JP4948477B2 - 封入球式遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、島設備に設置される機枠と、該機枠に対して開閉可能であるとともに遊技球の発射操作を行う発射操作部を設けた前面枠とを備え、複数の遊技球を封入し、封入球を繰り返して遊技に使用するようにした封入球式遊技機に関する。
従来より、所定数の遊技球を機内に封入し、その封入された封入球を所定の循環ルートで循環させ、繰り返して遊技に使用するようにした封入球式遊技機が一般的に知られている。このような封入球式遊技機においては、プリペイドカード等を用いて遊技球の貸出操作を遊技者が行っても、実体ある遊技球が遊技者に払い出されるのではなく、カードの金額情報から遊技球データへの変換操作が内部的に行われ、遊技に使用可能な遊技球の数量(持球数)を仮想遊技球表示器で遊技者に可視表示し、遊技に使用された遊技球の数量を随時減算してリアルタイムに更新表示するものである。
封入球式遊技機においては、遊技球補給機構や遊技球回収機構が必要ないので、島設備に設置される機枠に対して開閉可能な前面枠に封入球の循環機構等の主要機能を組み込んでおき、島設備に固定された機枠から前面枠だけを外して別機種の前面枠を取り付けるような交換作業が可能な構造を採用したものがある(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−237444号公報
また、この特許文献1に記載の封入球式遊技機では、遊技球の発射を操作するための回転操作式の操作ハンドルに代えて、ハンドルタッチ検出部材および発射スライドボリュームを有する発射操作部を設けることで、従来の遊技機のように操作ハンドルの回転量を保持するようにハンドルを持ち続ける煩雑さを無くし、発射スライドボリュームを操作できるように手を載せておける載置部にハンドルタッチ検出部材を設けることで、ハンドレストとして機能する載置部に手を載せておくだけでタッチセンサをONにし、遊技球発射装置の駆動条件を満たすことができる。
しかしながら、特許文献1に記載の封入球式遊技機においては、遊技球の借り受け操作を行う操作部や持球数の表示等を行う表示部等も前面枠に設けているために、遊技機の入れ替え時に機枠はそのままにして前面枠のみを入れ替える場合、比較的高価な操作部や表示部も交換しなければならず、無駄の多い構成である。
さらに、発射操作部の近傍に設けられ、ハンドレストとして機能する載置部も前面枠毎交換されてしまうことから、やはり無駄である。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、機種交換のために前面枠を取り替えても、共通に利用できる機能を無駄にせず、コスト抑制と資源の有効利用を期せる封入球式遊技機の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、島設備に設置される機枠と、該機枠に対して開閉可能であるとともに遊技球の発射操作を行う発射操作部を設けた前面枠とを備え、複数の遊技球を封入し、封入球を繰り返して遊技に使用するようにした封入球式遊技機において、前記機枠における前記前面枠の下方に位置する幕板部の前面側に、遊技に関する操作および表示を行う操作表示ユニットと、前記操作表示ユニットの側方であって、前記発射操作部の下方に位置するよう設けられ、該発射操作部を操作する遊技者の手を載置可能な載置部材と、を備え、前記載置部材の内空部には発光手段を設けて、遊技者が遊技に使用できる遊技球の数量である持球数に応じた態様で発光手段の発光制御を行い、前記載置部材に設けた透光性の発光部を介して発光手段からの照射光を載置部材の外へ透過させるようにし、前記載置部材には、上面開口から遊技球を出し入れ可能な遊技球収納部と、前記遊技球収納部の上面開口を閉塞した閉塞状態と、上面開口を開放した開放状態とに変換可能な蓋部材と、を設け、前記蓋部材は、機枠に対して前面枠を閉止することで、閉塞状態から開放状態への変換が規制されるようにしたことを特徴とする
