JP4950091B2 - 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム - Google Patents

携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4950091B2
JP4950091B2 JP2008015683A JP2008015683A JP4950091B2 JP 4950091 B2 JP4950091 B2 JP 4950091B2 JP 2008015683 A JP2008015683 A JP 2008015683A JP 2008015683 A JP2008015683 A JP 2008015683A JP 4950091 B2 JP4950091 B2 JP 4950091B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio
type
communication
station apparatuses
wireless
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008015683A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009177650A (ja
Inventor
淳 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008015683A priority Critical patent/JP4950091B2/ja
Publication of JP2009177650A publication Critical patent/JP2009177650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4950091B2 publication Critical patent/JP4950091B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

この発明は、携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラムに関し、特に送信電力を切換可能な携帯通信端末、その携帯通信端末で実行される無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラムに関する。
近年、携帯電話機の普及により、あらゆる場所で通話が可能となっている。しかしながら、携帯電話機は、電磁波を用いて無線通信するため、病院等の特定のエリアにおいて使用が制限される場合がある。特開2001−86566号公報には、特定エリア内に存在する移動体端末の使用を制限する端末使用制限装置において、前記特定エリア内に移動して来た前記移動端末を前記端末使用制限装置にハンドオフさせることで前記移動端末の使用を制限する端末使用制限装置が記載されている。
しかしながら、従来の端末使用制限装置は、特定エリア内に存在する移動体端末は、それが発生する電波の電波強度が小さく、医療機器等に与える影響のない状態であっても、通信が制限されてしまうといった問題があった。
特開2001−86566号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な携帯通信端末を提供することである。
この発明の他の目的は、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な基地局切換方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な基地局切換プログラムを提供することである。
この発明は上述した目的を達成するためになされたもので、この発明のある局面によれば、携帯通信端末は、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段と、無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御手段と、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる接続制御手段と、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、無線通信手段が無線通信する無線局装置が、第1の種類の無線局装置と第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知手段と、を備え、送信電力制御手段は、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御し、接続制御手段は、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換手段と、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在せず、かつ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換手段と、を含む。
この局面に従えば、複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信し、複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる。このため、送信する電波の電波強度の上限を小さくしたまま、通信する相手の無線局装置を切り換えるので、送信する電波の電波強度の上限を小さくしたまま通信可能な領域を広くすることができる。その結果、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な携帯通信端末を提供することができる。
また、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在しないことを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる。複数の第1の種類の無線局装置が電波強度の制限される領域に設定されていれば、電波強度が制限される領域でのみ電波強度が制限される。このため、電波強度が制限される領域の内外に移動する場合であっても通信を継続させることができる。また、切換指示が受け付けられることをさらに条件とするので、電波強度の制限解除をユーザに委ねることができる。さらに、無線通信する無線局装置が、第1の種類の無線局装置と第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知するので、ユーザに電波強度が制限されていることを通知することができる。
