JP5596491B2 - 圧電素子の取付構造及びヘッド・サスペンション - Google Patents

圧電素子の取付構造及びヘッド・サスペンション Download PDF

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Description

本発明は、電圧の印加状態に応じた変形により被支持部材を変位させる圧電素子の取付構造及びこれを備えたヘッド・サスペンションに関する。
近年、情報機器の小型化、精密化が急速に進展し、微小距離で位置決め制御が可能なマイクロ・アクチュエータの需要が高まっている。例えば、光学系の焦点補正や傾角制御、インクジェット・プリンタ装置、磁気ディスク装置のヘッド・アクチュエータ等の技術分野での要請がある。
磁気ディスク装置では、単位長さあたりのトラック数 (TPI : Track Per inch)を増大して記憶容量を大きくしているため、トラックの幅が益々狭くなっている。
このため、トラック幅方向の磁気ヘッド位置決め精度の向上が必要となり、微細領域で高精度の位置決めが可能なアクチュエータが望まれていた。
こうした要請に応える技術としては、例えば特許文献1のように、いわゆるデュアル・アクチュエータ方式のヘッド・サスペンションがある。このヘッド・サスペンションは、キャリッジを駆動するボイス・コイル・モータの他に、ベース・プレートとロード・ビームとの間に圧電素子が設けられている。
従って、デュアル・アクチュエータ方式のヘッド・サスペンションでは、ボイス・コイル・モータによる旋回駆動に加え、圧電素子の電圧印加状態に応じた変形によりロード・ビームを介して先端のヘッド部をベース・プレート側に対しスウェイ方向へ微少移動させることができる。この微小移動により、磁気ヘッドの位置決めを高精度に行う。
こうしたデュアル・アクチュエータ方式を用いたヘッド・サスペンションでは、圧電素子をアクチュエータ・ベースに対して取り付ける取付構造が採用されている。
すなわち、アクチュエータ・ベースは、圧電素子を収容する開口部及び開口部の内周縁から内側に突出した圧電素子の外周側に対する受け部を備えている。
圧電素子は、開口部の内周縁及び受け部との間で充填・硬化された液状接着剤により、アクチュエータ・ベースに対して接着取り付けされる。この圧電素子の取り付けでは、確実性の要求から、液状接着剤の充填が受け部からその内端側に区画された孔部側に僅かにはみ出す程度に行われる。
これにより、圧電素子は、アクチュエータ・ベースに確実に取り付けられ、アクチュエータ・ベースとの間の絶縁性が確保され、且つその変形(駆動力)をアクチュエータ・ベースに効果的に伝達できるようになっている。
こうして取り付けられた圧電素子には、アクチュエータ・ベースに沿って配索されたフレキシャ(配線部材)を介して電圧印可が行われる。
しかしながら、このような構造では、フレキシャの一部が受け部の内端から孔部上に突出して圧電素子に対向することになり、圧電素子の取り付け時に受け部からはみ出した液状接着剤がフレキシャに接触することがあった。
これにより、従来の構造では、液状接着剤がフレキシャと圧電素子との間の毛管現象によって引っ張られ、受け部側から孔部内に流出していた。
液状接着剤は、通常、開口部の内周縁側から受け部側にかけて一定量を連続して充填されるので、上記流出によって孔部内で増加すると同時に開口部の内周縁と圧電素子との間で減少する。
従って、開口部の内周縁と圧電素子との間では、圧電素子の駆動力に対する伝達性の低下を招き、孔部内では、設計外の剛性向上を招いてヘッド・サスペンションの動特性に影響を及ぼす結果となっていた。
特開2002-184140号公報
解決しようとする問題点は、配線部材と圧電素子との間の毛管現象によって液状接着剤が受け部側から流出する点である。
本発明は、配線部材と圧電素子との間の毛管現象による液状接着剤の受け部側からの流出を抑制するために、被支持部材を支持するアクチュエータ・ベースに取り付けられ該アクチュエータ・ベース上に配索された配線部材を介する電圧の印加状態に応じて変形し前記被支持部材を変位させる圧電素子の取付構造であって、前記アクチュエータ・ベースに設けられて前記圧電素子を収容する開口部と、該開口部の内周縁から内側に突出して前記圧電素子を受ける受け部と、該受け部の内端側に区画されて前記開口部に連通する孔部と、前記配線部材の一部が前記受け部の内端から前記孔部上に突出してなり前記圧電素子に前記孔部を介して対向する突出部と、前記圧電素子と前記開口部の内周縁及び前記受け部との間に連続して充填された液状接着剤からなり硬化によって前記圧電素子と前記開口部の内周縁及び前記受け部との間を接着する接着部と、前記受け部又は前記突出部に設けられ前記圧電素子との間の前記液状接着剤の毛管現象を遮断する遮断部とを備えたことを特徴とすることを最も主な特徴とする。
