JP4948554B2 - ヘッドサスペンション - Google Patents

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Description

この発明は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に内蔵されるディスク装置用のヘッドサスペンションに関する。
回転する磁気ディスクあるいは光磁気ディスク等を備えたディスク装置において、ディスクの記録面にデータを記録したりデータを読取るために磁気ヘッドが使われている。この磁気ヘッドは、ディスクの記録面と対向するスライダと、スライダに内蔵されたトランスジューサなどを含んでおり、ディスクが高速回転することによってスライダがディスクから僅かに浮上し、ディスクとスライダとの間にエアベアリングが形成されるようになっている。前記磁気ヘッドを保持するためのサスペンションは、ロードビームと呼ばれるビーム部材と、ロードビームに固定された極薄い板ばねからなるフレキシャと、ロードビームの基部に設けるベースプレートなどを備えている。フレキシャの先端部に磁気ヘッドを構成するスライダが装着される。
ハードディスク装置(HDD)においては、ディスクのトラック中心をトラック幅の±10%以下でフォローイング制御を行う必要がある。近年のディスクの高密度化によってトラック幅は0.1μm以下になりつつあり、スライダをトラック中心に保つことが困難になる傾向がある。このためディスクの剛性を上げるなどの低振動化を図るだけでなく、スライダの位置制御をさらに正確に行う必要が生じている。
従来のディスク装置は、一般にボイスコイルモータのみによってサスペンションを動かすシングル・アクチュエータ方式であった。この方式では、低い周波数帯域に多くの共振ピークが存在するため、ボイスコイルモータのみによってサスペンション先端のスライダ(ヘッド部)を高い周波数帯域で制御することが困難であり、サーボのバンド幅を上げることができなかった。
そこでボイスコイルモータ以外に、圧電アクチュエータ部を備えたデュアル・アクチュエータ方式のサスペンションが開発されている。圧電アクチュエータ部は、第2のアクチュエータによってロードビームの先端側あるいはスライダをサスペンションの幅方向(いわゆるスウェイ方向)に微量だけ動かすようにしている。
この第2のアクチュエータによって駆動される可動部は、シングル・アクチュエータ方式に比べてかなり軽量であるため、スライダを高い周波数帯域で制御することができる。このため、スライダの位置制御を行うサーボのバンド幅をシングル・アクチュエータ方式と比較して数倍高くすることができ、その分、トラックミスを少なくすることが可能となる。
前記第2のアクチュエータの材料としては、PZTと呼ばれるジルコンチタン酸鉛(PbZrO3とPbTiO3の固溶体)などの圧電セラミック素子が適していることが知られている。PZTは共振周波数が著しく高いため、デュアル・アクチュエータ方式における第2のアクチュエータに適している。この圧電セラミック素子は、絶縁性接着剤によってアクチュエータベースに固定される。
これらの圧電素子によるアクチュエータ(圧電アクチュエータと呼ぶ)を備えたヘッドサスペンションにおいては、例えば、図8に示すようにベースプレートPx13上に設けたエッチングによる窪みPx99に圧電素子Px40を装着する方法(特許文献1参照)や、図9に示すようにベースプレートPy31の下部に基部側受け部材Py19−1と磁気ヘッド側受け部材Py19−2を設けて、上記受け部材の上に圧電素子Py40を支持する方法(特許文献2参照)や、図10に示すようにベースプレートPz13の下部に設けた受け部材Pz19の基部側と磁気ヘッド側の間を中心軸状で連結するブリッジ部PzBを設ける方法(特許文献3参照)等があった。
特開2001−307442号公報 特開2002−50140号公報 特開2002−184140号公報
しかし、特許文献1の方法では、図7(A)に示すように、圧電素子Px40の厚み方向の剛性中心軸C1とベースプレートPx13の厚み方向の剛性中心軸C2が一致しないため、圧電アクチュエータのスウェイ方向のねじれやベンディング方向の曲げ振動が生じる問題がある。
また、特許文献2の方法では、受け部材Py19−1とPy19−2が2つの部材に分かれてしまい、部品点数が増えてしまうこと、工程数が増えてしまうことなどの問題やそれに伴う取り付け精度の劣化や、コスト高の問題がある。
また、特許文献3の方法は、圧電素子Pz40が二つに分かれたタイプにおいては中間部にブリッジ部PzBを設けて部品点数を削減することは可能であったが、ひとつの圧電素子により圧電アクチュエータを構成するタイプでは、配線の都合上や素子とブリッジ部の摺動の問題から中央にブリッジを配置する構成はとれない場合がある。
