JP2005287864A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技球の計数作業を効率的に行うことが可能な弾球遊技機(パチンコ機)を提供する。
【解決手段】 本発明においては、固定保持用の外枠20と、外枠20の開放空間を覆って装着される前枠30と、前枠30の前面側に入賞具38を備えて取り付けられた遊技盤35と、遊技球を発射する発射装置と、前枠30に取り付けられて入賞時に払い出される遊技球を貯留する上球皿装置40および下球皿装置50とを有して構成されるパチンコ機PMにおいて、外枠20に前枠30が装着された状態で前枠30より下側において前面に露出する幕板25が外枠20に設けられており、幕板25に、下球皿装置50から排出された遊技球を受容するとともにパチンコ機PMの背面側に排出させるための排出球ガイド装置70と、排出球ガイド装置70によりパチンコ機PMの背面側に排出される遊技球の数を計数する計数装置80が設けられている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、固定保持用の外枠の開放空間を覆って前枠が装着され、この前枠の前面側に入賞装置を備えて遊技盤が取り付けられ、この遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置が前枠に設けられ、発射装置から発射された遊技球が遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を球皿に貯留するように構成される弾球遊技機に関する。
このような弾球遊技機として、例えば、特許文献1に開示のパチンコ機があり、一般的にこのようなパチンコ機は遊技ホール内の遊技島に多数整列配置されて遊技に供される。遊技ホールにおいて遊技者は、遊技島に多数整列配置されたパチンコ機のうちから任意のパチンコ機を選択し、遊技球を購入した後にこの遊技球を発射装置により遊技領域内に発射して、遊技領域内で遊技球を入賞装置に入賞させる遊技を楽しむようになっている。この遊技において、入賞装置に遊技球が入賞するのに応じて所定の数の遊技球が賞球として球皿に排出されて貯留されるようになっており、遊技者は球皿に貯留した遊技球を遊技ホールが提供する景品と交換できるようになっている。
遊技球を景品と交換する際、遊技球を獲得した遊技球の数に応じて種々の景品と交換することが可能であるが、このとき、遊技球の計数作業は遊技ホール内に設置された計数機を用いて行われる。なお、計数機に計数された遊技球は回収されて、遊技ホール内の搬送手段によりパチンコ機へ戻されるようになっている。
特許第3256855号公報
しかしながら、遊技球の計数作業を行うには、球皿に貯留された遊技球を球容器(ドル箱とも称される)に移して計数機の設置箇所まで運搬する必要があり、球容器(ドル箱)の運搬が遊技者にとって重労働となっていた。また、球容器の運搬時において、遊技球が球容器からこぼれ落ち、遊技者が損をするおそれがあった。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、遊技球の計数作業を効率的に行うことが可能な弾球遊技機(パチンコ機)を提供することを目的とする。
このようなことから、本発明に係る弾球遊技機は、固定保持用の外枠と、外枠の開放空間を覆って装着される前枠と、前枠の前面側に入賞装置(例えば、実施形態における入賞具38)を備えて取り付けられた遊技盤と、前枠に取り付けられて遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置と、前枠に取り付けられて発射装置から発射された遊技球が遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を貯留する球皿(例えば、実施形態における上球皿装置40および下球皿装置50)とを有して構成される弾球遊技機(例えば、実施形態におけるパチンコ機PM)において、外枠に開放空間を覆って前枠が装着された状態で、前枠より下側において前面に露出する幕板部(例えば、実施形態における幕板25)が外枠に設けられており、幕板部に、球皿から排出された遊技球を受容するとともに遊技機の背面側に排出させるための排出球ガイド装置と、排出球ガイド装置により遊技機の背面側に排出される遊技球の数を計数する計数装置が設けられている。
この構成の弾球遊技機において、計数装置により計数された遊技球の数を表示する表示部が幕板部に設けられていることが好ましい。