本発明では、圧電素子と受け部又は配線部材との間の液状接着剤の毛管現象を遮断部によって遮断することができる。結果として、本発明では、配線部材と圧電素子との間の毛管現象による液状接着剤の受け部側からの流出を抑制することができる。
圧電素子の取付構造が採用された圧電アクチュエータを有するヘッド・サスペンションの斜視図である(実施例1)。 図1のヘッド・サスペンションの分解斜視図である(実施例1)。 図2のヘッド・サスペンションのベース・プレート及びロード・ビームを示す分解斜視図である(実施例1)。 図1の圧電アクチュエータの要部拡大平面図である(実施例1)。 図4のV−V線矢視に係る断面図である(実施例1)。 図5の遮断部を示す拡大概略断面図である(実施例1)。 遮断部を示す拡大概略断面図である(実施例2)。 圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図である(実施例3)。 圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図である(実施例4)。 図9の遮断部を示す要部拡大平面写真である(実施例4)。 圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図である(実施例5)。 圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大平面図である(実施例6)。 図12のXIII−XIII線矢視に係る要部拡大断面図である(実施例6)。
配線部材と圧電素子との間の毛管現象による液状接着剤の受け部側からの流出を抑制するという目的を、受け部又は配線部材に圧電素子との間の液状接着剤の毛管現象を遮断する遮断部を設けることで実現した。
[ヘッド・サスペンションの全体構成]
図1は、本発明実施例1の圧電素子の取付構造が採用された圧電アクチュエータを有するヘッド・サスペンションの斜視図、図2は、図1のヘッド・サスペンションの分解斜視図である。
図1及び図2のように、ヘッド・サスペンション1は、被支持部材としてのロード・ビーム3と、基部としてのベース・プレート5と、圧電アクチュエータ6と、配線部材としてのフレキシャ7とを備えている。
ロード・ビーム3は、読み書き用のヘッド部8に負荷荷重を与えるもので、剛体部9とばね部11とを備えている。剛体部9は、例えばばね性を有するステンレス鋼等の金属製薄板からなり、その板厚は、30〜150μm程度に設定されている。
剛体部9の幅方向両側には、その延設方向の先端側から基端側にわたって曲げ縁13a,13bが立ち上げ形成されている。この曲げ縁13a,13bにより、剛体部9の剛性が向上している。剛体部9の基端側には、その表面に制振部材15が貼り付けられている。この剛体部9の基端側には、ばね部11が一体に設けられている。
ばね部11は、幅方向中央部に窓部17を貫通形成することで設けられ、窓部17両側の一対の脚部19a,19bからなっている。なお、ばね部は、剛体部とは別体で形成すると共にレーザー溶接等によって剛体部に固着してもよい。
ベース・プレート5は、ロード・ビーム3を介してヘッド部8を支持するものである。このベース・プレート5は、例えばステンレス鋼等の金属製薄板からなり、その板厚は、150〜200μm程度に設定されている。
ベース・プレート5には、略円形形状のボス部21が設けられている。このボス部21を介して、ベース・プレート5は、図示しないキャリッジ側に取り付けられボイス・コイル・モータによって旋回駆動されるようになっている。なお、ベース・プレート5には、例えば補強プレートを重ね合わせて固着してもよい。
ベース・プレート5の先端側には、肉抜き部23が貫通形成されている。このベース・プレート5の先端側には、圧電アクチュエータ6を介してロード・ビーム3が支持されている。圧電アクチュエータ6の詳細については後述する。
フレキシャ7は、ばね性を有する薄いステンレス鋼圧延板(SST)等の導電性基板25に、電気絶縁層を介して配線パターン27が形成されている。導電性基板25の板厚は、10〜25μm程度に設定されている。
フレキシャ7は、ベース・プレート5側から圧電アクチュエータ6上を通ってロード・ビーム3の先端側にかけて配索されている。従って、フレキシャ7は、後述する圧電アクチュエータ6のアクチュエータ・ベース33上に配索された構成となっている。このフレキシャ7は、ロード・ビーム3にレーザー溶接等によって固着されている。
フレキシャ7の先端側にはタング部29が片持ち状に設けられ、タング部29にはヘッド部8のスライダ31が支持されている。ヘッド部8のスライダ31には、フレキシャ7の配線パターン27の一端が導通接続されている。
[圧電アクチュエータ]