この発明の他の局面によれば、携帯通信端末は、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段と、無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御手段と、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる接続制御手段と、ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、を備え、送信電力制御手段は、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御し、接続制御手段は、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換手段と、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在しないことを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換手段と、を含み、送信電力制御手段は、第2の装置が存在しない場合、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御し、第2切換手段は、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる。
この局面によれば、複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御し、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信するので、可能な限り通信を継続することができる。また、複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、切換指示が受け付けられることを条件に、電力の制限が解除されるので、電波強度の制限解除をユーザに委ねることができる。
好ましくは、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信していることを通知する通知手段を、さらに備える。
この局面に従えば、ユーザに電波強度が制限されていることを通知することができる。
好ましくは、通知手段は、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信していることを表示する。
好ましくは、第2切換手段は、無線通信手段が第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となる状態が継続して所定の時間を経過することをさらに条件として、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる。
好ましくは、所定のエリアを検出するエリア検出手段をさらに備え、第2切換手段は、所定のエリアが検出されていないことをさらに条件として、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる。
この局面に従えば、所定のエリアが検出されていないことをさらに条件とするので、所定のエリアにおける電波強度を制限することができる。
この発明の他の局面によれば、基地局装置切換方法は、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御するステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、無線通信手段が無線通信する無線局装置が、第1の種類の無線局装置と第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在せず、かつ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、を含む。
この局面に従えば、無線局装置切換プログラムは、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な基地局装置切換方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、無線局装置切換方法は、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御するステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在しないことを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、を含み、送信電力制御ステップは、第2の装置が存在しない場合、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御するステップを含み、第2切換ステップは、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップを含む。
この発明のさらに他の局面によれば、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御するステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、無線通信手段が無線通信する無線局装置が、第1の種類の無線局装置と第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在せず、かつ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、送信する電波の電波強度を制限したまま広い範囲で通信することが可能な基地局装置切換プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、無線局装置切換プログラムは、複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても無線通信手段に複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御するステップと、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、複数の第1の種類の無線局装置のうち第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、複数の第1の種類の無線局装置のうちに第2装置が存在しないことを条件に、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、をコンピュータに実行させ、送信電力制御ステップは、第2の装置が存在しない場合、無線通信手段が複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御するステップを含み、第2切換ステップは、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップを含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。図1を参照して、携帯電話機1は、携帯電話機1の全体を制御するための制御部21と、アンテナ22Aと接続された無線回路22と、音声データを処理するためのコーデック部28と、それぞれがコーデック部28に接続されたマイクロフォン13およびスピーカ11と、ユーザの操作の入力を受付ける操作部25と、GPSセンサ26と、カードインターフェース(I/F)27と、画像を表示する液晶表示装置(LCD)16と、LCD16の表示を制御するための表示制御部30と、制御部21で実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)31と、制御部21の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)32と、を含む。
