の改質領域20の間隔P1と、裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間の複数の改質領域20の間隔P2とは、互いに異なるように設定されている。この場合、第2のp型半導体領域5b側の複数の改質領域20は、例えば第2のpn接合13bから半導体基板3に広がる空乏層の外側において、互いに隣接している部分の間隔P2が例えば50μmに設定されている。裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間の複数の改質領域20は、例えば裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間の複数の改質領域20の表面3aからの深さ位置が等しく設定されている。その他の点については、半導体光検出装置1と同様である。
以上のように、第3実施形態では、半導体基板3の裏面3bと第2のp型半導体領域5bとの間に形成された複数の改質領域20の間隔P2は、裏面3bと第1のp型半導体領域5aとの間に形成された複数の改質領域20の間隔P1よりも狭く設定されている。この場合、裏面3bと複数の改質領域20との間において光L1の特定波長成分によって発生するキャリアは、第2のp型半導体領域5b側の複数の改質領域20において多くがトラップされ、第1のp型半導体領域5a側の複数の改質領域20において少量がトラップされることとなる。従って、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにおける光L1の特定波長成分の分光感度特性のみを選択的に異ならせることができる。
ところで、本発明の実施形態に係る半導体光検出装置1,31,41では、半導体基板3の表面3aから所望の深さ位置に改質領域20を形成することによって、第1及び第2のフォトダイオード15a,15bにおいて所望の分光感度特性を得ることができる。図8は、改質領域の半導体基板の表面からの深さ位置が異なる場合における、本発明の実施形態に係る半導体光検出装置の分光感度特性の一例を示す図である。図8中において、縦軸、横軸はそれぞれ分光感度、光の波長を示しており、「QE=100%」は、量子効率が100%となる分光感度特性を示す。
図8に示すように、改質領域20の表面3aからの深さ位置が20〜50μmの場合には、長波長成分(800〜1200nm)の分光感度が顕著に抑制されている。すなわち、第1又は第2のpn接合13a,13bに近い位置に改質領域20を形成すればするほど、光L1におけるより短波長側の波長成分に起因する分光感度が抑制される。
図9は、本発明の実施形態に係る半導体光検出装置における二つのフォトダイオードの出力及び信号処理回路の出力についての波長依存性の一例を示す図である。図中において、第1のフォトダイオード15aの出力A1と、第2のフォトダイオード15bの出力A2と、信号処理回路21の出力(A2−A1)と、についての波長依存性が示されている。図中において、「QE=100%」は、上述と同様である。
図9に示すように、出力A1は、長波長成分(800〜1200nm)の分光感度が抑制された出力が得られており、出力A1及び出力A2は、短波長成分(300〜600nm)の分光感度が略等しい出力が得られている。このため、信号処理回路21の出力(A2−A1)は、中心波長980nmをピークとした出力が得られていると共に、短波長成分に起因するノイズが低減されている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。例えば、半導体基板3の表面3a側に形成されているp型半導体領域は、二つ(第1及び第2のp型半導体領域5a,5b)であることに限られず、三つ以上のp型半導体領域が形成されていてもよい。
複数の改質領域20は、数、形状、半導体基板3の表面3aからの深さ位置、断面における短軸方向の幅、互いに隣接している部分の間隔P1,P2は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、複数の改質領域20は、それぞれが所定の方向に伸びて直線状に形成されていてもよい。改質領域20は、半導体基板3の裏面3bと、第1及び第2の各p型半導体領域5a,5bとのそれぞれの間に形成されている限り、半導体基板3の側面に至るまで形成されていなくてもよい。
半導体基板3の裏面3bと、第1及び第2の各p型半導体領域5a,5bとのそれぞれの間において、改質領域20の表面3aからの深さ位置及び複数の改質領域20のうち互いに隣接している部分の間隔P1,P2は、いずれもが互いに異なるように設定されていてもよい。改質領域20は、半導体基板3の裏面3bよりレーザ光Laを照射することによって形成されていることに限定されるものではなく、表面3aからレーザ光Laを照射することによって形成されていてもよい。改質領域20は、多光子吸収以外によって改質されて形成されていてもよい。
半導体基板3、第1及び第2のp型半導体領域5a,5b、及びn型半導体領域7の材料、形状、厚さ、不純物濃度及び不純物の種類は、上述した実施形態に限定されるものではない。半導体基板3、第1及び第2のp型半導体領域5a,5b、及びn型半導体領域7は、上述した実施形態とは逆の導電型となる不純物を含んでいてもよい。
半導体基板3は、Siによって形成されていることに限定されるものではなく、例えば半導体基板3と第1及び第2のp型半導体領域5a,5bが同一の化合物半導体(例えば、GaAs又はGaSb等)によって形成されていてもよい。また、例えば半導体基板3と半導体基板3の表面3a上に形成された半導体層とが異なる化合物半導体によって形成されていてもよく、この場合には、半導体基板3及び当該半導体層のヘテロ接合と、半導体基板3の裏面3bとの間に改質領域20が形成される。
第1及び第2のpn接合13a,13bから広がる空乏層の表面3aからの深さは、互いに等しく設定されていることに限定されるものではない。例えば、第1のpn接合13aの表面3aからの深さと第2のpn接合13bの表面3aからの深さを異なるように設定することにより、第1及び第2のpn接合13a,13bから広がる空乏層の表面3aからの深さを異ならせてもよい。
第1実施形態に係る半導体光検出装置の平面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図1におけるIII−III線断面図である。 信号処理回路を備えた第1実施形態に係る半導体光検出装置の回路図である。 第1実施形態に係るレーザ加工方法を示す図である。 第2実施形態に係る半導体光検出装置の断面図である。 第3実施形態に係る半導体光検出装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体光検出装置の分光感度特性の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る半導体光検出装置における二つのフォトダイオードの出力及び信号処理回路の出力についての波長依存性の一例を示す図である。
符号の説明
1,31,41…半導体光検出装置、3…n型(第1導電型)の半導体基板、3a…半導体基板の表面(第1の主面)、3b…半導体基板の裏面(第2の主面)、5a,5b…第1及び第2のp型(第2導電型)半導体領域、9a,9b…第1及び第2のアノード電極(第1及び第2の電極)、13a,13b…第1及び第2のpn接合、15a,15b…第1及び第2のフォトダイオード、20…改質領域、21…信号処理回路、F…集光点、La…レーザ光、P1,P2…互いに隣接している改質領域の間隔、L1…光。

Claims (6)

  1. 互いに対向する第1及び第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の主面側に並んで配置されていると共に、前記半導体基板との接合によりフォトダイオードをそれぞれ構成する第2導電型の第1及び第2の半導体領域と、を備え、
    前記半導体基板には、前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間の所定位置に集光点を合わせてレーザ光を照射することによって、改質領域が形成されており、
    前記半導体基板における前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間には、改質領域が形成されていないことを特徴とする半導体光検出装置。
  2. 互いに対向する第1及び第2の主面を有する第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の第1の主面側に並んで配置されていると共に、前記半導体基板との接合によりフォトダイオードをそれぞれ構成する第2導電型の第1及び第2の半導体領域と、を備え、
    前記半導体基板には、前記第2の主面と前記第1及び第2の半導体領域との間の所定位置に集光点を合わせてレーザ光を照射することによって、改質領域がそれぞれ形成されており、
    形成された前記改質領域の態様は、前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間に形成された前記改質領域と、前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間に形成された前記改質領域とで異なっていることを特徴とする半導体光検出装置。
  3. 前記改質領域は、前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間と、前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間とで、それぞれ複数形成されており、
    前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間に形成された複数の前記改質領域の前記第1の主面からの深さと、前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間に形成された複数の前記改質領域の前記第1の主面からの深さとが、互いに異なるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の半導体光検出装置。
  4. 前記改質領域は、前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間と、前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間とで、それぞれ複数形成されており、
    前記第2の主面と前記第1の半導体領域との間に形成された複数の前記改質領域の間隔と、前記第2の主面と前記第2の半導体領域との間に形成された複数の前記改質領域の間隔とが、互いに異なるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の半導体光検出装置。
  5. 前記半導体基板と前記第1の半導体領域との前記接合の前記第1の主面からの深さと、前記半導体基板と前記第2の半導体領域との前記接合の前記第1の主面からの深さとは、互いに等しく設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の半導体光検出装置。
  6. 前記第1の半導体領域に電気的に接続されている第1の電極と、
    前記第2の半導体領域に電気的に接続されている第2の電極と、
    前記第1及び第2の電極が接続されると共に、第1及び第2の前記フォトダイオードからの入力信号の差分を出力する信号処理回路と、をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の半導体光検出装置。
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