図3は、図2のヘッド・サスペンションのベース・プレート及びロード・ビームを示す分解斜視図、図4は、図1の圧電アクチュエータの要部拡大平面図、図5は、図4のV−V線矢視に係る断面図、図6は、図5の遮断部を示す拡大概略断面図である。
圧電アクチュエータ6は、本実施例の圧電素子の取付構造が採用され、図1のようにアクチュエータ・ベース33と、一対の圧電素子35,35とを備えている。この圧電アクチュエータ6は、ベース・プレート5とロード・ビーム3との間に設けられ、フレキシャ7の配線パターン27を介した圧電素子35,35の電圧印加状態に応じて変形する。この変形により、圧電アクチュエータ6は、ロード・ビーム3を変位させヘッド部8をベース・プレート5に対してスウェイ方向に微少移動させる。
アクチュエータ・ベース33は、図3〜図5のように、ベース・プレート5の先端側に一体に設けられている。ただし、アクチュエータ・ベースは、ベース・プレートに対して別体に形成すると共にレーザー溶接等によって固着してもよい。
このアクチュエータ・ベース33は、ベース・プレート5に一体のベース基端部37から先端側に向けてベース延設部39が延設されている。ベース延設部39は幅方向の中間部に配置され、その先端にはベース先端部41が一体に設けられている。ベース先端部41は、幅方向に沿って延設されてベース基端部37に対向している。
アクチュエータ・ベース33には、ベース延設部39に対する幅方向両側に一対の開口部43,43が形成されている。各開口部43は、平面視で略矩形形状に形成されている。開口部43は、アクチュエータ・ベース33の板厚方向に貫通すると共に幅方向縁部で開口している。開口部43には、受け部45が設けられている。
受け部45は、開口部43の内周縁を構成するベース基端部37及びベース先端部41から内側に突出して圧電素子35の外周側を受けるようになっている。この受け部45は、アクチュエータ・ベース33とは別体の受け部材47からなっている。なお、受け部は、アクチュエータ・ベース33に一体に設けてもよい。この場合は、パーシャル・エッチング等によって受け部を形成することができる。
具体的には、受け部材47は、ロード・ビーム3の基端側であるばね部11の基端側に一体に設けられている。ただし、受け部材は、ばね部に対して別体に形成すると共にレーザー溶接等によって固着してもよい。
受け部材47は、アクチュエータ・ベース33に重ね合わせられると共に所定箇所でレーザー溶接等によって結合されている。この結合により、ロード・ビーム3が圧電アクチュエータ6を介してベース・プレート5側に支持されることになる。なお、受け部材47のアクチュエータ・ベース33に対する反対側には、フレキシャ7が導電性基材25側から重ね合わされている。
受け部材47の形状は、アクチュエータ・ベース33に対応して設定されている。すなわち、受け部材47は、アクチュエータ・ベース33のベース基端部37、ベース延設部39、ベース先端部41、一対の開口部43,43に対応して部材基端部49、部材延設部51、部材先端部53、一対の孔部55,55が設けられている。
各孔部55は、アクチュエータ・ベース33の開口部43よりも延設方向の寸法が小さく設定されている。このため、受け部材47は、孔部55に対する延設方向両側で、部材基端部49及び部材先端部53の一部が各開口部43に臨んでいる。これにより、開口部43には、受け部45が形成され、受け部45の内端側には、孔部55が区画形成されている。
なお、部材延設部51は、アクチュエータ・ベース33のベース延設部39よりも幅狭に形成されているため、ベース延設部39に完全に重なる形状となっている。
両孔部55,55上には、受け部45の内端からフレキシャ7の一部が突出部56,58として突出している。一方の突出部56は、延設方向先端側の受け部45a内端から孔部55上を通って部材延設部51側に至る。他方の突出部58は、延設方向両側の受け部45a,45b内端間で孔部55上を通っている。この突出部56,58は、フレキシャ7の端子部60,62の基端側に位置している。
端子部60,62は、それぞれ突出部56,58から孔部55,55上に突出している。端子部60,62の先端側は、円形形状に形成されている。端子部60,62の先端側では、導電性基板25及び電気絶縁層が除去されて配線パターン27の一部が露出している。この端子部60,62には、ボンディグ・ワイヤや導電性接着剤等によって圧電素子35,35に導通接続される。
各圧電素子35は、図1及び図4のように、アクチュエータ・ベース33の開口部43に接着部57を介して収容状態で取り付けられている。
圧電素子35は、例えばPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)等の圧電セラミックスからなり、電圧の印加状態に応じて変形する。この圧電素子35は、アクチュエータ・ベース33の開口部43よりも僅かに小さい略矩形形状に形成されている。