上記構成の本発明に係る弾球遊技機によれば、幕板部に、球皿から排出された遊技球を受容するとともに遊技機の背面側に排出させるための排出球ガイド装置と、排出球ガイド装置により遊技機の背面側に排出される遊技球の数を計数する計数装置が設けられているため、排出球ガイド装置により球皿に貯留された遊技球を遊技機の背面側、すなわち遊技島の内部に排出させるとともに、遊技機の背面側に排出される遊技球の数を計数装置により計数することで、球皿に貯留された遊技球を容易に計数しつつ回収することができる。そのため、遊技球を計数する際に球容器(ドル箱)による遊技球の運搬作業が不要となることから、遊技球の計数作業を効率的に行うことができる。
また、計数装置により計数された遊技球の数を表示する表示装置が幕板部に設けられることで、計数装置により計数された遊技球の数を容易に視認することができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、図1〜図3に遊技ホールにおけるパチンコ機PMの配置構成を示しており、遊技ホール内においては、複数列に並んで多数のパチンコ機PMが配設されて遊技に供されるようになっている。このようにパチンコ機PMを整列配置する構造物を一般的に遊技島と称しており、パチンコ機PMを背中合わせに2列に並んで配置する両列島形式と、壁に背を向けるように1列に並んで配置する壁島形式とがあるが、ここでは両列島形式の遊技島構造を示している。
この両列遊技島構造は、背中合わせに配置されて間に球回収空間5を形成する一対の島構造体10,10を有し、各島構造体10は、天井側から順に配設された、島幕板11と、呼び出しランプ12aを有したランプ板12と、パチンコ機PMを横に1列に並んで配設する保持枠13と、球箱載せ台となる天板14と、腰板15と、床面に接する巾木16とからなり、上下に延びた状態に構成される。遊技ホール内には、このような両列遊技島構造が複数列並んで配設され、さらに、壁際には壁遊技島構造が配設されており、各遊技島構造の間に遊技者等が通る通路スペース1が形成される。
なお、通路スペース1の床面には、各パチンコ機PMの前側に位置して支柱18により支持されたシート17が設けられており、遊技者はシート17に座ってその前面のパチンコ機PMを操作して遊技を行うようになっている。また、球回収空間5内には、後述するように遊技中において入賞せずにアウト口に入り込んだアウト球をホール側に回収するための、回収通路6が設けられている。この回収通路6は各パチンコ機PMから排出された球B(アウト球)を一方の側に集めて回収できるように、遊技島構造の列が延びる方向のいずれか一方側に傾斜しており、回収通路6内に落下した球Bがこの傾斜に沿っていずれか一方側に転がって集まるようになっている。
次に、島構造体10の保持枠13に保持されて取り付けられるパチンコ機PMの構成について簡単に説明する。パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠20の前面開口(開放空間)に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠30が前面左側のヒンジ機構31により横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、施錠装置32により常には外枠20の前面を覆った閉止状態で保持される。
上記外枠20は、木材や樹脂等で成形加工された複数本の定形尺の枠部材すなわち上下の枠板21,24および左右の枠板22,23を直角に枠組み連結するとともに、各隅角部に補強金具を固定して構成されており、保持枠13内に固定される。下枠板24の前面は左右の枠板22,23より前方に突出し、その突出部の上面に位置するとともに左右の枠板22,23の前面に連結されて左右に延びる幕板25が取り付けられている。
前枠30の前面上部側には、透明アクリル板やガラス板を有したガラス扉33が左端部のヒンジ(図示せず)を介して横開きおよび着脱が自在に取り付けられ、施錠装置32により常には前枠30の前面を覆う閉止状態に保持される。ガラス扉33の背後に位置する前枠上部には、遊技盤35を着脱自在に収容する収容枠が設けられており、この収容枠に立設姿勢で係止保持された遊技盤35がガラス扉33を通して視認されるようになっている。遊技盤35は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付けてルーター加工した化粧板を基板とし、円弧状のレール36に囲まれて略円形状の遊技領域PAが形成されている。遊技領域PAには多数本の遊技釘(図示せず)や風車とともに各種の入賞具38、遊技の展開状況に応じた図柄を表示させる画像表示装置37、サイドランプ等の遊技構成部品が取り付けられ、下端部にアウト口39が設けられている。