無線回路22は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の通信方式のネットワークに接続する。具体的には、無線回路22は、W−CDMAのネットワークに接続された基地局装置と無線通信する。さらに、無線回路22は、制御部21により制御され、送信する電波の電波強度を変化させる。電波強度を変化させる制御については後述する。
無線回路22は、制御部21から信号が入力されると、その信号を変調した無線信号をアンテナ22Aに出力する。制御部21は、コーデック部28から音声信号が入力されると、音声信号を第1の無線回路22に出力する。アンテナ22Aから送信される無線信号は、W−CDMAの基地局装置で受信され、W−CDMAの基地局装置に入力される。
なお、ここでは無線回路22がW−CDMAのネットワークに接続する例を示すが、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile
)方式、CDMA(Code Division Multiple Access)方式のネットワーク、PHS(Personal Handyphone System)のネットワークであってもよい。
また、無線回路22は、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等の無線LANの通信方式のネットワークに接続するものであってもよい。WiMAXの通信方式は、Wireless MAN(Wireless Metropolitan Area Network)とも呼ばれ、IEEE802.16という都市規模のエリアを対象として高速無線通信を提供する規格である。この場合、無線LANであれば、WiMAXのネットワークに限定されるものではなく、例えば、BLUETOOTH(登録商標)、WiFi(登録商標)等のネットワークであってもよい。
コーデック部28は、制御部21から入力される音声信号を復号し、復号したデジタルの音声信号をアナログに変換し、増幅し、そしてレシーバとしてのスピーカ11に出力する。また、コーデック部28は、マイクロフォン13からアナログの音声信号が入力され、音声信号をデジタルに変換し、符号化し、そして符号化した音声信号を制御部21に出力する。
表示制御部30は、制御部21により制御され、制御部21から入力される指示に従ってLCD16を制御して、LCD16に画像を表示させる。LCD16に表示させる画像は、動画像と静止画像とを含む。
カードI/F27には、着脱可能なフラッシュメモリ27Aが装着される。制御部21は、カードI/F27を介して、フラッシュメモリ27Aにアクセスが可能である。なお、ここでは制御部21で実行するためのプログラムをROM31に記憶しておく例を説明するが、プログラムをフラッシュメモリ27Aに記憶しておき、フラッシュメモリ27Aからプログラムを読み出して、制御部21で実行するようにしてもよい。プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュメモリ27Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、磁気記憶ディスク、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−ROM)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等でもよい。また、携帯電話機1をインターネットに無線回路22を介して接続し、インターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードして、制御部21で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、制御部21により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
GPSセンサ26は、全地球測位システム(GPS)におけるGPS衛星からの電波を受信し、現在の地図上の位置を計測する。GPSセンサ26は、計測して得た地図上の位置を示す位置情報を制御部21に出力する。
操作部25は、操作キー14と、ランプ25Aとを含む。操作キー14は、ユーザによる操作の入力を受け付け、受付けた操作を制御部21に出力する。ランプ25Aは、制御部21により制御されて発光する。これにより、ユーザは、暗い場所でも操作キー14を確認することができる。
本実施の形態における携帯電話機1が接続されるW−CDMAのネットワークは、送信する電波の電波強度が比較的大きく、広い範囲で携帯電話機1と通信が可能な広範囲基地局装置(第2の種類の基地局装置)と、広範囲基地局装置よりも送信する電波の電波強度が小さく、狭い範囲で携帯電話機1と通信が可能な狭範囲基地局装置(第1の種類の基地局装置)とを含んでいる。狭範囲基地局装置は、電波強度の大きな電波の影響を受ける装置が設定されている病院等のエリアに設置される。また、広範囲基地局装置がカバーするエリアと、狭範囲基地局装置がカバーするエリアとは、重なっても良い。
図2は、広範囲基地局装置と狭範囲基地局装置とがそれぞれカバーするエリアを説明するための図である。図2を参照して、ある広範囲基地局装置がカバーする広範囲エリア101内に、特定エリア110と、4つの狭範囲エリア111,113,115,117を含む。特定エリア110は、病院の建物の敷地を含む。4つの狭範囲エリア111,113,115,117は、4つの狭範囲基地局装置がそれぞれカバーする。また、4つの狭範囲エリア111,113,115,117は、互いに一部が重なり、特定エリア110を含む。
このため、携帯電話機1が特定エリア110内に位置するとき、携帯電話機1は、広範囲エリア101内に位置するとともに、4つの狭範囲エリア111,113,115,117のいずれかに位置する。例えば、携帯電話機1が特定エリア110内の狭範囲エリア111内に位置するとき、携帯電話機1は、特定エリア110をカバーする広範囲基地局装置と、狭範囲エリア111をカバーする狭範囲基地局装置とのいずれとも通信可能である。
図3は、携帯電話機が備える制御部の機能の概要を示す機能ブロック図である。図3を参照して、制御部21は、無線回路22が受信する電波の通信品質を検出する通信品質検出部51と、無線回路22が通信する先の基地局装置を切り換える接続制御部53と、無線回路22が送信する電波の電波強度を切り換える送信電力制御部59と、携帯電話機1が位置するエリアを検出するためのエリア検出部61と、ユーザによる切換指示を受け付ける切換指示受付部63と、通知部65と、を含む。