請求項1に係る封入球式遊技機によれば、前記機枠における前記前面枠の下方に位置する幕板部の前面側に、遊技に関する操作および表示を行う操作表示ユニットと、前記操作表示ユニットの側方であって、前記発射操作部の下方に位置するよう設けられ、該発射操作部を操作する遊技者の手を載置可能な載置部材と、を備え、前記載置部材の内空部には発光手段を設けて、遊技者が遊技に使用できる遊技球の数量である持球数に応じた態様で発光手段の発光制御を行い、前記載置部材に設けた透光性の発光部を介して発光手段からの照射光を載置部材の外へ透過させるようにし、前記載置部材には、上面開口から遊技球を出し入れ可能な遊技球収納部と、前記遊技球収納部の上面開口を閉塞した閉塞状態と、上面開口を開放した開放状態とに変換可能な蓋部材と、を設け、前記蓋部材は、機枠に対して前面枠を閉止することで、閉塞状態から開放状態への変換が規制されるようにしたので、前面枠交換時にも操作表示ユニットおよび載置部材を機枠に残して、新たな遊技機で使用することができ、無駄を無くせるし、載置部材の装飾効果を高めることができる。また、持球数に応じた態様で発光手段の発光制御を行うことによって、持球数を報知することが可能となり、発射操作部を操作する遊技者の手元という視認効果の高い部位で効果的な報知を実現できる。さらに、封入球が落下等して少なくなっても、遊技球収納部に予備の遊技球が収納されていれば、直ぐに補充することが可能となる。また、前面枠を開放しないと蓋部材を開放状態へ変換できないので、前面枠を開くための解除キー等を所持している係員等でなければ、遊技球収納部から遊技球を取り出すことができず、イタズラに予備の遊技球が持ち去られるようなこともない。
次に、本発明に係る封入球式遊技機の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1〜図5は、参考形態に係る封入球式遊技機を示すものである。
図1に示す封入球式遊技機1は、島設備に固定される機枠2に前面枠3を開閉可能に設けたもので、その遊技内容等は、従来周知のパチンコ遊技機と同様である。すなわち、前面枠3における透明部材31の後方に保持されている遊技盤の遊技領域(種々の入賞口や入賞装置、可変表示装置、風車や釘等が設けられる領域)へ遊技球を発射し、遊技領域内を転動流下する遊技球が入賞領域の何れかに入賞して遊技領域から回収されるか、何れの入賞領域にも入賞しないで最下部のアウト口から回収されることとなる弾発遊技を行えるものである。
しかしながら、封入球式遊技機1は、従来周知のパチンコ遊技機とは異なり、島設備の補給機構から供給された遊技球を用いて遊技を行った後、遊技に使用された遊技球を島設備の回収機構によって回収するものではなく、機内に封入された遊技球(以下、封入球という)を機内で循環させ、繰り返し遊技に使用するもので、遊技店が営業中である通常稼働中の封入球式遊技機1に、外部から遊技球が取り込まれたり、逆に外部へ遊技球が排出されたりすることはない。
このため、封入球式遊技機1においては、遊技に使用できる遊技球を実際に遊技者が手にすることはなく、遊技者が遊技に使用できる遊技球の数量(以下、持球数という)を数値データとして内部的に管理し、持球の数値データ(以下、持球数データという)を、例えば、機枠2の下部中央に設けた操作表示ユニット4の表示パネル41に表示し、旧来の遊技機においては球皿等に貯まった遊技球の総量を概算する代わりに、表示パネル41の表示内容から正確な持球数を確認できる。
なお、操作表示ユニット4は、遊技に関する操作および表示を行うもので、変換操作、遊技開始/終了操作などを行う種々の操作ボタン42…を備え、液晶表示器等で構成した表示パネル41に種々の情報(持球数のほか、カード残度数、遊技関連情報、操作ガイダンスなど)を表示する。また、表示パネル41としてタッチパネル式のものを採用すれば、操作ボタン42を別途設ける必要が無くなるので、大型のタッチパネルを採用して表示面積を大きくし、各種表示の視認性を高めるようにしても構わない。
また、封入球式遊技機1で遊技を行うために、例えば、プリペイドカード(所定の金額で予め販売される弾球遊技用のカードであって、通貨と等価な有価データを記憶させたものをいう)の使用を可能ならしめるカード制御機能や球貸制御機能等を付加した球貸ユニットを各封入球式遊技機1の一側に設け、球貸ユニットにプリペイドカードを投入すると、残度数が操作表示ユニット4の表示パネル41に表示され、遊技者が操作ボタン42を操作することで貸出金額(度数)を指定すると、貸出金額に応じた貸出球数が持球数に加算されて持球数表示が更新され、併せてプリペイドカードの残度数も更新される。なお、球貸ユニットが備えるカード制御機能等を封入球式遊技機1に付加し、封入球式遊技機1単独で遊技球を貸し出せるようにしても良い。