前枠30の前面における上記ガラス扉33の下側には、上球皿装置40が左端のヒンジ機構により横開きおよび着脱可能に取り付けられ、常にはガラス扉33の下側において前枠30の前面を覆った状態で係止保持されている。この上球皿装置40には、前方に突出して形成され、遊技中に払い出される入賞球を受容して貯留する上球皿部41が設けられている。なお、詳細図示しないが、上球皿部41に前面側が覆われた前枠2の下部領域には遊技補助盤と称される補助機構部が形成されており、この遊技補助盤の各部に、遊技盤35の遊技領域PA内に遊技球を発射する発射装置や、スピーカ等が設けられている。
さらに、図4に示すように、前枠30の前面における上球皿装置40の下側に下球皿装置50が前方に突出して設けられている。この下球皿装置50は、上球皿部41内に貯留された入賞球がオーバーフローしたときや、遊技者が上球皿装置40の球排出レバー42(図1参照)を操作して上球皿部41から入賞球が排出されたときに内部に形成された球皿通路を介して送られてくる入賞球を受容して貯留する下球皿部51と、下球皿部51の右側に位置して遊技球の発射操作を行う発射ハンドル45と、下球皿部51の左側に位置する灰皿58とから構成されている。
図5から分かるように、下球皿部51内の底面には球排出孔51aが形成されており、この球排出孔51aを下面側から開閉自在に覆う球抜き蓋53が左右にスライド移動可能に取り付けられている。球抜き蓋53は図示しないバネ等により常時は球排出孔51aを閉止する位置に位置しており、球抜き蓋53の前部に突出して設けられた操作レバー53aを操作することにより球抜き蓋53をスライド移動させて球排出孔51aを開放させ、下球皿部51内に貯留された遊技球Bを下方に落下させて排出させることができるように構成されている。なお、下球皿装置50の下側に外枠20を構成する上記幕板25が前面側に露出して位置している。
前枠30の裏面側には、球貯留タンク61、球貯留タンク61から供給された遊技球を落下移動させつつ整列させるタンクレール62、遊技盤35における入賞状態等に基づいてタンクレール62を通ってタンク61から供給される遊技球を賞球として上球皿装置40に払い出す球払出装置63、遊技中での各種制御を行うための電源基板64、主基板65、画像表示装置37の裏面側に位置して画像表示制御を行う画像制御基板66等が図示のように配設されている。なお、図示していないが、内部には、球払出装置63から払い出された賞球を上球皿部41に導く賞球通路や、遊技中において遊技盤35の入賞具38に入賞することなく落下してアウト口39に入り込んだ遊技球をパチンコ機PMの背面側に導くアウト球通路が設けられている。このアウト球通路に導かれたアウト球はパチンコ機PMの背面に開口したアウト球排出口39aから球回収空間5に排出され、回収通路6上に落下し、回収通路6上を転がって移動して、回収される。
以上のように概略構成されるパチンコ機PMにおいて、幕板25に本発明に係る球排出ガイド装置70および計数装置80が設けられており、これら球排出ガイド装置70および計数装置80について、図4および図5を参照しながら説明する。球排出ガイド装置70は、幕板25の前面側における上部中央に取り付けられた球排出ガイド部材71から構成される。球排出ガイド部材71は、ABS樹脂やポリカーボネート(PC)等の樹脂材料を用いて、射出成形等の成形手段により箱状に形成され、その内部に上面および後面側に開口を有する球排出空間75が形成される。球排出ガイド部材71の底面壁72は、図5に示すように、後方へ向かって下方に傾斜して幕板25の前面まで延びており、底面壁72に落下した遊技球Bが重力の作用により後方へ転がるようになっている。
球排出ガイド部材71の上部開口73は、下球皿部51の球排出孔51aと位置整合するように形成されており、球排出孔51aを通過した遊技球Bがこの上部開口73を通過して球排出空間75に達するようになっている。球排出ガイド部材71の後部開口74は、遊技球Bより若干大きい径を有して、幕板25に形成される通過溝26とほぼ接するように形成されており、底面壁72を転がってきた遊技球Bが1球ずつ後部開口74を通過して通過溝26(すなわち、球排出ガイド装置70の背面側)に排出されるようになっている。また、詳細図示しないが、球排出ガイド部材71の後部には、後部開口74に繋がる排出部76が(球排出ガイド部材71の前部から)後部開口74に向かうにつれて幅が狭まるように形成されており、底面壁72を転がる遊技球Bが後部開口74へ滑らかに導かれるようになっている。