解決しようとする課題は、圧電アクチュエータを有してスウェイ方向への微小移動が可能なヘッドサスペンションにおいて、前記圧電素子を支持する受け部材の部品点数を削減し、製作工程を簡略化し、組み立て精度(位置決め精度)を高め、圧電アクチュエータのスウェイ方向のねじれやベンディング方向の曲げ振動を無くすことである。
本発明のヘッドサスペンションは、基部とロードビームと前記ロードビーム先端に取り付けられた磁気ヘッドとを有し、前記基部と前記ロードビームとの間に介在させて設けられ、電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子を有し、前記圧電素子の変形に従って前記磁気ヘッド側をスウェイ方向に微少移動させる圧電アクチュエータを有するヘッドサスペンションにおいて、前記基部は前記圧電素子を収容するための開口部を有し、前記基部の面に接して取り付けられて前記開口部の前記基部側の内側にせり出して前記圧電素子を支える基部側の支持部と前記開口部の前記磁気ヘッド側の内側にせり出して前記圧電素子を支える磁気ヘッド側の支持部とが前記圧電素子の外側に配された受け部連結部により一体化している受け部材を有することを特徴とする。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重ならないように凸状に張り出していることを特徴とする
また、本発明のヘッドサスペンションの前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重なるよう凸状に張り出して前記基部連結部と固定されていることを特徴とする
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材の前記受け部連結部は、波型の形状に成形されていることを特徴としてもよい。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材と前記ロードビームとは一体化して形成されていることを特徴としてもよい。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材の前記圧電素子の前記サスペンション長手方向と平行な端部下側に、前記端部の端面を接着剤で覆う土台となる接着剤受け部を有することを特徴としてもよい。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記接着剤受け部は、前記基部側の支持部と前記磁気ヘッド側の支持部との両端から延長されてその間には空隙が存在することを特徴としてもよい。
本発明のヘッドサスペンションは、基部とロードビームと前記ロードビーム先端に取り付けられた磁気ヘッドとを有し、前記基部と前記ロードビームとの間に介在させて設けられ、電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子を有し、前記圧電素子の変形に従って前記磁気ヘッド側をスウェイ方向に微少移動させる圧電アクチュエータを有するヘッドサスペンションにおいて、前記基部は前記圧電素子を収容するための開口部を有し、前記基部の面に接して取り付けられて前記開口部の前記基部側の内側にせり出して前記圧電素子を支える基部側の支持部と前記開口部の前記磁気ヘッド側の内側にせり出して前記圧電素子を支える磁気ヘッド側の支持部とが前記圧電素子の外側に配された受け部連結部により一体化している受け部材を有することを特徴とする。
このため、ヘッドサスペンションの部品点数を削減し、製作工程の簡略化と低コスト化を実現する。また、製作時のハンドリングを容易にし、組み立て精度を向上する。圧電素子の電極と受け部との間での電気的ショートを抑制する。圧電セラミック素子と圧電アクチュエータの剛性中心軸を容易に一致させることが可能となる。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重ならないように凸状に張り出していることを特徴とする
このため、受け部連結部と基部連結部は重ならないため、両部の衝突による塵埃の発生を抑制する。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重なるよう凸状に張り出して前記基部連結部と固定されていることを特徴とする
このため、受け部連結部と基部連結部は結合されて動作するため、振動による塵埃の発生を抑制する。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材の前記受け部連結部は、波型の形状に成形されていることを特徴としてもよい。