通信品質検出部51は、無線回路22が広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置から受信する電波の通信品質を検出する。通信品質は、電波強度またはエラービットレートである。通信品質検出部51は、検出した通信品質を接続制御部53に出力する。
接続制御部53は、無線回路22が通信する先を広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置のいずれかに切り換える。具体的には、接続制御部53は、無線回路22が狭範囲基地局装置から通信可能な電波強度の電波を受信する場合、広範囲基地局装置と通信可能であっても無線回路22に狭範囲基地局装置と通信させる。接続制御部53は、無線回路22が狭範囲基地局装置から通信可能な電波強度の電波を受信しない場合、無線回路22に広範囲基地局装置と通信させる。
なお、後述するエリア検出部61により、現在の位置が特定エリア110内であることが検出される場合に、広範囲基地局装置と通信可能であっても無線回路22に狭範囲基地局装置と通信させ、現在の位置が特定エリア110内であることが検出されない場合に、無線回路22に広範囲基地局装置と通信させるようにしてもよい。
広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置が送信する信号は、広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置の別を示す情報を含んでいる。このため、接続制御部53は、無線回路22が広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置から受信する信号に基づいて、無線回路22が狭範囲基地局装置または広範囲基地局装置と通信可能であるか否かを判断する。
接続制御部53は、広範囲基地局装置と通信させる場合に送信電力モードとして通常モードを無線回路22に出力し、狭範囲基地局装置と通信させる場合に送信電力モードとして制限モードを無線回路22に出力する。
また、接続制御部53は、狭範囲基地局装置と広範囲基地局装置とのいずれと通信させているかを示す信号を通知部65に出力する。通知部65は、接続制御部53から無線回路22に狭範囲基地局装置と通信させていることを示す信号が入力される場合、表示制御部30を制御して、LCD16にその旨を通知するためのメッセージとして、例えば「弱電波通信中」を表示させる。これにより、ユーザは、電波強度が小さい電波で通信していることを認識することができる。
送信電力制御部59は、接続制御部53から入力される送信電力モードに従って無線回路22の送信電力を制御する。送信電力モードは、通常モードと制限モードとを含み、通常モードは、無線回路22が広範囲基地局装置と通信する場合の送信電力モードであり、制限モードは、無線回路22が狭範囲基地局装置または広範囲基地局装置と通信する場合の送信電力モードである。制限モードの場合に無線回路22が送信する電波の上限の電波強度は、通常モードの場合に無線回路22が送信する電波の上限の電波強度よりも小さい。
具体的には、送信電力モードとして通常モードが接続制御部53から入力される場合、送信電力制御部59は、広範囲基地局装置から受信する電波強度が小さい場合、広範囲基地局装置まで電波が到達するように送信電力を大きくし、送信される電波の電波強度を大きくする。この場合、送信される電波の電波強度の上限値をTUとする。逆に、送信電力制御部59は、広範囲基地局装置から受信する電波強度が強い場合、送信される電波の電波強度が比較的小さくも広範囲基地局装置まで電波が到達するので、送信電力を低くして、送信される電波の電波強度を小さくする。
また、送信電力制御部59は、送信電力モードとして制限モードが接続制御部53から入力される場合、広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置から受信する電波強度に基づいて、通常モードと同様に無線回路22の送信電力を制御するが、送信される電波強度の上限値を、通常モードの場合における上限値TUよりも小さくなるように、送信電力を制御する。
なお、広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置から受信する電波の電波強度に基づいて送信電力を制御するのではなく、広範囲基地局装置または狭範囲基地局装置から送信される信号に基づいて送信電力を制御するようにしてもよい。
エリア検出部61は、GPSセンサ26が出力する位置情報と、予めEEPROM31に記憶された特定エリア110の地図上の位置とを比較し、GPSセンサ26が出力する位置情報で示される地図上の位置が、特定エリア110内であるか否かを検出する。エリア検出部61は、現在の位置が特定エリア110内であることを検出した場合、特定エリア110内であることを示す信号を接続制御部53に出力する。
切換指示受付部63は、ユーザが操作キー14に予め割り当てられた切換を指示するためのキーを押下すると、切換指示を受け付け、受け付けた切換指示を接続制御部53に出力する。
接続制御部53は、第1切換部55と第2切換部57とを含む。第1切換部55は、無線回路22が狭範囲基地局装置のいずれか1つ(第1装置)と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、それまで通信している狭範囲基地局装置(第1装置)よりも通信品質の良い別の狭範囲基地局装置(第2装置)と無線回路22に通信させるために、接続先を切換させる。第1切換部55は、接続先を切り換えさせた後に、送信電力制御部59に送信電力モードを制限モードに維持させる。このため、送信する電波の電波強度を小さくした通信を、複数の狭範囲基地局装置がカバーする広いエリアで継続することができる。接続先の切換は、いわゆるハンドオーバと呼ばれ、周知な技術を用いることができる。したがって、ここでは説明を繰り返さない。
第2切換部57は、無線回路22が狭範囲基地局装置のいずれか1つ(第1装置)と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、第1装置よりも通信品質の良い狭範囲基地局装置(第2装置)が存在しない場合、次の条件を満たすことを条件に、無線回路22に広範囲基地局装置と通信させるために、接続先を切換させる。
(1) 無線回路22が狭範囲基地局装置のいずれか1つ(第1装置)と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となる状態が継続して所定の時間を経過する場合。通信品質が予め定められた値以下となる状態が所定の時間を超えて継続する場合、特定エリア110の外に位置すると考えられるからである。このとき、第2切換部57は、送信電力制御部59に送信電力モードとして制限モードを維持させる。