圧電素子35の一側面59は、図5のように、アクチュエータ・ベース33の一側面61と略面一となっている。この圧電素子35の一側面59は、アクチュエータ・ベース33の一側面61に、例えば導電性樹脂を介して導電接続される。
圧電素子35の他側面63は、その外周側が延設方向の両側で受け部45に対向した被受け部となっている。この被受け部間では、圧電素子35の他側面63が孔部55を介してフレキシャ7の突出部56(58)及び端子部60(62)に対向している。
この対向部分において、圧電素子35の他側面63がフレキシャ7の端子部60(62)と導通接続されている。これにより、圧電素子35には、フレキシャ7を介して電圧印加が可能となっている。
接着部57は、図1、図4、及び図5のように、圧電素子35とベース先端部41及びベース基端部37(開口部43の内周縁)との対向間から圧電素子35と受け部45との対向間にかけて連続して充填・硬化された非導電性の液状接着剤からなる。
この接着部57は、圧電素子35と開口部43内周縁及び受け部45との間を埋め、圧電素子35のアクチュエータ・ベース33に対する取り付けと共に絶縁性及び変形(駆動力)の伝達性を確保する。
本実施例の接着部57は、圧電素子35の確実な取り付けのために、液状接着剤が受け部45の内端から孔部55側にはみ出して充填されている。その硬化により、接着部57には、はみ出し部68が形成されている。はみ出し部68は、受け部45の内端に沿って形成され、孔部55を介して対向する圧電素子35とフレキシャ7の突出部56(58)との間に配置されている。
液状接着剤としては、公知の非導電性接着剤を用いることができ、本実施例では液状の主剤に粒状の硬化剤を含有させたものとなっている。この液状接着剤は、例えば加熱によって硬化剤と主剤とが反応して硬化する。
このような圧電アクチュエータ6には、図4〜図6のように、フレキシャ7の突出部56,58に遮断部70,72が各別に設けられている。
遮断部70,72は、それぞれ突出部56,58上で受け部45,45に隣接して設けられている。具体的には、一方の遮断部70は、先端側の受け部45aに隣接する凹部74からなり、他方の遮断部72は、両側の受け部45a,45bに隣接する凹部76,78からなっている。
凹部74,76,78は、平面視で幅方向に沿って延設された略矩形形状となっている。これらの凹部74,76,78は、少なくとも受け部45,45、突出部56,58、及び接着部57,57が各別に延設方向で重なる部分に対して幅方向に沿って配置されている。本実施例では、その重なり部分に対して凹部74,76,78が幅方向内側に突出している。
なお、凹部74,76,78の断面形状については、同一構成であるため、凹部74についてのみ説明し、他の凹部76,78については説明を省略する。
凹部74は、突出部56の導電性基板25に対して、例えばパーシャル・エッチング等の部分的な除去により形成されている。この凹部74は、断面形状が受け部45側から孔部55の内側に向けて伸びている。凹部74と受け部45との間は、僅かに離反しており、突出部56の板厚が残存した残存部64が形成されている。
凹部74の両側は、中間部側に向けて漸次板厚方向の寸法である深さを大きくする弧状面82,84となっている。中間部側では、弧状面82,84が平面からなる底面86に連続している。
凹部74の深さは、圧電素子35と突出部56との間を、液状接着剤の毛管現象が生じない程度に大きくするように設定されている。従って、遮断部70は、圧電素子35及び突出部56間で液状接着剤の毛管現象を遮断する構成となっている。なお、凹部74の深さ設定は、液状接着剤の粘度や硬化時間等を考慮して適宜行われる。
[圧電アクチュエータの組み付け]
圧電アクチュエータ6を組み付ける際には、予めベース・プレート5のアクチュエータ・ベース33とロード・ビーム3の受け部材47とを重ね合わせて所定箇所で相互に固着しておく。また、ロード・ビーム3に対しては、遮断部70,72を備えたフレキシャ7を固着しておく。
この状態で、図4及び図5のように、各開口部43内においてベース先端部41及びベース基端部37及び受け部45に液状接着剤を塗布すると共に圧電素子35を所定の取付位置に収容配置させる。なお、液状接着剤には、圧電素子35の位置決め用の非導電性小径フィラー等を混入しておくのが好ましい。
ここで、液状接着剤は、受け部45の内端から孔部55側に僅かにはみ出して行われる。このはみ出し部分は、一方で圧電素子35の他側面63に接触する。他方では、受け部45の内端に沿って流動し、フレキシャ7の突出部56(58)の残存部64表面に接触する。
これにより、液状接着剤のはみ出し部分は、圧電素子35と突出部56(58)の残存部64との間で毛管現象が発生し、残存部64に沿って孔部55の内側へ向けて流動しようとする。