このため、厚み方向の剛性を下げずにスウェイ方向の剛性を下げることが可能となる。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材と前記ロードビームとは一体化して形成されていることを特徴としてもよい。
このため、さらに部品点数を削減可能となり、製作工程の簡略化と低コスト化を実現する。また、製作時のハンドリングを容易にし、組み立て精度を向上する。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記受け部材の前記圧電素子の前記サスペンション長手方向と平行な端部下側に、前記端部の端面を接着剤で覆う土台となる接着剤受け部を有することを特徴としてもよい。
このため、圧電素子の側面を接着剤で覆うことにより、塵埃の発生を抑制することが可能である。
また、本発明のヘッドサスペンションの前記接着剤受け部は、前記基部側の支持部と前記磁気ヘッド側の支持部との両端から延長されてその間には空隙が存在することを特徴としてもよい。
このため、スウェイ方向の剛性を上げることなく、接着剤により圧電素子の側面を覆うことが可能となる。
(A)本発明の実施例1のヘッドサスペンションを構成する3つの主要部品の下面図(磁気ディスク側から見た図)である。(B)本発明の実施例1のヘッドサスペンションの下面図である。(C)本発明の実施例1のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の上面図である。 本発明の実施例1のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の断面図である。 (A)本発明の実施例2のヘッドサスペンションを構成する2つの主要部品の下面図(磁気ディスク側から見た図)である。(B)本発明の実施例2のヘッドサスペンションの下面図である。(C)本発明の実施例2のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の上面図である。 本発明の実施例2のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の断面図である。 (A)本発明の実施例3のヘッドサスペンションを構成する2つの主要部品の下面図(磁気ディスク側から見た図)である。(B)本発明の実施例3のヘッドサスペンションの下面図である。 (A)本発明の実施例4のヘッドサスペンションを構成する2つの主要部品の下面図(磁気ディスク側から見た図)である。(B)本発明の実施例4のヘッドサスペンションの下面図である。 (A)従来例(特許文献1)のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の断面図である。(B)本発明実施例2のヘッドサスペンションのアクチュエータ部の断面図である。 従来例(特許文献1)のヘッドサスペンションの斜視図である。 従来例(特許文献2)のヘッドサスペンションの下面図である。 従来例(特許文献3)のヘッドサスペンションの上面図である。
圧電アクチュエータを有してスウェイ方向への微小移動が可能なヘッドサスペンションにおいて、前記圧電素子を支持する受け部材の部品点数を削減し、製作工程を簡略化し、組み立て精度を高める目的をヘッドサスペンションの基部の面に接して圧電素子を収容するための開口部の内側にせり出して前記圧電素子の両端部を支えるための支持部を有する受け部材を設け、前記受け部材の両端の支持部(基部側と磁気ヘッド側)を圧電素子の外周部で連結して一体化した構造とすることにより課題を解決した。
以下に本発明の実施形態の実施例1としてのヘッドサスペンション10Aについて、図1(A)、(B)、(C)と図2を参照して説明する。図1(A)は、ヘッドサスペンションを構成する三つの主要部品である、ベースプレート13a、受け部材19a、ロードビーム11aの組み立て前の下面図(磁気ディスク側から見た図面)を示す。図1(B)に上記3部品の組み立て時の下面図、図1(C)に上記3部品に圧電素子である圧電セラミック素子40を載せた状態の圧電アクチュエータ部分の上面図を示す。
図1(B)に示された圧電素子がひとつの圧電アクチュエータ方式のヘッドサスペンション10Aは、ベースプレート13a(基部)、受け部材19a、ロードビーム11aなどを備えている。ロードビーム11aは、厚さが例えば50μm前後のばね性を有するステンレス鋼等の金属板からなる。ロードビーム11aにフレキシャ15が取付けられる。フレキシャ15はロードビーム11aよりもさらに薄い精密な金属製の薄板ばねからなる。フレキシャ15の前端部に、磁気ヘッドを構成するスライダ16が設けられる。フレキシャ15及びスライダ16は、本発明の本質には直接関係無いので、図1(B)において他の本質的な箇所がよくわかるように一点鎖線で表記した。