(2) エリア検出部61により特定エリア110が検出されていない場合。特定エリア110外に位置すれば、送信する電波の電波強度を弱くする必要がないからである。このとき、第2切換部57は、送信電力制御部59に送信電力モードとして通常モードを出力する。
(3) 切換指示受付部により切換指示が受け付けられた場合。ユーザは現在位置が特定エリア110内外のいずれであるかを確実に判断することができるからである。このとき、第2切換部57は、送信電力制御部59に送信電力モードとして通常モードを出力する。
(4) 送信電力制御部59により制限モードで無線回路22を制御している場合。このとき、第2切換部57は、送信電力制御部59に送信電力モードを制限モードに維持させる。広範囲基地局装置と通信する場合であっても、制限モードで無線回路22が制御されていれば、送信する電波の電波強度が小さいからである。このとき、第2切換部57は、送信電力制御部59に送信電力モードとして通常モードを出力する。
図4は、通信処理の流れの一例を示すフローチャートである。通信処理は、制御部21が通信プログラムを実行することにより制御部21により実行される処理である。図4を参照して、制御部21は、まず、基地局装置をサーチする(ステップS01)。無線回路22が受信する電波から通信可能な基地局装置を検出する。そして、検出された基地局装置のうちに狭範囲基地局装置が含まれるか否かを判断する(ステップS02)。狭範囲基地局装置が含まれるならば処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS25に進める。狭範囲基地局装置と通信可能であれば、特定エリア110内に位置すると判断し、広範囲基地局装置と通信可能であっても電波強度の小さい電波で通信する。
ステップS25においては、送信電力モードを通常モードに設定する。そして、広範囲基地局装置と接続し(ステップS26)、処理をステップS01に戻す。狭範囲基地局装置と通信可能でなければ、特定エリア110外に位置すると判断し、広範囲基地局装置との間で通常モードで電波強度の比較的大きい電波で通信する。これにより、携帯電話機1は、広範囲基地局と通信が可能になり、電話の発信または着信が可能な状態となる。さらに、発信または着信があった場合には、通話が可能になる。
ステップS03においては、送信電力モードを制限モードに設定する。そして、ステップS04において、制限モードで通信することを通知する。具体的には、LCD16に制限モードで通信することを示す記号、またはメセージを表示する。そして、ステップS05において、ステップS02において検出された狭範囲基地局装置と接続し、処理をステップS05に進める。これにより、携帯電話機1は、狭範囲基地局と通信が可能になり、電話の発信または着信が可能な状態となる。さらに、発信または着信があった場合には、通話が可能になる。
なお、GSPセンサ26が出力する位置情報に基づき、現在の位置が特定エリア110内であるか否かを判断し、特定エリア110内であれば、ステップS05において無線回路22に狭範囲基地局装置と接続させ、現在の位置が特定エリア110内でなければ、ステップS26において無線回路22に広範囲基地局装置と接続させるようにしてもよい。
ステップS06においては、ステップS05において接続した狭範囲基地局装置から受信される電波に基づいて通信品質を検出する。例えば、電波の電波強度またはエラービットレートを検出する。そして、通信品質が予め定められたしきい値A以下であるか否かを判断する(ステップS07)。通信品質がしきい値A以下ならば処理をステップS07に進め、そうでなければ処理をステップS06に戻す。しきい値Aは、例えば、通信を継続することができるが、例えば通話の音声の品質が悪化するレベルである。このため、通信品質がしきい値Aを越える間、狭範囲基地局装置との間の通信が継続される。
ステップS08においては、ステップS05において接続した狭範囲基地局装置との接続を維持した状態で、ステップS01と同様に基地局装置をサーチする。そして、検出された基地局装置のうちに狭範囲基地局装置が含まれるか否かを判断する(ステップS09)。狭範囲基地局装置が含まれるならば処理をステップS10に進め、そうでなければ処理をステップS11に進める。ステップS08において検出される狭範囲基地局装置は、それまで接続されていた狭範囲基地局装置から受信される電波の通信品質よりも通信品質がよい。ステップS10においては、ステップS05において接続した狭範囲基地局装置からステップS09において検出された新たな狭範囲基地局装置に接続を切り換え、処理をステップS06に戻す。これにより、2つの狭範囲基地局装置がカバーするエリア内で電波強度の小さい電波での通信を継続することができる。
ステップS11においては、通信品質が予め定められたしきい値B以下であるか否かを判断する。通信品質がしきい値B以下ならば処理をステップS13に進め、そうでなければ処理をステップS12に進める。しきい値Bは、例えば、通信を継続することが不可能なレベルである。ステップS12においては、タイマを「0」にリセットし、処理をステップS06に戻す。タイマは、通信品質がしきい値B以下になってから計時を開始し、通信品質がしきい値B以下の状態が継続する時間を計時する。
ステップS13においては、通信品質がしきい値B以下の状態になってから所定時間が経過したか否かを判断する。通信品質がしきい値B以下の状態が所定時間継続したならば処理をステップS14に進め、そうでなければ処理をステップS06に戻す。ステップS14においては、ステップS08において検出された基地局装置のうちに広範囲基地局装置が含まれるか否かを判断する。広範囲基地局装置が含まれていれば処理をステップS15に進めるが、そうでなければ処理をステップS24に進める。
ステップS24においては、それまで接続していた狭範囲基地局装置との接続を切断し、処理を終了する。通信可能な狭範囲基地局装置および広範囲基地局装置のいずれも存在しないからである。
ステップS15においては、制限モードで広範囲基地局装置と通信可能か否かを判断する。制限モードにおいては、電波強度の上限値が制限されるので、送信した電波がステップS14において検出された広範囲基地局装置に到達しない場合がある。例えば、送信するコマンドに対して広範囲基地局装置からレスポンスを受信したか否かに基づいて、通信可能か否かを判断する。広範囲基地局装置と通信可能であれば処理をステップS16に進めるが、そうでなければ処理をステップS18に進める。
ステップS16においては、ステップS05またはステップS10おいて接続された狭範囲基地局装置からステップS14において検出された新たな広範囲基地局装置に接続を切り換え、処理をステップS17に進める。これにより、制限モードで狭範囲基地局装置から広範囲基地局装置に切り換えられるので、電波強度の小さい電波での通信を広い範囲で継続することができる。