上記のようにして、遊技に使用可能な遊技球数が持球数データとしてセットされた状態で、前面枠3の一側下方部(例えば、封入球式遊技機1の前面に向って右下部)に設けた発射操作部としての発射操作ハンドル32を遊技者が掴んで回動操作すると、発射装置が作動し、発射操作ハンドル32の回動量に応じた弾発力で封入球が遊技盤の遊技部へ発射され、遊技に使用した球数が持球数データから減算されてゆく。
封入球式遊技機1における主たる遊技機能は前面枠3に設けられ、前面枠3を取り外すと、機枠2が島設備に固定された状態で残る。機枠2の概略は図2〜図4に示すようなもので、例えば、第1縦枠部材21a,第2縦枠部材21b,上横枠部材21c,下横枠部材21dを矩形状に組んだ枠構造で、更に下部前面側には幕板部22を設け、この幕板部22の前面側に操作表示ユニット4が配置される。
そして、例えば、第2縦枠部材21b側の幕板部22上面に下部軸受部材23を、第2縦枠部材21bと上横部材21cとの接合部に上部軸受部材24を各々設け、前面枠3を第2縦枠部材21b側(封入球式遊技機1の前面に向って左側)で開閉可能に軸支し、前面枠3が第1縦枠部材21a側(封入球式遊技機1の前面に向って右側)が開放される。この開放側下部に発射操作ハンドル32が設けるものとし、この発射操作ハンドル32の下方であって、操作表示ユニット4の第1縦枠部材21a側に位置するように、載置部材5を設け、発射操作ハンドル32を操作する遊技者の手を載置可能にし、長時間に亘って遊技を継続しても遊技者の疲労感を軽減できるようにした。また、操作表示ユニット4の第2縦枠部材21b側には装飾部材6を配置し、幕板部22の前面側における装飾性と統一感を出せるような外観とした。
上述した操作表示ユニット4,載置部材5,装飾部材6は、例えば、図4および図5に示すように、幕板部22の前面側に装着されるベース部材7の適正位置へ固定されるものとし、前面枠3を交換する時にも操作表示ユニット4および載置部材5を機枠2に残して、継続使用することができる。これにより、機種交換の度に比較的高価な操作表示ユニット4や載置部材5まで交換するような無駄を無くせるし、交換する前面枠3のコストを削減できるという利点もある。
上記操作表示ユニット4は、後方に延出させて設けたコネクタガイド部43をベース部材7に設けたコネクタガイド挿通孔71aに挿通すると共に、コネクタガイド部43の両側方に各々設けた固定部材44,44をベース部材7の固定部材挿通孔71b,71bへ通し、ベース部材7の裏面側で固定部材44,44を回転させて固定状態にすることで、ベース部材7に安定的に保持される。固定部材44,44による固定を解除するためには、幕板部22からベース部材7を外さなければならないため、高価な操作表示ユニット4が不正に取り外されるようなことを抑制できる。
載置部材5は、例えば、隣接する操作表示ユニット4の上面傾斜に沿った傾斜上面を有する本体部51と、発射操作ハンドル32を掴んだままの状態で手を載せられるような高さで十分な載置面積を確保できる載置部52と、を備える外観形状に透光性材料を成型したもので、ベース部材7にビス等で固定する。更に、後面開放となる載置部材5の内空部5aには、発光手段としての第1LED基板53を収容し、第1LED基板53に設けた複数の可視光LED53a…からの照射光を載置部材5の外部へ透過させ、装飾効果を高めることができる。なお、第1LED基板53の配線は、ベース部材7に設けた第1配線挿通孔72を介して後方へ導出する。
上記第1LED基板53に設ける可視光LED53aの発光色は特に限定されるものではないが、複数色の発光が可能なようにしておけば、発光手段による発光色を変えることによって、種々の情報報知(例えば、持球数等)に利用することが可能となり、発射操作ハンドル32を操作する遊技者の手元という視認効果の高い部位で効果的な報知を実現できる。例えば、持球数が「0〜500」では白色発光制御を、「501〜2000」では青色発光制御を、「2001〜6000」では緑色発光制御を、「6001〜1000」ではオレンジ発光制御を、「10001以上」ではレインボー発光制御を各々行うようにすれば、操作表示ユニット4の表示パネル41で持球数を凝視するまでもなく、大雑把な持球数の範囲を容易に知ることができる。また、遊技中の異常検知に際しては、第1LED基板53で赤色発光制御を行うようにしても良い。なお、載置部材5全体を透光性合成樹脂等で成型せずに、発光領域にだけ透光性レンズ部材等を設けておき、載置部材5の発光領域だけ発光させるような構造としても構わない。
更に、載置部材5の載置部52には、発射操作ハンドル32を操作している遊技者の手が接触する領域を含むように手載せ領域を設定し、この手載せ領域を含むように接触部材取付凹部52aを形成し、例えば、セラミックス製の接触部材54を接触部材取付凹部52aに取り付ける。そして、載置部材5の内空部5aに収納された第1LED基板53において、接触部材54の下方に位置する部位には、赤外線発光手段としての赤外線LED53b…を設けておき、赤外線LEDからの赤外線(例えば、ピーク波長が940nm)を接触部材54に当て、放射加熱の原理により接触部材54を昇温させる。斯くすれば、冬季などに冷えた接触部材54に遊技者が手を接触させることとなって不快感を与えるような事態を回避できる。なお、前面枠3に設ける発射操作部は、回転式の発射操作ハンドル32に限定されるものではなく、載置部材5の載置部52上に手を載せたまま操作できれば、スライドボリューム式のものでも構わない。
一方、装飾部材6は、隣接する操作表示ユニット4と統一感のあるデザインとなる任意形状に透光性材料を成型し、開放後面側より内空部6aに第2LED基板61を収容し、第2LED基板61に設けた複数の可視光LED61a…からの照射光を装飾部材6の外部へ透過させ、装飾効果を高める。なお、第2LED基板61の配線は、ベース部材7に設けた第2配線挿通孔73を介して後方へ導出する。
以上説明したように、参考形態に係る封入球式遊技機1においては、前面枠3を取り替える機種交換に際しても、島設備に固定されている機枠2に、少なくとも操作表示ユニット4および載置部材5を残して、継続利用できるので、資源の無駄がない。しかも、操作表示ユニット4および載置部材5の配設位置は、前面枠3の下方となる幕板部22の前面側としたので、前面枠3の形状デザインを大きく変更して必要な遊技実行機能の搭載が困難になるようなことはないし、従前の遊技機における標準的な位置(前面枠3の一側下部)に発射操作部(発射操作ハンドル32等)を設けた基本デザインを踏襲しつつ、載置部材5による手載せ機能を有効に発揮できる。
また、本発明においては、機枠2側に操作表示ユニット4や載置部材5を残したまま継続使用できるので、例えば、載置部材5により多くの機能を盛り込んでおいても良い。例えば、図6に示す本発明の実施形態に係る封入球式遊技機1′(前面枠3を外した機枠2′)の載置部材5′には、上面開口から遊技球を出し入れ可能な遊技球収納部55を設け、予備の遊技球Pを収納しておけるようにした。
本発明の実施形態に係る封入球式遊技機1′においては、球詰まり解除等の作業中に封入球が落下等して足りなくなった場合、遊技球収納部55から遊技球を取り出して封入球に充てることができ、落下した遊技球をわざわざ拾い上げるような煩雑さが無く、迅速な対処が可能となる。なお、テフロン(登録商標)加工された遊技球はマイナスに帯電した遊技盤を放電する作用があり、合金製の標準的な遊技球とテフロン(登録商標)加工された遊技球とを混ぜて使用すると、弾球遊技機の静電気対策になることから、遊技球収納部55にも、合金製の標準的な遊技球とテフロン(登録商標)加工された遊技球を収納しておくようにしても良い。
さらに、遊技球収納部55は、遊技球を上面開口より出し入れする構造としたので、遊技者が予備の遊技球を勝手に持ち去ることがないよう、上面開口を開閉できる蓋部材56を設けた。この蓋部材56は、後方側(幕板部22に向う側)に開閉操作部56aを設けると共に、その反対側(前方側)に略水平な横方向の回動軸を設け、開閉操作部56aを操作して係止爪等による係止状態を解除し、そのまま上向きに手前側へ蓋部材56を回動させることで、遊技球収納部55の上面開口を開放できるものである。すなわち、蓋部材56は、遊技球収納部55の上面開口を閉塞した閉塞状態と、上面開口を開放した開放状態とに変換可能である。
加えて、蓋部材56の後方側は、機枠2′に対して前面枠3を閉止すると、ちょうど前面枠3の下方に隠れるので、開閉操作部56aを操作して係止状態を解除することはできないし、蓋部材56を引き起こすように開くこともできない。すなわち、機枠2′に対して前面枠3を閉止することで、蓋部材56は、閉塞状態から開放状態への変換が規制されるのである。このように、載置部材5′に設けた遊技球収納部55を開閉する蓋部材56は、前面枠3を開放しないと開放状態へ変換できないので、前面枠3を開くための解除キー等を所持している係員等でなければ、遊技球収納部55から遊技球を取り出すことができず、心無い遊技者が予備の遊技球が持ち去って、予備の遊技球が必要なときに遊技球収納部55がカラになっているような事態を回避できる。
なお、蓋部材56の状態変換構造、蓋部材56の開放状態への変換を規制する構造は、上記の例に限定されるものではなく、公知既存の手法により実現して構わない。例えば、蓋部材を側面に設けてスライド式の開閉構造としても良いし、前面枠3の開閉によって蓋部材の固定用ストッパが外れて蓋部材を開放状態変換できるような構造としても良い。
この他にも、載置部材に種々の機能を設けても良い。
例えば、電気的駆動源(モータ等)の作用に基づき載置部52を上下に移動させる載置部移動手段を設けるとともに、載置部移動手段を制御する制御手段を設けて、制御手段の制御により載置部を上下に移動させることで、遊技者に合った位置へ載置部52を移動させるような載置部調整機能を設けても良い。また、載置部52の基端側(幕板部22側)に略水平な横方向の回動軸を設けて、この回動軸を回動中心として電気的駆動源により載置部52の傾斜角を変更できるような載置部調整機能を設けても良い。このような載置部調整機能を設けておけば、手の大きさやリーチが様々に異なる遊技者に対して、発射操作部を操作しやすい位置に載置部を移動させることが可能となり、遊技者の疲労感を一層軽減できる。なお、載置部調整機能を実現する制御手段の制御は、遊技者が操作表示ユニット4を操作して行った設定情報に基づいて行うようにしても良いし、会員登録されたデータ(身長データ、予め設定された載置部の高さデータなど)に基づいて、遊技開始時(カード挿入時、発射開始など)に自動制御するようにしても良い。
あるいは、載置部材の内部に送風ファンを設けるとともに、載置部材の表面に送風用開口部を設け、夏場などには、載置部に載せている遊技者の手に人工風をあてるようにしてもよい。さらに、操作表示ユニット4を遊技者が操作することで、ヒーターと送風の切り換えを行えるようにすると、一層利便性が良い。なお、送風ファンの作動を遊技制御に対応して制御することで、遊技演出の一つとして利用しても良い。例えば、変動表示ゲームでリーチ演出が行われている間に送風ファンを作動させれば、リーチから大当りへの期待感を高めるような演出が行える。
また、載置部材の内部に振動発生装置を設け、遊技制御に対応して振動発生装置を作動するようにしても良い。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
参考形態に係る封入球式遊技機の前面側斜視図である。 参考形態に係る封入球式遊技機における機枠の前面側斜視図(第1縦枠材側俯瞰)である。 参考形態に係る封入球式遊技機における機枠の前面側斜視図(第2縦枠材側俯瞰)である。 機枠の幕板部とベース部材と操作表示ユニットの分解斜視図である。 ベース部材と操作表示ユニットと載置部材と装飾部材の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る封入球式遊技機における機枠の前面側斜視図(第1縦枠材側俯瞰)である。
1 封入球式遊技機
2 機枠
22 幕板部
3 前面枠
32 発射操作ハンドル
4 操作表示ユニット
5 載置部材

Claims (1)

  1. 島設備に設置される機枠と、該機枠に対して開閉可能であるとともに遊技球の発射操作を行う発射操作部を設けた前面枠とを備え、複数の遊技球を封入し、封入球を繰り返して遊技に使用するようにした封入球式遊技機において、
    前記機枠における前記前面枠の下方に位置する幕板部の前面側に、
    遊技に関する操作および表示を行う操作表示ユニットと、
    前記操作表示ユニットの側方であって、前記発射操作部の下方に位置するよう設けられ、該発射操作部を操作する遊技者の手を載置可能な載置部材と、
    を備え、
    前記載置部材の内空部には発光手段を設けて、遊技者が遊技に使用できる遊技球の数量である持球数に応じた態様で発光手段の発光制御を行い、
    前記載置部材に設けた透光性の発光部を介して発光手段からの照射光を載置部材の外へ透過させるようにし
    前記載置部材には、
    上面開口から遊技球を出し入れ可能な遊技球収納部と、
    前記遊技球収納部の上面開口を閉塞した閉塞状態と、上面開口を開放した開放状態とに変換可能な蓋部材と、
    を設け、
    前記蓋部材は、機枠に対して前面枠を閉止することで、閉塞状態から開放状態への変換が規制されるようにしたことを特徴とする封入球式遊技機
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