計数装置80は、図5に示すように、球排出ガイド装置70から排出された遊技球を検出する遊技球検出センサ81と、遊技球検出センサ81に検出された遊技球の計数を行う制御部82(図6を参照)とを主体に構成される。遊技球検出センサ81は、幕板25の通過溝26に位置して球排出ガイド部材71の後部開口74に取り付けられており、後部開口74を通過して排出された遊技球を1球ずつ検出し、その検出信号を制御部82に出力するようになっている。
制御部82は、図6に示すように、遊技球検出センサ81と、表示装置90と、磁気カードライタ95と電気的に接続され、遊技球検出センサ81から入力された遊技球の検出信号を計数(積算)し、計数した数値を表示装置90および磁気カードライタ95へ出力するように構成される。表示装置90は、図1および図4に示すように、幕板25の左側に配設されており、制御部82から送信された表示信号を受けて、制御部82が計数した数値、すなわち計数装置80により計数された遊技球の数を表示するようになっている。これにより、計数装置80に計数された遊技球の数を容易に視認することができる。
磁気カードライタ95は、図示しない磁気カードが挿抜可能に構成されており、制御部82から送信された書き込み信号を受けて、計数装置80により計数された遊技球の数を磁気カードに書き込むことができるようになっている。また、磁気カードライタ95は、磁気カードライタ95に対し磁気カードが挿入および抜去されると、(磁気カードの)挿入信号および抜去信号を制御部82へ出力するようになっている。なお、磁気カードライタ95は、パチンコ機PM(幕板25等)に設けられてもよく、島構造体10(保持枠13等)に設けられてもよい。
なお、図5に示すように、幕板25の上部中央には通過溝26が形成されており、球排出ガイド装置70から排出された遊技球Bがこの通過溝26を通過してパチンコ機PMの背面側へ導かれるようになっている。また、上面が後方へ向かって下方に傾斜する球流下部材27が幕板25の背面側に隣接して取り付けられており、通過溝26を通過して球流下部材27の上に落下した遊技球Bが重力の作用により後方へ転がり移動し、パチンコ機PM背面側の球回収空間5に排出されて回収通路6(図3を参照)上に落下するようになっている。さらに、図2に示すように、球流下部材27の左右に隣接して球流下ガイド部材28が取り付けられており、球流下部材27の上を転がる遊技球が左右へ(下枠板24の上へ)落ちないようになっている。
以上のように構成されるパチンコ機PMにおいて、遊技球の計数作業を行うには、上球皿装置40の排出レバー42を操作して上球皿部41内に貯まった遊技球を下球皿部51内に送り出し、さらに、下球皿装置50の操作レバー53aを操作して下球皿部51内に貯まった遊技球を球排出孔51aから排出させる。そうすると、図5に示すように、球排出孔51aを通過した遊技球Bは、球排出ガイド装置70に構成される球排出ガイド部材71の上部開口73を通過して球排出空間75内に(受容され)落下し、底面壁72上を後方へ転がり移動したのち下部開口74を通過して球排出ガイド装置70の背面側に排出される。そして、球排出ガイド装置70から排出された遊技球Bは、幕板25の通過溝26を通過して球流下部材27上を後方へ転がり移動し、パチンコ機PM背面側の球回収空間5に排出されて回収通路6(図3を参照)上に落下し、回収通路6上を転がって移動し回収される。
このとき、球排出ガイド部材71の下部開口74を通過して排出された遊技球Bは、計数装置80の遊技球検出センサ81により1球ずつ検出され、図6に示すように、その検出信号が計数装置80の制御部82に出力される。そうすると、制御部82は、遊技球検出センサ81から入力された遊技球の検出信号を計数(積算)し、表示装置90に表示信号を出力して、制御部82が計数した数値、すなわち計数装置80により計数された遊技球の数を表示させる制御を行う。これにより、計数装置80により計数された遊技球の数が表示装置90に表示される。
また、磁気カードライタ95に磁気カード(図示せず)が挿入されると、(磁気カードの)挿入信号が磁気カードライタ95から制御部82へ出力される。そうすると、制御部82は、磁気カードライタ95に書き込み信号を送信し、計数装置80に計数された遊技球の数を磁気カードに書き込ませる制御を行う。これにより、磁気カードライタ95に磁気カードが挿入されると、計数装置80に計数された遊技球の数が磁気カードに書き込まれる。このようにして、計数装置80に計数された遊技球の数が書き込まれた磁気カードは、磁気カードライタ95から抜去されて遊技ホールのカウンター(図示せず)に持ち運ばれ、獲得した(計数された)遊技球の数に応じて遊技球が種々の景品と交換される。
なお、磁気カードライタ95から磁気カードが抜去されると、(磁気カードの)抜去信号が磁気カードライタ95から制御部82へ出力される。そうすると、制御部82は計数した数値を零とし、表示装置90に表示信号を出力して零を表示させる制御を行う。これにより、計数装置80により計数された遊技球の数が零に戻される(リセットされる)。
このため、以上のような構成のパチンコ機PMによれば、幕板25に、下球皿装置50(球皿)から排出された遊技球を受容するとともにパチンコ機PMの背面側に排出させるための排出球ガイド装置70と、排出球ガイド装置70によりパチンコ機PMの背面側に排出される遊技球の数を計数する計数装置80が設けられているため、排出球ガイド装置70により下球皿装置50に貯留された遊技球をパチンコ機PMの背面側、すなわち遊技島の内部に排出させるとともに、パチンコ機PMの背面側に排出される遊技球の数を計数装置80により計数することで、下球皿装置50に貯留された遊技球を容易に計数しつつ回収することができる。そのため、遊技球を計数する際に球容器(ドル箱)による遊技球の運搬作業が不要となることから、遊技球の計数作業を効率的に行うことができる。
また、計数装置80により計数された遊技球の数を表示する表示装置90が幕板25に設けられることで、計数装置80により計数された遊技球の数を容易に視認することができる。
なお、磁気カードの挿入、抜去、書き込み時や、パチンコ機PMによる遊技時には、新たに遊技球が計数されないように、下球皿装置50の球抜き蓋53で球排出孔51aを閉止させておくことが好ましい。そのため、下球皿装置50に球排出孔51aが閉止状態であるか否かを検出する開閉検出センサ(図示せず)を設け、開閉検出センサにより球排出孔51aが閉止状態である状態が検出された場合に限り、磁気カードの挿入、抜去、書き込みや、パチンコ機PMによる遊技等を許可する制御を行うようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、上球皿装置40と下球皿装置50とを有したパチンコ機を例にして示したが、これに限られるものではなく、一体型の一つの球皿を有したパチンコ機についても本発明を適用できることは無論である。
さらに、上述の実施形態において、計数装置80に計数された遊技球の数を磁気カードライタ95により磁気カードに書き込んで出力しているが、これに限られるものではなく、ICカードライタを用いてICカードに書き込むようにしてもよく、プリンターを用いて紙等に印刷するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、パチンコ機PMに球貸し出し装置を設け、計数装置80に計数された遊技球の数を上限として、球貸し出し装置により遊技球を貸し出して再び遊技を行うことができるようにしてもよい。このようにすれば、遊技球の計数時に端数が計数されてしまっても、球貸し出し装置により端数分だけ遊技球を貸し出して再び遊技を行うことができ、遊技点の景品交換数に合わせた端数の遊技球の有効利用を図ることができる。
さらに、上述の実施形態において、箱状の球排出ガイド部材71からなる排出球ガイド装置70が幕板25に設けられているが、このような形態に限られるものではない。例えば、図7に示すように、幕板25に排出空間181を形成し、この排出空間181に対し下球皿部51の球排出孔から排出された遊技球を受容してパチンコ機の背面側に導く排出球ガイド装置180を着脱自在に取り付けるとともに、排出球ガイド装置180を取り外したときには排出空間181を閉塞部材(図示せず)で塞ぐようにしてもよい。
また、図8に示すように、幕板25に排出空間191を形成し、下球皿部51の球排出孔から排出された遊技球を受容し排出空間191に通過させてパチンコ機の背面側に導く球排出位置と、排出空間191を前面側から塞ぐ閉塞位置とに前後へスライド移動可能な排出球ガイド装置190を幕板25に取り付けるようにしてもよい。さらに、図9に示すように、球排出位置と閉塞位置との間を上下に揺動可能な排出球ガイド装置195を幕板25に取り付けるようにしてもよく、図10に示すように、球排出位置と閉塞位置との間を左右に揺動可能な排出球ガイド装置196を幕板25に取り付けるようにしてもよい。
また、図11に示すように、幕板205を、前枠30より下面側における外枠30の前面を覆う閉塞位置と、閉塞位置から前方に移動した開放位置とに前後へスライド移動可能に構成し、このような幕板205の後面に、幕板205が開放位置に位置したときに下球皿部51の球排出孔から排出された遊技球を受容してパチンコ機の背面側に導く排出球ガイド装置200を取り付けるようにしてもよい。さらに、図12に示すように、幕板215を閉塞位置と開放位置との間で前後へ揺動可能に構成し、このような幕板215の後面に、幕板215が前方に揺動して開放位置に位置したときに下球皿部51の球排出孔から排出された遊技球を受容してパチンコ機の背面側に導く排出球ガイド装置210を取り付けるようにしてもよい。
また、図13に示すように、幕板25の前面側に下球皿部51の球排出孔から排出された遊技球を受容してパチンコ機の背面側に導く排出球ガイド装置220を設け、この排出球ガイド装置220に、排出球ガイド装置220で受容された遊技球を、パチンコ機の背面側に導く(図13の二点鎖線を参照)か、球排出装置220の底部開口221からパチンコ機の前面側へ下方に排出させるか(図13の実線を参照)を切り替える排出切り替え装置225を設けるようにしてもよい。
本発明に係るパチンコ機(弾球遊技機)を有して構成される遊技島構造を示す正面図である。 上記遊技島構造の背面図である。 上記遊技島構造の側面図である。 上記パチンコ機の下部を示す正面図である。 球排出ガイド部材を取り付けた状態の上記パチンコ機の下部を図4の矢印V−Vに沿って示す断面図である。 計数装置の電気的接続を示すブロック図である。 排出球ガイド装置の第1の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第2の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第3の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第4の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第5の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第6の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。 排出球ガイド装置の第7の変形例を示す右側面図(部分断面図)である。
符号の説明
PM パチンコ機(弾球遊技機)
PA 遊技領域
20 外枠
25 幕板(幕板部)
30 前枠
38 入賞具(入賞装置)
40 上球皿装置(球皿)
50 下球皿装置(球皿)
51 下球皿部
51a 球排出孔
53 球抜き蓋
53a 操作レバー
70 球排出ガイド装置
71 球排出ガイド部材
80 計数装置
81 遊技球検出センサ
82 制御部
90 表示装置
180 排出球ガイド装置(第1の変形例)
190 排出球ガイド装置(第2の変形例)
195 排出球ガイド装置(第3の変形例)
196 排出球ガイド装置(第4の変形例)
200 排出球ガイド装置(第5の変形例)
210 排出球ガイド装置(第6の変形例)
220 排出球ガイド装置(第7の変形例)

Claims (2)

  1. 固定保持用の外枠と、前記外枠の開放空間を覆って装着される前枠と、前記前枠の前面側に入賞装置を備えて取り付けられた遊技盤と、前記前枠に取り付けられて前記遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置と、前記前枠に取り付けられて前記発射装置から発射された遊技球が前記遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を貯留する球皿とを有して構成される弾球遊技機において、
    前記外枠に前記開放空間を覆って前記前枠が装着された状態で、前記前枠より下側において前面に露出する幕板部が前記外枠に設けられており、
    前記幕板部に、前記球皿から排出された遊技球を受容するとともに遊技機の背面側に排出させるための排出球ガイド装置と、前記排出球ガイド装置により前記遊技機の背面側に排出される遊技球の数を計数する計数装置が設けられていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記計数装置により計数された遊技球の数を表示する表示装置が前記幕板部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009082346A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Citizen Sayama Co Ltd 貯留玉受皿
JP2009291235A (ja) * 2008-06-02 2009-12-17 Sophia Co Ltd 封入球式遊技機

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