ステップS17においては、ステップS16において接続した広範囲基地局装置と制限モードで通信可能か否かを判断する。広範囲基地局装置と通信可能であれば通信を継続するが、通信不可能であれば処理をステップS18に進める。ステップS18においては、切換するか否かをユーザに問合せるための問い合わせ画面をLCD16に表示し、ユーザが操作キー14に入力する指示を受け付ける。問合せ画面は、制限モードから通常モードに切換をするか否かを問合せるメッセージを含む。ユーザが切換を指示する操作を操作キー14に入力すると、切換指示を受け付け、処理をステップS20に進めるが、そうでなければ処理をステップS24に進める。
ステップS20においては、送信電力モードを通常モードに設定する。ステップS16において、広範囲基地局装置と接続されたならば、その広範囲基地局装置と通信が可能となる。そして、ステップS04においてLCD16に表示された通知を解除する(ステップS21)。具体的には、LCD16に制限モードで通信することを示す記号、またはメセージの表示を停止する。
次のステップS22においては、それまで狭範囲基地局と接続されていたか否かを判断する。狭範囲基地局装置と接続されていたならば処理をステップS23に進め、そうでなければ処理をステップS01に戻す。ステップS23においては、ステップS05またはステップS10において接続された狭範囲基地局装置からステップS14において検出された新たな広範囲基地局装置に接続を切り換え、処理をステップS01に戻す。これにより、電波強度が制限される特定エリア110の内から外に移動する場合であっても通信を継続させることができる。さらに、ユーザの指示で制限モードから通常モードに送信電力モードが切り換えられ、広範囲基地局装置と接続されるので、特定エリア110外において確実に通信を継続することができる。
なお、ステップS15〜ステップS20に代えて、現在の位置が特定エリア110内か否かを判断し、現在の位置が特定エリア110外であればステップS20以降の処理を実行し、現在の位置が特定エリア110内であればステップS15〜ステップS17の処理を実行するようにしても良い。特定エリア110外であることが検出されたならば、制限モードで電波強度を小さくして通信する必要がないので、直ちに広範囲基地局装置と接続することで、電波強度が制限される特定エリア110内から外に移動する場合に通信を継続させることができる。現在の位置が特定エリア110内のとき、ステップS17において通信不可能と判断した場合は、処理をステップS24に進めるようにする。特定エリア内で、通常モードで通信することができないからである。
以上説明したように、本実施の形態における携帯電話機1は、狭範囲基地局装置と通信可能な間は広範囲基地局装置と通信可能であっても狭範囲基地局装置(第1装置)と接続し、狭範囲基地局装置と通信しているときに通信品質が予め定められたしきい値A以下となった場合、接続している狭範囲基地局装置(第1装置)よりも通信品質の良い別の狭範囲基地局装置(第2装置)に接続を切り換える。このため、送信する電波の電波強度の上限を小さくしたまま、通信する相手の狭範囲基地局装置を切り換えるので、送信する電波の電波強度の上限を小さくしたまま通信可能な領域を広くすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、携帯電話機1について説明したが、図4に示した通信処理を携帯電話機1に実行させる基地局装置切換方法および基地局装置切換方法をコンピュータに実行させるための基地局装置切換プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおける携帯電話機の機能の一例を示す機能ブロック図である。 広範囲基地局装置と狭範囲基地局装置とがそれぞれカバーするエリアを説明するための図である。 携帯電話機が備える制御部の機能の概要を示す機能ブロック図である。 通信処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、11 スピーカ、13 マイクロフォン、14 操作キー、16 LCD、21 制御部、22 無線回路、22A アンテナ、25 操作部、26 GPSセンサ、27 カードI/F、27A フラッシュメモリ、28 コーデック部、30 表示制御部、31 EEPROM、32 RAM、51 通信品質検出部、53 接続制御部、55 切換部、57 切換部、59 送信電力制御部、61 エリア検出部、63 切換指示受付部、65 通知部、101 広範囲エリア、110 特定エリア、111,113,115,117 狭範囲エリア。

Claims (10)

  1. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段と、
    前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御手段と、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる接続制御手段と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記無線通信手段が無線通信する無線局装置が、前記第1の種類の無線局装置と前記第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知手段と、を備え、
    前記送信電力制御手段は、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御し、
    前記接続制御手段は、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換手段と、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在せず、かつ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換手段と、を含む、携帯通信端末。
  2. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段と、
    前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御手段と、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる接続制御手段と、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付手段と、を備え、
    前記送信電力制御手段は、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御し、
    前記接続制御手段は、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換手段と、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在しないことを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換手段と、を含み、