このとき、圧電素子35と突出部56(58)との間は、残存部64に対する孔部55の内側で遮断部70(72)の凹部74(76,78)による隙間の拡大がなされているので、液状接着剤のはみ出し部分が残存部64から遮断部70(72)の凹部74(76,78)内に侵入して毛管現象が遮断される。
従って、液状接着剤のはみ出し部分は、それ以上の孔部55内側への流動が規制されることになる。結果として、液状接着剤は、受け部45側からの流出が抑制されて、圧電素子35と開口部43の内周縁及び受け部45との間を埋めた状態で保持される。
なお、液状接着剤は、充填量によってはフレキシャ7の突出部56(58)側に接触しないことがあるが、この場合については、特に問題とならないので説明を省略する。
次いで、圧電アクチュエータ6を備えたヘッド・サスペンション1全体に対して加熱処理を行う。加熱処理は、例えば電気炉等を用いて所定時間・所定の温度下で行われる。これにより、液状接着剤の主剤と硬化剤とを反応させて接着部57及びはみ出し部68を形成することができる。
従って、各圧電素子35と開口部43内周縁及び受け部45との間は、断面全域にわたる接着部57が形成されて接着固定される。こうして圧電アクチュエータ6の組付けが完了する。
[実施例1の効果]
本実施例の圧電素子の取付構造は、アクチュエータ・ベース33に設けられて圧電素子35,35を収容する開口部43,43と、開口部43,43の内周縁から内側に突出して圧電素子35,35を受ける受け部45,45と、受け部45,45の内端側に区画されて開口部43,43に連通する孔部55,55と、フレキシャ7の一部が受け部45,45の内端から孔部55,55上に突出してなり圧電素子35,35に孔部55,55を介して対向する突出部56,58と、圧電素子35,35と開口部43,43の内周縁及び受け部45,45との間に連続して充填された液状接着剤からなり硬化によって圧電素子35,35と開口部43,43の内周縁及び受け部45,45との間を接着する接着部57,57と、突出部56,58に設けられ圧電素子35,35との間の液状接着剤の毛管現象を遮断する遮断部70,72とを備えた。
従って、本実施例では、液状接着剤の各受け部45,45からのはみ出し部分がフレキシャ7の突出部56,58に接触しても、突出部56,58と圧電素子35,35との間での毛管現象を遮断部70,72により遮断することができる。
このため、本実施例では、それ以上の孔部55,55内側へのはみ出し部分の流動を規制することができ、液状接着剤が受け部45,45側から流出することを抑制できる。
この結果、本実施例では、圧電素子の変形(駆動力)に対する伝達性の低下を抑制すると共に孔部55,55内での設計外の剛性向上によるヘッド・サスペンションの動特性への影響を抑制することができる。
各遮断部70(72)は、フレキシャ7の突出部56(58)に設けられた板厚を減少させる凹部74(76,78)であるため、圧電素子35と突出部56(58)との隙間を拡大して容易且つ確実に液状接着剤の毛管現象を遮断することができる。
さらに、遮断部70(72)は、凹部74(76,78)が受け部45に隣接して設けられると共に凹部74(76,78)と受け部45との間に突出部56(58)の板厚が残存した残存部64を形成している。
このため、本実施例では、残存部64で毛管現象を生じさせた後に、その毛管現象を凹部74(76,78)によって効果的に遮断することができる。
本実施例の圧電素子の取付構造を採用したヘッド・サスペンション1では、圧電素子35,35の変形(駆動力)に対する伝達性の低下及び設計外の剛性向上によるヘッド・サスペンションの動特性への影響を抑制できるので、ヘッド部8の位置決め精度を向上することができる。
図7は、実施例2に係る遮断部を示す拡大概略断面図である。なお、本実施例は、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号或いは同符号にAを付して詳細な説明を省略する。
本実施例では、図7のように、実施例1に対して遮断部70A,72Aの凹部74A,76A,78Aの断面形状を変更したものである。すなわち、凹部74A,76A,78Aは、凹凸面からなる底面86Aを備えている。底面86Aは、複数の凹弧状面77が連接されてなっている。凹弧状面77の各間には、凸状の尖端部79が形成されている。
このような本実施例では、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができるのに加え、各凹弧状面77及び尖端部79による底面86Aの凹凸形状により、液状接着剤の流動を確実に抑制することができる。
なお、本実施例の凹凸形状の底面86Aは、複数の遮断部の凹部に対して選択的に設けてもよい。この場合、他の凹部には、実施例1のように平面からなる底面86を設ければよい。