ベースプレート13aは、厚さが例えば150μm前後のステンレス鋼等の金属板からなる。ベースプレート13aの基部側(磁気ヘッドの反対側)には円形のボス孔21が形成されている。ベースプレート13aの基部側20と前端部22(図1(C))との間に、圧電セラミック素子40を収容可能な大きさの開口部23(図1(A))が形成されている。ベースプレート13aの開口部23の両側面には、ヘッドサスペンションの長手方向とは垂直遠心方向に略U字型に延びる(凸状に張り出した)基部連結部31aを有する。ベースプレート13aのボス孔21は、図示しないボイスコイルモータによって駆動されるアクチュエータアームの先端部に固定され、ボイスコイルモータによって旋回駆動されるようになっている。
受け部材19aは厚さが例えば20から30μmのステンレス鋼等の金属板からなる。受け部材19aは、前記開口部23の内側にせり出す基部側の支持部33aと、磁気ヘッド側の支持部35aとを有し、この両方の支持部は、前記基部連結部31aの内側に重ならないように配置された受け部連結部37aで接続されている。この受け部連結部37aの形状は、前記基部連結部31aと同様にヘッドサスペンションの長手方向とは垂直遠心方向に略U字型に延びる(凸状に張り出した)形状となっているが、前記基部連結部31aの内側に配置されているため前記基部連結部31aとは、直接重ならない構造となっている。受け部材19aには、圧電セラミック素子40のヘッドサスペンション長手方向に平行な両側面54,55(図1(C))の下側に前記両側面を接着剤で覆う際の接着剤の土台となる接着剤受け部39a(図1(B))が設けられている。これら接着剤受け部39aは、受け部材の磁気ヘッド側と基部側の両側からせり出しているが、その間には隙間があり連続していない。
この受け部材19aは、ベースプレート13aの下面(磁気ディスク側)にレーザー溶接等により融着されて固定されている。
さらに、受け部材19aの下面にロードビーム11aが同じくレーザー溶接等により融着されて固定されている。
前記ベースプレート13aと受け部材19aと前記開口部23に配置された圧電セラミック素子40(圧電素子)から圧電アクチュエータ12(図1(C))を構成している。
圧電セラミック素子40は、例えば、PZTと呼ばれるジルコンチタン酸鉛からなるセラミック素子でできている。矩形の圧電セラミック素子40は、その厚み方向の表面50および裏面51(図2に示す)と、長手方向の両端に位置する端面52,53と、両側面54,55(図1(C))とを有している。圧電セラミック素子は典型的には0.07mmから0.20mm程度の厚さを有する。
これらの圧電セラミック素子40は、ベースプレート13aの開口部23に収容されている。圧電セラミック素子40の両端面52,53は、開口部23に挿入された状態において、それぞれ、ヘッドサスペンション10Aの長手方向両端の内面60,61との間に形成されるクリアランスを介して互いに対向している。
図2に示すように、圧電セラミック素子40の表面50と裏面51に、それぞれ蒸着、スパッタリングあるいはメッキ等によって、金属等の導電材料からなる電極70,71が形成されている。一方の電極70は、銀ペースト72によってベースプレート13aに接地される。他方の電極71にワイヤ73が接続される。このワイヤ73は、フレキシャ15に設けられたフレキシブルな配線部材の端子74にボンディングされる。
素子40の一端部40Xは、受け部材19aの支持部35aに、絶縁性接着剤80によって固定される。素子40の他端部40Yは、受け部材19aの支持部33aに、絶縁性接着剤80によって固定される。このとき絶縁性接着剤80は、素子40と圧電アクチュエータ12の開口部23の内面60,61との間にも充填される必要がある。これは素子40の歪み(変位)をより効果的にロードビーム11aに伝えるためと、素子40の端面52,53や側面54,55等とベースプレート13aとの絶縁を十分に確保するためである。さらに、接着剤は、受け部材19aの接着剤受け部39a上で圧電セラミック素子40の両側面54、55にも塗られる。
これら一対の圧電セラミック素子40は、電圧が印加されたときに、素子40の長手方向中心軸を中心に一方の片側が長手方向に伸びるとともに、他方片側の素子40が長手方向に縮む。このように一対の圧電セラミック素子40の歪む方向とストロークに応じて、ロードビーム11側が幅方向(スウェイ方向;図1(B)の矢印X)に所望量だけ変位することになる。
この上記のスウェイ方向Xの動きをさせるために、ベースプレート13aは、基部連結部31aの略U字型構造により、基部側と先端側の間で面内の可撓性を持たせ、かつ面の厚さ方向には充分な剛性を持たせている。
同様にスウェイ方向Xの動きをさせるために、受け部材19aも受け部連結部37bの略U字型構造により面内の可撓性を持たせている。
[実施例1の効果]
受け部材19aの基部側及び磁気ヘッド側が圧電セラミック素子の外周で受け部連結部37aにより接続されているために部品点数が削減され、製造工程が簡略化され、組み立て精度が向上する。
受け部材19aの連結が圧電セラミック素子の外周で受け部連結部37aにより行われているために、圧電アクチュエータ12がひとつの圧電セラミック素子から構成されているタイプでも、圧電セラミック素子との摺動による塵埃発生の問題や、電極とのショートの問題を発生することが無くなる。
接着剤受け部39aの存在により、圧電セラミック素子の両端面を接着剤で覆うことが容易となり、圧電セラミック素子の端面からの塵埃発生を防ぐことができる。
基部連結部31aと受け部連結部37aは重なっていないために、圧電アクチュエータ12のスウェイ動作時に、両部が接触して塵埃等が発生することがない。
受け部材19aは、一般的にエッチング工程により作成されるため、受け部連結部37aの形状を簡単に正確に変更可能であるため、圧電アクチュエータ12のスウェイ方向のばね定数を簡単に変更可能である。
ベースプレート13aと受け部材19aが別の部材で構成されているために、図7(A)で示したようなベースプレートにエッチングにより形成された窪みに圧電セラミック素子40を配置する場合と異なり、図7(B)で示すように、ベースプレートと受け部材からなる圧電アクチュエータ12の剛性の中心軸と、圧電セラミック素子40の厚みの中心軸をC3に示すように容易に一致させることが可能となり、圧電アクチュエータ12のスウェイ動作の際のよじれ動作等の発生を抑制する。
以下に本発明の実施形態の実施例2としてのヘッドサスペンション10Bについて、図3(A)、(B)、(C)と図4を参照して説明する。実施例2は、実施例1での受け部材とロードビームが一体化した構造となっていることが特徴である。図3(A)は、ヘッドサスペンション10Bを構成する二つの主要部品である、ベースプレート13bとロードビーム11b(受け部材でもある)の組み立て前の下面図(磁気ディスク側から見た図面)を示す。図3(B)に上記2部品の組み立て時の下面図、図3(C)に上記2部品に圧電素子である圧電セラミック素子40を載せた状態の圧電アクチュエータ部分の上面図を示す。
実施例2においては、実施例1との違いについて述べる。実施例2では、実施例1での受け部材19aとロードビーム11aを一体化して、ロードビーム11bとした。
図4に示すように、ベースプレート13bの下面に、受け部材とロードビームが一体化したロードビーム11bが取り付けられている。これらは、実施例1と同様にレーザー溶接等により融着されている。ロードビーム11bは、実施例1と同様に50μm厚程度のステンレス鋼等の金属板から構成されてもよいし、実施例1よりやや薄い典型的には36μmの厚程度のステンレス鋼等の金属板を用いてもよい。
ベースプレート13bには、同様に開口部23が開けられている。また、開口部の両側には、同様に基部連結部31bが設けられている。
ロードビーム11bにも、同様に基部側の支持部33b、磁気ヘッド側の支持部35b、受け部連結部37b、接着剤受け部39bが設けられている。
これらの各部の機能は、実施例1と同様である。
[実施例2の効果]
実施例2では、実施例1の効果に加えてさらに以下の効果がある。
ロードビームと受け部材を一体化したために、さらに部品点数が減り、製作工程が簡略化され、組み立て精度が向上する。
以下に本発明の実施形態の実施例3としてのヘッドサスペンション10Cについて、図5(A)、(B)を参照して説明する。実施例3は、実施例2での受け部連結部37cの構造を波型としたことが特徴である。図5(A)は、ヘッドサスペンション10Cを構成する二つの主要部品である、ベースプレート13cとロードビーム11c(受け部材でもある)の組み立て前の下面図(磁気ディスク側から見た図面)を示す。図5(B)に上記2部品の組み立て時の下面図を示す。
断面図は、実施例2と同じであるので省略した。
実施例3では、図5(A)(B)に示すように受け部連結部37cを波状の形状として、ロードビーム11cの受け部の磁気ヘッド側と基部側を連結させた。
上記波型の受け部連結部37cは、圧電セラミック素子の両側部の下面に設けられているため、実施例3では、独立した接着剤受け部は設けられていない。前記波型の受け部連結部37cを圧電セラミック素子の両側面に接着剤を塗布するための接着剤受け部として用いてもよい。
[実施例3の効果]
実施例3では、実施例2の効果に加えてさらに以下の効果がある。
受け部連結部37cの形状を波型形状としたため、スウェイ方向の剛性を低くしてスウェイしやすくさせることが可能となる。また、実施例2において、前記した実施例3と同様な低い剛性を得るために受け部連結部37bの幅を細くすると、ロードビームの厚さ方向の剛性が足りなくなり、レーザー溶接前の製作工程におけるハンドリング時に問題が発生する場合があるが、本実施例3における波状構造を用いることで面の厚み方向での充分な剛性が得られる。
以下に本発明の実施形態の実施例4としてのヘッドサスペンション10Dについて、図6(A)、(B)を参照して説明する。実施例4は、実施例2での受け部連結部を基部連結部と重ねて両者を固定したことが特徴である。図6(A)は、ヘッドサスペンション10Dを構成する二つの主要部品である、ベースプレート13dとロードビーム11d(受け部材でもある)の組み立て前の下面図(磁気ディスク側から見た図面)を示す。図6(B)に上記2部品の組み立て時の下面図を示す。
断面図は、実施例2と同じであるので省略した。
ロードビーム11dの受け部連結部37dは、組み立て時にベースプレート13dの基部連結部31dの略U字型に重なるような略U字型構造をしている。重なったふたつの部分は、レーザー溶接で融着されて固定される。典型的にはU字の一番底の中央部、すなわち両側に張り出した重なり部の中央部において、レーザー溶接される。
[実施例4の効果]
実施例4では、以下の効果が得られる。
基部連結部31dと受け部連結部37dの重なり点において固定されているため、圧電アクチュエータのスウェイ方向の動作による振動でも両者は連結されて動作するため、振動によるぶつかり合いのための塵埃の発生を抑制することが可能となる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴うヘッドサスペンションもまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
本明細書の説明中では、磁気ディスクを下にその上にヘッドサスペンションが載っていることを前提に上下を説明した。実際の磁気ディスクでは、磁気ディスクの下面にヘッドサスペンションが対向して配置している場合もあるが、それらについても適宜上下関係を解釈して適応される。
本実施例においては、圧電セラミック素子が1個の場合について説明したが、本発明は二つの圧電セラミック素子を用いて圧電アクチュエータを構成するヘッドサスペンションにおいても適用可能である。
10A…ディスク装置用サスペンション(実施例1)
10B…ディスク装置用サスペンション(実施例2)
10C…ディスク装置用サスペンション(実施例3)
10D…ディスク装置用サスペンション(実施例4)
11a…ロードビーム(実施例1)
11b、11c、11d…ロードビーム(ロードビームと受け部材の一体型;実施例2,3,4)
12…圧電アクチュエータ(実施例1,2,3,4)
13a、13b、13c、13d…ベースプレート(実施例1,2,3,4)
19a…受け部材(実施例1)
23…開口部(実施例1,2,3,4)
31a、31b、31c、31d…基部連結部(実施例1,2,3,4)
33a、33b、33c、33d…基部側の支持部(実施例1,2,3,4)
35a、35b、35c、35d…磁気ヘッド側の支持部(実施例1,2,3,4)
37a、37b、37d…受け部連結部(実施例1,2,4)
37c…受け部連結部(接着剤受け部として用いてもよい;実施例3)
39a、39b、39d…接着剤受け部(実施例1,2,4)
40…圧電セラミック素子(PZT)(圧電素子)(実施例1,2,3,4)

Claims (10)

  1. 基部とロードビームと前記ロードビーム先端に取り付けられた磁気ヘッドとを有し、前記基部と前記ロードビームとの間に介在させて設けられ、電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子を有し、前記圧電素子の変形に従って前記磁気ヘッド側をスウェイ方向に微少移動させる圧電アクチュエータを有するヘッドサスペンションにおいて、
    前記基部は前記圧電素子を収容するための開口部を有し、
    前記基部の面に接して取り付けられて前記開口部の前記基部側の内側にせり出して前記圧電素子を支える基部側の支持部と前記開口部の前記磁気ヘッド側の内側にせり出して前記圧電素子を支える磁気ヘッド側の支持部とが前記圧電素子の外側に配された受け部連結部により一体化している受け部材を有し、
    前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側に、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、
    前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重ならないように凸状に張り出している
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  2. 基部とロードビームと前記ロードビーム先端に取り付けられた磁気ヘッドとを有し、前記基部と前記ロードビームとの間に介在させて設けられ、電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子を有し、前記圧電素子の変形に従って前記磁気ヘッド側をスウェイ方向に微少移動させる圧電アクチュエータを有するヘッドサスペンションにおいて、
    前記基部は前記圧電素子を収容するための開口部を有し、
    前記基部の面に接して取り付けられて前記開口部の前記基部側の内側にせり出して前記圧電素子を支える基部側の支持部と前記開口部の前記磁気ヘッド側の内側にせり出して前記圧電素子を支える磁気ヘッド側の支持部とが前記圧電素子の外側に配された受け部連結部により一体化している受け部材を有し、
    前記基部の前記開口部のサスペンション長手方向と平行な両端側に、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に凸状に張り出した基部連結部を有し、
    前記受け部材の前記受け部連結部は、前記サスペンション長手方向中心軸から外側に前記基部連結部と重なるよう凸状に張り出して前記基部連結部と固定されている
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  3. 請求項1又は2記載のヘッドサスペンションであって、
    前記受け部材の前記受け部連結部は、波型の形状に成形されている
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  4. 請求項1から3のいずれか1項記載のヘッドサスペンションであって、
    前記受け部材と前記ロードビームとは一体化して形成されている
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  5. 請求項1から4のいずれか1項記載のヘッドサスペンションであって、
    前記受け部材の前記圧電素子の前記サスペンション長手方向と平行な端部下側に、前記端部の端面を接着剤で覆う土台となる接着剤受け部を有する
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  6. 請求項記載のヘッドサスペンションであって、
    前記接着剤受け部は、前記基部側の支持部と前記磁気ヘッド側の支持部との両端から延長されてその間には空隙が存在する
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  7. 基部とロードビームと前記ロードビーム先端に取り付けられた磁気ヘッドとを有し、前記基部と前記ロードビームとの間に介在させて設けられ、電圧の印加状態に応じて変形する圧電素子を有し、前記圧電素子の変形に従って前記磁気ヘッド側をスウェイ方向に微少移動させる圧電アクチュエータを有するヘッドサスペンションにおいて、
    前記基部は前記圧電素子を収容するための開口部を有し、
    前記基部の面に接して取り付けられて前記開口部の前記基部側の内側にせり出して前記圧電素子を支える基部側の支持部と前記開口部の前記磁気ヘッド側の内側にせり出して前記圧電素子を支える磁気ヘッド側の支持部とが前記圧電素子の外側に配された受け部連結部により一体化している受け部材を有し、
    前記受け部材の前記圧電素子の前記サスペンション長手方向と平行な端部下側に、前記端部の端面を接着剤で覆う土台となる接着剤受け部を有する
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  8. 請求項7記載のヘッドサスペンションであって、
    前記受け部材の前記受け部連結部は、波型の形状に成形されている
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  9. 請求項7又は8記載のヘッドサスペンションであって、
    前記受け部材と前記ロードビームとは一体化して形成されている
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
  10. 請求項7から9のいずれか1項記載のヘッドサスペンションであって、
    前記接着剤受け部は、前記基部側の支持部と前記磁気ヘッド側の支持部との両端から延長されてその間には空隙が存在する
    ことを特徴とするヘッドサスペンション。
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