    前記送信電力制御手段は、前記第2の装置が存在しない場合、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御し、
    前記第2切換手段は、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる、携帯通信端末。
  3. 前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信していることを通知する通知手段を、さらに備えた請求項2に記載の携帯通信端末。
  4. 前記通知手段は、無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信していることを表示する、請求項1または3に記載の携帯通信端末。
  5. 前記第2切換手段は、前記無線通信手段が前記第1装置と通信しているときに通信品質が前記予め定められた値以下となる状態が継続して所定の時間を経過することをさらに条件として、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる、請求項1〜4のいずれかに記載の携帯通信端末。
  6. 所定のエリアを検出するエリア検出手段をさらに備え、
    前記第2切換手段は、前記所定のエリアが検出されていないことをさらに条件として、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる、請求項1〜5のいずれかに記載の携帯通信端末。
  7. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御するステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記無線通信手段が無線通信する無線局装置が、前記第1の種類の無線局装置と前記第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在せず、かつ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、を含む、無線局装置切換方法。
  8. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御するステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在しないことを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、を含み、
    前記送信電力制御ステップは、前記第2の装置が存在しない場合、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御するステップを含み、
    前記第2切換ステップは、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップを含む、無線局装置切換方法。
  9. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御するステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記無線通信手段が無線通信する無線局装置が、前記第1の種類の無線局装置と前記第2の種類の無線局装置とのいずれであるかを通知する通知ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させるステップと、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在せず、かつ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、をコンピュータに実行させる無線局装置切換プログラム。
  10. 複数の第1の種類の無線局装置と複数の第2の種類の無線局装置とのいずれか1つと無線通信可能な無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように前記無線通信手段が送信する電波の電波強度を制御する送信電力制御ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信可能な間は前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれかと通信可能であっても前記無線通信手段に前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップと、
    ユーザによる操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度を、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度よりも小さくなるように電波の電波強度を制御するステップと、
    前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つの第1装置と通信しているときに通信品質が予め定められた値以下となった場合、前記複数の第1の種類の無線局装置のうち前記第1装置よりも通信品質の良い第2装置と通信させる第1切換ステップと、
    前記複数の第1の種類の無線局装置のうちに前記第2装置が存在しないことを条件に、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させる第2切換ステップと、をコンピュータに実行させ、
    前記送信電力制御ステップは、前記第2の装置が存在しない場合、前記無線通信手段が前記複数の第1の種類の無線局装置のいずれか1つと通信する間における上限の電波強度以下の電波強度となるように電波の電波強度を制御するステップを含み、
    前記第2切換ステップは、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信が可能であれば、該第2の種類の無線局装置と通信させ、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれとも通信が可能でなければ、前記操作受付手段により切換指示が受け付けられることを条件に、前記送信電力制御手段による電波強度の制限を解除し、前記複数の第2の種類の無線局装置のいずれか1つと通信させるステップを含む、無線局装置切換プログラム。
JP2008015683A 2008-01-25 2008-01-25 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム Expired - Fee Related JP4950091B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008015683A JP4950091B2 (ja) 2008-01-25 2008-01-25 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008015683A JP4950091B2 (ja) 2008-01-25 2008-01-25 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009177650A JP2009177650A (ja) 2009-08-06