図8は、実施例3に係る圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図である。なお、本実施例は、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号或いは同符号にBを付して詳細な説明を省略する。
本実施例では、図8のように、実施例1の遮断部70,72の凹部74,76,78に代えて、貫通孔89,90,91を設けたものである。貫通孔89,90,91は、突出部56B,58Bの板厚方向に貫通形成されている。
このような本実施例においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本実施例の貫通孔は、複数の遮断部に対して選択的に適用してもよい。この場合、他の遮断部は、実施例1のように凹部によって形成すればよい。
図9は、実施例4に係る圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図、図10は、図9の遮断部を示す要部拡大平面写真である。なお、本実施例は、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号或いは同符号にCを付して詳細な説明を省略する。
本実施例では、図9及び図10のように、実施例1の遮断部70,72の凹部74,76,78に代えて、レーザー加工による凹部74C,76C,78Cを設けたものである。
すなわち、凹部74C,76C,78Cは、レーザー加工による複数の微小凹部80の集合によって形成されている。これにより、凹部74C,76C,78Cでは、その表面の粗さが突出部56C,58C表面の粗さに対して粗く設定されている。
このような本実施例では、遮断部70C,72Cの凹部74C,76C,78Cにより突出部56C,58Cの濡れ性を低減することができる。
結果として、本実施例では、圧電素子35,35と突出部56C,58Cとの間で液状接着剤の毛管現象を遮断部70C,72Cによって遮断することができ、上記実施例1と同様の効果を奏することができる。
なお、本実施例のレーザー加工による凹部は、複数の遮断部に対して選択的に適用してもよい。この場合、他の遮断部は、実施例1又は3のように凹部又は貫通孔からなる遮断部を適用すればよい。
図11は、実施例5に係る圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大断面図である。なお、本実施例は、上記実施例4と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号を付し或いはCをDに代えて詳細な説明を省略する。
本実施例では、図11のように、実施例1の遮断部70,72の凹部74,76,78に代えて、突出部56D,56D上に設けられた撥水処理部81,83,85を設けたものである。
撥水処理部81,83,85は、それぞれ突出部56D,56D上にフッ素加工等の撥水処理を行うことで形成されている。
従って、本実施例においても、遮断部70D,72Dの撥水処理部81,83,85により突出部56D,56Dの濡れ性を低減することができ、上記実施例4と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本実施例の遮断部は、複数の遮断部に対して選択的に適用してもよい。この場合、他の遮断部は、実施例1、3又は4のように凹部、貫通孔又はレーザー加工による凹部からなる遮断部を適用すればよい。
図12は、実施例6に係る圧電素子の取付構造を採用した圧電アクチュエータの要部拡大平面図、図13は、図12のXIII−XIII線矢視に係る要部拡大断面図である。なお、本実施例は、上記実施例1と基本構成が共通するため、対応する構成部分に同符号或いは同符号にEを付して詳細な説明を省略する。
本実施例では、図12及び図13のように、遮断部70E,72Eを開口部43E,43Eの受け部45E,45Eに各別に設けたものである。
遮断部70E,72Eは、受け部45E,45Eの内端側に突出部56E,58Eに隣接して設けられている。この遮断部70E,72Eは、アクチュエータ・ベース33の幅方向に沿って延設されると共に、受け部45E,45E、突出部56E,58E、及び接着部57E,57Eの延設方向での重なり部分に対して幅方向両側に突出している。
遮断部70E,72Eは、図13(a)〜(d)のように、凹部74Ea,76Ea,78Ea、貫通孔89E,90E,91E、レーザー加工による凹部74Eb,76Eb,78Eb、或いは撥水処理部81E,83E,85Eからなっている。
このような本実施例では、受け部45E,45E上で液状接着剤の圧電素子35,35との間の毛管現象を遮断部70E,72Eにより遮断することができる。
このため、本実施例では、液状接着剤の受け部45E,45Eの孔部55,55側へのはみ出し自体を抑制し、液状接着剤が受け部45E,45E側から流出することを抑制できる。
この結果、本実施例においても、上記実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
[その他]
上記実施例の圧電アクチュエータでは一対の圧電素子35,35を備えていたが、例えば単一の圧電素子を備える構成とすることも可能である。
上記実施例の遮断部は一例であり、遮断部の形成位置は突出部の形状に応じて適宜変更可能である。ただし、遮断部は、少なくとも受け部、突出部、及び接着部の延設方向での重なり部分に対して幅方向に沿って配置される。
1 ヘッド・サスペンション
3 ロード・ビーム(被支持部材)
5 ベース・プレート(基部)
6 圧電アクチュエータ
7 フレキシャ(配線部材)
8 ヘッド部
33 アクチュエータ・ベース
35 圧電素子
43 開口部
45 受け部
56,58 突出部
57 接着部
64 残存部
68 はみ出し部
70,72 遮断部
74,76,78 凹部
86 底面
81,83,85 撥水処理部
89,90,91 貫通孔

Claims (8)

  1. 被支持部材を支持するアクチュエータ・ベースに取り付けられ該アクチュエータ・ベース上に配索された配線部材を介する電圧の印加状態に応じて変形し前記被支持部材を変位させる圧電素子の取付構造であって、
    前記アクチュエータ・ベースに設けられて前記圧電素子を収容する開口部と、
    該開口部の内周縁から内側に突出して前記圧電素子を受ける受け部と、
    該受け部の内端側に区画されて前記開口部に連通する孔部と、
    前記配線部材の一部が前記受け部の内端から前記孔部上に突出してなり前記圧電素子に前記孔部を介して対向する突出部と、
    前記圧電素子と前記開口部の内周縁及び前記受け部との間に連続して充填された液状接着剤からなり硬化によって前記圧電素子と前記開口部の内周縁及び前記受け部との間を接着する接着部と、
    前記受け部又は前記突出部に設けられ前記圧電素子との間の前記液状接着剤の毛管現象を遮断する遮断部とを備えた、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  2. 請求項1記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記遮断部は、前記受け部又は配線部材の板厚を減少させる凹部である、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  3. 請求項2記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記凹部の底面が、平面又は凹凸面からなる、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  4. 請求項2又は3記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記凹部が、前記配線部材に前記受け部に隣接して設けられ、
    前記凹部と前記受け部との間に、前記突出部の板厚が残存した残存部が設けられた、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  5. 請求項1記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記遮断部は、前記受け部又は配線部材の濡れ性を低減させる凹部である、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  6. 請求項1記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記遮断部は、前記受け部又は配線部材に貫通形成された貫通孔である、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  7. 請求項1記載の圧電素子の取付構造であって、
    前記遮断部は、前記受け部又は配線部材を撥水処理した撥水処理部である、
    ことを特徴とする圧電素子の取付構造。
  8. 請求項1〜7の何れかに記載の圧電素子の取付構造を備えたヘッド・サスペンションであって、
    基部に前記被支持部材としてのロード・ビームを介して読み書き用のヘッド部を支持し、
    前記圧電素子は、前記基部と前記ロード・ビームとの間に設けられて電圧の印加状態に応じて変形し前記ロード・ビームを介し前記ヘッド部を前記基部に対してスウェイ方向に微少移動させる、
    ことを特徴とするヘッド・サスペンション。
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