JP4950091B2 true JP4950091B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=41032247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008015683A Expired - Fee Related JP4950091B2 (ja) 2008-01-25 2008-01-25 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4950091B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5344188B2 (ja) * 2010-08-03 2013-11-20 ブラザー工業株式会社 可搬型情報処理端末及び可搬型情報処理端末用プログラム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3593281B2 (ja) * 1999-04-12 2004-11-24 株式会社ケンウッド 移動電話装置及びゾーン移行方法
JP2001086566A (ja) * 1999-06-25 2001-03-30 Hitachi Ltd 端末使用制限装置
JP2002159055A (ja) * 2000-11-17 2002-05-31 Nec System Integration & Construction Ltd 移動体通信システム
JP2003124872A (ja) * 2001-10-16 2003-04-25 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信システム
JP2004015192A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Sony Corp 通信装置、通信方法、および通信システム
JP4312155B2 (ja) * 2002-12-19 2009-08-12 富士通株式会社 モバイルノード
FI20030929A (fi) * 2003-06-19 2004-12-20 Nokia Corp Menetelmä ja järjestelyjä langattoman tiedonsiirron toteuttamiseksi kulkuvälineessä
JP4569301B2 (ja) * 2005-01-12 2010-10-27 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 移動体通信端末、移動体通信システム、データ送信規制方法、及びプログラム
JP2007110210A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 移動通信システムおよび通信端末装置
JP2007150860A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 制御局装置および無線通信方法
JP4546418B2 (ja) * 2006-05-12 2010-09-15 九州日本電気ソフトウェア株式会社 無線lan携帯端末におけるストリーミング通信中のハンドオーバ方式及びその方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009177650A (ja) 2009-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4950067B2 (ja) 無線通信機器の自動ダイヤリング
US20210258729A1 (en) Method and device for search for wireless network, and storage medium
JP2010114744A (ja) 移動端末及び通信制御方法
US20090036123A1 (en) Band scanning and cell selection method and apparatus for mobile station
EP3141044B1 (en) Method and apparatus for providing wireless connection quality guidance
US8725166B2 (en) Mobile communication terminal connectable to wireless LAN, communication control method performed in mobile communication terminal, and communication control program recorded on computer readable recording medium
JP2002027522A (ja) 移動通信端末及びセル選択制御プログラムを記憶した記憶媒体
JP4804049B2 (ja) 移動体通信端末及び移動体通信端末における通信制御方法
JP2010074779A (ja) 移動無線端末装置および基地局選択方法
WO2011045938A1 (ja) 携帯端末
JP4950091B2 (ja) 携帯通信端末、無線局装置切換方法および無線局装置切換プログラム
JP4750841B2 (ja) 移動端末及び位置情報取得方法
JP2008011040A (ja) 無線通信端末装置
JP5356989B2 (ja) 通信端末装置及びプログラム
JP2002262336A (ja) 携帯無線機
JPH05102923A (ja) Cmts/mcs共用携帯無線電話機
JP2010103645A (ja) 携帯端末システム、携帯端末、通信モード切替方法及びプログラム
KR101991747B1 (ko) 연결 제어 방법 및 그 전자 장치
KR101899353B1 (ko) 휴대 단말기에서 네트워크를 연결하는 장치 및 방법
JP2011035464A (ja) 無線通信装置、無線通信プログラム及び無線通信方法
JP2010109681A (ja) 携帯端末、無線lan接続方法およびプログラム
JP2005236818A (ja) 電波環境情報処理サーバ、携帯端末、電波環境報知システム、及び電波環境報知方法
JP3778658B2 (ja) 無線通信装置及びこれに用いられるハンドオーバー処理方法
CN103379573A (zh) 用于小区切换的方法和设备
JP4432485B2 (ja) 無線通信システム、携帯情報端末装置及びそれに用いるハンドオーバ解決方法並びにそのプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees